JPH0719085Y2 - 電球取替器 - Google Patents

電球取替器

Info

Publication number
JPH0719085Y2
JPH0719085Y2 JP15283089U JP15283089U JPH0719085Y2 JP H0719085 Y2 JPH0719085 Y2 JP H0719085Y2 JP 15283089 U JP15283089 U JP 15283089U JP 15283089 U JP15283089 U JP 15283089U JP H0719085 Y2 JPH0719085 Y2 JP H0719085Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction cup
light bulb
handle
bulb
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15283089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0391659U (ja
Inventor
嶽 青木
Original Assignee
嶽 青木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 嶽 青木 filed Critical 嶽 青木
Priority to JP15283089U priority Critical patent/JPH0719085Y2/ja
Publication of JPH0391659U publication Critical patent/JPH0391659U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0719085Y2 publication Critical patent/JPH0719085Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電球取替器に関する。
[従来の技術] 周知の通り、電球は例えば天井などのように建物の中の
高い所に取り付けられていることが多い。したがって電
球を取り替える場合、電球を直接手で握持することがで
きないので、電球を吸着する手段を柄の先に設けてなる
電球取替器が多数提案されている。ところで、従来の電
球取替器の場合は電球吸着手段の部分に着目すると、柄
の先に設けられているのはカップ状に形成されている吸
盤のみであった。
[考案が解決しようとする課題] しかし、このような電球取替器における電球吸着手段
は、電球を吸着したり脱着したりするためのもののみな
らず、柄を操作して電球を回転させる際の支持部の役目
も有している。したがって、電球吸着手段として使用さ
れる吸盤には、吸着性の他に強さや硬さが要求される。
従来の電球取替器の場合は単一部材によって吸盤が形成
されているので、例えば電球を吸着させ易くする点を重
視する場合には薄くして柔軟に形成しなければならな
い。しかし、このようにすると吸着性は良いけれど、電
球を回転させるための柄の操作がしにくくなる。
一方、柄の操作性を重視する場合には吸着盤の肉厚を厚
くして剛性を持たせればよいが、この場合には電球を吸
着しにくくなってしまう不都合が生じる。
本考案は上述の問題点に鑑み、電球の吸着性が優れて
いるとともに、柄の操作をしたときに加えられるひね
りに対する強度が大きく、しかも吸着手段から電球を
取り外すときには簡単に外すことができるようにするこ
とを目的とする。
[課題を解決する為の手段] 本考案の電球取替器は、柄1と、上記柄1の先端に取着
された弾復元性を有する略半球状に形成された吸盤5と
より成り、吸盤5によって電球4の面を吸着させた後で
外部操作を行ない上記吸盤5と電球4の面との間に形成
される中空帯8に給気することにより上記電球4を外脱
するようにした電球取替器に於いて; 上記吸盤5の先端の内周縁30に沿ってその周端31が固定
された状態で上記吸盤5の内面に補助吸盤体6を設ける
と共に、この補助吸盤体6の面にはその表裏に貫通する
通気孔9を形成したことを特徴とする電球取替器であ
る。
[作用] 電球吸着手段2を、吸盤5および補助吸盤体6の2つの
部材で構成し、上記吸盤5に剛性を持たせる。これによ
り、柄1の操作が行なわれたときに上記電球取替器2に
加えられるひねり力に対する耐力を吸盤5に分担させ
る。これにより、電球4を回転させるときの操作性の良
さと優れた吸着性の両方が得られるようになる。他方吸
盤5の吸着時、補助吸盤体6が吸盤5の電球表面に対す
る吸着を補助する。従って吸着性もよい。即ち吸着時、
補助吸盤体6の周端31が吸盤5の内周縁30に接合されて
いて、補助吸盤体6が吸盤5の内周縁30を電球表面に吸
着させようとして内側から引っ張るので吸盤5と電球の
表面の吸着性がよい。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例の電球取替器を使用して電球
を交換をしている様子を示す側面図である。
第1図に示すように、実施例の電球取替器は柄1の後端
を把持しその先端に取着されている電球吸着手段2を、
建物の天井3などに取り付けられている電球4に押し付
ける。
第2図の正面図および第3図の断面図に示すように、電
球吸着手段2は略半球状に形成された吸盤5と、同じく
略半球状に形成されその周端31が吸盤5の先端の内周縁
30に沿って固定された状態で吸盤5の内側に配設されて
いる補助吸盤体6とで構成されている。
そして、このように、実施例の電球取替器においては、
柄1の先端に取着する電球吸着手段2を吸盤5および補
