JPH0719666A - 冷媒用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器 - Google Patents
冷媒用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器Info
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Abstract
方向に並ぶ複数の分岐管を有する冷媒用ヘッダーを効率
良く製造することを第1の目的とし、かくして得られた
冷媒用ヘッダーを用いることにより、コンパクトで組付
作業性の良好な熱交換器を得ることを第2の目的として
いる。 【構成】 両端が開放された素材管5内に低融点の金属
棒6を充填し、該金属棒6の両端から加圧して該金属棒
6を介して伝達される加圧力によって素材管5の一部を
塑性変形させるバルジ加工により、前記素材管5の一方
側に所定間隔で管軸方向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・
・を一体に形成した後これらの分岐管5a,5a・・の先
端を切除するようにして冷媒用ヘッダーXを製造すると
ともに、該冷媒用ヘッダーXにおける分岐管5a,5a・
・を伝熱管7,7・・の端部にロー付接合して熱交換器
を構成するようにしている。
Description
造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダ
ーを用いた熱交換器に関するものである。
からの冷媒を集合させるために用いられ、あるいは複数
冷媒経路を有する熱交換器への冷媒を分配させたりする
ために用いられる冷媒用ヘッダーXは、図14に示すよ
うに、大径の本体管5の一方側にロー付接合された複数
の連絡管11,11・・を備えて構成されており、これ
らの連絡管11,11・・を熱交換器Yの複数冷媒経路
における伝熱管7,7・・端部にロー付接合することと
なっている。
ダーXを用いる場合、次のような不具合がある。
めに本体管5に穴加工を施す必要があるとともに、接合
部の強度を確保するために、連絡管11の接合部近傍に
ビーディング加工12を施す必要がある。従って、部品
点数、加工要素が多くなってコストアップを招く。
付接合する時点において、既にロー付接合されている本
体管5と連絡管11との接合部のロー材が熱溶融するの
を防止する必要があり、そのために連絡管11の長さを
50mm以上にしなければならない。従って、連絡管11
を長くした分だけ無駄なスペースが存在することとな
る。
減らすことが冷媒用ヘッダーを製造するに当たって解決
を要する課題となってきている。
開平2ー8666号公報に開示されているように、一端
が封止された閉塞管内に充填された低融点金属棒を加圧
するバルジ加工により本体管に対して対称に分岐する複
数分岐管を形成するものが提案されている。
一端が封止された閉塞管を素材管として用いているた
め、本願発明が指向している本体管の一方側に管軸方向
に並ぶ分岐管を有する冷媒用ヘッダーを製造しようとす
ると、金属棒加圧時の加圧力が分岐管形成部において大
きく異なってくる(即ち、金属棒の加圧端からの距離の
大小により異なってくる)ところから、所望の分岐管を
形成することが極めて困難となる。
管は本体管に対して対称位置から突出することとなって
いるため、冷媒用ヘッダーとして用いる場合、伝熱管端
部との接合を容易ならしめるべく分岐管を直角に屈曲変
形させなければならないという問題も存する。
ので、本体管の一方側に管軸方向に並ぶ複数の分岐管を
有する冷媒用ヘッダーを効率良く製造することを第1の
目的とし、かくして得られた冷媒用ヘッダーを用いるこ
とにより、コンパクトで組付作業性の良好な熱交換器を
得ることを第2の目的とするものである。
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、両端が開放された素材管5内に低融点の金属棒6を
充填し、該金属棒6の両端から加圧して該金属棒6を介
して伝達される加圧力によって素材管5の一部を塑性変
形させるバルジ加工により、前記素材管5の一方側に所
定間隔で管軸方向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・を一
体に形成した後これらの分岐管5a,5a・・の先端を切
除するようにしている。
ための手段として、図面に示すように、両端が開放され
た素材管5を収容するための円形穴3を構成する一対の
