JPH0545231A - 温度測定装置 - Google Patents
温度測定装置Info
- Publication number
- JPH0545231A JPH0545231A JP20283991A JP20283991A JPH0545231A JP H0545231 A JPH0545231 A JP H0545231A JP 20283991 A JP20283991 A JP 20283991A JP 20283991 A JP20283991 A JP 20283991A JP H0545231 A JPH0545231 A JP H0545231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- temp
- reference resistance
- thermistor
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 測定温度範囲が広い場合でも温度変化に対す
るA/D変換値の変化量を大きくし、精度を低下させず
に温度を測定する。 【構成】 感温素子としてサーミスタ11と主基準抵抗
12とからなる直列回路と、A/D変換手段15と、こ
れからの信号に対応する温度データをメモリ手段16か
ら読み出す演算手段17と、このデータに基づいて温度
表示部22に出力する出力手段18と、主基準抵抗12
にスイッチング素子19を介して並列に接続した副基準
抵抗20とを備え、メモリ手段16に低温領域用と高温
領域用のデータを保有する第1,第2の温度テーブルを
設け、かつA/D変換手段15から得られる信号に応じ
て、メモリ手段16の第1,第2の温度テーブルを切り
換えるとともにスイッチング素子19のON/OFFを
切り換える手段21を設ける構成とする。
るA/D変換値の変化量を大きくし、精度を低下させず
に温度を測定する。 【構成】 感温素子としてサーミスタ11と主基準抵抗
12とからなる直列回路と、A/D変換手段15と、こ
れからの信号に対応する温度データをメモリ手段16か
ら読み出す演算手段17と、このデータに基づいて温度
表示部22に出力する出力手段18と、主基準抵抗12
にスイッチング素子19を介して並列に接続した副基準
抵抗20とを備え、メモリ手段16に低温領域用と高温
領域用のデータを保有する第1,第2の温度テーブルを
設け、かつA/D変換手段15から得られる信号に応じ
て、メモリ手段16の第1,第2の温度テーブルを切り
換えるとともにスイッチング素子19のON/OFFを
切り換える手段21を設ける構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル温度計などに
用いられる温度測定装置に関するものである。
用いられる温度測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、サーミスタを用いた温度測定装置
は、デジタル温度計など様々な製品に使用されている。
は、デジタル温度計など様々な製品に使用されている。
【0003】以下に従来の温度測定装置について説明す
る。図5は従来の温度測定装置のブロック図を示すもの
であり、図6は従来の温度測定装置の温度とA/D変換
値の特性を示すグラフである。図5において、1は感温
素子としてのサーミスタ、2はサーミスタ1と直列に接
続する基準抵抗、3はA/D変換基準電圧の上限電圧を
発生させるVREF +電圧発生回路、4はA/D変換基準電
圧の下限電圧を発生させるVREF -電圧発生回路、5はサ
ーミスタによる測定電圧をA/D変換するA/D変換手
段、6は温度テーブルを保有するメモリ手段、7はA/
D変換手段からの信号に対応する温度データをメモリ手
段から読み出す演算制御手段、8は演算制御手段からの
データに基づいて温度データを出力する出力手段、9は
温度表示部である。
る。図5は従来の温度測定装置のブロック図を示すもの
であり、図6は従来の温度測定装置の温度とA/D変換
値の特性を示すグラフである。図5において、1は感温
素子としてのサーミスタ、2はサーミスタ1と直列に接
続する基準抵抗、3はA/D変換基準電圧の上限電圧を
発生させるVREF +電圧発生回路、4はA/D変換基準電
圧の下限電圧を発生させるVREF -電圧発生回路、5はサ
ーミスタによる測定電圧をA/D変換するA/D変換手
段、6は温度テーブルを保有するメモリ手段、7はA/
D変換手段からの信号に対応する温度データをメモリ手
段から読み出す演算制御手段、8は演算制御手段からの
データに基づいて温度データを出力する出力手段、9は
温度表示部である。
【0004】以上のように構成された温度測定装置につ
いて、以下その動作について説明する。サーミスタ1は
周囲温度が上昇すると電気抵抗が小さくなり、周囲温度
が低下すると電気抵抗が大きくなる性質を持つ。この性
質を利用し、サーミスタ1と基準抵抗2を直列に接続し
て抵抗分割回路を構成する。サーミスタ1は、周囲温度
により電気抵抗が変動するので、サーミスタ1にかかる
電圧も変動する。この電圧をA/D変換手段5において
測定し、VREF +電圧発生回路3とVREF -電圧発生回路4
によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電圧を用い
て、サーミスタ1にかかる電圧に対してA/D変換を行
う。A/D変換値と温度は図6に示す関係があり、演算
