JPH07191206A - 電子写真装置の反射ミラーユニット - Google Patents

電子写真装置の反射ミラーユニット

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JPH07191206A
JPH07191206A JP5348530A JP34853093A JPH07191206A JP H07191206 A JPH07191206 A JP H07191206A JP 5348530 A JP5348530 A JP 5348530A JP 34853093 A JP34853093 A JP 34853093A JP H07191206 A JPH07191206 A JP H07191206A
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JP
Japan
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reflection mirror
dust
reflection
mirror unit
layer
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Withdrawn
Application number
JP5348530A
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English (en)
Inventor
Chitose Amashiro
白 千 歳 天
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴミの影響を受けずに常に良好な画像を得る
こと。 【構成】 反射ミラー71の反射面の表面上にゴミと異
極性の電荷を保持させない機能を付与したことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミ
リ,プリンタ等レーザービームを用いるもので、そのレ
ーザービームを反射して経路を変える反射ミラーを有す
る電子写真装置の反射ミラーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真装置としてのレーザービ
ームプリンタの全体構成を図4に示す。
【0003】101は装置本体。102は転写紙Sを重
載して収容するカセット。131は転写紙Sをカセット
102から1枚ずつ分離して取り出す給紙ローラ。13
2は転写紙Sの搬送タイミングをコントロールするレジ
ストローラ。104は転写帯電器。106はプロセスカ
ートリッジで、少なくとも感光ドラム161、現像器
(図示せず)、帯電器(図示せず)、トナー収容部(図
示せず)、感光ドラム161のクリーニング装置(図示
せず)が内蔵されている。105は定着器で、ハロゲン
ヒータ152とアルミパイプ製の定着ローラ151とゴ
ム製の加圧ローラ153で構成されており、転写紙S上
の現像剤は定着ローラ151、加圧ローラ153から加
わる熱と圧力によって溶解、定着する。
【0004】133は搬送ローラ、134は排紙ロー
ラ、135はカール取りコロである。108はレーザー
発振器(図示せず)から来た光を回転するミラー(図示
せず)で反射することによって感光ドラム161に走査
するスキャナーユニット。107はレーザービームLを
レンズ109を介して反射して経路を変えて感光ドラム
161へ導くために折り返す反射ミラーである。
【0005】次にプリント動作について説明する。図示
しないホストコンピュータよりプリント信号が入力され
ると、転写紙Sはカセット102より給紙ローラ131
により分離され取り出される。レジストローラ132に
よって感光ドラム161上の現像像と先端タイミングを
合わせて搬送され、転写帯電器104により感光ドラム
161上にレーザービームLによって書き込まれた現像
像は転写紙Sへ転写される。そして定着器105によっ
て定着された後、搬送ローラ133、排紙ローラ134
によって搬送、排出され積載される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例には以下の様な欠点があった。
【0007】上記従来例においては光学走査系の経路で
ある反射ミラー107の反射面の表面上ではレーザービ
ームLのビーム口径がすでに小さくなっているため、反
射ミラー107の反射面の表面上のわずかなゴミが感光
ドラム161の表面上のビーム感光量に大きな影響を与
える。ゴミがレーザービームLをさえぎってしまうと、
画像は図5の矢印Aに示す様に縦白すじになってしま
う。逆にゴミがレーザービームLを拡散してレーザービ
ームLを広げてしまうと、画像は図5の矢印Bに示す様
に縦黒すじになってしまう。
【0008】このゴミの影響は特にグラフィック画像に
おいて不快感が著しい。
【0009】そして従来技術においては、この様な問題
に対して以下の様な留意をしていた。
【0010】.スキャナユニット8およびレンズ10
9,反射ミラー107等の光学走査系をできうる限り密
閉された環境下に閉じ込める様に装置本体101を構成
し、防じん対策を行う。
【0011】.レンズ109の表面ではもちろんのこ
と、反射ミラー107の反射面の表面上でのレーザービ
ームLのスポット径が防ぎきれないゴミの大きさに対
し、充分大きくなる様な光学位置に反射ミラー107を
配する。即ち、結像の度合いが低い、より光源に近いレ
ーザービームLのビーム径の大きい光学位置範囲内に、
反射ミラー107を配することにより「けられ」や「拡
散」が生じても、その影響が比較的大きな影響を生じな
い様にする。
【0012】本発明は、事情により上記対策が充分にと
りきれない電子写真装置の反射ミラーユニットにおい
て、ゴミ等の影響を受けないようにし、常に良好な画像
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、光源から出射されるレーザービ
ームを反射して経路を変える反射ミラーを有する電子写
真装置の反射ミラーユニットにおいて、前記反射ミラー
の反射面の表面上に、ゴミと異極性の電荷を保持させな
い機能を付与したことを特徴とする。
【0014】上記ゴミと異極性の電荷を保持させない手
段として、反射ミラーの反射面の表面を、導電性にした
り、反射ミラーの反射面の表面を非導電性とし、その下
層に導電性の層を設け、該導電層に交流電圧を印加する
ことが好適である。
【0015】また前記反射ミラーの反射面の表面を、該
表面に導電薄膜を設けて導電性とし、前記導電薄膜を電
気的に接地するようにしても良い。
【0016】
【作用】上記構成の電子写真装置の反射ミラーユニット
にあっては、反射ミラーの反射面の表面上に、ゴミと異
極性の電荷を保持させない機能として導電性を有するも
のとしたので、反射ミラーの反射面の表面に静電吸着に
よってゴミが付着するのが防止される。
【0017】
【実施例】図1に本発明の一実施例に係る電子写真装置
としての小型レーザービームプリンタの反射ミラーユニ
ット7を示す。また図2はレーザービームプリンタの全
