JPH07191339A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH07191339A
JPH07191339A JP33046493A JP33046493A JPH07191339A JP H07191339 A JPH07191339 A JP H07191339A JP 33046493 A JP33046493 A JP 33046493A JP 33046493 A JP33046493 A JP 33046493A JP H07191339 A JPH07191339 A JP H07191339A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
fpc
circuit board
film
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JP33046493A
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English (en)
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Katsuhiko Shibata
克彦 柴田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

Abstract

(57)【要約】 【構成】液晶表示パネル(PNL)の4方の外周部に配
置され、かつ分割された駆動回路基板(PCB1、PC
B2)とを電気的に接続するのに、フレキシブルプリン
ティドサーキット(FPC)が挿入かつ電気的に接続可
能に形成された凹部(HLW)を有するFPCコネクタ
(FPCC)を凹部(HLW)が対向するようにそれぞ
れ設け、FPCコネクタ(FPCC)および凹部(HL
W)に挿入されたフレキシブルプリンティドサーキット
(FPC)を用いた構成。 【効果】複数枚に分割された駆動回路基板間を電気的に
接続するのにピッチの細かいFPCコネクタおよびFP
Cを用いたので、多色化、多階調化、額縁部の幅縮小
化、製造工程数の低減化、および装置の薄型化に好適な
液晶表示装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネル(液晶
表示素子)と駆動回路基板とを含んで成るアクティブ・
マトリクス方式または単純マトリクス方式の液晶表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、一般に、表示用透明画
素電極と配向膜等をそれぞれ積層した面が対向するよう
に所定の間隙を隔てて2枚の透明ガラス基板を重ね合わ
せ、該両基板間の縁部に枠状に設けたシール材により、
両基板を貼り合わせると共に、シール材の一部に設けた
液晶封入口から両基板間のシール材の内側に液晶を封
入、封止し、さらに両基板の外側に偏光板を設けて成る
液晶表示パネルと、液晶表示パネルの下に配置され、液
晶表示パネルに光を供給するバックライトと、液晶表示
パネルの外周部の外側に配置された駆動回路基板(プリ
ント回路基板)と、これらの各部材を保持するモールド
成形品である枠状体と、これらの各部材を収納し、液晶
表示窓があけられた金属製フレーム等を含んで構成され
ている。
【0003】なお、薄膜トランジスタを使用したアクテ
ィブ・マトリクス方式の液晶表示装置は、例えば特開昭
63−309921号公報や、「冗長構成を採用した1
2.5型アクティブ・マトリクス方式カラー液晶ディスプ
レイ」、日経エレクトロニクス、頁193〜210、1986年12
月15日、日経マグロウヒル社発行、で知られている。
【0004】液晶表示パネルの4方の外周部には液晶表
示パネルの駆動回路基板が「ロ」の字状に配置されてい
る。そのうちの3方の外周部には液晶表示パネルの走査
信号線(ゲート信号線)と映像信号線(ドレイン信号
線)に駆動信号を与えるドライバ(駆動ICチップ)を
それぞれ搭載した複数個のTCP(テープキャリアパッ
ケージ)が実装された3枚(ゲート側1枚とドレイン側
2枚)の駆動回路基板(以下、ドライバを実装した駆動
回路基板をドライバ回路基板と称す)が「コ」の字状に
配置されている。液晶表示パネルの残りの1方の外周部
にはインターフェース回路基板(コントロール回路基板
とも称す)が1枚配置されている。インターフェイス回
路基板は、該液晶表示装置が表示部として組み込まれる
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ワークス
テーション等のセット側からの信号を処理してドライバ
を駆動させる信号に変換する回路基板である。インター
フェイス回路基板は、ドライバをコントロールし、か
つ、駆動用の電圧を作る役目もする。
【0005】ところで、駆動回路基板を作成する場合、
大きな基板用母材から「ロ」の字状や「コ」の字状の1
枚板に切断すると、「ロ」の字や「コ」の字の中央部分
を廃棄しなければならないので、基板材料に無駄が生じ
る。したがって、「ロ」の字や「コ」の字状基板を長方
形状の4枚または3枚に分割・切断することにより、基
板材料を効率的に使用することができ、無駄を省くこと
ができるので、製造コストを低減することができる。な
お、このように複数枚に分割した駆動回路基板を電気的
に接続するのに、従来はジョイナ、FPC(フレキシブ
ルプリンティドサーキット)、あるいはフラットケーブ
ルを使用し、これらを駆動回路基板上に直接半田付けに
より接続していた。
【0006】図16(a)は、従来のジョイナの部分平
面図、(b)は(a)の矢印S方向から見た側面図であ
る。JNはジョイナ、LDは例えばスズメッキしたCu
線から成るリード線、INSはそれぞれ平行に配置され
た複数本のリード線LDを保持する柔軟な絶縁体であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アクティブ・マトリク
ス方式および単純マトリクス方式の液晶表示装置におい
て、アナログ方式の駆動ICチップは消費電力が大き
く、かつ、スピードが遅いため、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーション等の画素数の多い液晶表示パネ
ルを駆動することができない。このため、デジタル方式
のドライバが用いられている。アクティブ・マトリクス
方式あるいは単純マトリクス方式のカラー液晶表示装置
の色数は、8色から512色程度であり、ドレインドラ
イバ回路基板と、インターフェイス回路基板間の信号本
数は、高々20本程度である。
【0008】しかし、近年、カラー液晶表示装置の多色
化の進行に伴って、階調を指定する赤、緑、青の映像信
号線の本数が増加し、さらに、階調電圧の数が増加する
ことにより、当該液晶表示装置が組み込まれるパソコン
等のセット側と液晶表示パネル間のインターフェースの
機能を有する部分が複雑化し、ドレインドライバ回路基
