JPH07193623A - 録音機能付き電話機 - Google Patents
録音機能付き電話機Info
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- JPH07193623A JPH07193623A JP33232493A JP33232493A JPH07193623A JP H07193623 A JPH07193623 A JP H07193623A JP 33232493 A JP33232493 A JP 33232493A JP 33232493 A JP33232493 A JP 33232493A JP H07193623 A JPH07193623 A JP H07193623A
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- Japan
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- voice
- recording
- gain
- time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、掛かってきた音声情報を取り敢え
ず録音し、その総合録音時間、および音声情報の利得が
上記閾値を満たす場合には、その録音した内容に代え
て、この次に録音する音声情報を録音することによっ
て、音声記憶手段に録音された音声情報の再生時間、お
よび音声記憶手段のメモリ容量を有効に使用できる録音
機能付き電話機を提供する。 【構成】 本発明は発信者の発声した音声情報を録音す
る音声記憶手段と、該音声記憶手段に録音する音声情報
の総合録音時間を測定するタイマーと、上記音声記憶手
段に録音時の音声情報の利得を測定する利得測定手段
と、予め設定された時間閾値と上記音声記憶手段に録音
された音声情報の総合録音時間とを比較する時間閾値比
較手段と、予め設定された利得閾値と上記音声記憶手段
に録音時の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手
段とを具備する。
ず録音し、その総合録音時間、および音声情報の利得が
上記閾値を満たす場合には、その録音した内容に代え
て、この次に録音する音声情報を録音することによっ
て、音声記憶手段に録音された音声情報の再生時間、お
よび音声記憶手段のメモリ容量を有効に使用できる録音
機能付き電話機を提供する。 【構成】 本発明は発信者の発声した音声情報を録音す
る音声記憶手段と、該音声記憶手段に録音する音声情報
の総合録音時間を測定するタイマーと、上記音声記憶手
段に録音時の音声情報の利得を測定する利得測定手段
と、予め設定された時間閾値と上記音声記憶手段に録音
された音声情報の総合録音時間とを比較する時間閾値比
較手段と、予め設定された利得閾値と上記音声記憶手段
に録音時の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手
段とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は留守等の外出中に掛かっ
てきた電話の内容を音声記憶手段に録音する録音機能付
き電話機に関し、具体的には留守録音の際、掛かってき
た電話の内容を録音し、その録音内容の音声情報に関す
る利得、即ちdB(デシベル)値の大小、或るいはその
総合録音時間の長短にしたがって、先程録音した内容に
代えて、次に録音する音声情報を録音する録音機能付き
電話機に関する。
てきた電話の内容を音声記憶手段に録音する録音機能付
き電話機に関し、具体的には留守録音の際、掛かってき
た電話の内容を録音し、その録音内容の音声情報に関す
る利得、即ちdB(デシベル)値の大小、或るいはその
総合録音時間の長短にしたがって、先程録音した内容に
代えて、次に録音する音声情報を録音する録音機能付き
電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の録音機能付き電話機にて留守録音
を行なう場合には、ユーザ(録音機能付き電話機を操作
する者)が外出時等に予め留守録音のモードに設定して
おき、この設定以降に電話が掛かってくれば、留守の旨
のメッセージを発信者(電話を掛けた相手先)に対して
流した後、発信者が発声した電話の内容を所定時間録音
しており、斯る録音機能付き電話機の概略構成図を図4
に示す。
を行なう場合には、ユーザ(録音機能付き電話機を操作
する者)が外出時等に予め留守録音のモードに設定して
おき、この設定以降に電話が掛かってくれば、留守の旨
のメッセージを発信者(電話を掛けた相手先)に対して
流した後、発信者が発声した電話の内容を所定時間録音
しており、斯る録音機能付き電話機の概略構成図を図4
に示す。
【0003】図4において、1はユーザと発信者との電
話回線を接続する回線接続手段、2は回線接続手段1に
接続され、斯る回線接続手段1から入出力される音声情
報を制御する音声入出力インターフェイス、3は発信者
が発声した音声情報を録音する音声記憶手段、4は留守
録音する際に発信者(電話を掛けた相手先)に対して流
す留守の旨の音声メッセージ情報、および留守録音を行
なう手順を記述したプログラムが記憶されているデータ
記憶手段、5は回線接続手段1、音声入出力インターフ
ェイス2、音声記憶手段3、およびデータ記憶手段4を
制御する制御手段である。
話回線を接続する回線接続手段、2は回線接続手段1に
接続され、斯る回線接続手段1から入出力される音声情
報を制御する音声入出力インターフェイス、3は発信者
が発声した音声情報を録音する音声記憶手段、4は留守
録音する際に発信者(電話を掛けた相手先)に対して流
す留守の旨の音声メッセージ情報、および留守録音を行
なう手順を記述したプログラムが記憶されているデータ
記憶手段、5は回線接続手段1、音声入出力インターフ
ェイス2、音声記憶手段3、およびデータ記憶手段4を
制御する制御手段である。
【0004】斯る構成において、ユーザは予め図示しな
い留守録音のモード設定釦を押下しているものとし、以
下にそれ以降の留守録音の手順を述べる。
い留守録音のモード設定釦を押下しているものとし、以