体略構成図である。
【0018】1は装置本体。31は、転写紙Sを、転写
紙Sが重載して収容されているカセット(図示せず)か
ら1枚ずつ分離して取り出す給紙ローラ。32は転写紙
Sの搬送タイミングをコントロールするレジストロー
ラ。4は転写ローラ。6はプロセスカートリッジで、少
なくとも感光ドラム61、現像器(図示せず)、帯電器
(図示せず)、トナー収容部(図示せず)、感光ドラム
61のクリーニング装置(図示せず)が内蔵されてい
る。
【0019】5は定着器で、アルミパイプ製の定着ロー
ラ51とゴム製の加圧ローラ53で構成されており、転
写紙S上の現像剤は定着ローラ51及び加圧ローラ53
が加わる圧力によって定着する。
【0020】8はレーザー発振器(図示せず)から来た
光を回転するミラー(図示せず)で反射することによっ
て感光ドラム61に走査するスキャナーユニット。7は
レーザービームLを反射して経路を変えて感光ドラム6
1へ導くために折り返す反射ミラーである。
【0021】次にプリント動作について説明する。図示
しないホストコンピュータよりプリント信号が入力され
ると、転写紙Sはカセットより給紙ローラ31により分
離され取り出される。レジストローラ32によって感光
ドラム61上の現像像と先端タイミングを合わせて搬送
され、転写帯電器(図示せず)により感光ドラム61上
にレーザービームLによって書き込まれた現像像は転写
紙Sへ転写される。そして定着器5によって定着された
後、搬送ローラ33、排紙ローラ34によって搬送、排
出され積載されるのである。
【0022】そして、このレーザービームプリンタは図
2に示す様に装置本体1は偏平な箱型の形状である。こ
の偏平形状内で装置を構成するために、スキャナーユニ
ット8は水平方向に置かれ、水平にレーザービームLを
発している。そして、反射ミラーユニット7によって反
射されて、略垂直方向のレーザービームLの経路へ折り
返している。装置本体1が偏平形状であるため、折り返
された垂直な経路は短くならざるを得ず、反射ミラーユ
ニット7は比較的結像面に近い位置になる。従って反射
ミラー71の反射面の表面上でのレーザービームLのス
ポット径は小さくゴミの影響を受け易い。
【0023】図2に示す様に反射面を下向きに配された
反射ミラー71においては、通常、ゴミは自重で落下す
るはずである。しかしながら空中に飛散する軽微なゴミ
はプラス電荷もしくはマイナス電荷に帯電しているもの
が多く存在し、これらはこの電荷によって静電吸着し、
自重落下しないで反射ミラー71の反射面の表面上に付
着してしまう。
【0024】反射ミラーユニット7はミラーホルダー7
4に反射ミラー71が固定されている。反射ミラー71
は、ミラーガラス71Aの表面上にアルミ蒸着層72が
形成されており、更にその上に導電性の導電層73が形
成されている。この導電層73はアルミ蒸着層72を保
護していると同時にレーザービームLの経路内にあるた
め、屈折率を考慮して1/4λとなる様な薄膜層であ
る。この導電層73は接触子75,リード線76を経て
装置本体1のグランド(アース)と電気的に導通してい
る。
【0025】従って帯電したゴミが反射ミラー71の反
射面の表面に接しても、反射面の表面近傍に逆電荷が発
生して静電吸着されることはなく、ゴミ自身の電荷も放
出されるため、ゴミは落下し、反射ミラー71の反射面
の表面にゴミが付着することはない。
【0026】静電ゴミ付着対策は従来より、例えば店頭
に並べられる製品のプラスチック容器に導電性のプラス
チック材料を用いたり、例えば、プロセスカートリッジ
6のトナー残量検知用の窓に用いられる透明プラスチッ
クに導電塗装を施す例がある。本発明はその導電層がレ
ーザービームLの経路内にあって光学性能を有すること
と、更に電気的に接地されていることに特徴がある。
【0027】本実施例は、アルミ蒸着層72を保護する
表面層があることを前提とした実施例であるが、保護層
なしで、導電性の反射ミラー71の反射面が最上層であ
る場合においても最上層を接地することにより同等の構
成となる。
【0028】図3に本発明の他の実施例を示す。本実施
例も電子写真装置であるレーザービームプリンタの反射
ミラーユニットに関するものであり、装置本体1の構
成、はたらきについては、従来例および上記本発明の第
1の実施例と同一であるので、その説明は省略する。
【0029】図3は本発明の他の実施例に係る反射ミラ
ーユニット7′に関するものである。反射ミラーユニッ
ト7′はミラーホルダー74と反射ミラー71より成
る。反射ミラー71はミラーガラス71Aの表面上にア
ルミ蒸着層72が形成されており、更にその上にアルミ
蒸着層72を保護するための非導電性の層としてのガラ
スコート層即ち1/4λ層73Aが形成されている。こ
の反射ミラー71は、頂角部の「欠け」の発生を防止す
るために図3に示す様に反射ミラー71の反射面側の角
部が面取りされている。この面取りは後加工であるた
め、アルミ蒸着層72もこの面取り面に露出している。
この露出箇所を利用して接触子75によりアルミ蒸着層
72との導通を2本とり出している。この導通の一方は
装置本体1の高圧交流発生源につながり、もう一方は高
抵抗を介してグランド(アース)に接地されている。
【0030】アルミ蒸着層72に高圧交流が印加されて
いるため、非導電性であるガラスの1/4λ層73Aの
表面には交互に正負の電荷が発生する。正または負の電
荷に帯電したゴミは、この交互に発生した電荷により、
反射ミラー71の反射面の表面と吸着,反発をくり返
す。何も施されていない非導通層のみで、電荷が保持さ
れる反射ミラー71の反射面の表面に比べてゴミの付着
は少なくなる。
【0031】
【発明の効果】以上の様に、反射ミラーの反射面の表面
にゴミが静電吸着して画像にレーザービームの「けら
れ」や「拡散」の影響が出ることを防止し、常に良好な
画像が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る電子写真装置と
してのレーザービームプリンタの反射ミラーユニットの
構成図である。
【図2】図2は図1の反射ミラーユニットを適用したレ
ーザービームプリンタの全体略構成図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例に係る電子写真装置
としてのレーザービームプリンタの反射ミラーユニット
の構成図である。
【図4】図4は従来の反射ミラーユニットを適用した電
子写真装置としてのレーザービームプリンタの全体略構
成図である。
【図5】図5は反射ミラーの反射面の表面のゴミの影響
を受けた画像例の図である。
【符号の説明】
1 装置本体 31 給紙ローラ 32 レジストローラ 4 転写ローラ 5 定着器 6 プロセスカートリッジ 61 感光ドラム 7,7′ 反射ミラーユニット 71 反射ミラー 71A ミラーガラス 72 アルミ蒸着層 73 導電層 73A 1/4λ層 74 ミラーホルダー 75 接触子 76 リード線 8 スキャンユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 538

