JPH07190770A - 局地測位方法及び局地測位装置と、測位用反射装置 - Google Patents

局地測位方法及び局地測位装置と、測位用反射装置

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JPH07190770A
JPH07190770A JP34738293A JP34738293A JPH07190770A JP H07190770 A JPH07190770 A JP H07190770A JP 34738293 A JP34738293 A JP 34738293A JP 34738293 A JP34738293 A JP 34738293A JP H07190770 A JPH07190770 A JP H07190770A
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reflecting
point
distance
ground coordinates
positioning
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JP34738293A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sakurai
浩 桜井
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】任意の局地的な作業地域内の任意の位置を、経
済的かつ容易に測位し得ること。 【構成】少なくとも3箇所の、地上座標(Xn,Yn,
Zn)が既知な基準点BPnに、超音波を反射し得る反
射装置30をそれぞれ設け、それら基準点に設けた反射
手段と測位すべき測量点SPとの間の測定距離Lnを、
測距機15によりそれぞれ測定し、これら測定した測定
距離と、該各測定距離に対応する前記各基準点の地上座
標の、少なくとも3つの組合せより、前記測位点の地上
座標(X,Y,Z)を演算するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局地的な作業地域内の
位置を把握するのに好適な局地測位方法及び局地測位装
置と、測位用反射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年需要が増加しつつある、汎地球測位
システム(Gloval Positioning system、以下GPSと
いう)を利用した測位装置は、地球上の任意の位置にお
いて、GPSの人工衛星が発する衛星信号を受信するだ
けで、該地上の位置を容易かつ精度良く求めることがで
きるので、航空機、船舶、自動車等のナビゲーション
や、測量等の多くの分野でGPSが利用されている。即
ち、GPSを利用したGPS測量装置を用いれば、GP
S測量装置を所望する測量位置上に配するだけで測量が
可能であり、従来のトランシット等を用いた測量に比較
して、測量作業はかなり楽になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、測量すべき作
業地域のうち山間、屋内等の人工衛星からの衛星信号が
届かない場所では、GPS測量装置による測量ができな
かった。また、測量作業の多くは、地球上全体に亙り測
量することはなく、ある限られた局地の作業地域内の任
意の位置を測量しており、高価なGPS測量装置は測量
作業において過剰な能力を有していた。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、任意
の局地的な作業地域内の任意の位置を、経済的かつ容易
に測位し得る局地測位方法及び局地測位装置と、測位用
反射装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明のうち第1
の発明は、地上座標((Xn,Yn,Zn))が既知な
基準点(BPn)を、少なくとも3箇所有し、これら基
準点に、超音波を反射し得る反射手段(30)をそれぞ
れ設け、それら基準点に設けた反射手段と測位すべき測
位点(SP)との間の測定距離(Ln)を、超音波測距
手段(15)によりそれぞれ測定し、これら測定した測
定距離と、該各測定距離に対応する前記各基準点の地上
座標の、少なくとも3つの組合せより、前記測位点の地
上座標((X,Y,Z))を演算するように構成され
る。
