JPH0719805A - 棒の端面の直角度を測定するための方法および装置 - Google Patents

棒の端面の直角度を測定するための方法および装置

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JPH0719805A
JPH0719805A JP6075581A JP7558194A JPH0719805A JP H0719805 A JPH0719805 A JP H0719805A JP 6075581 A JP6075581 A JP 6075581A JP 7558194 A JP7558194 A JP 7558194A JP H0719805 A JPH0719805 A JP H0719805A
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JP6075581A
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English (en)
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David G Smith
デビット・グレイ・スミス
Kurt D Ellis
カート・ダグラス・エリス
Jr Harold B King
ハロルド・ブレックリイ・キング,ジュニア
David K Underwood
デビット・ケント・アンダーウッド
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C21/00Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of reactors or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 棒を回転させる必要なしに長手方向の中心軸
に対する棒の端面の直角度を測定するための方法および
装置を提供する。 【構成】 棒10の中心軸に対して実質的に垂直に取付
けられた平らな板26を含んでいる。 【効果】 本発明の方法に従えば、この板26を棒10
の端面に接触させて配置し、そして棒10の端面に接触
した板の傾斜角を測定することにより、棒10の端面の
直角度が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は測定装置に関するものであって、
更に詳しく言えば、原子炉の炉心において使用すべき燃
料棒のごとき棒の端面の直角度を測定するための装置に
関する。
【0002】
【発明の背景】沸騰水型原子炉(BWR)のごとき原子
炉においては、複数の細長い燃料棒を横方向に沿って互
いに離隔した状態で配置することによって燃料バンドル
が形成される。通例、かかる燃料棒は柱状に堆積された
核燃料ペレットを内部に収容した円筒形の管から成って
いる。各々の管の末端には中実の円柱状端栓(または末
端キャップ)が(たとえば溶接により)固定状態で接合
され、それによって密閉部材が形成されている。
【0003】通例、複数の燃料棒は正方形の配列状態
(たとえば、8×8の正方形配列状態)を成して配置さ
れている。この場合、個々の燃料棒はそれらの両端に配
置された上部タイプレートおよび下部タイプレートによ
って互いに離隔した状態に保持されており、また両タイ
プレート間には複数のスペーサグリッドが縦方向に沿っ
て互いに離隔しながら配置されている。これらのタイプ
レートおよびスペーサグリッドは、それぞれの燃料棒を
受入れて隣接する燃料棒間の横方向間隔を維持するため
に役立つ個々のセルを有している。
【0004】各々の燃料棒を製造するためには、管材を
適当な長さに切断することによって2つの端面が形成さ
れる。次いで、常法に従って各々の管に核燃料ペレット
が装填される。次に、管と同じ外径を有する末端キャッ
プが管のそれぞれの端部に装着され、そして溶接され
る。かかる末端キャップを管そのものと正しく整列させ
るためには、管および末端キャップの合せ面のいずれも
が実質的に「直角」でなければならない。すなわち、そ
れぞれの合せ面が管の長手方向の中心軸に対して実質的
に垂直に配置されていなければならないのである。もし
末端キャップが管の端面に対して直角に取付けられてお
らず、従ってそれの延長線上に存在していなければ、末
端キャップは管の中心軸に対して傾斜している。その結
果、末端キャップの一部は管そのものの外径から半径方
向に沿って外方に突出することになる。こうして生じた
末端キャップと管そのものとの不整列状態は、完成した
燃料棒を燃料バンドルとして組立てる際の精度に影響を
及ぼす。末端キャップの不整列状態が甚だしければ、燃
料バンドルの適正な組立てが妨げられることにもなる。
【0005】それ故、製造プロセス中においては、各々
の管の端面の直角度を測定することにより、それの直角