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射されるレーザービームを反
    射して経路を変える反射ミラーを有する電子写真装置の
    反射ミラーユニットにおいて、 前記反射ミラーの反射面の表面上に、ゴミと異極性の電
    荷を保持させない機能を付与したことを特徴とする電子
    写真装置の反射ミラーユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1の電子写真装置の反射ミラーユ
    ニットにおいて、ゴミと異極性の電荷を保持させない手
    段として、反射ミラーの反射面の表面を、導電性にする
    ことを特徴とする電子写真装置の反射ミラーユニット。
  3. 【請求項3】 請求項2の電子写真装置の反射ミラーユ
    ニットにおいて、前記反射ミラーの反射面の表面を、該
    表面に導電薄膜を設けて導電性とし、前記導電薄膜を電
    気的に接地することを特徴とする電子写真装置の反射ミ
    ラーユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1の電子写真装置の反射ミラーユ
    ニットにおいて、反射ミラーの反射面の表面にゴミと異
    極性の電荷を保持させない手段として、反射ミラーの反
    射面の表面を非導電性とし、その下層に導電性の層を設
    け、該導電層に交流電圧を印加することを特徴とする電
    子写真装置の反射ミラーユニット。
JP5348530A 1993-12-27 1993-12-27 電子写真装置の反射ミラーユニット Withdrawn JPH07191206A (ja)

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JP5348530A JPH07191206A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電子写真装置の反射ミラーユニット

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JP5348530A JPH07191206A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 電子写真装置の反射ミラーユニット

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JPH07191206A true JPH07191206A (ja) 1995-07-28

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JP (1) JPH07191206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090605A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ調整装置及びレンズ調整方法
WO2015033806A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 イビデン株式会社 反射ミラー

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090605A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd レンズ調整装置及びレンズ調整方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20010306