【0006】また、本発明のうち第2の発明は、超音波
を反射し得る設置自在な反射手段(30)を少なくとも
3個有し、超音波測距手段(15)を、該超音波測距手
段と前記反射手段との間の測定距離(Ln)を測定し得
る形で設け、前記少なくとも3個の反射手段を設置した
地上座標((Xn,Yn,Zn))を格納し得る既知座
標メモリ(24)を設け、前記超音波測距手段が測定し
た測定距離と、前記既知座標メモリに格納された該測定
距離に対応する前記反射手段の地上座標の、少なくとも
3つの組合せに基づいて、前記超音波測距手段の地上座
標((X,Y,Z))を演算する測定位置演算手段(2
7)を設けて構成される。
【0007】更に、本発明のうち第3の発明は、超音波
を反射し得る反射部材(33)を有し、前記反射部材
を、所定の中心点(RO)の回りに、該中心点に向けて
入射された超音波を、該入射された方向とは逆方向に反
射し得る形で設け、前記反射部材を支持する支持部材
(31、32)を設けて構成される。
【0008】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により、本発明のうち第1及び第
2の発明は、局地的な作業地域に反射手段(30)を設
けて超音波測距手段(15)により測定距離(Ln)を
測定するだけで、測位点(SP)の地上座標((X,
Y,Z))を求めることができるように作用する。ま
た、レーザ光等のように指向性の高くない超音波を用い
て測定距離(Ln)を測定することにより、距離測定の
ために超音波測距手段(15)を反射手段(30)に対
して正確に位置決めする手間が掛からないように作用す
る。更に、超音波測距手段(15)が受信し得るように
反射手段(30)を適宜設置すれば、屋内等の作業地域
でも測位することができるので、測位し得る場所の制限
を受けないように作用する。更に、本発明のうち第3の
発明は、反射部材(33)を中心点(RO)の回りに設
けたことにより、広範囲に亙り入射されてくる超音波を
反射することができるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による局地測位方法の一実施例を示
す模式図、図2は、本発明による局地測位装置が適用さ
れた測位装置の一実施例を示す側面図、図3は、図2に
示した位置演算装置のブロック図、図4は、本発明によ
る測位用反射装置の一実施例を示す破断側面図、図5
は、図2に示した出力部の表示の一例を示す模式図であ
る。
【0011】本発明による局地測位装置が適用された測
位装置10は、図2に示すように、地盤上に設置自在な
三脚等から成る支持脚台11を有しており、支持脚台1
1は、搭載部11a及び3本の脚11b、11b、11
b等から構成されている。即ち、支持脚台11は、搭載
部11aを有しており、搭載部11aには、3本の脚1
1b、11b、11bが、上下方向に伸延する中心軸C
T1を中心として展開折畳自在に設けられている。支持
脚台11の搭載部11aの上部(図中上方)には、位置
演算装置20が、支持脚台11に対して中心軸CT1を
中心として水平面内で(矢印R、S方向に)回動自在に
設けられており、位置演算装置20の上部(図中上方)
には、支持ポール13が立設されている。支持ポール1
3の先端部分には、超音波が反射して来る伝播時間によ
り距離を測定し得る測距機15が枢着されており、測距
機15には、距離測定用の基準点である測距点DSP
が、中心軸CT1上に一致させる形で該測距点DSPを
中心に上下方向(矢印A、B方向)に揺動自在に設定さ
れている。即ち、測距機15には、超音波を発射受信し
得る測定部15aが設けられており、測距機15は、測
定部15aから発射した超音波が、所定の反射部材に反
射して該測定部15aに戻って来るのに要した時間、即
ち、超音波が反射して来る伝播時間により測距点DSP
に対する反射点までの距離を測定し得る。なお、測距機
15は、図示しない温度センサにより外気温度を取得し
て、該取得した外気温度に対応した音速を用いて距離を
演算する。また、支持脚台11の搭載部11aの下部
(図中下方)には、レーザ光16aを射出して位置を指
示し得るレーザポインタ16が、中心軸CT1上に吊下
されており、レーザポインタ16は、測距機15の測距
点DSPの直下部に、レーザ光16aを鉛直下方に向け
て射出し得る形で設けられている。即ち、レーザポイン
タ16は、測距機15の測距点DSPを、レーザ光16
