JPH07197779A - 推進工法における走行台車および軌条 - Google Patents

推進工法における走行台車および軌条

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JPH07197779A
JPH07197779A JP33721693A JP33721693A JPH07197779A JP H07197779 A JPH07197779 A JP H07197779A JP 33721693 A JP33721693 A JP 33721693A JP 33721693 A JP33721693 A JP 33721693A JP H07197779 A JPH07197779 A JP H07197779A
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Tamotsu Nozawa
有 野沢
Toshiharu Horinaka
俊治 堀中
Mitsuhiro Wada
光弘 和田
Shinji Kawashima
神治 河島
Takahiro Yamazaki
貴弘 山崎
Hiroki Takahashi
弘樹 高橋
Kentaro Hamada
賢太郎 浜田
Makoto Niwa
誠 丹羽
Jiro Yamanoi
次郎 山野井
Hiroyasu Kasaya
裕廉 笠屋
Terumasa Yokosaki
照将 横崎
Joji Murakami
譲二 村上
Mamoru Yamana
守 山名
Koji Katano
孝治 片野
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ASANUMAGUMI KK
Dainippon Doboku Kk
MURAMOTO KENSETSU KK
NANNO KENSETSU KK
ODAKYU KENSETSU KK
OKUMURAGUMI DOBOKU KOGYO KK
RETSUKUSU KK
Aoki Corp
Matsumura Gumi Corp
Fudo Tetra Corp
Mitsubishi Construction Co Ltd
Nissan Construction Co Ltd
Mabuchi Kensetsu KK
Araigumi Co Ltd
Morimoto Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 推進工法において、推進管による管路の線形
が変化しても、管路内を走行する台車の走行を正確にす
ると共に、安定性を確保することにより推進工法の性能
を向上すること。 【構成】 二線式軌条に対する走行台車27において、
一方のレール14aに接する車輪を前後に2輪28a,
28bとして設けると共に、他方のレール14bには1
輪の車輪28cが接するようにして推進工法における走
行台車を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市部の管渠埋設工法
として先端に掘進機を配置し、その後方に推進管となる
ヒューム管を設置して立坑入口より油圧ジャッキで掘進
機と推進管を押しながら順次にヒューム管を埋設してい
く推進工法において使用する走行台車および軌条に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば特開
昭60−29609号公報に開示されているものがあ
る。これは、トンネルの壁に沿って設けた走行路と、そ
の走行路を走行する走行体と、その走行体の走行距離お
よび角速度を測定する走行距離検出器および角速度検出
器と、距離および角速度のデータからトンネルの位置を
演算する演算部とから構成されるトンネル位置検出装置
である。
【0003】図17および図18は、本出願人が先に出
願した特願平5−119836号の推進工法を説明する
ための図面である。図17は推進工法によって掘削して
いるトンネルの平断面図で、図中1は地盤を掘削して設
けた発進立坑、2はこの立坑1より所望の方向へ掘り進
む掘進機、3はその後方に追従する測量管、4
, (4 1 ,42 ,43 …4n-1 ,4n ,4n+1 )は推進
管で、これらの推進管4は立坑1内に設けた油圧ジャッ
キ5によって順次押し込まれる。
【0004】シールド掘進機2内には、図18に詳細に
示すように、天井の2個所に受光器61,62 が取り付け
られており、また下方には傾斜計7が設置されている。
また測量管3内には、前部の天井に掘進機検出装置8が
取り付けられており、この掘進機検出装置8の下面には
ラインレーザー光源9が突設されている。10は測長ワ
イヤであり、11は下方に設置された無線通信機、12
