JPH07194563A - 心電波測定装置 - Google Patents
心電波測定装置Info
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- JPH07194563A JPH07194563A JP5352026A JP35202693A JPH07194563A JP H07194563 A JPH07194563 A JP H07194563A JP 5352026 A JP5352026 A JP 5352026A JP 35202693 A JP35202693 A JP 35202693A JP H07194563 A JPH07194563 A JP H07194563A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 心電波の正確な測定と連続的な測定を行う。
【構成】 外部電極２１，２２を肌着１１の内側に取り
付け、外部電極２１，２２を携帯型の心電波測定装置１
に接続する。外部電極２１，２２が身体に接触するため
ばらつきがなく、測定時の操作に伴う筋力緊張がないた
め正確に測定でき、連続的な測定も可能となる。
付け、外部電極２１，２２を携帯型の心電波測定装置１
に接続する。外部電極２１，２２が身体に接触するため
ばらつきがなく、測定時の操作に伴う筋力緊張がないた
め正確に測定でき、連続的な測定も可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は携帯することにより、随
時、心電波を測定することが可能な心電波測定装置に関
する。
時、心電波を測定することが可能な心電波測定装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】図１２は従来の携帯型の心電波測定装置
を示す。この心電波測定装置１００はケース本体１１０
がペンシル形状に整形されており、ケース本体１１０の
端部に取り付けたクリップ１２０を衣服のポケットなど
に引掛けることにより携帯可能となっている。この装置
におけるケース本体１１０の長手方向の一端部には第１
の電極１３０が配される一方、ケース本体１１０の長手
方向中間部分の表面には第２の電極１４０が配されてい
る。また、長手方向の他端部には押圧操作されるスイッ
チ１５０が設けられている。なお、ケース本体１１０の
内部には、第１及び第２の電極１３０，１４０からの信
号に基づいて心電波を測定する電子回路および電池が収
納されるものである。
を示す。この心電波測定装置１００はケース本体１１０
がペンシル形状に整形されており、ケース本体１１０の
端部に取り付けたクリップ１２０を衣服のポケットなど
に引掛けることにより携帯可能となっている。この装置
におけるケース本体１１０の長手方向の一端部には第１
の電極１３０が配される一方、ケース本体１１０の長手
方向中間部分の表面には第２の電極１４０が配されてい
る。また、長手方向の他端部には押圧操作されるスイッ
チ１５０が設けられている。なお、ケース本体１１０の
内部には、第１及び第２の電極１３０，１４０からの信
号に基づいて心電波を測定する電子回路および電池が収
納されるものである。
【０００３】図１３はこの心電波測定装置１００による
測定状態を示す。本体ケース１１０の表面の第２の電極
１４０を通常、右手１６０で把持した状態で、第１の電
極１３０を心臓側の胸部１７０に当接させ、スイッチ１
５０を押圧することにより、心電波を測定する。これに
より随時に心電波を測定することかできる。
測定状態を示す。本体ケース１１０の表面の第２の電極
１４０を通常、右手１６０で把持した状態で、第１の電
極１３０を心臓側の胸部１７０に当接させ、スイッチ１
５０を押圧することにより、心電波を測定する。これに
より随時に心電波を測定することかできる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の心
電波測定装置では、第１電極１３０の胸部に対する当接
位置や押し当て状態により、その接触抵抗が不安定とな
ると共に、右手で押し当てる際に各部の筋肉が緊張す
る。このため接触抵抗変化により心電位にばらつきやノ
イズが発生するばかりでなく、筋肉緊張に起因する筋電
ノイズが発生して、正確な心電波の測定ができない問題
