JPH07191039A - 試薬キットおよび試薬キットをうけ入れる解析装置 - Google Patents
試薬キットおよび試薬キットをうけ入れる解析装置Info
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- JPH07191039A JPH07191039A JP6263348A JP26334894A JPH07191039A JP H07191039 A JPH07191039 A JP H07191039A JP 6263348 A JP6263348 A JP 6263348A JP 26334894 A JP26334894 A JP 26334894A JP H07191039 A JPH07191039 A JP H07191039A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 完全な自動操作が可能な試薬キットおよびそ
のような試薬キットを使用する解析装置を得ること。 【構成】 試薬を収容する試薬キットおよびこの型の試
薬キットが使用できる解析装置。試薬を適当な温度に維
持できるようにするため、試薬キットは基部（１３）、
側壁（１４〜１８）を有するハウジング（１２）、ハウ
ジング内に収容される少なくとも一つの容器よりなり、
ハウジングは空気より熱伝導度が大きくかつ解析装置内
に少なくとも一つの容器の外壁の少なくとも一部と固定
的に接触する内壁（４３〜４８）を有する。解析装置に
おいて、試薬キットはペルチェ要素によって冷却される
キャリヤ板上に設置される。
のような試薬キットを使用する解析装置を得ること。 【構成】 試薬を収容する試薬キットおよびこの型の試
薬キットが使用できる解析装置。試薬を適当な温度に維
持できるようにするため、試薬キットは基部（１３）、
側壁（１４〜１８）を有するハウジング（１２）、ハウ
ジング内に収容される少なくとも一つの容器よりなり、
ハウジングは空気より熱伝導度が大きくかつ解析装置内
に少なくとも一つの容器の外壁の少なくとも一部と固定
的に接触する内壁（４３〜４８）を有する。解析装置に
おいて、試薬キットはペルチェ要素によって冷却される
キャリヤ板上に設置される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、試薬を収容する少なく
とも一つの容器を収容する試薬キットに関する。また、
本発明は複数の試薬キットをうけ入れうる自動解析装置
にも関する。
とも一つの容器を収容する試薬キットに関する。また、
本発明は複数の試薬キットをうけ入れうる自動解析装置
にも関する。
【０００２】
【従来の技術】試薬の自動解析装置においては、複数の
試薬キットを解析装置に収容し、これらの試薬をピペッ
トを用いて採取し、検査すべきサンプルを収容する反応
容器に移送し、試薬とサンプルとを反応させてサンプル
の検査を自動的に行っている。
試薬キットを解析装置に収容し、これらの試薬をピペッ
トを用いて採取し、検査すべきサンプルを収容する反応
容器に移送し、試薬とサンプルとを反応させてサンプル
の検査を自動的に行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動解析装置において
は、試薬キットの自動処理が望ましい。すなわち、いか
なる手作業も解析装置に使用される試薬キットを使用す
るのに必要としないことが望ましい。この目的の達成
は、試薬容器がその解析装置において最初に使用される
前に、そしてピペットによる採取工程の間に、試薬の損
失および使用可能期間が極端に短縮されることがないよ
うに、ふたで閉鎖されなければならないという事実によ
って妨げられる。異なった試薬を有する複数の試薬容器
および異なったサンプルを有する複数の試薬容器が存在
する自動解析装置において、ピペットによる採取装置が
特定の試薬容器または特定の反応容器に自由に選択して
出入りする（ランダムアクセス）ことが望ましい。異な
った試薬を有する複数の試薬容器が保持される自動解析
装置において、試薬が特定の温度に冷却して保持される
ことがさらに望ましい。本発明は上記目的をすべて達成
しうる試薬キットおよび解析装置を得ることを二つの目
的としている。
は、試薬キットの自動処理が望ましい。すなわち、いか
なる手作業も解析装置に使用される試薬キットを使用す
るのに必要としないことが望ましい。この目的の達成
は、試薬容器がその解析装置において最初に使用される
前に、そしてピペットによる採取工程の間に、試薬の損
失および使用可能期間が極端に短縮されることがないよ
うに、ふたで閉鎖されなければならないという事実によ
って妨げられる。異なった試薬を有する複数の試薬容器
および異なったサンプルを有する複数の試薬容器が存在
する自動解析装置において、ピペットによる採取装置が
特定の試薬容器または特定の反応容器に自由に選択して
出入りする（ランダムアクセス）ことが望ましい。異な
った試薬を有する複数の試薬容器が保持される自動解析
装置において、試薬が特定の温度に冷却して保持される
ことがさらに望ましい。本発明は上記目的をすべて達成
しうる試薬キットおよび解析装置を得ることを二つの目
的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的の一つは、本質的に基部および側壁を有するハウジン