aにより指示位置LOとして地表等に指示し得る。
【0012】更に、位置演算装置20は、図3に示すよ
うに、主制御部21を有しており、主制御部21には、
キーボード等から成る入力部22、液晶表示パネル等か
ら成る出力部23、基準点位置データメモリ24、測定
距離データメモリ25、座標補正データメモリ26、測
量点位置演算部27及び測量点データメモリ28等が、
バス線等を介して接続されている。また、出力部23に
は、第1画像表示部23a及び第2画像表示部23bが
接続されている。
【0013】また、本発明による測位に用いる反射部材
が適用された反射装置30は、図4に示すように、地盤
上に設置自在な三脚等から成る支持脚台31を有してお
り、支持脚台31は、搭載部31a及び3本の脚31
b、31b、31b等から構成されている。即ち、支持
脚台31は、搭載部31aを有しており、搭載部31a
には、3本の脚31b、31b、31bが、上下方向に
伸延する中心軸CT2を中心として展開折畳自在に設け
られている。支持脚台31の搭載部31aの上部(図中
上方)には、反射中心ROを中心とした球形状を成す反
射部材取付本体32が設けられており、反射部材取付本
体32の反射中心ROは、中心軸CT2上に一致させる
形で設けられている。また、反射部材取付本体32の表
面には、取付面32aが、搭載部31aと反射部材取付
本体32の取付部分を除く全面に亙り形成されており、
取付面32aには、反射面33aにより超音波を反射し
得る反射部材33が貼り付けられている。これら反射部
材33の全ての反射面33aは、反射中心ROを中心と
した反射半径r上に設けられており、即ち、反射部材
は、反射中心ROの回りに、該反射中心ROに向けて入
射された超音波を、該入射された方向(図4中矢印G方
向)とは逆方向(図4中矢印H方向)に反射し得る形で
設けられている。また、支持脚台31の搭載部31aの
下部(図中下方)には、レーザ光36aを射出して位置
を指示し得るレーザポインタ36が、中心軸CT2上に
吊下されており、レーザポインタ36は、反射部材33
の反射中心ROの直下部に、レーザ光36aを鉛直下方
に向けて射出し得る形で設けられている。即ち、レーザ
ポインタ36は、反射中心ROを、レーザ光36aによ
り指示位置LOとして地表等に指示し得る。
【0014】本発明は、以上のような構成を有するの
で、例えば、測位装置1により、図1に示すような山間
の局地の作業エリアWKARにおいて測量する場合は、
測位装置1を以下の要領で作業エリアWKARに設置す
る。まず、作業エリアWKARの近傍(作業エリアWK
AR内を含む)の少なくとも3つの地上座標が既知な位
置に、例えば、図1に示すように、該作業エリアWKA
Rを囲む山のうち、少なくとも3つの山61、62、6
3の山頂付近に設けられた三角点、水準点等の、地上座
標(Xn,Yn,Zn)が既知な基準点BPn(n=
1、2、3、……)に、それぞれ反射装置30(30
A、30B、30C)を設置する。即ち、図1中左方の
山61に設けられた、既知な地上座標(X1,Y1,Z
1)を有する第1基準点BP1に、反射装置30(30
A)を、図4に示すように、反射装置30Aのレーザポ
インタ36のレーザ光36aにより地表に指示される指
示位置LOを、第1基準点BP1に一致させるように位
置決めすることにり、反射装置30Aの反射中心ROを
第1基準点BP1の鉛直上方に一致させる形で設置す
る。そして、図4に示す、第1基準点BP1から反射装
置30Aの反射中心ROまでの第1反射高さRH1を測
定する。そこで、反射装置30Aの反射中心ROを第1
既知点KP1とすると、第1既知点KP1(反射中心R
O)は、第1基準点BP1の鉛直上方なので、第1既知
点KP1の地上座標(x1,y1,z1)は、水平方向
成分x1,y1が第1基準点BP1の水平方向成分X
1,Y1と等しく、また、高さ成分z1が第1基準点B
P1の高さ成分Z1に第1反射高さRH1を加えたもの
(x1=X1,y1=Y1,z1=Z1+RH1)とな
り、第1既知点KP1の地上座標は、(x1,y1,z
1)=(X1,Y1,Z1+RH1)と、第1基準点B
P1に対応した既知な座標となる。また、図1中右上方
の山62に設けられた、地上座標(X2,Y2,Z2)
を有する第2基準点BP2に、同様にして、反射装置3
0(30B)を、反射装置30Bの反射中心ROを第2
基準点BP2の鉛直上方に一致させる形で設置する。そ
