JPH07194253A - 人工培土のトレイ挿入方法 - Google Patents
人工培土のトレイ挿入方法Info
- Publication number
- JPH07194253A JPH07194253A JP6185318A JP18531894A JPH07194253A JP H07194253 A JPH07194253 A JP H07194253A JP 6185318 A JP6185318 A JP 6185318A JP 18531894 A JP18531894 A JP 18531894A JP H07194253 A JPH07194253 A JP H07194253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- tray
- artificial
- divided
- upper sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 title claims abstract description 57
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 10
- 239000001963 growth medium Substances 0.000 description 6
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 5
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 4
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 3
- 230000002262 irrigation Effects 0.000 description 3
- 238000003973 irrigation Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 3
- 238000002054 transplantation Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000002609 medium Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000035784 germination Effects 0.000 description 1
- 230000009972 noncorrosive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003415 peat Substances 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 多数の人工培土(7)を連続したシート形
状に形成できると共に、トレイ(17)全体に人工培土
(7)をワンタッチで装填できる。 [構成] 複数に区画された人工培土(7)の上面側
に上部シート部材(12)を冠着させ、上部シート部材
(12)によって上面側を連結された状態の前記人工培
土(7)を複数に区画されたトレイ(17)に装填させ
ることを特徴とする。
状に形成できると共に、トレイ(17)全体に人工培土
(7)をワンタッチで装填できる。 [構成] 複数に区画された人工培土(7)の上面側
に上部シート部材(12)を冠着させ、上部シート部材
(12)によって上面側を連結された状態の前記人工培
土(7)を複数に区画されたトレイ(17)に装填させ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工培土を用いて育苗し
て移植する人工培土のトレイ挿入方法に関する。
て移植する人工培土のトレイ挿入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭57−127618号公報
に示す如く、人工培土に種子を封入して保存する技術が
あった。
に示す如く、人工培土に種子を封入して保存する技術が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、人工
培土が1株単位で区画されたものではなく、散播状態で
育苗が行われるから、1株単位での人工培土の分割を容
易に行い得ず、複数に区画されたトレイに前記人工培土
を容易に装填し得ない等の作業上の問題があった。
培土が1株単位で区画されたものではなく、散播状態で
育苗が行われるから、1株単位での人工培土の分割を容
易に行い得ず、複数に区画されたトレイに前記人工培土
を容易に装填し得ない等の作業上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、複数
に区画された人工培土の上面側に上部シート部材を冠着
させ、上部シート部材によって上面側を連結された状態