グ、およびハウジング内に収容された少なくとも一つの
容器よりなり、ハウジングは熱伝導度が空気の熱伝導度
より大きくかつ少なくとも一つの試薬容器の外壁の少な
くとも一部に固定的に接触する内壁を有する材料により
なる試薬キットによって達成される。本発明による試薬
キットの本質的利点はキットが、特に試薬を所望の温度
に冷却して保持するのに適していることである。本発明
の第２の目的は、下記の要素すなわち、解析装置にうけ
入れられる本発明による試薬キットをその上に設置しう
るキャリヤ板、キャリア板したがって試薬キットおよび
そこに収容された試薬容器を冷却するペルチェ要素、お
よびとくに特定の試薬量を試薬容器から除去しそれぞれ
検査すべきサンプルを収容する特定の反応容器に移送す
ることにより、解析装置に必要なピペットによる採取が
実施されるピペットによる自動採取装置を有する解析装
置によって達成される。本発明による解析装置の本質的
利点は、下記のとおりである。すなわち、本発明による
解析装置は試薬キットの完全な自動操作が可能である。
一方では、このことは解析装置を操作するのに必要な仕
事を減少し、他方では実施する際、対応して多数の異な
った試薬または試薬容器を必要とする多数の異なった検
査を実施するとき信頼性を増大する。以下、本発明の実
施例を図面に基づいて説明する。
的の一つは、本質的に基部および側壁を有するハウジン
グ、およびハウジング内に収容された少なくとも一つの
容器よりなり、ハウジングは熱伝導度が空気の熱伝導度
より大きくかつ少なくとも一つの試薬容器の外壁の少な
くとも一部に固定的に接触する内壁を有する材料により
なる試薬キットによって達成される。本発明による試薬
キットの本質的利点はキットが、特に試薬を所望の温度
に冷却して保持するのに適していることである。本発明
の第２の目的は、下記の要素すなわち、解析装置にうけ
入れられる本発明による試薬キットをその上に設置しう
るキャリヤ板、キャリア板したがって試薬キットおよび
そこに収容された試薬容器を冷却するペルチェ要素、お
よびとくに特定の試薬量を試薬容器から除去しそれぞれ
検査すべきサンプルを収容する特定の反応容器に移送す
ることにより、解析装置に必要なピペットによる採取が
実施されるピペットによる自動採取装置を有する解析装
置によって達成される。本発明による解析装置の本質的
利点は、下記のとおりである。すなわち、本発明による
解析装置は試薬キットの完全な自動操作が可能である。
一方では、このことは解析装置を操作するのに必要な仕
事を減少し、他方では実施する際、対応して多数の異な
った試薬または試薬容器を必要とする多数の異なった検
査を実施するとき信頼性を増大する。以下、本発明の実
施例を図面に基づいて説明する。
【０００５】
【実施例】本発明による試薬キットの第１実施例 本発明による試薬キットの第１実施例は図１〜図５に図
示されている。図１に示すように、本発明による試薬キ
ット１１は、平行六面体のハウジング１２および図２〜
図４に示すようにハウジング１２内に設置しうる容器３
１，３２よりなっている。試薬容器３１，３２はガラス
または適当なプラスチック、たとえば低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）または高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）
から作ることができる。図１〜図５に示す第１実施例に
おいて、試薬容器３１の本体は平行六面体で、試薬容器
３２の本体は円筒形である。ハウジング１２はその熱伝
導度が空気より大きい材料、たとえばポリスチレンのよ
うな伝熱性プラスチックから作ることができる。ハウジ
ング１２は基部１３、側壁１４，１５，１６，１７，１
８および着脱可能のふた１９を有する。容器１２が本発
明による機能を奏するため、ハウジング内に収容された
各試薬容器の外壁の少なくとも一部と固定的に接触する
内壁を有することが重要である。とくに図２〜図５から
明らかなように、ハウジング１２はいずれの場合にも試
薬容器３１，３２の外壁の一部と固定、接触するように
なる内壁４３，４４，４５，４６を有する。
示されている。図１に示すように、本発明による試薬キ
ット１１は、平行六面体のハウジング１２および図２〜
図４に示すようにハウジング１２内に設置しうる容器３
１，３２よりなっている。試薬容器３１，３２はガラス
または適当なプラスチック、たとえば低密度ポリエチレ
ン（ＬＤＰＥ）または高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）
から作ることができる。図１〜図５に示す第１実施例に
おいて、試薬容器３１の本体は平行六面体で、試薬容器
３２の本体は円筒形である。ハウジング１２はその熱伝
導度が空気より大きい材料、たとえばポリスチレンのよ
うな伝熱性プラスチックから作ることができる。ハウジ
ング１２は基部１３、側壁１４，１５，１６，１７，１
８および着脱可能のふた１９を有する。容器１２が本発
明による機能を奏するため、ハウジング内に収容された
各試薬容器の外壁の少なくとも一部と固定的に接触する
内壁を有することが重要である。とくに図２〜図５から
明らかなように、ハウジング１２はいずれの場合にも試
薬容器３１，３２の外壁の一部と固定、接触するように
