JPH0719498B2 - キーボードの押しボタン案内装置 - Google Patents
キーボードの押しボタン案内装置Info
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- JPH0719498B2 JPH0719498B2 JP1046358A JP4635889A JPH0719498B2 JP H0719498 B2 JPH0719498 B2 JP H0719498B2 JP 1046358 A JP1046358 A JP 1046358A JP 4635889 A JP4635889 A JP 4635889A JP H0719498 B2 JPH0719498 B2 JP H0719498B2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J5/00—Devices or arrangements for controlling character selection
- B41J5/08—Character or syllable selected by means of keys or keyboards of the typewriter type
- B41J5/12—Construction of key buttons
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
- H01H13/705—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by construction, mounting or arrangement of operating parts, e.g. push-buttons or keys
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- H01H2221/024—Transmission element
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- H01H2237/00—Mechanism between key and laykey
- H01H2237/004—Cantilever
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- Push-Button Switches (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、電子タイプライタなどに用いられるフルトラ
ベル式押しボタン(近年見られるようなボタンの押され
る深さが浅いタイプのものではなく、押される深さが比
較的深いタイプの押しボタンをいう)を複数備えたキー
ボード、より詳しくいえば押しボタンのオフ位置とオン
位置間の移動をほとんど抵抗なくスムーズに行うことが
可能に構成され、望ましいタッチと、少ない部品点数
と、比較的偏平なキーボードを与える押しボタン案内装
置に関する。
ベル式押しボタン(近年見られるようなボタンの押され
る深さが浅いタイプのものではなく、押される深さが比
較的深いタイプの押しボタンをいう)を複数備えたキー
ボード、より詳しくいえば押しボタンのオフ位置とオン
位置間の移動をほとんど抵抗なくスムーズに行うことが
可能に構成され、望ましいタッチと、少ない部品点数
と、比較的偏平なキーボードを与える押しボタン案内装
置に関する。
従来技術 低コストの押しボタン案内装置については種々な先行特
許に開示されているが、それらの特許発明は互いにかつ
本発明と比べて構造が著しく異なっている。
許に開示されているが、それらの特許発明は互いにかつ
本発明と比べて構造が著しく異なっている。
1975年4月22日付米国特許第3,879,602号は低コストの
押しボタン案内装置について開示しているが、押しボタ
ンのオフ位置とオン位置間の移動を制御する構造を設け
ていない。
押しボタン案内装置について開示しているが、押しボタ
ンのオフ位置とオン位置間の移動を制御する構造を設け
ていない。
1980年2月12日付米国特許第4,188,137号では、押しボ
タンのオフ位置とオン位置間の移動を制御するためのば
ね接触片を有する押しボタン案内装置が開示されている
が、この特許発明は押しボタンとばね接触片の間にキー
レバーを設置しているので、部品点数と組立時間とが増
大するほか、本発明に比べて構造が著しく異なってい
る。
タンのオフ位置とオン位置間の移動を制御するためのば
ね接触片を有する押しボタン案内装置が開示されている
