JPH07195280A - マスタアーム - Google Patents
マスタアームInfo
- Publication number
- JPH07195280A JPH07195280A JP35234993A JP35234993A JPH07195280A JP H07195280 A JPH07195280 A JP H07195280A JP 35234993 A JP35234993 A JP 35234993A JP 35234993 A JP35234993 A JP 35234993A JP H07195280 A JPH07195280 A JP H07195280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- operating member
- weight
- forearm
- wrist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で操作性のよいマスタアームを得る。
【構成】 操作者の上腕の動きに追従して回動する上腕
操作用部材38の下端には前腕操作用部材78が軸支さ
れており、前腕操作用部材78には手首操作用部材80
が取付けられている。上腕操作用部材38の上端には、
カウンタウエイト61が取付けられたアーム62が軸支
されている。このアーム62と前腕操作用部材78との
動きは、下リンク材82、直交リンク材86、上リンク
材84によって連動され、アーム62の長さとカウンタ
ウエイト61の重量は、前腕操作用部材78と手首操作
用部材80の重量とバランスするように設定されてい
る。アーム62の移動速度はロータリーダンパ74によ
って規制されているので、操作が軽すぎることによるフ
ラつきがなく、操作力の微調整に熟練を要しない。
操作用部材38の下端には前腕操作用部材78が軸支さ
れており、前腕操作用部材78には手首操作用部材80
が取付けられている。上腕操作用部材38の上端には、
カウンタウエイト61が取付けられたアーム62が軸支
されている。このアーム62と前腕操作用部材78との
動きは、下リンク材82、直交リンク材86、上リンク
材84によって連動され、アーム62の長さとカウンタ
ウエイト61の重量は、前腕操作用部材78と手首操作
用部材80の重量とバランスするように設定されてい
る。アーム62の移動速度はロータリーダンパ74によ
って規制されているので、操作が軽すぎることによるフ
ラつきがなく、操作力の微調整に熟練を要しない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スレーブアーム操作用
のマスタアームに関する。
のマスタアームに関する。
【0002】
【従来の技術】スレーブアームの操作用の一つとして、
操作者の腕の動きに追従するマスタアームがある。この
マスタアームは、操作者の上腕の動きに応じて作動する
上腕操作用部材、操作者の前腕の動きに応じて作動する
前腕操作用部材、操作者の手首の動きに応じて作動する
手首操作用部材を備えており、各操作用部材の作動信号
をコントローラに出力し、人間の腕的な動きをするスレ
ーブアームを制御するようになっている。
操作者の腕の動きに追従するマスタアームがある。この
マスタアームは、操作者の上腕の動きに応じて作動する
上腕操作用部材、操作者の前腕の動きに応じて作動する
前腕操作用部材、操作者の手首の動きに応じて作動する
手首操作用部材を備えており、各操作用部材の作動信号
をコントローラに出力し、人間の腕的な動きをするスレ
ーブアームを制御するようになっている。
【0003】このようなスレーブアームの駆動方式とし
て、ユニラテル方式とバイラテル方式の2方式が考えら
れている。
て、ユニラテル方式とバイラテル方式の2方式が考えら
れている。
【0004】ユニラテル方式は、マスタアーム側から一
方的にスレーブアームへ動作信号を出力するもので、構
造が簡単なため軽量で操作者の負担にならない。しか
し、軽量故に、スレーブアームを所定の位置に停止され
るような細かい操作が必要な場合、フラついて上手く停
止させることが出来ない等、操作力の調整に熟練を要す
る。
方的にスレーブアームへ動作信号を出力するもので、構
造が簡単なため軽量で操作者の負担にならない。しか
し、軽量故に、スレーブアームを所定の位置に停止され
るような細かい操作が必要な場合、フラついて上手く停
止させることが出来ない等、操作力の調整に熟練を要す
る。
【0005】一方、バイラテル方式は、スレーブアーム
側及びマスタアーム側の双方で情報のやり取りをするも
ので、例えば、スレーブアームが障害物に衝突して停止
すると、その情報をマスタアーム側に伝達し、マスタア
ームがその位置でロックされるような構造となってい
る。このため、構造が複雑化し、その分マスタアーム全
体の重量が重くなり、操作に過度の負担を感じる。
側及びマスタアーム側の双方で情報のやり取りをするも
ので、例えば、スレーブアームが障害物に衝突して停止
すると、その情報をマスタアーム側に伝達し、マスタア
ームがその位置でロックされるような構造となってい
