JPH07190535A - 冷凍サイクル制御装置 - Google Patents
冷凍サイクル制御装置Info
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- JPH07190535A JPH07190535A JP33151493A JP33151493A JPH07190535A JP H07190535 A JPH07190535 A JP H07190535A JP 33151493 A JP33151493 A JP 33151493A JP 33151493 A JP33151493 A JP 33151493A JP H07190535 A JPH07190535 A JP H07190535A
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- JP
- Japan
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- refrigerant
- control device
- control
- expansion valve
- electronic expansion
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/25—Control of valves
- F25B2600/2513—Expansion valves
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷媒交換に伴う制御機器仕様の調整を容易に
行えるようにすること。 【構成】 冷媒回路に4種類の冷媒A,B,C,Dのう
ちのいずれかを封入し終わった後、冷媒選択スイッチ1
7の指示針を封入した冷媒に係る表示部分に合わせる。
すると、冷媒選択スイッチ17からは、選択信号がイン
バータ制御回路13、室内ファン制御回路14、膨張弁
制御回路15、室外ファン制御回路16に送出される。
各回路は、自己のメモリ内に記憶されている制御データ
から、この選択信号に対応する制御データを取り出して
設定値とし、この設定値に基いてそれぞれの制御動作を
行う。
行えるようにすること。 【構成】 冷媒回路に4種類の冷媒A,B,C,Dのう
ちのいずれかを封入し終わった後、冷媒選択スイッチ1
7の指示針を封入した冷媒に係る表示部分に合わせる。
すると、冷媒選択スイッチ17からは、選択信号がイン
バータ制御回路13、室内ファン制御回路14、膨張弁
制御回路15、室外ファン制御回路16に送出される。
各回路は、自己のメモリ内に記憶されている制御データ
から、この選択信号に対応する制御データを取り出して
設定値とし、この設定値に基いてそれぞれの制御動作を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機や冷凍機の
ような冷凍サイクル制御装置に関するものである。
ような冷凍サイクル制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機や冷凍機等の冷媒と
しては、R−11,R−22等のフロンガスが用いられ
ている。しかし、近時、オゾン層破壊の原因がフロンガ
スであることが明らかとなり、これらフロンガスの規制
の必要性が叫ばれてきている。
しては、R−11,R−22等のフロンガスが用いられ
ている。しかし、近時、オゾン層破壊の原因がフロンガ
スであることが明らかとなり、これらフロンガスの規制
の必要性が叫ばれてきている。
【0003】そこで、各冷凍機器メーカは、フロンガス
に代わるものとして、種々の冷媒の使用について検討中
であるが、未だ明確な結論を出すに至っていないのが現
状である。従って、ここしばらくの間は、従来のフロン
ガスを含めて複数種類の冷媒が並列的に使用されること
が予想される。
に代わるものとして、種々の冷媒の使用について検討中
であるが、未だ明確な結論を出すに至っていないのが現
状である。従って、ここしばらくの間は、従来のフロン
ガスを含めて複数種類の冷媒が並列的に使用されること
が予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、冷媒は、そ
の種類が異なると、エンタルピーも異なってくるため、
当然、冷凍能力も異なってくる。従って、フロンガス以
外の冷媒を用いながらも、フロンガスと同等の冷凍能力
を得ようとすると、コンプレッサの回転数や膨張弁開度
等の機器仕様を適切に調整する必要がある。
の種類が異なると、エンタルピーも異なってくるため、
当然、冷凍能力も異なってくる。従って、フロンガス以
外の冷媒を用いながらも、フロンガスと同等の冷凍能力
を得ようとすると、コンプレッサの回転数や膨張弁開度
等の機器仕様を適切に調整する必要がある。
【0005】しかし、現在、生産中の冷凍機器は、フロ
ンガスの使用を前提として機器仕様が定められているた
め、他の種類の冷媒を封入しようとする場合は、それに
合わせて上記の煩雑な調整を行わなければならなかっ
た。
ンガスの使用を前提として機器仕様が定められているた
め、他の種類の冷媒を封入しようとする場合は、それに
合わせて上記の煩雑な調整を行わなければならなかっ
た。
【0006】そして、場合によっては、膨張弁自体を別
のものに交換しなければならない場合があるが、この交
換を行うに当たっては、ロー付け等のある程度熟練を要
する溶接作業を行わなければならず、溶接ミス等に起因
する不良発生の増大を招いていた。
のものに交換しなければならない場合があるが、この交
換を行うに当たっては、ロー付け等のある程度熟練を要
する溶接作業を行わなければならず、溶接ミス等に起因
する不良発生の増大を招いていた。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、冷媒交換に伴う制御機器仕様の調整を容易に行う
ことが可能な冷凍サイクル制御装置を提供することを目
的としている。
あり、冷媒交換に伴う制御機器仕様の調整を容易に行う
ことが可能な冷凍サイクル制御装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明は、圧縮機、凝縮