が、この特許発明は押しボタンとばね接触片の間にキー
レバーを設置しているので、部品点数と組立時間とが増
大するほか、本発明に比べて構造が著しく異なってい
る。
1981年5月25日付米国特許第4,269,521号に開示された
押しボタン案内装置は、押しボタンのオフ位置とオン位
置間の移動をばね接触片で制御しているが、この特許発
明は押しボタンとばね接触片の間にキーレバーを介装し
ているので、部品点数と組立時間とが増大するほか、本
発明に比べて構造が著しく異なっている。
押しボタン案内装置は、押しボタンのオフ位置とオン位
置間の移動をばね接触片で制御しているが、この特許発
明は押しボタンとばね接触片の間にキーレバーを介装し
ているので、部品点数と組立時間とが増大するほか、本
発明に比べて構造が著しく異なっている。
発明の概要 本発明の押しボタン案内装置は、フルトラベル式押しボ
タンを複数個備えたキーボードに用いられるものであっ
て、押しボタンのオフ位置とオン位置間の移動を殆ど抵
抗なく制御するための構造体を有するほか、望ましいタ
ッチと、部品点数の最少化と比較的偏平なキーボードと
を呈する。
タンを複数個備えたキーボードに用いられるものであっ
て、押しボタンのオフ位置とオン位置間の移動を殆ど抵
抗なく制御するための構造体を有するほか、望ましいタ
ッチと、部品点数の最少化と比較的偏平なキーボードと
を呈する。
従って、押しボタンは十字ステムを、十字案内スロット
を有し主フレームに一体に突設されたボスに係入させる
ほか、ばねアクチュエータを該十字ステムから隔置して
いる。ばねアクチュエータを主フレーム上に取着された
ばね接触片に係合させると、十字ステムはボスの上端部
だけで案内されるので、押しボタンのオフ位置とオン位
置間の移動時に、ボスと十字ステム間のこすり摩擦が最
小限に抑えられる。
を有し主フレームに一体に突設されたボスに係入させる
ほか、ばねアクチュエータを該十字ステムから隔置して
いる。ばねアクチュエータを主フレーム上に取着された
ばね接触片に係合させると、十字ステムはボスの上端部
だけで案内されるので、押しボタンのオフ位置とオン位
置間の移動時に、ボスと十字ステム間のこすり摩擦が最
小限に抑えられる。
従って、本発明の目的は、押しボタンのオフ位置とオン
位置間の移動を殆ど抵抗なく制御するための構造体を有
する効率よくかつ信頼性のある押しボタン案内装置を提
供することにある。
位置間の移動を殆ど抵抗なく制御するための構造体を有
する効率よくかつ信頼性のある押しボタン案内装置を提
供することにある。
本発明の別の目的は、望ましいタッチと、少ない部品点
数と、比較的偏平なキーボードとを呈する押しボタン案
内装置を提供することにある。
数と、比較的偏平なキーボードとを呈する押しボタン案
内装置を提供することにある。
以下、添付図面を参照して詳しく説明する。
本発明の押しボタン案内装置(10)を第1図及び第2図
に示す。主フレーム(12)はプラスチックの成形品であ
り、複数個の上方に突出する円筒状ボス(14)を一体に
形成している。ボス(14)は十字案内スロット(16)を
備えていて、該案内スロット(16)はボス(14)の上端
部(18)から下端部(20)の方向に沿って次第に広がる
ようにテーパを付けてある。案内スロット(16)は溝
(22)と溝(24)とが互いに交差して形成されている。
に示す。主フレーム(12)はプラスチックの成形品であ
り、複数個の上方に突出する円筒状ボス(14)を一体に
形成している。ボス(14)は十字案内スロット(16)を
備えていて、該案内スロット(16)はボス(14)の上端
部(18)から下端部(20)の方向に沿って次第に広がる
ようにテーパを付けてある。案内スロット(16)は溝
(22)と溝(24)とが互いに交差して形成されている。
押しボタン(26)はその中央に案内ステム(28)を一体
に形成している。案内ステム(28)は十字リブ(30),
(32)を含有し、十字リブ(30),(32)は溝(22),
(24)にそれぞれ嵌入させることで(第4図参照)、押
しボタン(26)のオフ位置とオン位置間の移動を案内す
る。リブ(30),(32)の長さは溝(22),(24)より
も短いので、リブ(30)の各外端部(34)は溝(22)の
端縁(36)に接触しない。
に形成している。案内ステム(28)は十字リブ(30),
(32)を含有し、十字リブ(30),(32)は溝(22),
(24)にそれぞれ嵌入させることで(第4図参照)、押
しボタン(26)のオフ位置とオン位置間の移動を案内す
る。リブ(30),(32)の長さは溝(22),(24)より
も短いので、リブ(30)の各外端部(34)は溝(22)の