なる内壁４３，４４，４５，４６を有する。
【０００６】図１および図２から明らかなように、ふた
１９はスパイク３９によって開放しうる予めパンチ加工
された点２９を有する。ハウジング１２のふた１９は開
口２１，２２を有し、そこからピペットによる採取工程
を自動的に実施するため、試薬容器３１，３２の内容物
に到達できる。ハウジング１２は、ハウジング１２の側
壁付近に機械読取りラベル２８を取付けられている。こ
のラベルはハウジング内に収容される試薬に関する情報
を記載されている。図１〜図５に示されたハウジング１
２は、たとえば二つの成分によって検査するため、１
２．５ｍｌの試薬Ｒ１の一つの容器と最初の試薬６．５
ｍｌの一つの容器を備えている。各試薬容器はふた３
５，３６によって閉鎖され、それらのふたは、図１２に
示された、解析装置のピペットによる採取装置のピペッ
ト針１０１によって穿孔されるが、ピペット針の除去の
後にふたたび閉鎖される。ふた３５，３６はヨーロッパ
特許出願公開ＥＰ−Ａ−０ ５０４６９７ Ａ１に記載
されたようなふたとするのが好ましい。これらのふたは
図１４〜図１８に記載されている。
１９はスパイク３９によって開放しうる予めパンチ加工
された点２９を有する。ハウジング１２のふた１９は開
口２１，２２を有し、そこからピペットによる採取工程
を自動的に実施するため、試薬容器３１，３２の内容物
に到達できる。ハウジング１２は、ハウジング１２の側
壁付近に機械読取りラベル２８を取付けられている。こ
のラベルはハウジング内に収容される試薬に関する情報
を記載されている。図１〜図５に示されたハウジング１
２は、たとえば二つの成分によって検査するため、１
２．５ｍｌの試薬Ｒ１の一つの容器と最初の試薬６．５
ｍｌの一つの容器を備えている。各試薬容器はふた３
５，３６によって閉鎖され、それらのふたは、図１２に
示された、解析装置のピペットによる採取装置のピペッ
ト針１０１によって穿孔されるが、ピペット針の除去の
後にふたたび閉鎖される。ふた３５，３６はヨーロッパ
特許出願公開ＥＰ−Ａ−０ ５０４６９７ Ａ１に記載
されたようなふたとするのが好ましい。これらのふたは
図１４〜図１８に記載されている。
【０００７】本発明による試薬キットの第２実施例 以下、本発明による試薬キットの第２実施例４１を図６
および図７に基づいて説明する。第２実施例は図１〜図
５に示された第１実施例とは、試薬容器の形状および対
応して内壁の形状が異なるだけである。この第２実施例
において、試薬容器３２，３３はいずれも円筒形でまた
いずれも同径である。また容器３２，３３はそれぞれふ
た３５および３６を有する。図６および図７に示された
ハウジング１２は図１〜図５に示されたハウジング１２
と同じ外形でかつ同じ寸法である。図６および図７に示
されたハウジング１２は、いずれの場合にも試薬容器３
２，３３の外壁と固定的に接触するようになった内壁５
３，５４，５５，５６，５７，５８を有する。またハウ
ジング１２には開口２３，２４およびパンチ点２９を有
するふた１９が設けられている。図６および７に示され
たハウジング１２は、たとえば一つの成分によって検査
するため、１２．５ｍｌの試薬の二つの容器を備えてい
る。
および図７に基づいて説明する。第２実施例は図１〜図
５に示された第１実施例とは、試薬容器の形状および対
応して内壁の形状が異なるだけである。この第２実施例
において、試薬容器３２，３３はいずれも円筒形でまた
いずれも同径である。また容器３２，３３はそれぞれふ
た３５および３６を有する。図６および図７に示された
ハウジング１２は図１〜図５に示されたハウジング１２
と同じ外形でかつ同じ寸法である。図６および図７に示
されたハウジング１２は、いずれの場合にも試薬容器３
２，３３の外壁と固定的に接触するようになった内壁５
３，５４，５５，５６，５７，５８を有する。またハウ
ジング１２には開口２３，２４およびパンチ点２９を有
するふた１９が設けられている。図６および７に示され
たハウジング１２は、たとえば一つの成分によって検査
するため、１２．５ｍｌの試薬の二つの容器を備えてい
る。
【０００８】本発明による試薬キットの第３実施例 以下、本発明による試薬キットの第３実施例５１を図８
および図９に基づいて説明する。この第３実施例は図６
〜図７に示された第２実施例とは、ハウジング１２内の
試薬容器の数および対応して変更された内壁６２，６
３，６４の形状において本質的に相違する。第３実施例
において、ハウジング１２は三つの容器３２，３３，３
４を収容している。これらは円筒形でかつ同じ寸法であ
る。容器３２，３３，３４はそれぞれふた３５，３６，
３７を有する。図８〜図９に示されたハウジング１２
は、図１〜図５に示されたハウジング１２と同じ外形お
よび同じ外側寸法である。図８〜図９に示されたハウジ
ング１２は、いずれの場合にも試薬容器３２，３３，３
４の外壁の少なくとも一部と固定的に接触するようにな
っている。ハウジング１２には開口２５，２６，２７お
よびパンチ点２９を有するふた１９が設けられている。
図８〜図９に示されたハウジング１２は、たとえば三つ
の成分による検査用で、６．５ｍｌの試薬Ｒ１の一つの
容器、６．５ｍｌの試薬Ｒ２の一つの容器および６．５
ｍｌの最初の試薬の一つの容器を備えている。
および図９に基づいて説明する。この第３実施例は図６
〜図７に示された第２実施例とは、ハウジング１２内の
