JPH07196429A - 歯科用修復材料 - Google Patents

歯科用修復材料

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JPH07196429A
JPH07196429A JP5353358A JP35335893A JPH07196429A JP H07196429 A JPH07196429 A JP H07196429A JP 5353358 A JP5353358 A JP 5353358A JP 35335893 A JP35335893 A JP 35335893A JP H07196429 A JPH07196429 A JP H07196429A
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JP
Japan
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dental restorative
dental
restorative material
transparency
restoration
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JP5353358A
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English (en)
Inventor
Kiyoyuki Arikawa
清之 有川
Kyoji Midorikawa
恭二 緑川
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】天然歯に匹敵する透明性を有し、優れた審美性
を発揮する歯科用修復材料の提供。 【構成】厚さ1mmの歯科用修復物の硬化体の裏側にそ
れぞれ標準黒色板と標準白色板を置いた場合の三刺激値
のひとつであるY値(YbとYW)の比(コントラスト
比)が、0.53〜0.63の範囲でビタシェードに相
当する色調を複数個備えた歯科用修復材料であって、そ
の色調を明度の高低で少なくとも2つ以上に分類し、明
度の高い群の材料は低いコントラスト比を有し、且つ明
度の低い群の材料は高いコントラスト比を有する歯科用
修復材料。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】本発明は、天然歯に匹敵する透明性を有
し、優れた審美性を発揮する歯科用修復材料に関するも
のであり、特に、直接法あるいは間接法により歯の欠損
部分を補填修復する数種の色調からなる歯科用修復材料
に係わる。
【0002】
【従来の技術】歯の欠損部分を補填修復する歯科用修復
材料は、従来から歯科用充填材料やインレー、オンレー
等の歯冠補綴材料として用いられている。該歯科用修復
材料は、粉−液材料あるいは粘性材料として供給され、
歯科医師あるいは歯科技工士などの術者により適切な形
に成形、重合硬化させられ、歯の修復に用いられてい
る。歯の修復に際しては、修復する歯の形態に合わせ材
料を成形することに加え、修復する歯と同等の色調を得
ることが要求される。該歯科用修復材料は、類似の構成
要素からなる着色材により、術者が歯の色調に合うよう
適宜色調を調整させるシステムとして供給されているも
のもあるが、近年注目を集めている光重合方式を採用す
ることにより、術者の操作を簡便にするよう、あらかじ
め歯質の色調に類似するよう調整された歯科用修復材料
を多数揃えたシステムとして供給されている。その中
で、最近では該歯科用修復材料の色調を歯科用陶材や歯
冠用合成樹脂などの歯冠補綴物で用いられている16色
(シェード)からなるビタシェード(VITA Zah
nfabrik社)に合わせ、揃えているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】齲蝕窩洞を有する歯に
歯科用修復材料を充填あるいは合着した場合、臨床的に
は歯科用修復材料と歯の色相の違いよりも歯科用修復材
料と歯の明るさの違い、具体的には歯科用修復材料が歯
より白く見えたり、暗く見えたりするような現象が目だ
ちやすい。この理由については、未だ明確にされていな