下にそれ以降の留守録音の手順を述べる。
【0005】まず、電話回線を介して電話が掛かってく
ると、制御手段5はデータ記憶手段4内に記憶されてい
る留守の旨のメッセージを音声入出力インターフェイス
2を介して発信者に送出する。発信者はこれを受けて、
ユーザが留守であることを認識する。この後、発信者は
音声を発声することによって、斯る発信者が発声した音
声情報は音声記憶手段3に録音される。
ると、制御手段5はデータ記憶手段4内に記憶されてい
る留守の旨のメッセージを音声入出力インターフェイス
2を介して発信者に送出する。発信者はこれを受けて、
ユーザが留守であることを認識する。この後、発信者は
音声を発声することによって、斯る発信者が発声した音
声情報は音声記憶手段3に録音される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このとき録音される音
声情報はその総合録音時間の長短、或るいはその音声情
報の利得の大小に拘らずすべて録音されるのが一般的で
あり、例えば何も喋らずに所定時間が過ぎた無言電話等
も一様に録音されるので、その録音内容を再生する場合
に無言電話であると認識するまでは少なくともその内容
を聞かざるを得ず、また斯る場合には音声記憶手段3の
メモリを無駄に使用したことになる。
声情報はその総合録音時間の長短、或るいはその音声情
報の利得の大小に拘らずすべて録音されるのが一般的で
あり、例えば何も喋らずに所定時間が過ぎた無言電話等
も一様に録音されるので、その録音内容を再生する場合
に無言電話であると認識するまでは少なくともその内容
を聞かざるを得ず、また斯る場合には音声記憶手段3の
メモリを無駄に使用したことになる。
【0007】したがって、本発明は上述の問題に鑑み為
されたものであり、ユーザが音声記憶手段3に録音する
際の総合録音時間に関する時間閾値、およびその録音時
の音声情報に関する利得閾値を予め設定しておき、留守
等の間に掛かってきた電話の内容を取り敢えず録音し、
その総合録音時間、または音声情報の利得が上記夫々の
閾値を満たす場合、即ちその総合録音時間が時間閾値以
下のとき、または利得が利得閾値以下である場合には、
その録音した内容に代えて、この次に録音する音声情報
を録音することによって、音声記憶手段3に録音された
音声情報の再生時間、および音声記憶手段3のメモリ容
量を有効に使用できる録音機能付き電話機を提供するこ
とを目的とする。
されたものであり、ユーザが音声記憶手段3に録音する
際の総合録音時間に関する時間閾値、およびその録音時
の音声情報に関する利得閾値を予め設定しておき、留守
等の間に掛かってきた電話の内容を取り敢えず録音し、
その総合録音時間、または音声情報の利得が上記夫々の
閾値を満たす場合、即ちその総合録音時間が時間閾値以
下のとき、または利得が利得閾値以下である場合には、
その録音した内容に代えて、この次に録音する音声情報
を録音することによって、音声記憶手段3に録音された
音声情報の再生時間、および音声記憶手段3のメモリ容
量を有効に使用できる録音機能付き電話機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、発信者
と受信者との間の電話回線を接続する回線接続手段と、
該回線接続手段に接続され、斯る回線接続手段から入出
力される音声情報を制御する音声入出力インターフェイ
スと、上記発信者の発声した音声情報を録音する音声記
憶手段と、該音声記憶手段に音声情報を録音する際の手
順を記述したプログラムが記憶されているデータ記憶手
段と、上記音声記憶手段に録音する音声情報の総合録音
時間を測定するタイマーと、上記音声記憶手段に録音時
の音声情報の利得を測定する利得測定手段と、予め設定
された時間閾値と上記音声記憶手段に録音された音声情
報の総合録音時間とを比較する時間閾値比較手段と、予
め設定された音声情報の利得閾値と上記音声記憶手段に
録音時の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手段
と、上記回線接続手段、音声入出力インターフェイス、
音声記憶手段、データ記憶手段、タイマー、利得測定手
段、時間閾値比較手段、および利得閾値比較手段を制御
すると共に、(A)総合録音時間が時間閾値を越え、且
つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾値
以下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情
報に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、
(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が利得閾値を越えれば、
上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの状態
にしておく処理、(C)総合録音時間が時間閾値以下で
あれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代
えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、のう
ち、該当する上記処理を行なう制御手段と、を具備する
ことを特徴とする。
と受信者との間の電話回線を接続する回線接続手段と、
該回線接続手段に接続され、斯る回線接続手段から入出
力される音声情報を制御する音声入出力インターフェイ
スと、上記発信者の発声した音声情報を録音する音声記
憶手段と、該音声記憶手段に音声情報を録音する際の手
順を記述したプログラムが記憶されているデータ記憶手
段と、上記音声記憶手段に録音する音声情報の総合録音
時間を測定するタイマーと、上記音声記憶手段に録音時
の音声情報の利得を測定する利得測定手段と、予め設定
された時間閾値と上記音声記憶手段に録音された音声情
報の総合録音時間とを比較する時間閾値比較手段と、予
め設定された音声情報の利得閾値と上記音声記憶手段に
録音時の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手段