試薬容器の数および対応して変更された内壁６２，６
３，６４の形状において本質的に相違する。第３実施例
において、ハウジング１２は三つの容器３２，３３，３
４を収容している。これらは円筒形でかつ同じ寸法であ
る。容器３２，３３，３４はそれぞれふた３５，３６，
３７を有する。図８〜図９に示されたハウジング１２
は、図１〜図５に示されたハウジング１２と同じ外形お
よび同じ外側寸法である。図８〜図９に示されたハウジ
ング１２は、いずれの場合にも試薬容器３２，３３，３
４の外壁の少なくとも一部と固定的に接触するようにな
っている。ハウジング１２には開口２５，２６，２７お
よびパンチ点２９を有するふた１９が設けられている。
図８〜図９に示されたハウジング１２は、たとえば三つ
の成分による検査用で、６．５ｍｌの試薬Ｒ１の一つの
容器、６．５ｍｌの試薬Ｒ２の一つの容器および６．５
ｍｌの最初の試薬の一つの容器を備えている。
【０００９】本発明による試薬キット用キャリヤ 図１０および図１１は本発明による試薬キット１１，４
１および５１用キャリヤ６６を示している。本発明の目
的に対し、キャリヤ６６もまた伝熱性材料たとえばアル
ミニウムのような金属から作られる。さらに本発明の目
的に対し、試薬容器内に収容された試薬の冷却が試薬容
器をハウジング１２の内壁を介してまたキャリヤ６６を
介して冷却装置と接触させることによって達成される。
１および５１用キャリヤ６６を示している。本発明の目
的に対し、キャリヤ６６もまた伝熱性材料たとえばアル
ミニウムのような金属から作られる。さらに本発明の目
的に対し、試薬容器内に収容された試薬の冷却が試薬容
器をハウジング１２の内壁を介してまたキャリヤ６６を
介して冷却装置と接触させることによって達成される。
【００１０】本発明による解析装置の実施例 下記に図１２および図１３に基づいて説明するように、
本発明による自動解析装置は上記のような複数の試薬キ
ット１１，４１，５１をうけ入れるのに適している。図
１２に示すように、この型の解析装置は下記の要素、す
なわち、断熱壁７７上に解析装置の作業面６８の開口に
設置されるキャリヤ板７１であって、その上に試薬キッ
ト１１，４１，５１を備えたキャリヤ６６が案内レール
６７上に設置され、キャリヤ６６は試薬キットと共に別
の断熱壁７６，７８，７９によって外部に対して断熱さ
れる、前記キャリヤ板７１と、断熱壁７７の開口に設置
され、キャリヤ板７１と接触するペルチェ要素とを有
し、各ペルチェ要素がそれぞれ冷却体７４，７５に連結
された冷却装置（図１２および１３を参照）と、解析装
置に必要なピペットによる採取が実施される自動ピペッ
ト装置とを備えている。
本発明による自動解析装置は上記のような複数の試薬キ
ット１１，４１，５１をうけ入れるのに適している。図
１２に示すように、この型の解析装置は下記の要素、す
なわち、断熱壁７７上に解析装置の作業面６８の開口に
設置されるキャリヤ板７１であって、その上に試薬キッ
ト１１，４１，５１を備えたキャリヤ６６が案内レール
６７上に設置され、キャリヤ６６は試薬キットと共に別
の断熱壁７６，７８，７９によって外部に対して断熱さ
れる、前記キャリヤ板７１と、断熱壁７７の開口に設置
され、キャリヤ板７１と接触するペルチェ要素とを有
し、各ペルチェ要素がそれぞれ冷却体７４，７５に連結
された冷却装置（図１２および１３を参照）と、解析装
置に必要なピペットによる採取が実施される自動ピペッ
ト装置とを備えている。
【００１１】図１２には示されていない中央制御ユニッ
トは、解析装置のすべての機能を制御する。キャリア板
７１は上記冷却装置によって冷却される。試薬キットに
収容された試薬の均一な冷却はこのようにして達成され
る。上記自動ピペット採取装置はピペット針１０１の移
送ユニットを備えている。この移送ユニットは台１０３
およびその上を台１０３が移動するロッド１０２を有す
る。この移送ユニットは主としてピペット針を三つの相
互に垂直な方向に沿ってピペット採取が実施される複数
のピペット採取位置に移送するのに役立つ。上記ピペッ
ト採取において、とくに、ある量の試薬が試薬容器から
除去され、それぞれ検査すべきサンプルを収容する特定
の反応容器に移送される。各試薬容器が解析装置におい
て使用される間中、容器はピペット採取装置のピペット
針１０１によって穿孔できるふた３４，３５または３６
によって閉鎖される。
トは、解析装置のすべての機能を制御する。キャリア板
７１は上記冷却装置によって冷却される。試薬キットに
収容された試薬の均一な冷却はこのようにして達成され
る。上記自動ピペット採取装置はピペット針１０１の移
送ユニットを備えている。この移送ユニットは台１０３
およびその上を台１０３が移動するロッド１０２を有す
る。この移送ユニットは主としてピペット針を三つの相
互に垂直な方向に沿ってピペット採取が実施される複数
のピペット採取位置に移送するのに役立つ。上記ピペッ
ト採取において、とくに、ある量の試薬が試薬容器から
除去され、それぞれ検査すべきサンプルを収容する特定
の反応容器に移送される。各試薬容器が解析装置におい
て使用される間中、容器はピペット採取装置のピペット
針１０１によって穿孔できるふた３４，３５または３６
によって閉鎖される。
【００１２】本発明による解析装置の好ましい実施例
は、解析装置にうけ入れられる試薬キット１１の一体性