板とインターフェイス回路基板間の電気的接続が難しく
なってきている。すなわち、液晶表示装置の色数は40
96色から、26万色、1千7百万色と多色化が急速に
進み、例えば4096色の場合、3(赤、緑、青の3種
類)×4(16階調)=12本、26万色の場合、3×
6(64階調)=18本、1千7百万色の場合、3×8
(16階調)=24本である。これらのデータ信号以外
に、色数に比例して増加する階調電圧、クロック、電源
電圧を接続するため、さらに数10本接続する必要があ
る。デジタル方式のドライバでは、例えば16階調表示
の場合、赤、緑、青の各画素に対してそれぞれ4ビット
(24=16)のデータが必要となる。一般的に、51
2〜4096色表示のアクティブ・マトリクス方式の液
晶表示装置の場合、赤、緑、青の各画素に対してそれぞ
れ12〜16ビットのデータ本数が用いられている。し
たがって、ドライバのスピードにもよるが、ドレインド
ライバ回路基板とインターフェイス回路基板間のデータ
本数は30本前後となる。さらに、これらのデータ信号
以外に階調電圧、クロック、電源電圧も接続する必要が
あり、40本程度になる。40本をジョイナやFPCに
よって接続しようとすると、幅が40mm以上となる。
また、この場合、組立精度上からも非常に困難である。
【0009】また、現在、ノートブックサイズのパソコ
ンやワープロの市場が急激に拡大しており、これらに液
晶表示装置を実装するために、表示画面の周囲のいわゆ
る額縁部の幅をできるだけ縮小したいという要求が強く
なっている。額縁部の幅を小さくするためには、液晶表
示パネルの外周部の駆動回路基板の幅を小さくしなけれ
ばならない。このように、駆動回路基板の幅をできるだ
け小さくして、接続本数を増やすには、接続の密度を増
やす以外に方法はない。さらに、ノートブックサイズの
パソコン等は、液晶表示装置の厚さも薄いことが要求さ
れる。
【0010】従来の駆動回路基板に直接半田付けするジ
ョイナは、駆動回路基板の寸法に対して接続できる信号
の本数が少ない。すなわち、図16に示したように、ジ
ョイナJNは幅約0.5mmの複数本のリード線LDを
柔軟な絶縁体INSで保持する構成である。すなわち、
リード線LDを回路基板に接続するとき、リード線LD
が回路基板のパッドの適切な位置に調整できるようにあ
る程度柔軟になっている。また、回路基板とのジョイナ
JNのリード線LDの接続部はむき出しで線形が細く、
変形し易いため、自動的に接続するのが困難である。ま
た、リード線LDを半田付けするとき、半田めっきある
いはディップされた回路基板上のリード線がつぶれ、半
田がはみ出てくる。また、リード線LD間の精度も低い
(リード間の寸法公差±0.1mm、両端間の寸法公差
±0.3mm)。このため、ピッチは高々1mm程度で
ある。また、表示画面の周囲の額縁部の幅を小さくしよ
うとすると、接続可能な信号の本数が限られる。例えば
20mm程度の幅の駆動回路基板間に数10本の信号線
を接続するのは困難である。
【0011】また、従来のFPCやフラットケーブルを
駆動回路基板に直接半田付けする接続方法でも、FPC
やフラットケーブルは複数本のリード線を絶縁層ではさ
んで支持したものであるが、FPCやフラットケーブル
におけるリード線のピッチは高々1mmと大きいこと、
FPC自体の配線ピッチは0.1〜0.2mm、もしく
はそれ以上に小さくすることも可能であるが、半田付け
の作業が難しくなること、かつ、リード線が細くなり、
強度が弱くなるため、現状では高密度の実装が不可能で
ある。
【0012】本発明の目的は、複数枚に分割された駆動
回路基板間を電気的に接続するのにピッチの細かい電気
的接続可能な手段を用い、多色化、多階調化、額縁部の
幅縮小化、装置の薄型化に好適な液晶表示装置を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、液晶表示パネルと、少なくとも2枚に分
割された駆動回路基板とを有し、分割された前記駆動回
路基板の面上に、FPCが挿入かつ電気的に接続可能に
形成された凹部を有するFPCコネクタを前記凹部が対
向するようにそれぞれ設け、前記FPCコネクタおよび
前記凹部に挿入されたFPCにより複数枚の前記駆動回
路基板を電気的に接続した液晶表示装置を提供する。前
記駆動回路基板は、通常、前記液晶表示パネルの3方ま
たは4方の外周部に配置されている。ドライバ回路基板
とインターフェイス回路基板とを前記FPCコネクタお
よび前記FPCにより電気的に接続してもよいし、ドラ
イバ回路基板どうしを電気的に接続してもよい。ただ
し、ゲート側とドレイン側のドライバ回路基板どうし
は、クロックおよび電源の接続だけなので、従来のジョ
イナやFPC等によっても対応可能である。
【0014】
【作用】本発明の液晶表示装置では、FPCコネクタお
よびFPCのリード線のピッチは小さいので、ジョイナ
等を用いた接続方法に比べて、より小さい接続幅および
接続面積で多数の信号線の接続が可能となる。例えば1
mmピッチの従来のジョイナで接続すると、40本の信
号線では約40mmの幅となるが、本発明による例えば
0.5mmピッチのFPCコネクタおよびFPCを用い
れば約20mmとなり、ジョイナで接続する場合の2倍
の本数が接続可能である。また、接続面積はFPCコネ
クタの実装面積で決まり、ジョイナの例えば1/3とな
る。また、ジョイナのリード線接続部はリード線が露出
しており、変形し易く、自動的に接続するのが困難であ
り、また、リード線の数が増えるほど、組立精度がきび
しくなる。一方、本発明によるFPCコネクタおよびF
PCの場合は、FPCがFPCコネクタに挿入された構
造なので、一般的な自動実装のマウンタを使用すること
ができ、組立の面からも有利である。また、製造工程数
も低減することができる。また、本発明では、FPCコ
ネクタのリードピン間および該リードピンの両端間の寸
法公差が小さく(例えばリードピン間は±30μm、両
端間は±50μm)、リードピン間の精度が高い。ま
た、FPCコネクタは例えば半田リフローにより実装す
ることができるので、駆動回路基板に形成したパターン
に正確に接続することができる。また、2個のFPCコ
ネクタ間を電気的に接続するFPC上に形成されるリー
ド線の寸法精度は例えば±10μm程度が可能である。
すなわち、FPCコネクタを用いることにより、例えば
20mm程度の幅の駆動回路基板間に40本程度の信号
を接続することが可能となる。さらに、FPCの下の駆
動回路基板上にコンデンサ、抵抗等のチップ部品等を実
装することも可能であり、面積縮小化に有利である。
【0015】
【実施例】本発明、本発明の更に他の目的及び本発明の
更に他の特徴は図面を参照した以下の説明から明らかと
なるであろう。
【0016】《アクティブ・マトリクス液晶表示装置》
以下、アクティブ・マトリクス方式のカラー液晶表示装
置にこの発明を適用した実施例を説明する。なお、以下