度が許容差の範囲内にあるかどうかを判定するのが通例
である。もしそうでなければ、所要の直角度許容差を満
足するように管の端面を再び機械加工しなければならな
い。管の端面の直角度に関する通常の指標の1つは、全
ゲージ振れ(TIR)と呼ばれるものである。このTI
Rを求めるためには、通常のダイヤルゲージが管の端面
に隣接して設置される。その場合、ダイヤルゲージの触
針は管の端面に接触しながら管の中心軸とほぼ平行にな
るように配置される。次いで、通常のジグを用いて管を
それの中心軸の回りに回転させながらダイヤルゲージを
読むことにより、最小点と最大点との間における管の端
面の軸方向位置の最大差が測定される。この差がTIR
の読みである。
【0006】各々の燃料棒は約4mの長さおよび約12
mmの外径を有するから、燃料棒用の管全体をそれの中
心軸の回りに回転させる際には、管そのものの損傷やそ
れの外面上における不要のかき傷を防止するために特殊
な設備が必要となる。更にまた、管を回転させる際にダ
イヤルゲージの触針は必然的に管の端面を摩擦する。こ
れは触針の摩耗をもたらすと共に、管の端面を傷つける
可能性もある。
【0007】
【発明の概要】本発明に従えば、棒を回転させる必要な
しに長手方向の中心軸に対する棒の端面の直角度を測定
するための方法および装置が提供される。本発明の装置
は、棒の中心軸に対して実質的に垂直に取付けられた平
らな板を含んでいる。本発明の方法に従えば、この板を
棒の端面に接触させて配置し、そして棒の端面に接触し
た板の傾斜角を測定することにより、棒の端面の直角度
が求められる。
【0008】以下の詳細な説明においては、本発明の好
適な実施の態様並びに追加の目的および利点が添付の図
面に関連して一層詳しく記載される。
【0009】
【好適な実施の態様の説明】先ず図1を見ると、通例は
円筒形の管から成りかつ長手方向の中心軸12および1
対の環状端面14を有する細長い燃料棒10が略示され
ている。かかる燃料棒10は、たとえば、端面14の間
において測定して約4mの長さLおよび約12mmの外
径Do を有している。通常のごとく、燃料棒10は垂直
方向に沿って互いに堆積されて燃料棒10を実質的に満
たす複数の円柱状核燃料ペレット(図示せず)を含んで
いる。それぞれの端面14には、通常のごとき1対の端
栓または末端キャップ16が(たとえば、通常の溶接に
より)固定状態で接合されている。各々の末端キャップ
16は、燃料棒10と同じ外径を有する中実の円柱状部
材である。燃料棒10に接合された場合、各々の末端キ
ャップ16は燃料棒10の延長線上に配置され、そして
中心軸12に対して望ましくない傾斜を生じることなし
に燃料棒10および末端キャップ16の全長にわたって
共通の円柱状外面を形成していることが好ましい。
【0010】末端キャップ16は、常法に従い、好まし
くはそれの中心軸に対して実質的に垂直に配置された直
角の環状合せ面16aを有するように機械加工されてい
る。次の図2には、直角の端面14s(すなわち、任意
適宜の方法によって測定した場合に中心軸12に対して
実質的に90°の角を成して配置された端面14s)を
有する第1の燃料棒10sが示されている。このような
場合には、末端キャップ16が中心軸12に関して同軸
状態になるようにして直角の端面14sに接合されれ
ば、末端キャップ16は中心軸12に対して傾斜しな
い。その結果、図2に示されるごとく、燃料棒10の外
面および(鎖線で示された)末端キャップ16の外面は
互いに整列し、かつ中心軸12に対して平行になる。
【0011】通例、各々の燃料棒10は長尺の管材から
所定の寸法に切断もしくは機械加工される。それ故、端
面の直角度を測定することにより、それが製造上の許容
差の範囲内にあるかどうかを判定するのが通例である。
次の図3には、測定すべき燃料棒の一例として第2の燃
料棒10mが示されている。この場合の燃料棒10m
は、中心軸12に対して直角でない端面14mを有して
いる。すなわち、垂線に対する傾斜角Tによって表わさ
れるごとく、端面14mは中心軸12に対して傾斜して
いる。なお、図示の都合上、図3中における傾斜角Tは
著しく誇張されている。図3に示された端面14の直角
度を常法に従って測定するため、従来のダイヤルゲージ
18が端面14mに隣接して支持され、そしてそれの触
針20が端面14mに接触して配置されている。矢印2
2によって表わされるごとく、常法に従って燃料棒10
mを中心軸12の回りに回転させると、傾斜した端面1
4mの回転に応じて触針20はダイヤルゲージ18に対
して伸縮する。ダイヤルゲージ18によって測定される
最大直線変位と最小直線変位との差が符号Rによって表
わされる全ゲージ振れ(TIR)を意味する。従って、
全ゲージ振れRは傾斜角Tに正比例する。本発明に従え
ば、傾斜角Tそのものを使用することにより、燃料棒1
0m自体を回転させることなしに端面14mの直角度が
測定される。