があった。また測定に際しては、心電波測定装置をポケ
ット等から取り出す必要があるところから、異常を感じ
たときだけ測定する習慣となり易く、正常時や常時の測
定には不向きとなっていた。
電波測定装置では、第１電極１３０の胸部に対する当接
位置や押し当て状態により、その接触抵抗が不安定とな
ると共に、右手で押し当てる際に各部の筋肉が緊張す
る。このため接触抵抗変化により心電位にばらつきやノ
イズが発生するばかりでなく、筋肉緊張に起因する筋電
ノイズが発生して、正確な心電波の測定ができない問題
があった。また測定に際しては、心電波測定装置をポケ
ット等から取り出す必要があるところから、異常を感じ
たときだけ測定する習慣となり易く、正常時や常時の測
定には不向きとなっていた。
【０００５】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、正確に測定でき、しかも異常時のみならず、正
常時の測定や、常時測定に適することが可能な心電波測
定装置を提供することを目的とする。
であり、正確に測定でき、しかも異常時のみならず、正
常時の測定や、常時測定に適することが可能な心電波測
定装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の心電
波測定装置は、ケース本体と、このケース本体の表面に
形成された第１、第２の電極及びコネクタ端子と、この
コネクタ端子に接続される外部接続部材と、前記ケース
本体内部に収納され前記コネクタ端子に外部接続部材が
接続されていない時には前記第１及び第２の電極の一方
を手で握り他方を体に当接させて心電波を測定し前記コ
ネクタ端子に外部接続部材が接続されている時には外部
接続部材を介して送られてくるコネクタ端子からの信号
に基づいて心電波を測定する心電波測定回路とを備えて
いることを特徴とする。また本発明では、ケース本体
と、このケース本体の表面に形成された第１、第２の電
極、コネクタ端子及び操作スイッチと、前記コネクタ端
子に接続される外部接続部材と、前記ケース本体内部に
収納され前記コネクタ端子に外部接続部材が接続されて
いない時には前記第１及び第２の電極の一方を手で握り
他方を体に当接させた状態で前記操作スイッチを操作す
ることによって心電波を測定し前記コネクタ端子に外部
接続部材が接続されている時には外部接続部材を介して
送られてくるコネクタ部材からの信号に基づいて連続的
に心電波を測定する心電波測定回路とを備えていること
をも特徴とする。
波測定装置は、ケース本体と、このケース本体の表面に
形成された第１、第２の電極及びコネクタ端子と、この
コネクタ端子に接続される外部接続部材と、前記ケース
本体内部に収納され前記コネクタ端子に外部接続部材が
接続されていない時には前記第１及び第２の電極の一方
を手で握り他方を体に当接させて心電波を測定し前記コ
ネクタ端子に外部接続部材が接続されている時には外部
接続部材を介して送られてくるコネクタ端子からの信号
に基づいて心電波を測定する心電波測定回路とを備えて
いることを特徴とする。また本発明では、ケース本体
と、このケース本体の表面に形成された第１、第２の電
極、コネクタ端子及び操作スイッチと、前記コネクタ端
子に接続される外部接続部材と、前記ケース本体内部に
収納され前記コネクタ端子に外部接続部材が接続されて
いない時には前記第１及び第２の電極の一方を手で握り
他方を体に当接させた状態で前記操作スイッチを操作す
ることによって心電波を測定し前記コネクタ端子に外部
接続部材が接続されている時には外部接続部材を介して
送られてくるコネクタ部材からの信号に基づいて連続的
に心電波を測定する心電波測定回路とを備えていること
をも特徴とする。
【０００７】
【実施例】図１ないし図７は本発明の第１実施例を示
す。心電波測定装置１は図１に示すように、衣服のポケ
ットに引掛けるためのクリップ３を有したペンシル型の
ケース本体２と、ケース本体２の長手方向の先端部に設
けた第１の電極４と、長手方向の後端部に設けた測定開
始を行うための第１のスイッチ６と、ケース本体２の長
手方向の中間部分の表面に限られた第２の電極５とを備
えている。第１の電極４および第２の電極５は導電性ゴ
ムにより形成されており、従来装置と同様に、第２の電
極５を右手で把持した状態で第１の電極４を心臓側の胸