る。このため、構造が複雑化し、その分マスタアーム全
体の重量が重くなり、操作に過度の負担を感じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、軽量で操作性のよいマスタアームを提供するこ
とを目的とする。
慮して、軽量で操作性のよいマスタアームを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマスタアー
ムは、人間の腕的な動きをするスレーブアームを操作す
るマスタアームにおいて、前記スレーブアームの肩関節
に対応する部位に軸支され操作者の上腕の動きに追従す
る上腕操作用部材と、前記上腕操作用部材の下端に軸支
された前腕操作用部材と、前記上腕操作用部材の上端に
軸支されたアームと、前記前腕操作用部材と前記アーム
との動きを連動させるリンク体と、前記リンク体で作動
される前記アームの自由端部に取付けられ前記前腕操作
用部材及びこの前腕操作用部材に取付けられる手首操作
用部材とのウエイトのバランスをはかるためのカウンタ
ウエイトと、前記アームの回転速度を規制するダンパ手
段と、を有することを特徴としている。
ムは、人間の腕的な動きをするスレーブアームを操作す
るマスタアームにおいて、前記スレーブアームの肩関節
に対応する部位に軸支され操作者の上腕の動きに追従す
る上腕操作用部材と、前記上腕操作用部材の下端に軸支
された前腕操作用部材と、前記上腕操作用部材の上端に
軸支されたアームと、前記前腕操作用部材と前記アーム
との動きを連動させるリンク体と、前記リンク体で作動
される前記アームの自由端部に取付けられ前記前腕操作
用部材及びこの前腕操作用部材に取付けられる手首操作
用部材とのウエイトのバランスをはかるためのカウンタ
ウエイトと、前記アームの回転速度を規制するダンパ手
段と、を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成のマスタアームでは、スレーブアーム
の肩関節に対応する部位に軸支された上腕操作用部材が
操作者の上腕の動きに追従して移動する。この上腕操作
用部材の下端には前腕操作用部材が軸支されており、前
腕操作用部材には手首操作用部材が取付けられている。
の肩関節に対応する部位に軸支された上腕操作用部材が
操作者の上腕の動きに追従して移動する。この上腕操作
用部材の下端には前腕操作用部材が軸支されており、前
腕操作用部材には手首操作用部材が取付けられている。
【0009】一方、上腕操作用部材の上端には、自由端
部にカウンタウエイトが取付けられたアームが軸支され
ている。このアームと前腕操作用部材との動きは、リン
ク体によって連動され、アームの長さとカウンタウエイ
トの重量は、上腕及び前腕操作用部材と手首操作用部材
の重量とバランスするように設定されている。
部にカウンタウエイトが取付けられたアームが軸支され
ている。このアームと前腕操作用部材との動きは、リン
ク体によって連動され、アームの長さとカウンタウエイ
トの重量は、上腕及び前腕操作用部材と手首操作用部材
の重量とバランスするように設定されている。
【0010】このように、カウンタウエイトで重量のバ
ランスが保たれているので、操作者が手首操作用部材を
握って、例えば、前腕操作用部材を持ち上げるような動
作をしても、重さを感じることがない。
ランスが保たれているので、操作者が手首操作用部材を
握って、例えば、前腕操作用部材を持ち上げるような動
作をしても、重さを感じることがない。
【0011】また、アームの回転速度はダンパ手段によ
って規制されているので、所定の抵抗がリンク体を介し
て手首操作用部材に作用し、操作が軽すぎることによる
フラつきがなく、操作力の微調整に熟練を要しない。
って規制されているので、所定の抵抗がリンク体を介し
て手首操作用部材に作用し、操作が軽すぎることによる
フラつきがなく、操作力の微調整に熟練を要しない。
【0012】
(マスタアームの概略)図1から図3には、本実施例に
係るマスタアーム10が示されている。
係るマスタアーム10が示されている。
【0013】このマスタアーム10は、人間の腕の動き
に追従できる関節機能を備えた操作装置であり、その動
作信号をコントローラ12に出力するようになってい
る。コントローラ12は、空気圧で人間の腕的な動きを
するスレーブアーム14を動かし、特殊な環境における
作業を行なわせるようになっている。
に追従できる関節機能を備えた操作装置であり、その動
作信号をコントローラ12に出力するようになってい
る。コントローラ12は、空気圧で人間の腕的な動きを
するスレーブアーム14を動かし、特殊な環境における
作業を行なわせるようになっている。
【0014】図示しない架台から張り出したフレーム1
6の先端には、U字型のプレート18が取付けられてい
る。このプレート18には、シャフト20が上下方向に
貫通して軸支されている。このシャフト20の上端に
は、ディスク22が固定されている。このディスク22
はプレート18の上面に配設されたディスクブレーキ2
4で挟持され、シャフト20の回転を停止させる。