半割型であって、一方側に前記円形穴3に連通し且つ所
定間隔で管軸方向に並ぶ複数の貫通孔4,4・・が形成
されている成形型1,2を用い、該成形型1,2により形
成される円形穴3に収容された素材管5内に低融点の金
属棒6を充填し、該金属棒6の両端から加圧して該金属
棒6を介して伝達される加圧力によって素材管5の一部
を前記貫通孔4,4・・内へ導いて塑性変形させること
により、前記素材管5の一方側に所定間隔で管軸方向に
並ぶ複数の分岐管5a,5a・・を一体に形成した後これ
らの分岐管5a,5a・・の先端を切除するようにしてい
る。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項2記
載の冷媒用ヘッダーの製造方法において、前記貫通孔
4,4・・の選ばれたものに金属棒6加圧時において素
材管5の塑性変形を抑制する方向に加圧する変形抑制手
段9,9・・を付設し、該変形抑制手段9,9・・を他の
貫通孔4,4・・における素材管5の塑性変形が進行し
た後においてその作用が解除されるようにしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項1、
2あるいは3記載の製造方法により製造された冷媒用ヘ
ッダーXにおける分岐管5a,5a・・を伝熱管7,7・・
端部に接続して熱交換器を構成するようにしている。
うな作用が得られる。
属棒6の両端から加圧して該金属棒6を介して伝達され
る加圧力によって素材管5の一部を塑性変形させること
により、素材管5の一方側において管軸方向に並ぶ複数
の分岐管5a,5a・・が容易に形成できる。そして、得
られた冷媒用ヘッダーXは、前記分岐管5a,5a・・を
熱交換器Yにおける伝熱管7,7・・端部にロー付接合
するだけで組付が完了することとなる。
のような作用が得られる。
る円形穴3に素材管5を収容し、該素材管5内に充填さ
れた低融点の金属棒6の両端から加圧して該金属棒6を
介して伝達される加圧力によって前記成形型1,2の一
方側に形成された貫通孔4,4・・に素材管5の一部を
導いて塑性変形させることにより、素材管5の一方側に
おいて管軸方向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・が容易
に形成できる。そして、得られた冷媒用ヘッダーXは、
前記分岐管5a,5a・・を熱交換器Yにおける伝熱管7,
7・・端部にロー付接合するだけで組付が完了すること
となる。
のような作用が得られる。
抑制方向の加圧力を選択的に作用あるいは解除させるこ
とにより、成形型1,2の一方側に形成された貫通孔4,
4・・へ素材管5の一部が塑性変形する順序を適宜選定
することが可能となり、複数の分岐管5a,5a・・の分
岐長を容易に均一化することができる。
のような作用が得られる。
5a,5a・・を屈曲変形させる等の後加工を施すことな
く、分岐管5a,5a・・を直接伝熱管7,7・・端部にロ
ー付接合するだけで行なわれることとなる。
れた素材管5内に低融点の金属棒6を充填し、該金属棒
6の両端から加圧して該金属棒6を介して伝達される加
圧力によって素材管5の一部を塑性変形させるバルジ加
工により、前記素材管5の一方側に所定間隔で管軸方向
に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・を一体に形成した後こ
れらの分岐管5a,5a・・の先端を切除するようにした
ので、素材管5内に充填された低融点金属棒6の両端か
ら加圧するという簡易な手段により、従来技術的に製造
困難であった管軸方向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・
を有する冷媒用ヘッダーが容易に得られるという優れた
効果がある。そして、得られた冷媒用ヘッダーXは、分
岐管5a,5a・・を伝熱管7,7・・端部にロー付接合す
るだけで熱交換器Yへ組み付けられることとなり、組付
作業性の向上が図れるとともに、コンパクト化および低
コスト化にも寄与するという効果もある。
た素材管5を収容するための円形穴3を構成する一対の
半割型であって、一方側に前記円形穴3に連通し且つ所
定間隔で管軸方向に並ぶ複数の貫通孔4,4・・が形成
されている成形型1,2を用い、該成形型1,2により形
成される円形穴3に収容された素材管5内に低融点の金
属棒6を充填し、該金属棒6の両端から加圧して該金属
棒6を介して伝達される加圧力によって素材管5の一部
を前記貫通孔4,4・・内へ導いて塑性変形させること