と、上記回線接続手段、音声入出力インターフェイス、
音声記憶手段、データ記憶手段、タイマー、利得測定手
段、時間閾値比較手段、および利得閾値比較手段を制御
すると共に、(A)総合録音時間が時間閾値を越え、且
つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾値
以下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情
報に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、
(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が利得閾値を越えれば、
上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの状態
にしておく処理、(C)総合録音時間が時間閾値以下で
あれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代
えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、のう
ち、該当する上記処理を行なう制御手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0009】更に、第2の本発明は、発信者と受信者と
の間の電話回線を接続する回線接続手段と、該回線接続
手段に接続され、斯る回線接続手段から入出力される音
声情報を制御する音声入出力インターフェイスと、上記
発信者の発声した音声情報を録音する音声記憶手段と、
該音声記憶手段に音声情報を録音する際の手順を記述し
たプログラムが記憶されているデータ記憶手段と、上記
音声記憶手段に録音する音声情報の総合録音時間を測定
するタイマーと、上記音声記憶手段に録音時の音声情報
の利得を測定する利得測定手段と、予め設定された時間
閾値と上記音声記憶手段に録音された音声情報の総合録
音時間とを比較する時間閾値比較手段と、予め設定され
た音声情報の第1利得閾値、および第2利得閾値と上記
音声記憶手段に録音時の音声情報の利得とを比較する利
得閾値比較手段と、上記回線接続手段、音声入出力イン
ターフェイス、音声記憶手段、データ記憶手段、タイマ
ー、利得測定手段、時間閾値比較手段、および利得閾値
比較手段を制御すると共に、(A)総合録音時間が時間
閾値を越え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の
利得が第2利得閾値以下であれば、既に上記音声記憶手
段に録音した音声情報に代えてこの次に録音する音声情
報を録音する処理、(B)総合録音時間が時間閾値を越
え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が第
2利得閾値を越えれば、上記音声記憶手段に録音した音
声情報をそのままの状態にしておく処理、(C)総合録
音時間が時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発
声する音声情報の利得が第1利得閾値以下であれば、既
に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代えてこの次
に録音する音声情報を録音する処理、(D)総合録音時
間が時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発声す
る音声情報の利得が第1利得閾値を越えれば、上記音声
記憶手段に録音した音声情報をそのままの状態にしてお
く処理、のうち、該当する上記処理を行なう制御手段
と、を具備することを特徴とする。
の間の電話回線を接続する回線接続手段と、該回線接続
手段に接続され、斯る回線接続手段から入出力される音
声情報を制御する音声入出力インターフェイスと、上記
発信者の発声した音声情報を録音する音声記憶手段と、
該音声記憶手段に音声情報を録音する際の手順を記述し
たプログラムが記憶されているデータ記憶手段と、上記
音声記憶手段に録音する音声情報の総合録音時間を測定
するタイマーと、上記音声記憶手段に録音時の音声情報
の利得を測定する利得測定手段と、予め設定された時間
閾値と上記音声記憶手段に録音された音声情報の総合録
音時間とを比較する時間閾値比較手段と、予め設定され
た音声情報の第1利得閾値、および第2利得閾値と上記
音声記憶手段に録音時の音声情報の利得とを比較する利
得閾値比較手段と、上記回線接続手段、音声入出力イン
ターフェイス、音声記憶手段、データ記憶手段、タイマ
ー、利得測定手段、時間閾値比較手段、および利得閾値
比較手段を制御すると共に、(A)総合録音時間が時間
閾値を越え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の
利得が第2利得閾値以下であれば、既に上記音声記憶手
段に録音した音声情報に代えてこの次に録音する音声情
報を録音する処理、(B)総合録音時間が時間閾値を越
え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が第
2利得閾値を越えれば、上記音声記憶手段に録音した音
声情報をそのままの状態にしておく処理、(C)総合録
音時間が時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発
声する音声情報の利得が第1利得閾値以下であれば、既
に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代えてこの次
に録音する音声情報を録音する処理、(D)総合録音時
間が時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発声す
る音声情報の利得が第1利得閾値を越えれば、上記音声
記憶手段に録音した音声情報をそのままの状態にしてお
く処理、のうち、該当する上記処理を行なう制御手段
と、を具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の第1の本発明によれば、予め総合録音時
