JPH07194032A - 作業停電操作装置 - Google Patents

作業停電操作装置

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JPH07194032A
JPH07194032A JP5348354A JP34835493A JPH07194032A JP H07194032 A JPH07194032 A JP H07194032A JP 5348354 A JP5348354 A JP 5348354A JP 34835493 A JP34835493 A JP 34835493A JP H07194032 A JPH07194032 A JP H07194032A
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Tomoaki Nobukata
智彰 信方
Toshio Watanabe
俊夫 渡辺
Shiro Okada
史朗 岡田
Hitoshi Kanewa
均 金輪
Hiroshi Inoue
汎 井上
Shigeichi Sakae
繁市 寒河江
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 作業停電操作装置において、停電範囲縮小機
材及び工法を使用し、停電区域の縮小を図る。 【構成】 種類及び設置場所を設定する停電範囲縮小機
材設定手段54と、作業を予定している他作業の系統変更
内容及び前記停電範囲縮小機材を現在時点の電力系統構
成上に反映する作業前系統展開手段52と、停電区間設定
手段51と、設定した停電区間に対して、停電区間より負
荷側区間群に対して負荷融通する切り替え手順及び当該
停電区間の停電手順を作成する開閉器操作手順作成手段
46と、設定した停電範囲縮小機材を電力系統構成上から
撤去して、次に当該作業による系統変更内容を電力系統
構成上に反映して、更に停電範囲縮小機材を前記電力系
統構成上に再度反映する作業後系統展開手段53と、前記
作成した切り替え手順に対して、作業後系統展開手段に
て反映した電力系統構成上にて系統を復旧させる送電手
順及び切り戻し手順を作成する開閉器操作手順作成手段
47とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力系統の作業停電操作
装置に係わり、特に電力系統の一部を工事などのために
停止させたり、工事終了後に復旧させる際に、主として
開閉器(しゃ断器,断路器など)の一連の操作手順を所
定のアルゴリズムで決定する作業停電操作装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3によって現状の配電系統作業停電操
作装置の例を示す。図3において配電系統は、しゃ断器
1a,1b、フィーダ2a,2b、区分点開閉器3a,3b,3c,3
d、連系点開閉器4a,4b,4c,4d,4e、区間5a,5b,5
c,5d,5e,5f,5g,5h,5i,5j及び母線6aから構成さ
れている。通常区分点開閉器は常閉、連系点開閉器は常
開にすることによって配電系統を放射状系統にして運用
する。配電系統がループ可能な形状に構成されているの
は、一部の区間の工事あるいは事故の時に開閉器の切り
替えにより停電区間を最小にするためである。11a ,11
b ,11c ,11d ,11eは遠方監視制御装置子局、12は遠
方監視制御装置親局、13は電子計算機である。各しゃ断
器,区分点開閉器,連系点開閉器の開閉状態、フィーダ
の電流は遠方監視制御装置子局→同親局を経由して電子
計算機に取り込まれている。電子計算機13はこれらリア
ルタイム情報と、予め定義してある配電系統の構成機器
の設置関係などの情報により配電系統の現在状態を把握
している。電子計算機13に区間5a停止の指示が与えられ
ると、現在状態を参照して、更に、電子計算機内に定義
した現在時点とは異なる将来時点の配電系統構成を展開
し、認識して所定のアルゴリズムで最適な開閉器操作手
順を作成する。このような将来時点の配電系統構成の開
閉器操作手順を作成できることは、例えば特願昭60−
251357号で開示されているためここでは述べな
い。そして操作を開始すべき時刻になると、作成した開
閉器操作手順に従って操作信号を遠方監視制御装置親局
→子局経由で送信し順次開閉器を操作していく。例え
ば、図3において区間5a,5b,5cは通常、フィーダ2aか
ら電力の供給を受けているが、区間5aを工事のために停
止する場合は、先ず連系点開閉器4cを投入し、次いでし