部に当接させることにより、心電波を測定する。
す。心電波測定装置１は図１に示すように、衣服のポケ
ットに引掛けるためのクリップ３を有したペンシル型の
ケース本体２と、ケース本体２の長手方向の先端部に設
けた第１の電極４と、長手方向の後端部に設けた測定開
始を行うための第１のスイッチ６と、ケース本体２の長
手方向の中間部分の表面に限られた第２の電極５とを備
えている。第１の電極４および第２の電極５は導電性ゴ
ムにより形成されており、従来装置と同様に、第２の電
極５を右手で把持した状態で第１の電極４を心臓側の胸
部に当接させることにより、心電波を測定する。
【０００８】これらに加えて、ケース本体２の表面には
コネクタ端子７、第２のスイッチ８、第３のスイッチ９
および出力端子１０が配設されている。コネクタ端子７
は図２に示す外部接続部材２０が接続されるものであ
る。このコネクタ端子と外部接続部材２０との関係は後
述する。第２のスイッチ８は心電波を連続的に測定する
モードに設定するためのスイッチ、第３のスイッチ９は
記憶した心電波のデータを出力するためのスイッチであ
る。出力端子１０は病院等に設置されている心電波の診
断装置と接続するための端子であり、診断装置と接続さ
れることにより記憶した心電波データを出力する。この
ような心電波測定装置１は上述したように、単独で心電
波を測定することができるが、外部接続部材２０との接
続状態でも心電波を測定するものである。
コネクタ端子７、第２のスイッチ８、第３のスイッチ９
および出力端子１０が配設されている。コネクタ端子７
は図２に示す外部接続部材２０が接続されるものであ
る。このコネクタ端子と外部接続部材２０との関係は後
述する。第２のスイッチ８は心電波を連続的に測定する
モードに設定するためのスイッチ、第３のスイッチ９は
記憶した心電波のデータを出力するためのスイッチであ
る。出力端子１０は病院等に設置されている心電波の診
断装置と接続するための端子であり、診断装置と接続さ
れることにより記憶した心電波データを出力する。この
ような心電波測定装置１は上述したように、単独で心電
波を測定することができるが、外部接続部材２０との接
続状態でも心電波を測定するものである。
【０００９】図２はこの外部接続部材２０を示し、いず
れも導電性ゴムや導電性金属により板状に形成された第
１および第２の外部電極２１，２２と、これらの外部電
極２１，２２と接続コード２３を介して接続されたピン
ジャック２４とを備えている。ピンジャック２４は心電
波測定装置１のコネクタ端子７に挿脱自在に挿入され、
その挿入により、第１および第２の外部電極２１，２２
と心電波測定装置１とを電気的に接続する。この電気的
な接続を行うため、ピンジャック２４にはそれぞれ外部
電極２１，２２と接続された接続電極２５，２６が離間
されて設けられている。
れも導電性ゴムや導電性金属により板状に形成された第
１および第２の外部電極２１，２２と、これらの外部電
極２１，２２と接続コード２３を介して接続されたピン
ジャック２４とを備えている。ピンジャック２４は心電
波測定装置１のコネクタ端子７に挿脱自在に挿入され、
その挿入により、第１および第２の外部電極２１，２２
と心電波測定装置１とを電気的に接続する。この電気的
な接続を行うため、ピンジャック２４にはそれぞれ外部
電極２１，２２と接続された接続電極２５，２６が離間
されて設けられている。
【００１０】図３，図４および図５はコネクタ端子７と
外部接続部材２０との関係を示す。コネクタ端子７は図
３に示すように、ケース本体２における第１および第２
の電極４，５の間に軸方向と直交するように配置されて
いる。このコネクタ端子７は図４に示すように、第１の
接点７ａおよび第２の接点７ｂが内部に設けられてい
る。第１および第２の接点７ａ，７ｂはいずれも一端側
が電子回路３０に接続されるが、第１の接点７ａの他端
側が第１の電極４に接続される一方、第２の接点７ｂの
他端側が第２の電極５に接続されている。電子回路３０
は心電波を測定する心電波測定回路を有しており、図４
に示すようにピンジャック２４がコネクタ端子７に挿入
されていない場合、電子回路３０は第１および第２の接
点７ａ，７ｂを介して第１および第２の電極４，５に接
続された状態となる。これにより電子回路３０は第１お