して、第2基準点BP2から反射装置30Bの反射中心
ROまでの第2反射高さRH2を測定する。そこで、反
射装置30Bの反射中心ROを第2既知点KP2とする
と、第2既知点KP2の地上座標(x2,y2,z2)
は、第2反射高さRH2を、第2基準点BP2の地上座
標(X2,Y2,Z2)の高さ成分Z2に加えたもの
(x2=X2,y2=Y2,z2=Z2+RH2)とな
り、第2既知点KP2の地上座標は、(x2,y2,z
2)=(X2,Y2,Z2+RH2)と、第2基準点B
P2に対応した既知な座標となる。更に、図1中右下方
の山63に設けられた、地上座標(X3,Y3,Z3)
を有する第3基準点BP3に、同様にして、反射装置3
0(30C)を、反射装置30Cの反射中心ROを第3
基準点BP3の鉛直上方に一致させる形で設置する。そ
して、第3基準点BP3から反射装置30Cの反射中心
ROまでの第3反射高さRH3を測定する。そこで、反
射装置30Cの反射中心ROを第3既知点KP3とする
と、第3既知点KP3の地上座標(x3,y3,z3)
は、第3反射高さRH3を、第3基準点BP3の地上座
標(X3,Y3,Z3)の高さ成分Z3に加えたもの
(x3=X3,y3=Y3,z3=Z3+RH3)とな
り、第3既知点KP3の地上座標は、(x3,y3,z
3)=(X3,Y3,Z3+RH3)と、第3基準点B
P3に対応した既知な座標となる。
【0015】次に、このように少なくとも3つの地上座
標が既知な第1〜第3基準点BP1、BP2、BP3上
にそれぞれ反射装置30(30A、30B、30C)を
設置したら、作業エリアWKAR内の測量すべき測量点
SPに、測位装置10を設置して測量点SPの地上座標
(X,Y,Z)を求める。即ち、図1に示すように、作
業エリアWKAR内の測量点SPに、測位装置10を、
レーザポインタ16のレーザ光16aにより地表に指示
される指示位置LOを測量点SPに一致させるように位
置決めすることにより、測位装置10の測距機15の測
距点DSPを測量点SPの鉛直上方に一致させる形で設
置する。そして、図2に示す、測距機15の測距点DS
Pから測量点SPまでの測定高さSHを測定する。そこ
で、測位装置10の測距機15の測距点DSPの地上座
標を(x,y,z)とすると、測量点SPは測距点DS
Pの鉛直下方なので、測量点SPの地上座標(X,Y,
Z)は、水平方向成分X,Yが測距点DSPの水平方向
成分x,yと等しく、また、高さ成分Zが測距点DSP
の高さ成分zから測定高さSHを差し引いたもの(X=
x,Y=y,Z=z−SH)となり、測量点SPの地上
座標は、(X,Y,Z)=(x,y,z−SH)と、測
距点DSPの地上座標(x,y,z)から求めることが
可能となる。
【0016】次に、このように測位装置10を測量点S
Pに設置したら、測量作業者は、測位装置10の位置演
算装置20の入力部22を介して、第1、第2及び第3
基準点BP1、BP2、BP3の各地上座標(X1,Y
1,Z1)、(X2,Y2,Z2)、(X3,Y3,Z
3)と、それら基準点BP1、BP2、BP3に設置し
た反射装置30A、30B、30Cの第1、第2及び第
3反射高さRH1、RH2、RH3及びそれら反射装置
30A、30B、30Cの反射半径rと、測量点SPに
設置した測位装置10の測定高さSHを入力して、主制
御部21に対して測量の開始を指令する。すると、位置
演算装置20の主制御部21は、それら第1〜第3基準
点BP1〜BP3の各地上座標(X1,Y1,Z1)、
(X2,Y2,Z2)、(X3,Y3,Z3)及び第1
〜第3反射高さRH1、RH2、RH3を、基準点位置
データメモリ24に格納すると共に、反射装置30A、
30B、30Cの反射半径r及び測定高さSHを座標補
正データメモリ26に格納し、主制御部21は、測量点
位置演算部27に対して、測量点SPの地上座標(X,
Y,Z)を演算するように指示する。指示を受けた測量
点位置演算部27は、まず、測量点SPの地上座標
(X,Y,Z)を演算するために必要な、第1〜第3基
準点BP1〜BP3に設けた反射装置30A、30B、
30Cと測量点SPに設けた測位装置10との間の各測
定距離Lnを測定するように、出力部23に表示する。
例えば、測量点位置演算部27は、出力部23の第1画
像表示部23aに、「第1基準点BP1と測位装置10
との間の第1測定距離L1を測定して下さい」等と表示
し、測量作業者に距離測定を促す。
