JPH0719410B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0719410B2
JPH0719410B2 JP61258243A JP25824386A JPH0719410B2 JP H0719410 B2 JPH0719410 B2 JP H0719410B2 JP 61258243 A JP61258243 A JP 61258243A JP 25824386 A JP25824386 A JP 25824386A JP H0719410 B2 JPH0719410 B2 JP H0719410B2
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JP
Japan
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arm
brake
cam
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magnetic recording
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JP61258243A
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寿夫 松野
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRと略す)等
のカセット式磁気記録再生装置のリール台を制動するブ
レーキ圧着・解除機構に関する。
〔従来の技術〕 従来の装置は、例えば特開昭53−66716号公報に示され
たように、記録/再生から記録ポーズにモードが移った
とき主ブレーキはリール台から解除したままである。と
ころが、ポータブルタイプでは記録ポーズ状態で装置を
持ち歩く機会が多く、メカに振動が伝わり、テープたる
みが発生するおそれが出てくる。そこで、ポータブルタ
イプではリール台へのブレーキ制動機構のブレーキ圧着
/解除にプランジャを使用した方式が提案されている。
しかし、プランジャを使用した場合には、消費電力が増
加する問題がある。他方、記録ポーズでのブレーキ動作
については言及されていないが、テープを回転シリンダ
に添接させるロードリングに連係してブレーキを制御
し、プランジャを使用しない方式が、例えば、特開昭57
−130258号で提供されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術によると、プランジャ方式では主ブレーキ
圧着・解除の十分なストロークを得ようとすると、かな
りの電力を必要とし信頼性についても問題があった。こ
れは省電力化を行なわなければならないポータブルタイ
プ、特にカメラ一体型VTRの場合、バッテリーの使用時
間が短かくなってしまい上記方式は採用できない。また
後者の場合、歯車列の組合せのため、依然として部品点
数が多く、途中のモードでのブレーキ機構の作動/解除
を行なわせようとすると、機構が複雑になるということ
が予想される。
本発明の目的は、部品点数を増やさず、機構も簡素化し
て、RECポーズでのリール台制動のブレーキ圧着動作を
行わせるブレーキ動作機構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、モータで駆動回転
するカムギャと、該カムギヤに配設した2つの異なる軌
跡を有するカム溝あるいはカムに沿って、一端を植設す
るピンで摺動自在な共通なシャフトに軸支され、上下に
重なり合う形で回動自在となる第1のアーム及び第2の
アームを設け、前記第1アームと第2アームの他端を第
3のアームに当接し、移動連係させ、該第3アームの移
動機構により、リール台を移動するブレーキ動作機構を
作動および/または解除する動力を伝えるよう第3アー
ムを配設し、上記第1アームが上記第3アームを移動さ
せ、ブレーキ動作を解除中に、上記第2アームで前記第
3アームをバネ力に抗して移動させ、ブレーキ動作を作
動させ、第2アームの拘束を解放すればブレーキ動作が
作動から解除に復帰される手段を設けたことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
以上のように構成されたブレーキ動作機構を有する磁気
記録再生装置は、第1アームを停止→ロード/アンロー
ド→記録/再生(以下録再という)の順で、前記カムギ
ヤのカム溝の軌跡に沿って移動させ、前記第3アームを
停止→ロード/アンロードで移動させ、第3アームを所
定位置に移動させ、ブレーキ動作機構のブレーキを作動
状態から解除状態にさせる。ところが、録画スタンバイ
