JPH0719811Y2 - プリンタにおけるインクリボンシフト機構 - Google Patents

プリンタにおけるインクリボンシフト機構

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JPH0719811Y2
JPH0719811Y2 JP13809588U JP13809588U JPH0719811Y2 JP H0719811 Y2 JPH0719811 Y2 JP H0719811Y2 JP 13809588 U JP13809588 U JP 13809588U JP 13809588 U JP13809588 U JP 13809588U JP H0719811 Y2 JPH0719811 Y2 JP H0719811Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、多色印字が可能なプリンタにおけるインク
リボンシフト機構に関する。
〔従来の技術〕
多色印字プリンタにおいては、幅方向に複数段に色分け
したインクリボンを用いているので、印字色の変更のた
めにインクリボンを印字ヘッドに対してリボン幅方向に
シフトする必要があり、そのシフト機構の一例として実
開昭61-170561号公報で開示された構造が知られてい
る。
この公知のインクリボンシフト機構は、印字ヘッドを備
えて横移動するキャリッジにリボンガイドをリボン幅方
向にシフト可能に支持するとともに、インクリボンを巻
回収容したリボンカセットを、後部横軸心を中心に揺動
自在なカセットホルダに装着し、このカセットホルダを
駆動機構によって揺動駆動してホルダ前部を上下動させ
ることでインクリボンを幅方向にシフトさせ、かつ、カ
セットホルダの前部に横架支持したガイド棒に上記リボ
ンガイドを係合支持して、カセットホルダの上下動に伴
うガイド棒の上下変位によってキャリッジ上のリボンガ
イドをリボン幅方向にシフトする構造となっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記公知構造においては、モータなどの駆動力をリボン
カセットに伝えて当該カセットを傾斜させ、その動きを
ガイド棒に伝えて当該ガイド棒を上下動させるようにし
ていたために、リボンカセット側にモータの駆動力を受
けて傾動する機構が必要であった。よって、リボンカセ
ットを保持する大型のカセットホルダおよび前記機構を
プリンタ本体内に取り付けるための大きい占有スペース
を必要とし、他の機構の設置に制約を与えることになっ
て、設計上の自由度を狭める一因となっていた。
本考案は、リボンカセットの揺動及びリボンカセットの
シフトを合理的に行うことでカセットホルダを廃止して
装置のコンパクト化及び設計上の自由度の拡大を図るこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案においては、印字ヘッ
ドを搭載して横移動するキャリッジに、リボンガイドを
リボン幅方向にシフト可能に支持するとともに、リボン
ガイドをキャリッジ移動方向に沿ってスライド可能に係
合案内するガイドレールを横架し、このガイドレールを
リボン幅方向に沿って直線運動するラックによってリボ
ンガイドのシフト方向に位置変更可能に構成し、かつ、
このガイドレールに連接したラックを、プリンタ本体に
横軸心周りにその後部を揺動自在に枢支したリボンカセ
ットの前端側に係合し、ラックの直線運動に伴って、ガ
イドレールを介してリボンガイドをキャリッジに対して
直交シフトさせるとともに、リボンカセットの前部を直
交シフトさせるように構成した。
〔作用〕
上記構成によると、ガイドレールをラックによって位置
変更することで、これに係合支持したリボンガイドがキ
ャリッジに対してリボン幅方向にシフトされるととも
に、プリンタ本体に直接揺動自在に装着したリボンカセ
ットの前部がリボンガイドと同方向に揺動される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図ないし第4図に本考案にかかるインクリボン
シフト機構の一実施例を示す。
第2図は印字部の平面を、また、第3図はその側面をそ
れぞれ示している。印字ヘッド1を前部に備えたキャリ
ッジ2はプラテン3と平行に左右水平に支架された前後
一対のガイド軸4,4に沿って横移動可能に支持されてい
る。キャリッジ2前部の左右には前後一対ずつのガイド
ピン5,6が立設され、これにリボンガイド7が上下スラ
イド自在に差し込み装着されている。さらに、キャリッ
ジ2においてリボンガイド7の前端左右に立設したガイ
ドピン8,8にリボンホルダ9が差し込み装着され、幅方
向複数段に色分けされたインクリボン10が印字ヘッド1
のノーズ部1aの前面を走行するようリボンホルダ9に案
内支持されている。
インクリボン10は、第1図に示すようにリボンカセット
11の左右から前方に延出したリボン導出アーム11a,11a
の前端開口11b,11bにわたって外部に露出するようカセ
ット内に巻回収容されており、適時新しいリボン部分が
開口11b,11b間に導出される。このリボン導出アーム11a
は図において一方しか表していない。
そして、前記リボンガイド7からは左右一対の脚7a,7a
が下方に向けて延出され、その下端がガイド軸4に沿っ
て横架したガイドレール12に左右スライド自在に係合支
持されている。このガイドレール12の左右端にはそれぞ
れラック13,13が固定されており、各ラック13に形成し
た上下長孔14にプリンタ本体側に固定されたガイドピン
15が係入されるとともに、各ラック13の上端に設けられ
た係合ピン(係合部材)16がプリンタ本体側に形成され
た上下長孔17に貫通支持され、もって、左右のラック1
3,13が上下方向にのみ移動可能に支持されている。
そして、各ラック13の一側辺にはギヤ18が形成されると