ゃ断器1a及び区分点開閉器3aを開放して区間5aを停止さ
せる。この後区間5b,5cはフィーダ2bから電力の供給を
受けることになる。
【0003】以上は連系点開閉器4cを投入して、区間5
b,5cに電力を供給できる場合として述べたが、それが
常に可能であるとは限らない。フィーダ2b区間に5b,5c
が接続された結果、フィーダ2bが過負荷となるような場
合は、この融通方法は不適であることになる。このよう
な場合は連系点開閉器4aを投入して、区間5dの所属する
フィーダ(図示してない)から区間5b,5cに電力を供給
することも考えられる。詳細な説明は省略するが、更に
広範囲に区間の移動を考えれば種々の方法も考えられ
る。以上のように現在状態を参照して、更に、電子計算
機内に定義した現在時点とは異なる将来時点の配電系統
構成を展開,認識して配電系統の一部区間を工事等で停
止する場合に、残りの区間(健全区間と称する)の停電
を極小化し、かつ各フィーダの負荷を均等化する必要が
あり、そのためのアルゴリズムも例えば特願昭53−3
7777号に開示されている。このような作業停電操作
装置は、現在時点の系統構成状態とは異なる将来の系統
状態に対しても、それを前提とした開閉器操作手順を作
成することができ、従来の熟練操作員の判断により手動
で実施していたのに較べれば、操作員の練度の高低を問
わないこと、又、誤りのないことで格段の進歩である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような作
業停電操作装置にも次に述べるような不都合がある。近
年の高度情報化社会化に伴ない、高品質で安定した電力
供給が望まれ、事故,作業を問わず電力供給の停止は極
力回避されなければならない。このため、停電作業を計
画し、実施するにあたって考慮される要素の一つとして
停電区域の縮小がある。実際の作業区域は電柱と電柱の
間つまり径間単位であるが、前述の現在の作業停電操作
装置では最小停電区域は計算機内で配電系統の設備情報
として認識している開閉器区間単位となる。しかも作業
区間が含まれる開閉器区間内に重要需要家がある場合、
系統構成上区分連系点開閉器がない場合、あるいは負荷
が重いため系統設備だけで融通できない場合などは、停
電区域は一開閉器区間単位以上になってしまう。ところ
で実際の運用では、系統設備以外の開閉器,ケーブルな
どの停電範囲縮小機材を使用し、停電区域を縮小する停
電範囲縮小機材作業停電工法が用いられる。この場合、
計算機は現在時点の系統構成設備、又は作業を実施する
将来時点の系統構成設備以外は全く認識できない。そこ
で、停電範囲縮小機材を系統設備として扱い将来時点の
配電系統構成上に展開するという方法が考えられる。し
かし、実際には複数の作業件名が並行して存在し、作業
件名毎に停電範囲縮小機材を使用する場合、将来時点の
配電系統構成を展開するのに、作業件名毎にまず停電範
囲縮小機材を配電系統構成に反映し、次に当該作業によ
る系統変更内容を配電系統構成上に反映し、更に停電範
囲縮小機材を配電系統構成上から撤去することになり、
停電範囲縮小機材を使用しない場合に較べて3倍程度時
間がかかるため、全く実用的でない。このため作業停電
操作装置の適用は停電範囲縮小機材作業停電工法以外の
停電作業工事のみという問題があった。本発明は上記課
題を解決するためになされたものであり、実際の運用に
即して、停電範囲縮小機材設備を当該作業による系統変
更に影響を与えずに現在時点と異なる将来時点の系統構
成状態に反映させ、反映した将来時点の系統構成状態に
て一開閉器区間単位より短い区間で停電区間を指定する
ことができ、かつ当該系統構成状態において開閉器操作
手順を作成することができる電力系統の作業停電操作装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は電力系統の一部を工事などのために停止さ
せたり、工事終了後に復旧させるための作業停電操作に
関して、現在時点とは異なる将来時点の電力系統構成に
対して操作手順を前もって作成し、又、作業当日その操
作手順に基づいて操作を実行する作業停電操作装置にお
いて、当該作業に対して停電区間の範囲を縮小するため
の停電範囲縮小機材の種類及び設置場所を設定する停電
範囲縮小機材設定手段と、現在時点より将来の当該作業
時点の間に作業を予定しているいくつかの他作業の系統
変更内容及び前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定し
た停電範囲縮小機材を現在時点の電力系統構成上に反映