いが、歯科用修復材料と天然歯の透明性の違いが光の透
過性に差を生じさせ、天然歯に充填された歯科用修復材
料自体の明るさを容易に変えることに起因していると考
えられる。また、歯の透明性は同一個体の歯でも、部位
によりその透明性が異なる。天然歯は、透明性の低い象
牙質の周りを透明性の強いエナメル質が覆うような状態
で構成されているが、エナメル質は歯頚部から歯頂側
(切縁)に行くに従い厚くなることから、歯科用修復材
料を適用する窩洞の部位により、エナメル質と象牙質の
量的な構成比が異なり、これに伴い、各部位ごとに要求
される歯科用修復材料の透明性が異なってくる。このた
め、歯科用修復材料に現在頻繁に用いられているビタシ
ェードの色を与えても、部位に応じた適切な透明性を有
していない限り、歯との透明性の違いからくる歯科用修
復材料の明るさの変化が生じ、良好な審美性が得られに
くい状態となる。現在供給されているビタシェードに合
わせた歯科用修復材料は、基本的に単一な透明性が与え
られているか、もしくはビタシェードの各シェードごと
に透明性の異なる複数の材料を供給しているかのいずれ
かであるが、前者は歯の修復に際し十分な色調が得られ
ず、また、後者は術者がシェードを選択する際、材料数
が多いことから選択操作が煩雑になる欠点がある。
【0004】したがって、本発明の目的は、術者がより
審美的にしかも簡便な窩洞修復を行えるよう、歯の修復
部位ごとに要求される適切な透明性をあらかじめ設定し
たビタシェードの色調を有する歯科用修復材料を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】物体の色調を測色する上
で、三刺激値なる指標が知られているが、特に半透明性
材料の透明度を表す指標に下記に示すYwとYbの比で表
されるコントラスト比が用いられている。 コントラスト比=Yb/Yw 歯科用修復材料の透明性については、従来から多くの検
討がなされているが、近年、コントラスト比を用いた報
告がなされている(歯科保存学会誌、1993年秋期学会講
演予稿集;各種修復用コンポジットのOpacityと色調適
合性、東京医科歯科歯科大学・猪越ら)。本報告では、
歯科用修復材料の透明性に関し、厚さ1mmの歯科用修
復物の硬化体の裏側にそれぞれ標準黒色板と標準白色板
を置いた場合の三刺激値のひとつであるY値(YbとY
W)の比(コントラスト比)が、歯冠部の窩洞には0.
53以上の値が、また歯頸部での修復には0.60以上
の値が有効であると示唆している。
【0006】本発明者らは、良好な審美性を与える歯科
用修復材料の色調について鋭意検討した結果、コントラ
スト比を適宜調整し臨床上必要なビタシェードの色調を
有する歯科用修復材料を供給することで、従前の課題を
解決することを見いだした。すなわち、コントラスト比
の測定に際し、標準白色板に(X=90.82,Y=9
2.73,Z=109.03)を、また標準黒色板に
(X=0.02,Y=0.03,Z=0.05)を用い
た場合に、厚さ1mmに硬化させた歯科用修復材料のコ
ントラスト比を0.53〜0.63に調整することによ
り、歯質に近似した良好な透明性を得ることができる。
該範囲の透明性を有し、ビタシェードに合わせた色調を
具備させた複数の歯科用修復材料からなるシステムを供
給し、従来の方法により該歯科用修復物を充填あるいは
合着することにより、歯科用修復材料と歯の明るさに差
を生じさせない審美性に優れる修復が可能となる。 以
下に本発明の詳細を説明する。
【0007】前述のように歯科用充填材料はその適用部
位に応じ、要求される透明性が異なる。この透明性につ
いては、コントラスト比が0.53〜0.63の範囲で
複数与えられるべきものであるが、臨床での使用を考慮
すると、適用する部位の天然歯の構造から2つに大別す
ることが好ましい。一つは、エナメル質が厚く、象牙質
が薄い部分、具体的にはブラックの窩洞分類に基づく〓
〜〓級窩洞のような比較的透明性の高い歯冠修復に用い
るものと、もう一つはエナメル質が薄く、厚い象牙質あ
るいはセメント質から構成される部分、具体的にはブラ
ックの分類に基づく〓級窩洞や楔状欠損のような比較的
透明性の低い歯頸部近傍に用いられるものである。 こ