制御手段7において、A/D変換値に対する温度データ
をメモリ手段6に設けてある温度テーブルより読み出
す。この演算制御手段7からの温度データを出力手段7
を通じて温度表示部8に表示する。
いて、以下その動作について説明する。サーミスタ1は
周囲温度が上昇すると電気抵抗が小さくなり、周囲温度
が低下すると電気抵抗が大きくなる性質を持つ。この性
質を利用し、サーミスタ1と基準抵抗2を直列に接続し
て抵抗分割回路を構成する。サーミスタ1は、周囲温度
により電気抵抗が変動するので、サーミスタ1にかかる
電圧も変動する。この電圧をA/D変換手段5において
測定し、VREF +電圧発生回路3とVREF -電圧発生回路4
によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電圧を用い
て、サーミスタ1にかかる電圧に対してA/D変換を行
う。A/D変換値と温度は図6に示す関係があり、演算
制御手段7において、A/D変換値に対する温度データ
をメモリ手段6に設けてある温度テーブルより読み出
す。この演算制御手段7からの温度データを出力手段7
を通じて温度表示部8に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、図6に示すように測定温度範囲が広くな
ると、温度とA/D変換値の特性を示すカーブの傾きが
小さいため、温度変化に対するA/D変換値の変化量が
小さくなる。その結果、温度測定精度が低下するという
問題点を有していた。
来の構成では、図6に示すように測定温度範囲が広くな
ると、温度とA/D変換値の特性を示すカーブの傾きが
小さいため、温度変化に対するA/D変換値の変化量が
小さくなる。その結果、温度測定精度が低下するという
問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、測定温度範囲が広い場合でも温度変化に対するA/
D変換値の変化量を大きくすることで測定精度を低下さ
せずに温度を測定することのできる優れた温度測定装置
を提供することを目的とする。
で、測定温度範囲が広い場合でも温度変化に対するA/
D変換値の変化量を大きくすることで測定精度を低下さ
せずに温度を測定することのできる優れた温度測定装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の温度測定装置は、感温素子としてのサーミス
タと主基準抵抗とからなる直列回路と、前記サーミスタ
による測定電圧をA/D変換するA/D変換手段と、こ
のA/D変換手段からの信号に対応する温度データをメ
モリ手段から読み出す演算制御手段と、この演算制御手
段からのデータに基づいて温度表示部に温度データを出
力する手段と、前記直列回路の主基準抵抗にスイッチン
グ素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備え、前
記メモリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保有
する第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/D
変換手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の第
1,第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記スイ
ッチング素子のON/OFFを切り換える切り換え手段
を設けている。
に本発明の温度測定装置は、感温素子としてのサーミス
タと主基準抵抗とからなる直列回路と、前記サーミスタ
による測定電圧をA/D変換するA/D変換手段と、こ
のA/D変換手段からの信号に対応する温度データをメ
モリ手段から読み出す演算制御手段と、この演算制御手
段からのデータに基づいて温度表示部に温度データを出
力する手段と、前記直列回路の主基準抵抗にスイッチン
グ素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備え、前
記メモリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保有
する第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/D
変換手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の第
1,第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記スイ
ッチング素子のON/OFFを切り換える切り換え手段
を設けている。
【0008】
【作用】この構成によって、測定温度領域に対応してサ
ーミスタから得られる測定電圧及び第1,第2の温度テ
ーブルを切り換えることにより測定温度範囲が広い場合
でも測定精度を低下させずに温度を測定することができ
る。
ーミスタから得られる測定電圧及び第1,第2の温度テ
ーブルを切り換えることにより測定温度範囲が広い場合
でも測定精度を低下させずに温度を測定することができ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における温
度測定装置のブロック図を示すものであり、図2は本実
施例の動作を示すフローチャート、図3は本実施例のメ
