JPH0719225U - ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ - Google Patents

ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ

Info

Publication number
JPH0719225U
JPH0719225U JP4961793U JP4961793U JPH0719225U JP H0719225 U JPH0719225 U JP H0719225U JP 4961793 U JP4961793 U JP 4961793U JP 4961793 U JP4961793 U JP 4961793U JP H0719225 U JPH0719225 U JP H0719225U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
variable
belt
roller
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4961793U
Other languages
English (en)
Inventor
昂 野崎
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP4961793U priority Critical patent/JPH0719225U/ja
Publication of JPH0719225U publication Critical patent/JPH0719225U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラフ角の可変範囲をより広くして、トラフ
変換区間を一種類の可変トラフキャリヤで構成できるよ
うにする。 【構成】 水平ローラ2の軸方向両側に設けられたトラ
フローラ3をベルト走行方向の軸回りに傾動させること
によりトラフ角θを変えるベルトコンベヤの可変トラフ
キャリヤにおいて、トラフローラ3を支持する支持フレ
ーム29の水平ローラ側端部は、傾動軸心Oをベルト載
置面側に偏位させる円弧状のすべり面42を有した円弧
軸受21により支持されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラフ角を変化させることのできるベルトコンベヤの可変トラフキ ャリヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ベルトコンベヤのプーリ間には、走行するベルトを支えるためのトラフキャリ ヤ(アイドラ)が適当な間隔で設けられている。このトラフキャリヤは、被搬送 物がこぼれないようにベルトコンベヤの走行ベルトを幅方向両端が持ち上がった 形状とすべく所定のトラフ角(例えば35度)を有しているものであるが、搬送端 の近傍では、平らなヘッドプーリ又はテールプーリに至るまでにトラフ角が0に なるように、段階的にトラフ角を小さくする必要がある。このためこの区間では 、トラフ角が異なるトラフキャリヤを順次並べるか、又はトラフ角を任意に変え ることの出来る可変トラフキャリヤを用いるようにしている。
【0003】 図4に示すように、従来この種の可変トラフキャリヤは、走行ベルト1の中央 に相当する位置で水平に軸支された水平ローラ2と、その軸方向両端側に設けら れた一対のトラフローラ3とで構成されている。水平ローラ2は、架台4上に立 設されたブラケット5に両軸端6が支持されている。トラフローラ3は、一方の 軸端7がブラケット5に設けられたピン8を中心に傾動するようになっており、 他方の軸端9は、上下方向の長穴10を有したブラケット11にフレーム12を 介して支持されている。すなわちフレーム12の一端を長穴10に沿って移動さ せることで、両ローラ軸の交差角度(トラフ角θ)を変化させるようになってい る。この可変トラフキャリヤは、固定のトラフキャリヤを並べる場合のようにト ラフ角の異なる多種のものを揃える必要がないという利点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の可変トラフキャリヤにおいては、支点(ピン8)の位 置がブラケット5の高さで決まるため、基準のトラフ角θより小さくしていくと ベルト載置面となるローラ上端の隙間Sが大きくなり、ベルト1に皺が寄ってし まうという問題があった。このためトラフ角θの可変範囲が限定されてしまい、 一種類の可変トラフキャリヤのみでトラフ変換区間を構成することができなかっ た。
【0005】 そこで本考案は、上記事情に鑑み、可変範囲をより広くとれてトラフ変換区間 を一種類で構成できる可変トラフキャリヤを提供すべく創案されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水平ローラの軸方向両側に設けられたトラフローラをベルト走行方 向の軸回りに傾動させることによりトラフ角を変えるベルトコンベヤの可変トラ フキャリヤにおいて、トラフローラを支持する支持フレームの水平ローラ側端部 は、傾動軸心をベルト載置面側に偏位させる円弧状のすべり面を有した円弧軸受 により支持されているものである。
【0007】
【作用】
上記構成によって、円弧軸受は、トラフローラの水平ローラ側の軸端を円弧状 のすべり面に沿って回転させることで、トラフローラをベルト載置面側に位置し た軸回りに傾動させて、トラフ角を変換させる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
【0009】 図1乃至図3は、本考案に係わるベルトコンベヤの可変トラフキャリヤの一実 施例を示したものである。この可変トラフキャリヤは、水平ローラ2の軸方向両 側に設けられたトラフローラ3をベルト走行方向Aの軸回りに傾動させることに よりトラフ角θを変化させるものであって、そのトラフローラ3に、傾動軸心O をベルト載置面側に偏位させるための円弧軸受21が設けられて構成されている 。
