JP3176771B2 - 車両の車種判別方法及びその車種判別装置 - Google Patents

車両の車種判別方法及びその車種判別装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定された領域を通過
する車両及びその車両に搭載するエンジン等(以下、
「発音体」という)から発生した音波を探知し、その車
両の車種判別方法及びそのための車種判別装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば特開平2−276000号公報に記載されるよう
なものがあった。
【0003】すなわち、発音体が発生した音波を探知し
て、任意の時刻における周波数分析を行い、これから、
その時刻における基本周波数を抽出して、周波数分析結
果の周波数を基本周波数で正規化し、レベルも数階調に
数値化して分別し、基本周波数の高調波次数(以下、
「高調波次数」という」)に対する数値化されたレベル
の区分値を羅列したもの(以下、「パターンデータ」と
いう)を求める。
【0004】この測定された音波のパターンデータ(以
下、「測定音パターンデータ」という)と、予め用意さ
れた各種の車種に対する複数個の標準パターンデータと
を比較照合し、一致しているか、最も近似した標準パタ
ーンデータに対応する車種をもって、対象とする発音体
の車種と推定するようにしていた。
【0005】図5はかかる従来の車両の車種判別装置の
ブロック図である。
【0006】この図に示すように、発音体1からの音波
はセンサ2で検出され、このセンサ2の出力は、増幅回
路3の入力に接続され、この増幅回路3の出力は、周波
数分析回路4に接続され、この周波数分析回路4の出力
は、基準化回路5及びシリンダレイト抽出回路(以下、
CR抽出回路という)6に入力され、このCR抽出回路
6の出力は基準化回路5の制御入力端子に接続され、基
準化回路5の出力はレベル解読回路7に入力され、この
レベル解読回路7の出力は、レベル比較回路9の一方の
入力端子に接続される。また、標準パターンレベル区分
データファイル8の出力は、レベル解読回路7からの出
力とは別の、レベル比較回路9の他方の入力端子に接続
される。レベル比較回路9の出力は、表示装置10に接
続される。
【0007】そこで、発音体1の出力である音波S1
は、媒体を介してセンサ2に検知される。音波S1は、
センサ2で、アナログの音響電気変換され、車両情報、
エンジン構造情報等を含んだ音響電気信号S2として増
幅回路3に入力され、増幅回路3で、不要帯域を遮断さ
れ、分析に必要なレベルにまで増幅され、検知信号S3
として、周波数分析回路4に入力される。
【0008】周波数分析回路4では、検知信号S3を周
波数分析し、任意の時刻における一つのレベル対周波数
特性データS4を求める。図6はかかる周波数分析結果
のレベル対周波数特性例を示す。
【0009】このようなレベル対周波数特性データS4
は、基準化回路5に入力されるほか、CR抽出回路6に
入力される。このCR抽出回路6では、このレベル対周
波数特性データS4の基本周波数(以下、「CR」とい
う)データS5を抽出し(図7参照)、基準化回路5の
制御入力端子に入力する。
【0010】この基準化回路5では、レベル対周波数特
性データS4を正規化し、レベル対CRの高調波次数特
性データ(以下、「レベル対高調波次数特性データ」と
いう)S6としてレベル解読回路7に入力する。
【0011】このレベル解読回路7は、レベル対高調波
次数特性データS6の各次数のレベルを、予め規定され
た条件より、数階調の数値的なレベル区分データに変換
して測定音パターンレベル区分データS7として、レベ
ル比較回路9の一方の入力端子に出力する。
【0012】一方、このレベル比較回路9の他方の入力
端子には、標準パターンレベル区分データファイル8が
接続され、その標準パターンレベル区分データS8が出
力される。
【0013】そこで、レベル比較回路9では、測定音パ
ターンレベル区分データS7と、標準パターンレベル区
分データS8とが比較照合され、その比較結果が、比較
データS9として表示装置10に表示される。
【0014】そして、測定音パターンレベル区分データ
S7と一致しているか、最も近似している標準パターン
レベル区分データS8を選出し、この標準パターンレベ
ル区分データS8に対応する車種をもって、対象となる
発音体の車種と推定するようにしていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音波の
伝搬状態の変動、雑音等により、測定音パターンレベル
区分データのレベル区分値も変動する。
【0016】したがって、上記の従来の方法では、測定
音パターンレベル区分データと標準パターンレベル区分
データとの比較照合が難しく、判別できないか、判別で
きても、誤判別率を無視できない場合があって、自動判
別化のネックとなっていた。
【0017】本発明は、以上述べた、照合の難しさの軽
減と、判別不能率・誤判別率を低減するため、 (a)一つの測定音パターンデータと、複数の標準パタ