(以下記録ポーズと呼ぶ)モードは、ロード/アンロー
ドと録再との間にあるため、ブレーキ動作機構の解除状
態から作動状態に戻すには、前記第2アームを前記カム
ギヤの別のカムに沿って移動させ、第3アームを該第3
アームに組込まれたバネのバネ力に抗して所定量移動
(第1アームによる移動と逆方向)させ、ブレーキ動作
機構を解除状態から作動状態に遷移させる。また記録ポ
ーズ→ロード/アンロードないしは録再への移動時は、
前記第2アームが第3アームの当接位置を離れるため
に、バネ力によりブレーキ作動位置に第3アームは復帰
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は停止状態にあるメカ全体を示す平面図で、1a,1
bは磁気テープを張架するリール(図示せず)を回転駆
動する一対のリール台であり、2a,2bはリール台1a,1bに
直結(動力を伝達するトルクリミッタを内蔵するクラッ
チであり、該クラッチ2a,2bの側面に近接して装置され
たブレーキアーム3a,3bがあり、クラッチ2a,2bとの当接
部にはゴムを付設している。
第2図は、メカ全体を第1図と反対側から見た図で、シ
ャシ4に植設されたシャフトに軸支されたカムギヤ5a,5
bは、モータ6で駆動回転される。上記カムギヤ5aに
は、二種類の軌跡を有するカムが配設されており、一つ
はイジェクト(カセット装着アップ)→停止→早送り/
巻戻し→ロード/アンロード(テープ引出し)→録再と
5モード分割されており、各モードの回転角の割付けは
モードスイッチ7で回転角で設定されている。もう一つ
のカムは、カム溝ではなく凸部としており、モードは記
録ポーズ時のみ所定量アームが動作するように設定され
ている。前期カム5aのカム溝とカムにそれぞれ植設する
ピンと側面部に沿わせカム軌跡を摺動自在であり、シャ
シ4に植設するシャフトに上下に重なるよう軸支された
2つのアームのうち、カム溝を摺動移動する部材を第1
のアーム8a,カムに側面部を沿わせ移動する部材を第2
のアーム8bであり、該二つのアーム8a,8bのカム摺動の
端部と他端側は、シャシ4に植設するシャフトに軸支さ
れ回動自在となっている第3のアーム9とそれぞれ異な
る位置で当接可能となっている。第7図に裏面からの第
3アーム9の構成を示した。該第3アーム9の回転軸を
中心としてネジリバネ10が組み込まれ、バネ10の一端は
前記第3アームに引っかけ、他端はシャシ4に押し付
け、矢印Aの方向に第3アームの端部9dが所定の荷重で
付勢されている。前記第3アームの9b部には上記第1ア
ームの植設したピンが当接し、第3アームの先端9dの位
置が規制される。第1アームのピンが第3アームの9b部
から外れると、先端9dはバネ力でA方向へ移動する。そ
の際突起9aがシャシ4と接触しストッパとなり、9dはそ
れ以上A方向に移動しない。また前記第2アーム8bの他
端は、上記第3アーム9の9c部と当接可能となってお
り、記録ポーズのモードで当接し、他のモードでは接触
しないよう設定されている。前記第3アームの先端9d
は、近接する1対のブレーキアーム3a,3bの両軸支の中
心部で当接する。先端9dがA方向に移動すると、前記ブ
レーキアーム3a,3bも移動し先端のゴム部は、前記クラ
ッチ2a,2bの側面部と離れる。上記ブレーキアーム3a,3b
にはバネが2つのブレーキアーム3a,3bとの間にかかっ
ている。前記クラッチ2a,2bには、トルクリミッタが内
蔵されており、所望するトルクが取り出せる機構となっ
ている。
次に第3図から第6図で、カムギヤ5aから第3アーム9
までの動作を停止、ロード/アンロード、録再、記録ポ
ーズの4つのモードについて示した動作説明図である。
第3図は停止モードでの第1アーム8a、第2アーム8b、
第3アーム9の動作状態を示す。前記第3アーム9の9b
部に第2アーム8aのピンが当接するために、該第3アー
ム9の先端9cはシャシ4側に位置規制され、ブレーキア
ーム3a,3bとの間には、すき間があき、ブレーキが作動
している状態となる。また、前記第2アーム8bの先端は
第3アーム9の端部9cとは接触しない。
第4図はロード/アンロードモードでの動作状態を示
す。前記第1アーム8aは、矢印B方向に移動し、上記第
3アーム9の端部9bから離れるためバネ10の力により、
ストッパ9aがシャシに接触するまで、端部9dはA方向に
移動し、上記ブレーキアーム3a,3bをA方向に押し込
む。該ブレーキアーム3a,3bのクラッチ2a,2bとの接触部
にすきまができ、ブレーキ動作は解除される。また、上
記第2アーム8bは移動せず、第3アーム9の端部9cとは
接触しない。
第5図はRECポーズ、モードでの動作状態を示す。上記