端縁(36)に接触しない。
同じく、リブ(32)の各外端部(38)は溝(24)の端縁
(40)に接触しない。このようにリブ(30),(32)の
外端部(34),(38)をそれぞれ端縁(36),(40)か
ら隔置すれば押しボタン(26)のオフ位置とオン位置間
の移動中に、有害なびびりが発生しない。リブ(30),
(32)は側壁(42)を有し側壁(42)はそれぞれ溝(2
2),(24)の側壁(44)によって案内されている。案
内ステム(28)を案内スロット(16)の側壁(44)を介
して導くことにより、押しボタン(26)のオフ位置とオ
ン位置間の移動にスムーズなタッチを与える。
(40)に接触しない。このようにリブ(30),(32)の
外端部(34),(38)をそれぞれ端縁(36),(40)か
ら隔置すれば押しボタン(26)のオフ位置とオン位置間
の移動中に、有害なびびりが発生しない。リブ(30),
(32)は側壁(42)を有し側壁(42)はそれぞれ溝(2
2),(24)の側壁(44)によって案内されている。案
内ステム(28)を案内スロット(16)の側壁(44)を介
して導くことにより、押しボタン(26)のオフ位置とオ
ン位置間の移動にスムーズなタッチを与える。
第3図を参照すると、押しボタン(26)の側壁(52)に
はばねアクチュエータ(50)が一体に形成してあり、ば
ねアクチュエータ(50)の一部分上に当接片(54)が設
けられている。当接片(54)は主フレーム(12)に刻設
された窓部(58)(図1)を貫通して主フレーム(12)
の下側に掛止するための段付きフック(56)を有するの
で、押しボタン(26)を主フレーム(12)上にスナップ
嵌めすることができる。押しボタン(26)を主フレーム
(12)上にスナップ嵌めする際に、ばねアクチュエータ
(50)を窓部(58)に挿通させるほか、案内ステム(2
8)をボス(14)の溝(22),(24)に嵌入させる。制
御片(60)はばねアクチュエータ(50)の別の部分上で
かつ当接片(54)付近に配置される。
はばねアクチュエータ(50)が一体に形成してあり、ば
ねアクチュエータ(50)の一部分上に当接片(54)が設
けられている。当接片(54)は主フレーム(12)に刻設
された窓部(58)(図1)を貫通して主フレーム(12)
の下側に掛止するための段付きフック(56)を有するの
で、押しボタン(26)を主フレーム(12)上にスナップ
嵌めすることができる。押しボタン(26)を主フレーム
(12)上にスナップ嵌めする際に、ばねアクチュエータ
(50)を窓部(58)に挿通させるほか、案内ステム(2
8)をボス(14)の溝(22),(24)に嵌入させる。制
御片(60)はばねアクチュエータ(50)の別の部分上で
かつ当接片(54)付近に配置される。
第1乃至3図を再び参照すると、平坦な薄鋼板ばね(6
2)が一方の側縁部(64)に沿って板金棒(66)とによ
って主フレーム(12)に取着されている。主フレーム
(12)と一体に形成された複数個のプラスチック製ポス
ト(68)を、側縁部(64)を通り、更に板金棒(66)に
挿通させる。次いで、これらのポスト(68)を加熱し、
ヘッド(70)(図2に1個のみ示す)を形成することに
よって、板金棒(66)とばね(62)の側縁部(64)とを
主フレーム(12)に対して強固に取付ける。また、ばね
(62)は他方の側縁部(72)に沿って別の板金棒(74)
を介して主フレーム(12)に取着されている。主フレー
ム(12)と一体に形成された複数個のプラスチック製ポ
スト(76)を、側縁部(72)を経て板金棒(74)に挿通
させる。次いで、これらのポスト(76)を加熱し、ヘッ
ド(図示省略)を形成することによって、板金棒(74)
とばね(62)の側縁部(72)とを主フレーム(12)に強
固に取り付ける。ばね(62)の側縁部(64),(72)は
各押しボタン(26)に対応するようにばね接触片(80)
を一体に有する。各ばね接触片(80)は軸線方向と直角
に延出する一対の平行突片(82)を一体に有する。各ば
ね接触片(80)は自由端(84)を有している。
2)が一方の側縁部(64)に沿って板金棒(66)とによ
って主フレーム(12)に取着されている。主フレーム
(12)と一体に形成された複数個のプラスチック製ポス
ト(68)を、側縁部(64)を通り、更に板金棒(66)に
挿通させる。次いで、これらのポスト(68)を加熱し、
ヘッド(70)(図2に1個のみ示す)を形成することに
よって、板金棒(66)とばね(62)の側縁部(64)とを
主フレーム(12)に対して強固に取付ける。また、ばね
(62)は他方の側縁部(72)に沿って別の板金棒(74)