はその後方に設けた充電器、13は制御装置であり、ま
た63 は後方の天井に取り付けた受光器である。
【0005】また14は、各推進管4内および測量管3
内に設けた走行レールで、この走行レール14上に走行
台車15が走行自在に設けられている。16は走行車
輪、17は駆動装置、18は台車15上に設けたジャイ
ロセンサー、19は走行距離計測装置、20はその走行
距離検出部、21は台車15の後部に立設した平面鏡、
22は測量プリズム、23は無線通信機、24は制御装
置、25はバッテリー、26は立坑1内に設けた測距測
角儀である。
【0006】そして走行台車15は、発進立坑1と測量
管3の間の区間を往復走行し、両端の相対位置と姿勢を
計測する。すなわち発進立坑1においては測距測角儀2
6をもって走行台車15が立坑1の付近において停止し
たときの位置と姿勢を計測した後、その走行台車15を
切羽側へ走行させ、その走行距離と方向を連続的に計測
しながら随時軌道を計算して走行台車15の停止位置を
求め、測量管3内では掘進機検出装置8がそのレーザー
光を回転させ掘進機2の位置と姿勢を計測するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した推進工法で使
用している走行台車15は、図3に示すように、通常4
輪の車輪16を有するトロッコ式台車であり、またその
レール14は二線式である。また14cはその枕木であ
る。前記した車輪16は図4に示すように、通常のトロ
ッコでは内側に鍔16aを有しているが、図4(a)に
示すように左右のレール14に高低差がある場合には、
車輪16が矢印Aのように横移動して、ついには図4
(b)に示すように脱線してしまうという問題点があっ
た。
【0008】また上述した推進工法では、走行台車15
上に各種計測装置を搭載して、敷設されたレール上を走
行しながら、その進行方向と距離を連続的に計測すると
共に積算して、台車15が走行した軌跡を定量的に求め
るものであるから、台車15がレール14に対して少し
でも横滑りを起こすと、計測値が不正確になるという問
題点があった。
【0009】シールド工法のように、トンネルの壁面構
造体(セグメント)を切り羽近くで組立ながら進む場
合、セグメントは切り羽の進行に伴って移動することは
ないので、通常の固定式レールを測量軌条として用いて
も問題ないが、上述した推進工法においては、セグメン
トにあたる推進管が発進立坑より順次挿入されていくの
で、掘削完了時までは全管路が常に移動する。したがっ
て計画路線がカーブにさしかかった場合、それまで直線
上に連なっていた推進管の列線が徐々に曲線を形成する
ことになる。
【0010】上述のような推進工法において、従来通り
の2本線式のレールを推進管内に敷設すると、推進管列
の曲線部分で、管の接合部に目開きが発生する。またレ
ールの接合部に折れ曲がりが生じる。さらに推進管のロ
ーリングによって走行台車が傾いて危険になる等の問題
点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、二線式軌条に対する走行台車に
おいて、一方のレールに接する車輪を前後に2輪設ける
と共に、他方のレールには1輪の車輪が接するようにし
て推進工法における走行台車を構成する。
【0012】また、走行台車の車輪を少くとも3個と
し、その内前後する2個の車輪を両鍔付き車輪として推
進工法における走行台車を構成する。
【0013】また、前記した走行台車の両鍔付き車輪を
垂直軸回りに回動自在なキャスターにしてもよい。
【0014】また、枕木の両端部の立面形状を下半部が
丸い略半円状に形成するのがよく、またその枕木の上面
に2個のレール挿入用溝を設け、この溝に帯板状のレー
ルの下半部を嵌入するようにして推進工法における軌条
を構成するのがよい。
【0015】また、前記した軌条の継目部に設ける枕木
のレール挿入用溝に、前記レールの端末を対向して嵌入
するようにし、この各レールと枕木とを、両者を貫通す
る接続ピンにより結合するようにしてもよい。
【0016】また、前記した軌条のレールに設けるピン
挿通孔の少くとも一方を長孔に形成するのがよく、さら
に枕木の上面のレール挿入用溝の両側に前記車輪を支承
できる突条を設けてもよい。
【0017】
【作用】上述のように、二線式軌条に対する走行台車に
おいて、一方のレールに接する車輪を前後に2輪設ける
と共に、他方のレールには1輪の車輪が接するようにす
れば、台車が常に三点支持されるために、たとえ二線式
軌条にうねりがあっても、3個の車輪はいずれも常にレ
ールと接触して浮き上がることがないから、脱線するお
それもなくなり、台車の安定走行が実現できる。
【0018】また、走行台車の車輪を少くとも3個と