により、前記素材管5の一方側に所定間隔で管軸方向に
並ぶ複数の分岐管5a,5a・・を一体に形成した後これ
らの分岐管5a,5a・・の先端を切除するようにしたの
で、半割り成形型1,2に保持された素材管5内に充填
された低融点金属棒6の両端から加圧して素材管5の一
部を貫通孔4,4・・に導いて塑性変形させるという簡
易な手段により、従来技術的に製造困難であった管軸方
向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・を有する冷媒用ヘッ
ダーXが容易に得られるという優れた効果がある。そし
て、得られた冷媒用ヘッダーXは、分岐管5a,5a・・
を伝熱管7,7・・端部にロー付接合するだけで熱交換
器Yへ組み付けられることとなり、組付作業性の向上が
図れるとともに、コンパクト化および低コスト化にも寄
与するという効果もある。
冷媒用ヘッダーの製造方法において、成形型1,2にお
ける貫通孔4,4・・の選ばれたものに金属棒6加圧時
において素材管5の塑性変形を抑制する方向に加圧する
変形抑制手段9,9・・を付設し、該変形抑制手段9,9
・・を他の貫通孔4,4・・における素材管5の塑性変
形が進行した後においてその作用が解除されるようにし
たので、変形抑制手段9,9・・による変形抑制方向の
加圧力を選択的に作用あるいは解除させることにより、
成形型1,2の一方側に形成された貫通孔4,4・・へ素
材管5の一部が塑性変形する順序を適宜選定することが
可能となり、複数の分岐管5a,5a・・の分岐長を容易
に均一化することができ、得られた冷媒用ヘッダーXの
品質管理が容易となるという優れた効果がある。
るいは3記載の製造方法により製造された冷媒用ヘッダ
ーXにおける分岐管5a,5a・・を伝熱管7,7・・端部
に接続して熱交換器Yを構成するようにしたので、冷媒
用ヘッダーXの組付が、分岐管5a,5a・・を屈曲変形
させる等の後加工を施すことなく行なわれることとな
り、熱交換器のコンパクト化および低コスト化を容易に
達成できるという優れた効果がある。
つかの好適な実施例を説明する。
用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られ
た冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器が示されている。本
実施例は、請求項1、2および4の発明に対応するもの
である。
法においては、図1に示す製造装置Aを用いて実施され
る。
5を収容するための円形穴3(図2参照)を構成する一対
の半割型からなる成形型1,2を備えて構成されてい
る。該成形型1,2の一方側(本実施例の場合、成形型
2)には、前記円形穴3に連通し且つ所定間隔で管軸方
向に並ぶ複数(本実施例の場合、4個)の貫通孔4,4・
・が形成されている。
ッダーの製造方法を、図2ないし図6を参照して説明す
る。
2により形成される円形穴3に素材管5を収容した後、
該素材管5内に低融点(例えば、100℃)の金属棒6を
充填し、その後該金属棒6の両端から適宜の加圧手段
(図示省略)により加圧力Pを作用させる(即ち、バルジ
加工を施す)。すると、該金属棒6を介して伝達される
加圧力によって素材管5の一部が、図3および図4に示
すように、前記貫通孔4,4・・内へ導かれて塑性変形
し、その結果前記素材管5の一方側に所定間隔で管軸方
向に並ぶ複数の分岐管5a,5a・・が一体に形成され
る。そこで、成形型1,2とともに熱湯に浸漬すると、
金属棒6が溶融されて素材管5から取り出される。しか
る後成形型1,2から素材管5を取り出した後分岐管5
a,5a・・の先端を切除すると(図5参照)、図6に示す
ように、素材管からなる本体管5の一方側において管軸
方向に並ぶ複数(本実施例の場合、4本)の分岐管5a,5
a・・を有する冷媒用ヘッダーXが製造される。なお、
実際に冷媒用ヘッダーとして使用する際には、本体管5
の両端は適宜な方法によって閉塞され、冷媒配管が接続
される。
り成形型1,2に保持された素材管5内に充填された低
融点金属棒6の両端から加圧して該金属棒6を介して伝
達される加圧力によって素材管5の一部を貫通孔4,4
・・に導いて塑性変形させるという簡易な手段により、
従来技術的に製造困難であった管軸方向に並ぶ複数の分
岐管5a,5a・・を有する冷媒用ヘッダーXが容易に得
られるのである。
て貫通孔4,4・・へ素材管5の一部が塑性変形する際
における肉寄せを容易ならしめるために、各貫通孔4の
根元に比較的大きなR部が形成されており、しかも、貫