する作業前系統展開手段と、前記作業前系統展開手段に
て反映した電力系統構成において当該作業の停電区間を
設定する停電区間設定手段と、前記停電区間設定手段に
て設定した停電区間に対して、前記作業前系統展開手段
にて反映した電力系統構成上にて停電区間より負荷側区
間群に対して負荷融通する切り替え手順及び当該停電区
間を停電する停電手順を作成する開閉器操作手順作成手
段と、前記作業前系統展開手段にて反映した電力系統構
成上に当該作業による系統変更内容を反映させるため、
先ず前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定した停電範
囲縮小機材を前記電力系統構成上から撤去して、次に当
該作業による系統変更内容を前記電力系統構成上に反映
して、更に前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定した
停電範囲縮小機材を前記電力系統構成上に再度反映する
作業後系統展開手段と、前記開閉器操作手順自動作成手
段にて自動作成した切り替え手順に対して、前記作業後
系統展開手段にて反映した電力系統構成上にて系統を復
旧させる送電手順及び切り戻し手順を作成する開閉器操
作手順作成手段とから構成した。
【0006】
【作用】作業情報を設定する際に、併せて、停電範囲縮
小機材設定手段によって機材の種類,設置場所等の機材
情報を設定し当該作業情報として保存する。そうして、
配電系統の構成機器の各種情報とその構成機器の接続関
係などの情報により現在時点系統構成を把握し、現在時
点より当該作業時点までの全ての他作業情報の系統変更
内容と当該作業の停電範囲縮小機材とを前記現在時点系
統構成上に作業前系統展開手段によって反映させる。こ
こで、反映された前記現在時点系統構成が作業前系統構
成となり、当該作業が実施される時点での系統構成であ
る。この作業前系統構成において当該作業の停電範囲縮
小機材、他作業の系統変更内容を含めて計算機内に認識
しているので、前記現在時点系統構成設備の開閉器区間
より短い区間で当該作業の停電区間を、停電区間設定手
段によって当該作業情報に設定することができる。前記
停電区間を作業前系統構成上に反映させ、作業時点系統
構成として、この構成上において停電区間より負荷側の
健全区間群に対して負荷融通するため、所定のアルゴリ
ズムにて最適な開閉器の最適な切り替え手順を自動作成
し、更に当該作業の対象である停電区間を停電する開閉
器の切り替え操作手順を自動作成する。次に、当該作業
による系統変更内容を作業時点系統構成に反映するため
当該変更内容に影響がないように、当該作業による停電
範囲縮小機材を作業後系統展開手段によって作業時点系
統構成より撤去する。この時点での作業時点系統構成
は、前記現在時点系統構成に現在時点より当該作業時点
までの全ての他作業情報の系統変更内容を反映した系統
構成であり、この系統構成に当該作業の系統変更内容を
反映させる。次に、停電作業終了後の停電区間を復旧す
るための送電,切り戻し手順を作成するために、再度、
停電範囲縮小機材を作業後系統展開手段によって作業系
統構成に反映しなおす。ここで、反映された系統構成が
作業後系統構成となる。前記作業後系統構成において、
所定のアルゴリズムを持った切り戻し手順自動作成手段
によって、当該作業の対象である停電区間を送電する最
適な開閉器の切り戻し操作手順を自動作成し、更に負荷
融通されていた健全区間群に対して、前記作業前系統構
成へ切り戻すために、開閉器の切り戻し手順を自動作成
する。以上に述べたように、実際の運用に即して停電範
囲縮小機材設備を当該作業による系統変更に影響を与え
ずに現在時点と異なる将来時点の系統構成状態に反映さ
せ、反映した将来時点の系統構成状態にて一開閉器区間
単位より短い径間単位で停電区間を指定して、その時の
開閉器の操作手順を所定のアルゴリズムで自動作成する
ことが可能である。
【0007】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による作業停電操作装置の一実施例の構成図で
あり、遠方監視制御装置親局12及び電子計算機13の機能
を中心に示してある。従って、図3には示してある配電
系統及び遠方監視制御装置子局は省略してある。図1に
おいて41は配電系統の現在時点の系統状態を示すデータ
であって、図3において説明した通り予め定義してある
配電系統の構成機器の接続関係などとデータフロー番号
(1)により遠方監視制御装置親局12経由で入力される開
閉器の開閉状態などのオンライン情報からなる。50は作