間に関する時間閾値、並びに録音時に発信者が発声する
音声情報に関する利得閾値を設定し、上記総合録音時間
と時間閾値とを比較し、また録音時に発信者が発声する
音声情報に関する利得と利得閾値とを比較した後、制御
手段は以下の、(A)総合録音時間が時間閾値を越え、
且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾
値以下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声
情報に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処
理、(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時
に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾値を越えれ
ば、上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの
状態にしておく処理、(C)総合録音時間が時間閾値以
下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報
に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、の
うち、該当する上記処理を行なう。
間に関する時間閾値、並びに録音時に発信者が発声する
音声情報に関する利得閾値を設定し、上記総合録音時間
と時間閾値とを比較し、また録音時に発信者が発声する
音声情報に関する利得と利得閾値とを比較した後、制御
手段は以下の、(A)総合録音時間が時間閾値を越え、
且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾
値以下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声
情報に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処
理、(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時
に発信者が発声する音声情報の利得が利得閾値を越えれ
ば、上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの
状態にしておく処理、(C)総合録音時間が時間閾値以
下であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報
に代えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、の
うち、該当する上記処理を行なう。
【0011】更に、上述の第2の本発明によれば、予め
総合録音時間に関する時間閾値、並びに録音時に発信者
が発声する音声情報に関する第1利得閾値、および第2
利得閾値を設定し、上記総合録音時間と時間閾値とを比
較し、また録音時に発信者が発声する音声情報に関する
利得と第1利得閾値、および第2利得閾値とを比較した
後、制御手段は以下の、(A)総合録音時間が時間閾値
を越え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得
が第2利得閾値以下であれば、既に音声記憶手段3に録
音した音声情報に代えてこの次に録音する音声情報を録
音する処理、(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且
つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が第2利得
閾値を越えれば、音声記憶手段3に録音した音声情報を
そのままの状態にしておく処理、(C)総合録音時間が
時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発声する音
声情報の利得が第1利得閾値以下であれば、既に音声記
憶手段3に録音した音声情報に代えてこの次に録音する
音声情報を録音する処理、(D)総合録音時間が時間閾
値以下であり、且つ録音時に発信者が発声する音声情報
の利得が第1利得閾値を越えれば、音声記憶手段3に録
音した音声情報をそのままの状態にしておく処理、のう
ち、該当する上記処理を行なう。
総合録音時間に関する時間閾値、並びに録音時に発信者
が発声する音声情報に関する第1利得閾値、および第2
利得閾値を設定し、上記総合録音時間と時間閾値とを比
較し、また録音時に発信者が発声する音声情報に関する
利得と第1利得閾値、および第2利得閾値とを比較した
後、制御手段は以下の、(A)総合録音時間が時間閾値
を越え、且つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得
が第2利得閾値以下であれば、既に音声記憶手段3に録
音した音声情報に代えてこの次に録音する音声情報を録
音する処理、(B)総合録音時間が時間閾値を越え、且
つ録音時に発信者が発声する音声情報の利得が第2利得
閾値を越えれば、音声記憶手段3に録音した音声情報を
そのままの状態にしておく処理、(C)総合録音時間が
時間閾値以下であり、且つ録音時に発信者が発声する音
声情報の利得が第1利得閾値以下であれば、既に音声記
憶手段3に録音した音声情報に代えてこの次に録音する
音声情報を録音する処理、(D)総合録音時間が時間閾
値以下であり、且つ録音時に発信者が発声する音声情報
の利得が第1利得閾値を越えれば、音声記憶手段3に録
音した音声情報をそのままの状態にしておく処理、のう
ち、該当する上記処理を行なう。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3にしたがって
説明する。尚、本発明の録音機能付き電話機の構成が従
来のそれと同一構成の場合には、同一番号を付し、その
説明は割愛する。
説明する。尚、本発明の録音機能付き電話機の構成が従
来のそれと同一構成の場合には、同一番号を付し、その
説明は割愛する。
【0013】図1において、6は音声情報を音声記憶手
段3に録音した際の総合録音時間を測定するタイマー、