の前記人工培土を複数に区画されたトレイに装填させる
もので、上部シート部材を人工培土に冠着させることに
よって多数の人工培土を連続したシート形状に形成し得
ると共に、トレイの大きさに上部シート部材を切断する
ことによってトレイ全体に人工培土をワンタッチで装填
し得、トレイの1区画の大きさに人工培土を切断する必
要がなく、またトレイの1区画分の大きさに個々に分離
された人工培土をトレイの各区画に投入させる必要がな
く、複数に区画された人工培土の取扱い作業性向上並び
に複数に区画されたトレイへの人工培土装填作業の簡略
化などを容易に図り得るものである。
に区画された人工培土の上面側に上部シート部材を冠着
させ、上部シート部材によって上面側を連結された状態
の前記人工培土を複数に区画されたトレイに装填させる
もので、上部シート部材を人工培土に冠着させることに
よって多数の人工培土を連続したシート形状に形成し得
ると共に、トレイの大きさに上部シート部材を切断する
ことによってトレイ全体に人工培土をワンタッチで装填
し得、トレイの1区画の大きさに人工培土を切断する必
要がなく、またトレイの1区画分の大きさに個々に分離
された人工培土をトレイの各区画に投入させる必要がな
く、複数に区画された人工培土の取扱い作業性向上並び
に複数に区画されたトレイへの人工培土装填作業の簡略
化などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は種子マット形成工程の説明図、図2は種子
マット形成装置の説明図、図3は種子マットの上面図、
図4は断面拡大図、図5は種子マットを用いた育苗説明
図であり、複数に区画された蜂の巣状の成形部(1)を
外周面に有する無端ベルト形の型枠体(2)と、ロール
巻き支持した伸縮自在な網状の底部シート体(3)を成
形部(1)に展張させるシート装填機(4)と、繰出ロ
ール(5)及び成形型(6)を備えていて粉状のピート
モスを主材料とした培土体(7)を成形部(1)の底部
シート体(3)上に圧縮状態で入れる床土入れ機(8)
と、成形部(1)に圧縮して形成された培土体(7)上
面に点播ロール(9)によって種子(10)を播く播種
機(11)と、ロール巻き支持した紙製の上部シート体
(12)を添着ロール(13)などにより播種後の培土
体(7)上面に貼付ける糊付機(14)と、連続したシ
ート状に形成される種子シート(15)を巻取る巻取機
(16)とを備えるもので、型枠体(2)の成形部
(1)によって蜂の巣状に複数に区画された状態で培土
体(7)を圧縮して播種シート(15)を形成すると共
に、灌水等の保水時には、図5に示すトレイ(17)の
区画された所定形状に播種シート(15)の培土体
(7)が復元するように構成している。
する。図1は種子マット形成工程の説明図、図2は種子
マット形成装置の説明図、図3は種子マットの上面図、
図4は断面拡大図、図5は種子マットを用いた育苗説明
図であり、複数に区画された蜂の巣状の成形部(1)を
外周面に有する無端ベルト形の型枠体(2)と、ロール
巻き支持した伸縮自在な網状の底部シート体(3)を成
形部(1)に展張させるシート装填機(4)と、繰出ロ
ール(5)及び成形型(6)を備えていて粉状のピート
モスを主材料とした培土体(7)を成形部(1)の底部
シート体(3)上に圧縮状態で入れる床土入れ機(8)
と、成形部(1)に圧縮して形成された培土体(7)上
面に点播ロール(9)によって種子(10)を播く播種
機(11)と、ロール巻き支持した紙製の上部シート体
(12)を添着ロール(13)などにより播種後の培土
体(7)上面に貼付ける糊付機(14)と、連続したシ
ート状に形成される種子シート(15)を巻取る巻取機
(16)とを備えるもので、型枠体(2)の成形部
(1)によって蜂の巣状に複数に区画された状態で培土
体(7)を圧縮して播種シート(15)を形成すると共
に、灌水等の保水時には、図5に示すトレイ(17)の
区画された所定形状に播種シート(15)の培土体
(7)が復元するように構成している。
【0006】そして、型枠体(2)を支持する駆動及び
従動ローラ(18)(19)を回転させ、また各部
(4)(8)(11)(14)(16)を駆動し、連続
して自動的に種子マット(15)を形成するもので、図
1に示す如く、型枠体(2)の成形部(1)を上向き開
口姿勢で移動させ乍ら、シート装填機(4)によって複
数に区画された型枠体(2)の成形部(1)内部に底部
シート体(3)を展張させると共に、床土入れ機(8)
によって型枠体(2)の底部シート体(3)上に培土体
(7)を圧縮状態で入れるもので、培土体(7)を圧縮
させる床土入れ機(8)の成形型(6)の成形面に尖頭
(18)を設け、培土体(7)上面の略中央に前記尖頭
(18)によって播種孔(19)を形成する。
従動ローラ(18)(19)を回転させ、また各部
(4)(8)(11)(14)(16)を駆動し、連続