モリ手段に設けられた第1,第2の温度テーブルの構造
図、図4は本実施例の温度とA/D変換値の特性を示す
グラフである。図1において、11はサーミスタ、12
は主基準抵抗、13はVREF +電圧発生回路、14はV
REF -電圧発生回路、15はA/D変換手段、16はメモ
リ手段、17は演算制御手段、18は出力手段、19は
トランジスタによるスイッチング素子、20は副基準抵
抗、21は切り換え手段、22は温度表示部である。メ
モリ手段16には、温度変化に対するA/D変換値の変
化量を大きくするために、測定温度範囲の全域を2分割
して、基準抵抗を主基準抵抗12とする低温領域用と、
基準抵抗を主基準抵抗12と副基準抵抗20の並列抵抗
とする高温領域用のデータを保有する第1,第2の温度
テーブルを設ける。第1,第2の温度テーブルの構造は
図3に示す通りである。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における温
度測定装置のブロック図を示すものであり、図2は本実
施例の動作を示すフローチャート、図3は本実施例のメ
モリ手段に設けられた第1,第2の温度テーブルの構造
図、図4は本実施例の温度とA/D変換値の特性を示す
グラフである。図1において、11はサーミスタ、12
は主基準抵抗、13はVREF +電圧発生回路、14はV
REF -電圧発生回路、15はA/D変換手段、16はメモ
リ手段、17は演算制御手段、18は出力手段、19は
トランジスタによるスイッチング素子、20は副基準抵
抗、21は切り換え手段、22は温度表示部である。メ
モリ手段16には、温度変化に対するA/D変換値の変
化量を大きくするために、測定温度範囲の全域を2分割
して、基準抵抗を主基準抵抗12とする低温領域用と、
基準抵抗を主基準抵抗12と副基準抵抗20の並列抵抗
とする高温領域用のデータを保有する第1,第2の温度
テーブルを設ける。第1,第2の温度テーブルの構造は
図3に示す通りである。
【0010】以上のように構成された温度測定装置につ
いて、図1,図2を用いてその動作を説明する。まず、
低温領域設定でサーミスタ11にかかる電圧測定を行
う。低温領域設定での測定時は、切り換え手段21によ
ってメモリ手段16に設けられている温度テーブルを低
温領域用である第1の温度テーブルを設定するととも
に、スイッチング素子19をOFF状態にする。スイッ
チング素子19がOFF状態であるため副基準抵抗20
には電流が流れない。従って低温領域測定時には、サー
ミスタ11と主基準抵抗12からなる直列回路としてサ
ーミスタ11にかかる電圧測定を行うことができる。
いて、図1,図2を用いてその動作を説明する。まず、
低温領域設定でサーミスタ11にかかる電圧測定を行
う。低温領域設定での測定時は、切り換え手段21によ
ってメモリ手段16に設けられている温度テーブルを低
温領域用である第1の温度テーブルを設定するととも
に、スイッチング素子19をOFF状態にする。スイッ
チング素子19がOFF状態であるため副基準抵抗20
には電流が流れない。従って低温領域測定時には、サー
ミスタ11と主基準抵抗12からなる直列回路としてサ
ーミスタ11にかかる電圧測定を行うことができる。
【0011】この測定結果に対して、A/D変換手段1
5において、VREF +電圧発生回路13とVREF -電圧発生
回路14によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電
圧を用いてA/D変換を行う。そして、演算制御手段1
7においてA/D変換手段15からの信号とメモリ手段
16に設定されている第1の温度テーブルデータとの比
較を行い、A/D変換値が低温領域であるかを判断す
る。判断結果が低温領域であればA/D変換値に対応す
る温度データを第1の温度テーブルより読み出し、出力
手段18を用いて温度表示部22へ温度データを出力し
表示する。演算制御手段17においてA/D変換値が低
温領域でないと判断した場合は高温領域設定でサーミス
タ11にかかる電圧測定を行う。
5において、VREF +電圧発生回路13とVREF -電圧発生
回路14によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電
圧を用いてA/D変換を行う。そして、演算制御手段1
7においてA/D変換手段15からの信号とメモリ手段
16に設定されている第1の温度テーブルデータとの比
較を行い、A/D変換値が低温領域であるかを判断す
る。判断結果が低温領域であればA/D変換値に対応す
る温度データを第1の温度テーブルより読み出し、出力
手段18を用いて温度表示部22へ温度データを出力し
表示する。演算制御手段17においてA/D変換値が低
温領域でないと判断した場合は高温領域設定でサーミス
タ11にかかる電圧測定を行う。
【0012】高温領域設定での測定時は、切り換え手段
21によってメモリ手段16に設けられている温度テー
ブルを高温領域用である第2の温度テーブルと設定する
とともに、スイッチング素子19をON状態にする。ス
イッチング素子19がON状態であるため副基準抵抗2
0に電流が流れる。従って高温領域測定時の基準抵抗値
は、主基準抵抗12と副基準抵抗20の並列抵抗値とな
り、サーミスタ11とこれらの並列抵抗値との直列回路
としてサーミスタ11にかかる電圧測定を行うことがで
きる。
21によってメモリ手段16に設けられている温度テー