7は録音時に発信者が発声する音声情報の利得、即ちd
B値を測定する利得測定手段、8は音声記憶手段3に録
音された音声情報の総合録音時間に関する時間閾値を設
定する時間閾値設定手段、9は録音時の音声情報の利得
に関する第1利得閾値、および第2利得閾値を設定する
利得閾値設定手段であり、ユーザは該利得閾値設定手段
9によって音声情報に関して第1利得閾値、および第2
利得閾値からなる2種類の閾値を設定する。即ち、本実
施例では、第2利得閾値と比較して大きめ(具体的に8
0[dB])の値の第1利得閾値、および第1利得閾値
と比較して小さめ(具体的に60[dB])の値の第2
利得閾値を設定するものとする。
段3に録音した際の総合録音時間を測定するタイマー、
7は録音時に発信者が発声する音声情報の利得、即ちd
B値を測定する利得測定手段、8は音声記憶手段3に録
音された音声情報の総合録音時間に関する時間閾値を設
定する時間閾値設定手段、9は録音時の音声情報の利得
に関する第1利得閾値、および第2利得閾値を設定する
利得閾値設定手段であり、ユーザは該利得閾値設定手段
9によって音声情報に関して第1利得閾値、および第2
利得閾値からなる2種類の閾値を設定する。即ち、本実
施例では、第2利得閾値と比較して大きめ(具体的に8
0[dB])の値の第1利得閾値、および第1利得閾値
と比較して小さめ(具体的に60[dB])の値の第2
利得閾値を設定するものとする。
【0014】尚、人がいる会社、事務所等での定常雑音
は経験的にみて、約50〜60[dB]であり、留守等
で人がいない場合にはもう少し低めの値を設定すること
も可能であるが、本実施例では第1利得閾値を60[d
B]に、また第2利得閾値を第1利得閾値より高めの8
0[dB]に設定した。
は経験的にみて、約50〜60[dB]であり、留守等
で人がいない場合にはもう少し低めの値を設定すること
も可能であるが、本実施例では第1利得閾値を60[d
B]に、また第2利得閾値を第1利得閾値より高めの8
0[dB]に設定した。
【0015】10は時間閾値設定手段8によって設定さ
れた時間閾値と音声記憶手段3に録音された音声情報の
総合録音時間とを比較する時間閾値比較手段、11は利
得閾値設定手段9によって設定された音声情報の第1利
得閾値、または第2利得閾値と音声記憶手段3に録音時
の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手段であ
る。
れた時間閾値と音声記憶手段3に録音された音声情報の
総合録音時間とを比較する時間閾値比較手段、11は利
得閾値設定手段9によって設定された音声情報の第1利
得閾値、または第2利得閾値と音声記憶手段3に録音時
の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手段であ
る。
【0016】ところで、音声記憶手段3に録音された音
声情報に関する総合録音時間が予め設定された閾値、具
体的に本実施例では3[sec]より小さければ、その
録音された音声情報は、この次に録音される音声情報に
よって消去される候補となる。また、発信者が発声した
音声情報の利得が、第1利得閾値、または第2利得閾値
より小さければ、その録音された音声情報は、この次に
録音される音声情報によって消去される候補となる。
声情報に関する総合録音時間が予め設定された閾値、具
体的に本実施例では3[sec]より小さければ、その
録音された音声情報は、この次に録音される音声情報に
よって消去される候補となる。また、発信者が発声した
音声情報の利得が、第1利得閾値、または第2利得閾値
より小さければ、その録音された音声情報は、この次に
録音される音声情報によって消去される候補となる。
【0017】ここで、上述の利得に関する閾値を第1利
得閾値、第2利得閾値の2種類に設定した理由は、掛か
ってきた電話の内容を録音した場合、まずタイマー6が
総合録音時間を測定し、この総合録音時間の長短によっ
て、総合録音時間が時間に関する閾値を満たす場合(総
合録音時間が時間閾値以下である場合)と、満たさない
場合(総合録音時間が時間閾値を越える場合)との2通
り出てきて、これについて録音後にその録音された音声
情報を消去するか否かを判定するために夫々の場合につ
いて第1利得閾値、および第2利得閾値を設けたのであ
る。
得閾値、第2利得閾値の2種類に設定した理由は、掛か
ってきた電話の内容を録音した場合、まずタイマー6が
総合録音時間を測定し、この総合録音時間の長短によっ
て、総合録音時間が時間に関する閾値を満たす場合(総
合録音時間が時間閾値以下である場合)と、満たさない
場合(総合録音時間が時間閾値を越える場合)との2通
り出てきて、これについて録音後にその録音された音声
情報を消去するか否かを判定するために夫々の場合につ
いて第1利得閾値、および第2利得閾値を設けたのであ
る。
【0018】更に、第1利得閾値、および第2利得閾値
の大きさを異ならしめた理由は、総合録音時間が時間閾
値を満たさず(総合録音時間が時間閾値を越える場
合)、なお且つその録音時の音声情報の利得も小さい場
合があり、この場合には小さめ(第2利得閾値)の値を
設定し、録音後にその録音された音声情報を消去するか
否かを判定するためであり。一方、総合録音時間が時間
閾値を満たすとき(総合録音時間が時間閾値以下である
場合)であっても、なお且つその録音時の音声情報の利
得が大きい場合があり、この場合には大きめ(第1利得
閾値)の値を設定し、録音後にその録音された音声情報
を消去するか否かを判定するためであり、斯る点を考慮
して大きさの異なる2種類の閾値を設定したのである。
の大きさを異ならしめた理由は、総合録音時間が時間閾
値を満たさず(総合録音時間が時間閾値を越える場
合)、なお且つその録音時の音声情報の利得も小さい場
合があり、この場合には小さめ(第2利得閾値)の値を
設定し、録音後にその録音された音声情報を消去するか
否かを判定するためであり。一方、総合録音時間が時間
閾値を満たすとき(総合録音時間が時間閾値以下である
場合)であっても、なお且つその録音時の音声情報の利
得が大きい場合があり、この場合には大きめ(第1利得
閾値)の値を設定し、録音後にその録音された音声情報