を介して主フレーム(12)に取着されている。主フレー
ム(12)と一体に形成された複数個のプラスチック製ポ
スト(76)を、側縁部(72)を経て板金棒(74)に挿通
させる。次いで、これらのポスト(76)を加熱し、ヘッ
ド(図示省略)を形成することによって、板金棒(74)
とばね(62)の側縁部(72)とを主フレーム(12)に強
固に取り付ける。ばね(62)の側縁部(64),(72)は
各押しボタン(26)に対応するようにばね接触片(80)
を一体に有する。各ばね接触片(80)は軸線方向と直角
に延出する一対の平行突片(82)を一体に有する。各ば
ね接触片(80)は自由端(84)を有している。
押しボタン(26)の案内ステム(28)をボス(14)の案
内スロット(16)に嵌入させると、ばねアクチュエータ
(50)の当接片(54)と制御片(60)とが主フレーム
(12)の窓部(58)を貫通する。ボス(14)の位置は、
ばね接触片(80)に対応しているので、押しボタン(2
6)を主フレーム(12)に取付けるために当接片(54)
の段付フック(56)を主フレーム(12)の下側に係止さ
せた際に、制御片(60)は2つの突片(82)の間に自動
的に挟入される。次いで、押しボタン(26)を主フレー
ム(12)上に係着した後、ばね接触片(80)を当接片
(54)と係合すると、押しボタン(26)がオフ位置の方
向に付勢される。このオフ位置は段付きフック(56)が
主フレーム(12)の下側に接触することによって決定さ
れる(第2図参照)。
内スロット(16)に嵌入させると、ばねアクチュエータ
(50)の当接片(54)と制御片(60)とが主フレーム
(12)の窓部(58)を貫通する。ボス(14)の位置は、
ばね接触片(80)に対応しているので、押しボタン(2
6)を主フレーム(12)に取付けるために当接片(54)
の段付フック(56)を主フレーム(12)の下側に係止さ
せた際に、制御片(60)は2つの突片(82)の間に自動
的に挟入される。次いで、押しボタン(26)を主フレー
ム(12)上に係着した後、ばね接触片(80)を当接片
(54)と係合すると、押しボタン(26)がオフ位置の方
向に付勢される。このオフ位置は段付きフック(56)が
主フレーム(12)の下側に接触することによって決定さ
れる(第2図参照)。
スイッチ装置(90)が主フレーム(12)上でかつばね接
触片(80)の下方に装着されている。スイッチ装置(9
0)は三層の膜板またはゴム製ドームアレイなどの型式
中の任意のものとする。本明細書に示すスイッチ装置
(90)は各押しボタン(26)に対応した導電性スイッチ
接点(94)を有するゴム製ドームスイッチ部材(92)を
含有している。印刷回路スイッチパネル(96)は各スイ
ッチ接点(94)に整合するスイッチ回路パターン(98)
を有している。剛性板(100)が印刷回路スイッチパネ
ル(96)とドームスイッチ部材(92)を支持し、スイッ
チ接点(94)とスイッチ回路パターン(98)とを閉塞し
ている。
触片(80)の下方に装着されている。スイッチ装置(9
0)は三層の膜板またはゴム製ドームアレイなどの型式
中の任意のものとする。本明細書に示すスイッチ装置
(90)は各押しボタン(26)に対応した導電性スイッチ
接点(94)を有するゴム製ドームスイッチ部材(92)を
含有している。印刷回路スイッチパネル(96)は各スイ
ッチ接点(94)に整合するスイッチ回路パターン(98)
を有している。剛性板(100)が印刷回路スイッチパネ
ル(96)とドームスイッチ部材(92)を支持し、スイッ
チ接点(94)とスイッチ回路パターン(98)とを閉塞し
ている。
次に、押しボタン案内装置の作動方法について説明す
る。第2図を参照すると、押しボタン(26)のオフ位置
での状態が破線で、かつオン位置での状態が実線で断面
図として示してある。案内スロット(16)には前述した
ようにテーパーが設けられており、一方ステム28(ステ
ムのリブ30)は断面が一定の棒状である。従って、該テ
ーパーはボス上端部18において幅狭になっており、該幅
狭部における案内スロットの大きさは、ステム(ステム
リブ)より僅かに大きいだけなので、押しボタン(26)
が押されてステム(28)がほぼ垂直方向に移動すると
き、ステムはボス上端部(18)によってボス上端部が存
する第1の位置において案内される。押しボタン26は、
また、ばね接触片(80)に形成した突片(82)の間に座
る制御片(60)によって、第1の位置から平行な方向に
離れた位置であって制御片の存する第2の位置において
案内される。押しボタンが押されている間は、ばね接触
片(80)はばねアクチュエータ(50)の当接片(54)に