の2つの部位に適する歯科用修復材料のコントラスト比
に関し、前者を0.55±0.02とし、後者を0.6
1±0.02とすることで、術者は歯の修復部位に応じ
た良好な審美性を得ることができる。このことから、前
者を歯冠部用あるいは標準色、また後者を歯頸部用ある
いは不透明色などと命名し、各々色調を揃えたシステム
とすることにより、適用する歯科用修復材料の選択性を
より明瞭し、審美的な修復が可能となる。
【0008】ビタシェードの色調は、アルファベットで
表示される4つまたは5つの色相から構成され、更に各
色相群とも3ないし5つの明度から構成されている。
明度については、番号で表示され、基本的に明度が暗く
なるに従い、番号が増すよう設定されている。下表に現
在市販されているビタ・ルミン・バキュームのシステム
を示す。
【0009】
【表1】
【0010】ここで、ビタシェードに合わせ歯科用修復
材料の色調を設定する場合、前述の複数の、好ましくは
2つの透明性の群ごとにビタシェードの色調を揃える
と、システム全体の色調数が増え、術者のシェードの選
択操作が複雑になる。しかしながら、歯の各修復部位に
要求される色調も考慮し、臨床上必要とされる色調と透
明性の組合せからなる歯科用修復材料のみを供給するこ
とにより、臨床での色調選択操作をより容易にすること
ができる。具体的には、ビタシェードに相当する色調を
明度の高低で少なくとも2つ以上に分類し、明度の低下
に伴い、コントラスト比を増加させるように構成したシ
ステムとする。例えば、下表に示すようにビタシェード
を2つに分類し、比較的明度の高いシェード(各色相群
の明度番号1〜3.5)は、歯冠部修復に頻繁に用いら
れることから、コントラスト比を0.55±0.02と
し、比較的明度の低いシェード(各色相群の明度番号3
〜4)は、歯頸近傍部分に頻繁に用いられることから、
コントラスト比を0.61±0.02とすることで、全
体の色調数を減少させたシステムとすることができる。
【0011】明度の分類については、上述のようにビタ
の明度番号を指標に実施するか、または各シェードを測
色し、ハンター表色系のL値あるいはCIE表色系のL
*値により、分類することが好ましい。 また、システ
ムとして揃える色調は前述の通り、ビタシェードの全色
あるいはその中から抜粋した数種の色調に合わせるが、
臨床での使用性、具体的には各シェードの使用頻度と色
調の選択操作の簡易化を考慮し、下表の21種から少な
くとも2種をシェード記号が重複しないように選択し、
揃えることが好ましい。尚、ビタシェードに色調を合わ
す場合、市販されているビタシェードガイドには、切端
部や歯頸部などに固有色(キャラクタライズ)が付け加
えられていることから、この部分を除き、歯頸部から歯
冠中央部にかかる部分に色調を合わすことが好ましい。
【0012】
【表2】
【0013】本発明の歯科用修復材料は、特に限定され
るものではなく、種々のものが用いられるが、一般に歯
に類似した色調を提供しやすい歯科用複合レジン充填材
料や歯科充填用グラスポリアルケノエートセメントとし
て用いられているものが挙げられる。歯科用複合レジン
充填材料としては、重合性単量体に、2,2−ビス[4
−(3−メタクリロキシ)−2−ヒドロキシプロポキシ
フェニル]プロパン(通称Bis−GMA)、トリエチ
レングリコールジメタクリレート等の種々のジ(メタ)
アクリレート単量体が、無機充填剤に、ホウケイ酸ガラ
ス、ソーダガラス、重金属(例えばバリウム、ストロン
チウム、ジルコニウム)を含むガラス、アルミノシリケ
ート、ガラスセラミックス、石英、無定型シリカなど
が、また重合開始剤にBPO−第3級アミンのレドック
ス反応を利用したものやキノン類などの光触媒から構成
されたものなどが挙げられる。
【0014】また、歯科充填用グラスポリアルケノエー
トセメントとしては、無機粉末にシリカ、アルミナ、フ
ッ化カルシウム、氷晶石、フッ化ナトリウム、リン酸ア
ルミニウムが、液剤にアクリル酸を主成分とする共重合
体水溶液、酒石酸が、また重合性単量体として液剤中に
にメタクリル酸2−ヒドロキシエチルと光触媒を含むも
のなどが挙げられる。尚、コントラスト比の調整に際し