【0012】更に詳しく述べれば、直角の端面14sを
表わす第1の平面および被測定端面14mを表わす第2
の平面を内部に配置した三次元デカルト座標系X−Y−
Zが略示されている。平面は少なくとも3つの点によっ
て表わされるから、端面14sおよび14mを表わす2
つの平面は円周方向に沿って互いに離隔した3つの点、
1 s 、P2 s 、P3 s およびP1 m 、P2 m 、P3 m
をそれぞれ含んでいる。これらの点を表わす符号におい
て、上付き文字はそれぞれの平面を表わし、また下付き
文字はそれぞれの点を表わす。X−Y−Z座標系内にお
けるこれらの点の各々は、下付き文字1、2または3並
びに上付き文字sまたはmを有する3つの値(x,y,
z)によって表わされる。2つの平面が空間内において
成す角は、(図3に示された傾斜角Tと同等な)夾角T
の余弦を直角の端面14sの平面および被測定端面14
mの平面内における3つの点P1 、P2 、P3 の座標の
関数として表現する公知の三角方程式によって表わされ
る。本発明に従えば、傾斜角Tに基づいて端面14の直
角度を測定するための改良された方法および装置の基礎
を設定するため、0°の傾斜角Tが中心軸12に対して
垂直な端面14(すなわち、中心軸12に対して直角の
端面14)を表わし、また0°でない傾斜角Tが直角で
ない端面14を表わすように上記の三角方程式が修正さ
れる。
【0013】端面14sおよび14mを表わす2つの平
面を図4のごとくに表記した場合、(図3の傾斜角Tに
対応する)両平面間の角Tは下記の式によって表わされ
る。
【0014】
【数1】
【0015】 式中、 As =(y2 s −y1 s )(z3 s −z1 s
−(y3 s −y1 s )(z2 s −z1 s ) Bs =(x3 s −x1 s )(z2 s −z1 s )−(x2
s −x1 s )(z3 s −z1 s ) Cs =(x2 s −x1 s )(y3 s −y1 s )−(x3
s −x1 s )(y2 s −y1 s ) Am =(y2 m −y1 m )(z3 m −z1 m )−(y3
m −y1 m )(z2 m −z1 m ) Bm =(x3 m −x1 m )(z2 m −z1 m )−(x2
m −x1 m )(z3 m −z1 m ) Cm =(x2 m −x1 m )(y3 m −y1 m )−(x3
m −x1 m )(y2 m −y1 m ) 上記式中、x、yおよびzは直角の端面14sまたは被
測定端面14mの平面を規定する3つの点の測定値を表
わす。この場合、直角の端面14sの平面を規定する3
つの点の測定値に関しては、上付き文字「s」は単に識
別記号として使用されたものであって指数ではないが、
上付き文字は「2」は指数であり、また下付き文字はそ
れぞれの点を識別するためのものである。同様に、被測
定端面14mの平面を規定する3つの点の測定値に関し
ては、上付き文字「m」は単に識別記号として使用され
たものであって指数ではなく、また下付き文字はそれぞ
れの点を識別するためのものである。
【0016】式(1) を使用すれば、燃料棒10の中心軸
12に対して垂直な基準平面(すなわち、直角の端面1
4sの平面)と被測定端面14m平面との間の傾斜角T
を測定することができる。本発明の好適な実施の態様に
従えば、図2に示されるごとくに直角の端面14sを有
する第1の燃料棒10sを使用することによって基準平
面が設定される。その結果、被測定端面14mを規定す
る3つの点の座標位置を測定しさえすれば、傾斜角Tに
よって表わされるような基準平面からのずれを一層容易
かつ正確に測定することができる。この場合、式(1) は
より簡単な形に書き直すことができる。
【0017】更に詳しく述べれば、3つの所定の点にお
いてそれぞれの端面14を測定すると共に、直角の端面
14sに関する3つの点のz座標を0に較正することに
より、式(1) を下記の形に書き直すことができる。
【0018】
【数2】
【0019】 式中、 A=(x2 −x1 )(y3 −y1 )−(x3
1 )(y2 −y1 ) B=(y2 −y1 )(z3 m −z1 m )−(y3
1 )(z2 m −z1 m ) C=(x3 −x1 )(z2 m −z1 m )−(x2
1 )(z3 m −z1 m ) 式(2) 中において、それぞれの座標xおよびyに識別用
の上付き文字sまたはmが付いていないのは、下記のご
とき3個のz変位センサの位置によって表わさかつただ
1度しか測定する必要のない一定の値を有するからであ
る。また、これら3個のセンサは各々の端面14の測定
に先立って0に較正されることが好ましいから、直角の
端面14sの平面に関するz座標z1 、z2 およびz3
の各々は0であり、従って式(2) 中にはもはや不要とな
る。それ故、式(2) においては、被測定端面14m上の
3つの点の座標としてz1 m 、z2 m およびz3 m を測