6の先端には、U字型のプレート18が取付けられてい
る。このプレート18には、シャフト20が上下方向に
貫通して軸支されている。このシャフト20の上端に
は、ディスク22が固定されている。このディスク22
はプレート18の上面に配設されたディスクブレーキ2
4で挟持され、シャフト20の回転を停止させる。
【0015】また、シャフト20の中間部には、ギア2
6が取付けられている。このギア26は、第1のポテン
ショメータ28の軸に固定されたギア30と噛み合って
いる。これによって、シャフト20の水平面上の回転角
度と回転方向がコントローラ12へ出力されるようにな
っている。さらに、ギア26には、ロータリーダンパの
ギア32が噛み合い、シャフト20の回転速度を規制す
るようになっている。
6が取付けられている。このギア26は、第1のポテン
ショメータ28の軸に固定されたギア30と噛み合って
いる。これによって、シャフト20の水平面上の回転角
度と回転方向がコントローラ12へ出力されるようにな
っている。さらに、ギア26には、ロータリーダンパの
ギア32が噛み合い、シャフト20の回転速度を規制す
るようになっている。
【0016】一方、シャフト20の下端には、軸受け3
4が固定されている。この軸受け34には、水平方向へ
延出するシャフト36の一端が連結されている。このシ
ャフト36は、操作者の上腕部の動きに対応する上腕操
作用部材38の略中間部を回転可能に軸支している。ま
た、上腕操作用部材38を貫通したシャフト36の端部
には、ギア48が固定されている。このギア48は、第
2のポテンショメータ50の軸に固定されたギア52と
噛み合っている。これによって、上腕操作用部材38の
鉛直面上の回転角度と回転方向がコントローラ12へ出
力されるようになっている。さらに、ギア48には、ロ
ータリーダンパ54のギア56が噛み合い、上腕操作用
部材38の回転速度を規制するようになっている。
4が固定されている。この軸受け34には、水平方向へ
延出するシャフト36の一端が連結されている。このシ
ャフト36は、操作者の上腕部の動きに対応する上腕操
作用部材38の略中間部を回転可能に軸支している。ま
た、上腕操作用部材38を貫通したシャフト36の端部
には、ギア48が固定されている。このギア48は、第
2のポテンショメータ50の軸に固定されたギア52と
噛み合っている。これによって、上腕操作用部材38の
鉛直面上の回転角度と回転方向がコントローラ12へ出
力されるようになっている。さらに、ギア48には、ロ
ータリーダンパ54のギア56が噛み合い、上腕操作用
部材38の回転速度を規制するようになっている。
【0017】上腕操作用部材38の上端には軸部60が
設けられ、カウンタウエイト61が自由端側に固定され
たアーム62の2又軸受け64が嵌め込まれている。こ
の軸部60及び2又軸受け64には、ピン66が挿通さ
れ、ピン66の両端は2又軸受け64に固定されてい
る。
設けられ、カウンタウエイト61が自由端側に固定され
たアーム62の2又軸受け64が嵌め込まれている。こ
の軸部60及び2又軸受け64には、ピン66が挿通さ
れ、ピン66の両端は2又軸受け64に固定されてい
る。
【0018】一方、2又軸受け64には、ギア68が固
着されている。このギア68は第3のポテンショメータ
70の軸に固定されたギア72と噛み合っている。これ
によって、アーム62の鉛直面上の回転角度と回転方向
がコントローラ12へ出力されるようになっている。さ
らに、ギア68には、ロータリーダンパ74のギア76
が噛み合い、アーム62の回転速度を規制するようにな
っている。
着されている。このギア68は第3のポテンショメータ
70の軸に固定されたギア72と噛み合っている。これ
によって、アーム62の鉛直面上の回転角度と回転方向
がコントローラ12へ出力されるようになっている。さ
らに、ギア68には、ロータリーダンパ74のギア76
が噛み合い、アーム62の回転速度を規制するようにな
っている。
【0019】また、上腕操作用部材38の下端には、操
作者の前腕部と接触しないように屈曲された剛性パイプ
製の前腕操作用部材78が軸支されている。この前腕操
作用部材78の先端には、手首操作用部材80が取付け
られている。
作者の前腕部と接触しないように屈曲された剛性パイプ
製の前腕操作用部材78が軸支されている。この前腕操
作用部材78の先端には、手首操作用部材80が取付け
られている。
【0020】一方、前腕操作用部材78には上腕操作用
部材38と平行に配置された下リンク材82の一端が、
アーム62には上腕操作用部材38と平行に配置された
上リンク材84の一端が、それぞれ回転可能に連結され
ている。また、下リンク材82の他端、上リンク材84
の他端は、それぞれ直交リンク材86の両端に回転可能
に連結され、直交リンク材86の中央部は、上腕操作用
部材38に回転可能に軸支されている。
部材38と平行に配置された下リンク材82の一端が、
アーム62には上腕操作用部材38と平行に配置された
上リンク材84の一端が、それぞれ回転可能に連結され
ている。また、下リンク材82の他端、上リンク材84