して自動的に種子マット(15)を形成するもので、図
1に示す如く、型枠体(2)の成形部(1)を上向き開
口姿勢で移動させ乍ら、シート装填機(4)によって複
数に区画された型枠体(2)の成形部(1)内部に底部
シート体(3)を展張させると共に、床土入れ機(8)
によって型枠体(2)の底部シート体(3)上に培土体
(7)を圧縮状態で入れるもので、培土体(7)を圧縮
させる床土入れ機(8)の成形型(6)の成形面に尖頭
(18)を設け、培土体(7)上面の略中央に前記尖頭
(18)によって播種孔(19)を形成する。
【0007】また、播種機(11)によって培土体
(7)上面の播種孔(19)に1株分の種子(10)を
入れると共に、糊付機(14)によって播種済みの培土
体(7)上面に上部シート体(12)を貼付けるもの
で、下部シート体(3)を下面側に張設させた培土体
(7)の上面側に上部シート体(12)を被せ、種子
(10)を封入して保存する種子マット(15)を形成
し、巻取機(16)によって種子マット(15)をロー
ル状に巻取るものである。
(7)上面の播種孔(19)に1株分の種子(10)を
入れると共に、糊付機(14)によって播種済みの培土
体(7)上面に上部シート体(12)を貼付けるもの
で、下部シート体(3)を下面側に張設させた培土体
(7)の上面側に上部シート体(12)を被せ、種子
(10)を封入して保存する種子マット(15)を形成
し、巻取機(16)によって種子マット(15)をロー
ル状に巻取るものである。
【0008】さらに、図3及び図4に示す如く、上部シ
ート体(12)に升形のミシン目(20)を形成し、区
画された状態に圧縮して形成した培土体(7)外周縁に
沿って前記ミシン目(20)を延設させ、1株分に相当
する1塊の培土体(7)をミシン目(20)によって分
離自在に構成すると共に、上部シート体(12)両側に
等間隔に同一形状の検出孔(21)を一列に開設し、検
出孔(21)を介して種子マット(15)を機械的に定
速で自動移動自在に構成している。
ート体(12)に升形のミシン目(20)を形成し、区
画された状態に圧縮して形成した培土体(7)外周縁に
沿って前記ミシン目(20)を延設させ、1株分に相当
する1塊の培土体(7)をミシン目(20)によって分
離自在に構成すると共に、上部シート体(12)両側に
等間隔に同一形状の検出孔(21)を一列に開設し、検
出孔(21)を介して種子マット(15)を機械的に定
速で自動移動自在に構成している。
【0009】さらに、図5に示す如く、複数に連続して
区画されたトレイ(17)、または不連続のポットに前
記種子マット(15)の培土体(7)を入れると共に、
灌水によって種子マット(15)の培土体(7)が保水
状態となり、培土体(7)を圧縮前の状態に復元させ、
発芽及び育苗作業を行うもので、下部シート体(3)を
水溶性または腐触し易い材料で形成して育苗中に分解さ
せても良いと共に、合成樹脂などの非腐触材料で下部シ
ート体(3)を形成し、トレイ(17)に入れるとき、
育苗が終ったときのいずれかで下部シート体(3)を除
去しても良い。なお、下部シート体(3)を使用するこ
となく、区画された培土体(7)を圧縮し、播種して上
部シート体(12)を貼付けることにより、種子マット
(15)を形成することも行える。
区画されたトレイ(17)、または不連続のポットに前
記種子マット(15)の培土体(7)を入れると共に、
灌水によって種子マット(15)の培土体(7)が保水
状態となり、培土体(7)を圧縮前の状態に復元させ、
発芽及び育苗作業を行うもので、下部シート体(3)を
水溶性または腐触し易い材料で形成して育苗中に分解さ
せても良いと共に、合成樹脂などの非腐触材料で下部シ
ート体(3)を形成し、トレイ(17)に入れるとき、
育苗が終ったときのいずれかで下部シート体(3)を除
去しても良い。なお、下部シート体(3)を使用するこ
となく、区画された培土体(7)を圧縮し、播種して上
部シート体(12)を貼付けることにより、種子マット
(15)を形成することも行える。
【0010】また、前記上部シート体(12)を形成す
る紙は、種子(10)の種類及び性状などによって厚さ
及び色を変化させ、好光性の種子(10)とそれ以外の
ものとに区別して使用することも行える。
る紙は、種子(10)の種類及び性状などによって厚さ
及び色を変化させ、好光性の種子(10)とそれ以外の
ものとに区別して使用することも行える。
【0011】上記から明らかなように、複数に区画され
た人工培土である培土体(7)の上面側に上部シート部
材である上部シート体(12)を冠着させ、上部シート
体(12)によって上面側を連結された状態の前記培土
体(7)を複数に区画されたトレイ(17)に装填させ
るもので、上部シート体(12)を培土体(7)に冠着
させることによって多数の培土体(7)を連続したシー
ト形状に形成できると共に、複数に区画された培土体
(7)の取扱い作業性向上並びに複数に区画されたトレ