を検査しうるユニットを備えている。この検査装置は本
質的に図２に示され、かつピペット針１０１の移送台１
０３によって移送され、さらに図示しないセンサユニッ
トと共働するスパイク３９よりなっている。試薬キット
の完全性を検査するため、スパイク３９は適当な駆動装
置により試薬キット１１のふた１９の予めパンチ加工さ
れた点に向かって前進される。もしスパイク３９がこの
点が閉鎖していることを発見すると、試薬キット１１の
完全性が確認される。その後、この点は試薬キットを使
用済みとするためスパイクによって加えられる適当な圧
力によって開放される。もしスパイクが予めパンチされ
た点が開放していることを発見すると、これは試薬キッ
トがすでに使用済みとされたことを示すもので、したが
って使用すべきでない。もしそうであるならば、試薬キ
ットは移送装置によって廃棄点まで移送される。解析装
置の運転中、ある量の試薬がキャリヤ上にある試薬キッ
ト１１の一つから必要なだけ取出され、サンプル／試薬
混合のため、図示しない処理ステーションの同様に図示
しない処理容器に送られる。
は、解析装置にうけ入れられる試薬キット１１の一体性
を検査しうるユニットを備えている。この検査装置は本
質的に図２に示され、かつピペット針１０１の移送台１
０３によって移送され、さらに図示しないセンサユニッ
トと共働するスパイク３９よりなっている。試薬キット
の完全性を検査するため、スパイク３９は適当な駆動装
置により試薬キット１１のふた１９の予めパンチ加工さ
れた点に向かって前進される。もしスパイク３９がこの
点が閉鎖していることを発見すると、試薬キット１１の
完全性が確認される。その後、この点は試薬キットを使
用済みとするためスパイクによって加えられる適当な圧
力によって開放される。もしスパイクが予めパンチされ
た点が開放していることを発見すると、これは試薬キッ
トがすでに使用済みとされたことを示すもので、したが
って使用すべきでない。もしそうであるならば、試薬キ
ットは移送装置によって廃棄点まで移送される。解析装
置の運転中、ある量の試薬がキャリヤ上にある試薬キッ
ト１１の一つから必要なだけ取出され、サンプル／試薬
混合のため、図示しない処理ステーションの同様に図示
しない処理容器に送られる。
【００１３】試薬容器ふたの説明 ふた３５〜３７は同じ構造である。ふた３５の構造を図
１４〜図１８に基づいて説明する。図１４に示すよう
に、ふた３５は本質的に図１５に示されたふた８１およ
び図１６に示されたストッパ９１よりなり、ストッパ９
１はふた８１と容器の間に挿入でき、かつ、たとえば臭
化ブチルゴムから作られる。図１５に示されたふた８１
はプラスチックたとえばポリエチレン、好ましくは５０
％の低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、および５０％の
高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）の混合物から一体に成
形される。円筒形側壁８３および側壁に接続しかつ円錐
壁８５に移行する環状上壁８４を有し、円錐壁８５は上
壁の内部円周から延びて先端８６に終わり、先端８６は
円筒壁の対称軸線上に位置し、たとえば、自動ピペット
採取装置のピペット針によって穿孔することができる。
円錐壁８５の上壁８４に接続する第１部分は円筒側壁８
３の対称軸線と１０°の角度をなしている。円錐壁８５
は円錐壁の先端８６を形成し、かつ円筒形側壁８３の軸
線と３０°の角度をなす第２部分を有する。ふた８１は
その側壁８３に内ねじ８９を有するねじふたを有し、内
ねじ８９はふた３５によって閉鎖される図示しない試薬
容器の内側頸部８９の外ねじに対応する。
１４〜図１８に基づいて説明する。図１４に示すよう
に、ふた３５は本質的に図１５に示されたふた８１およ
び図１６に示されたストッパ９１よりなり、ストッパ９
１はふた８１と容器の間に挿入でき、かつ、たとえば臭
化ブチルゴムから作られる。図１５に示されたふた８１
はプラスチックたとえばポリエチレン、好ましくは５０
％の低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、および５０％の
高密度ポリエチレン（ＨＤＰＥ）の混合物から一体に成
形される。円筒形側壁８３および側壁に接続しかつ円錐
壁８５に移行する環状上壁８４を有し、円錐壁８５は上
壁の内部円周から延びて先端８６に終わり、先端８６は
円筒壁の対称軸線上に位置し、たとえば、自動ピペット
採取装置のピペット針によって穿孔することができる。
円錐壁８５の上壁８４に接続する第１部分は円筒側壁８
３の対称軸線と１０°の角度をなしている。円錐壁８５
は円錐壁の先端８６を形成し、かつ円筒形側壁８３の軸
線と３０°の角度をなす第２部分を有する。ふた８１は
その側壁８３に内ねじ８９を有するねじふたを有し、内
ねじ８９はふた３５によって閉鎖される図示しない試薬
容器の内側頸部８９の外ねじに対応する。
【００１４】円錐壁８５の孔は金属シール膜９８によっ
てシールされるのが好ましい。図１６に示されたストッ
パ９１は中心に通路９２を有し、その形状はふたの円錐
壁８５の外面と容器がストッパ９１およびふた８１によ
って閉鎖されたとき、円錐壁８５の外面がストッパ９１
の通路９２の内壁と接触してシールするような形状にさ
れている。図１４に示されたふた３５の使用方法を、図