よって押圧されて側縁部(64)に対して揺動して下方へ
たわむ。ばね接触片(80)の自由端(84)が下方に揺動
するので、スイッチ接点(94)がスイッチ回路パターン
(98)に接触し、オン位置にある押しボタン(26)に対
応する電気回路を閉じる。
る。第2図を参照すると、押しボタン(26)のオフ位置
での状態が破線で、かつオン位置での状態が実線で断面
図として示してある。案内スロット(16)には前述した
ようにテーパーが設けられており、一方ステム28(ステ
ムのリブ30)は断面が一定の棒状である。従って、該テ
ーパーはボス上端部18において幅狭になっており、該幅
狭部における案内スロットの大きさは、ステム(ステム
リブ)より僅かに大きいだけなので、押しボタン(26)
が押されてステム(28)がほぼ垂直方向に移動すると
き、ステムはボス上端部(18)によってボス上端部が存
する第1の位置において案内される。押しボタン26は、
また、ばね接触片(80)に形成した突片(82)の間に座
る制御片(60)によって、第1の位置から平行な方向に
離れた位置であって制御片の存する第2の位置において
案内される。押しボタンが押されている間は、ばね接触
片(80)はばねアクチュエータ(50)の当接片(54)に
よって押圧されて側縁部(64)に対して揺動して下方へ
たわむ。ばね接触片(80)の自由端(84)が下方に揺動
するので、スイッチ接点(94)がスイッチ回路パターン
(98)に接触し、オン位置にある押しボタン(26)に対
応する電気回路を閉じる。
ボス(14)から水平方向に離隔した位置にあるばね接触
片(80)の2突片(82)は、押しボタン(26)が押され
てばね接触片が揺動(回動)する際に、案内ステム(2
8)をボス(14)内において実質的にボスの中心に位置
させるようにばねアクチュエータ(50)の運動を制御し
ている。即ち、ばねアクチュエータの2突片に対する回
動が許容されているので、ステムはボス案内スロットの
壁に強くぶつかることもなく、ボスのほぼ中心に位置決
めされる。このように、案内ステム(28)をボス(14)
内において実質的にボスの中心に位置させることによっ
て、押しボタン(26)の第一案内位置はボス(14)の上
端部(18)のみになるので望ましい。案内ステム(28)
をボス(14)の上端部(18)のみで案内するようにすれ
ば、リブ(30),(32)の側壁(42)とボス(14)の溝
(22),(24)の側壁(44)とのこすり摩擦が最小限に
抑えられる。制御片(60)と平行突片(82)間の接触面
積は極めて僅かなので、押しボタン(26)の第二案内位
置でのこすり摩擦は事実上発生しない。
片(80)の2突片(82)は、押しボタン(26)が押され
てばね接触片が揺動(回動)する際に、案内ステム(2
8)をボス(14)内において実質的にボスの中心に位置
させるようにばねアクチュエータ(50)の運動を制御し
ている。即ち、ばねアクチュエータの2突片に対する回
動が許容されているので、ステムはボス案内スロットの
壁に強くぶつかることもなく、ボスのほぼ中心に位置決
めされる。このように、案内ステム(28)をボス(14)
内において実質的にボスの中心に位置させることによっ
て、押しボタン(26)の第一案内位置はボス(14)の上
端部(18)のみになるので望ましい。案内ステム(28)
をボス(14)の上端部(18)のみで案内するようにすれ
ば、リブ(30),(32)の側壁(42)とボス(14)の溝
(22),(24)の側壁(44)とのこすり摩擦が最小限に
抑えられる。制御片(60)と平行突片(82)間の接触面
積は極めて僅かなので、押しボタン(26)の第二案内位
置でのこすり摩擦は事実上発生しない。
従って、押しボタン案内装置(10)は、押しボタン(2
6)のオフ位置とオン位置間の運動を最小の抵抗で制御
するための構成を有している。
6)のオフ位置とオン位置間の運動を最小の抵抗で制御
するための構成を有している。
オン位置の押しボタン(26)を放すとばね接触片(80)
は付勢作用で原位置に復帰し、かつばね接触片(30)の
付勢作用により押しボタン(26)が原位置に復元する。
これは押しボタン(26)を押してオンにしたとき、ばね
接触片(80)が引張力を受けるほか、ばね(62)を主フ
レーム(12)に最初に組み込む際に、ばね接触片(80)
に引張力が加えられるためである。さらに、スイッチ接
点(94)がばね接触片(80)の自由端(84)から離脱す
ると、付勢作用で原位置に復帰する。これは押しボタン
(26)を押したときゴム製ドームスイッチ部材(92)に
引張力が加えられるためである。
は付勢作用で原位置に復帰し、かつばね接触片(30)の