定することのみが必要となる。換言すれば、式(2) は直
角の基準端面14sに対する被測定端面14mの傾斜角
Tの余弦を表わすものである。被測定端面14mそのも
のが直角であれば傾斜角Tは0°になるが、これは被測
定端面14mが直角の基準端面14sに平行であること
を表わしている。所定の直角の端面14sを基準として
被測定端面14mを測定すれば、測定装置の製造時にお
ける整列度の誤差が端面の直角度の測定精度に影響を及
ぼすことはないのである。
【0020】更に詳しく述べれば、式(2) によって表わ
されるような上記の着想を利用することにより、図5に
実施の一態様として略示されるような測定装置24を構
成することができる。かかる測定装置24は、図1に示
されたような燃料棒10の端面14の直角度を測定する
ためのものである。かかる測定装置24は、平らな板2
6と、端面14に隣接しながら燃料棒10の中心軸12
に対して実質的に垂直になるように板26を弾性的に取
付けるための取付手段とを含んでいる。また、板26を
並進させて端面14に接触させ、それによって板26を
端面14の向きに合わせて配置するための並進手段も設
けられている。更にまた、端面14に接触している板2
6の傾斜角Tを中心軸12に対して測定し、それによっ
て板26の傾斜状態で表わされる端面14の直角度を決
定するための測定手段も設けられている。
【0021】図5に示されるごとく、測定装置24の取
付手段は互いに反対側に位置する第1の端部28aおよ
び第2の端部28bを有する細長い台枠28を含んでい
て、1本の燃料棒10を実質的に水平に支持するための
好ましくは静止した棒支持台30が台枠28の第1の端
部28aに隣接して固定状態で連結されている。取付手
段はまた、好ましくは台枠28に沿って運動可能もしく
は並進可能でありかつ好ましくは台枠28の第2の端部
28bに隣接して滑動可能に連結された板支持台32を
も含んでいる。この場合、板26は燃料棒10の中心軸
12に対して実質的に垂直になるようにして板支持台3
2に取付けられている。本発明に従えば、板26は燃料
棒10の中心軸12に対して実質的に平行に並進させる
ことによって端面14に接触させられる。そのために
は、棒支持台30を板26に向かって移動させてもよい
し、あるいは板26を取付けた板支持台32を端面14
に向かって移動させてもよい。なお、図5に示された好
適な実施の態様においては、棒支持台30は台枠28に
固定状態で連結されている。他方、並進手段は板支持台
32の底面を台枠28の上面に連結する1個以上の通常
の滑り機構34を含んでいる。かかる滑り機構34は、
板支持台32ひいては板26を端面14に向かって並進
させ、それによって板26を端面14に接触させるため
に役立つ。
【0022】次の図6には、棒支持台30の一具体例が
一層詳しく示されている。かかる棒支持台30は単純な
V字形の細長い溝36を上部に有していて、その中に燃
料棒10を簡単に支持することができる。燃料棒10自
体の重量がもたらす摩擦によって溝36内における燃料
棒10の縦方向滑動が防止され、またV字形の溝形状に
よってそれの横方向運動が防止される。所望ならば、一
方のへりに丁番を付けた細長い板から成る適当なクラン
プ38を棒支持台30の上面に取付けることができる。
かかるクランプ38を開くことによって燃料棒10の挿
入および取出しを行うことができると共に、それを閉じ
ることにより溝36内の燃料棒10を圧迫してそれの運
動を防止することができる。
【0023】次の図7は、板支持台32に取付けられた
板26の端面図である。板支持台32は、常法に従い、
1対の滑り機構34によって台枠28の上面に取付けら
れている。各々の滑り機構34は、板支持台32の底面
に固定状態で取付けられた概してT字形のレールを、台
枠28の上面と一体を成して形成された相補的なT字形
の溝に嵌合したものから成っている。その結果、滑り機
構34に沿って板支持台32を手動的または自動的に並
進させ、それによって板26を端面14に接触させるこ
とができる。
【0024】図7および8に一層詳しく示されるごと
く、並進手段は近位端40aにおいて板支持台32の側
面に固定状態で取付けられた3個の保持ボルト40を含
んでいる。なお、かかるボルト40は遠位端に拡大され
た(好ましくは球状の)頭部40bを有していることが
好ましい。それぞれのボルト40を取巻くようにして3
個の圧縮ばね42が設けられている。板26は互いに反
対側に位置する前面26fおよび背面26bを有すると
共に、図7に一層詳しく示されるごとく円形の中心部2
6cを前面26f上に有している。かかる中心部26c
は、図8に一層詳しく示されるごとく、端面14sに接
触するために役立つ。
【0025】板26はまた、中心部26cを取巻きなが
ら円周方向に沿って互いに離隔した3個の貫通穴44を
も有している。かかる貫通穴44を通して3個のボルト
40がそれぞれ配置されていると共に板支持台32と板