通孔4,4・・のうち両側に位置するものと中央に位置
するものとでは、金属棒6の両端との距離が異なり、金
属棒6を介して伝達される加圧力に差が生じることを考
慮して、両側の貫通孔4,4におけるR部より中央の貫
通孔4,4におけるR部が大きくなるように工夫してい
る。
ーXは、図7に示すように、分岐管5a,5a・・を伝熱
管7,7・・の端部にロー付接合するだけで熱交換器Y
へ組み付けられる。従って、組付作業性の向上が図れる
とともに、コンパクト化および低コスト化にも寄与する
こととなるのである。
Xにおける分岐管5aの分岐長が十分に得られず、本体
管5と熱交換器YのU字管8と干渉するおそれがある場
合には、伝熱管7を所定寸法Lだけ長くすることによ
り、上記干渉を避けた状態での冷媒用ヘッダーXの組付
が行える。
冷媒用ヘッダーの製造方法が示されている。本実施例
は、請求項1〜4の発明に対応するものである。
4,4・・のうちの選ばれたもの(本実施例の場合、両側
の貫通孔4,4)には、金属棒6の加圧時において素材管
5の塑性変形を抑制する方向に加圧する変形抑制手段
9,9が付設されている。該変形抑制手段9は、貫通孔
4に嵌挿されるピストン状部材により構成されており、
適宜の加圧手段(図示省略)により所定の加圧力が付与さ
れることとなっている。つまり、本実施例の場合、バル
ジ加圧時において金属棒6の両端からの距離が近く塑性
変形を起こし易い部位に変形抑制手段9,9が付設され
ることとなっているのである。なお、該変形抑制手段
9,9は、他の貫通孔4,4における素材管5の塑性変形
が進行した後にその作用が解除されることとなってい
る。
の製造方法を説明すると、図10に示すように、変形抑
制手段9,9に対して加圧力P′を作用させた状態で、
金属棒6の両端に加圧力Pを作用させると、図11に示
すように、変形抑制手段9が設けられていない中央の貫
通孔4,4において素材管5の一部が塑性変形を起こ
す。この時の塑性変形量は、両貫通孔4,4と金属棒6
の両端との距離が等しいところから、両貫通孔4,4に
おいて等しくなる。そして、中央の貫通孔4,4におけ
る塑性変形がある程度進行した時点で、前記変形抑制手
段9,9による加圧力P′を解除してやると、両側の貫
通孔4,4における塑性変形が開始され、全ての貫通孔
4,4・・において塑性変形が進行することとなる。そ
の結果、図12に示すように、全ての貫通孔4,4・・
における塑性変形量が等しくなり、素材管5の一方側に
おいて管軸方向に並び且つ分岐長が等しい分岐管5a,5
a・・が形成されることとなる。そこで、成形型1,2と
ともに熱湯に浸漬すると、金属棒6が溶融されて素材管
5から取り出される。しかる後成形型1,2から素材管
5を取り出した後分岐管5a,5a・・の先端を切除する
と(図13参照)、図6に示すように、素材管からなる本
体管5の一方側において管軸方向に並ぶ複数(本実施例
の場合、4本)の分岐管5a,5a・・を有する冷媒用ヘッ
ダーXが製造される。
る変形抑制方向の加圧力P′を選択的に作用あるいは解
除させることにより、成形型2に形成された貫通孔4,
4・・へ素材管5の一部が塑性変形する順序を、中央に
位置するもの、両側に位置するものの順に選定すること
が可能となり、複数の分岐管5a,5a・・の分岐長を容
易に均一化することができるのである。
の熱交換器Yへの組付は実施例1と同様にして行なわれ
る。
2本単位で決定するようにしているが、1本単位で決定
するようにしてもよく、形成する分岐管の本数が多い場
合には3本以上の単位で決定するようにしてもよい。そ
の場合、塑性変形が完了した貫通孔に対してはそれ以上
の塑性変形を抑制するために変形抑制手段による加圧が
なされることは勿論である。
ではなく、発明の要旨に逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことは勿論である。
製造方法において用いられる製造装置の斜視図である。
製造方法における第1段階の状態を示す断面図である。
製造方法における第2段階の状態を示す断面図である。
製造方法における第3段階の状態を示す断面図である。
製造方法における第4段階の状態を示す断面図である。
られた冷媒用ヘッダーの断面図である。
られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器の要部を示す分
解斜視図である。
られた冷媒用ヘッダーの組付時に不具合が生ずる場合を
示す部分平面図である。
られた冷媒用ヘッダーの組付時の1例を示す部分平面図