説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0017】《液晶表示モジュールの全体構成》図5
は、液晶表示モジュールMDLの各構成部品を示す分解
斜視図である。
【0018】SHDは金属板から成る枠状のシールドケ
ース(メタルフレーム)、LCWはその表示窓、PNL
は液晶表示パネル、SPBは光拡散板、MFRは中間フ
レーム、BLはバックライトの光源である冷陰極蛍光
灯、BLSはバックライト支持体、LCAは下側ケース
であり、図に示すような上下の配置関係で各部材が積み
重ねられて液晶表示モジュールMDLが組み立てられ
る。
【0019】液晶表示モジュールMDLは、シールドケ
ースSHDに設けられた爪CLとフックFKによって全
体が固定されるようになっている。
【0020】中間フレームMFRは表示窓LCWに対応
する開口が設けられるように枠状に形成され、その枠部
分には拡散板SPB、バックライト支持体BLS並びに
各種回路部品の形状や厚みに応じた凹凸や、放熱用の開
口が設けられている。
【0021】下側ケースLCAはバックライト光の反射
体も兼ねており、効率のよい反射ができるよう、蛍光管
BLに対応して反射山RMが形成されている。
【0022】《表示パネルPNLと駆動回路基板PCB
1および駆動回路基板PCB2》図1は、図9等に示し
た液晶表示パネルPNLに映像信号駆動回路He、Ho
と垂直走査回路V、および電源回路・CRT→TFT変
換回路SUPを接続した状態を示す上面図である。
【0023】CHIは液晶表示パネルPNLを駆動させ
る駆動ICチップ(すなわち、ドライバ。下側の3個は
垂直走査回路側の駆動ICチップ、左右の6個ずつは映
像信号駆動回路側の駆動ICチップ)である。TCPは
図14、図15で後述するように駆動用ICチップCH
Iがテープ・オートメイティド・ボンディング(TA
B)法により実装されたテープキャリアパッケージ、P
CB1はテープキャリアパッケージTCPやコンデンサ
CDS等が実装された駆動回路基板(ドライバ回路基
板)で、略長方形状に3つに分割され、液晶表示パネル
PNLの3方の外周部に「コ」の字状に配置されてい
る。FGPはフレームグランドパッドであり、シールド
ケースSHDに切り込んで設けられたバネ状の破片FG
(図5参照)が半田付けされる。FCは下側の駆動回路
基板PCB1と左側の駆動回路基板PCB1、および下
側の駆動回路基板PCB1と右側の駆動回路基板PCB
1とを電気的に接続するフラットケーブルである。フラ
ットケーブルFCは、複数のリード線(りん青銅の素材
にSn鍍金を施したもの)をストライプ状のポリエチレ
ン層とポリビニルアルコール層とでサンドイッチして支
持したものを使用する。液晶表示パネルPNLの残りの
1方の外周部には、駆動回路基板PCB2が配置されて
いる。この駆動回路基板PCB2は、インターフェイス
回路基板あるいはコントローラ回路基板と称され、コン
トローラCTRの他、IC、コンデンサ、抵抗等の電子
部品(図示省略)が搭載されている。この駆動回路基板
PCB2には、1つの電圧源から複数の分圧した安定化
された電圧源を得るための電源回路や、ホスト(上位演
算処理装置)からのCRT(陰極線管)用の情報をTF
T液晶表示装置用の情報に変換する回路を含む回路SU
Pが搭載されている。
【0024】FPCCはFPC(フレキシブルプリンテ
ィドサーキット)コネクタ、FPCはフレキシブルプリ
ンティドサーキット(FPC)、HLWはFPCコネク
タFPCCに設けられ、フレキシブルプリンティドサー
キットFPCが挿入かつ電気的接続可能に形成された凹
部、LP(図3)はFPCコネクタFPCCのリードピ
ン、図4において、LDはフレキシブルプリンティドサ
ーキットFPCのリード線、BFはベースフィルム、C
Fはカバーフィルム、RBは補強板、BDは接着剤層で
ある。
【0025】上側の駆動回路基板(インターフェイス回
路基板)PCB2と左側の駆動回路基板PCB1、およ
び上側の駆動回路基板PCB2と右側の駆動回路基板P
CB1とは、それぞれ2個の表面実装型のFPCコネク
タFPCCおよび1枚のフレキシブルプリンティドサー
キットFPCにより電気的に接続されている。図2は、
図1のA−A′切断線における概略断面図である。図3
(a)はFPCコネクタFPCCの上面図、(b)は正
面図、(c)は、(a)のB−B′切断線における断面
図である。図4(a)はフレキシブルプリンティドサー
キットFPCの平面図、(b)は(a)のC−C′切断
線における断面図、(c)は(b)のD部の拡大図であ
る。すなわち、図1、図2に示すように、分割された駆
動回路基板PCB1、PCB2の面上に、2個のFPC
コネクタFPCCを、凹部HLWが対向するように設
け、各凹部HLWにはフレキシブルプリンティドサーキ
ットFPCが挿入され、これにより駆動回路基板PCB
1、2が電気的に接続される。FPCコネクタFPCC
およびフレキシブルプリンティドサーキットFPCのリ
ード線LDの数は30本、ピッチは0.5mmである。
なお、駆動回路基板にFPCコネクタを接続するには、
FPCコネクタFPCCのリードピンLPが接続される
半田付け用パッドを駆動回路基板上に設けておき、半田
リフローにより接続する。接続ピッチの最小は、半田リ
フロー等の製造技術で決まる。これらの接続面積は、F
PCコネクタFPCCの実装面積により決まる。図2に
示すように、フレキシブルプリンティドサーキットFP
Cの下の駆動回路基板PCB1、PCB2上にコンデン
サ、抵抗等のチップ部品EP等を実装することも可能で
あり、従来のジョイナ等を用いて電気的に接続するのに
比べて必要な面積を縮小することができる。また、FP
CコネクタFPCCの高さも2mm程度で、液晶表示パ
ネルPNLを構成する透明ガラス基板の厚さや、駆動回
路基板上に実装されるコンデンサ、抵抗等のチップ部品
の厚さとほとんど同じ程度であり、液晶表示装置の薄型
化に対しても有効である。このように、表面実装型狭ピ
ッチのFPCコネクタおよびFPCを用いることによ
り、従来のジョイナ等を用いた接続方法に比べて、より
小さい接続幅および接続面積で多数の信号線の接続が可
能となる。例えば1mmピッチの従来のジョイナで接続
すると、40本の信号線では約40mmの幅となるが、
本発明による0.5mmピッチのFPCコネクタおよび
FPCを用いれば約20mmとなり、ジョイナで接続す
る場合の2倍の本数が接続可能である。リード線LDの
数が増える程、FPCコネクタの方が有利となる。ま
た、接続面積はジョイナの1/3となる。また、前述の
ようにジョイナのリード線接続部はリード線が露出して
おり(図16参照)、変形し易く、自動的に接続するの
が困難であり、また、リード線の数が増えるほど、組立
精度がきびしくなる。一方、本発明によるFPCコネク
タおよびFPCの場合は、一般的な自動実装のマウンタ
を使用することができ、組立の面からも有利である。ま
た、製造工程数も低減することができる。本発明では、
