JPH07193990A - 集積回路素子の温度測定装置 - Google Patents

集積回路素子の温度測定装置

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JPH07193990A
JPH07193990A JP33590393A JP33590393A JPH07193990A JP H07193990 A JPH07193990 A JP H07193990A JP 33590393 A JP33590393 A JP 33590393A JP 33590393 A JP33590393 A JP 33590393A JP H07193990 A JPH07193990 A JP H07193990A
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JP
Japan
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integrated circuit
temperature
circuit element
analog
output
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Application number
JP33590393A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Umezawa
和彦 梅澤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路素子の温度を測定する方法におい
て、測度測定用素子を単純かつ高信頼度のものとし、ま
た測定回路も簡単な構成で実現する。 【構成】 集積回路素子内に、両端が入出力端子に接続
された抵抗体配線を形成し、この抵抗体配線の抵抗値の
温度依存性を利用して集積回路素子の温度を測定する測
定回路を設ける抵抗体配線と測定回路内の3つの抵抗器
とでブリッジ回路を形成し、抵抗体配線の抵抗値が変化
することによりブリッジ回路の対角に端子を接続した検
流計の出力が変化することを利用して温度を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路素子の温度測
定装置に関し、特に情報処理装置等に使用するデジタル
モノリシック集積回路の温度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の温度測定方法は、集積回路素子内
にアノード、カソードがそれぞれ入出力端子に接続され
たダイオードと、このダイオードの入出力端子を経由し
て順方向定電流を流し、ダイオードの順方向電圧降下を
測定する測定回路とを有している。ダイオードの順方向
電圧降下には温度依存性があるので、予め温度と電圧降
下との関係を校正して求めておけば集積回路素子の温度
を測定できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の温度測定方
法は、ダイオードの順方向電圧降下の温度依存性が集積
回路素子の製造プロセスによってばらつくため、すべて
のダイオードについて校正が必要であり大型コンピュー
タ等多数の集積回路を使用する装置においては、個々の
集積回路素子の温度を測定、監視することが困難である
こと、ダイオードが静電気で破壊されるのを防止するた
めの保護回路を設ける必要があり、回路が複雑になると
いう欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の装置は、
3つの固定抵抗器および集積回路素子の温度により変化
する抵抗値を有する金属性の抵抗体配線から形成される
ブリッジ回路と、このブリッジ回路の対角線上に配置さ
れた電流計とを含む。
【0005】本発明の第2の装置は、前記電流計の出力
である直流電圧をディジタル信号に変換するアナログ/
デジタル変換器と、このアナログ/デジタル変換器で変
換されたデジタル信号の較正データを記憶する記憶部
と、この記憶部に記憶された較正データをもとに前記ア
ナログ/デジタル変換器からのデジタル信号から前記集
積回路素子の温度を算出する演算器と、この演算器の算
出結果を表示する表示器とを含む。
【0006】本発明の第3の装置は、前記電流計の出力
である直流電圧をディジタル信号に変換するアナログ/
デジタル変換器と、このアナログ/デジタル変換器によ
り変換された値が予め定められた前記集積回路素子の上
限値を超えるかを判断する演算器と、この演算器で該上
限値を超えると判断されたとき警報信号を発生する警報
信号発生回路とを含む。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0008】図1を参照すると、本発明の一実施例は集
積回路素子1の4辺の1つに配置された電源供給または
信号抵抗のためのある複数の入出力端子21と4辺の他
の1つに配置された他の入出力端子2Lとに接続された
測温抵抗体RT配線3および測定回路4から構成され
る。
【0009】本発明の第1の実施例における測定回路4
は該入出力端子21の1つに接続された直流定電圧源
6、該入出力端子21の他の1つに接続された固定抵抗
器R35入出力端子22に接続された固定抵抗器R、