の他端は、それぞれ直交リンク材86の両端に回転可能
に連結され、直交リンク材86の中央部は、上腕操作用
部材38に回転可能に軸支されている。
【0021】これによって、前腕操作用部材78の動き
をアーム62へ伝達するリンク機構を構成し、前腕操作
用部材78の前後、上下の動きに連動してアーム62が
移動するようになっている。
をアーム62へ伝達するリンク機構を構成し、前腕操作
用部材78の前後、上下の動きに連動してアーム62が
移動するようになっている。
【0022】また、カウンタウエイト61からは、スト
ップバー88が斜め下方へ延出している。このストップ
バー88は、グリッパー90に挿通されている。このグ
リッパー90は回動可能に上腕操作用部材38に取付け
られており、カウンタウエイト61の動きに追従できる
ようになっている。また、グリッパー90は、操作盤9
2あるいはフットスイッチ94を操作することによっ
て、挿通されたストップバー88の外周面を把持し、カ
ウンタウエイト61の揺動を停止させ、アーム62の移
動を停止させる。このように、ディスクブレーキ24ま
たはグリッパー90を選択的に使用して、所定の位置で
マスタアーム10の動きを停止させることができ、ま
た、停止させた姿勢を維持して操作者がマスタアーム1
0から離れることもできる。
ップバー88が斜め下方へ延出している。このストップ
バー88は、グリッパー90に挿通されている。このグ
リッパー90は回動可能に上腕操作用部材38に取付け
られており、カウンタウエイト61の動きに追従できる
ようになっている。また、グリッパー90は、操作盤9
2あるいはフットスイッチ94を操作することによっ
て、挿通されたストップバー88の外周面を把持し、カ
ウンタウエイト61の揺動を停止させ、アーム62の移
動を停止させる。このように、ディスクブレーキ24ま
たはグリッパー90を選択的に使用して、所定の位置で
マスタアーム10の動きを停止させることができ、ま
た、停止させた姿勢を維持して操作者がマスタアーム1
0から離れることもできる。
【0023】ここで、本実施例に係るマスタアーム10
の作用を説明する。例えば、図1の状態から、手首操作
用部材80を引き下げ、前腕操作用部材78を下方へ回
転させると、図2に示すように、下リンク材82が下方
へ引き下げられる。これに連動して、直交リンク材86
を介して上リンク材84が上方へ押し上げられる。この
とき、上リンク材84の押し上げによって、アーム62
も上方へ回転するが、このアーム62の回転速度は、ロ
ータリーダンパ70によって、規制されている。このた
め、下リンク材82、上リンク材84、及び直交リンク
材86のリンク機構によって、ロータリーダンパ70の
トルク抵抗が手首操作用部材80に作用し、操作が軽す
ぎることによるフラつきがなく、操作力の調整に熟練を
要しない。また、カウンタウエイト61の重量及びアー
ム62の腕の長さは、手首操作用部材80及び前腕操作
用部材78の重量を操作者が感じないように、バランス
調整されている。
の作用を説明する。例えば、図1の状態から、手首操作
用部材80を引き下げ、前腕操作用部材78を下方へ回
転させると、図2に示すように、下リンク材82が下方
へ引き下げられる。これに連動して、直交リンク材86
を介して上リンク材84が上方へ押し上げられる。この
とき、上リンク材84の押し上げによって、アーム62
も上方へ回転するが、このアーム62の回転速度は、ロ
ータリーダンパ70によって、規制されている。このた
め、下リンク材82、上リンク材84、及び直交リンク
材86のリンク機構によって、ロータリーダンパ70の
トルク抵抗が手首操作用部材80に作用し、操作が軽す
ぎることによるフラつきがなく、操作力の調整に熟練を
要しない。また、カウンタウエイト61の重量及びアー
ム62の腕の長さは、手首操作用部材80及び前腕操作
用部材78の重量を操作者が感じないように、バランス
調整されている。
【0024】さらに、ロータリーダンパ70には、ケー
シングの中に粘性流体が封入されているが、この粘性流
体の粘性度を替えることにより、操作力の微調整が可能
となる。また、ロータリーダンパ70は、ロータリーダ
ンパ70のトルク軸を回転させる速度が低速の場合、ト
ルク抵抗が小さく、また、高速の場合、トルク抵抗が大
きくなる特性を有しているので、この点においても、マ
スタアーム10の操作性が向上する。
シングの中に粘性流体が封入されているが、この粘性流
体の粘性度を替えることにより、操作力の微調整が可能
となる。また、ロータリーダンパ70は、ロータリーダ
ンパ70のトルク軸を回転させる速度が低速の場合、ト
ルク抵抗が小さく、また、高速の場合、トルク抵抗が大
きくなる特性を有しているので、この点においても、マ
スタアーム10の操作性が向上する。
【0025】なお、図2の状態で、グリッパー90でス
トップバー88を把持すれば、その状態が保持され、操
作者が手首操作用部材80から手を離すこともできる。
トップバー88を把持すれば、その状態が保持され、操