器、電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクル
と、圧縮機の運転制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手
段を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置にお
いて、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞ
れに適した電子膨張弁の弁開度の制御条件をあらかじめ
記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちからい
ずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前記冷
媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前記制
御条件に基いて電子膨張弁の制御を行なう制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
の手段として、請求項1記載の発明は、圧縮機、凝縮
器、電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクル
と、圧縮機の運転制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手
段を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置にお
いて、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞ
れに適した電子膨張弁の弁開度の制御条件をあらかじめ
記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちからい
ずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前記冷
媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前記制
御条件に基いて電子膨張弁の制御を行なう制御手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の冷
凍サイクル制御装置において、前記制御装置は、前記制
御条件としての所定の過熱度又は冷媒吐出温度に従っ
て、過熱度制御方式又は吐出温度制御方式により弁開度
制御を行なうものである、ことを特徴とするものであ
る。
凍サイクル制御装置において、前記制御装置は、前記制
御条件としての所定の過熱度又は冷媒吐出温度に従っ
て、過熱度制御方式又は吐出温度制御方式により弁開度
制御を行なうものである、ことを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の冷凍サイクル制御装置において、前記制御装置
は、冷媒の種類に応じて電子膨張弁の最大ストロークを
調整することが可能なものである、ことを特徴とするも
のである。
記載の冷凍サイクル制御装置において、前記制御装置
は、冷媒の種類に応じて電子膨張弁の最大ストロークを
調整することが可能なものである、ことを特徴とするも
のである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の冷凍サイクル制御装置において、前記
電子膨張弁制御装置は、冷媒の種類に応じて電子膨張弁
の単位ステップあたりの弁開度を調整することが可能で
ある、ことを特徴とするものである。
いずれかに記載の冷凍サイクル制御装置において、前記
電子膨張弁制御装置は、冷媒の種類に応じて電子膨張弁
の単位ステップあたりの弁開度を調整することが可能で
ある、ことを特徴とするものである。
【0012】請求項5記載の発明は、圧縮機、凝縮器、
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記制御装置は、複数種類のうちの少くとも一の冷
媒に適した電子膨張弁の弁開度制御を行う弁開度制御手
段が着脱可能に接続され、この弁開度制御手段は他の冷
媒に適した弁開度制御を行う他の弁開度制御手段と取換
可能になっている、ことを特徴とするものである。
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記制御装置は、複数種類のうちの少くとも一の冷
媒に適した電子膨張弁の弁開度制御を行う弁開度制御手
段が着脱可能に接続され、この弁開度制御手段は他の冷
媒に適した弁開度制御を行う他の弁開度制御手段と取換
可能になっている、ことを特徴とするものである。
【0013】請求項6記載の発明は、圧縮機、凝縮器、
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記弁開度制御手段は、複数種類の冷媒のうち少な
くとも一の冷媒に適した制御条件を記憶した記憶手段が
着脱可能に接続され、この記憶手段は他の冷媒に適した
制御条件に対応する他の記憶手段と取換可能になってい
る、ことを特徴とするものである。
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記弁開度制御手段は、複数種類の冷媒のうち少な
くとも一の冷媒に適した制御条件を記憶した記憶手段が
着脱可能に接続され、この記憶手段は他の冷媒に適した
制御条件に対応する他の記憶手段と取換可能になってい
る、ことを特徴とするものである。
【0014】請求項7記載の発明は、圧縮機、凝縮器、
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞれ
に適したコンプレッサの定格回転数の制御条件をあらか
じめ記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちか
らいずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前
記冷媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前
