JPH0719388U - 刺繍針 - Google Patents

刺繍針

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JPH0719388U
JPH0719388U JP4884693U JP4884693U JPH0719388U JP H0719388 U JPH0719388 U JP H0719388U JP 4884693 U JP4884693 U JP 4884693U JP 4884693 U JP4884693 U JP 4884693U JP H0719388 U JPH0719388 U JP H0719388U
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JP
Japan
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needle
embroidery
thread
hole
wall
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Pending
Application number
JP4884693U
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English (en)
Inventor
浩浚 林
Original Assignee
浩浚 林
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の刺繍針に見られる欠点を改良し、新し
い発想による構造設計で新種の刺繍針を提供する。 【構成】 針の中心部に心孔11があり、針体の針先部
は斜尖状を呈し、その針壁には刺繍糸4を通す糸通し孔
12が設けられた孔針1と、心孔21があり、且つ柱体
後端外壁にねじ山22が刻まれてある柱体2と、中空管
体で前端部内壁にねじ溝31が刻まれた握り柄3とより
なり、柱体2末端の外壁ねじ山22を中空管握り柄前端
内壁のねじ溝31にねじ込むことによって孔針1の末端
部を柱体2の心孔21内に緊密に装着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は刺繍針、特に従来の刺繍針と比較しその構造を改良して刺繍作業を行 う時の容易性と便利性を向上させた刺繍針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在常用されている従来の刺繍針はその大部分は図5に示す構造となっている 。主要構造は中空管体1′の先端は尖錐状の針先11′と連結されており、針先 11′の先端に糸孔12′を設け且つ調節棒2′は中空管体1′を貫通している 。又、調節棒2′の先端に糸掛け輪21′があり針先11′の後端部を包囲する 環状形を呈している。又、調節棒2′の後端部にはトルクスプリングに似た弾力 性を具えた掛け輪22′があり、この掛け輪22′は管体1′にあけられた小孔 13′に引っ掛けることによって糸掛け輪21′の位置を調節し且つ掛け輪22 ′頂部の糸通し孔211′の高さを調節する構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の如く従来の刺繍針は製作過程が繁雑で加工が容易でなく,従って製造コ ストが高くなる。又使用するに際し、刺繍糸が針先の外側に突き出すことがあり 、このため糸掛け輪21′が効果的に刺繍糸を引っ掛けることが出来ず往々にし て指で刺繍糸を押えることとなり順調に刺繍糸を引っ張ることが出来ない欠点が ある。 又針先11′の尖錐状部が生地に差し込まれた時、針先先端の糸通し孔12′ によって通された刺繍糸は確実に生地の繊維と繊維の隙間に密着することがむず かしいなど理想的であると言えない。そのため刺繍者は手で刺繍糸を引っ張り、 刺繍針を抜く時に通した糸が針と一緒に引き抜かれることを阻止すると云うもう 一つの操作手間を必要とする不便がある。故に従来の刺繍針は実用的であるとは 云えない。
【0004】 本考案に係る刺繍針は、上述の従来の刺繍針に見られる欠点を改良し、新しい 発想による構造設計で新種の刺繍針を提供するのが目的である。本考案に係る実 用的な刺繍針に於いて主要は刺繍糸を針の心孔を通して引き出すことにある。こ のような設計は刺繍者が刺繍針を持って刺繍作業を行う時に糸が手に絡まず、又 糸を押えるような不都合を排除することが可能である。特に針先は斜尖状を呈し ているため、生地に針を差し込んだ時確実に刺繍糸を繊維と繊維の間隙に固定す ることが出来、順調に針を抜き次の過程を進めることが可能である。これにより 従来の刺繍針の如く生地の底部を手で押えて糸が抜けることを防止する手間が省 ける。従って本考案に係る刺繍針の設計は構造上に於いて、又作業時に於いても 実用性の高いものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案刺繍針は、針の中心部に心孔11があり、針体の針先部は斜尖状を呈し 、その針壁には刺繍糸4を通す糸通し孔12が設けられた孔針1と、心孔21が あり、且つ柱体後端外壁にねじ山22が刻まれてある柱体2と、中空管体で前端 部内壁にねじ溝31が刻まれた握り柄3とよりなり、柱体2末端の外壁ねじ山2 2を中空管握り柄前端内壁のねじ溝31にねじ込むことによって孔針1の末端部 を柱体2の心孔21内に緊密に装着することを特徴とする。また、前述の柱体2 と握り柄3は一体成形にしてもよい。
【0006】
【作 用】
本考案に係る刺繍針に於いて、針本体に心孔があり、且つ針先は針尖状を呈し ている。又針壁に糸通し孔が設けられ、針本体末端は柱体心孔内に緊密に装着さ れる。又該柱体末端と中空握り柄は相互結合されている。 以上のような構成により、刺繍糸は中空握り柄,柱体の心孔,孔針の心孔を経 て針先の糸通し孔から外部に引き出される。これにより刺繍糸は針の外部に出現 することがなく、刺繍者が刺繍針を操作する際に糸が手にからむことがなく、且 つ針先を生地に刺し込んだ時確実に刺繍糸を繊維間隙に固定することが出来、又 順調に針を抜き次の作業に入ることが出来る実用性を具えていることが特徴であ る。
【0007】
【実施例】