FPCコネクタのリードピンLP間および該リードピン
LPの両端間の寸法公差が小さく(リードピン間は±3
0μm、両端間は±50μm)、リードピン間の精度が
高い。また、FPCコネクタは半田リフローにより実装
することができるので、駆動回路基板に形成したパター
ンに正確に接続することができる。また、2個のFPC
コネクタ間を電気的に接続するFPC上に形成されるリ
ード線の寸法精度は±10μm程度が可能である。すな
わち、FPCコネクタを用いることにより、20mm程
度の幅の駆動回路基板間に40本程度の信号を接続する
ことが可能となる。
【0026】《マトリクス部の概要》図6はこの発明が
適用されるアクティブ・マトリクス方式カラー液晶表示
装置の一画素とその周辺を示す平面図、図7は図6の7
−7切断線における断面であるマトリクスの画素部を中
央に、両側にパネル角付近と映像信号端子部付近を示す
断面図である。図8は図6の8−8切断線における断面
図である。
【0027】図6に示すように、各画素は隣接する2本
の走査信号線(ゲート信号線または水平信号線)GL
と、隣接する2本の映像信号線(ドレイン信号線または
垂直信号線)DLとの交差領域内(4本の信号線で囲ま
れた領域内)に配置されている。各画素は薄膜トランジ
スタTFT、透明画素電極ITO1および保持容量素子
Caddを含む。走査信号線GLは図では左右方向に延在
し、上下方向に複数本配置されている。映像信号線DL
は上下方向に延在し、左右方向に複数本配置されてい
る。
【0028】図7に示すように、液晶層LCを基準にし
て下部透明ガラス基板SUB1側には薄膜トランジスタ
TFTおよび透明画素電極ITO1が形成され、上部透
明ガラス基板SUB2側にはカラーフィルタFIL、遮
光用ブラックマトリクスパターンBMが形成されてい
る。透明ガラス基板SUB1、SUB2の両面にはディ
ップ処理等によって形成された酸化シリコン膜SIOが
設けられている。
【0029】上部透明ガラス基板SUB2の内側(液晶
LC側)の表面には、遮光膜BM、カラーフィルタFI
L、保護膜PSV2、共通透明画素電極ITO2(CO
M)および上部配向膜ORI2が順次積層して設けられ
ている。
【0030】《マトリクス周辺の概要》図9は上下のガ
ラス基板SUB1,SUB2を含む表示パネルPNLの
マトリクス(AR)周辺の要部平面を、図10は図9の
パネル左上角部に対応するシール部SL付近の拡大平面
を示す図である。また、図7はマトリクスの画素部の断
面を中央にして、左側に図10の8a−8a切断線にお
ける断面を、右側に映像信号駆動回路が接続されるべき
外部接続端子DTM付近の断面を示す図である。
【0031】このパネルの製造では、小さいサイズであ
ればスループット向上のため1枚のガラス基板で複数個
分のデバイスを同時に加工してから分割し、大きいサイ
ズであれば製造設備の共用のためどの品種でも標準化さ
れた大きさのガラス基板を加工してから各品種に合った
サイズに小さくし、いずれの場合も一通りの工程を経て
からガラスを切断する。図9、図10は後者の例を示す
もので、図9は上下基板SUB1,SUB2の切断後
を、図10は切断前を表しており、LNは両基板の切断
前の縁を、CT1とCT2はそれぞれ基板SUB1,S
UB2の切断すべき位置を示す。いずれの場合も、完成
状態では外部接続端子群Tg,Td(添字略)が存在す
る(図で上下辺と左辺の)部分はそれらを露出するよう
に上側基板SUB2の大きさが下側基板SUB1よりも
内側に制限されている。端子群Tg,Tdはそれぞれ後
述する走査回路接続用端子GTM、映像信号回路接続用
端子DTMとそれらの引出配線部を集積回路チップCH
Iが搭載されたテープキャリアパッケージTCP(図1
4、図15)の単位に複数本まとめて名付けたものであ
る。各群のマトリクス部から外部接続端子部に至るまで
の引出配線は、両端に近づくにつれ傾斜している。これ
は、パッケージTCPの配列ピッチ及び各パッケージT
CPにおける接続端子ピッチに表示パネルPNLの端子
DTM,GTMを合わせるためである。
【0032】透明ガラス基板SUB1、SUB2の間に
はその縁に沿って、液晶封入口INJを除き、液晶LC
を封止するようにシールパターンSLが形成される。シ
ール材は例えばエポキシ樹脂から成る。上部透明ガラス
基板SUB2側の共通透明画素電極ITO2は、少なく
とも一箇所において、本実施例ではパネルの4角で銀ペ
ースト材AGPによって下部透明ガラス基板SUB1側
に形成されたその引出配線INTに接続されている。こ
の引出配線INTは後述するゲート端子GTM、ドレイ
ン端子DTMと同一製造工程で形成される。
【0033】配向膜ORI1、ORI2、透明画素電極
ITO1、共通透明画素電極ITO2、それぞれの層
は、シールパターンSLの内側に形成される。偏光板P
OL1、POL2はそれぞれ下部透明ガラス基板SUB
1、上部透明ガラス基板SUB2の外側の表面に形成さ
れている。液晶LCは液晶分子の向きを設定する下部配
向膜ORI1と上部配向膜ORI2との間でシールパタ
ーンSLで仕切られた領域に封入されている。下部配向
膜ORI1は下部透明ガラス基板SUB1側の保護膜P
SV1の上部に形成される。
【0034】この液晶表示装置は、下部透明ガラス基板
SUB1側、上部透明ガラス基板SUB2側で別個に種
々の層を積み重ね、シールパターンSLを基板SUB2
側に形成し、下部透明ガラス基板SUB1と上部透明ガ
ラス基板SUB2とを重ね合わせ、シール材SLの開口
部INJから液晶LCを注入し、注入口INJをエポキ
シ樹脂などで封止し、上下基板を切断することによって
組み立てられる。
【0035】《薄膜トランジスタTFT》次に、図6に
戻り、TFT基板SUB1側の構成を詳しく説明する。
【0036】薄膜トランジスタTFTは、ゲート電極G
Tに正のバイアスを印加すると、ソース−ドレイン間の
チャネル抵抗が小さくなり、バイアスを零にすると、チ
ャネル抵抗は大きくなるように動作する。
【0037】各画素には複数(2つ)の薄膜トランジス
タTFT1、TFT2が冗長して設けられる。薄膜トラ
ンジスタTFT1、TFT2のそれぞれは、実質的に同
一サイズ(チャネル長、チャネル幅が同じ)で構成さ
れ、ゲート電極GT、ゲート絶縁膜GI、i型(真性、
intrinsic、導電型決定不純物がドープされていない)
非晶質シリコン(Si)からなるi型半導体層AS、一
対のソース電極SD1、ドレイン電極SD2を有す。な
お、ソース、ドレインは本来その間のバイアス極性によ
って決まるもので、この液晶表示装置の回路ではその極
性は動作中反転するので、ソース、ドレインは動作中入
れ替わると理解されたい。しかし、以下の説明では、便
宜上一方をソース、他方をドレインと固定して表現す
る。
【0038】《ゲート電極GT》ゲート電極GTは走査
信号線GLから垂直方向に突出する形状で構成されてい
る(T字形状に分岐されている)。ゲート電極GTは薄
膜トランジスタTFT1、TFT2のそれぞれの能動領