【0017】そこで、出力部23の第1画像表示部23
aに第1基準点の距離測定の表示が出たら、測量作業者
は、測距機15の測定部15aを、山61の第1基準点
BP1に設置した反射装置30Aに向けて、測位装置1
0の測距機15により、第1基準点BP1に設けた反射
装置30Aの反射面33aと測量点SPに設けた該測距
機15の測距点DSPとの間の第1距離L1を測定す
る。このとき、測距機15は、超音波により距離を測定
するので、即ち、超音波は、レーザ光のように指向性が
強くないので、測距機15の測定部15aを、第1基準
点BP1の反射装置30Aに対して正確に対向するよう
に位置決めする必要はなく、概略対向させれば測距機1
5の測定部15aから発せられた超音波は反射装置30
Aに反射して該測定部15aに戻ってくるので、測距機
15の位置決めの手間が掛からず容易に距離を測定し得
る。そして、測定された第1距離L1は、測位装置20
に入力されて、測量点位置演算部27が、第1距離L1
を、第1基準点BP1に対応するデータとして測定距離
データメモリ25に格納する。次に、データの格納を終
えた測量点位置演算部27は、例えば、出力部23の第
1画像表示部23aに、「第2基準点BP2と測位装置
10との間の第2測定距離L2を測定して下さい」等と
表示し、測量作業者に距離測定を促す。次に、出力部2
3の第1画像表示部23aに第2基準点の距離測定の表
示が出たら、測量作業者は、同様にして、測距機15の
測定部15aを、山62の第2基準点BP2に設置した
反射装置30Bに向けて、測位装置10の測距機15に
より、反射装置30Bの反射面33aと該測距機15の
測距点DSPとの間の第2距離L2を測定する。する
と、測定された第2距離L2は、測位装置20に入力さ
れて、測量点位置演算部27が、第2距離L2を、第2
基準点BP2に対応するデータとして測定距離データメ
モリ25に格納する。次に、データの格納を終えた測量
点位置演算部27は、例えば、出力部23の第1画像表
示部23aに、「第3基準点BP3と測位装置10との
間の第3測定距離L3を測定して下さい」等と表示し、
測量作業者に距離測定を促す。次に、出力部23の第1
画像表示部23aに第3基準点の距離測定の表示が出た
ら、測量作業者は、同様にして、測距機15の測定部1
5aを、山63の第3基準点BP3に設置した反射装置
30Cに向けて、測位装置10の測距機15により、反
射装置30Cの反射面33aと該測距機15の測距点D
SPとの間の第3距離L3を測定する。すると、測定さ
れた第3距離L3は、測位装置20に入力されて、測量
点位置演算部27が、第3距離L3を、第3基準点BP
3に対応するデータとして測定距離データメモリ25に
格納する。次に、データの格納を終えた測量点位置演算
部27は、例えば、出力部23の第1画像表示部23a
に、「距離測定は終了しました、しばらくお待ち下さ
い」等と表示し、測量作業者に距離測定終了を告知す
る。
【0018】次に、データの格納を終えた測量点位置演
算部27は、測定距離データメモリ25に格納したこれ
ら第1〜第3測定距離L1、L2、L3と、基準点位置
データメモリ24に格納した第1〜第3基準点BP1〜
BP3の各地上座標(X1,Y1,Z1)、(X2,Y
2,Z2)、(X3,Y3,Z3)及び第1〜第3反射
高さRH1、RH2、RH3と、座標補正データメモリ
26に格納した反射装置30A、30B、30Cの反射
半径r及び測定高さSHを読み出して、測量点位置演算
部27は、測距機15により測定した第1測定距離L1
と、第1測定距離L1に対応する第1基準点BP1の地
上座標(X1,Y1,Z1)との関係、測定した第2測
定距離L2と、該第2測定距離L2に対応する第2基準
点BP2の地上座標(X2,Y2,Z2)との関係、及
び測定した第3測定距離L3と、該第3測定距離L3に
対応する第3基準点BP3の地上座標(X3,Y3,Z
3)との関係の3つの組合せから、求めるべき測量点S
Pの地上座標(X,Y,Z)の3つの未知数X、Y、Z
に対して3つの方程式をたてて、これら方程式を解くこ
とにより測量点SPの地上座標(X,Y,Z)を演算す
る。
【0019】即ち、各測定距離L1、L2、L3は、各
基準点BP1、BP2、BP3に設けた反射装置30
A、30B、30Cの、測距機15からの超音波が反射
された反射部材33の反射面33aと、測量点SPに設
けた測位装置10の測距機15の測距点DSPとの間の