業件名毎に切り替え操作及び切り戻し操作の操作開始時
刻と操作終了時刻を定義した作業件名管理情報で、作業
件名毎に作業計画を立てるタイミングで当該件名の切り
替え操作及び切り戻し操作の操作開始時刻と操作終了時
刻を入力する。48は当該作業件名の切り替え操作又は切
り戻し操作開始前の将来の系統構成状態を作成する手
段。42は現在時点の系統状態のデータ41をコピーしたも
ので、作業に応じた各種データの展開ができ、将来時点
の系統状態をあらわすデータとなる。したがって、その
展開の時々によって系統状態が変化し、それに合せてデ
ータの呼び方も変える。詳細は図2に示し、図中の番号
は図1のデータフローの番号(2) ,(11),…(24)と同じ
である。45は作業による系統変更内容を前記将来時点で
の配電系統をあらわすデータ42に対して展開するデータ
メンテナンス手段である。
【0008】44は開閉器操作手順模擬展開手段で、切り
替え操作のための開閉器操作手順データ46又は切り戻し
操作のための開閉器操作手順データ47から取り出し、デ
ータ42に当該手順を模擬展開する。43は開閉器操作手順
自動作成手段で、例えば前記特願昭53−37777号
によって実現できる。49は操作出力手段であり、当該作
業件名の切り替え操作又は切り戻し操作のための開閉器
操作手順を46,47から取り出して、この操作信号を順次
遠方監視制御装置親局12に出力する。54は停電範囲縮小
機材設定手段で、当該作業の停電区間を縮小するため、
停電区間縮小機材の設置場所,種類を設定するものであ
り、作業件名管理情報毎に停電区間縮小機材情報55にそ
のデータの設定をする。52は作業前系統展開手段で、前
記した停電範囲縮小機材情報55を前記した将来の配電系
統構成をあらわすデータ42へデータの展開をし、又、停
電区間設定手段51に設定した停電区間を更に前記42へ展
開反映する。停電区間設定手段51は前述したように停電
区間の設定を停電区間縮小機材を反映したデータ42上に
おいて行ない、当該作業件名に設定する。53は作業後系
統展開手段で作業終了後の系統構成を42上に展開するも
ので、当該作業による系統変更内容を展開するために、
その展開前後に停電区間縮小機材情報をデータ42により
撤去,再新設する。
【0009】次に作用について、図1及び図2に基づい
て説明する。なお、図2は左側1列に手段の流れを示
し、右側には対応してデータの遷移を示す、符号は各図
とも共通に示す。まず、遠方監視制御装置親局12を経由
して、常時、現在時点の開閉器の開閉状態などのオンラ
イン情報が現在の配電系統構成データ41へ取り込まれて
いる((1) )。作業件名管理情報50の設定を、切り替え
操作及び切り戻し操作の操作開始時刻と操作終了時刻と
の入力によって行ない、更に作業停電区間を縮小するた
めに停電範囲縮小機材設定手段54にて、停電範囲縮小機
材情報55に設定する((2))。将来の系統構成状態を作
成する手段48は作業件名管理情報50の内容を取り込み
((3) )、作業件名を切換操作,作業,切り戻し操作の
3つに分けて、夫々を時系列順に並びかえる。続いて、
現在時点の系統構成状態を示す41のデータを将来時点の
配電系統構成を現わすデータ42へ、現在時点系統構成状
態としてコピーする((4) )。その後、当該作業件名の
切り替え操作開始直前の作業前系統構成状態を作成する
ために展開対象操作,作業に対して時系列順に開閉器操
作手順模擬展開手段44を用いて展開対象操作の操作手順
を模擬展開し((5) )、データメンテナンス手段45を用
いて展開対象作業の系統変更内容を展開する((6) )。
開閉器操作手順模擬展開手段44は展開対象操作の開閉器
操作手順を切り替え操作のための開閉器操作手順データ
46又は切り戻し操作のための開閉器操作手順データ47か
ら取り出し((7) ,(8) )、将来の配電構成を現わすデ
ータ42へ当該手順を模擬展開する((9) )。データメン
テナンス手段45は展開対象作業内容をデータ42に展開す
る((10))。作業前系統展開手段52は前述したまでの種
々の展開がなされた系統構成状態において、停電範囲縮
小機材を展開するため((11))、停電範囲縮小機材情報
55より当該作業件名の情報を取り出し、当該作業件名の
停電範囲縮小機材を前述の系統構成状態に反映する((1
2))。停電範囲縮小機材が反映された現在時点系統構成
状態は作業前系統構成状態となる。
【0010】次に、当該作業の停電区間を設定するた
め、前記作業前系統構成状態を停電区間設定手段51に取
り込み((13))、停電範囲縮小機材をも含んで停電区間