イ(17)への培土体(7)装填作業の簡略化などを容
易に図ることができるものである。
た人工培土である培土体(7)の上面側に上部シート部
材である上部シート体(12)を冠着させ、上部シート
体(12)によって上面側を連結された状態の前記培土
体(7)を複数に区画されたトレイ(17)に装填させ
るもので、上部シート体(12)を培土体(7)に冠着
させることによって多数の培土体(7)を連続したシー
ト形状に形成できると共に、複数に区画された培土体
(7)の取扱い作業性向上並びに複数に区画されたトレ
イ(17)への培土体(7)装填作業の簡略化などを容
易に図ることができるものである。
【0012】さらに、図6は野菜移植機(22)の全体
側面図であり、図中(23)は車体、(24)はエンジ
ン、(25)はミッション、(26)は前輪、(27)
は後輪、(28)は操向ハンドルであり、フィルム(2
9)を被せた畦(30)に沿って走行移動させると共
に、図中(31)は均平輪、(32)は埋込器、(3
3)は鎮圧輪であり、苗送りコンベア(34)にトレイ
(17)を載せてガイド(35)の案内によりトレイ
(17)を回収位置に移動させる一方、取出爪(36)
によってトレイ(17)から1株分の培土体(7)付き
苗を取出し、この苗をシュート(37)を介して下方の
埋込器(32)に送出し、均平輪(31)によって均し
た畦(30)上面に埋込器(32)を突入させて苗を植
付け、該苗周辺を鎮圧輪(33)で押え付けるもので、
トレイ(17)の野菜苗を畦(30)上面に略等間隔に
連続的に植付けるものである。
側面図であり、図中(23)は車体、(24)はエンジ
ン、(25)はミッション、(26)は前輪、(27)
は後輪、(28)は操向ハンドルであり、フィルム(2
9)を被せた畦(30)に沿って走行移動させると共
に、図中(31)は均平輪、(32)は埋込器、(3
3)は鎮圧輪であり、苗送りコンベア(34)にトレイ
(17)を載せてガイド(35)の案内によりトレイ
(17)を回収位置に移動させる一方、取出爪(36)
によってトレイ(17)から1株分の培土体(7)付き
苗を取出し、この苗をシュート(37)を介して下方の
埋込器(32)に送出し、均平輪(31)によって均し
た畦(30)上面に埋込器(32)を突入させて苗を植
付け、該苗周辺を鎮圧輪(33)で押え付けるもので、
トレイ(17)の野菜苗を畦(30)上面に略等間隔に
連続的に植付けるものである。
【0013】上記のように、複数に区画された人工培土
である培土体(7)を複数に区画されたトレイ(17)
に入れ、育苗済みの前記トレイ(17)を移植機(2
2)に載せて取出装置(36)及び植付爪(32)によ
り1区画毎に培土体(7)を取出して機械移植を行うよ
うに構成したもので、培土体(7)の区画を1株単位で
行えると共に、トレイ(17)の区画内で育苗時の発根
が行われ、機械移植の作業性向上並びに移植苗の活着期
間短縮などを容易に図ることができ、しかも根が弱くて
損傷し易い作物並びに育苗時に根の発育が少ない作物で
も移植機(22)による移植を容易に行うことができ
る。
である培土体(7)を複数に区画されたトレイ(17)
に入れ、育苗済みの前記トレイ(17)を移植機(2
2)に載せて取出装置(36)及び植付爪(32)によ
り1区画毎に培土体(7)を取出して機械移植を行うよ
うに構成したもので、培土体(7)の区画を1株単位で
行えると共に、トレイ(17)の区画内で育苗時の発根
が行われ、機械移植の作業性向上並びに移植苗の活着期
間短縮などを容易に図ることができ、しかも根が弱くて
損傷し易い作物並びに育苗時に根の発育が少ない作物で
も移植機(22)による移植を容易に行うことができ
る。
【0014】上記の通り、図1、図5及び図6から明ら
かなように、型枠体(2)によって区画された状態に圧
縮した培土体(7)に播種して種子マット(15)を形
成し、該種子マット(15)を育苗用のトレイ(17)
に入れ、灌水または浸水によって種子マット(15)を
保水させて略圧縮前の状態に復元させ、育苗施設などで
育苗を行って移植する大きさに苗を育成した後、前記種
子マット(15)をトレイ(17)に載せた状態で野菜
移植機(22)に載せ、種子マット(15)の苗を1株
毎に取出して植付ける移植作業を行うものである。
かなように、型枠体(2)によって区画された状態に圧
縮した培土体(7)に播種して種子マット(15)を形
成し、該種子マット(15)を育苗用のトレイ(17)
に入れ、灌水または浸水によって種子マット(15)を
保水させて略圧縮前の状態に復元させ、育苗施設などで
育苗を行って移植する大きさに苗を育成した後、前記種
子マット(15)をトレイ(17)に載せた状態で野菜
移植機(22)に載せ、種子マット(15)の苗を1株
毎に取出して植付ける移植作業を行うものである。
【0015】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、複数に区画された人工培土(7)の上面側に上部シ