１７および図１８を参照して説明する。図１７に示すよ
うに、円錐壁８５の先端８６は切刃８７，８８を有する
スパイク９０の先端によって穿孔される。この場合、切
刃８７，８８の下方の鋭い刃は円錐壁８５の下方部分に
切込む。スパイク９０を除去した後、円錐壁８５は換気
用スリット９４，９５を有する。図１８に示すように、
ピペット針１０１を円錐壁８５の先端８６にスパイク９
０によって残された中央開口を通って試薬容器内に、た
とえばそこに収容された液体試薬の特定の量を除去する
ため導入することができる。
てシールされるのが好ましい。図１６に示されたストッ
パ９１は中心に通路９２を有し、その形状はふたの円錐
壁８５の外面と容器がストッパ９１およびふた８１によ
って閉鎖されたとき、円錐壁８５の外面がストッパ９１
の通路９２の内壁と接触してシールするような形状にさ
れている。図１４に示されたふた３５の使用方法を、図
１７および図１８を参照して説明する。図１７に示すよ
うに、円錐壁８５の先端８６は切刃８７，８８を有する
スパイク９０の先端によって穿孔される。この場合、切
刃８７，８８の下方の鋭い刃は円錐壁８５の下方部分に
切込む。スパイク９０を除去した後、円錐壁８５は換気
用スリット９４，９５を有する。図１８に示すように、
ピペット針１０１を円錐壁８５の先端８６にスパイク９
０によって残された中央開口を通って試薬容器内に、た
とえばそこに収容された液体試薬の特定の量を除去する
ため導入することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明による試薬キットは、ハウジング
が熱伝導度が空気の熱伝導度より大きい材料よりなり、
かつ少なくとも一つの試薬容器の外壁の一部と固定的に
接触する内壁を有することにより、試薬容器をハウジン
グが確実に固定し、かつ試薬を所定の温度に保持するこ
とができる。また本発明による解析装置は、ペルチェ要
素および自動ピペット採取装置を有し、試薬キットから
所定量の試薬を検査すべきサンプルを収容する容器に移
送して自動的に検査を実施することができる。
が熱伝導度が空気の熱伝導度より大きい材料よりなり、
かつ少なくとも一つの試薬容器の外壁の一部と固定的に
接触する内壁を有することにより、試薬容器をハウジン
グが確実に固定し、かつ試薬を所定の温度に保持するこ
とができる。また本発明による解析装置は、ペルチェ要
素および自動ピペット採取装置を有し、試薬キットから
所定量の試薬を検査すべきサンプルを収容する容器に移
送して自動的に検査を実施することができる。
【図１】本発明による試薬キットの第１実施例の斜視
図。
図。
【図２】図１に示す試薬キット１１および試薬キット１
１のふた１９に予めパンチ加工された点２９を検査しか
つ開放するスパイク３９を示す図。
１のふた１９に予めパンチ加工された点２９を検査しか
つ開放するスパイク３９を示す図。
【図３】図１に示された試薬キット１１の上から見た
図。
図。
【図４】図１に示された試薬キット１１の下から見た
図。
図。
【図５】図１に示された試薬キット１１の線図的断面
図。
図。
【図６】本発明による試薬キットの第２実施例の斜視
図。
図。
【図７】図６に示された試薬キット１１の上から見た
図。
図。
【図８】本発明による試薬キットの第２実施例の斜視
図。
図。
【図９】図８に示された試薬キット１１の上から見た
図。
図。
【図１０】本発明による試薬キットをうけ入れるキャリ
ヤ（ラック）の斜視図。
ヤ（ラック）の斜視図。
【図１１】本発明による複数の試薬キットを上に載せた
図１０に示されたキャリヤの斜視図。
図１０に示されたキャリヤの斜視図。
【図１２】解析装置上に設けられたキャリヤ板に試薬キ
ットを載置された複数のキャリヤの配置を上から見た
図。
ットを載置された複数のキャリヤの配置を上から見た
図。
【図１３】本発明による試薬キットのキャリヤ用キャリ
ヤ板およびキャリヤ板を冷却するペルチェ要素の断面
図。
ヤ板およびキャリヤ板を冷却するペルチェ要素の断面
図。
【図１４】図１のふた３５，３６の一つの部分断面図。
【図１５】図１４に示されたふた８１の部分断面図。
【図１６】図１４のストッパ９１の断面図。
【図１７】図１４に示されたふた３５および挿入された
スパイク９０の部分断面図。
スパイク９０の部分断面図。
【図１８】図１４に示されたふた３５およびそこに導入
されたピペット針１０１の部分断面図。
されたピペット針１０１の部分断面図。
１１ 試薬キット １２ ハウジング １３ 基部 １４ 側壁 １５ 側壁 １６ 側壁 １７ 側壁 １８ 側壁 １９ ふた ３１ 試薬容器 ３２ 試薬容器 ４１ 試薬キット ４３ 内壁 ４４ 内壁 ４５ 内壁 ４６ 内壁 ５１ 試薬キット ７１ キャリヤ板 ７２ ペルチェ要素 ７３ ペルチェ要素 １０１ ピペット針 １０２ ロッド １０３ 台 １０４ 案内溝
Claims (4)
- 【請求項１】 試薬を収容する少なくとも一つの容器を
収容する試薬キットにおいて、前記キットは本質的に基
部（１３）および側壁（１４〜１８）を有するハウジン
グ（１２）、およびハウジンク内に収容された少なくと
も一つの容器（３１，３２）よりなり、前記ハウジング
は熱伝導度が空気の熱伝導度より大きい材料よりなり、
かつ少なくとも一つの試薬容器（３１，３２）の外壁の
一部に固定的に接触する内壁（４３〜４６）を有する試