【0010】 水平ローラ2及びトラフローラ3は、円筒形状のローラ本体22と、その軸端 周縁に嵌合されたハウジング23と、ハウジング23に軸受(図示せず)を介し て貫通しているシャフト24とで成る。水平ローラ2のシャフト端25は、架台 26上に立設されたブラケット27のU字状の切欠28に嵌合されている。一方 トラフローラ3には、その周囲に支持フレーム29が備えられている。
【0011】 支持フレーム29は、トラフローラ3を挟むように並行に伸びた一対の側板3 0と、側板30間に直角に掛け渡された二枚の支持板31とで成る。側板30は ローラ本体22の直径よりも充分小さい幅で形成されている。支持板31の上端 にはU字状の切欠32が形成され、トラフローラ3のシャフト端33を嵌合させ ている。そして円弧軸受21は、側板30の一端に設けられている。
【0012】 円弧軸受21は、一枚の円弧板34を有した第一の軸受部材35と、二枚の円 弧板36,37を有した第二の軸受部材38とで構成されている。円弧板34, 36,37は、円筒を約90度の中心角で切り取った形状から成り、下方に凸部を 形成する状態で平板39,40に一体的に取り付けられている。第二の軸受部材 38の円弧板36,37は、第一の軸受部材35の円弧板34を径方向に挟んで 重ね合わされる形状となっている。そして第一の軸受部材35の平板39は側板 30に取り付けられ、第二の軸受部材38の平板40は側板30の外側に所定の 間隔を隔てて立設されたブラケット板41に取り付けられて、円弧板34,36 ,37が周方向に摺動自在に噛み合わされている。すなわちこれら円弧板34, 36,37の摺動面が、軸受の円弧状のすべり面42として形成されており、そ の円弧中心が傾動軸心Oとなる。この傾動軸心Oは、ベルト載置面となる両ロー ラ2,3の上端の延長線の交点に設定されている。
【0013】 また支持フレーム29の他端側の側板30は適宜屈折されて間隔が狭められ、 架台26のベース43に立設された横断面コ字状のガイド44に交差している。 ガイド44は傾動軸心Oを中心とした円弧軌跡に沿って湾曲しており、支持フレ ーム29の側板30間にその内面と摺動自在に形成されている。そして側板30 のガイド外側に相当する位置には係止用の穴45が形成されており、ガイド44 と側板30とを一体的に把持するボルト・ナットなどの係止具(図示せず)を挿 通させることにより、ガイド外周端46の適宜な位置に支持フレーム29の他端 を支持させるようになっている。
【0014】 このように構成したことで、支持フレーム29の他端側をガイド44に沿って 上下させると、一端側は円弧軸受21の円弧板34,36,37に沿って回転移 動し、トラフローラ3が傾動軸心Oを支点にして傾くことで、適宜なトラフ角θ を選定することができる。そしてその傾動軸心Oがベルト載置面の位置にあるこ とで、水平ローラ2とトラフローラ3との隙間Sは、トラフ角θの大小にかかわ りなく略一定となり、ベルトに皺が寄るおそれのない狭い寸法とすることができ る。従って例えば10度〜45度の広い範囲に亘ってトラフ角θを変えることができ 、一種類の可変トラフキャリヤを複数台並べることで、ベルトコンベヤのプーリ 近傍などのトラフ変換区間を構成することができる。
【0015】 なお本実施例にあっては、傾動軸心Oをローラ上端の延長線の交点の位置とし たが、その近傍であれば同等の作用効果が期待できる。また支持フレームやガイ ドの形状等は本実施例に限るものではなく、ベルトコンベヤの構造や設置条件な どに応じて適宜構成すべきものである。
【0016】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0017】 トラフローラを支持フレームに傾動軸心をベルト載置面側に偏位させる円弧状 のすべり面を有した円弧軸受を設けたので、広い範囲に亘ってトラフ角を変化さ せることができ、トラフ変換区間を一種類で構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるベルトコンベヤの可変トラフキ
ャリヤの一実施例を示した側面図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】従来の可変トラフキャリヤを示した側面図であ
る。
【符号の説明】
2 水平ローラ 3 トラフローラ 21 円弧軸受 29 支持フレーム 42 すべり面 O 傾動軸心 θ トラフ角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平ローラの軸方向両側に設けられたト
    ラフローラをベルト走行方向の軸回りに傾動させること
    によりトラフ角を変えるベルトコンベヤの可変トラフキ
    ャリヤにおいて、上記トラフローラを支持する支持フレ
    ームの水平ローラ側端部は、傾動軸心をベルト載置面側
    に偏位させる円弧状のすべり面を有した円弧軸受により
    支持されていることを特徴とするベルトコンベヤの可変
    トラフキャリヤ。
JP4961793U 1993-09-13 1993-09-13 ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ Pending JPH0719225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4961793U JPH0719225U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4961793U JPH0719225U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719225U true JPH0719225U (ja) 1995-04-07