距離なので、各測定距離L1、L2、L3に反射装置3
0A、30B、30Cの反射半径rを加えて、図4に示
す、各基準点BP1、BP2、BP3に対応した第1、
第2及び第3既知点KP1、KP2、KP3と、測量点
SPに設けた測距機15の測距点DSPとの間の第1、
第2及び第3補正距離L1’、L2’、L3’を求め
る。(即ち、L1’=L1+r、L2’=L2+r、L
3’=L3+rとなる。) また、各既知点KP1、KP2、KP3の地上座標(x
1,y1,z1)、(x2,y2,z2)、(x3,y
3,z3)は、前述したように、各基準点BP1、BP
2、BP3の地上座標(X1,Y1,Z1)、(X2,
Y2,Z2)、(X3,Y3,Z3)の各高さ成分に、
各基準点BP1、BP2、BP3において測定した第
1、第2及び第3反射高さRH1、RH2、RH3をそ
れぞれ加える形で求める。(即ち、(x1,y1,z
1)=(X1,Y1,Z1+RH1)、(x2,y2,
z2)=(X2,Y2,Z2+RH2)、(x3,y
3,z3)=(X3,Y3,Z3+RH3)) 更に、測量点SPの地上座標(X,Y,Z)は、測位装
置10の測距機15の測距点DSPの地上座標(x,
y,z)の高さ成分zから測定高さSHを差し引く形で
求める。(即ち、(X,Y,Z)=(x,y,z−S
H))
【0020】これにより、各測定距離L1、L2、L3
に対応する第1〜第3既知点KP1、KP2、KP3と
測距点DSPとの地上座標の関係は、以下の数式で示さ
れる。
【数1】
【数2】
【数3】 但し、
【数4】
【数5】
【数6】
【数7】 そこで、測量点位置演算部27は、これら方程式を解く
ことにより測量点SPの地上座標(X,Y,Z)を求
め、測量点位置演算部27が測量点SPの地上座標
(X,Y,Z)を演算し終えると、測量点位置演算部2
7は、該演算した地上座標(X,Y,Z)を、測量点デ
ータメモリ28に格納すると共に、出力部23に表示す
る。例えば、本実施例のように、基準点が3か所の場合
は、上記数式を解くと2つの解、第1解SP1及び第2
解SP2が求まるので、出力部23の第1及び第2画像
表示部23a、23bには、図5に示すように、測量点
SPが、それら第1及び第2解SP1、SP2に基づい
て、第1〜第3基準点BP1、BP2、BP3と共に2
か所に表示されるので、測量作業者は、それら基準点B
P1、BP2、BP3に対する位置関係から測量すべき
測量点SPが、第1解SP1または第2解SP2のいづ
れであるかを適宜判断することになる。即ち、第1画像
表示部23aには、平面上の第1及び第2解SP1、S
P2に基づく測量点SP位置が、第1〜第3基準点BP
1、BP2、BP3と共に黒色及び白色等2色に色分け
されて表示され、また第2画像表示部23bには、側面
から見た第1及び第2解SP1、SP2に基づく測量点
SP位置が、第1〜第3基準点BP1、BP2、BP3
と共に黒色及び白色等2色に色分けされて表示される。
そこで、測量作業者は、それら第1及び第2画像表示部
23a、23bの表示を見て、第1〜第3基準点BP
1、BP2、BP3に対する平面的位置及び高さ等か
ら、測量すべき測量点SPが、第1解SP1または第2
解SP2のいづれであるかを適宜判断して、該測量点S
Pの地上座標(X,Y,Z)を得ることができる。(な
お、基準点が4点以上の場合は通常解が1つだけ決まる
ので、出力部23の第1及び第2画像表示部23a、2
3bには、測量点SPが1か所だけ表示される。)
【0021】以上のように、作業エリアWKARに、少
なくとも3箇所の地上座標(Xn,Yn,Zn)が既知
な基準点BPnに反射装置30をそれぞれ設置して、測
距機15により、レーザ光等のように指向性の高くない
超音波を用いて、各反射装置30と測量すべき測量点S
Pとの間の測定距離Lnを測定し、位置演算装置20に
より、それら測定距離Ln及び該測定距離Lnに対応す
る地上座標(Xn,Yn,Zn)から、測量点SPの地
上座標(X,Y,Z)を演算させることにより、測量点
SPの地上座標(X,Y,Z)を求めることができるの
で、GPSを利用した測位方法のように、軌道上に人工
衛星を打ち上げたり、人工衛星からの信号を受信して解
析演算する装置等を必要せず、費用及び手間を掛けずに
容易に測位することができる。また、レーザ光等のよう
に指向性の高くない超音波を用いて測定距離Lnを測定
することにより、距離測定のために測距機15を反射装