5、抵抗器R、および抵抗器R3に両端を接続された固
定抵抗R2、これら抵抗器R1R2R3および測温抵抗
体配線3でブリッジ回路が形成されるような位置に配線
され電流に比例した直流電圧を出力する検流計7、この
検流計の直流電圧をディジタル信号に変換するアナログ
/ディジタル(以下A/D)変換器8、このA/D変換
器8の出力の較正データを記憶する記憶部10、この記
憶部10に記憶された較正データをもとにA/D変換回
路8の出力から集積回路1の温度を算出する演算器9お
よびこの演算器9の出力を表示する表示器11を含む。
【0010】抵抗体配線3の材料として本実施例では金
属を使用する。金属抵抗値には温度依存性がありまた静
電気に強いため信頼性が高い、その形成方法としては蒸
着、めっき、スパッタなどを利用する。
【0011】本発明の一実施例では、集積回路素子1上
の抵抗体配線3と3つの抵抗器5とでブリッジ回路が形
成されており、抵抗器R1、R2、およびR3は固定抵
抗であるから検流計7の出力は抵抗体配線3の抵抗値に
より変化する。すなわち、集積回路素子1の温度により
抵抗体配線3の抵抗値が変化するため、検流計7の出力
は集積回路素子1の温度により変化する。
【0012】ここで、集積回路素子1の温度と検流計7
の出力との関係を予め較正しておけば検流計7の出力か
ら集積回路素子1の温度を知ることができる。
【0013】次のに本発明の第1の実施例の動作につい
て図1および図2を参照して詳細に説明する。
【0014】検流計7の出力から集積回路素子1の温度
を算出する方法について説明する。
【0015】検流計7の出力101はここでは電流iに
比例した直流電圧である。
【0016】これをA/D変換器8によりディジタル信
号に変換し、出力102を送出する。 演算器9は記憶
部10に予め記憶された較正データ103をもとに集積
回路1の温度を算出し、温度出力104として表示器1
1に送り、温度の値を表示器11に表示させる。
【0017】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
【0018】本発明の第2の実施例の特徴は、第1の実
施例で表示器11に温度を表示させたのに対し、許容さ
れる温度の上限を設定しておき、演算器9が設定された
上限値を超えたかどうかを判断し超えていると判断した
場合、警報信号発生回路(図示さず)が警報信号を発生
することにある。
【0019】上述の2つの実施例のように温度測定素子
として金属の抵抗体配線を用いれば、ダイオードやサー
ミスタなどを利用した場合よりも簡単かつ信頼度の高い
温度測定方法が実現できる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、集積回路素子内に設けた抵抗
体配線の抵抗値の温度依存性を利用して素子の温度を測
定することとしたので、温度測定用素子が簡単でかつ信
頼性が高く、また測定回路も複雑なものを必要としない
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】本発明の第1の実施例における温度測定回路を
示す図。
【符号の説明】
1 集積回路素子 2 入出力端子 3 抵抗体配線 4 測定回路 5 抵抗器 6 直流電圧源7 7 検流計 8 A/D変換器 9 演算器 10 記憶部 11 表示器 101 検流計出力 102 A/D変換器出力 103 データ 104 温度出力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つの固定抵抗器および集積回路素子の
    温度により変化する抵抗値を有する金属性の抵抗体配線
    から形成されるブリッジ回路と、 このブリッジ回路の対角線上に配置された電流計とを含
    むことを特徴とする集積回路素子の温度測定装置
  2. 【請求項2】 前記電流計の出力である直流電圧をディ
    ジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器と、 このアナログ/ディジタル変換器で変換されたディジタ
    ル信号の較正データを記憶する記憶部と、 この記憶部に記憶された較正データをもとに前記アナロ
    グ/ディジタル変換器からのデジタル信号から前記集積
    回路の温度を算出する演算器と、 この演算器の算出結果を表示する表示器とを含むことを
    特徴とする請求項1記載の集積回路素子の温度測定装置
  3. 【請求項3】 前記電流計の出力である直流電圧をディ
    ジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器と、 このアナログ/ディジタル変換器により変換された値が
    予め定められた前記集積回路素子の上限値を超えるかを
    判断する演算器と、 この演算器で該上限値を超えると判断されたとき警報信
    号を発生する警報信号発生回路とを含むことを特徴とす
    る。請求項1記載の集積回路素子の温度測定装置
JP33590393A 1993-12-28 1993-12-28 集積回路素子の温度測定装置 Pending JPH07193990A (ja)

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