JPH0719642B2 - 暖房パネル - Google Patents

暖房パネル

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JPH0719642B2
JPH0719642B2 JP10988786A JP10988786A JPH0719642B2 JP H0719642 B2 JPH0719642 B2 JP H0719642B2 JP 10988786 A JP10988786 A JP 10988786A JP 10988786 A JP10988786 A JP 10988786A JP H0719642 B2 JPH0719642 B2 JP H0719642B2
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JP
Japan
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heating
connection
wire
heating element
connection terminal
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JP10988786A
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Inventor
稔 日比野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は暖房パネル、殊に床暖房用であり且つ木質に仕
上げられている暖房パネルに関するものである。
【背景技術】
木質系の暖房パネルでは、通常第8図に示すように表面
材11と裏面材12、断熱材13及び発熱体1とで構成される
とともに、表面材11と裏面材12の間の周辺部には額縁材
14が配設されている。このために、額縁材14で囲まれる
表面材11と裏面材12との間の空間いっぱいに発熱体1を
配設したとしても、額縁材14の存在により、暖房パネル
の周辺部の表面温度は低くなってしまう。 ここにおいて、暖房パネルはその長さの異なるものを複
数種用意する場合に鑑み、短にパネルに合わせた発熱体
のみを用意するとともにこの発熱体には連結用の接続線
を予め設けておき、長いパネルについては上記発熱体を
2つ連結して使用することがなされている。ところが従
来の暖房パネルにおける発熱体1は、電源との接続を一
端側で行なえるようにするためもあって、第9図に示す
ように、発熱線2の外側に給電線4及びこれに連なる接
続線3を置いていた。つまり、額縁材14に近い所に発熱
に関与しない給電線4及び接続線3を位置させていたわ
けである。このために、暖房パネルの周辺の表面温度は
どうしてもかなり低いものとなっている。
【発明の目的】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは給電線や接続線のために周辺部の温
度が大きく低下してしまうことがない暖房パネルを提供
するにある。
【発明の開示】
しかして本発明は、発熱線と連結用の接続線とからなる
発熱体をパネル内に配設した暖房パネルにおいて、連結
用の1本の接続線を中央に配置するとともに接続線の両
側に夫々発熱線を配置して発熱体を形成し、接続線の両
端と各発熱線の両端とに夫々接続端子部を設け、両発熱
線の一端側の接続端子部には両者の短絡用の接続部を設
けるとともに、両発熱線の他端側の接続端子部には両者
の短絡用の接続部と各発熱線と接続線との短絡用の接続
部とを設けて、これら接続部の接続状態を可変としてい
ることに特徴を有するものであって、発熱に寄与しない
連結用の接続線はパネルの中央に配置するものとし、そ
して単独で発熱体を使用する場合には、接続線の両側に
配設されている発熱線を直列に接続できるようにしてい
るとともに、連結して発熱体を使用する場合には、接続
線の両側に配設されている発熱線を、接続線を共通線と
する並列に接続できるようにしたものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、第1
図はパネル10内に納められる面状の発熱体1の概略を示
すものであって、この発熱体1は1本の接続線3と、こ
の接続線3の両側に配設される接続線2,2とを備え、接
続線3両端には接続端子部31,32が、各発熱線2の両端
には夫々接続端子部21,22が設けられている。そして両
発熱線2,2の各一端の接続端子部21,21間にはこの両者間
を短絡させる接続部41が設けられ、一方の発熱線2の一
端の接続端子部21と接続線3一端の接続端子部31との間
にはこの両者間を短絡させる接続部42が設けられてい
る。更に両発熱線2,2の各他端の接続端子部22,22間には
この両者間を短絡させる接続部43が設けられ、また両発