ブルを高温領域用である第2の温度テーブルと設定する
とともに、スイッチング素子19をON状態にする。ス
イッチング素子19がON状態であるため副基準抵抗2
0に電流が流れる。従って高温領域測定時の基準抵抗値
は、主基準抵抗12と副基準抵抗20の並列抵抗値とな
り、サーミスタ11とこれらの並列抵抗値との直列回路
としてサーミスタ11にかかる電圧測定を行うことがで
きる。
【0013】この測定結果に対して、A/D変換手段1
5においてVREF +電圧発生回路13とVREF -電圧発生回
路14によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電圧
を用いてA/D変換を行う。そして、演算制御手段17
においてA/D変換値に対応する温度データを第1の温
度テーブルより読み出し、出力手段18を用いて温度表
示部22へ温度データを出力し表示する。
5においてVREF +電圧発生回路13とVREF -電圧発生回
路14によるA/D変換基準電圧の上限電圧と下限電圧
を用いてA/D変換を行う。そして、演算制御手段17
においてA/D変換値に対応する温度データを第1の温
度テーブルより読み出し、出力手段18を用いて温度表
示部22へ温度データを出力し表示する。
【0014】以上のように、本実施例によればサーミス
タと主基準抵抗とからなる直列回路の主基準抵抗にスイ
ッチング素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備
え、メモリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保
有する第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/
D変換手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の
第1,第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記ス
イッチング素子のON/OFFを切り換える切り換え手
段を設け、測定温度領域に対応して前記サーミスタから
得られる測定電圧及び第1,第2の温度テーブルを切り
換えることにより、図4に示すように温度変化に対する
A/D変換値の変化量を従来例の約2倍から3倍大きく
することができ、これにより測定温度範囲が広い場合で
も測定精度を低下させずに温度を測定することができ
る。なお、本実施例における、A/D変換手段15,メ
モリ手段16,演算制御手段17,出力手段18、およ
び切り換え手段21は、ワンチップマイクロコンピュー
タの機能を利用して実現することもできる。
タと主基準抵抗とからなる直列回路の主基準抵抗にスイ
ッチング素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備
え、メモリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保
有する第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/
D変換手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の
第1,第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記ス
イッチング素子のON/OFFを切り換える切り換え手
段を設け、測定温度領域に対応して前記サーミスタから
得られる測定電圧及び第1,第2の温度テーブルを切り
換えることにより、図4に示すように温度変化に対する
A/D変換値の変化量を従来例の約2倍から3倍大きく
することができ、これにより測定温度範囲が広い場合で
も測定精度を低下させずに温度を測定することができ
る。なお、本実施例における、A/D変換手段15,メ
モリ手段16,演算制御手段17,出力手段18、およ
び切り換え手段21は、ワンチップマイクロコンピュー
タの機能を利用して実現することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、サーミスタと主
基準抵抗とからなる直列回路の主基準抵抗にスイッチン
グ素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備え、メ
モリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保有する
第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/D変換
手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の第1,
第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記スイッチ
ング素子のON/OFFを切り換える切り換え手段を設
け、測定温度領域に対応して前記サーミスタから得られ
る測定電圧及び第1,第2の温度テーブルを切り換える
ことにより、測定温度範囲が広い場合でも測定精度を低
下させずに温度を測定することができる優れた温度測定
装置を実現するものである。
基準抵抗とからなる直列回路の主基準抵抗にスイッチン
グ素子を介して並列に接続した副基準抵抗とを備え、メ
モリ手段に低温領域用と高温領域用のデータを保有する