記制御条件に基いてコンプレッサの定格回転数の制御を
行なう制御手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の回転数制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段
を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置におい
て、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞれ
に適したコンプレッサの定格回転数の制御条件をあらか
じめ記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちか
らいずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前
記冷媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前
記制御条件に基いてコンプレッサの定格回転数の制御を
行なう制御手段と、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項8記載の発明は、圧縮機、凝縮器、
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の運転制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段、
凝縮器用ファンモータとそのファンモータの回転数制御
手段を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置に
おいて、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それ
ぞれに適したファンモータの定格回転数の制御条件をあ
らかじめ記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のう
ちからいずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチ
と、前記冷媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応
する前記制御条件に基いてファンモータの定格回転数の
制御を行なう制御手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
電子膨張弁、蒸発器等を順次接続した冷凍サイクルと、
圧縮機の運転制御手段、電子膨張弁の弁開度制御手段、
凝縮器用ファンモータとそのファンモータの回転数制御
手段を備えた制御装置を有する冷凍サイクル制御装置に
おいて、前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それ
ぞれに適したファンモータの定格回転数の制御条件をあ
らかじめ記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のう
ちからいずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチ
と、前記冷媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応
する前記制御条件に基いてファンモータの定格回転数の
制御を行なう制御手段と、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明の構成において、冷媒回路
に封入した冷媒に合わせて弁開度制御仕様の調整を行う
には、冷媒選択スイッチを操作して、表示されている複
数種類の冷媒名のうちから実際に封入した冷媒の冷媒名
を指定すればよい。
に封入した冷媒に合わせて弁開度制御仕様の調整を行う
には、冷媒選択スイッチを操作して、表示されている複
数種類の冷媒名のうちから実際に封入した冷媒の冷媒名
を指定すればよい。
【0017】記憶手段は、選択スイッチに表示されてい
る複数種類の冷媒のそれぞれに適した制御条件を予め記
憶している。そして、弁開度制御手段は上記冷媒名の指
定によって選択された冷媒に対応する制御条件を記憶手
段から取出し、この制御条件の下で制御を行う。
る複数種類の冷媒のそれぞれに適した制御条件を予め記
憶している。そして、弁開度制御手段は上記冷媒名の指
定によって選択された冷媒に対応する制御条件を記憶手
段から取出し、この制御条件の下で制御を行う。
【0018】請求項2記載の発明は、それぞれ電子膨張
弁の弁開度制御を過熱度制御方式又は吐出温度制御方式
により行うようにし、各冷媒の種類に適した過熱度又は
冷媒吐出温度を選択するようにしたものである。冷媒の
種類により効率又は能力のピーク時における過熱度や吐
出温度はそれぞれ異なっているが、これにより、各冷媒
に応じた弁開度制御を精度良く行うことができる。
弁の弁開度制御を過熱度制御方式又は吐出温度制御方式
により行うようにし、各冷媒の種類に適した過熱度又は
冷媒吐出温度を選択するようにしたものである。冷媒の
種類により効率又は能力のピーク時における過熱度や吐
出温度はそれぞれ異なっているが、これにより、各冷媒
に応じた弁開度制御を精度良く行うことができる。
【0019】請求項3記載の発明は、電子膨張弁の最大
ストロークすなわち最大弁開度を可変としたものであ
る。膨張弁通過時の冷媒体積は冷媒の種類により異なる
が、上記構成により冷媒循環量を適正に保つことができ
る。
ストロークすなわち最大弁開度を可変としたものであ
る。膨張弁通過時の冷媒体積は冷媒の種類により異なる
が、上記構成により冷媒循環量を適正に保つことができ
る。
【0020】請求項4記載の発明は、電子膨張弁の単位
ステップ当たりの弁開度量すなわち最小弁開度を可変と
したものである。これにより、よりきめ細かい制御が可
能となる。
ステップ当たりの弁開度量すなわち最小弁開度を可変と
したものである。これにより、よりきめ細かい制御が可
能となる。
【0021】請求項5記載の発明は、複数種類の冷媒の
それぞれに適した制御を行う弁開度制御手段を複数個作