熱線2,2の各他端の接続端子部22,22と接続線3の他端の
接続端子部32とを短絡させる接続部44が設けられてい
る。 もっとも、これら接続部41,42,43,44は常に接続されて
いるものではなく、発熱体1の使用状況に応じて接続さ
れる。すなわち、長さの短いパネルに納める場合には、
この発熱体1を単独で使用するものであって、第1図
(b)に示すように、接続部42と接続部43との接続のみ
を行ない、接続部41と接続部44とは切り離して、両発熱
線2,2が直列に接続された状態とし、そして一方の発熱
線2の接続端子部21と、接続線3の接続端子部31とを電
源端子部6,6として使用する。 長さの長いパネルに納める場合には、発熱体1を2つ用
意して、第1図(c)に示すように、一方の発熱体1に
ついては接続部41のみの接続を行ない、他方の発熱体1
については接続部44,44の接続のみを行ない、そして一
方の発熱体1の各接続端子部22,32,22と、他方の発熱体
1の接続端子部21,31,21との各接続を行なうことで、接
続線3の両側に配されている両発熱線2,2が、接続線3
を共通線としている並列接続状態となるようにするので
ある。電源端子部6,6には上記の場合と同様に一方の発
熱体2の接続端子部21と接続線3の接続端子部31とを利
用する。 ここで面状の発熱体1は回路パターンとして設けられる
ことから、各接続部41,42,43,44も回路パターンとして
予め設けておき、接続が不要なところについてはこのパ
ターンをカットするようにしておくのが好ましい。 尚、接続線3一端と一方の発熱線2一端との間の接続部
42は、接続線3一端を常に電源端子部6とするために設
けたものであり、両発熱線2,2の各一端を共に電源端子
部6,6とするか、一方の発熱線2の一端と接続線3の一
端とを電源端子部6,6とするかを状況に応じて選ぶよう
にしておけば、接続部42はなくともよい。もっともこの
場合には、電源端子部6として形成すべき接続端子部が
3つとなり、上記実施例に比して必要とするスペースが
大きくなる。 第2図乃至第6図に上記実施例に係る発熱体1の具体例
を示す。この発熱体1は絶縁性合成樹脂フィルム間にア
ルミニウム箔にて形成した回路パターン層を設けること
で形成されているもので、第6図に示すように、アドマ
ーフィルム50、接着剤51、ポリエチレンテレフタレート
層52、接着剤53、レジストインキ54、アルミニウム箔5
5、接着剤56、ポリエチレンテレフタレート層57、接着
剤58、そしてアドマーフィルム59にて構成され、その全
厚は約300μmとされている。 発熱体1の中央には長手方向の全長にわたり接続線3が
配設され、接続線3の両側には夫々発熱線2,2が配設さ
れている。各発熱線2に直列に接続された複数個のブロ
ックに分けられており、そして各ブロックにおいては接
続線3に近い中央部よりも、外側の方がパターン密度が
高くされて、発熱量が中央部より多くなるようにされて
いる。図中8は打ち抜きにて形成された長孔である。 接続線3の一端は、発熱体1の一端縁に至るとともに電
源端子部6が設けられた接続端子部31となっており、他
端は発熱体1の他端縁に至る接続端子部32とされてい
る。一方の発熱線2の一端は電源端子部6がつながった
接続端子部21とされ、他端は接続端子部22とされてい
る。他方の発熱線2は同じく両端に接続端子部21,22が
形成されている。そして発熱体1の一端側においては、
両発熱線2,2における接続端子部21,21を結ぶ接続部41が
接続線3の接続端子部31と交叉するものとして形成され
ているとともに、接続線3と図中下方に位置する発熱線
2とを結ぶ接続部42が形成されている。また発熱体1の
他端側においては、両発熱線2,2の各接続端子部21,21と
接続線3の接続端子部32とを接続する接続線44,44が形
成されている。 しかしてこの発熱体1においては、短いパネルに単独で
収納する場合には、第2図及び第3図において、図中C
で示す部分においてポンチによる打ち抜きを行なうこと
でパターンをカットする。すなわち、接続部41の切り離
しを行なうとともに、接続線3を接続部44,44から切り
離す。この結果、接続部43として機能することになる接
続部44,44によって両発熱線2,2は直列に接続されたもの
となる。 長いパネルに2つの発熱体1,1を連結して納める場合に
は、第4図及び第5図に示すように、図中Cで示す部分
にポンチによる打ち抜きを行なうことでパターンのカッ
トを行ない、一方の発熱体1については接続部42を切り
離すとともに、接続部44,44を夫々切り離し、更に他方
の発熱体1については接続部41,42を夫々切り離すので
ある。そして一方の発熱体1における各接続端子部22,3
2,22と、他方の発熱体1における各接続端子部21,31,21
