JPH0719684Y2 - 鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構 - Google Patents
鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構Info
- Publication number
- JPH0719684Y2 JPH0719684Y2 JP9498891U JP9498891U JPH0719684Y2 JP H0719684 Y2 JPH0719684 Y2 JP H0719684Y2 JP 9498891 U JP9498891 U JP 9498891U JP 9498891 U JP9498891 U JP 9498891U JP H0719684 Y2 JPH0719684 Y2 JP H0719684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- residual material
- discharge plate
- conveyor
- cutting device
- rebar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は長尺棒状の鉄筋を連続的
に搬送し、定寸長に切断する鉄筋搬送切断装置に於け
る、残材排出機構に関するものである。
に搬送し、定寸長に切断する鉄筋搬送切断装置に於け
る、残材排出機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】長尺鉄筋を定寸長に連続して切断する装
置は、長尺鉄筋の供給部、鉄筋切断機及び定寸長に切断
された製品の製品受部から成っている。そして、鉄筋供
給部は長尺鉄筋を供給すべく、例えば、コンベアローラ
を長手方向へ並設した搬送可能な構成となっている。
置は、長尺鉄筋の供給部、鉄筋切断機及び定寸長に切断
された製品の製品受部から成っている。そして、鉄筋供
給部は長尺鉄筋を供給すべく、例えば、コンベアローラ
を長手方向へ並設した搬送可能な構成となっている。
【０００３】鉄筋切断機は固定受刃と可動刃及びクラン
プから成り、可動刃は製品受部側に位置し昇降可能であ
って、下降時に固定受刃とで鉄筋を剪断する。クランプ
は固定受刃及び可動刃より鉄筋供給部側に在って定寸に
切断されていない鉄筋（供給する長尺鉄筋）を剪断時に
固定する。製品受部は搬送されて来た鉄筋を定寸長に切
断されるようにするストッパーや振り分け機構を備えて
いる。
プから成り、可動刃は製品受部側に位置し昇降可能であ
って、下降時に固定受刃とで鉄筋を剪断する。クランプ
は固定受刃及び可動刃より鉄筋供給部側に在って定寸に
切断されていない鉄筋（供給する長尺鉄筋）を剪断時に
固定する。製品受部は搬送されて来た鉄筋を定寸長に切
断されるようにするストッパーや振り分け機構を備えて
いる。
【０００４】ところで、搬送コンベアの先端と切断機の
切断刃との間には鉄筋を受ける面がなく、一定長に切断
した残りの鉄筋（以下残材という）が長尺の間は、搬送
コンベアに残材が居留し、継続して支承され、次の一定
長分送り込まれるか一定長に不足する場合は持ち上げて
排除されるのである。
切断刃との間には鉄筋を受ける面がなく、一定長に切断
した残りの鉄筋（以下残材という）が長尺の間は、搬送
コンベアに残材が居留し、継続して支承され、次の一定
長分送り込まれるか一定長に不足する場合は持ち上げて
排除されるのである。
【０００５】しかし、残材が短いと搬送コンベア上に留
まらず切断機内に残り、この残材を除くため作業者が手
を挿入して取り出さねばならぬのである。したがって、
固定刃や可動刃に触れたり、或いは可動刃の電源をオフ
にせずに作業を行って、思わぬ事故にみまわれる危険が
ある等の問題が生じているのである。
まらず切断機内に残り、この残材を除くため作業者が手
を挿入して取り出さねばならぬのである。したがって、
固定刃や可動刃に触れたり、或いは可動刃の電源をオフ
にせずに作業を行って、思わぬ事故にみまわれる危険が
ある等の問題が生じているのである。
【０００６】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は斯る
点に鑑み、残材の処理を安全に行う機構を提供せんとす
るものである。
点に鑑み、残材の処理を安全に行う機構を提供せんとす
るものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本考案は鉄筋供給部の搬
送コンベアの先方に排出鈑を延設し、切断刃との間に受
面を設けると共に、排出版を搬送方向に対し横方向へ傾
倒可能としたものである。
送コンベアの先方に排出鈑を延設し、切断刃との間に受
面を設けると共に、排出版を搬送方向に対し横方向へ傾
倒可能としたものである。
【０００８】
【作用】鉄筋供給部の搬送コンベアの先方に排出鈑を延
設してあるから、搬送コンベアと鉄筋曲機の切断刃間に
も鉄筋の受面が形成され、短い残材もこの排出鈑で支承
する。そして、排出鈑は鉄筋の搬送方向に対し、横方向
へ傾倒可能であるから、排出鈑が傾倒して傾斜面となる
と、排出鈑上の残材は傾斜した方向へ転動して落下する
のである。
設してあるから、搬送コンベアと鉄筋曲機の切断刃間に
も鉄筋の受面が形成され、短い残材もこの排出鈑で支承
する。そして、排出鈑は鉄筋の搬送方向に対し、横方向
へ傾倒可能であるから、排出鈑が傾倒して傾斜面となる