26の背面26bとの間にそれぞれのばね42が圧縮状
態で配置され、それによって板26が縦方向にそって板
支持台32から離隔した状態に保持されている。ボルト
40の頭部40bが板26の前面26fに接触すること
により、板26がボルト40から外れることは防止され
る。その結果、板26を並進させて静止した端面14に
接触させた場合、板26はボルト40上において並進し
てばね42を更に圧縮することができる。
【0026】図8に示されるごとく、燃料棒10の中心
軸12に対して実質的に垂直に板26を取付けるため、
3個のボルト40は相等しい長さを有することが好まし
い。板26の貫通穴44により、板26はボルト40に
沿いながら板支持台32に向かって並進することができ
る。その際、板26はそれぞれのボルト40上において
相異なる距離だけ移動し得るから、端面14が燃料棒1
0の中心軸12に対する垂線から傾斜していれば、板2
6もその傾斜に順応して傾斜することができる。すなわ
ち、図8中に実線で示されるごとく、板26は燃料棒1
0の中心軸12に対して垂直に配置することもできる
し、また鎖線で示されるごとく、板26は直角でない端
面14(たとえば、被測定端面14m)の傾斜角Tに合
わせて傾斜角Tだけ傾斜させることもできる。このよう
にすれば、板26そのものを利用して端面14の傾斜角
Tを測定することができる。すなわち、板26を端面1
4に接触させ、そして(板26が端面14に接触してい
る間に)燃料棒10の中心軸12に対する板26の傾斜
角Tを測定することにより、端面14の直角度が求めら
れるのである。板26はボルト40およびばね42によ
り板支持台32に対して弾性的に取付けられているか
ら、それは空間内において所定の範囲にわたり自由に傾
斜することができる。その結果、板支持台32を端面1
4に向かって並進させた場合、端面14の傾斜状態に順
応して板26が傾斜角Tだけ傾斜するのに伴って板26
はばね42を更に圧縮する。このようにすれば、端面1
4は先行技術の場合のように回転させずに静止させたま
までよく、そして傾斜し得る板26から端面14の傾斜
角Tの示度を得ることができるのである。
【0027】板26は1つの平面を表わすから、円周方
向に沿って互いに離隔した3つの位置における板26の
直線変位を測定することにより、燃料棒10の中心軸1
2への垂線に対する板26の傾斜角Tを求めることがで
きる。そして、このような板26の傾斜角Tが端面14
の傾斜角Tの測定値を与えるのである。それ故、測定手
段は図5、7および8に示されるごとくに3個の通常の
直線変位センサ46を含むことが好ましい。各々のセン
サ46は、図8に示されるごとく、(たとえば、板26
に隣接しながら板支持台32の側面を貫通して配置され
ることにより)板支持台32に固定状態で取付けられた
本体46bを有している。各々のセンサ46はまた、細
長い棒から成る伸縮可能なプローブ46pをも有してい
る。かかるプローブ46pは板26の背面26bに接触
して配置され、そして板支持台32に対する板26上の
対応点の直線変位を測定するために役立つ。各々のセン
サ46は、公知のごとくにして本体46bに対するプロ
ーブ46pの先端の直線位置を測定するものである。な
お、センサ46はレン・マシーニング・ツールズ・カン
パニー(Wren Machining Tools Company)から「ソニーゲ
ージ(Sonygage)」の商品名で販売されているような通常
の直線可変差動変圧器から成り得る。図7に示されるご
とくセンサ46およびそれぞれのプローブ46pは板2
6の中心部26cを取巻きながら円周方向に沿って互い
に離隔して配置されていることが好ましい。この場合、
センサ46およびそれぞれのプローブ46pは板26の
外周に近接して配置されていることが好ましい。そうす
れば、センサ46の測定値の差は中心軸12からの距離
によって増幅されるから、板26の傾斜状態はより明確
に表示され、ひいては板26の中心部26cに接触した
端面14の直角度がより明確に表示される。
【0028】図8に示されるごとく、センサ46の本体
46bは板支持台32に対して固定状態で取付けられ、
そしてプローブ46pはセンサ46の本体46b内に配
置された通常のばね(図示せず)によって板26の背面
26bに押付けられている結果、板26が直角でない端
面14(たとえば、被測定端面14m)に接触して傾斜
した場合、複数のセンサ46はプローブ46pのそれぞ
れの変位を表わす電気信号を発生する。図7および8に
示されるごとく、板26にはX−Y−Z座標系が重ね合
わされているが、これは図4に示されたX−Y−Z座標
系と同様なものである。Z軸は板26の中心部26cの
中心から前面26fに対して垂直かつ外向きに延びてお
り、そして好ましくは燃料棒10の中心軸12と平行に
配置されている。図7に示されるごとく、Y軸は鉛直方
向に延びており、またX軸は水平方向に延びている。再