図1及び図2に示す如く、本考案に係る刺繍針の構造は孔針1,柱体2及び握 り柄3などによって構成される。即ち、 孔針1の中心部には針体を貫通する心孔11を設け、針体の先端部は斜尖状を 呈し、且つその針壁に糸通し孔12がある。 柱体2は心孔21があり、これに孔針1の末端を挿入し緊密に結合され、且つ 柱体2の後端に外壁ねじ山22が刻まれてある。 握り柄は一種の中空管体で、前端内壁にねじ溝31が設けられてある。 上述の構成により上記孔針1の末端を柱体2の心孔21内に緊密に装着し、柱 体2末端の外壁ねじ山22は中空握り柄3の前端内壁ねじ溝31と結合して緊密 に締め付けられる(図3参照)。心孔21の内端の開口部211はラッパ状に拡 げる。
【0008】 刺繍作業を実施する時、先ず柱体2と握り柄3の結合部を分離し、細い針金を 利用して刺繍糸4をつなぎ、握り柄3,柱体2の心孔21,孔針1の心孔11の 順序で通した後、針尖部の糸通し孔12より引き出す。その後柱体2と握り柄3 を締め合わせる(図4参照)。以上の如く糸通しを終了した後、直ちに刺繍作業 を始めることが出来る。 以上のような構造故に操作者が指先で刺繍針を操作する際、刺繍糸4が指又は 腕にからまり或いは糸を押えるような不都合がない。その外、刺繍作業を行う時 、孔針の針先が斜尖状をなしているのと、又刺繍糸4は孔針1の心孔11から引 き出される故に容易に刺繍糸を生地の繊維の空隙に固定出来、刺繍針を抜く際に 糸が針と共に引き出される不都合を排除することが出来る。 従って本考案に係る刺繍針の設計は構造が簡単で実用的な刺繍針である。
【0009】 本考案の趣旨は前述の柱体2と握り柄3を一体成形で構成することも可能で、 同様の効果が得られるものである。この場合はねじ山22とねじ溝31は不要と なる。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る刺繍針は針本体に心孔を備えた孔針であって、針先は斜尖状を呈 し、且つ針壁に糸通し孔を設け、針本体の末段を柱体の心孔に緊密に装着するこ とが出来るので柱体末端と中空握り柄が結合していることにより刺繍糸は中空の 握り柄内,柱体の心孔,孔針の心孔などを経て針先の糸出し口より外部に引き出 され、従って刺繍者が刺繍針を操作する際、刺繍糸が指や手にからまることがな く、又生地に針を差し込んだ時刺繍糸は確実に生地の繊維の空隙に固定されるも のである。この様に本考案に係る刺繍針は便利で実用性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る刺繍針の分解立体図及びその一部
拡大図である。
【図2】本考案に係る刺繍針の組合わせ断面図である。
【図3】本考案に係る刺繍針の組合立体図である。
【図4】本考案の実施例の使用状態の説明図である。
【図5】従来の刺繍針の立体図である。
【符号の説明】
1 孔針 2 柱体 3 握り柄 4 刺繍糸 11 心孔 12 糸通し孔 21 心孔 22 外壁ねじ山 31 ねじ溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針の中心部に心孔(11)があり、針体
    の針先部は針尖状を呈し、その針壁には刺繍糸(4)を
    通す糸通し孔(12)が設けられた孔針(1)と、心孔
    (21)があり、且つ柱体後端外壁にねじ山(22)が
    刻まれてある柱体(2)と、中空管体で前端部内壁にね
    じ溝(31)が刻まれた握り柄(3)とよりなり、柱体
    (2)末端の外壁ねじ山(22)を中空管握り柄前端内
    壁のねじ溝(31)にねじ込むことによって孔針(1)
    の末端部を柱体(2)の心孔(21)内に緊密に装着す
    ることを特徴とする刺繍針。
  2. 【請求項2】 前述の柱体(2)と握り柄(3)は一体
    成形で作られた請求項1に記載の刺繍針。
JP4884693U 1993-09-08 1993-09-08 刺繍針 Pending JPH0719388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4884693U JPH0719388U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 刺繍針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4884693U JPH0719388U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 刺繍針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719388U true JPH0719388U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12814631

Family Applications (1)

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JP4884693U Pending JPH0719388U (ja) 1993-09-08 1993-09-08 刺繍針

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108103685A (zh) * 2018-01-30 2018-06-01 洛阳雀金绣文化创意有限公司 一种雀金绣绣品加工的手工绣双尖梭针装置的使用方法
CN111155249A (zh) * 2020-01-21 2020-05-15 陕西德西马格自动化有限公司 单股碳纤维线缝合多层碳布的引导穿刺针、方法及分离装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55124907A (en) * 1978-12-30 1980-09-26 Kernforschungsz Karlsruhe Method of manufacturing flexible superconductor

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