JPH0719170U - 液体食品用容器 - Google Patents

液体食品用容器

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JPH0719170U
JPH0719170U JP4964893U JP4964893U JPH0719170U JP H0719170 U JPH0719170 U JP H0719170U JP 4964893 U JP4964893 U JP 4964893U JP 4964893 U JP4964893 U JP 4964893U JP H0719170 U JPH0719170 U JP H0719170U
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food container
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填された液体食品の電子レンジによる加熱
が可能になり、また、従来の容器本体のようにアルミニ
ウム箔を用いないので、使用済みの液体食品用容器を廃
棄物として燃焼処理した場合に完全燃焼できる。 【構成】 容器本体2を酸化アルミニウムまたは酸化ケ
イ素の蒸着層6を有するポリエステルフィルム7とナイ
ロンフィルム8とポリエチレンフィルム9のフレキシブ
ルフィルムで形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえばコーヒーや牛乳のような液体飲料が充填され、電子レンジ による加熱を可能にするとともに、廃棄物として燃焼処理を可能とした液体食品 用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ロングライフ牛乳のような液体飲料を充填する容器として、紙とア ルミニウム箔とポリエチレンフィルムの3層構造の容器素材で一体構造を形成し たものは知られている。この種の液体飲料容器は、缶やビンに比較して軽量で開 封性がよく、また、アルミニウム箔を介在させたことで、酸素やガスの透過がな く、液体飲料の長期保存に適しているものであることが分かっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記形式の液体食品用容器では、容器素材にアルミニウム箔を介在し たことで、使用済みの液体食品用容器を廃棄物として燃焼処理した場合に、アル ミニウム箔が残り、液体食品用容器を完全燃焼することができないという問題が ある。
【0004】 また、上記形式の液体食品用容器に充填された液体食品を、開封することなく 電子レンジを用いて加熱しようとしても、電子レンジのマグネトロンから発する 電磁波が、容器素材に介在するアルミニウム箔により反射してしまうため。液体 食品を液体食品用容器に入れたままの状態で電子レンジにより加熱することがで きない。
【0005】 本考案は、上記した点に鑑みてなされたもので、廃棄物として燃焼処理する場 合に完全燃焼することができ、また、液体食品を入れたままの状態で電子レンジ による加熱を可能にした液体食品用容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の液体食品用容器は、フレキシブルフィルムで作った上方開口の容器本 体と、口部および導管部を有し導管部が容器本体の内部空間に延在するように容 器本体の開口部に固着される取出装置とを有し、容器本体を酸化アルミニウムま たは酸化ケイ素の蒸着層を有するポリエステルフィルムとナイロンフィルムとポ リエチレンフィルムのフレキシブルフィルムで形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の液体食品用容器においては、容器本体を構成するフレキシブルフィル ムのポリエステルフィルムに酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素の蒸着層を設け たことで、電子レンジのマグネトロンから発する電磁波を透過しても、アルミニ ウム箔と同様に酸素やガスの透過を防ぎ、充填された液体食品の電子レンジによ る加熱を可能にし、また、アルミニウム箔を用いないことで、使用済みの液体食 品用容器を廃棄物として燃焼処理した場合に、液体食品用容器は残留物がなく完 全燃焼される。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。 図1は、本考案による液体食品用容器を自立タイプの液体食品用容器に適用し た例を示し、この液体食品用容器1は、上方開口の袋状容器本体2と、この袋状 容器本体1の上方開口部に固着された内容物取出装置3とから構成されている。 上記袋状容器本体2は、複数枚のプラスチックフィルムをラミネート加工したフ レキシブルフィルムにより形成されている。
【0009】 袋状容器本体2を形成するフレキシブルフィルム4は、図2に示すように、ポ リエステルフィルム(12μ)5と、酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素の透明 蒸着層6を設けたポリエステルフィルム(12μ)7と、延伸ナイロンフィルム (15μ)8と、ポリエチレンフィルム(60μ〜120μ)9をラミネート加 工することで作られている。図2では、フレキシブルフィルム4は4層構造であ るが、表面に位置するポリエステルフィルム5は必要に応じて省くことができ、 この場合には、ポリエステルフィルム7は酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素の 蒸着層6側を延伸ナイロンフィルム8に接合した3層構造となる。
【0010】 上記内容物取出装置3は、ねじ部を設けた口部10と、この口部10に一体に 連接される導管部11とを有し、導管部11の上端部に近い部位には開口12が が形成されている。導管部11の長さは、内容物取出装置3を袋状容器本体2の 開口端に固着した際に、導管部11の下側が袋状容器本体2の底部近くに位置す る長さである。
【0011】 なお、図1において、符号13は口部10に螺着されるキャップである。 しかして、本考案による液体食品用容器においては、容器素材にアルミニウム 箔を用いないフレキシブルフィルム4を用いたことで、使用済みの液体食品用容 器を廃棄物として燃焼処理した場合に、残留物がなく完全燃焼される。また、電 子レンジのマグネトロンから発する電磁波は容器素材の酸化アルミニウムまたは 酸化ケイ素の蒸着層を透過するので、液体食品用容器充填された液体食品を開封 することなくそのままの状態での電子レンジによる加熱が可能になる。さらには 、レトルト殺菌処理を効果的に行なうことができるとともに、無菌包装適性にす ぐれたものとなる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、容器本体を酸化アルミニウムまたは酸化ケ イ素の蒸着層を有するポリエステルフィルムとナイロンフィルムとポリエチレン フィルムのフレキシブルフィルムで形成したことで、電子レンジのマグネトロン から発する電磁波が容器を透過して充填された液体食品に至り、したがって、充 填された液体食品をそのままの状態で電子レンジによる加熱が可能になり、また 、従来の容器のようにアルミニウム箔を用いないことで、使用済みの液体食品用 容器を廃棄物として燃焼処理した場合に残留物を生じさせることなく完全燃焼す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による液体食品用容器の一部を破いて示
す斜視図。
【図2】容器本体をを形成するフレキシブルフィルムを
示す図。
【符号の説明】
1 液体食品用容器 2 袋状容器本体 4 フレキシブルフィルム 5 ポリエステルフィルム 6 透明蒸着層 7 ポリエステルフィルム 8 延伸ナイロンフィルム 9 ポリエチレンフィルム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブルフィルムで作った上方開口の
    容器本体と、口部および導管部を有し導管部が容器本体
    の内部空間に延在するように容器本体の開口部に固着さ
    れる取出装置とを有する液体食品用容器において、容器
    本体を酸化アルミニウムまたは酸化ケイ素の蒸着層を有
    するポリエステルフィルムとナイロンフィルムとポリエ
    チレンフィルムのフレキシブルフィルムで形成したこと
    を特徴とする液体食品用容器。
JP1993049648U 1993-09-13 1993-09-13 液体食品用容器 Expired - Lifetime JP2602039Y2 (ja)

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JPH0719170U true JPH0719170U (ja) 1995-04-07
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003026201A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 注出口付き袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003026201A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 注出口付き袋

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