作者が手首操作用部材80から手を離すこともできる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、軽量で操
作性がよく、また、操作力の調整に熟練を要しない。
作性がよく、また、操作力の調整に熟練を要しない。
【図1】本実施例に係るマスタアームを示す全体斜視図
である。
である。
【図2】本実施例に係るマスタアームの1つの動きを示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
【図3】マスタアームとスレーブアームを示す概念図で
ある。
ある。
38 上腕操作用部材 61 カウンタウエイト 62 アーム 74 ロータリーダンパ(ダンパ手段) 78 前腕操作用部材 82 下リンク材(リンク体) 84 下リンク材(リンク体) 86 直交リンク材(リンク体)
Claims (1)
- 【請求項1】 人間の腕的な動きをするスレーブアーム
を操作するマスタアームにおいて、 前記スレーブアームの肩関節に対応する部位に軸支され
操作者の上腕の動きに追従する上腕操作用部材と、前記
上腕操作用部材の下端に軸支された前腕操作用部材と、
前記上腕操作用部材の上端に軸支されたアームと、前記
前腕操作用部材と前記アームとの動きを連動させるリン
ク体と、前記リンク体で作動される前記アームの自由端
部に取付けられ前記前腕操作用部材及びこの前腕操作用
部材に取付けられる手首操作用部材とのウエイトのバラ
ンスをはかるためのカウンタウエイトと、前記アームの
回転速度を規制するダンパ手段と、を有することを特徴
とするマスタアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35234993A JPH07195280A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | マスタアーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35234993A JPH07195280A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | マスタアーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195280A true JPH07195280A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18423453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35234993A Pending JPH07195280A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | マスタアーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07195280A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173374A3 (ko) * | 2011-06-14 | 2013-03-28 | Park Soon Pil | 위상유지수단이 구비된 장치 |
WO2015034334A1 (ko) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | Park Soon Pil | 다관절 위상유지장치 |
WO2019150810A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | ソニー株式会社 | マスタ-スレーブシステム、操作装置、並びにロボット装置 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35234993A patent/JPH07195280A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173374A3 (ko) * | 2011-06-14 | 2013-03-28 | Park Soon Pil | 위상유지수단이 구비된 장치 |
KR101271458B1 (ko) * | 2011-06-14 | 2013-06-05 | 박순필 | 위상유지수단이 구비된 장치 |
CN103764353A (zh) * | 2011-06-14 | 2014-04-30 | 朴纯弼 | 具有位相维持手段的装置 |
WO2015034334A1 (ko) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | Park Soon Pil | 다관절 위상유지장치 |
WO2019150810A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | ソニー株式会社 | マスタ-スレーブシステム、操作装置、並びにロボット装置 |
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