付勢作用により押しボタン(26)が原位置に復元する。
これは押しボタン(26)を押してオンにしたとき、ばね
接触片(80)が引張力を受けるほか、ばね(62)を主フ
レーム(12)に最初に組み込む際に、ばね接触片(80)
に引張力が加えられるためである。さらに、スイッチ接
点(94)がばね接触片(80)の自由端(84)から離脱す
ると、付勢作用で原位置に復帰する。これは押しボタン
(26)を押したときゴム製ドームスイッチ部材(92)に
引張力が加えられるためである。
押しボタン案内装置(10)が望ましいタッチを呈する要
因は、ばね接触片(80)の大きさと形状とに加えて、ば
ね側縁部(64)からの所定の距離の位置において当接片
(54)がばね接触片(80)に接触することにある。
因は、ばね接触片(80)の大きさと形状とに加えて、ば
ね側縁部(64)からの所定の距離の位置において当接片
(54)がばね接触片(80)に接触することにある。
押しボタン案内装置(10)は、部品点数を最少に抑える
ために、押しボタン(26)のばねアクチュエータ(50)
をばね接触片(80)に直接係合させ、ばね接触片(80)
を揺動させると共に、押しボタン(26)のオフ位置とオ
ン位置間の移動を制御するようにしてある。
ために、押しボタン(26)のばねアクチュエータ(50)
をばね接触片(80)に直接係合させ、ばね接触片(80)
を揺動させると共に、押しボタン(26)のオフ位置とオ
ン位置間の移動を制御するようにしてある。
押しボタン案内装置(10)は、ばねアクチュエータ(5
0)を案内ステム(28)に対して水平方向に隔置するこ
とにより、タイプライタに用いられるフルトラベル式ボ
タンを複数備えた比較的平坦なキーボードの提供を可能
にする。
0)を案内ステム(28)に対して水平方向に隔置するこ
とにより、タイプライタに用いられるフルトラベル式ボ
タンを複数備えた比較的平坦なキーボードの提供を可能
にする。
第1図は、本発明の押しボタン案内装置を示す部分切取
分解図、第2図は押しボタンのオフ位置での状態と、別
の押しボタンのオン位置での状態とをそれぞれ示す部分
断面側面図、第3図は押しボタンをばね接触片に係合し
た状態と、押しボタンの案内ステムとを示す部分切取透
視図、第4図は第2図の線4−4についての押しボタン
の十字ステムを主フレームのボスの十字スロットに嵌入
させた状態を示す拡大断面図である。 10……押しボタン案内装置 12……主フレーム 14……ボス 16……案内スロット 22,24……溝 26……押しボタン 28……案内ステム 30,32……リブ 50……ばねアクチュエータ 54……当接片
分解図、第2図は押しボタンのオフ位置での状態と、別
の押しボタンのオン位置での状態とをそれぞれ示す部分
断面側面図、第3図は押しボタンをばね接触片に係合し
た状態と、押しボタンの案内ステムとを示す部分切取透
視図、第4図は第2図の線4−4についての押しボタン
の十字ステムを主フレームのボスの十字スロットに嵌入
させた状態を示す拡大断面図である。 10……押しボタン案内装置 12……主フレーム 14……ボス 16……案内スロット 22,24……溝 26……押しボタン 28……案内ステム 30,32……リブ 50……ばねアクチュエータ 54……当接片
Claims (8)
- 【請求項1】複数の押しボタンを有するキーボードの押
しボタン案内装置であって、主フレーム(12)と、 前記主フレームと一体的に形成され上端部及び下端部を
有するボス(14)であって、前記上端部から下端部へと
向かって延伸する案内スロット(16)であり前記上端部
側において幅狭となるようなテーパーを有する案内スロ
ットを設けたボスと、 前記押しボタン(26)に設けられ前記案内スロット幅狭
部分より僅かに小さい断面を有するステムであって前記
テーパ付ボス案内スロットに案内されるステム(28)
と、 前記主フレームに装着したばね接触片(80)と、 前記押しボタンに設けられ、前記ばね接触片を押圧揺動
させてオフ位置とオン位置との間を移動させるばねアク
チュエータ(50)であって、前記ステムから水平方向に
隔てた位置に設けられたアクチュエータとを、 含んでなる案内装置。 - 【請求項2】請求項1の案内装置であって、前記押しボ
タンが押し下げられて前記ばね接触片が回転したとき
に、前記ステムと前記ボススロットの壁との接触の強さ
を最小限にするため、前記ボタンに設けられたばねアク
チュエータを前記ばね接触片に対して回転自在に設け
た、案内装置。 - 【請求項3】請求項1または2の案内装置であって、前
記ばね接触片に係合部(82)を設け、前記係合部に前記