薬キット。 - 【請求項２】 前記ハウジングは開口を有する着脱可能
なふた（１９）を有し、自動的に実施されるピペットに
よる採取工程の際、前記開口を通して試薬容器の内容物
に近づき得る請求項１に記載の試薬キット。 - 【請求項３】 各試薬容器は解析装置におけるピペット
装置のピペット針（１０１）によって穿孔しうるが、ピ
ペット針を除去した後、ふたたび閉鎖するふた（３５，
３６）によって閉鎖される請求項１に記載の試薬キッ
ト。 - 【請求項４】 請求項１に記載の複数の試薬キットをう
け入れうる自動解析装置において、前記解析装置は下記
の要素、すなわち、 解析装置にうけ入れられる本発明による試薬キット（１
１，４１，５１）をその上に設置しうるキャリヤ板（７
１）、 キャリヤ板（７１）、したがって試薬キット（１１，４
１，５１）および中に収容された試薬容器（３１，３
２）を冷却するペルチェ要素（７２，７３）、およびと
くに特定の試薬量を試薬容器（３１，３２）から除去
し、それぞれ検査すべきサンプルを収容する特定の反応
容器に移送することにより、解析装置に必要なピペット
による採取を実施するピペットによる自動採取装置（１
０２〜１０４）を有する解析装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH325493 | 1993-10-28 | ||
| CH03254/93-8 | 1993-10-28 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07191039A true JPH07191039A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=4252001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6263348A Pending JPH07191039A (ja) | 1993-10-28 | 1994-10-27 | 試薬キットおよび試薬キットをうけ入れる解析装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0651254A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07191039A (ja) |
| KR (1) | KR950012073A (ja) |
| CN (1) | CN1110787A (ja) |
| AU (1) | AU7741894A (ja) |
| CA (1) | CA2132813A1 (ja) |
| RU (1) | RU94039295A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083983A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Sysmex Corp | 容器収納ユニット及び容器の配置方法及び容器 |
| JP2005121492A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Hitachi High-Technologies Corp | 試薬カセット及びそれを用いる自動分析装置 |
| JP2007187666A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | F Hoffmann La Roche Ag | 試薬キットおよび分析装置 |
| JP2011039028A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-24 | Sysmex Corp | 試薬容器および試薬セット |
| JP4927074B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2012-05-09 | ジェン−プロウブ インコーポレイテッド | サンプル管ホルダ |
| WO2013183122A1 (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-12 | 富士レビオ株式会社 | カートリッジ用収容器 |
| JP2022180350A (ja) * | 2013-03-13 | 2022-12-06 | アボット・ラボラトリーズ | 液体を撹拌する装置および方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19540877C2 (de) * | 1995-11-02 | 1998-02-26 | Byk Sangtec Diagnostica | Modulare Reagenzienkartusche |
| US6030582A (en) * | 1998-03-06 | 2000-02-29 | Levy; Abner | Self-resealing, puncturable container cap |
| US7666363B2 (en) | 2001-09-05 | 2010-02-23 | Quest Diagnostics Investments Incorporated | Reagent cartridge |