との接続を行なう。 尚、本実施例においてはこの両発熱体1,1の接続にあた
り、全長の調節のために、接続線3′とこの両側に位置
する発熱線2′,2′とを備えた接続用発熱体1′を間に
介在させている。また、発熱線2における電源端子部6,
6の両側に位置するところでは、全部を密度の高いパタ
ーンとすることで、面積あたりの発熱量の補正を行なっ
ている。第3図及び第5図中の8は電源端子部6に半田
付け接続される電源リード線、80は絶縁収縮チューブ、
9は両面接着テープにて貼り付けられる絶縁フィルムを
示している。電源リード線8の接続は剥離にて電源端子
部6を露出させた後に行なう。 第7図に上記発熱体1を納めるパネル10のシミュレーシ
ョンモデルの断面とこれに対応した各部の温度特性とを
示す。パネル10は合板にて形成されている表面材11と裏
面材12、両者の間の周辺部に配された額縁材14とからな
り、表面材11と裏面材12との間に、鉄板16と発熱体1と
断熱材13とを配設し、更に裏面材12の裏面にグラスウー
ル17を取り付けたもので、表面材11の厚みは3.0mm、鉄
板16の厚みは1.0mm、断熱材13の厚みは1.5mm、裏面材12
の厚さは9.3mm、グラスウール17の厚みは50mmとなって
いる。 図中イは実測表面温度分布、ロはシミュレーションによ
る表面温度分布、ハは鉄板16の表面温度分布、ニはグラ
スウール下面の表面温度分布を示し、またホは前記従来
例による発熱体(接続線が外側にあり且つ発熱線のパタ
ーンは各部で同一密度)のものを使用した場合における
実測表面温度分布を示す。
【発明の効果】
以上のように本発明においては、連結使用時のための接
続線を中央とし、発熱線をこの接続線の両側に設けたた
めに、パネルの周辺部にまで発熱線を配置することがで
きるものであり、このためにパネル周辺部の温度低下を
抑えることができ、しかも接続線と発熱線との間、ある
いは発熱線の間には接続状態を可変とした接続部を設け
ているために、1つの発熱体のみを使用する場合でも、
2つの発熱体をつないで使用する場合でも、配線上にお
いて問題を招くことがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)(c)は本発明一実施例に係る発熱
体の概略配線パターン図、第2図は同上の具体例におけ
る発熱体の配線パターンを示す表面図、第3図は同上の
破断拡大裏面図、第4図は同上の連結時を示す表面図、
第5図は同上の破断拡大裏面図、第6図は同上の断面
図、第7図は同上の温度特性図、第8図は従来例のパネ
ルの断面図、第9図は同上の概略配線パターン図を示し
ており、1は発熱体、2は発熱線、3は接続線、21,22,
31,32は接続端子部、41,42,43,44は接続部を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱線と連結用の接続線とからなる発熱体
    をパネル内に配設した暖房パネルにおいて、連結用の1
    本の接続線を中央に配置するとともに接続線の両側に夫
    々発熱線を配置して発熱体を形成し、接続線の両端と各
    発熱線の両端とに夫々接続端子部を設け、両発熱体の一
    端側の接続端子部には両者の短絡用の接続部を設けると
    ともに、両発熱線の他端側の接続端子部には両者の短絡
    用の接続部と各発熱線と接続線との短絡用の接続部とを
    設けて、これら接続部の接続状態を可変として成ること
    を特徴とする暖房パネル。
  2. 【請求項2】一方の発熱線一端の接続端子部と接続線一
    端の接続端子部との短絡用であり且つ接続状態が可変と
    されている接続部を備え、他方の発熱線一端の接続端子
    部と接続線一端の接続端子部とが電源端子部とされてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の暖房パ
    ネル。
  3. 【請求項3】各接続部は発熱線及び接続線とともに回路
    パターンとして設けられており、各接続部の接続状態は
    パターンの切断にて可変とされていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の暖房パネル。
  4. 【請求項4】発熱線は接続線が配された中央側よりも外
    側の方がそのパターン密度が大きくされていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の暖房パネル。
JP10988786A 1986-05-14 1986-05-14 暖房パネル Expired - Lifetime JPH0719642B2 (ja)

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