っておき、これらを互いに交換できるようにしたもので
ある。これらの弁開度制御手段は、着脱可能に取り付け
られているので、容易に交換作業を行うことができる。
それぞれに適した制御を行う弁開度制御手段を複数個作
っておき、これらを互いに交換できるようにしたもので
ある。これらの弁開度制御手段は、着脱可能に取り付け
られているので、容易に交換作業を行うことができる。
【0022】請求項6記載の発明は、複数種類の冷媒の
それぞれに適している制御条件が記憶された記憶手段を
複数個作っておき、これらを互いに交換できるようにし
たものである。これらの記憶手段は、弁開度制御手段に
着脱可能に接続されているので、容易に交換作業を行う
ことができる。
それぞれに適している制御条件が記憶された記憶手段を
複数個作っておき、これらを互いに交換できるようにし
たものである。これらの記憶手段は、弁開度制御手段に
着脱可能に接続されているので、容易に交換作業を行う
ことができる。
【0023】請求項7、8記載の発明は、上記制御条件
には最も基本的な条件であるコンプレッサの定格回転
数、ファンモータの定格回転数が含まれるようにしたも
のである。これにより、必要な能力の大部分を確保する
ことができる。
には最も基本的な条件であるコンプレッサの定格回転
数、ファンモータの定格回転数が含まれるようにしたも
のである。これにより、必要な能力の大部分を確保する
ことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基いて説明す
る。図1は請求項7、8記載の発明の実施例に係る空気
調和機の構成を示すブロック図である。
る。図1は請求項7、8記載の発明の実施例に係る空気
調和機の構成を示すブロック図である。
【0025】図1において、交流電源1からの交流電力
はコンバータ2に送られて直流電力に変換され、平滑コ
ンデンサ3を介してインバータ4に送られる。インバー
タ4は、この直流電力を、再度、交流電力に変換してコ
ンプレッサモータ5に出力する。
はコンバータ2に送られて直流電力に変換され、平滑コ
ンデンサ3を介してインバータ4に送られる。インバー
タ4は、この直流電力を、再度、交流電力に変換してコ
ンプレッサモータ5に出力する。
【0026】コンプレッサモータ5により駆動されるコ
ンプレッサ6から吐出される冷媒は、まず、四方弁7を
通って室内熱交換器8で熱交換される。熱交換を終えた
冷媒は、電子膨張弁9を通った後、室外熱交換器10へ
送られて再度熱交換され、その後、四方弁7を通って、
コンプレッサ6の吸入口へ循環される。なお、室内熱交
換器8及び室外熱交換器10のそれぞれの付近には室内
ファン11及び室外ファン12が配設されている。
ンプレッサ6から吐出される冷媒は、まず、四方弁7を
通って室内熱交換器8で熱交換される。熱交換を終えた
冷媒は、電子膨張弁9を通った後、室外熱交換器10へ
送られて再度熱交換され、その後、四方弁7を通って、
コンプレッサ6の吸入口へ循環される。なお、室内熱交
換器8及び室外熱交換器10のそれぞれの付近には室内
ファン11及び室外ファン12が配設されている。
【0027】インバータ4は、その出力がインバータ制
御回路13により可変電圧可変周波数制御されるように
なっている。これにより、コンプレッサモータ5は可変
速制御されることになる。また、室内ファン11は室内
制御回路14により回転数が制御され、電子膨張弁9は
膨張弁制御回路15により弁開度が制御され、室外ファ
ン12は室外ファン制御回路16により回転数が制御さ
れるようになっている。
御回路13により可変電圧可変周波数制御されるように
なっている。これにより、コンプレッサモータ5は可変
速制御されることになる。また、室内ファン11は室内
制御回路14により回転数が制御され、電子膨張弁9は
膨張弁制御回路15により弁開度が制御され、室外ファ
ン12は室外ファン制御回路16により回転数が制御さ
れるようになっている。
【0028】そして、これらインバータ制御回路13、
室内ファン制御回路14、膨張弁制御回路15、室外フ
ァン制御回路16に冷媒選択スイッチ17が接続されて
いる。この冷媒選択スイッチ17には、4種類の冷媒に
ついての記号A,B,C,Dが表示されており、いずれ
か一の冷媒のみを選択できるようになっている。
室内ファン制御回路14、膨張弁制御回路15、室外フ
ァン制御回路16に冷媒選択スイッチ17が接続されて
いる。この冷媒選択スイッチ17には、4種類の冷媒に
ついての記号A,B,C,Dが表示されており、いずれ
か一の冷媒のみを選択できるようになっている。
【0029】図2は、これら4種類の冷媒名、冷凍能力
比、コンプレッサ回転数、膨張弁開度、ファンモータ風
量を示した表である。図3は、これらのうち、コンプレ
ッサ回転数の変化を図示したグラフである。そして、こ
の表に示されている数値は、冷媒にフロンガスR−22
を使用した場合を1.0としたときの数値である。イン
バータ制御回路13はこの表中のコンプレッサ回転数に
対応するデータを、膨張弁制御回路15は膨張弁開度に
対応する制御データを、室内ファン制御回路14及び室
外ファン制御回路16はファンモータ風量に対応する制
御データを、それぞれ自己のメモリに記憶している。
比、コンプレッサ回転数、膨張弁開度、ファンモータ風
量を示した表である。図3は、これらのうち、コンプレ
ッサ回転数の変化を図示したグラフである。そして、こ
の表に示されている数値は、冷媒にフロンガスR−22
を使用した場合を1.0としたときの数値である。イン
バータ制御回路13はこの表中のコンプレッサ回転数に
対応するデータを、膨張弁制御回路15は膨張弁開度に
対応する制御データを、室内ファン制御回路14及び室
外ファン制御回路16はファンモータ風量に対応する制
御データを、それぞれ自己のメモリに記憶している。
【0030】上記した図1の構成によれば、冷媒交換に
伴う各機器の制御条件の調整を容易に行うことができ
る。すなわち、生産工場における作業員あるいは設置現
場におけるサービス係員等は、上記4種類のうちの冷媒
のいずれかを冷媒回路に封入する作業を終えた後、冷媒
選択スイッチ17の指示針を、封入した冷媒に係る表示