域を越えるよう突出している。薄膜トランジスタTFT
1、TFT2のそれぞれのゲート電極GTは、一体に
(共通のゲート電極として)構成されており、走査信号
線GLに連続して形成されている。本例では、ゲート電
極GTは、単層の第2導電膜g2で形成されている。第
2導電膜g2としては例えばスパッタで形成されたアル
ミニウム(Al)膜が用いられ、その上にはAlの陽極
酸化膜AOFが設けられている。
【0039】このゲート電極GTはi型半導体層ASを
完全に覆うよう(下方からみて)それより大き目に形成
され、i型半導体層ASに外光やバックライト光が当た
らないよう工夫されている。
【0040】《走査信号線GL》走査信号線GLは第2
導電膜g2で構成されている。この走査信号線GLの第
2導電膜g2はゲート電極GTの第2導電膜g2と同一
製造工程で形成され、かつ一体に構成されている。ま
た、走査信号線GL上にもAlの陽極酸化膜AOFが設
けられている。
【0041】《絶縁膜GI》絶縁膜GIは、薄膜トラン
ジスタTFT1、TFT2において、ゲート電極GTと
共に半導体層ASに電界を与えるためのゲート絶縁膜と
して使用される。絶縁膜GIはゲート電極GTおよび走
査信号線GLの上層に形成されている。絶縁膜GIとし
ては例えばプラズマCVDで形成された窒化シリコン膜
が選ばれ、1200〜2700Åの厚さに(本実施例で
は、2000Å程度)形成される。ゲート絶縁膜GIは
図10に示すように、マトリクス部ARの全体を囲むよ
うに形成され、周辺部は外部接続端子DTM,GTMを
露出するよう除去されている。絶縁膜GIは走査信号線
GLと映像信号線DLの電気的絶縁にも寄与している。
【0042】《i型半導体層AS》i型半導体層AS
は、本例では薄膜トランジスタTFT1、TFT2のそ
れぞれに独立した島となるよう形成され、非晶質シリコ
ンで、200〜2200Åの厚さに(本実施例では、2
000Å程度の膜厚)で形成される。層d0はオーミッ
クコンタクト用のリン(P)をドープしたN(+)型非晶
質シリコン半導体層であり、下側にi型半導体層ASが
存在し、上側に導電層d2(d3)が存在するところの
みに残されている。
【0043】i型半導体層ASは走査信号線GLと映像
信号線DLとの交差部(クロスオーバ部)の両者間にも
設けられている。この交差部のi型半導体層ASは交差
部における走査信号線GLと映像信号線DLとの短絡を
低減する。
【0044】《透明画素電極ITO1》透明画素電極I
TO1は液晶表示部の画素電極の一方を構成する。
【0045】透明画素電極ITO1は薄膜トランジスタ
TFT1のソース電極SD1および薄膜トランジスタT
FT2のソース電極SD1の両方に接続されている。こ
のため、薄膜トランジスタTFT1、TFT2のうちの
1つに欠陥が発生しても、その欠陥が副作用をもたらす
場合はレーザ光等によって適切な箇所を切断し、そうで
ない場合は他方の薄膜トランジスタが正常に動作してい
るので放置すれば良い。透明画素電極ITO1は第1導
電膜d1によって構成されており、この第1導電膜d1
はスパッタリングで形成された透明導電膜(Indium-Tin
-Oxide ITO:ネサ膜)からなり、1000〜200
0Åの厚さに(本実施例では、1400Å程度の膜厚)
形成される。
【0046】《ソース電極SD1、ドレイン電極SD
2》ソース電極SD1、ドレイン電極SD2のそれぞれ
は、N(+)型半導体層d0に接触する第2導電膜d2と
その上に形成された第3導電膜d3とから構成されてい
る。
【0047】第2導電膜d2はスパッタで形成したクロ
ム(Cr)膜を用い、500〜1000Åの厚さに(本
実施例では、600Å程度)で形成される。Cr膜は膜
厚を厚く形成するとストレスが大きくなるので、200
0Å程度の膜厚を越えない範囲で形成する。Cr膜はN
(+)型半導体層d0との接着性を良好にし、第3導電膜
d3のAlがN(+)型半導体層d0に拡散することを防
止する(いわゆるバリア層の)目的で使用される。第2
導電膜d2として、Cr膜の他に高融点金属(Mo、T
i、Ta、W)膜、高融点金属シリサイド(MoS
2、TiSi2、TaSi2、WSi2)膜を用いてもよ
い。
【0048】第3導電膜d3はAlのスパッタリングで
3000〜5000Åの厚さに(本実施例では、400
0Å程度)形成される。Al膜はCr膜に比べてストレ
スが小さく、厚い膜厚に形成することが可能で、ソース
電極SD1、ドレイン電極SD2および映像信号線DL
の抵抗値を低減したり、ゲート電極GTやi型半導体層
ASに起因する段差乗り越えを確実にする(ステップカ
バーレッジを良くする)働きがある。
【0049】第2導電膜d2、第3導電膜d3を同じマ
スクパターンでパターニングした後、同じマスクを用い
て、あるいは第2導電膜d2、第3導電膜d3をマスク
として、N(+)型半導体層d0が除去される。つまり、
i型半導体層AS上に残っていたN(+)型半導体層d0
は第2導電膜d2、第3導電膜d3以外の部分がセルフ
アラインで除去される。このとき、N(+)型半導体層d
0はその厚さ分は全て除去されるようエッチングされる
ので、i型半導体層ASも若干その表面部分がエッチン
グされるが、その程度はエッチング時間で制御すればよ
い。
【0050】《映像信号線DL》映像信号線DLはソー
ス電極SD1、ドレイン電極SD2と同層の第2導電膜
d2、第3導電膜d3で構成されている。
【0051】《保護膜PSV1》薄膜トランジスタTF
Tおよび透明画素電極ITO1上には保護膜PSV1が
設けられている。保護膜PSV1は主に薄膜トランジス
タTFTを湿気等から保護するために形成されており、
透明性が高くしかも耐湿性の良いものを使用する。保護
膜PSV1はたとえばプラズマCVD装置で形成した酸
化シリコン膜や窒化シリコン膜で形成されており、1μ
m程度の膜厚で形成する。
【0052】保護膜PSV1は図10に示すように、マ
トリクス部ARの全体を囲むように形成され、周辺部は
外部接続端子DTM,GTMを露出するよう除去され、
また上基板側SUB2の共通電極COMを下側基板SU
B1の外部接続端子接続用引出配線INTに銀ペースト
AGPで接続する部分も除去されている。保護膜PSV
1とゲート絶縁膜GIの厚さ関係に関しては、前者は保
護効果を考え厚くされ、後者はトランジスタの相互コン
ダクタンスgmを薄くされる。従って図10に示すよう
に、保護効果の高い保護膜PSV1は周辺部もできるだ
け広い範囲に亘って保護するようゲート絶縁膜GIより
も大きく形成されている。
【0053】《遮光膜BM》上部透明ガラス基板SUB
2側には、外部光又はバックライト光がi型半導体層A
Sに入射しないよう遮光膜BMが設けられている。図6
に示す遮光膜BMの閉じた多角形の輪郭線は、その内側
が遮光膜BMが形成されない開口を示している。遮光膜
BMは光に対する遮蔽性が高いたとえばアルミニウム膜
やクロム膜等で形成されており、本実施例ではクロム膜
がスパッタリングで1300Å程度の厚さに形成され