第1,第2の温度テーブルを設け、かつ前記A/D変換
手段から得られる信号に応じて前記メモリ手段の第1,
第2の温度テーブルを切り換えるとともに前記スイッチ
ング素子のON/OFFを切り換える切り換え手段を設
け、測定温度領域に対応して前記サーミスタから得られ
る測定電圧及び第1,第2の温度テーブルを切り換える
ことにより、測定温度範囲が広い場合でも測定精度を低
下させずに温度を測定することができる優れた温度測定
装置を実現するものである。
【図1】本発明の一実施例における温度測定装置のブロ
ック図
ック図
【図2】同温度測定装置の動作説明のためのフローチャ
ート
ート
【図3】同温度測定装置のメモリ手段に設けられた第
1,第2の温度テーブルの構造図
1,第2の温度テーブルの構造図
【図4】同温度測定装置の温度とA/D変換値の特性を
示す特性図
示す特性図
【図5】従来の温度測定装置のブロック図
【図6】従来の温度測定装置の温度とA/D変換値の特
性を示す特性図
性を示す特性図
11 サーミスタ 12 主基準抵抗 13 VREF +電圧発生回路 14 VREF -電圧発生回路 15 A/D変換手段 16 メモリ手段 17 演算制御手段 18 出力手段 19 スイッチング素子 20 副基準抵抗 21 切り換え手段 22 温度表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 嘉一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】感温素子としてのサーミスタと主基準抵抗
とからなる直列回路と、前記サーミスタによる測定電圧
をA/D変換するA/D変換手段と、このA/D変換手
段からの信号に対応する温度データをメモリ手段から読
み出す演算制御手段と、この演算制御手段からのデータ
に基づいて温度表示部に温度データを出力する手段と、
前記直列回路の主基準抵抗にスイッチング素子を介して
並列に接続した副基準抵抗とを備え、前記メモリ手段に
低温領域用と高温領域用のデータを保有する第1,第2
の温度テーブルを設け、かつ前記A/D変換手段から得
られる信号に応じて前記メモリ手段の第1,第2の温度
テーブルを切り換えるとともに前記スイッチング素子の
ON/OFFを切り換える切り換え手段を設け、測定温
度領域に対応して前記サーミスタから得られる測定電圧
及び第1,第2の温度テーブルを切り換える温度測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20283991A JPH0545231A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 温度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20283991A JPH0545231A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 温度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545231A true JPH0545231A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16464047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20283991A Pending JPH0545231A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 温度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0545231A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100250307B1 (ko) * | 1995-11-29 | 2000-04-01 | 정몽규 | 테이퍼 롤러 베어링 |
FR2890168A1 (fr) * | 2005-08-31 | 2007-03-02 | Ngk Spark Plug Co | Dispositif de commande de capteur de temperature. |
JP2007093592A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 温度センサ制御装置 |
JP2009053890A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Nohmi Bosai Ltd | 熱感知器 |
JP2009121825A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 温度検出回路 |
CN103090989A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-08 | 北京瑞恒超高压电器研究所(普通合伙) | 一种接触式转子测温的方法及装置 |
US10309841B2 (en) | 2014-11-11 | 2019-06-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Temperature detecting apparatus |