助吸盤体6で構成し且つ吸盤5を吸着可能ではあるが、
硬く形成する。
したがって、操作者7が柄1を回転させたときに加えら
れるひねり力に対する強度を大きくすることができる。
そして、補助吸盤体6に複数の通気孔9を形成するとと
もに、吸盤5と補助吸盤体6との間に中空帯8を形成
し、操作者7が外部操作を行なうことによりこの中空帯
8に吸気して、吸盤5の真空吸着力を下げることができ
るようにしてある。
すなわち、吸盤5の中央部には柄1に差し込むための差
し込み部10が突設されていて、この差し込み部10の中心
に給気孔11が形成されている。そして、この給気孔11に
栓座12が設けられ、この栓座12にスプリング13の押圧力
で給気球栓14を押し付けることにより常時は給気孔11を
塞いでいる。したがって、常時は中空帯8に給気されな
いので、通気孔9が形成されていても吸盤5は大きな真
空吸着力を有している。
一方、給気球栓14には球栓引っ張り糸15の一端が接続さ
れるとともに、引っ張り糸15の他端は柄1の後端部近傍
に回転自在に支持されている回転軸16に接続されてい
る。また、柄1の後端部近傍には球栓引っ張り糸作動ぼ
たん17が進退自在に配設され、この球栓引っ張り糸作動
ぼたん17の先端と回転軸16上に突設されている作動アー
ム16aとが当接している。上記したように、常時はスプ
リング13によって引っ張り糸15が柄1の先端方向に引か
れているので、回転軸16には第3図中時計回り方向の回
転力が作用しており、この回転力により球栓引っ張り糸
作動ぼたん17は外方に突出した状態となっている。実施
例においては、これらの引っ張り糸15、回転軸16および
球栓引っ張り糸作動ぼたん17により、中空帯8への給気
手段18を構成している。
実施例の電球取替器はこのように構成されているので、
電球4を吸着するときには吸盤5と補助吸盤体6を電球
の面に押し付ける。この時、第4図の断面図において矢
印20で示すように電球4と補助吸盤体6との間に介在す
る空気が通気孔9を通って中空帯8に抜け、更に給気孔
11を通って柄1の内部に排気される。このように排気さ
れた後は吸気球栓14が栓座12に押し付けられて給気孔11
を閉じる。
次に吸盤5に対する押し付けをややゆるめると吸盤5が
弾力によってふくらむ。そして中空帯8内が負圧化す
る。且つ補助吸盤体6が吸盤5の内周縁30の電球4の表
面の吸着性を補助する。即ち周端31が内周縁30に固定さ
れているので補助吸盤体6が吸盤5の内周縁30を電球表
面に密着させようとする。この結果、中空帯8の負圧が
良好に保持され、吸盤5は大きな真空吸着力で電球4を
吸着保持する。
このようにして電球4を吸着したら、次に、柄1を回し
て電球4をソケット21(第1図参照)から取り外す。こ
の際、電球吸着手段2に大きなひねり力が加えられるが
吸盤5が硬く形成されているので、それに十分に耐える
ことが良好な使い易さが得られる。
電球4をソケット21から取り外したら、次に、第5図の
電球離脱時の動作を示す断面図において、矢印22で示す
ように球栓引っ張り糸作動ぼたん17を押圧する。これに
より、作動アーム16aが球栓引っ張り糸作動ぼたん17の
先端で押圧されるので、回転軸16が矢印23で示すように
反時計回り方向に回転する。したがって、この回転力に
より球栓引っ張り糸15が矢印24で示すように柄1の後端
部方向に引っ張られ、スプンリグ13の押圧力に抗して給
気球栓14が栓座12から離間される。これにより、矢印25
で示すように給気孔11を通して中空帯8に給気されるの
で、吸盤5と電球4との間の真空度が大幅に低下し、電
球4を電球吸着手段2から容易に取り外すことができる
ようになる。
なお、上記実施例においては、球栓引っ張り糸作動ぼた
ん17を押圧することにより給気球栓14を栓座2から離間
させ、中空帯8に給気するようにした例を示したが、上
記中空帯8に給気する手段は、例えば球栓引っ張り糸15
を直接引っ張る手段などのような種々の手段を用いるこ
とができる。
[考案の効果] 本考案は上述したように、柄1と、上記柄1の先端に取
着された電球吸着手段2とからなる電球取替器に於い
て、吸盤5と、上記吸盤5の先端の内周縁30に沿ってそ
の周端31が固定された状態で上記吸盤5の内面に配設さ
れた補助吸盤体6とで上記電球吸着手段2を構成したの
で、電球を吸着する際、吸盤5の吸着性を補助吸盤体6
が補助し、吸着性の良さを出すことができ、柄1を回し
て電球4をソケット21から取り外す際に電球吸着手段2
に加えられるひねり力に耐える耐強度を吸盤5に分担さ
せるようにすることができる。また、電球4を電球吸着
手段2から脱着するときには、外部から吸気手段18を操
作して上記中空帯8に給気することにより、上記電球4
と上記吸盤6との間の真空度を下げることができる。し
たがって、これらにより、電球を吸着する際に優れた
吸着性が得られるとともに、柄を操作して電球をソケ
ットから外す際には優れた操作性が得られ、しかも吸
着手段から電球を容易に取り外すことができる電球取替
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電球取替器を使用している状態を示す
側面図、 第2図は電球取替器の正面図、 第3図は電球取替器の全体構成を示す断面図、 第4図は電球を吸着するときの作用を説明するための断
面図、 第5図は電球を離脱させるときの作用を説明するための
断面図である。 尚図中符号 1……柄、2……電球吸着手段、4……電球、5……吸
盤、6……補助吸盤体、8……中空帯、9……通気孔、
11……給気孔、12……栓座、13……スプリング、14……