ート部材(12)を冠着させ、上部シート部材(12)
によって上面側を連結された状態の前記人工培土(7)
を複数に区画されたトレイ(17)に装填させるもの
で、上部シート部材(12)を人工培土(7)に冠着さ
せることによって多数の人工培土(7)を連続したシー
ト形状に形成できると共に、トレイ(17)の大きさに
上部シート部材(12)を切断することによってトレイ
(17)全体に人工培土(7)をワンタッチで装填で
き、トレイ(17)の1区画の大きさに人工培土(7)
を切断する必要がなく、またトレイ(17)の1区画分
の大きさに個々に分離された人工培土(7)をトレイ
(17)の各区画に投入させる必要がなく、複数に区画
された人工培土(7)の取扱い作業性向上並びに複数に
区画されたトレイ(17)への人工培土(7)装填作業
の簡略化などを容易に図ることができるものである。
は、複数に区画された人工培土(7)の上面側に上部シ
ート部材(12)を冠着させ、上部シート部材(12)
によって上面側を連結された状態の前記人工培土(7)
を複数に区画されたトレイ(17)に装填させるもの
で、上部シート部材(12)を人工培土(7)に冠着さ
せることによって多数の人工培土(7)を連続したシー
ト形状に形成できると共に、トレイ(17)の大きさに
上部シート部材(12)を切断することによってトレイ
(17)全体に人工培土(7)をワンタッチで装填で
き、トレイ(17)の1区画の大きさに人工培土(7)
を切断する必要がなく、またトレイ(17)の1区画分
の大きさに個々に分離された人工培土(7)をトレイ
(17)の各区画に投入させる必要がなく、複数に区画
された人工培土(7)の取扱い作業性向上並びに複数に
区画されたトレイ(17)への人工培土(7)装填作業
の簡略化などを容易に図ることができるものである。
【図1】本発明の一実施例を示す種子マット形成工程の
説明図。
説明図。
【図2】種子マット形成装置の説明図。
【図3】種子マットの上面図。
【図4】断面拡大図。
【図5】種子マットを用いた育苗説明図。
【図6】野菜移植機の側面図。
(7) 培土体(人工培土) (12) 上部シート体(上部シート部材) (17) トレイ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】削除
Claims (1)
- 【請求項1】 複数に区画された人工培土の上面側に上
部シート部材を冠着させ、上部シート部材によって上面
側を連結された状態の前記人工培土を複数に区画された
トレイに装填させることを特徴とする人工培土のトレイ
挿入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185318A JP2699148B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 種子シート製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185318A JP2699148B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 種子シート製造装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2331094A Division JP2628228B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 種子マット使用苗移植方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194253A true JPH07194253A (ja) | 1995-08-01 |
JP2699148B2 JP2699148B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=16168744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6185318A Expired - Fee Related JP2699148B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 種子シート製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699148B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002045047A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Iichiro Watabe | 土入れ用反撥壁およびそれを使用した苗箱用土入れ装置、ならびにそれらを利用した苗箱内への土入れ方法 |