置30に対して正確に位置決めする手間が掛からず、容
易に測定できる。更に、測距機15が受信し得るように
反射装置30を適宜設置すれば、屋内等の作業地域でも
測位することができるので、GPSを利用した測位方法
のように、人工衛星からの信号を受信し得る場所のみと
いった、測位し得る場所の制限を受けること無く、任意
の作業地域内の測位可能である。従って、作業エリアW
KARのような、任意の局地的な作業地域内の任意の位
置を、経済的かつ容易に測位し得る。反射装置30は、
反射部材33を反射中心ROの回りに球形状を成す形で
設けたことにより、広範囲に亙り入射されてくる超音波
を反射することができるので、広く、高低差の大きい作
業エリアWKARにおいても、反射部材33の反射面3
3aの反射方向を直すような手間等を掛けず、超音波を
用いて測定距離Lnを容易に測定できる。
【0022】なお、上述の実施例においては、基準点B
Pnは3箇所だけであったが、基準点BPnを多く取っ
たり、幾何学的に精度の高くなる位置の基準点BPnを
適宜選択して測位したり、最小二乗法等によりデータ処
理をして誤差を最小限に抑えること等により、測量点S
Pの地上座標(X,Y,Z)をより精度良く求めること
ができるのは言及するまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち第1
の発明は、地上座標(Xn,Yn,Zn)等の地上座標
が既知な基準点BPn等の基準点を、少なくとも3箇所
有し、これら基準点に、超音波を反射し得る反射装置3
0等の反射手段をそれぞれ設け、それら基準点に設けた
反射手段と測位すべき測量点SP等の測位点との間の測
定距離Ln等の測定距離を、測距機15等の超音波測距
手段によりそれぞれ測定し、これら測定した測定距離
と、該各測定距離に対応する前記各基準点の地上座標
の、少なくとも3つの組合せより、前記測位点の地上座
標(X,Y,Z)等の地上座標を演算するように構成し
たので、
【0024】局地的な作業地域に反射手段を設けて超音
波測距手段により測定距離を測定するだけで、測位点の
地上座標を求めることができるので、GPSを利用した
測位方法のように、軌道上に人工衛星を打ち上げたり、
人工衛星からの信号を受信して解析演算する装置等を必
要せず、費用及び手間を掛けずに容易に測位することが
できる。また、レーザ光等のように指向性の高くない超
音波を用いて測定距離を測定することにより、距離測定
のために超音波測距手段を反射手段に対して正確に位置
決めする手間が掛からず、容易に測定できる。更に、超
音波測距手段が受信し得るように反射手段を適宜設置す
れば、屋内等の作業地域でも測位することができるの
で、GPSを利用した測位方法のように、人工衛星から
の信号を受信し得る場所のみといった、測位し得る場所
の制限を受けること無く、任意の作業地域内の測位が可
能である。従って、任意の局地的な作業地域内の任意の
位置を、経済的かつ容易に測位し得る。
【0025】また、本発明のうち第2の発明は、超音波
を反射し得る設置自在な反射装置30等の反射手段を少
なくとも3個有し、測距機15等の超音波測距手段を、
該超音波測距手段と前記反射手段との間の測定距離Ln
等の測定距離を測定し得る形で設け、前記少なくとも3
個の反射手段を設置した地上座標(Xn,Yn,Zn)
等の地上座標を格納し得る基準点位置データメモリ24
等の既知座標メモリを設け、前記超音波測距手段が測定
した測定距離と、前記既知座標メモリに格納された該測
定距離に対応する前記反射手段の地上座標の、少なくと
も3つの組合せに基づいて、前記超音波測距手段の地上
座標(X,Y,Z)等の地上座標を演算する測定点位置
演算部27等の測定位置演算手段を設けて構成したの
で、
【0026】局地的な作業地域に反射手段を設けて超音
波測距手段により測定距離を測定するだけで、測位点の
地上座標を求めることができるので、GPSを利用した
測位方法のように、軌道上に人工衛星を打ち上げたり、
人工衛星からの信号を受信して解析演算する装置等を必
要せず、費用及び手間を掛けずに容易に測位することが
できる。また、レーザ光等のように指向性の高くない超
音波を用いて測定距離を測定することにより、距離測定
のために超音波測距手段を反射手段に対して正確に位置
決めする手間が掛からず、容易に測定できる。更に、超
音波測距手段が受信し得るように反射手段を適宜設置す