給気球栓、18……吸気手段、 をそれぞれ示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄1と、上記柄1の先端に取着された弾復
    元性を有する略半球状に形成された吸盤5とより成り、
    吸盤5によって電球4の面を吸着させた後で外部操作を
    行ない上記吸盤5と電球4の面との間に形成される中空
    帯8に給気することにより上記電球4を外脱するように
    した電球取替器に於いて; 上記吸盤5の先端の内周縁30に沿ってその周端31が固定
    された状態で上記吸盤5の内面に補助吸盤体6を設ける
    と共に、この補助吸盤体6の面にはその表裏に貫通する
    通気孔9を形成したことを特徴とする電球取替器。
  2. 【請求項2】上記外部操作によって上記中空帯8に給気
    する手段は、上記中空帯8に連通する給気孔11に設けら
    れている栓座12に配置された球栓14と、上記球栓14を上
    記栓座12に押し付けて上記給気孔11を塞ぐスプリング13
    と、上記球栓14に一端が結合されるとともに他端が上記
    柄の端部近傍に設けられている作動アーム16aに取着さ
    れている球栓引っ張り糸15と、上記柄1の端部近傍に設
    けられ、押圧されることにより上記作動アーム16aを回
    動させて上記球栓引っ張り糸15を上記柄1の端部方向に
    移動させ上記球栓14を上記栓座12から離間させる球栓引
    っ張り糸作動ぼたん17とからなることを特徴とする請求
    項1に記載の電球取替器。
JP15283089U 1989-12-28 1989-12-28 電球取替器 Expired - Lifetime JPH0719085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15283089U JPH0719085Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 電球取替器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15283089U JPH0719085Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 電球取替器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0391659U JPH0391659U (ja) 1991-09-18
JPH0719085Y2 true JPH0719085Y2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=31699070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15283089U Expired - Lifetime JPH0719085Y2 (ja) 1989-12-28 1989-12-28 電球取替器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719085Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011062673A1 (en) * 2009-11-20 2011-05-26 Zabriskie Stephen L Light bulb changer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011062673A1 (en) * 2009-11-20 2011-05-26 Zabriskie Stephen L Light bulb changer

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0391659U (ja) 1991-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2342428A1 (en) A floor mopping device for a vacuum cleaner
JP2001314358A (ja) 真空掃除機
EP1779758A3 (en) Vacuum cleaner
JPH0719085Y2 (ja) 電球取替器
JP4713958B2 (ja) 電気掃除機
CN210504666U (zh) 取料机构
JP2001066229A (ja) 分析用メンブランフィルタの吸引脱着器
KR200162277Y1 (ko) 진공트위저
JP3002063U (ja) 電池式ハンドクリーナ
JPH087851A (ja) 電球交換具
KR100213651B1 (ko) 진공 청소기용 손잡이의 유연 장치
CN219408837U (zh) 一种旋转吸盘结构
JP2005334341A (ja) 電気掃除機
JP3981747B2 (ja) 真空ピンセット
JPH08126968A (ja) リードカッター刃把持装置
KR200157797Y1 (ko) 진공 척
TWM326873U (en) Suction disc
JP3117158U (ja) 吸盤用吸着体の構造
KR200278380Y1 (ko) 분리용 패드가 내설된 진공 흡착기
JPH11169323A (ja) 電気掃除機用吸込み補助具
JP2003135346A (ja) 電気掃除機
JPH04146083A (ja) 真空ピンセット
JPS6238596Y2 (ja)
JPH10225403A (ja) 電気掃除機
JP2007313008A (ja) 電気掃除機