を消去するか否かを判定するためであり、斯る点を考慮
して大きさの異なる2種類の閾値を設定したのである。
【0019】尚、本実施例では、測定した総合録音時間
の利得が少なくとも1秒以上の間、第1利得閾値、また
は第2利得閾値を越えていれば、その録音された音声情
報は第1利得閾値、または第2利得閾値を越えたものと
見做す。
の利得が少なくとも1秒以上の間、第1利得閾値、また
は第2利得閾値を越えていれば、その録音された音声情
報は第1利得閾値、または第2利得閾値を越えたものと
見做す。
【0020】以下に、本発明の録音機能付き電話機の録
音機能を図2に示すフローチャート、および図3に示す
録音された音声情報に関する利得とその総合録音時間と
の時間チャート図にしたがって説明する。
音機能を図2に示すフローチャート、および図3に示す
録音された音声情報に関する利得とその総合録音時間と
の時間チャート図にしたがって説明する。
【0021】尚、図2中に記載された(a)〜(d)は
図3中の(a)〜(d)に夫々対応する。
図3中の(a)〜(d)に夫々対応する。
【0022】まず、ステップS1では、ユーザは留守録
音のモードに設定する。ステップS3では、電話が掛か
ってきた場合に留守の旨のメッセージを送出する。ステ
ップS5では、直前に録音した内容のエンドアドレスを
1つインクリメントし、次に録音する内容のスタートア
ドレスを用意し、録音が開始されると即座に録音できる
ようにしておく。ステップS7では、ステップS5で準
備されたスタートアドレスから録音を開始する。
音のモードに設定する。ステップS3では、電話が掛か
ってきた場合に留守の旨のメッセージを送出する。ステ
ップS5では、直前に録音した内容のエンドアドレスを
1つインクリメントし、次に録音する内容のスタートア
ドレスを用意し、録音が開始されると即座に録音できる
ようにしておく。ステップS7では、ステップS5で準
備されたスタートアドレスから録音を開始する。
【0023】ステップS9においては、音声記憶手段3
に録音されている総合録音時間、或るいは録音時の音声
情報の利得の測定を開始する。ステップS11では、総
合録音時間が時間閾値3[sec]を満たすか否かを判
定する。即ち、総合録音時間が3[sec]を越えてい
ればステップS15に進み、一方3[sec]以下であ
ればステップS13に進む。
に録音されている総合録音時間、或るいは録音時の音声
情報の利得の測定を開始する。ステップS11では、総
合録音時間が時間閾値3[sec]を満たすか否かを判
定する。即ち、総合録音時間が3[sec]を越えてい
ればステップS15に進み、一方3[sec]以下であ
ればステップS13に進む。
【0024】ステップS15では、録音時の音声情報に
関する利得が第2利得閾値(具体的には60[dB])
を満たすか否かを判定する。即ち、図3(a)のように
総合録音時間が時間閾値を越えているが、録音時の音声
情報に関する利得が第2利得閾値以下である場合、録音
時の音声情報に関する利得が小さいために音声記憶手段
3に一旦録音されるものの、その録音された音声情報は
この次に録音される音声情報によって消去されることに
なる。而して、この次にステップS17に進む。
関する利得が第2利得閾値(具体的には60[dB])
を満たすか否かを判定する。即ち、図3(a)のように
総合録音時間が時間閾値を越えているが、録音時の音声
情報に関する利得が第2利得閾値以下である場合、録音
時の音声情報に関する利得が小さいために音声記憶手段
3に一旦録音されるものの、その録音された音声情報は
この次に録音される音声情報によって消去されることに
なる。而して、この次にステップS17に進む。
【0025】また、ステップS15において、録音時の
音声情報に関する利得が図3(b)のように、総合録音
時間は時間閾値を越え、且つ録音時の音声情報に関する
利得も第2利得閾値を越えるので、その音声情報は音声
記憶手段3に録音され、これ以降に録音された音声情報
によって消去されることはない。而して、この次にステ
ップS19に進む。
音声情報に関する利得が図3(b)のように、総合録音
時間は時間閾値を越え、且つ録音時の音声情報に関する
利得も第2利得閾値を越えるので、その音声情報は音声
記憶手段3に録音され、これ以降に録音された音声情報
によって消去されることはない。而して、この次にステ
ップS19に進む。
【0026】ステップS13では、録音時の音声情報に
関する利得が第1利得閾値(具体的には80[dB])
を満たすか否かを判定する。即ち、図3(c)のよう
に、録音時の音声情報に関する利得が第1利得閾値以下
であり、なお且つ総合録音時間も時間閾値以下である場
合には音声記憶手段3に一旦音声情報は録音されるもの
の、その録音された音声情報はこの次に録音される音声
情報によって消去されることになる。而して、この次に
ステップS17に進む。
関する利得が第1利得閾値(具体的には80[dB])
を満たすか否かを判定する。即ち、図3(c)のよう
に、録音時の音声情報に関する利得が第1利得閾値以下
であり、なお且つ総合録音時間も時間閾値以下である場
合には音声記憶手段3に一旦音声情報は録音されるもの
の、その録音された音声情報はこの次に録音される音声
情報によって消去されることになる。而して、この次に
ステップS17に進む。
【0027】また、ステップS13において、録音時の
音声情報に関する利得が図3(d)のように第1利得閾
値(具体的には80[dB])を越える場合には、総合
録音時間は時間閾値以下であっても、その音声情報は音
声記憶手段3に録音され、これ以降に録音された音声情
報によって消去されることはない。而して、この次にス
テップS19に進む。
音声情報に関する利得が図3(d)のように第1利得閾
値(具体的には80[dB])を越える場合には、総合
録音時間は時間閾値以下であっても、その音声情報は音
声記憶手段3に録音され、これ以降に録音された音声情
報によって消去されることはない。而して、この次にス
テップS19に進む。
【0028】ステップS17では、音声記憶手段3に一
旦音声情報が録音されたが、その総合録音時間が時間閾
値以下であったり、また録音時の音声情報の利得が第1
利得閾値、または第2利得閾値以下である場合に、今録
音した音声情報の直前に録音した内容のエンドアドレス
にアドレスを戻し、この次にステップS19に進む。而
して、これ以降に録音を行なうと、先程録音した音声情
報は消去される。
旦音声情報が録音されたが、その総合録音時間が時間閾
値以下であったり、また録音時の音声情報の利得が第1
利得閾値、または第2利得閾値以下である場合に、今録
音した音声情報の直前に録音した内容のエンドアドレス
にアドレスを戻し、この次にステップS19に進む。而
して、これ以降に録音を行なうと、先程録音した音声情
報は消去される。
【0029】ステップS19では、留守モードが解除さ
れたか否かを判定する。即ち留守モードが解除されない
場合にはステップS3に進み、解除された場合には終了
する。
れたか否かを判定する。即ち留守モードが解除されない
場合にはステップS3に進み、解除された場合には終了
する。
【0030】このように、図3の(a)、(b)、および
(c)に示す場合には、一旦音声記憶手段3にその音声情
報は録音されるものの、ステップS17においてその直
前に録音した内容のエンドアドレスにアドレスを戻すの
で、この次に音声情報を録音する場合、その録音内容に
よって先程録音した音声情報は消去される。
(c)に示す場合には、一旦音声記憶手段3にその音声情
報は録音されるものの、ステップS17においてその直
前に録音した内容のエンドアドレスにアドレスを戻すの
で、この次に音声情報を録音する場合、その録音内容に
よって先程録音した音声情報は消去される。
【0031】したがって、従来一旦録音した音声情報は
そのままの状態で記憶されていたが、本発明によれば音
声記憶手段3に残しておく必要のないものは、ユーザ
が、総合録音時間に関する時間閾値、或るいは第1利得
閾値、第2利得閾値からなる利得閾値を設定しておくこ
とによって自動的に判定されて消去せしめられる。
そのままの状態で記憶されていたが、本発明によれば音
声記憶手段3に残しておく必要のないものは、ユーザ
が、総合録音時間に関する時間閾値、或るいは第1利得
閾値、第2利得閾値からなる利得閾値を設定しておくこ
とによって自動的に判定されて消去せしめられる。
【0032】尚、上述の実施例では、測定した総合録音
時間が1秒以上、第1利得閾値、または第2利得閾値を
越えていれば、第1利得閾値、または第2利得閾値を越
えたものと見做したが、これには限られない。
時間が1秒以上、第1利得閾値、または第2利得閾値を
越えていれば、第1利得閾値、または第2利得閾値を越
えたものと見做したが、これには限られない。
【0033】また、上述の実施例では、録音時の音声情
報に関する利得を2種類設定したが、これには限られ
ず、1種類の利得閾値のみでも本発明の課題を解決する
ことができる。斯る場合には、上述の第2利得閾値を用
いることが好ましい。
報に関する利得を2種類設定したが、これには限られ
ず、1種類の利得閾値のみでも本発明の課題を解決する
ことができる。斯る場合には、上述の第2利得閾値を用
いることが好ましい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明によれば、第1の本発明にお
いては、ユーザが音声記憶手段に録音する際の総合録音
時間に関する時間閾値、およびその録音時の音声情報に
関する利得閾値を予め設定し、留守等の間に掛かってき
た電話の内容を取り敢えず音声記憶手段に録音してお
き、その総合録音時間が時間閾値以下のとき、または利
得が利得閾値以下である場合には、その録音した内容に
代えて、この次に録音する音声情報を録音することによ
って、音声記憶手段に録音された音声情報の再生時間、
および音声記憶手段のメモリ容量を有効に使用すること
ができる。
いては、ユーザが音声記憶手段に録音する際の総合録音
時間に関する時間閾値、およびその録音時の音声情報に
関する利得閾値を予め設定し、留守等の間に掛かってき
た電話の内容を取り敢えず音声記憶手段に録音してお
き、その総合録音時間が時間閾値以下のとき、または利
得が利得閾値以下である場合には、その録音した内容に
代えて、この次に録音する音声情報を録音することによ
って、音声記憶手段に録音された音声情報の再生時間、
および音声記憶手段のメモリ容量を有効に使用すること
ができる。
【0035】更に、第2の本発明においては、ユーザが
音声記憶手段に録音する際の総合録音時間に関する時間
閾値、およびその録音時の音声情報に関する第1利得閾
値、および第2利得閾値を予め設定し、留守等の間に掛
かってきた電話の内容を取り敢えず音声記憶手段に録音
しておき、その総合録音時間が時間閾値以下であり、且
つ利得が第1利得閾値以下である場合、或るいは総合録
音時間が時間閾値を越えても、第2利得閾値以下である
場合には、その録音した内容に代えて、この次に録音す
る音声情報を録音することによって、更に音声記憶手段
に録音された音声情報の再生時間、および音声記憶手段
のメモリ容量を有効に使用することができる。
音声記憶手段に録音する際の総合録音時間に関する時間
閾値、およびその録音時の音声情報に関する第1利得閾
値、および第2利得閾値を予め設定し、留守等の間に掛
かってきた電話の内容を取り敢えず音声記憶手段に録音
しておき、その総合録音時間が時間閾値以下であり、且
つ利得が第1利得閾値以下である場合、或るいは総合録
音時間が時間閾値を越えても、第2利得閾値以下である
場合には、その録音した内容に代えて、この次に録音す
る音声情報を録音することによって、更に音声記憶手段
に録音された音声情報の再生時間、および音声記憶手段
のメモリ容量を有効に使用することができる。
【図1】本発明の録音機能付き電話機の概略構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の録音機能付き電話機の録音機能を示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図3】本発明における録音時の音声情報に関する利得
とその総合録音時間との関係を示しチャート図である。
とその総合録音時間との関係を示しチャート図である。
【図4】従来の録音機能付き電話機の概略構成図であ
る。
る。