れば、屋内等の作業地域でも測位することができるの
で、GPSを利用した測位方法のように、人工衛星から
の信号を受信し得る場所のみといった、測位し得る場所
の制限を受けること無く、任意の作業地域内の測位が可
能である。従って、任意の局地的な作業地域内の任意の
位置を、経済的かつ容易に測位し得る。
【0027】更に、本発明のうち第3の発明は、超音波
を反射し得る反射部材33等の反射部材を有し、前記反
射部材を、所定の反射中心RO等の中心点の回りに、該
中心点に向けて入射された超音波を、該入射された方向
とは逆方向に反射し得る形で設け、前記反射部材を支持
する支持脚台31、反射部材取付本体32等の支持部材
を設けて構成したので、
【0028】反射部材を中心点の回りに設けたことによ
り、広範囲に亙り入射されてくる超音波を反射すること
ができるので、広く、高低差の大きい作業地域において
も、反射部材の反射方向を直すような手間等を掛けず、
超音波を用いて距離を容易に測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による局地測位方法の一実施例
を示す模式図である。
【図2】図2は、本発明による局地測位装置が適用され
た測位装置の一実施例を示す側面図である。
【図3】図3は、図2に示した位置演算装置のブロック
図である。
【図4】図4は、本発明による測位用反射装置の一実施
例を示す破断側面図である。
【図5】図5は、図2に示した出力部の表示の一例を示
す模式図である。
【符号の説明】
15……超音波測距手段(測距機) 24……既知座標メモリ(基準点位置データメモリ) 27……測定位置演算手段(測定点位置演算部) 30……反射手段(反射装置) 31……支持部材(支持脚台) 32……支持部材(反射部材取付本体) 33……反射部材(反射部材) BPn……基準点(基準点) Ln……測定距離(測定距離) RO……中心点(反射中心) SP……測位点(測量点) (Xn,Yn,Zn)……地上座標((基準点の)地上
座標) (X,Y,Z)……地上座標((測量点の)地上座標)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上座標が既知な基準点を、少なくとも
    3箇所有し、 これら基準点に、超音波を反射し得る反射手段をそれぞ
    れ設け、 それら基準点に設けた反射手段と測位すべき測位点との
    間の測定距離を、超音波測距手段によりそれぞれ測定
    し、 これら測定した測定距離と、該各測定距離に対応する前
    記各基準点の地上座標の、少なくとも3つの組合せよ
    り、前記測位点の地上座標を演算するように構成した局
    地測位方法。
  2. 【請求項2】 超音波を反射し得る設置自在な反射手段
    を少なくとも3個有し、 超音波測距手段を、該超音波測距手段と前記反射手段と
    の間の測定距離を測定し得る形で設け、 前記少なくとも3個の反射手段を設置した地上座標を格
    納し得る既知座標メモリを設け、 前記超音波測距手段が測定した測定距離と、前記既知座
    標メモリに格納された該測定距離に対応する前記反射手
    段の地上座標の、少なくとも3つの組合せに基づいて、
    前記超音波測距手段の地上座標を演算する測定位置演算
    手段を設けて構成した局地測位装置。
  3. 【請求項3】 超音波を反射し得る反射部材を有し、 前記反射部材を、所定の中心点の回りに、該中心点に向
    けて入射された超音波を、該入射された方向とは逆方向
    に反射し得る形で設け、 前記反射部材を支持する支持部材を設けて構成した測位
    用反射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018036053A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社パスコ レーザ計測システム及びレーザ計測方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018036053A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 株式会社パスコ レーザ計測システム及びレーザ計測方法

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