る。
【0054】従って、薄膜トランジスタTFT1、TF
T2のi型半導体層ASは上下にある遮光膜BMおよび
大き目のゲート電極GTによってサンドイッチにされ、
外部の自然光やバックライト光が当たらなくなる。遮光
膜BMは各画素の周囲に格子状に形成され(いわゆるブ
ラックマトリクス)、この格子で1画素の有効表示領域
が仕切られている。従って、各画素の輪郭が遮光膜BM
によってはっきりとし、コントラストが向上する。つま
り、遮光膜BMはi型半導体層ASに対する遮光とブラ
ックマトリクスとの2つの機能をもつ。
【0055】透明画素電極ITO1のラビング方向の根
本側のエッジ部分(図6右下部分)も遮光膜BMによっ
て遮光されているので、上記部分にドメインが発生した
としても、ドメインが見えないので、表示特性が劣化す
ることはない。
【0056】遮光膜BMは周辺部にも額縁状に形成さ
れ、そのパターンはドット状に複数の開口を設けた図6
に示すマトリクス部のパターンと連続して形成されてい
る。周辺部の遮光膜BMは図10に示すように、シール
部SLの外側に延長され、パソコン等の実装機に起因す
る反射光等の漏れ光がマトリクス部に入り込むのを防い
でいる。他方、この遮光膜BMは基板SUB2の縁より
も約0.3〜1.0mm程内側に留められ、基板SUB
2の切断領域を避けて形成されている。
【0057】《カラーフィルタFIL》カラーフィルタ
FILは画素に対向する位置に赤、緑、青の繰り返しで
ストライプ状に形成される。カラーフィルタFILは透
明画素電極ITO1の全てを覆うように大き目に形成さ
れ、遮光膜BMはカラーフィルタFILおよび透明画素
電極ITO1のエッジ部分と重なるよう透明画素電極I
TO1の周縁部より内側に形成されている。
【0058】カラーフィルタFILは次のように形成す
ることができる。まず、上部透明ガラス基板SUB2の
表面にアクリル系樹脂等の染色基材を形成し、フォトリ
ソグラフィ技術で赤色フィルタ形成領域以外の染色基材
を除去する。この後、染色基材を赤色染料で染め、固着
処理を施し、赤色フィルタRを形成する。つぎに、同様
な工程を施すことによって、緑色フィルタG、青色フィ
ルタBを順次形成する。
【0059】《保護膜PSV2》保護膜PSV2はカラ
ーフィルタFILの染料が液晶LCに漏れることを防止
するために設けられている。保護膜PSV2はたとえば
アクリル樹脂、エポキシ樹脂等の透明樹脂材料で形成さ
れている。
【0060】《共通透明画素電極ITO2》共通透明画
素電極ITO2は、下部透明ガラス基板SUB1側に画
素ごとに設けられた透明画素電極ITO1に対向し、液
晶LCの光学的な状態は各画素電極ITO1と共通透明
画素電極ITO2との間の電位差(電界)に応答して変
化する。この共通透明画素電極ITO2にはコモン電圧
Vcomが印加されるように構成されている。本実施例で
は、コモン電圧Vcomは映像信号線DLに印加される最
小レベルの駆動電圧Vdminと最大レベルの駆動電圧V
dmaxとの中間直流電位に設定されるが、映像信号駆動
回路で使用される集積回路の電源電圧を約半分に低減し
たい場合は、交流電圧を印加すれば良い。なお、共通透
明画素電極ITO2の平面形状は図10を参照された
い。
【0061】《保持容量素子Caddの構造》透明画素電
極ITO1は、薄膜トランジスタTFTと接続される端
部と反対側の端部において、隣りの走査信号線GLと重
なるように形成されている。この重ね合わせは、図8か
らも明らかなように、透明画素電極ITO1を一方の電
極PL2とし、隣りの走査信号線GLを他方の電極PL
1とする保持容量素子(静電容量素子)Caddを構成す
る。この保持容量素子Caddの誘電体膜は、薄膜トラン
ジスタTFTのゲート絶縁膜として使用される絶縁膜G
Iおよび陽極酸化膜AOFで構成されている。
【0062】保持容量素子Caddは走査信号線GLの第
2導電膜g2の幅を広げた部分に形成されている。な
お、映像信号線DLと交差する部分の第2導電膜g2は
映像信号線DLとの短絡の確率を小さくするため細くさ
れている。
【0063】保持容量素子Caddの電極PL1の段差部
において透明画素電極ITO1が断線しても、その段差
をまたがるように形成された第2導電膜d2および第3
導電膜d3で構成された島領域によってその不良は補償
される。
【0064】《ゲート端子部》図11は表示マトリクス
の走査信号線GLからその外部接続端子GTMまでの接
続構造を示す図であり、(A)は平面であり(B)は
(A)のB−B切断線における断面を示している。な
お、同図は図10下方付近に対応し、斜め配線の部分は
便宜状一直線状で表した。
【0065】AOは写真処理用のマスクパターン、言い
換えれば選択的陽極酸化のホトレジストパターンであ
る。従って、このホトレジストは陽極酸化後除去され、
図に示すパターンAOは完成品としては残らないが、ゲ
ート配線GLには断面図に示すように酸化膜AOFが選
択的に形成されるのでその軌跡が残る。平面図におい
て、ホトレジストの境界線AOを基準にして左側はレジ
ストで覆い陽極酸化をしない領域、右側はレジストから
露出され陽極酸化される領域である。陽極酸化されたA
L層g2は表面にその酸化物Al23膜AOFが形成さ
れ下方の導電部は体積が減少する。勿論、陽極酸化はそ
の導電部が残るように適切な時間、電圧などを設定して
行われる。マスクパターンAOは走査線GLに単一の直
線では交差せず、クランク状に折れ曲がって交差させて
いる。
【0066】図中AL層g2は、判り易くするためハッ
チを施してあるが、陽極化成されない領域は櫛状にパタ
ーニングされている。これは、Al層の幅が広いと表面
にホイスカが発生するので、1本1本の幅は狭くし、そ
れらを複数本並列に束ねた構成とすることにより、ホイ
スカの発生を防ぎつつ、断線の確率や導電率の犠牲を最
低限に押さえる狙いである。従って、本例では櫛の根本
に相当する部分もマスクAOに沿ってずらしている。
【0067】ゲート端子GTMは酸化珪素SIO層と接
着性が良くAl等よりも耐電触性の高いCr層g1と、
更にその表面を保護し画素電極ITO1と同レベル(同
層、同時形成)の透明導電層d1とで構成されている。
なお、ゲート絶縁膜GI上及びその側面部に形成された
導電層d2及びd3は、導電層d3やd2のエッチング
時ピンホール等が原因で導電層g2やg1が一緒にエッ
チングされないようその領域をホトレジストで覆ってい
た結果として残っているものである。又、ゲート絶縁膜
GIを乗り越えて右方向に延長されたITO層d1は同
様な対策を更に万全とさせたものである。
【0068】平面図において、ゲート絶縁膜GIはその
境界線よりも右側に、保護膜PSV1もその境界線より
も右側に形成されており、左端に位置する端子部GTM
はそれらから露出し外部回路との電気的接触ができるよ
うになっている。図では、ゲート線GLとゲート端子の
一つの対のみが示されているが、実際はこのような対が
図10に示すように上下に複数本並べられ端子群Tg