し、その内前後する2個の車輪を両鍔付き車輪とすれ
ば、この両鍔付き車輪がそれぞれレールに対して横滑り
を起こすことなく確実に追従するため、走行台車の走行
が正確となり、ひいては推進工法の精度も向上する。
【0019】また、前記した走行台車の両鍔付き車輪を
垂直軸回りに回動自在なキャスターにすれば、台車がレ
ールの曲線区間を通過する場合に、両鍔付きの車輪の向
きが常にレールの向きと一致して車輪に横滑りが生じな
いから、比較的小さな曲率半径の曲線部を有する推進工
法においてもその精度を高めることができる。
【0020】また、枕木の両端部の立面形状を下半部が
丸い略半円状に形成すると共に、枕木の上面に2個のレ
ール挿入用溝を設け、この溝に帯板状のレールの下半部
を嵌入するようにすれば、枕木の両端が推進管の内面に
対して滑り易い状態で接触すると共に、この枕木と嵌合
するレールは帯板状で湾曲し易いから、たとえ推進管が
ローリングしても枕木は常に水平になろうとするため、
軌条も常に管底において略水平を保持することができ、
したがって台車の走行が安定する。
【0021】また軌条の継目部に設ける枕木のレール挿
入用溝に、前記レールの端末を対向して嵌入するように
し、この各レールと枕木とを、両者を貫通する接続ピン
により結合するようにすれば、曲線区間においてもレー
ルの接続部分がなめらかになって、レールの継ぎ目に急
激な折れ曲りは発生しない。またレールの継ぎ目が浮き
上がることがないから、段差が生じることもない。
【0022】また、レールに設けるピン挿通孔の少くと
も一方を長孔に形成すると共に、枕木の上面のレール挿
入用溝の両側に前記車輪を支承できる突条を設ければ、
レールが前記長孔によって枕木に対してある程度摺動自
在になるから、軌条の曲がりにも充分対応することがで
きる。また曲線区間のレールの継目には、目開きが生ず
るが、レール挿入用溝の両側に設けた突条がレールに代
わって車輪を支承するから、台車の走行に目開きによる
衝撃を与えるおそれがなくなる。
【0023】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を説明す
る。図1および図2は第1発明を示すもので、図中14
cは枕木、14a,14bは枕木14c上に敷設した二
線式軌条のレールである。27は本発明の台車で、この
台車27の車輪は、一方のレール14aに接する車輪を
前後に2輪28a,28bのように設けると共に、他方
のレール14bには1輪の車輪28cが接するように設
ける。
【0024】上述のように台車27を三輪式にすると、
図2(a)に示すように、一方のレール14bに段差が
ある場合に、図2の(a)から(b)に示すように台車
27が矢印B,Cに示すように移動しても、車輪28c
がレール14bの落ち込みに追従して離脱することはな
い。
【0025】また図2の(c)および(d)に示すよう
に、一方のレール14aに段差がある場合も、台車27
が矢印D,Eのように移動すると、車輪28aが落ち込
んだレール14aに追従して離れることはない。すなわ
ち台車27は三つの車輪28a,28b,28cによっ
て常に三点支持されるから、敷設したレールに不陸が生
じても確実にそのレールに追従することができる。
【0026】図5は本発明の第2発明を示すもので、1
4は2本のレール、29はこの発明の台車で、この走行
台車29の車輪は少くとも3個とする。図5の場合、台
車29の一側に2個の車輪32を設けると共に、台車2
9の他側に1個の車輪33を設けてある。本実施例にお
いてはこれら3個の車輪の内、前後する2個の車輪3
2,32をそれぞれ図6(a),(b)に詳細に示すよ
うに、両鍔付き車輪にする。32aはその鍔部である。
車輪33には鍔は設けず、通常のローラ形状にする。
【0027】このように前後する2個の車輪32,32
を両鍔付き車輪にすると、この台車29はこの両鍔付き
車輪32,32と、ガイドとなる1本のレール14によ
って横滑りを生じることなく正確に走行することができ
る。
【0028】しかしながら、上述した両鍔付き車輪32
を使用した場合でも、台車29が曲線区間を通過する時
のように、車輪32の向きがレール14の方向と一致し
なくなった場合には、図7に示すように車輪32の鍔部
32aがレール14に乗り上げたり、あるいは、図8に
示すように乗り上げた車輪32が矢印Fで示すように横
滑りして、レール14上に滑り落ちることがある。
【0029】図9〜図12は、上述の問題点を解決する
ための第3発明を示すもので、図9は台車29の両鍔付
き車輪32を垂直軸34(図10参照)回りに回動自在
なキャスター35にしたものであり、その他の車輪33
はそれぞれ台車29に独立して取り付けてある。
【0030】図11に示すように、台車29の片側の前
後にキャスター35,35を取り付けた場合、各キャス
ター35の垂直軸34と、台車29上の水平面との交点
G,Hを結ぶ直線Iが、走行台車29の計測基準軸とな
る。またキャスター35は、図12に示すように、2個
の両鍔付き車輪32を1本の垂直軸34で支持するよう
にしたものでもよく、このようにすると支持力が安定す
る。
【0031】図13〜図16は、本発明の推進工法にお
ける軌条の実施例を示すもので、図13は推進管4内に
敷設した本発明に係る軌条の平面図を示すものである。
【0032】図中36は枕木で、この枕木36は図15
に詳細に示すように、ナイロン等の摩擦抵抗の低い合成
樹脂を素材として、図15(a)に示すように、上面3
6aが平坦で、その両端部36bの正面より見た立面形
状を下半部が丸い略半円状に形成すると共に、中央部の
下面36cを中高の湾曲面に形成し、さらに上面36a
に所定の間隔をおいて2個のレール挿入用溝36dを設
けて枕木36を形成する。なおこの枕木36の壁面に設
けた多くの凹部36eは、肉ぬすみ用の凹欠部であり、
それぞれ両面から適当な深さに形成すればよい。
【0033】また図14に示すように、アルミ等の金属
を素材として細長い帯板状に形成したレール37を、前
記枕木36の上面に設けたレール挿入用溝36dに、帯
板状のレール37の下半部が嵌入するように組み付けて
軌条を構成する。
【0034】また図16は、特にレール37の継目部に
設ける枕木38を示すもので、この枕木38は、前記し
た一般の枕木36(図15参照)の幅Jを、図16にK
で示すように幅を広くしたもので、その他の形状は枕木
36と同様である。
【0035】すなわち、この枕木38は図16に詳細に
示すように、ナイロン等の合成樹脂を素材として、図1
6(a)に示すように、上面38aが平坦で、その両端
部38bの正面より見た立面形状を下半部が丸い略半円
状に形成すると共に、中央部の下面38cを中高の湾曲
面に形成し、さらに上面38aに所定の間隔をおいて2
個のレール挿入用溝38dを設けて枕木38を形成す
る。なおこの枕木38の壁面に設けた多くの凹部38e
は、肉ぬすみ用の凹欠部であり、それぞれ両面から適当
な深さに形成すればよい。
【0036】そして前記レール37の端末を対向してレ
ール挿入用溝38dに嵌入するようにし、この各レール
37と枕木38とを、両者を貫通する接続ピン39(図
16(a)参照)により結合するようにする。38fは
枕木38に設けたピン挿入穴である。
【0037】また図14に示すように、前記レール37
に設けるピン挿通孔37a,37bの少くとも一方を長
孔37aに形成すると共に、図16に示すように、枕木
38の上面38aのレール挿入用溝38dの両側に、前
記車輪32,33を支承できる突条40,41を設け
る。突条40は両鍔付き車輪32の鍔の外周を支承する
もので、突条41は鍔なしの車輪33を支承するもので
ある。
【0038】前記した図1および図2に示すように、二
線式軌条に対する走行台車27において、一方のレール
14aに接する車輪を前後に2輪28a,28bとして
設けると共に、他方のレール14bには1輪の車輪28
cが接するようにすれば、台車27が常に三点支持され
るために、たとえ二線式軌条にうねりがあっても、3個
の車輪28a,28b,28cはいずれも常にレール1
4a,14bと接触して浮き上がることがないから、脱
線するおそれもなくなり、台車27の安定走行が実現で
きる。
【0039】また、図5に示すように、走行台車29の
車輪を少くとも3個とし、その内前後する2個の車輪を
両鍔付き車輪32とすれば、この両鍔付き車輪32がそ
れぞれレール14に対して横滑りを起こすことなく確実
に追従するため、走行台車29の走行が正確となり、ひ
いては推進工法の精度も向上する。
【0040】また、図9〜図12に示すように、前記し
た走行台車29の両鍔付き車輪32を垂直軸34回りに
回動自在なキャスター35にすれば、台車29がレール
14の曲線区間を通過する場合に、両鍔付きの車輪32
の向きが常にレール14の向きと一致して車輪32に横
滑りが生じないから、比較的小さな曲率半径の曲線部を
有する推進工法においてもその精度を高めることができ
る。
【0041】また、図13〜図15に示すように、枕木
36の両端部36bの立面形状を下半部が丸い略半円状
に形成すると共に、枕木36の上面36aに2個のレー
ル挿入用溝36dを設け、この溝36dに帯板状のレー
ル37の下半部を嵌入するようにすれば、枕木36の両
端が推進管4の内面に対して滑り易い状態で接触すると
共に、この枕木36と嵌合するレール37は帯板状で湾
曲し易いから、たとえ推進管4がローリングしても枕木
36は常に水平になろうとするため、軌条37も常に管