を設定する。設定した停電区間情報は作業件名管理情報
50へ保存される((14))。続いて、停電区間情報を作業
前系統構成状態に反映するため、作業前系統展開手段52
が50より停電区間情報を取り出す((15))。そして、そ
の停電区間情報を作業前系統構成状態に展開して反映し
((16))、作業前系統構成状態は作業時点系統構成とな
る。そして、前記作業時点系統構成状態42を参照しなが
ら、当該作業の切り替え操作のための開閉器操作手順を
自動作成し、開閉器操作手順データ46へ保存する((1
8))。作業終了後の切り戻し操作のための開閉器操作手
順は、データメンテナンス手段45で作成された当該作業
件名の系統変更内容を切り戻し操作開始前の系統構成状
態に反映しなければならないが、切り替え操作終了後の
当該作業配電線には、いまだ停電範囲縮小機材が設定さ
れており、このままでは、系統変更内容を展開すること
ができない場合もありうる。そこで、前述したまでの展
開がなされた系統構成状態より、作業後系統展開手段53
によって、停電範囲縮小機材情報を撤去する((19))。
【0011】そのような状態にしておき、当該作業件名
の系統変更内容を前記系統構成状態に展開する((2
0))。さて、作業終了後の切り戻し操作の開閉器操作手
順であるが、この状態では停電範囲縮小機材が系統構成
上にないため、手順作成が行なえない。そこで、再度、
停電範囲縮小機材を系統上に展開させる。つまり、作業
後系統展開手段53にて停電範囲縮小機材情報55を取り込
んで((21))、前記系統構成を現わすデータ42に展開す
る((22))。そこで、配電系統構成を現わすデータ42は
作業後系統構成状態となり、これを、開閉器操作手順自
動作成手段43にて取り込んで、開閉器の切り戻し操作手
順を作成する((23))。作成された切り戻し操作手順
は、開閉器操作手順データ47に保存される((24))。更
に作業当日、操作出力手段49は当該作業件名の切り替え
操作のための開閉器操作手順を開閉器操作手順データ46
から取り出して、それを参照しながら((25))、操作信
号((26))を順次遠方監視制御装置親局12に出力してい
く。次に当該作業の操作がすべて終了した後、データメ
ンテナンス手段45により当該作業件名の作業内容を展開
し作業終了後の系統構成状態を配電系統構成を現わすデ
ータ42に作成し、42の内容を現在の配電系統構成41に移
し((27))、電子計算機13の認識する系統構成状態を作
業終了後の状態とした後、操作出力手段49は当該作業件
名の切り戻し操作のための開閉器操作手順を47から取り
出して、それを参照しながら((28))、操作信号((2
9))を順次遠方監視制御装置親局12に出力していく。本
実施例によれば、実際の運用に即して停電範囲縮小機材
設備を当該作業による系統変更に影響を与えることな
く、現在時点系統構成状態と現在時点と異なる将来時点
の系統構成状態に反映させ、反映した将来時点の系統構
成状態にて一開閉器区間単位より短い径間単位で停電区
間を指定して、各々の系統構成状態において開閉器操作
手順を所定のアルゴリズムで自動作成することが可能で
ある。なお、上記実施例は電力系統として配電系統を例
にとって説明したが、これは説明の便宜上であって上位
の送電系統を含む電力系統一般を対象としてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
電力系統の作業停電操作装置において、実際の運用に即
して停電範囲縮小機材設備を当該作業による系統変更に
影響を与えることなく、現在時点と異なる将来時点の系
統構成状態に反映させ、反映した将来時点の系統構成状
態にて一開閉器区間単位より短い径間単位で停電区間を
指定して、各々の系統構成状態において開閉器操作手順
を作成するよう構成したので、停電範囲縮小機材を使用
し、停電区域を縮小する停電範囲縮小機材作業停電工法
を用いることができ、電力安定供給の重要要素である停
電区域の縮小が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による作業停電操作装置の一実施例の構
成図。
【図2】実施例の作用を手段の流れと将来時点の配電系
統構成を現わすデータの遷移を示す図。
【図3】電力系統の一部である配電系統と将来の作業停
電操作装置を説明する図。
【符号の説明】