(図10)が構成され、ゲート端子の左端は、製造過程
では、基板の切断領域CT1を越えて延長され配線SH
gによって短絡される。製造過程におけるこのような短
絡線SHgは陽極化成時の給電と、配向膜ORI1のラ
ビング時等の静電破壊防止に役立つ。
【0069】《ドレイン端子DTM》図12は映像信号
線DLからその外部接続端子DTMまでの接続を示す図
であり、(A)はその平面を示し、(B)は(A)のB
−B切断線における断面を示す。なお、同図は図10右
上付近に対応し、図面の向きは便宜上変えてあるが右端
方向が基板SUB1の上端部(又は下端部)に該当す
る。
【0070】TSTdは検査端子でありここには外部回
路は接続されないが、プローブ針等を接触できるよう配
線部より幅が広げられている。同様に、ドレイン端子D
TMも外部回路との接続ができるよう配線部より幅が広
げられている。検査端子TSTdと外部接続ドレイン端
子DTMは上下方向に千鳥状に複数交互に配列され、検
査端子TSTdは図に示すとおり基板SUB1の端部に
到達することなく終端しているが、ドレイン端子DTM
は、図10に示すように端子群Td(添字省略)を構成
し基板SUB1の切断線CT1を越えて更に延長され、
製造過程中は静電破壊防止のためその全てが互いに配線
SHdによって短絡される。検査端子TSTdが存在す
る映像信号線DLのマトリクスを挟んで反対側にはドレ
イン接続端子が接続され、逆にドレイン接続端子DTM
が存在する映像信号線DLのマトリクスを挟んで反対側
には検査端子が接続される。
【0071】ドレイン接続端子DTMは前述したゲート
端子GTMと同様な理由でCr層g1及びITO層d1
の2層で形成されており、ゲート絶縁膜GIを除去した
部分で映像信号線DLと接続されている。ゲート絶縁膜
GIの端部上に形成された半導体層ASはゲート絶縁膜
GIの縁をテーパ状にエッチングするためのものであ
る。端子DTM上では外部回路との接続を行うため保護
膜PSV1は勿論のこと取り除かれている。AOは前述
した陽極酸化マスクでありその境界線はマトリクス全体
をを大きく囲むように形成され、図ではその境界線から
左側がマスクで覆われるが、この図で覆われない部分に
は層g2が存在しないのでこのパターンは直接は関係し
ない。
【0072】マトリクス部からドレイン端子部DTMま
での引出配線は図7の(C)部にも示されるように、ド
レイン端子部DTMと同じレベルの層d1,g1のすぐ
上に映像信号線DLと同じレベルの層d2,d3がシー
ルパターンSLの途中まで積層された構造になっている
が、これは断線の確率を最小限に押さえ、電触し易いA
l層d3を保護膜PSV1やシールパターンSLででき
るだけ保護する狙いである。
【0073】《表示装置全体等価回路》表示マトリクス
部の等価回路とその周辺回路の結線図を図13に示す。
同図は回路図ではあるが、実際の幾何学的配置に対応し
て描かれている。ARは複数の画素を二次元状に配列し
たマトリクス・アレイである。
【0074】図中、Xは映像信号線DLを意味し、添字
G、BおよびRがそれぞれ緑、青および赤画素に対応し
て付加されている。Yは走査信号線GLを意味し、添字
1,2,3,…,endは走査タイミングの順序に従って
付加されている。
【0075】映像信号線X(添字省略)は交互に上側
(または奇数)映像信号駆動回路He、下側(または偶
数)映像信号駆動回路Hoに接続されている。
【0076】走査信号線Y(添字省略)は垂直走査回路
Vに接続されている。
【0077】SUPは1つの電圧源から複数の分圧した
安定化された電圧源を得るための電源回路やホスト(上
位演算処理装置)からのCRT(陰極線管)用の情報を
TFT液晶表示装置用の情報に交換する回路を含む回路
である。
【0078】《保持容量素子Caddの働き》保持容量素
子Caddは、薄膜トランジスタTFTがスイッチングす
るとき、中点電位(画素電極電位)Vlcに対するゲート
電位変化ΔVgの影響を低減するように働く。この様子
を式で表すと、次のようになる。
【0079】 ΔVlc={Cgs/(Cgs+Cadd+Cpix)}×ΔVg ここで、Cgsは薄膜トランジスタTFTのゲート電極G
Tとソース電極SD1との間に形成される寄生容量、C
pixは透明画素電極ITO1(PIX)と共通透明画素
電極ITO2(COM)との間に形成される容量、ΔV
lcはΔVgによる画素電極電位の変化分を表わす。この
変化分ΔVlcは液晶LCに加わる直流成分の原因となる
が、保持容量Caddを大きくすればする程、その値を小
さくすることができる。また、保持容量素子Caddは放
電時間を長くする作用もあり、薄膜トランジスタTFT
がオフした後の映像情報を長く蓄積する。液晶LCに印
加される直流成分の低減は、液晶LCの寿命を向上し、
液晶表示画面の切り替え時に前の画像が残るいわゆる焼
き付きを低減することができる。
【0080】前述したように、ゲート電極GTはi型半
導体層ASを完全に覆うよう大きくされている分、ソー
ス電極SD1、ドレイン電極SD2とのオーバラップ面
積が増え、従って寄生容量Cgsが大きくなり、中点電位
Vlcはゲート(走査)信号Vgの影響を受け易くなると
いう逆効果が生じる。しかし、保持容量素子Caddを設
けることによりこのデメリットも解消することができ
る。
【0081】保持容量素子Caddの保持容量は、画素の
書込特性から、液晶容量Cpixに対して4〜8倍(4・C
pix<Cadd<8・Cpix)、寄生容量Cgsに対して8〜3
2倍(8・Cgs<Cadd<32・Cgs)程度の値に設定す
る。
【0082】保持容量電極線としてのみ使用される初段
の走査信号線GL(Y0)は共通透明画素電極ITO2
(Vcom)と同じ電位にする。図10の例では、初段の
走査信号線は端子GT0、引出線INT、端子DT0及
び外部配線を通じて共通電極COMに短絡される。或い
は、初段の保持容量電極線Y0は最終段の走査信号線Ye
ndに接続、Vcom以外の直流電位点(交流接地点)に接
続するかまたは垂直走査回路Vから1つ余分に走査パル
スY0を受けるように接続してもよい。
【0083】《TCPの接続構造》図14は走査信号駆
動回路Vや映像信号駆動回路He,Hoを構成する、集
積回路チップCHIがフレキシブル配線基板に搭載され
たテープキャリアパッケージTCPの断面構造を示す図
であり、図15はそれを液晶表示パネルの、本例では映
像信号回路用端子DTMに接続した状態を示す要部断面
図である。
【0084】同図において、TTBは集積回路CHIの
入力端子・配線部であり、TTMは集積回路CHIの出
力端子・配線部であり、例えばCuから成り、それぞれ
の内側の先端部(通称インナーリード)には集積回路C
HIのボンディングパッドPADがいわゆるフェースダ
ウンボンディング法により接続される。端子TTB,T
TMの外側の先端部(通称アウターリード)はそれぞれ
半導体集積回路チップCHIの入力及び出力に対応し、