JP2003000072A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-07 | Iseki & Co Ltd | 苗移植装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01146839A (ja) * | 1987-12-04 | 1989-06-08 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 高純度の2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを製造する方法 |
-
1994
- 1994-07-13 JP JP6185318A patent/JP2699148B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01146839A (ja) * | 1987-12-04 | 1989-06-08 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 高純度の2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンを製造する方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002045047A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Iichiro Watabe | 土入れ用反撥壁およびそれを使用した苗箱用土入れ装置、ならびにそれらを利用した苗箱内への土入れ方法 |
JP2003000072A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-01-07 | Iseki & Co Ltd | 苗移植装置 |
JP4724958B2 (ja) * | 2001-06-18 | 2011-07-13 | 井関農機株式会社 | 苗移植装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2699148B2 (ja) | 1998-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0596160B1 (en) | Self-watering air-pruning plant tray and transplanting system | |
WO2002058455A1 (en) | Plant growing system to maximize transplant yield | |
CN104381000A (zh) | 一种带盘机插育秧和移栽方法及育秧盘 | |
JP2006254787A (ja) | 催芽苗の育苗方法、催芽苗の播種方法及び播種装置及び出芽苗移植機 | |
JPH07194253A (ja) | 人工培土のトレイ挿入方法 | |
JPH07213164A (ja) | 人工培地付苗を利用した移植方法 | |
JP2628228B2 (ja) | 種子マット使用苗移植方法 | |
JPH04197102A (ja) | 種子シート製造装置 | |
CN221011026U (zh) | 一种烟草种植育苗装置 | |
NO166084B (no) | Fremgangsmaate for fremstilling av miljoevennlige fnokningsmiddelorganosoler og anvendelse derav. | |
Boa | The development of automatic transplanters | |
JP2782058B2 (ja) | 野菜移植機 | |
JP3637735B2 (ja) | 苗床 | |
JPH10113073A (ja) | 育苗方法 | |
JP3536161B2 (ja) | 移植用育苗床 | |
KR100352637B1 (ko) | 육묘판, 그에 따른 파종방법 및 파종기 | |
JP2001016932A (ja) | 長尺苗の育成方法と長尺苗反転田植機 | |
KR100295156B1 (ko) | 자기급수공기-전정식물트레이및이식시스템 | |
JP3387865B2 (ja) | 高畝栽培方法 | |
JP2782059B2 (ja) | 野菜移植機 | |
JP2782051B2 (ja) | 野菜移植機 | |
JPS61219319A (ja) | 移植用苗床ブロツクの製造方法 | |
JPH08252005A (ja) | 苗移植装置 | |
JPS5828507Y2 (ja) | 鉢植替機に於ける床土充「てん」箱 | |
JPH10229758A (ja) | 育苗用の容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |