JPH07193384A - 電気機器の冷却構造 - Google Patents
電気機器の冷却構造Info
- Publication number
- JPH07193384A JPH07193384A JP33066893A JP33066893A JPH07193384A JP H07193384 A JPH07193384 A JP H07193384A JP 33066893 A JP33066893 A JP 33066893A JP 33066893 A JP33066893 A JP 33066893A JP H07193384 A JPH07193384 A JP H07193384A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooled
- shelf
- unit
- partition plate
- intake surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被冷却ユニットをクロスフローファンで冷却
する棚板構造において、被冷却ユニットの温度分布に応
じて、被冷却ユニットへの風量分布を変化させることに
より効果的な冷却を目的とする。 【構成】 被冷却ユニット2の下側にクロスフローファ
ン3が並列に実装されるとき、シェルフ吸気面4からク
ロスフローファン吸気面5の通風路の途中に移動可能な
仕切板7をシェルフ側に備ける。これにより被冷却ユニ
ット2への風量分布を変化させることが出き、効果的な
冷却が可能となる。
する棚板構造において、被冷却ユニットの温度分布に応
じて、被冷却ユニットへの風量分布を変化させることに
より効果的な冷却を目的とする。 【構成】 被冷却ユニット2の下側にクロスフローファ
ン3が並列に実装されるとき、シェルフ吸気面4からク
ロスフローファン吸気面5の通風路の途中に移動可能な
仕切板7をシェルフ側に備ける。これにより被冷却ユニ
ット2への風量分布を変化させることが出き、効果的な
冷却が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器のシェルフに
関し、特に電気機器の冷却構造に関する。
関し、特に電気機器の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シェルフに複数のファンを取付け
て筐体に設置し、シェルフ吸気面から室温の空気を吸入
し、その空気が被冷却ユニットを通過することによって
冷却し、シェルフ排風面から排出するとき、排風経路全
体に、仕切板を設置している。これは仕切板によりシェ
ルフ排風面から遠いファンから出た風は、シェルフ排風
面に近いファンから出た風に押し戻されることなく、シ
ェルフ排風面から排出され、シェルフ排風面から遠いフ
ァンの圧力損失が大きくならず風量の均一化を図るため
のものである。(特開平3−85797号公報)
て筐体に設置し、シェルフ吸気面から室温の空気を吸入
し、その空気が被冷却ユニットを通過することによって
冷却し、シェルフ排風面から排出するとき、排風経路全
体に、仕切板を設置している。これは仕切板によりシェ
ルフ排風面から遠いファンから出た風は、シェルフ排風
面に近いファンから出た風に押し戻されることなく、シ
ェルフ排風面から排出され、シェルフ排風面から遠いフ
ァンの圧力損失が大きくならず風量の均一化を図るため
のものである。(特開平3−85797号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、被冷
却体の温度分布が不均一の場合、風量が均一では、冷却
時の温度分布が均一にならず、温度の一番高い所でファ
ンの冷却風量の値を決めなくてはならず、又ファンから
排風経路全体に仕切板を設けているため、圧力損失が大
きく全体の風量低下が大きくなる。以上のことから風量
の大きなファンを使う必要があり、騒音が大きく、広い
スペースが必要となり、実装効率、価格の面で不利であ
った。
却体の温度分布が不均一の場合、風量が均一では、冷却
時の温度分布が均一にならず、温度の一番高い所でファ
ンの冷却風量の値を決めなくてはならず、又ファンから
排風経路全体に仕切板を設けているため、圧力損失が大
きく全体の風量低下が大きくなる。以上のことから風量
の大きなファンを使う必要があり、騒音が大きく、広い
スペースが必要となり、実装効率、価格の面で不利であ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却構造では、
複数の被冷却ユニットとこれらの被冷却ユニットを冷却
するためのシェルフ吸気面に対し垂直方向に吸気面があ
る複数のクロスフローファンとシェルフ吸気面からクロ
スフローファン吸気面までの吸気経路の途中に移動可能
な仕切板を備えている。
複数の被冷却ユニットとこれらの被冷却ユニットを冷却
するためのシェルフ吸気面に対し垂直方向に吸気面があ
る複数のクロスフローファンとシェルフ吸気面からクロ
スフローファン吸気面までの吸気経路の途中に移動可能
な仕切板を備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示し、(a)はシェルフ
横断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。シェ
ルフ1に被冷却ユニット2があり、その下側にクロスフ
ローファン3が並列に実装される。
る。図1は本発明の一実施例を示し、(a)はシェルフ
横断面図、(b)は(a)のA−A断面図である。シェ
ルフ1に被冷却ユニット2があり、その下側にクロスフ
ローファン3が並列に実装される。
【0006】シェルフ吸気面4からクロスフローファン
吸気面5にいたる吸気経路の途中に移動可能な仕切板7
をシェルフ1に設けた構造をとっている。被冷却ユニッ
ト2にラジエーター6が取付いておりラジエーター6に
はトランジスターが取り付いてる。
吸気面5にいたる吸気経路の途中に移動可能な仕切板7
をシェルフ1に設けた構造をとっている。被冷却ユニッ
ト2にラジエーター6が取付いておりラジエーター6に
はトランジスターが取り付いてる。
【0007】例えば発熱体としてトランジスタを考える
と、トランジスタは発熱量が大きくラジエーター6を温
度分布に応じて一定温度以下に保ち信頼性を維持する必
要がある。そのためシェルフ1に複数のクロスフローフ
ァン3を実装し空気は、シェルフ吸気面4からクロスフ
ローファン吸気面5にいたりクロスフローファン3によ
り被冷却ユニット2を冷却するという冷却構成をとって
いる。
と、トランジスタは発熱量が大きくラジエーター6を温
度分布に応じて一定温度以下に保ち信頼性を維持する必
要がある。そのためシェルフ1に複数のクロスフローフ
ァン3を実装し空気は、シェルフ吸気面4からクロスフ
ローファン吸気面5にいたりクロスフローファン3によ
り被冷却ユニット2を冷却するという冷却構成をとって
いる。
【0008】本発明は、以上の構成をとり、空気がシェ
ルフ吸気面4からクロスフローファン吸気面5にいたる
吸気経路を通る過程で移動可能な仕切板7により仕切板
7に対し、シェルフ吸気面4に近い方の風速を抑えるこ
とで仕切板7に対しシェルフ吸気面4側のクロスフロー
ファン吸気面5付近の静圧を上げ、仕切板7に対しシェ
ルフ吸気面4側での被冷却ユニット2への風量を増やす
ことが出来、又仕切板7側に近づく程、被冷却ユニット
2への風量を多くすることが出来る。そこで被冷却ユニ
ット2の温度が高い部分の下側に仕切板7を移動するこ
とにより効果的な冷却を行うことができる。
ルフ吸気面4からクロスフローファン吸気面5にいたる
吸気経路を通る過程で移動可能な仕切板7により仕切板
7に対し、シェルフ吸気面4に近い方の風速を抑えるこ
とで仕切板7に対しシェルフ吸気面4側のクロスフロー
ファン吸気面5付近の静圧を上げ、仕切板7に対しシェ
ルフ吸気面4側での被冷却ユニット2への風量を増やす
ことが出来、又仕切板7側に近づく程、被冷却ユニット
2への風量を多くすることが出来る。そこで被冷却ユニ
ット2の温度が高い部分の下側に仕切板7を移動するこ
とにより効果的な冷却を行うことができる。
【0009】図2は、本発明の効果を表した図である。
図で縦軸が風量、横軸が被冷却ユニット2への風量測定
ポイントである。本発明の技術(線a)では、仕切板7
に対しシェルフ吸気面4側の被冷却ユニット2への風量
が多くなり、特に仕切板7に近づく程風量が多くなって
いる。
図で縦軸が風量、横軸が被冷却ユニット2への風量測定
ポイントである。本発明の技術(線a)では、仕切板7
に対しシェルフ吸気面4側の被冷却ユニット2への風量
が多くなり、特に仕切板7に近づく程風量が多くなって
いる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動可能
な仕切板を備けることによって全体の風量低下が少な
く、被冷却ユニットへの風量分布を変化させることが出
来る。よって必要以上の風量静圧を持った大きいファン
を使うこともなく静かで実装効率が良く、比較的安価に
効果的な冷却をすることができる効果がある。
な仕切板を備けることによって全体の風量低下が少な
く、被冷却ユニットへの風量分布を変化させることが出
来る。よって必要以上の風量静圧を持った大きいファン
を使うこともなく静かで実装効率が良く、比較的安価に
効果的な冷却をすることができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示すシェルフ断面図と、部
分A−A断面図。
分A−A断面図。
【図2】本発明の実施例における被冷却ユニットへの風
量分布図。
量分布図。
1 シェルフ 2 被冷却ユニット 3 クロスフローファン 4 シェルフ吸気面 5 クロスフローファン吸気面 6 ラジエーター 7 仕切板
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の被冷却ユニットと、これらの被冷
却ユニットを冷却するためのシェルフの吸気面に対し垂
直方向に吸気面がある複数のクロスフローファンが実装
されたシェルフにおいて、シェルフの吸気面からクロス
フローファン吸気面までの吸気経路の途中に移動可能な
仕切板を設けたことを特徴とする電気機器の冷却構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33066893A JPH07193384A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気機器の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33066893A JPH07193384A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気機器の冷却構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193384A true JPH07193384A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18235252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33066893A Pending JPH07193384A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電気機器の冷却構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2437770A (en) * | 2006-05-03 | 2007-11-07 | Cannon Technologies Ltd | Reactive cooling system for a rack-mount cabinet |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0245582B2 (ja) * | 1981-01-16 | 1990-10-11 | Kurutsupu Koohopurasuto Mashiinenbau Gmbh | |
JPH04229697A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-08-19 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 流体冷却回路パッケージ |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33066893A patent/JPH07193384A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0245582B2 (ja) * | 1981-01-16 | 1990-10-11 | Kurutsupu Koohopurasuto Mashiinenbau Gmbh | |
JPH04229697A (ja) * | 1990-05-23 | 1992-08-19 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 流体冷却回路パッケージ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2437770A (en) * | 2006-05-03 | 2007-11-07 | Cannon Technologies Ltd | Reactive cooling system for a rack-mount cabinet |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970722 |