11 子局 12 遠方監視制御装置親局 13 電子計算機 41 現在の配電系統構成データ 42 将来の配電系統構成を現わすデータ 43 開閉器操作手順自動作成手段 44 開閉器操作手順模擬展開手段 45 データメンテナンス手段 46,47 開閉器操作手順データ 48 将来の系統構成状態を作成する手段 49 操作出力手段 50 作業件名管理情報 51 停電区間設定手段 52 作業前系統展開手段 53 作業後系統展開手段 54 停電範囲縮小機材設定手段 55 停電範囲縮小機材情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000006013 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 (72)発明者 三浦 章弘 大阪府大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 信方 智彰 大阪府大阪市北区中之島三丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 渡辺 俊夫 兵庫県神戸市東灘区本山南町八丁目6番26 号 株式会社東芝関西システムセンター内 (72)発明者 岡田 史朗 愛知県名古屋市西区葭原町四丁目21番地 株式会社東芝中部システムセンター内 (72)発明者 金輪 均 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 井上 汎 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 寒河江 繁市 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 増田 直毅 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番2 号 三菱電機株式会社制御製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統の一部を工事などのために停止
    させたり、工事終了後に復旧させるための作業停電操作
    に関して、現在時点とは異なる将来時点の電力系統構成
    に対して操作手順を前もって作成し、又、作業当日その
    操作手順に基づいて操作を実行する作業停電操作装置に
    おいて、当該作業に対して停電区間の範囲を縮小するた
    めの停電範囲縮小機材の種類及び設置場所を設定する停
    電範囲縮小機材設定手段と、現在時点より将来の当該作
    業時点の間に作業を予定しているいくつかの他作業の系
    統変更内容及び前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定
    した停電範囲縮小機材を現在時点の電力系統構成上に反
    映する作業前系統展開手段と、前記作業前系統展開手段
    にて反映した電力系統構成において当該作業の停電区間
    を設定する停電区間設定手段と、前記停電区間設定手段
    にて設定した停電区間に対して、前記作業前系統展開手
    段にて反映した電力系統構成上にて停電区間より負荷側
    区間群に対して負荷融通する切り替え手順及び当該停電
    区間を停電する停電手順を作成する開閉器操作手順作成
    手段と、前記作業前系統展開手段にて反映した電力系統
    構成上に当該作業による系統変更内容を反映させるた
    め、先ず前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定した停
    電範囲縮小機材を前記電力系統構成上から撤去して、次
    に当該作業による系統変更内容を前記電力系統構成上に
    反映して、更に前記停電範囲縮小機材設定手段にて設定
    した停電範囲縮小機材を前記電力系統構成上に再度反映
    する作業後系統展開手段と、前記開閉器操作手順自動作
    成手段にて自動作成した切り替え手順に対して、前記作
    業後系統展開手段にて反映した電力系統構成上にて系統
    を復旧させる送電手順及び切り戻し手順を作成する開閉
    器操作手順作成手段を備えたことを特徴とする作業停電
    操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010130715A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Chugoku Electric Power Co Inc:The 停電作業計画支援システムおよび停電作業計画支援プログラム

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