よび第２の電極４，５からの信号に基づいて心電波を測
定する。
外部接続部材２０との関係を示す。コネクタ端子７は図
３に示すように、ケース本体２における第１および第２
の電極４，５の間に軸方向と直交するように配置されて
いる。このコネクタ端子７は図４に示すように、第１の
接点７ａおよび第２の接点７ｂが内部に設けられてい
る。第１および第２の接点７ａ，７ｂはいずれも一端側
が電子回路３０に接続されるが、第１の接点７ａの他端
側が第１の電極４に接続される一方、第２の接点７ｂの
他端側が第２の電極５に接続されている。電子回路３０
は心電波を測定する心電波測定回路を有しており、図４
に示すようにピンジャック２４がコネクタ端子７に挿入
されていない場合、電子回路３０は第１および第２の接
点７ａ，７ｂを介して第１および第２の電極４，５に接
続された状態となる。これにより電子回路３０は第１お
よび第２の電極４，５からの信号に基づいて心電波を測
定する。
【００１１】これに対し、図５に示すようにピンジャッ
ク２４がコネクタ端子７に挿入されると、ピンジャック
２４先端の第１の接続電極２５が第１の接点７ａを開成
すると共に、ピンジャック２４の第２の接続電極２６が
第２の接点７ｂを開成する。これにより電子回路３０は
第１および第２の接続電極２５，２６を介して外部接続
部材２０と接続される。従ってピンジャック２４のコネ
クタ端子７への挿入状態では、電子回路３０は外部接続
部２０から送られる信号に基づいて心電波を測定する。
この場合、電子回路３０は後述するように、心電波の連
続的な測定を行うものである。
ク２４がコネクタ端子７に挿入されると、ピンジャック
２４先端の第１の接続電極２５が第１の接点７ａを開成
すると共に、ピンジャック２４の第２の接続電極２６が
第２の接点７ｂを開成する。これにより電子回路３０は
第１および第２の接続電極２５，２６を介して外部接続
部材２０と接続される。従ってピンジャック２４のコネ
クタ端子７への挿入状態では、電子回路３０は外部接続
部２０から送られる信号に基づいて心電波を測定する。
この場合、電子回路３０は後述するように、心電波の連
続的な測定を行うものである。
【００１２】図６は外部接続部材２０の使用状態を示
す。外部接続部材２０の第１および第２の外部電極２
１，２２は身体に接触するように着用される肌着１１の
内側に取り付けられ、肌着１１の着用により身体と接触
する。この状態で上着１２のポケットに差し込んだ心電
波測定装置１のコネクタ端子７にピンジャック２４を挿
入しておくことにより、第１および第２の外部電極２
１，２２から心電波測定装置１に信号が連続的に送出さ
れる。従って、心電波測定装置１は心電波を連続的に測
定することかできる。
す。外部接続部材２０の第１および第２の外部電極２
１，２２は身体に接触するように着用される肌着１１の
内側に取り付けられ、肌着１１の着用により身体と接触
する。この状態で上着１２のポケットに差し込んだ心電
波測定装置１のコネクタ端子７にピンジャック２４を挿
入しておくことにより、第１および第２の外部電極２
１，２２から心電波測定装置１に信号が連続的に送出さ
れる。従って、心電波測定装置１は心電波を連続的に測
定することかできる。
【００１３】図７はかかる心電波を測定する電子回路３
０の構成を示す。同図において、増幅回路３１は第１お
よび第２の電極４，５から供給される心電波を増幅す
る。なお、外部接続部材２０がコネクタ端子７に接続さ
れている場合においては、増幅回路３１は同部材２０の
第１および第２の外部電極２１，２２から心電波が供給
されるものである。フィルター回路３２は増幅回路３１
で増幅された心電波から雑音成分を除去し、波形整形回
路３３は波形整形を行う。この信号はＡ／Ｄ（アナログ
／デジタル）変換回路３４でＡ／Ｄ変換された後、メモ
リ３５に格納される。
０の構成を示す。同図において、増幅回路３１は第１お
よび第２の電極４，５から供給される心電波を増幅す
る。なお、外部接続部材２０がコネクタ端子７に接続さ
れている場合においては、増幅回路３１は同部材２０の
第１および第２の外部電極２１，２２から心電波が供給
されるものである。フィルター回路３２は増幅回路３１
で増幅された心電波から雑音成分を除去し、波形整形回
路３３は波形整形を行う。この信号はＡ／Ｄ（アナログ