半田付け等によりCRT/TFT変換回路・電源回路S
UPに、異方性導電膜ACFによって液晶表示パネルP
NLに接続される。パッケージTCPは、その先端部が
パネルPNL側の接続端子DTMを露出した保護膜PS
V1を覆うようにパネルに接続されており、従って、外
部接続端子DTM(GTM)は保護膜PSV1かパッケ
ージTCPの少なくとも一方で覆われるので電触に対し
て強くなる。
【0085】BF1はポリイミド等からなるベースフィ
ルムであり、SRSは半田付けの際半田が余計なところ
へつかないようにマスクするためのソルダレジスト膜で
ある。シールパターンSLの外側の上下ガラス基板の隙
間は洗浄後エポキシ樹脂EPX等により保護され、パッ
ケージTCPと上側基板SUB2の間には更にシリコー
ン樹脂SILが充填され保護が多重化されている。
【0086】以上、本発明を上記実施例に基づいて具体
的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更
可能であることは勿論である。例えば、上記実施例で
は、図1に示したように、FPCコネクタFPCCおよ
びフレキシブルプリンティドサーキットFPCを用い
て、駆動回路基板(インターフェイス回路基板)PCB
2と2枚のドレインドライバ側の駆動回路基板PCB1
とを電気的に接続し、2枚のドレインドライバ側の駆動
回路基板PCB1とゲートドライバ側の駆動回路基板P
CB1とを電気的に接続するのにフラットケーブルFC
を用いたが、フラットケーブルFCの代わりにFPCコ
ネクタおよびFPCを用いてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、複数
枚に分割された駆動回路基板間を電気的に接続するのに
ピッチの細かいFPCコネクタおよびFPCを用いたの
で、多色化、多階調化、額縁部の幅縮小化、製造工程数
の低減化、および装置の薄型化に好適な液晶表示装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置の液晶表示パ
ネルに周辺の駆動回路基板を実装した状態を示す上面図
である。
【図2】図1のA−A′切断線における概略断面図であ
る。
【図3】(a)は図1に示したFPCコネクタの上面
図、(b)は正面図、(c)は、(a)のB−B′切断
線における断面図である。
【図4】(a)は図1に示したFPCの平面図、(b)
は(a)のC−C′切断線における断面図、(c)は
(b)のD部の拡大図である。
【図5】液晶表示モジュールの分解斜視図である。
【図6】この発明が適用されるアクティブ・マトリック
ス方式のカラー液晶表示装置の液晶表示部の一画素とそ
の周辺を示す要部平面図である。
【図7】図6の7−7切断線における断面であるマトリ
クスの画素部を中央に、両側にパネル角付近と映像信号
端子部付近を示す断面図である。
【図8】図6の8−8切断線における付加容量Caddの
断面図である。
【図9】表示パネルのマトリクス周辺部の構成を説明す
るための平面図である。
【図10】上下基板の電気的接続部を含む表示パネルの
角部の拡大平面図である。
【図11】ゲート端子GTMとゲート配線GLの接続部
近辺を示す平面と断面の図である。
【図12】ドレイン端子DTMと映像信号線DLとの接
続部付近を示す平面と断面の図である。
【図13】アクティブ・マトリックス方式のカラー液晶
表示装置のマトリクス部とその周辺を含む回路図であ
る。
【図14】駆動回路を構成する集積回路チップCHIが
フレキシブル配線基板に搭載されたテープキャリアパッ
ケージTCPの断面構造を示す図である。
【図15】テープキャリアパッケージTCPを液晶表示
パネルPNLの映像信号回路用端子DTMに接続した状
態を示す要部断面図である。
【図16】(a)は、従来のジョイナの部分平面図、
(b)は(a)の矢印S方向から見た側面図である。
【符号の説明】
PNL…液晶表示パネル、PCB1…駆動回路基板(ド
ライバ回路基板)、PCB2…駆動回路基板(インター
フェイス回路基板)、FPCC…FPCコネクタ、FP
C…フレキシブルプリンティドサーキット、HLW…F
PCコネクタの凹部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示パネルと、少なくとも2枚に分割
    された駆動回路基板とを有し、分割された前記駆動回路
    基板の面上に、FPCが挿入かつ電気的に接続可能に形
    成された凹部を有するFPCコネクタを前記凹部が対向
    するようにそれぞれ設け、前記FPCコネクタおよび前
    記凹部に挿入されたFPCにより複数枚の前記駆動回路
    基板を電気的に接続したことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】前記液晶表示パネルの4方または3方の外
    周部に前記駆動回路基板が配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記FPCコネクタおよび前記FPCによ
    り電気的に接続される前記駆動回路基板が、前記液晶表
    示パネルを駆動する駆動ICチップを実装したドライバ
    回路基板と、インターフェイス回路基板であることを特
    徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記液晶表示パネルを駆動する駆動ICチ
    ップを実装したドライバ回路基板が液晶表示パネルの3
    方の外周部に配置され、残りの1方の外周部にインター
    フェイス回路基板が配置され、前記ドライバ回路基板と
    前記インターフェイス回路基板とを、前記FPCコネク
    タおよび前記FPCにより電気的に接続したことを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100483530B1 (ko) * 1997-10-09 2006-05-16 삼성전자주식회사 인쇄회로기판
JP2009154524A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Lg Electronics Inc 軟性フィルム及びそれを適用した表示装置
KR100953425B1 (ko) * 2003-07-30 2010-04-19 삼성전자주식회사 액정표시장치
US8808837B2 (en) 2007-12-21 2014-08-19 Lg Electronics Inc. Flexible film and display device comprising the same
US11430250B2 (en) * 2018-06-01 2022-08-30 Japan Display Inc. Sensor and sensor-equipped device

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