部分に合わせるようにすればよい。
伴う各機器の制御条件の調整を容易に行うことができ
る。すなわち、生産工場における作業員あるいは設置現
場におけるサービス係員等は、上記4種類のうちの冷媒
のいずれかを冷媒回路に封入する作業を終えた後、冷媒
選択スイッチ17の指示針を、封入した冷媒に係る表示
部分に合わせるようにすればよい。
【0031】すると、冷媒選択スイッチ17からは、選
択信号がインバータ制御回路13、室内ファン制御回路
14、膨張弁制御回路15、室外ファン制御回路16に
送出される。各回路は、自己のメモリ内に記憶されてい
る制御データから、この選択信号に対応する制御データ
を取り出して設定値とし、この設定値に基いてそれぞれ
の制御動作を行う。
択信号がインバータ制御回路13、室内ファン制御回路
14、膨張弁制御回路15、室外ファン制御回路16に
送出される。各回路は、自己のメモリ内に記憶されてい
る制御データから、この選択信号に対応する制御データ
を取り出して設定値とし、この設定値に基いてそれぞれ
の制御動作を行う。
【0032】このように、冷媒選択スイッチ17を操作
するだけで、冷媒交換に伴う各機器の調整を容易に、且
つ確実に行うことができる。従って、生産工場あるいは
設置現場における作業時間を大幅に短縮することが可能
となり、また、制御の信頼性を向上させることができ
る。
するだけで、冷媒交換に伴う各機器の調整を容易に、且
つ確実に行うことができる。従って、生産工場あるいは
設置現場における作業時間を大幅に短縮することが可能
となり、また、制御の信頼性を向上させることができ
る。
【0033】次に、冷媒の種類に応じた電子膨張弁の弁
開度制御について詳細に説明する。図4は請求項1記載
の発明の実施例の構成を示すブロック図である。但し、
図1と同様の構成要素には同一符号を付して重複した説
明を省略する。また、図面を簡単にして理解を容易にす
るため、一部の構成要素の図示を省略してある。
開度制御について詳細に説明する。図4は請求項1記載
の発明の実施例の構成を示すブロック図である。但し、
図1と同様の構成要素には同一符号を付して重複した説
明を省略する。また、図面を簡単にして理解を容易にす
るため、一部の構成要素の図示を省略してある。
【0034】図4において、冷媒選択スイッチ17Aか
らの冷媒選択信号は電子膨張弁制御回路15Aに送られ
るようになっている。この電子膨張弁制御回路15Aに
は、過熱度制御方式による弁開度制御を行う場合は、吸
込温度センサ18からの吸込温度TS 及び吸込圧力セン
サ19からの吸込圧力PS が入力され、また、吐出温度
制御方式による弁開度制御を行う場合は、吐出温度セン
サ20からの吐出温度TD が入力されるようになってい
る。電子膨張弁制御回路15Aは、これらの信号の入力
に基いて弁開度制御信号を電子膨張弁9に出力するよう
になっている。
らの冷媒選択信号は電子膨張弁制御回路15Aに送られ
るようになっている。この電子膨張弁制御回路15Aに
は、過熱度制御方式による弁開度制御を行う場合は、吸
込温度センサ18からの吸込温度TS 及び吸込圧力セン
サ19からの吸込圧力PS が入力され、また、吐出温度
制御方式による弁開度制御を行う場合は、吐出温度セン
サ20からの吐出温度TD が入力されるようになってい
る。電子膨張弁制御回路15Aは、これらの信号の入力
に基いて弁開度制御信号を電子膨張弁9に出力するよう
になっている。
【0035】次に、図4における電子膨張弁制御回路1
5Aが、過熱度制御方式により弁開度制御を行う場合の
動作を図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
5Aが、過熱度制御方式により弁開度制御を行う場合の
動作を図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0036】電子膨張弁制御回路15Aは、吸込圧力セ
ンサ19及び吸込温度センサ18から吸込圧力PS 及び
吸込温度TS を検出する(ステップ1)。そして、自己
のメモリに予め記憶している特性図から吸込圧力PS を
飽和温度TE に変換する(ステップ2)。
ンサ19及び吸込温度センサ18から吸込圧力PS 及び
吸込温度TS を検出する(ステップ1)。そして、自己
のメモリに予め記憶している特性図から吸込圧力PS を
飽和温度TE に変換する(ステップ2)。
【0037】次いで、吸込温度TS と飽和温度TE との
差を過熱度△tとして求め(ステップ3)、この過熱度
△tが3K+αを上回っているか否かを判別する(ステ
ップ4)。ここで、Kは定数であり、αは安定幅を示す
数値である。
差を過熱度△tとして求め(ステップ3)、この過熱度
△tが3K+αを上回っているか否かを判別する(ステ
ップ4)。ここで、Kは定数であり、αは安定幅を示す
数値である。
【0038】そして、過熱度△tが3K+αを上回って
いれば、冷媒流量が不足して過熱気味であることになる
ので、電子膨張弁9の弁開度をさらに大きくする(ステ
ップ5)。一方、ステップ4における判別結果がNOで
ある場合には、さらに、△tが3K−αを下回っている
か否かを判別する(ステップ6)。そして、この判別結
果がYESであれば、冷媒流量が過剰となって液バック
気味であることになるので、電子膨張弁9の弁開度が小
さくなるように制御し、また、判別結果がNOであれ
ば、弁開度をそのままに維持する。
いれば、冷媒流量が不足して過熱気味であることになる
ので、電子膨張弁9の弁開度をさらに大きくする(ステ
ップ5)。一方、ステップ4における判別結果がNOで
ある場合には、さらに、△tが3K−αを下回っている
か否かを判別する(ステップ6)。そして、この判別結
果がYESであれば、冷媒流量が過剰となって液バック
気味であることになるので、電子膨張弁9の弁開度が小
さくなるように制御し、また、判別結果がNOであれ
ば、弁開度をそのままに維持する。
【0039】電子膨張弁制御回路9は、上記のステップ
2における変換に用いる各冷媒毎のPS −TE 特性につ
いてのデータを記憶しており、また、ステップ4、6に
おける判別で用いる各冷媒毎の判別基準値3K+α、3
K−αについてのデータを記憶している。なお、上記の