／デジタル）変換回路３４でＡ／Ｄ変換された後、メモ
リ３５に格納される。
【００１４】制御部３７は以上の各回路を制御すると共
に、第１，第２，第３のスイッチ６，８，９と接続され
ている。この制御部３７は第１のスイッチ６が押圧操作
された場合、５回測定分の心電波の波形データを記憶す
るようにメモリ３５を制御し、外部接続部材２０がコネ
クタ端子７に接続された状態で第２のスイッチが操作さ
れた場合、２００回測定分の心電波を記憶するようにメ
モリ３５を制御する。また第３のスイッチ９が操作され
た場合、制御部３７はメモリ３５およびＤ／Ａ変換回路
３６を制御して、メモリ３５内に記憶された心電波をＤ
／Ａ変換した後、出力端子１０から外部に出力する。
に、第１，第２，第３のスイッチ６，８，９と接続され
ている。この制御部３７は第１のスイッチ６が押圧操作
された場合、５回測定分の心電波の波形データを記憶す
るようにメモリ３５を制御し、外部接続部材２０がコネ
クタ端子７に接続された状態で第２のスイッチが操作さ
れた場合、２００回測定分の心電波を記憶するようにメ
モリ３５を制御する。また第３のスイッチ９が操作され
た場合、制御部３７はメモリ３５およびＤ／Ａ変換回路
３６を制御して、メモリ３５内に記憶された心電波をＤ
／Ａ変換した後、出力端子１０から外部に出力する。
【００１５】以上のような本実施例では、心電波測定装
置１単独で、心電波を測定できるが、外部接続部材２０
を接続することにより、心電波を連続的に測定する。こ
の外部接続部材２０は第１および第２の外部電極２１，
２２が常に身体に接触して心電波を測定するため、接触
が良好になり、心電位にばらつきを生じない。しかも測
定のために心電波測定装置１を操作する必要がないとこ
ろから、筋肉緊張を伴うことがなく、筋電ノイズも生じ
ない。このため、正確な測定が可能となる。また、外部
接続部材２０の接続状態では、連続的に心電位を測定す
るため、正常時におけるデータをも測定でき、診断を正
確に行うこともできる。なお、本実施例では、コネクタ
端子７をケース本体２の軸方向の端部に配置しても良
く、これにより、コネクタ端子７へのピンジャック２４
の挿脱操作が容易となる。
置１単独で、心電波を測定できるが、外部接続部材２０
を接続することにより、心電波を連続的に測定する。こ
の外部接続部材２０は第１および第２の外部電極２１，
２２が常に身体に接触して心電波を測定するため、接触
が良好になり、心電位にばらつきを生じない。しかも測
定のために心電波測定装置１を操作する必要がないとこ
ろから、筋肉緊張を伴うことがなく、筋電ノイズも生じ
ない。このため、正確な測定が可能となる。また、外部
接続部材２０の接続状態では、連続的に心電位を測定す
るため、正常時におけるデータをも測定でき、診断を正
確に行うこともできる。なお、本実施例では、コネクタ
端子７をケース本体２の軸方向の端部に配置しても良
く、これにより、コネクタ端子７へのピンジャック２４
の挿脱操作が容易となる。
【００１６】図８ないし図１０は本発明の第２実施例を
示し、前記実施例と同一の要素は同一の符号で対応させ
てある。この実施例ではケース本体２に設けられて外部
接続部材２０のピンジャック２４が挿入されるコネクタ
端子７が側面「く」字形に成形されると共に、ピン４
１，４２によりケース本体２に対して回動可能なシーソ
ー構造となっている。ピン４１，４２は図９に示すよう
に、リード線を介して電子回路３０に接続される。また
コネクタ端子７の底面には端子電極４３，４４が配設さ
れると共に、ケース本体２における端子電極４３，４４
との対向部分には端子４５，４６が配設されている。各
端子４５，４６は第１の電極４および第２の電極５に接
続されるものである。
示し、前記実施例と同一の要素は同一の符号で対応させ
てある。この実施例ではケース本体２に設けられて外部
接続部材２０のピンジャック２４が挿入されるコネクタ
端子７が側面「く」字形に成形されると共に、ピン４
１，４２によりケース本体２に対して回動可能なシーソ
ー構造となっている。ピン４１，４２は図９に示すよう
に、リード線を介して電子回路３０に接続される。また
コネクタ端子７の底面には端子電極４３，４４が配設さ
れると共に、ケース本体２における端子電極４３，４４
との対向部分には端子４５，４６が配設されている。各
端子４５，４６は第１の電極４および第２の電極５に接