| DE10360526A1 (de) * | 2003-12-22 | 2005-07-14 | Roche Diagnostics Gmbh | Reagenzkassette mit Reagenzbehälter für partikelhaltiges Reagenz für dessen noninvasive Homogenisierung |
| ATE462495T1 (de) * | 2005-09-21 | 2010-04-15 | Hoffmann La Roche | Halter für kuvetten, kuvettenmatrix und analysevorrichtung mit diesen komponenten |
| CN101479042B (zh) | 2006-07-04 | 2012-08-08 | 爱朋多夫公司 | 用于实验室液体的模块化存储系统 |
| CN103071556B (zh) * | 2012-06-15 | 2014-11-26 | 郑州安图生物工程股份有限公司 | 用于医疗分析仪的试剂瓶架系统 |
| US9513303B2 (en) | 2013-03-15 | 2016-12-06 | Abbott Laboratories | Light-blocking system for a diagnostic analyzer |
| US9632103B2 (en) | 2013-03-15 | 2017-04-25 | Abbott Laboraties | Linear track diagnostic analyzer |
| WO2014144825A2 (en) | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Abbott Laboratories | Automated reagent manager of a diagnostic analyzer system |
| EP3081302A1 (de) | 2015-04-15 | 2016-10-19 | Siemens Healthcare Diagnostics Products GmbH | Temperierbares gehäuse für reagenzflüssigkeitsbehälter |
| CN107703322B (zh) * | 2017-06-15 | 2024-06-04 | 迈克医疗电子有限公司 | 试剂吸样机构及样本分析仪 |
| KR200489418Y1 (ko) | 2018-07-05 | 2019-06-17 | (주)래피젠 | 체외진단검체필터용 케이스 |
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| DE2921867A1 (de) * | 1979-05-30 | 1980-12-11 | Kenneth Dawson Bagshawe | Vorrichtung zur inkubation von messproben |
| JPS61212764A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-20 | Toshiba Corp | 自動化学分析装置の恒温槽 |
| TW223593B (ja) * | 1992-04-09 | 1994-05-11 | Hoffmann La Roche |
-
1994
- 1994-09-23 CA CA002132813A patent/CA2132813A1/en not_active Abandoned
- 1994-10-17 EP EP94116310A patent/EP0651254A1/de not_active Withdrawn
- 1994-10-24 AU AU77418/94A patent/AU7741894A/en not_active Abandoned
- 1994-10-26 KR KR1019940027335A patent/KR950012073A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-10-27 CN CN94113664A patent/CN1110787A/zh active Pending
- 1994-10-27 JP JP6263348A patent/JPH07191039A/ja active Pending
- 1994-10-28 RU RU94039295/04A patent/RU94039295A/ru unknown
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|---|---|
| RU94039295A (ru) | 1996-09-10 |
| CN1110787A (zh) | 1995-10-25 |
| EP0651254A1 (de) | 1995-05-03 |
| AU7741894A (en) | 1995-06-15 |
| KR950012073A (ko) | 1995-05-16 |
| CA2132813A1 (en) | 1995-04-29 |
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