である。
の製造方法における第1段階の状態を示す断面図であ
る。
の製造方法における第2段階の状態を示す断面図であ
る。
の製造方法における第3段階の状態を示す断面図であ
る。
の製造方法における第4段階の状態を示す断面図であ
る。
示す部分平面図である。
(本体管)、5aは分岐管、6は金属棒、7は伝熱管、9
は変形抑制手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 両端が開放された素材管(5)内に低融点
の金属棒(6)を充填し、該金属棒(6)の両端から加圧し
て該金属棒(6)を介して伝達される加圧力によって素材
管(5)の一部を塑性変形させるバルジ加工により、前記
素材管(5)の一方側に所定間隔で管軸方向に並ぶ複数の
分岐管(5a),(5a)・・を一体に形成した後これらの分
岐管(5a),(5a)・・の先端を切除することを特徴とす
る冷媒用ヘッダーの製造方法。 - 【請求項2】 両端が開放された素材管(5)を収容する
ための円形穴(3)を構成する一対の半割型であって、一
方側に前記円形穴(3)に連通し且つ所定間隔で管軸方向
に並ぶ複数の貫通孔(4),(4)・・が形成されている成
形型(1),(2)を用い、該成形型(1),(2)により形成さ
れる円形穴(3)に収容された素材管(5)内に低融点の金
属棒(6)を充填し、該金属棒(6)の両端から加圧して該
金属棒(6)を介して伝達される加圧力によって素材管
(5)の一部を前記貫通孔(4),(4)・・内へ導いて塑性
変形させることにより、前記素材管(5)の一方側に所定
間隔で管軸方向に並ぶ複数の分岐管(5a),(5a)・・を
一体に形成した後これらの分岐管(5a),(5a)・・の先
端を切除することを特徴とする冷媒用ヘッダーの製造方
法。 - 【請求項3】 前記貫通孔(4),(4)・・の選ばれたも
のには金属棒(6)加圧時において素材管(5)の塑性変形
を抑制する方向に加圧する変形抑制手段(9),(9)・・
が付設されており、該変形抑制手段(9),(9)・・は他
の貫通孔(4),(4)・・における素材管(5)の塑性変形
が進行した後にその作用が解除されることとなっている
ことを特徴とする前記請求項2記載の冷媒用ヘッダーの
製造方法。 - 【請求項4】 前記請求項1、2あるいは3記載の製造
方法により製造された冷媒用ヘッダー(X)における分岐
管(5a),(5a)・・を伝熱管(7),(7)・・端部に接続し
て構成された熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161494A JPH0719666A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 冷媒用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5161494A JPH0719666A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 冷媒用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719666A true JPH0719666A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15736141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5161494A Pending JPH0719666A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 冷媒用ヘッダーの製造方法およびその製造方法により得られた冷媒用ヘッダーを用いた熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012013289A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5161494A patent/JPH0719666A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012013289A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒分配器及びこの冷媒分配器を用いたヒートポンプ装置 |
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