続されるものである。
【００１７】この実施例において、図８に示すようにピ
ンジャック２４をコネクタ端子７に挿入した状態では、
端子電極４３，４４と端子４５，４６とが離れており、
これにより外部接続部材２０と電子回路３０とが接続さ
れて電子回路３０が心電波を連続的に測定する。一方、
ピンジャック２４が挿入されていない状態では、コネク
タ端子７を回動させることができ、これにより図１０に
示すように、端子電極４３，４４と端子４５，４６とが
接触する。従って、図１０の状態では、第１および第２
の電極４，５からの信号により心電波が測定される。
ンジャック２４をコネクタ端子７に挿入した状態では、
端子電極４３，４４と端子４５，４６とが離れており、
これにより外部接続部材２０と電子回路３０とが接続さ
れて電子回路３０が心電波を連続的に測定する。一方、
ピンジャック２４が挿入されていない状態では、コネク
タ端子７を回動させることができ、これにより図１０に
示すように、端子電極４３，４４と端子４５，４６とが
接触する。従って、図１０の状態では、第１および第２
の電極４，５からの信号により心電波が測定される。
【００１８】図１１は本発明の第３実施例における電子
回路３０を示し、制御部３７に検出回路３９が接続され
ている。検出回路３９はピンジャック２４がコネクタ端
子７に挿入されているか否か、すなわち外部接続部材２
０が接続されているか否かを検出するものである。この
外部接続部材２０の接続を検出することにより検出回路
３９は制御部３７に信号を出力し、制御部３７は外部接
続部材２０からの信号により心電波を連続的に測定す
る。このような本実施例では、連続測定のための第２の
スイッチが不要となると共に、連続測定への自動切り替
えが可能なため、操作性が向上する。
回路３０を示し、制御部３７に検出回路３９が接続され
ている。検出回路３９はピンジャック２４がコネクタ端
子７に挿入されているか否か、すなわち外部接続部材２
０が接続されているか否かを検出するものである。この
外部接続部材２０の接続を検出することにより検出回路
３９は制御部３７に信号を出力し、制御部３７は外部接
続部材２０からの信号により心電波を連続的に測定す
る。このような本実施例では、連続測定のための第２の
スイッチが不要となると共に、連続測定への自動切り替
えが可能なため、操作性が向上する。
【００１９】
【発明の効果】以上のとおり本発明では、外部接続部材
を接続することにより、正確な心電位の測定ができると
共に、連続的な測定もでき、診断も正確に行うことがで
きる。
を接続することにより、正確な心電位の測定ができると
共に、連続的な測定もでき、診断も正確に行うことがで
きる。
【図１】本発明の第１実施例の正面図。
【図２】外部接続部材の正面図。
【図３】ケース本体先端部分の側面図。
【図４】コネクタ端子の断面図。
【図５】外部接続部材挿入状態の断面図。
【図６】第１実施例の使用状態の正面図。
【図７】電子回路の構成を示すブロック図。
【図８】第２実施例の断面図。
【図９】第２実施例の側面図。
【図１０】第２実施例における接続状態の断面図。
【図１１】第３実施例の電子回路のブロック図。
【図１２】従来例の正面図。
【図１３】従来例の使用状態の斜視図。
１ 心電波測定装置 ２ ケース本体 ４ 第１の電極 ５ 第２の電極 ７ コネクタ端子 ２０ 外部接続部材
Claims (3)
- 【請求項１】 ケース本体と、このケース本体の表面に
形成された第１、第２の電極及びコネクタ端子と、この
コネクタ端子に接続される外部接続部材と、前記ケース
本体内部に収納され前記コネクタ端子に外部接続部材が
接続されていない時には前記第１及び第２の電極の一方
を手で握り他方を体に当接させて心電波を測定し前記コ
ネクタ端子に外部接続部材が接続されている時には外部
接続部材を介して送られてくるコネクタ端子からの信号
に基づいて心電波を測定する心電波測定回路とを備えて
いることを特徴とする心電波測定装置。 - 【請求項２】 ケース本体と、このケース本体の表面に
形成された第１、第２の電極、コネクタ端子及び操作ス
イッチと、前記コネクタ端子に接続される外部接続部材
と、前記ケース本体内部に収納され前記コネクタ端子に
外部接続部材が接続されていない時には前記第１及び第
２の電極の一方を手で握り他方を体に当接させた状態で