例では、吸込圧力PS から飽和温度TE を求めていた
が、所定個所に蒸発温度センサをさらに設け、飽和温度
TE に相当する蒸発温度を直接検出するようにしてもよ
い。
2における変換に用いる各冷媒毎のPS −TE 特性につ
いてのデータを記憶しており、また、ステップ4、6に
おける判別で用いる各冷媒毎の判別基準値3K+α、3
K−αについてのデータを記憶している。なお、上記の
例では、吸込圧力PS から飽和温度TE を求めていた
が、所定個所に蒸発温度センサをさらに設け、飽和温度
TE に相当する蒸発温度を直接検出するようにしてもよ
い。
【0040】図7は、図4における冷媒選択スイッチ1
7Aの表示(マルゼロ)〜の8種類の冷媒名と、電子
膨張弁9の2次圧とを示した表である。この表において
〜の冷媒は、その冷媒名からもわかるように、2種
類以上の冷媒を混合したものであり、冷媒名の下のかっ
こ内の数値は重量比を示している。また、膨張弁2次圧
の数値は、感温筒温度を0℃、過熱度を3Kとしたとき
のものである。
7Aの表示(マルゼロ)〜の8種類の冷媒名と、電子
膨張弁9の2次圧とを示した表である。この表において
〜の冷媒は、その冷媒名からもわかるように、2種
類以上の冷媒を混合したものであり、冷媒名の下のかっ
こ内の数値は重量比を示している。また、膨張弁2次圧
の数値は、感温筒温度を0℃、過熱度を3Kとしたとき
のものである。
【0041】次に、電子膨張弁制御回路15Aが、吐出
温度制御方式により弁開度制御を行う場合の動作を図6
のフローチャートを参照しつつ説明する。
温度制御方式により弁開度制御を行う場合の動作を図6
のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0042】電子膨張弁制御回路15Aは、吐出温度セ
ンサ20から吐出温度TD を検出し(ステップ11)、
これが90℃+βを上回っているか否かを判別する(ス
テップ12)。そして、この判別結果がYESの場合
は、冷媒流量が不足気味であるとして弁開度をさらに大
きくする(ステップ13)。また、ステップ12の判別
結果がNOの場合は、さらに、吐出温度TD が90℃−
βを下回っているか否かを判別し(ステップ14)、こ
の判別結果がYESであれば、冷媒流量が過剰気味であ
るとして、弁開度を小さくし(ステップ15)、NOで
あればそのままの弁開度を維持する。
ンサ20から吐出温度TD を検出し(ステップ11)、
これが90℃+βを上回っているか否かを判別する(ス
テップ12)。そして、この判別結果がYESの場合
は、冷媒流量が不足気味であるとして弁開度をさらに大
きくする(ステップ13)。また、ステップ12の判別
結果がNOの場合は、さらに、吐出温度TD が90℃−
βを下回っているか否かを判別し(ステップ14)、こ
の判別結果がYESであれば、冷媒流量が過剰気味であ
るとして、弁開度を小さくし(ステップ15)、NOで
あればそのままの弁開度を維持する。
【0043】電子膨張弁制御回路15は、上記のステッ
プ12、14における判別で用いる各冷媒毎の判別基準
値90℃+β、90℃−βについてのデータを自己のメ
モリに記憶している。
プ12、14における判別で用いる各冷媒毎の判別基準
値90℃+β、90℃−βについてのデータを自己のメ
モリに記憶している。
【0044】図8は請求項5記載の発明の実施例の構成
を示すブロック図である。図8における電子膨張弁制御
回路15B1 は、図4における電子膨張弁制御回路15
Aと同様の制御を行うものであるが、いずれか一の冷媒
に適した制御条件の制御動作しか行なわれないものであ
る。
を示すブロック図である。図8における電子膨張弁制御
回路15B1 は、図4における電子膨張弁制御回路15
Aと同様の制御を行うものであるが、いずれか一の冷媒
に適した制御条件の制御動作しか行なわれないものであ
る。
【0045】そのため、この電子膨張弁制御回路15B
1 は取付部材22を介して運転制御回路21に着脱可能
に取付けられ、他の電子膨張弁制御回路15B2 と交換
できるようにしたものである。このように着脱可能な電
子膨張弁制御回路を冷媒の種類に応じて作っておけば、
多種類の冷媒に対処できることになる。なお、図8にお
ける運転制御回路21は、図1におけるインバータ制御
回路13、室内ファン制御回路14、室外ファン制御回
路16、その他の回路などを含んでいる回路である。
1 は取付部材22を介して運転制御回路21に着脱可能
に取付けられ、他の電子膨張弁制御回路15B2 と交換
できるようにしたものである。このように着脱可能な電
子膨張弁制御回路を冷媒の種類に応じて作っておけば、
多種類の冷媒に対処できることになる。なお、図8にお
ける運転制御回路21は、図1におけるインバータ制御
回路13、室内ファン制御回路14、室外ファン制御回
路16、その他の回路などを含んでいる回路である。
【0046】図9は請求項6記載の発明の実施例の構成
を示すブロック図である。図8の構成は、電子膨張弁制
御回路自体を交換することで多種類の冷媒に対処できる
ようにしたものであったが、この図9の構成は、メモリ
のみの交換で多種類の冷媒に対処できるようにしたもの
である。
を示すブロック図である。図8の構成は、電子膨張弁制
御回路自体を交換することで多種類の冷媒に対処できる
ようにしたものであったが、この図9の構成は、メモリ
のみの交換で多種類の冷媒に対処できるようにしたもの
である。
【0047】すなわち、図9における電子膨張弁制御回
路15Cは、いずれか一の冷媒に適した制御条件を記憶
したメモリM1 を有しているが、このメモリM1 は着脱
可能に取付けられたものである。従って、このメモリM
1 を、他の冷媒に適した制御条件を記憶したメモリM2
と交換することができる。このように、メモリのみを交
換することにより、図8の構成の場合よりも、さらに容
易且つ安価に多種類の冷媒に対処することができる。
路15Cは、いずれか一の冷媒に適した制御条件を記憶
したメモリM1 を有しているが、このメモリM1 は着脱
可能に取付けられたものである。従って、このメモリM
1 を、他の冷媒に適した制御条件を記憶したメモリM2
と交換することができる。このように、メモリのみを交