び図8について説明すれば、Z軸に平行な方向における
3個のプローブ46pのそれぞれの変位は板26の傾斜
角Tを表わす。板26が燃料棒10の中心軸12に対し
て正確に垂直となるようにして板支持台32に正確に取
付けられていれば、Z軸に平行な方向におけるセンサ4
6の初期の変位の読みを求めた場合、それらは式(1) 中
における上付き文字「s」の付いたz1 、z 2 およびz
3 の読みに一致する。次に、図8中に鎖線で示されるご
とくに板26を被測定端面14mに接触させながらセン
サ46の変位の読みを求めれば、それらは式(1) 中にお
ける上付き文字「m」の付いたz1 、z2 およびz3
読みに一致する。次いで、式(1) を解けば傾斜角Tの余
弦が求められ、そしてそれの逆関数が実際の傾斜角Tと
なる。
【0029】とは言え、式(1) を式(2) によって示され
るごとくに簡略化すると共に、端面14の傾斜角Tの測
定精度を向上させるため、測定装置24は次のようにし
て使用することが好ましい。先ず最初に、直角の端面を
有する基準棒(たとえば、実質的に0°の傾斜角Tを示
す直角の端面14sを有する、図2に示されたような第
1の燃料棒10s)に対して板26が接触させられる。
次いで、図8中に鎖線で示されたような直角の端面14
sに板26を接触させながら、3個のセンサ46を用い
て3つの直線変位値z1 s 、z2 s およびz3 s が測定
される。これら3つの初期値は直角の端面14sを表わ
すものであり、従って基準値として使用することができ
る。
【0030】ところで、図5に示されるごとく、各々の
センサ46にはそれからの較正出力を適当な直線単位で
求めるためのディジタル型中央処理装置(CPU)48
が付随しているのが普通である。通例、かかるCPU4
8はゼロリセットボタンを有していて、それを押すこと
により、直角の端面14sの測定時における3つの直線
変位の初期値をゼロに設定することができる。このよう
にすれば、棒支持台30内に支持された燃料棒10に対
する板26の不整列状態が測定方法から排除されること
になる。次に、第1の燃料棒10sが棒支持台30から
取除かれ、そして測定すべき燃料棒10(たとえば、図
3に示された第2の燃料棒10m)が棒支持台30内に
配置される。次いで、板26を第2の燃料棒10mの端
面14mに接触させた後、再びセンサ46を用いてプロ
ーブ46pの位置における板26の3つのz変位が測定
される。その場合のz変位は、最初に測定された直角の
端面14sに関するそれぞれのz変位との差を表わして
いる。このようにして、第1の燃料棒10sの端面14
sに対する第2の燃料棒10mの端面14mの相対位置
または傾斜状態を測定することにより、両者間の傾斜角
Tが求められる。
【0031】図5に示された測定装置24はまた、常法
に従って式(2) をプログラムし得る通常のプログラマブ
ルディジタル計算機50をも含むことが好ましい。かか
る計算機50は3個のセンサ46に機能し得る状態で接
続されていて、プローブ46pの位置において測定され
た板26の3つのz変位をそれぞれ表わすz1 、z2
よびz3 信号を3個のセンサ46から受信する。この場
合、計算機50は3つのz変位から得られる板26の傾
斜角Tに基づいて端面14mの直角度を計算するように
プログラムされている。
【0032】図7には3個のセンサ46の位置が示され
ている。これらのセンサ46により、Z軸に平行な方向
における板26上の3つの点P1 、P2 およびP3 の変
位が測定される。3個のセンサ46は空間内においてX
軸およびY軸に対して固定されているから、3つの点P
1 、P2 およびP3 のそれぞれに関連したxおよびy座
標は定数であって、これらの定数は常法に従って図7に
示されたX軸およびY軸の交点(原点)に対して測定さ
れる。なお、これらのxおよびy値は式(2) のA、Bお
よびCパラメータ中に定数として含まれている。式(2)
中における残りの変数はz1 m 、z2 m およびz3 m
あるが、これらはそれぞれのセンサ46から計算機50
に直接に提供される。それ故、計算機50は式(2) によ
って表わされる傾斜角Tの余弦の値を自動的に計算する
ことができ、次いでその値の逆余弦を用いて傾斜角Tの
値そのものを求めることができる。なお、本発明の好適
な実施の態様に従えば、下記の式によって表わされる振
れ幅Rを傾斜角Tから求めることもできる。
【0033】 R=Do ×Tan(T) (3) 図3に示されたダイヤルゲージ18から求められる全ゲ
ージ振れ(TIR)と同等な振れ幅Rは、基本的な三角
法により、燃料棒10の外径Do と傾斜角Tの正接との
積として求めることができる。公知のごとく、傾斜角T
の正接は(1−Cos(T))/Cos(T)に等し
い。なお、傾斜角Tの余弦の値は板26に接触した3個
のセンサ46のZ軸方向位置の測定値に基づいて式(2)
から求められる。それ故、計算機50は全ゲージ振れ
(TIR)または振れ幅Rを表わす端面14の直角度パ
ラメータを燃料棒10の外径Do と傾斜角Tの正接との
積として計算するようにプログラムすればよい。
【0034】このように、式(1) によって表わされかつ
図4に示されるような空間内における2つの平面間の角
に関する公知の関係式を利用することにより、本発明の
測定装置24は燃料棒10を回転させずに端面14の傾
斜角Tを測定し、それによって燃料棒10の端面14の
直角度を簡単かつ正確に測定することができる。ばね4
0によって弾性的に支持された板26を端面14に接触
させることにより、板26は端面14の傾斜角Tに順応
して配置されるから、端面14に損傷を与える可能性は
最少限に抑えられる。このようにして、端面14の傾斜
角Tは板26の対応する傾斜角Tにより間接的に測定さ
れるのである。最初に直角の端面14sを使用すれば、
測定装置24を構成する複数の部品間における組立時の
誤差を排除することによって被測定端面14mの直角度
の測定精度をさらに向上させるための基準値が得られ
る。その結果、燃料棒10が棒支持台30内に正確に配
置されかつ板支持台32が端面14に接触するように再
現可能に並進させられる限り、端面14の直角度の正確
な測定を達成することができるのである。
【0035】以上、好適な実施の態様に関連して本発明
を説明したが、上記の説明に基づけば様々な変更態様が
可能であることは当業者にとって自明であろう。それ
故、本発明の真の精神および範囲から逸脱しない限り、
かかる変更態様の全てが前記特許請求の範囲によって包
括されることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】末端キャップを装着すべき2つの端部を有する
円筒形の管から成る原子炉用燃料棒の概略立面図であ
る。
【図2】長手方向の中心軸に対して垂直に配置された直
角の端面を有する燃料棒の一部分を示す側面図である。
【図3】直角でない傾斜した端面を有する燃料棒の一部
分と、先行技術に従って全ゲージ振れ(TIR)を測定
するため該端面に接触させた通常のダイヤルゲージとを
示す側面図である。
【図4】3つの点によって規定される基準端面の平面お
よび3つの対応する点によって規定される被測定端面の
平面を内部に配置した三次元デカルト座標系を示す略図
である。
【図5】棒を支持する棒支持台および棒の端面の直角度
を測定するための平らな板を支持する板支持台を含む、
図1〜3に示されたような燃料棒の端面の直角度を測定
するための装置を示す概略立面図である。
【図6】図5に示された測定装置の棒支持台の、線6−
6に関する横断面図である。
【図7】図5に示された測定装置の板支持台の、線7−
7に関する横断面図である。
【図8】図7中の線8−8に関する板および板支持台の
部分縦断面図である。
【符号の説明】
10 燃料棒 12 長手方向の中心軸 14 端面 14m 被測定端面 14s 基準端面 16 末端キャップ 18 ダイヤルゲージ 20 触針 24 測定装置 26 平らな板 26b 背面 26c 中心部 26f 前面 28 台枠 28a 第1の端部 28b 第2の端部 30 棒支持台 32 板支持台 34 滑り機構 40 保持ボルト 40a 近位端 40b 頭部 42 圧縮ばね 44 貫通穴 46 直線変位センサ 46b 本体 46p プローブ 48 ディジタル型中央処理装置 50 ディジタル計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カート・ダグラス・エリス アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ウィルミントン、ホバート・ドライブ、 2906番 (72)発明者 ハロルド・ブレックリイ・キング,ジュニ ア アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ライツビレ・ビーチ、アイランド・ドライ ブ、10番 (72)発明者 デビット・ケント・アンダーウッド アメリカ合衆国、ノース・カロライナ州、 ストークスダール、フラットロック・ロー ド、8100番

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向の中心軸に対する棒の端面の直
    角度を測定するための装置において、(a) 平らな板、
    (b) 前記棒の前記中心軸に対して実質的に垂直になるよ
    うにして前記板を前記棒の前記端面に隣接して取付ける
    ための取付手段、(c) 前記板を並進させて前記棒の前記
    端面に接触させるための並進手段、および(d) 前記棒の
    前記端面に接触した前記板が前記棒の前記中心軸に対し
    て示す傾斜角を測定することによって前記棒の前記端面
    の直角度を求めるための測定手段の諸要素を含む装置。
  2. 【請求項2】 前記取付手段が、(1) 互いに反対側に位
    置する第1および第2の端部を有する台枠、(2) 前記台
    枠の前記第1の端部に隣接しながら前記台枠に連結され
    て、前記棒を支持するために役立つ棒支持台、並びに
    (3) 前記台枠の前記第2の端部に隣接しながら前記台枠
    に連結されて、前記板を前記棒の前記中心軸に対して実
    質的に垂直に取付けるために役立つ板支持台を含む請求
    項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記棒支持台が前記台枠に固定状態で連
    結されていると共に、前記並進手段が(1) 前記板支持台
    ひいては前記板が前記棒の前記端面に向かって並進運動
    を行い得るように前記板支持台を前記台枠に取付けるた
    めの滑り機構、(2) 近位端において前記板支持台に固定
    状態で連結されかつ遠位端において拡大された頭部を有
    する3個の保持ボルト、および(3) 前記保持ボルトのそ
    れぞれを取巻くように配置された3個の圧縮ばねを含ん
    でおり、前記板は互いに反対側に位置する前面および背
    面、前記棒の前記端面に接触させるための前記前面の中
    心部、並びに前記中心部を取巻きながら円周方向に沿っ
    て互いに離隔して配置されかつ前記保持ボルトを通すた
    めに役立つ3個の穴を有し、前記ばねは前記板の前記背
    面に接触して配置され、かつ前記保持ボルトの前記頭部
    は前記板の前記前面に接触して配置されている結果、前
    記保持ボルト上において前記板を並進させて前記棒の前
    記端面に接触させた場合に前記ばねを更に圧縮すること
    ができると共に、前記棒の前記中心軸に対する垂線から
    の前記棒の前記端面のずれに応じて前記板を前記保持ボ
    ルト上において傾斜させることができる請求項2記載の
    装置。
  4. 【請求項4】 前記測定手段が3個の変位センサを含ん
    でいて、前記センサの各々は前記板支持台に固定状態で
    連結された本体を有すると共に、前記板の前記背面に接
    触して配置されかつ前記保持ボルト上において前記板を
    並進させた場合に前記板支持台に対する前記板の直線変
    位を測定するために役立つ伸縮可能なプローブを有し、
    かつ3個の前記プローブは前記板の前記中心部を取巻き
    ながら円周方向に沿って互いに離隔して配置されている
    結果、前記センサの測定値の差は前記板の傾斜状態を表
    わし、ひいては前記板の前記中心部に接触した前記棒の
    前記端面の直角度を表わす請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記測定手段が3個の前記センサに機能
    し得る状態で接続されて3つの変位を表わす信号を3個
    の前記センサから受信するために役立つ計算機を更に含
    み、前記計算機は前記3つの変位から求められる前記板
    の前記傾斜角に基づいて前記棒の前記端面の直角度を計
    算することができる請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 長手方向の中心軸に対する棒の端面の直
    角度を測定するための方法において、(a) 前記棒の前記
    端面に平らな板を接触させて位置づけ、次いで(b) 前記
    棒の前記端面に接触した前記板が前記棒の前記中心軸に
    対して示す傾斜角を測定することによって前記棒の前記
    端面の直角度を求める工程を含む方法。
  7. 【請求項7】 前記工程(b) が、円周方向に沿って互い
    に離隔した3つの位置における前記板の直線変位を測定
    し、そして3つの前記変位から前記棒の前記中心軸への
    垂線に対する前記板の傾斜角を求めることを含む請求項
    6記載の方法。
  8. 【請求項8】 (a) 先ず最初に実質的に0°の傾斜角を
    有する第1の棒の直角の端面に前記板を接触させて位置
    づけて3つの前記変位を測定し、次いで(b)第2の棒の
    端面に前記板を接触させて位置づけて3つの前記変位を
    測定し、そして前記第1の棒の前記端面に接触した前記
    板に関する3つの前記変位と前記第2の棒の前記端面に
    接触した前記板に関する3つの前記変位との差から前記
    傾斜角を求めることを更に含む請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記端面が外径を有する場合において、
    前記外径と前記傾斜角の正接との積に等しい直角度パラ
    メータを計算することを更に含む請求項8記載の方法。
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