WO2023085045A1 (ja) * | 2021-11-10 | 2023-05-19 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 温度検知装置、温度検知方法及びコンピュータプログラム |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP20283991A patent/JPH0545231A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100250307B1 (ko) * | 1995-11-29 | 2000-04-01 | 정몽규 | 테이퍼 롤러 베어링 |
FR2890168A1 (fr) * | 2005-08-31 | 2007-03-02 | Ngk Spark Plug Co | Dispositif de commande de capteur de temperature. |
JP2007093592A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 温度センサ制御装置 |
US7573275B2 (en) | 2005-08-31 | 2009-08-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Temperature sensor control apparatus |
DE102006040768B4 (de) * | 2005-08-31 | 2015-02-19 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Temperatursensorsteuerungvorrichtung |
JP2009053890A (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-12 | Nohmi Bosai Ltd | 熱感知器 |
JP2009121825A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 温度検出回路 |
CN103090989A (zh) * | 2013-01-18 | 2013-05-08 | 北京瑞恒超高压电器研究所(普通合伙) | 一种接触式转子测温的方法及装置 |
US10309841B2 (en) | 2014-11-11 | 2019-06-04 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Temperature detecting apparatus |
WO2023085045A1 (ja) * | 2021-11-10 | 2023-05-19 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 温度検知装置、温度検知方法及びコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR900702375A (ko) | 고체 전기계기를 조정하는 회로 및 방법 | |
JPH077016B2 (ja) | 電圧測定器用分圧器 | |
JPS6214783B2 (ja) | ||
JPH0545231A (ja) | 温度測定装置 | |
EP0108325B1 (en) | Device to measure temperature | |
JPS5833490B2 (ja) | 温度測定装置 | |
JP2008014774A (ja) | 温度測定装置 | |
US9755640B2 (en) | Resistive input system with resistor matrix | |
JP2530950B2 (ja) | Adコンバ―タを用いたサ―ミスタ温度検出装置 | |
JP5437654B2 (ja) | 温度測定装置 | |
US20020128791A1 (en) | Integrated circuit of an electronic thermometer | |
JP3184941B2 (ja) | 温度検出装置 | |
JP2975411B2 (ja) | 温度補償圧電発振器 | |
CN215865540U (zh) | 一种热电偶冷端补偿电路和热电偶测温系统 | |
JPH0328325Y2 (ja) | ||
KR0128890Y1 (ko) | 난방기기의 미세온도측정회로 | |
JPS5876771A (ja) | 測定装置 | |
JPS614973A (ja) | 抵抗値計測回路 | |
JPS62170829A (ja) | 温度検出回路 | |
JPH0743624Y2 (ja) | 温度測定装置 | |
SU785779A1 (ru) | Преобразователь переменного напр жени в посто нное | |
JP2723666B2 (ja) | 継電器特性測定器およびその測定方法 | |
SU1582030A1 (ru) | Устройство дл измерени температуры | |
SU503145A1 (ru) | Устройство дл измерени температуры | |
SU838407A1 (ru) | Цифровой термометр |