換することにより、図8の構成の場合よりも、さらに容
易且つ安価に多種類の冷媒に対処することができる。
【0048】なお、上述した全ての実施例において、電
子膨張弁制御回路は、冷媒の種類に応じて、電子膨張弁
の最大ストロークすなわち最大弁開度を調節できるよう
になっている。膨張弁通過時の冷媒体積は冷媒の種類に
より異なるが、このような構成により冷媒循環量を適正
に保つことができる。
子膨張弁制御回路は、冷媒の種類に応じて、電子膨張弁
の最大ストロークすなわち最大弁開度を調節できるよう
になっている。膨張弁通過時の冷媒体積は冷媒の種類に
より異なるが、このような構成により冷媒循環量を適正
に保つことができる。
【0049】そして、さらに、冷媒の種類に応じて、電
子膨張弁の単位ステップあたりの弁開度量すなわち最小
弁開度を調節できるようになっている。これにより、冷
媒の種類が異なっても、ほぼ同一の精度で弁開度制御を
行うことができる。
子膨張弁の単位ステップあたりの弁開度量すなわち最小
弁開度を調節できるようになっている。これにより、冷
媒の種類が異なっても、ほぼ同一の精度で弁開度制御を
行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、冷媒交
換に伴う制御機器仕様の調整を容易に行うことが可能に
なるという効果を得ることができる。
換に伴う制御機器仕様の調整を容易に行うことが可能に
なるという効果を得ることができる。
【図1】請求項7、8記載の発明の実施例の構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図2】図1の実施例において使用される複数の冷媒に
ついての制御条件を示した表。
ついての制御条件を示した表。
【図3】図2の表のうち、コンプレッサ回転数の変化を
示したグラフ。
示したグラフ。
【図4】請求項1記載の発明の実施例の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図5】図4における電子膨張弁制御回路が、過熱度制
御方式により弁開度制御を行う場合の動作についてのフ
ローチャート。
御方式により弁開度制御を行う場合の動作についてのフ
ローチャート。
【図6】図4における電子膨張弁制御回路が、吐出温度
制御方式により弁開度制御を行う場合の動作についての
フローチャート。
制御方式により弁開度制御を行う場合の動作についての
フローチャート。
【図7】図4の実施例において使用される複数の冷媒に
ついての膨張弁2次圧を示した表。
ついての膨張弁2次圧を示した表。
【図8】請求項5記載の発明の実施例の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図9】請求項6記載の発明の実施例の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
6 コンプレッサ 9 電子膨張弁 11 室内ファン 12 室外ファン 13 インバータ制御回路 14 室内ファン制御回路 15 膨張弁制御回路 15A,15B1 ,15B2 ,15C 電子膨張弁制御
回路 16 室外ファン制御回路 17,17A 冷媒選択スイッチ 18 吸込温度センサ 19 吸込圧力センサ 20 吐出温度センサ
回路 16 室外ファン制御回路 17,17A 冷媒選択スイッチ 18 吸込温度センサ 19 吸込圧力センサ 20 吐出温度センサ
Claims (8)
- 【請求項1】圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器等を
順次接続した冷凍サイクルと、圧縮機の運転制御手段、
電子膨張弁の弁開度制御手段を備えた制御装置を有する
冷凍サイクル制御装置において、 前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞれに適
した電子膨張弁の弁開度の制御条件をあらかじめ記憶し
ておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちからいずれか
一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前記冷媒選択
スイッチにより選択された冷媒に対応する前記制御条件
に基いて電子膨張弁の制御を行なう制御手段と、を備え
たことを特徴とする冷凍サイクル制御装置。 - 【請求項2】請求項1記載の冷凍サイクル制御装置にお
いて、 前記制御装置は、前記制御条件としての所定の過熱度又
は冷媒吐出温度に従って、過熱度制御方式又は吐出温度
制御方式により弁開度制御を行なうものである、ことを
特徴とする冷凍サイクル制御装置。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の冷凍サイクル制御
装置において、 前記制御装置は、冷媒の種類に応じて電子膨張弁の最大
ストロークを調整することが可能なものである、ことを
特徴とする冷凍サイクル制御装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍サ
イクル制御装置において、 前記電子膨張弁制御装置は、冷媒の種類に応じて電子膨
張弁の単位ステップあたりの弁開度を調整することが可
能である、ことを特徴とする冷媒サイクル制御装置。 - 【請求項5】圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器等を
順次接続した冷凍サイクルと、圧縮機の回転数制御手
段、電子膨張弁の弁開度制御手段を備えた制御装置を有
する冷凍サイクル制御装置において、 前記制御装置は、複数種類のうちの少くとも一の冷媒に
適した電子膨張弁の弁開度制御を行う弁開度制御手段が
着脱可能に接続され、この弁開度制御手段は他の冷媒に
適した弁開度制御を行う他の弁開度制御手段と取換可能
になっている、ことを特徴とする冷凍サイクル制御装
置。 - 【請求項6】圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器等を
順次接続した冷凍サイクルと、圧縮機の回転数制御手
段、電子膨張弁の弁開度制御手段を備えた制御装置を有