1 回線接続手段 2 音声入出力インターフェイス 3 音声記憶手段 4 データ記憶手段 5 制御手段 6 タイマー 7 利得測定手段 8 時間閾値設定手段 9 利得閾値設定手段 10 時間閾値比較手段 11 利得閾値比較手段
Claims (3)
- 【請求項1】 発信者と受信者との間の電話回線を接続
する回線接続手段と、該回線接続手段に接続され、斯る
回線接続手段から入出力される音声情報を制御する音声
入出力インターフェイスと、上記発信者の発声した音声
情報を録音する音声記憶手段と、該音声記憶手段に音声
情報を録音する際の手順を記述したプログラムが記憶さ
れているデータ記憶手段と、上記音声記憶手段に録音す
る音声情報の総合録音時間を測定するタイマーと、上記
音声記憶手段に録音時の音声情報の利得を測定する利得
測定手段と、予め設定された時間閾値と上記音声記憶手
段に録音された音声情報の総合録音時間とを比較する時
間閾値比較手段と、予め設定された音声情報の利得閾値
と上記音声記憶手段に録音時の音声情報の利得とを比較
する利得閾値比較手段と、上記回線接続手段、音声入出
力インターフェイス、音声記憶手段、データ記憶手段、
タイマー、利得測定手段、時間閾値比較手段、および利
得閾値比較手段を制御すると共に、 (A)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が利得閾値以下であれ
ば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代えて
この次に録音する音声情報を録音する処理、 (B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が利得閾値を越えれば、
上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの状態
にしておく処理、 (C)総合録音時間が時間閾値以下であれば、既に上記
音声記憶手段に録音した音声情報に代えてこの次に録音
する音声情報を録音する処理、のうち、該当する上記処
理を行なう制御手段と、を具備することを特徴とする録
音機能付き電話機。 - 【請求項2】 発信者と受信者との間の電話回線を接続
する回線接続手段と、該回線接続手段に接続され、斯る
回線接続手段から入出力される音声情報を制御する音声
入出力インターフェイスと、上記発信者の発声した音声
情報を録音する音声記憶手段と、該音声記憶手段に音声
情報を録音する際の手順を記述したプログラムが記憶さ
れているデータ記憶手段と、上記音声記憶手段に録音す
る音声情報の総合録音時間を測定するタイマーと、上記
音声記憶手段に録音時の音声情報の利得を測定する利得
測定手段と、予め設定された時間閾値と上記音声記憶手
段に録音された音声情報の総合録音時間とを比較する時
間閾値比較手段と、予め設定された音声情報の第1利得
閾値、および第2利得閾値と上記音声記憶手段に録音時
の音声情報の利得とを比較する利得閾値比較手段と、上
記回線接続手段、音声入出力インターフェイス、音声記
憶手段、データ記憶手段、タイマー、利得測定手段、時
間閾値比較手段、および利得閾値比較手段を制御すると
共に、 (A)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が第2利得閾値以下であ
れば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報に代え
てこの次に録音する音声情報を録音する処理、 (B)総合録音時間が時間閾値を越え、且つ録音時に発
信者が発声する音声情報の利得が第2利得閾値を越えれ
ば、上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのままの
状態にしておく処理、 (C)総合録音時間が時間閾値以下であり、且つ録音時
に発信者が発声する音声情報の利得が第1利得閾値以下
であれば、既に上記音声記憶手段に録音した音声情報に
代えてこの次に録音する音声情報を録音する処理、 (D)総合録音時間が時間閾値以下であり、且つ録音時
に発信者が発声する音声情報の利得が第1利得閾値を越
えれば、上記音声記憶手段に録音した音声情報をそのま
まの状態にしておく処理、のうち、該当する上記処理を
行なう制御手段と、を具備することを特徴とする録音機
能付き電話機。 - 【請求項3】 上記第1利得閾値は第2利得閾値より大
なる値であることを特徴とする請求項2記載の録音機能
付き電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33232493A JPH07193623A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 録音機能付き電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33232493A JPH07193623A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 録音機能付き電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193623A true JPH07193623A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18253693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33232493A Pending JPH07193623A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 録音機能付き電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193623A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33232493A patent/JPH07193623A/ja active Pending
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