前記操作スイッチを操作することによって心電波を測定
し前記コネクタ端子に外部接続部材が接続されている時
には外部接続部材を介して送られてくるコネクタ部材か
らの信号に基づいて連続的に心電波を測定する心電波測
定回路とを備えていることを特徴とする心電波測定装
置。 - 【請求項３】 前記外部接続部材が前記コネクタ端子に
接続されていることを検出する検出手段を有し、この検
出手段の検出によって前記心電波測定回路が連続的に心
電波を測定することを特徴とする請求項１または２に記
載の心電波測定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352026A JPH07194563A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 心電波測定装置 |
| US08/349,507 US5505202A (en) | 1993-12-08 | 1994-12-02 | Portable and collapsable electrocardiograph |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352026A JPH07194563A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 心電波測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07194563A true JPH07194563A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18421275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5352026A Pending JPH07194563A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-28 | 心電波測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07194563A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504917A (ja) * | 2003-09-12 | 2007-03-08 | ボディーメディア インコーポレイテッド | 心臓関連パラメータの測定方法及び装置 |
| WO2009041127A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Omron Healthcare Co., Ltd. | 携帯型心電計 |
| WO2009062359A1 (fr) * | 2007-11-14 | 2009-05-22 | Beijing Choice Electronic Technology Co., Ltd. | Détecteur cardiographique de type stylo |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5352026A patent/JPH07194563A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007504917A (ja) * | 2003-09-12 | 2007-03-08 | ボディーメディア インコーポレイテッド | 心臓関連パラメータの測定方法及び装置 |
| WO2009041127A1 (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Omron Healthcare Co., Ltd. | 携帯型心電計 |
| WO2009062359A1 (fr) * | 2007-11-14 | 2009-05-22 | Beijing Choice Electronic Technology Co., Ltd. | Détecteur cardiographique de type stylo |
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