ばねアクチュエータを係合させて前記ばね接触片を作動
させる、案内装置。 - 【請求項4】請求項3の案内装置であって、前記係合部
として互いに離間した一対の突片(82)を設け、該一対
の突片の間に前記ばねアクチュエータを係合させて前記
ばね接触片を作動させる、案内装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の案内装
置であって、前記ばね接触片(80)に当接する当接片
(54)を前記ばねアクチュエータ(50)に設け、前記押
しボタンを押したとき前記当接片は前記ばね接触片を下
方にたわませるように設けた、案内装置。 - 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の案内装
置であって、前記ばね接触片は両端を有して細長く、前
記アクチュエータは前記ばね接触片両端の中間位置にお
いて前記ばね接触片を押圧する、案内装置。 - 【請求項7】主フレームと、押しボタンの中心から水平
方向に離れた位置にアクチュエータを有する複数の押し
ボタンと、スイッチ装置とを有するキーボード装置用の
ばねにおいて、 前記主フレームに係止されるばね側縁部と、 前記ばね側縁部から延伸しかつ自由端を有するばね接触
片であって、前記押しボタンアクチュエータによって前
記ばね接触片を押圧して揺動させて前記自由端をオン位
置に移動させ前記スイッチ装置が作動するように構成さ
れたばね接触片とを設け、 上記ばね側縁部と前記自由端との中間位置において前記
アクチュエータを挟持するための互いに離間した一対の
突片を前記ばね接触片に設け、前記ばね接触片が揺動さ
れた際に前記押しボタンと前記主フレームとの干渉を最
小限にするため、前記突片は前記アクチュエータの前記
突片に対する回動を許容するように挟持する、ばね。 - 【請求項8】請求項7のばねであって、前記キーボード
装置の複数の押しボタンに対応する複数のばね接触片を
前記ばね側縁部から突設させた、ばね。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/209,163 US4855548A (en) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | Keybutton guide assembly for a keyboard |
US209163 | 1988-06-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01320715A JPH01320715A (ja) | 1989-12-26 |
JPH0719498B2 true JPH0719498B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=22777624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1046358A Expired - Lifetime JPH0719498B2 (ja) | 1988-06-17 | 1989-02-27 | キーボードの押しボタン案内装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4855548A (ja) |
JP (1) | JPH0719498B2 (ja) |
KR (1) | KR910007329B1 (ja) |
CA (1) | CA1327222C (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083940Y2 (ja) * | 1990-11-30 | 1996-01-31 | 株式会社日立製作所 | ツマミ取付装置 |
US5386091A (en) * | 1993-04-08 | 1995-01-31 | Compaq Computer Corporation | Low profile keyswitch |
US5668358A (en) * | 1994-07-05 | 1997-09-16 | Ultimate Rechnology Corporation | Reconfigurable keyboard |
JP2001345030A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチノブ及びスイッチノブの製造方法 |
PL2997901T3 (pl) * | 2011-09-06 | 2018-08-31 | Ezono Ag | Sonda do obrazowania |