ーンデータのそれぞれのレベル区分値の差の絶対値(以
下、「レベル差」という)を抽出する。
【0018】(b)標準パターンデータには、車種別
と、エンジン構造別とをファイルに登録する。
【0019】(c)一つの測定音パターンデータに対
し、複数の車種別標準パターンデータと、複数のエンジ
ン構造別標準パターンデータとの2面から、レベル差の
小さい標準パターンデータに対応する車種及びエンジン
構造をもって、発音体の車種及びその車種に搭載するエ
ンジン構造を推定する。
【0020】(d)一つの発音体について、時刻の異な
る複数の測定音パターンデータに対し、車種及びエンジ
ン構造を推定する。
【0021】上記のように、総合的な車種の判別を行な
うことにより、車種判別の確率を高め、信頼性の高い自
動判別が可能な車両の車種判別方法及びその車種判別装
置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔A〕特定された領域を通過する車両の発音体から発生
する音波を探知し、発音体の車種を判別する方法におい
て、所定時刻における一つの測定音パターンデータと、
標準パターンデータのそれぞれのレベル区分値の差の絶
対値を求め、それぞれの時刻における測定音パターンデ
ータと標準パターンデータのそれぞれのレベル区分値の
の絶対値の総和を求め、該総和を測定音パターンデー
タの測定個数で除算して平均値を求め、該平均値に一致
するか、最も近い値を示す標準パターンデータに基づい
て車両の車種を判別するようにしたものである。
【0023】また、前記標準パターンデータは、車種別
標準パターンデータ及びエンジン構造別標準パターンデ
ータからなり、総合的な車種の判別を行なうようにした
ものである。
【0024】〔B〕特定された領域を通過する車両の発
音体から発生する音波を探知し、発音体の車種を判別す
る装置において、測定音パターンデータを出力するレベ
ル解読回路と、標準パターンデータを出力する標準パタ
ーンデータファイルと、前記測定音パターンデータと標
準パターンデータとを数値的に比較照合し、所定時刻に
おける一つの測定音パターンデータと、標準パターンデ
ータのそれぞれのレベル区分値の差の絶対値を求めるレ
ベル差抽出回路と、該抽出された多数のレベル差データ
を一時記憶するレベル差データメモリと、一時記憶され
た多数のレベル差データから、測定音パターンデータご
とに、発音体の車種を判別する判別回路とを設けるよう
にしたものである。
【0025】また、前記標準パターンデータファイルか
らは車種別標準パターンデータ及びエンジン構造別標準
パターンデータを出力し、それぞれ前記測定音パターン
データと照合するようにしたものである。
【0026】
【作用】本発明によれば、特定された領域を通過する車
両の発音体から発生する音波を探知し、発音体の車種を
判別する方法において、所定時刻における一つの測定音
パターンデータと、標準パターンデータのそれぞれのレ
ベル区分値の差の絶対値を求め、それぞれの時刻におけ
る測定音パターンデータと標準パターンデータのそれぞ
れのレベル区分値の差の測定音パターンデータの絶対値
の総和を求め、該総和を測定音パターンデータの測定個
数で除算して平均値を求め、該平均値に一致するか、最
も近い値を示す標準パターンデータに基づいて車両の車
種を判別するようにしたので、車種判別の確率が向上
し、信頼性の高い自動判別を行なうことができる。
【0027】特に、一つの測定音パターンデータに対
し、車種別標準パターンデータと、エンジン構造別標準
パターンデータとの2面から、パターンデータのレベル
差を抽出することにより、より正確な車種の判別を行な
うことができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
【0029】図1は本発明の実施例を示す車両の車種判
別装置のブロック図である。
【0030】図1に示すように、発音体11からの音波
S11はセンサ12で検出され、このセンサ12の出力
信号S12は、増幅回路13に接続され、この増幅回路
13から出力される検出信号S13は、周波数分析回路
14に接続され、この周波数分析回路14から出力され
る検出信号S14は、CR抽出回路15及び基準化回路
16に接続され、このCR抽出回路15からのCRデー
タS15は、基準化回路16の制御入力端子に接続さ
れ、基準化回路16からの出力データS16は、レベル
解読回路17に接続され、このレベル解読回路17の出
力は、レベル差抽出回路20の一つの入力端子に接続さ
れ、このレベル差抽出回路20の他の入力端子には、標
準パターンレベル区分データファイル19からの標準パ
ターンレベル区分データS19が入力される。
【0031】レベル差抽出回路20の出力は、レベル差
データ・メモリ21に接続され、レベル差データ・メモ
リ21の出力は、判別回路22に接続され、判別回路2
2の出力は、表示装置23に接続される。
【0032】更に、同期信号発生回路18の出力は、周
波数分析回路14、標準パターンレベル区分データファ