ては、歯科用修復材料の光学的特性に影響を与える様々
な因子、例えば各構成要素の屈折率、顔料、無機充填剤
の形状、粒径、表面処理方法等の選択と適切な配合量の
検討により達成される。
【0015】次に本発明の実施例を示す。 実施例1 平均粒径2ミクロンの合成バリウムガラス粉と平均粒径
40mμの超微粒子シリカを100:6の割合で混合
し、その後10重量%のγ−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシランで表面処理し、シラン処理充填剤を得
た。また、2,2−ビス[4−(3−メタクリロキシ)
−2−ヒドロキシプロポキシフェニル]プロパン(通称
Bis−GMA)70重量部とトリエチレングリコール
ジメタクリレート30重量部を混合し、その後、光増感
剤としてカンファーキノン0.4重量部と重合促進剤と
してジメチルアミノエチルメタクリレート2.0重量部
を添加混合し、単量体混合物を得、この単量体混合物に
顔料として、ベンガラ(赤色)(黄色)、酸化鉄、酸化
チタンを適宜添加し、12種の着色単量体混合物を得
た。上記シラン処理充填剤と着色単量体混合物を混練
し、粘稠なペーストとし、色調の異なる12種の歯科用
修復材料を調整した。
【0016】尚、色調の調整にあたっては、ビタシェー
ドのA系の4色(A2、A3、A3.5、A4)につい
て、ビタシェードガイドを基準に目視で可及的に色相、
明度及び彩度を合わせ、コントラスト比のみ異なるよ
う、各シェードごと3種類づつ調整した。調整した歯科
用修復物を、直径10mmの小孔を有するステンレス製
モールドに填入し、厚さ1mmになるようスライドグラ
スで圧接後、光照射器αーライト(モリタ製作所製)で
3分間、重合硬化させた。得られた硬化物をモールドか
ら取り出し、各々、カラーアナライザーTC−1800
MK−II(東京電色社製;測定光源C、測定口径5m
m、入射角2°)により、コントラスト比を測定し、表
1の結果を得た。尚、測定に際しては、硬化体の裏側に
おく標準白色板に(X=90.82,Y=92.73,
Z=109.03)を用い、標準黒色板に(X=0.0
2,Y=0.03,Z=0.05)を用いた。
【0017】齲蝕窩洞を有する天然歯に歯冠部窩洞と歯
頸部窩洞として、各々ブラックの窩洞分類に基ずくIII
級窩洞とV級窩に形成し、ビタシェードガイドで歯の色
調を確認後、それに相当する表1の色度を示す歯科用修
復材料を各窩洞に一つづつ充填し、光照射器ライテルII
(ウシオ電機社製)で重合硬化させ、歯科用のダイヤモ
ンドポイント、ホワイトポイント、シリコンポイントに
より形態修正と研磨を行い、充填を完了した。得られた
修復部位の色調について、各々目視により評価を行い、
表3の結果を得た。 尚、色調の評価にあたっては、下記の4段階として表わ
した。 A(優) ;修復物の色相、透明性が歯と極めて良く適合
している。 B(良) ;修復物の色相、透明性が歯と良く適合してい
る。 C(可) ;修復物の色相、透明性が正常な歯の範囲内で
ある。 D(不可);修復物の色相、透明性が正常な歯の範囲外で
ある。
【0018】
【表3】
【0019】
【発明の効果】本発明により、歯牙の修復に際し色相と
透明性の適合性に優れた歯科用修復材料が提供される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ1mmの歯科用修復物の硬化体の裏
    側にそれぞれ標準黒色板と標準白色板を置いた場合の三
    刺激値のひとつであるY値(YbとYW)の比(コントラ
    スト比)が、0.53〜0.63の範囲でビタシェード
    に相当する色調を複数個備えた歯科用修復材料であっ
    て、その色調を明度の高低で少なくとも2つ以上に分類
    し、明度の高い群の材料は低いコントラスト比を有し、
    且つ明度の低い群の材料は高いコントラスト比を有する
    ことを特徴とする歯科用修復材料。
JP5353358A 1993-12-29 1993-12-29 歯科用修復材料 Pending JPH07196429A (ja)

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