ともに、これに噛合するピニオンギヤ19が設けられ、一
方のピニオンギヤ19がギヤ20,21を介してモータ22の出
力ギヤ23に噛合連動されており、モータ22の正逆転によ
って左右のラック13,13を同期して上下駆動することで
ガイドレール12を上下させて、リボンガイド7をキャリ
ッジ2に対して上下シフトするようになっている。この
リボンガイド7の上下シフトによってインクリボン10が
印字ヘッド1のノーズ部1aに対して上下方向つまり幅方
向にシフトされることになる。
また、各ラック13の上端に備えた係合ピン16はリボンカ
セット11の前端下部に形成した係合凹部24に係入される
とともに、リボンカセット11はその後部に形成した係合
部25をプリンタ本体に固設してある横軸支点ピン26に上
方より着脱可能に係合支持されている。即ち、左右のラ
ック13,13の上下駆動により、上記ガイドレール12の上
下動とともに、リボンカセット11の前端が後端の支点ピ
ン26の横軸心Xを中心に上下に係合揺動されるようにな
っている。このようにリボンカセット11についてインク
リボン10とともに上下シフトさせるのは、インクリボン
10のみを上下シフトさせたときに起こりうるリボンカセ
ット11の開口11bでのインクリボン10の詰まりを防ぐた
めである。
次に、上記構成によるシフト動作を第4図を参照して説
明する。
まず、モータ22を駆動してその出力ギヤ23に噛合されて
いるギヤ21を第4図において反時計方向に回転させる
と、ギヤ20およびピニオン19が時計方向に回転駆動さ
れ、ラック13,13が上昇させられ、リボンカセット11が
第4図の実線で示すように上昇させられ、それと同時に
ガイドレール12およびリボンホルダ9を介してインクリ
ボン10が幅方向上側にシフトされる。
一方、ギヤ21を反時計方向に回転させると、ピニオン20
が時計方向に回転駆動され、もって、ラック13,13が下
降させられ、第4図の二点鎖線で示すようにリボンカセ
ット11の前端が下降させられると同時にインクリボン10
の幅方向下側へのシフトがなされる。
なお、リボンカセット11の後部を横軸心X周りに揺動自
在に支持する構造として、上記実施例とは逆に、リボン
カセット側に回動ピンを突設し、プリンタ本体側にこの
回動ピンを係入する係合凹部を設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案においては、ラックを用い
てガイドレールを昇降駆動することでリボンガイドとリ
ボンカセット前部のシフトを行うように構成したから、
従来構造のように大型のカセットホルダを揺動自在にプ
リンタ本体内に組み込む必要がなくなり、それによって
インクリボンシフト機構の小型化が可能となった。ま
た、カセットホルダ設置用の占有スペースの確保によっ
て他機構の設置に制約を及ぼすようなこともなくなり、
設計上の自由度を拡大する上にも有効となった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例にかかり、第1
図はプリンタにおけるインクリボンシフト機構の要部を
示す斜視図、第2図は要部の平面図、第3図はその側面
図、第4図は駆動手段の側面図である。 1…印字ヘッド、2…キャリッジ、7…リボンガイド、
10…インクリボン、11…リボンカセット、12…ガイドレ
ール、13…ラック、X…横軸心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドを搭載して横移動するキャリッ
    ジに、リボンガイドをリボン幅方向にシフト可能に支持
    するとともに、リボンガイドをキャリッジ移動方向に沿
    ってスライド可能に係合案内するガイドレールを横架
    し、このガイドレールをリボン幅方向に沿って直線運動
    するラックによってリボンガイドのシフト方向に位置変
    更可能に構成し、かつ、このガイドレールに連接したラ
    ックを、プリンタ本体に横軸心周りにその後部を揺動自
    在に枢支したリボンカセットの前端側に係合し、ラック
    の直線運動に伴って、ガイドレールを介してリボンガイ
    ドをキャリッジに対して直交シフトさせるとともに、リ
    ボンカセットの前部を直交シフトさせるように構成した
    ことを特徴とするプリンタにおけるインクリボンシフト
    機構。
JP13809588U 1988-10-21 1988-10-21 プリンタにおけるインクリボンシフト機構 Expired - Lifetime JPH0719811Y2 (ja)

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JP13809588U JPH0719811Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 プリンタにおけるインクリボンシフト機構

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Publication Number Publication Date
JPH0259961U JPH0259961U (ja) 1990-05-01
JPH0719811Y2 true JPH0719811Y2 (ja) 1995-05-10

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ID=31400115

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JP13809588U Expired - Lifetime JPH0719811Y2 (ja) 1988-10-21 1988-10-21 プリンタにおけるインクリボンシフト機構

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