第1アーム8aは、ロード/アンロードと同じ位置でも、
第3アーム9の端部9bとは接触しない。上記第2アーム
8bは、カムギヤ5aのカムの出張り部に沿って移動するた
め、第2アーム8bの他端は、矢印Bと逆方向に動き、上
記第3アーム9の端部9cをBと逆方向に押し、バネ10の
荷重に抗し、端部9dは矢印Aと逆方向に戻され、第3図
の停止モードと同じ位置となり、ブレーキアーム3a,3b
はブレーキ動作は作動状態となる。
第6図は録再モードでの動作状態を示す。上記第1アー
ム8aは、B方向に移動し第3アーム9の端部9bとは接触
しない。上記第2アーム8bは、第5図で前記第3アーム
9の端部9cを拘束し、端部9dはブレーキアーム3a,3bと
非接触であるが、第2アーム8bはカムギヤ5aのカムの出
張り部から外れ移動するため、第3アーム9の端部9cよ
り離れ非接触位置となり、端部9dは、A方向にバネ力10
で移動し、ブレーキアーム3a,3bはクラッチ2a,2bとの間
にすきまを作り、ブレーキは解除される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録ポーズモー
ドで、リール台制御ブレーキのブレーキ動作を解除から
作動状態とし、シリンダに添架したテープをたるませる
ことなく、カメラ一体型VTRのように持ち歩きするタイ
プには好適である。また部品点数を増やさず、機構も複
雑にならず構成できる。
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明の一実施例を示すものであって、第
1図,第2図は停止モードでのメカ全体を示す平面図と
裏面図、第3図は停止モードでのブレーキ動作説明図、
第4図はロード/アンロードでのブレーキ動作説明図、
第5図は記録ポーズでのブレーキ動作説明図、第6図は
録再でのブレーキ動作説明図、第7図は第3アーム9の
動作説明図である。 1a,1b;リール台、2a,2b;クラッチ 3a,3b;ブレーキアーム、4;シャシ 5a,5b;カムギヤ、6;ロードモータ 7;モードスイッチ、8a;第1のアーム 8b;第2のアーム、9;第3のアーム 10;第3アームに組込むねじりバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを一定の径路で走行させる磁気
    記録再生装置において、二つの異なる軌跡を有するカム
    溝あるいはカムが配設されてモータで駆動回転されるカ
    ムギヤと、シャシに植立されたシャフトに上下に重なり
    合うように軸支され回動自在な第1のアームと第2のア
    ームを有し、該第1のアームと第2のアームの一端は前
    記カム溝あるいはカムに沿って摺動自在であり、他端で
    はシャシに軸支されたシャフトに回動自在な第3のアー
    ムを移動させるよう連係されており、前記第3のアーム
    の第1のアーム、第2のアームと接触しない他端では、
    リール台ないしはリール台に直結するギヤを制動するブ
    レーキ機構と連係し、前記第3のアームの移動により上
    記ブレーキ機構のブレーキ動作の制御を行なう伝達機構
    を備えた磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記第1
    のアームが上記ブレーキ機構のブレーキ動作を解除する
    のを、録画スタンバイモードでテープを走行させたまま
    前記第2のアームにて、前記第3のアームでブレーキ機
    構のブレーキ動作を作動させ、さらに隣接のモードに移
    動させるときは、前記第2のアームで第3のアームの拘
    束を解除することにより、第3のアームのバネ力にて、
    上記ブレーキ機構のブレーキ動作を解除するように構成
    されていることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP61258243A 1986-10-31 1986-10-31 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0719410B2 (ja)

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JPS63113846A JPS63113846A (ja) 1988-05-18
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JPS63113846A (ja) 1988-05-18

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