底において略水平を保持することができ、したがって台
車の走行が安定する。なお枕木の材質をナイロン等の摩
擦抵抗の小さいものにすれば、枕木が管に対してすべり
やすくなるため有利である。
【0042】また図16に示すように、軌条37の継目
部に設ける枕木38の幅Kを広くすると共に、前記レー
ル37の端末を対向してレール挿入用溝38dに嵌入す
るようにし、この各レール37と枕木38とを、両者を
貫通する接続ピン39により結合するようにすれば、曲
線区間においてもレール37の接続部分がなめらかにな
って、レール37の継ぎ目に急激な折れ曲りは発生しな
い。またレール37の継ぎ目が浮き上がることがないか
ら、段差が生じることもない。
【0043】また、レール37に設けるピン挿通孔37
a,37bの少くとも一方を長孔37aに形成すると共
に、枕木38の上面38aのレール挿入用溝38dの両
側に、前記車輪32,33を支承できる突条40,41
を設ければ、レール37が前記長孔37aによって枕木
38に対してある程度摺動自在になるから、軌条の曲が
りにも充分対応することができる。また曲線区間のレー
ルの継目には、目開きが生ずるが、レール挿入用溝38
dの両側に設けた突条40,41がレール37に代わっ
て車輪32,33を支承するから、台車の走行に目開き
による衝撃を与えるおそれがなくなる。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述の通りであるから、推進工
法における管路の線形が変化しても、その管路内を走行
する台車の車輪の横滑りをなくすと共に、レールに対す
る追従性を正確にして台車の安定性を確保することによ
り、推進工法の性能を向上することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行台車の斜視図である。
【図2】(a)〜(d)は、図1の走行台車の作用説明
図である。
【図3】従来の4輪式走行台車の斜視図である。
【図4】(a),(b)は、図3の走行台車の作用説明図
である。
【図5】本発明に係る走行台車の底面図である。
【図6】(a)は、両鍔付き車輪の正面図であり、
(b)は、その側面図である。
【図7】図6の車輪がレールに乗り上げた状態を示す説
明図である。
【図8】図6の車輪が滑り落ちる状態を示す説明図であ
る。
【図9】本発明に係る走行台車の底面図である。
【図10】図9のキャスターの斜視図である。
【図11】キャスターを装着した台車の計測基準軸を示
す斜視図である。
【図12】キャスターの変形例を示す斜視図である。
【図13】推進管内に敷設した走行軌条を示す平面図で
ある。
【図14】単体のレールを示す斜視図である。
【図15】(a)は、通常の枕木の正面図であり、
(b)は、その平面図である。
【図16】(a)は、レールの継ぎ目部に設ける枕木の
正面図であり、(b)は、その平面図である。
【図17】推進工法を示す平断面図である。
【図18】図17の前部の立断面図である。
【符号の説明】
1 発進立坑(立坑) 2 掘進機 3 測量管 4(41 ,42 ,43 …4n-1 ,4n ,4n+1 ) 推進
管 5 油圧ジャッキ 61 ,62 ,63 受光器 7 傾斜計 8 掘進機検出装置 9 ラインレーザー光源 10 測長ワイヤ 11 無線通信機 12 充電器 13 制御装置 14 走行レール(レール) 15 走行台車(台車) 16 走行車輪 17 駆動装置 18 ジャイロセンサー(ジャイロ) 19 走行距離計測装置(距離計) 20 走行距離検出部 21 平面鏡 22 測量プリズム 23 無線通信機 24 制御装置 25 バッテリー 26 測距測角儀 27 台車 28a,28b,28c 車輪 29 台車 32 両鍔付き車輪(車輪) 33 車輪 34 垂直軸 35 キャスター 36 枕木 36a 上面 36b 両端部 36c 下面 36d レール挿入用溝 36e 凹部 37 レール 37a 長孔(ピン挿通孔) 37b ピン挿通孔 38 枕木 38a 上面 38b 両端部 38c 下面 38d レール挿入用溝 38e 凹部 38f ピン挿入穴 39 接続ピン 40,41 突条
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000156204 株式会社淺沼組 大阪府大阪市天王寺区東高津町12番6号 (71)出願人 000236610 不動建設株式会社 大阪府大阪市中央区平野町四丁目2番16号 (71)出願人 591079030 日産建設株式会社 東京都港区南青山1丁目2番6号 (71)出願人 390034430 小田急建設株式会社 東京都新宿区西新宿4丁目32番22号 (71)出願人 591214804 株式会社松村組 大阪府大阪市北区東天満1丁目10番20号 (71)出願人 592009133 南野建設株式会社 大阪府大阪市北区芝田2丁目2番1号 新 梅田ビル (71)出願人 591160671 奥村組土木興業株式会社 大阪府大阪市港区三先1丁目11番18号 (71)出願人 591165919 株式会社新井組 兵庫県西宮市池田町12番20号 (71)出願人 000176785 三菱建設株式会社 東京都中央区日本橋本町3丁目3番6号 (71)出願人 594186555 馬淵建設株式会社 神奈川県横浜市南区花之木町2丁目26番地 (71)出願人 594186566 株式会社レックス 兵庫県西宮市大畑町6番10号 (72)発明者 野沢 有 東京都渋谷区渋谷2−17−3 株式会社青 木建設内 (72)発明者 堀中 俊治 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1−5−43 村本建設株式会社内 (72)発明者 和田 光弘 東京都新宿区西新宿4−32−22 小田急建 設株式会社内 (72)発明者 河島 神治 大阪府大阪市北区天満2−1−33 株式会 社松村組内 (72)発明者 山崎 貴弘 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町4−11 株 式会社森本組内 (72)発明者 高橋 弘樹 東京都中央区日本橋本町3−3−6 ワカ 末ビル 三菱建設株式会社内 (72)発明者 浜田 賢太郎 兵庫県西宮市池田町9−18 株式会社新井 組内 (72)発明者 丹羽 誠 東京都新宿区市谷田町2−35 大日本土木 株式会社内 (72)発明者 山野井 次郎 東京都港区南青山1−2−6 日産建設株 式会社内 (72)発明者 笠屋 裕廉 大阪府大阪市港区三先1−11−18 奥村組 土木興業株式会社内 (72)発明者 横崎 照将 東京都台東区台東1−2−1 不動建設株 式会社内 (72)発明者 村上 譲二 大阪府高槻市大塚町3−24−1 株式会社 浅沼組内 (72)発明者 山名 守 大阪府大阪市北区芝田2−2−1 新梅田 ビル 南野建設株式会社内 (72)発明者 片野 孝治 神奈川県横浜市南区花之木町2−26 馬淵 建設株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二線式軌条に対する走行台車において、
    一方のレールに接する車輪を前後に2輪設けると共に、
    他方のレールには1輪の車輪が接するようにしたことを
    特徴とする推進工法における走行台車。
  2. 【請求項2】 走行台車の車輪を少くとも3個とし、そ
    の内前後する2個の車輪を両鍔付き車輪としたことを特
    徴とする推進工法における走行台車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の両鍔付き車輪を垂直軸回
    りに回動自在なキャスターにしたことを特徴とする推進
    工法における走行台車。
  4. 【請求項4】 枕木の両端部の立面形状を下半部が丸い
    略半円状に形成したことを特徴とする推進工法における
    軌条。
  5. 【請求項5】 枕木の上面に2個のレール挿入用溝を設
    け、この溝に帯板状のレールの下半部を嵌入するように
    したことを特徴とする推進工法における軌条。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の軌条の継目部に設ける枕
    木のレール挿入用溝に、前記レールの端末を対向して嵌
    入するようにし、この各レールと枕木とを、両者を貫通
    する接続ピンにより結合するようにしたことを特徴とす
    る推進工法における軌条。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のレールに設けるピン挿通
    孔の少くとも一方を長孔に形成したことを特徴とする推
    進工法における軌条。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の枕木の上面のレール挿入
    用溝の両側に前記車輪を支承できる突条を設けたことを
    特徴とする推進工法における軌条。
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JPH0293400U (ja) * 1988-12-29 1990-07-25
JPH0726885A (ja) * 1993-05-21 1995-01-27 Morimotogumi:Kk 推進工法

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