イル19及びレベル差データ・メモリ21のそれぞれの
制御入力端子に接続され、標準パターンレベル区分デー
タファイル19の出力は、レベル解読回路17の出力と
は別の、レベル差抽出回路20に接続される。
【0033】そこで、発音体11の出力である音波S1
1が、媒体を介してセンサ12に検知され、測定音パタ
ーンレベル区分データS17が作られるまでは、基本的
には、従来技術における装置と異ならないが、従来技術
における装置での車種判別は、任意の時刻における一つ
のパターンデータを対象とするのに対して、本発明にお
いては、任意の時刻における複数の測定音パターンデー
タを対象とする。
【0034】図2は周波数分析結果のレベル対周波数及
び時刻特性例を示し、図3は周波数分析結果のレベル区
分対高調波次数及び時刻特性例を示し、図3(a)は、
レベル区分を線の太さで表現した場合、図3(b)は、
レベル区分を数値化した区分値で表現した場合の例を示
している。
【0035】本発明では、図3(b)に示すように、数
値化した区分値を用いる。
【0036】図1において、測定音パターンレベル区分
データS17は、レベル差抽出回路20で、標準パター
ンレベル区分データファイル19に格納されているすべ
ての標準パターンレベル区分データS19と比較照合し
て、両パターンレベル区分データの違いを数値的に表現
した相違度(以下、「レベル差」という)を抽出し、こ
のレベル差データS20を一旦、レベル差データメモリ
21に格納する。判別回路22は、レベル差データメモ
リ21に格納されたレベル差データS20の中から、車
種別及びエンジン構造別に、レベル差の小さいレベル差
データS21を選出し、このレベル差データS21の比
較照合の対象となった車種及びエンジン構造から、対象
となる発音体の車種を総合的に推定し判別する。その判
別結果は、判別データS22として、表示装置23に入
力され、表示される。
【0037】測定音パターンレベル区分データS17と
標準パターンレベル区分データS19との比較照合手順
要領及び判別要領は、次の通りである。
【0038】(a)一つの測定音パターンレベル区分デ
ータS17に、一つの標準パターンレベル区分データS
19を対応させ、高調波次数ごとに、比較照合の対象と
した高調波次数のすべて(i=1〜n)について、測定
音パターンレベル区分データS17のレベル区分値Ni
と標準パターンレベル区分データS19のレベル区分値
i との差の絶対値Di を求める。
【0039】 Di =|Ni − Pi | … (1) (b)比較照合の対象とした高調波次数のすべてのレベ
ル差の合計値Sj を求める。
【0040】
【数1】
【0041】(c)一つの車種について、m個の測定音
パターンレベル区分データS17についても、(a)〜
(b)を繰り返し、m個の測定音パターンレベル区分デ
ータ17のレベル差の平均AVを求める。
【0042】このようなレベル差の平均AVを、測定音
パターンレベル区分データS17と標準パターンレベル
区分データS19とのレベル差とする。
【0043】
【数2】
【0044】(d)全ての車種別及びエンジン構造別標
準パターンレベル区分データS19について、(a)〜
(c)を繰り返す。
【0045】(e)車種別及びエンジン構造別標準パタ
ーンレベル区分データS19をそれぞれについて、レベ
ル差の平均AVの小さい標準パターンレベル区分データ
S19が代表する車種及びエンジン構造から対象とする
発音体を総合的に判別する。
【0046】図4に本発明の実施例を示すレベル差抽出
手順例を示す。
【0047】(1)まず、同期信号発生回路18からの
同期信号S18に基づき、時刻t1における高調波次数
毎の測定音パターンデータ(ここでは、単に測定データ
という)を得る。
【0048】(2)それと比較する高調波次数毎の標準
パターンデータを得る。
【0049】(3)その高調波次数毎の測定データと標
準パターンデータとの差を得る。
【0050】(4)その差の総和(例えば、「7」)を
求める。
【0051】(5)次に、同期信号発生回路18からの
同期信号S18に基づき、時刻t2における高調波次数
毎の測定データを得る。
【0052】(6)それと比較する高調波次数毎の標準
パターンデータを得る。
【0053】(7)その高調波次数毎の測定データと標
準パターンデータとの差を求める。
【0054】(8)その差の総和(例えば、「5」)を
求める。
【0055】…… (m)次に、同期信号発生回路18からの同期信号S1
8に基づき、時刻tm〔m個(最後の)測定音パター
ン〕における高調波次数毎の測定データを得る。
【0056】(m+1)それと比較する高調波次数毎の
標準パターンデータを得る。
【0057】(m+2)その高調波次数毎の測定データ
と標準パターンデータとの差を求める。
【0058】(m+3)その差の総和(合計値)を求め
る。
【0059】(m+4)比較照合の対象とした高調波次
数のすべてのレベル差の合計値Sj(例えば、「5
4」)を求める。
【0060】(m+5)その合計値Sj をmで割算して
平均AV(例えば、「4.2」)を求める。
【0061】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0062】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、特定された領域を通過する車両の発音体から発
生する音波を探知し、発音体の車種を判別する方法にお
いて、所定時刻における一つの測定音パターンデータ
と、標準パターンデータのそれぞれのレベル区分値の差
の絶対値を求め、それぞれの時刻における測定音パター
ンデータと標準パターンデータのそれぞれのレベル区分
値の差の絶対値の総和を求め、該総和を測定音パターン
データの測定個数で除算して平均値を求め、該平均値に
一致するか、最も近い値を示す標準パターンデータに基
づいて車両の車種を判別するようにしたので、車種判別
の確率が向上し、信頼性の高い自動判別を行なうことが
できる。
【0063】特に、一つの測定音パターンデータに対
し、車種別標準パターンデータと、エンジン構造別標準
パターンデータとの2面から、パターンデータのレベル
差を抽出することにより、より正確な車種の判別を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す車両の車種判別装置のブ
ロック図である。
【図2】周波数分析結果のレベル対周波数及び時刻特性
例を示す図である。
【図3】周波数分析結果のレベル区分対高調波次数及び
時刻特性例を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示すレベル差抽出手順例を示
す図である。
【図5】従来の車両の車種判別装置のブロック図であ
る。
【図6】周波数分析結果のレベル対周波数特性例を示す
図である。
【図7】CRデータを示す図である。
【符号の説明】
11 発音体 12 センサ 13 増幅回路 14 周波数分析回路 15 CR抽出回路 16 基準化回路 17 レベル解読回路 18 同期信号発生回路 19 標準パターンレベル区分データファイル 20 レベル差抽出回路 21 レベル差データ・メモリ 22 判別回路 23 表示装置 S11 音波 S12 出力信号 S13,S14 検出信号 S15 CRデータ S16 出力データ S17 測定音パターンレベル区分データ S18 同期信号 S19 標準パターンレベル区分データ S20、S21 レベル差データ S22 判別データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 3/08 G01H 17/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定された領域を通過する車両の発音体
    から発生する音波を探知し、発音体の車種を判別する方
    法において、 (a)所定時刻における一つの測定音パターンデータ
    と、標準パターンデータのそれぞれのレベル区分値の差
    の絶対値を求め、 (b)それぞれの時刻における測定音パターンデータと
    標準パターンデータのそれぞれのレベル区分値の差の絶
    対値の総和を求め、 (c)該総和を測定音パターンデータの測定個数で除算
    して平均値を求め、 (d)該平均値に一致するか、最も近い値を示す標準パ
    ターンデータに基づいて車両の車種を判別することを特
    徴とする車両の車種判別方法。
  2. 【請求項2】 前記標準パターンデータは、車種別標準
    パターンデータ及びエンジン構造別標準パターンデータ
    からなり、総合的な車種の判別を行なうことを特徴とす
    る請求項1記載の車両の車種判別方法。
  3. 【請求項3】 特定された領域を通過する車両の発音体
    から発生する音波を探知し、発音体の車種を判別する装
    置において、 (a)測定音パターンデータを出力するレベル解読回路
    と、 (b)標準パターンデータを出力する標準パターンデー
    タファイルと、 (c)前記測定音パターンデータと標準パターンデータ
    とを数値的に比較照合し、所定時刻における一つの測定
    音パターンデータと、標準パターンデータのそれぞれの
    レベル区分値の差の絶対値を求めるレベル差抽出回路
    と、 (d)該抽出された多数のレベル差データを一時記憶す
    るレベル差データメモリと、 (e)一時記憶された多数のレベル差データから、測定
    音パターンデータごとに、発音体の車種を判別する判別
    回路とを具備することを特徴とする車両の車種判別装
    置。
  4. 【請求項4】 前記標準パターンデータファイルからは
    車種別標準パターンデータ及びエンジン構造別標準パタ
    ーンデータを出力し、それぞれ前記測定音パターンデー
    タと照合することを特徴とする請求項3記載の車両の車
    種判別装置。
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