USD748632S1 (en) | 2014-07-17 | 2016-02-02 | Charles M. Curley | Keyboard |
USD748631S1 (en) | 2014-07-17 | 2016-02-02 | Charles M. Curley | Keyboard |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3826882A (en) * | 1971-09-06 | 1974-07-30 | Olivetti & Co Spa | Electric keyboards for office machines |
US3879602A (en) * | 1973-06-11 | 1975-04-22 | N Dimensions | Keyboard |
JPS5340362B2 (ja) * | 1974-12-06 | 1978-10-26 | ||
US4188137A (en) * | 1977-12-12 | 1980-02-12 | Scm Corporation | Low silhouette keyboard |
US4269521A (en) * | 1978-10-11 | 1981-05-26 | Scm Corporation | Key mechanism having a snap action |
DE2950665A1 (de) * | 1979-12-15 | 1981-06-19 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Tastwahlblock fuer fernsprechgeraete |
US4315114A (en) * | 1980-03-24 | 1982-02-09 | International Telephone And Telegraph Corporation | Keyboard switch assembly |
US4467150A (en) * | 1982-02-24 | 1984-08-21 | Digital Equipment Corporation | Electronic keyboard |
US4440515A (en) * | 1982-06-01 | 1984-04-03 | International Business Machines Corporation | Keybar keyboard |
US4450332A (en) * | 1982-08-25 | 1984-05-22 | General Instrument Corporation | Keyswitch design |
JPS5965436U (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-01 | 松下電器産業株式会社 | 押しボタン装置 |
US4468542A (en) * | 1983-05-16 | 1984-08-28 | Kb Denver, Inc. | Keyboard assembly |
JPS61112538U (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-16 |
-
1988
- 1988-06-17 US US07/209,163 patent/US4855548A/en not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-02-10 CA CA000590818A patent/CA1327222C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-27 KR KR1019890002360A patent/KR910007329B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-02-27 JP JP1046358A patent/JPH0719498B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910007329B1 (ko) | 1991-09-25 |
KR900000205A (ko) | 1990-01-30 |
US4855548A (en) | 1989-08-08 |
CA1327222C (en) | 1994-02-22 |
JPH01320715A (ja) | 1989-12-26 |
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