Family

ID=12836202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4961793U Pending JPH0719225U (ja) 1993-09-13 1993-09-13 ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719225U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111420A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Jrc:Kk ベルトコンベヤ装置
KR101030971B1 (ko) * 2010-05-14 2011-04-28 유승업 가변형 아이들러 설치구조
JP2014129151A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Yoko:Kk ベルトコンベアの蛇行調整装置
CN106335745A (zh) * 2015-07-15 2017-01-18 四川省自贡运输机械集团股份有限公司 一种管状带式输送机可调外侧托带装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111420A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Jrc:Kk ベルトコンベヤ装置
JP4610990B2 (ja) * 2004-10-15 2011-01-12 株式会社Jrc ベルトコンベヤ装置
KR101030971B1 (ko) * 2010-05-14 2011-04-28 유승업 가변형 아이들러 설치구조
JP2014129151A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Yoko:Kk ベルトコンベアの蛇行調整装置
CN106335745A (zh) * 2015-07-15 2017-01-18 四川省自贡运输机械集团股份有限公司 一种管状带式输送机可调外侧托带装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2007302032B8 (en) Conveyor
JPH0719225U (ja) ベルトコンベヤの可変トラフキャリヤ
FI94512B (fi) Kuulatasolaite
US4106647A (en) Method of handling bars
US5749206A (en) Stretch wrapping apparatus
JPH0524622A (ja) 搬送ベルト用支持具
CN2889976Y (zh) 输送机上调心托辊
JPH0829814B2 (ja) ロ−ラコンベヤ
JPH0478322A (ja) 針状ころ軸受の保持器
JP2641187B2 (ja) ガラス板の位置決め装置
JP2618733B2 (ja) ベルト案内装置付きカーブコンベヤ
JP3388326B2 (ja) カーブコンベア
JP3057680U (ja) 半導体基板の支持装置
ITBG20010047A1 (it) Curva motorizzata per linee piane di trasporto di oggetti a fondo piano, particolarmente libri.
JPH0542211U (ja) 搬送ベルト
JPH0141688Y2 (ja)
CN217296279U (zh) 一种托盘阻挡器
JPH03166107A (ja) スパイラルベルトコンベア
CN215206800U (zh) 传送带限位装置
KR200247977Y1 (ko) 벨트 컨베이어의 아이들러 지지장치
JPH07425Y2 (ja) 長尺材の横移動装置
JPH06305539A (ja) パイプコンベヤにおける自動ベルトねじれ防止装置
JP2001114410A (ja) 搬送ローラユニットおよび搬送装置
JPH0447151Y2 (ja)
KR100779685B1 (ko) 와이어 로프 균등 권취장치