と、排出鈑上の残材は傾斜した方向へ転動して落下する
のである。
【０００９】
【実施例】本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は鉄筋供給部側の搬送コンベアの先端部を示す
平面図であり、図２は同左側面図を表わしたものであ
る。
る。図１は鉄筋供給部側の搬送コンベアの先端部を示す
平面図であり、図２は同左側面図を表わしたものであ
る。
【００１０】搬送コンベア１のローラ２を架設する支持
枠３Ａ３Ｂの先端面に排出鈑４の基鈑５を当て、背面側
５Ａで当接する支持枠３Ａに軸支６されている。又、正
面側５Ｂは、正面側の支持枠３Ｂに下部をフレキシブル
に立設したシリンダー７のシリンダーロッド８と連結９
している。したがって、基鈑５は軸支６部を支点として
シリンダー７のシリンダーロッド８が伸縮するのに伴っ
て回動するのである。
枠３Ａ３Ｂの先端面に排出鈑４の基鈑５を当て、背面側
５Ａで当接する支持枠３Ａに軸支６されている。又、正
面側５Ｂは、正面側の支持枠３Ｂに下部をフレキシブル
に立設したシリンダー７のシリンダーロッド８と連結９
している。したがって、基鈑５は軸支６部を支点として
シリンダー７のシリンダーロッド８が伸縮するのに伴っ
て回動するのである。
【００１１】基鈑５には受面１０が搬送ローラ２の搬送
面と同一水平面に取り付けてあり、搬送面が搬送コンベ
ア１から排出鈑４の受面１０まで延長することになると
共に、搬送コンベア１と切断機の切断刃（図示せず）の
間に、従来存在しなかった鉄筋の受面が形成されること
となる。そして、受面１０と基鈑５は一体であるから受
面１０もシリンダー７の作動によって回動し、正面側へ
傾倒するため、受面１０上に在る残材を転滑させ正面側
へ排出することができるのである。
面と同一水平面に取り付けてあり、搬送面が搬送コンベ
ア１から排出鈑４の受面１０まで延長することになると
共に、搬送コンベア１と切断機の切断刃（図示せず）の
間に、従来存在しなかった鉄筋の受面が形成されること
となる。そして、受面１０と基鈑５は一体であるから受
面１０もシリンダー７の作動によって回動し、正面側へ
傾倒するため、受面１０上に在る残材を転滑させ正面側
へ排出することができるのである。
【００１２】
【考案の効果】以上の様に本考案は搬送コンベアと切断
刃との間にも排出鈑を設け、この排出鈑を傾倒可能とし
たため、搬送コンベアを通過した残材であっても、排出
鈑を傾倒させることによって、傾斜面を自転又は自滑し
て自動的に排除することができる効果がある。ゆえに、
従来手作業で危険であった短い残材の処理を安全かつ迅
速に行えるのである。
刃との間にも排出鈑を設け、この排出鈑を傾倒可能とし
たため、搬送コンベアを通過した残材であっても、排出
鈑を傾倒させることによって、傾斜面を自転又は自滑し
て自動的に排除することができる効果がある。ゆえに、
従来手作業で危険であった短い残材の処理を安全かつ迅
速に行えるのである。
【図１】本考案の一実施例を示す搬送コンベアの先端部
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図２】本考案の一実施例を示す搬送コンベアの先端部
の左側面図である。
の左側面図である。
１ 搬送コンベア ３ 支持枠 ４ 排出鈑 ５ 基鈑 ６ 軸支 ７ シリンダー ８ シリンダーロッド １０ 受面
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄筋供給部の搬送コンベアの先方に、排
出鈑を延設し、切断刃との間に受面を設けると共に、排
出版を搬送方向に対し横方向へ傾倒可能としたことを特
徴とする鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9498891U JPH0719684Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9498891U JPH0719684Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570825U JPH0570825U (ja) | 1993-09-24 |
| JPH0719684Y2 true JPH0719684Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=14125269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9498891U Expired - Lifetime JPH0719684Y2 (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 鉄筋搬送切断装置に於ける残材排出機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0719684Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP9498891U patent/JPH0719684Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0570825U (ja) | 1993-09-24 |
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