する冷凍サイクル制御装置において、 前記弁開度制御手段は、複数種類の冷媒のうちの少なく
とも一の冷媒に適した制御条件を記憶した記憶手段が着
脱可能に接続され、この記憶手段は他の冷媒に適した制
御条件に対応する他の記憶手段と取換可能になってい
る、ことを特徴とする冷凍サイクル制御装置。 - 【請求項7】圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器等を
順次接続した冷凍サイクルと、圧縮機の回転数制御手
段、電子膨張弁の弁開度制御手段を備えた制御装置を有
する冷凍サイクル制御装置において、 前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞれに適
したコンプレッサの定格回転数の制御条件をあらかじめ
記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちからい
ずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前記冷
媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前記制
御条件に基いてコンプレッサの定格回転数の制御を行な
う制御手段と、を備えたことを特徴とする冷凍サイクル
制御装置。 - 【請求項8】圧縮機、凝縮器、電子膨張弁、蒸発器等を
順次接続した冷凍サイクルと、圧縮機の運転制御手段、
電子膨張弁の弁開度制御手段、凝縮器用ファンモータと
そのファンモータの回転数制御手段を備えた制御装置を
有する冷凍サイクル制御装置において、 前記制御装置は、複数種類の冷媒に対し、それぞれに適
したファンモータの定格回転数の制御条件をあらかじめ
記憶しておく記憶手段と、複数種類の冷媒のうちからい
ずれか一の冷媒を選択する冷媒選択スイッチと、前記冷
媒選択スイッチにより選択された冷媒に対応する前記制
御条件に基いてファンモータの定格回転数の制御を行な
う制御手段と、を備えたことを特徴とする冷凍サイクル
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33151493A JPH07190535A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 冷凍サイクル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33151493A JPH07190535A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 冷凍サイクル制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07190535A true JPH07190535A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18244501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33151493A Pending JPH07190535A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 冷凍サイクル制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07190535A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223739A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 冷凍サイクル装置 |
JP2017141998A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機 |
WO2017199683A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和装置及び空気調和装置の制御方法 |
WO2019207619A1 (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33151493A patent/JPH07190535A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016223739A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 冷凍サイクル装置 |
JP2017141998A (ja) * | 2016-02-08 | 2017-08-17 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機用のユニット機構、及びこれを備えた空気調和機 |
WO2017199683A1 (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-23 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和装置及び空気調和装置の制御方法 |
JP2017207256A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和装置及び空気調和装置の制御方法 |
CN108700328A (zh) * | 2016-05-20 | 2018-10-23 | 三菱重工制冷空调系统株式会社 | 空调装置以及空调装置的控制方法 |
EP3401612A4 (en) * | 2016-05-20 | 2019-03-27 | Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. | AIR CONDITIONING AND AIR CONDITIONING PROCEDURE |
WO2019207619A1 (ja) * | 2018-04-23 | 2019-10-31 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
JPWO2019207619A1 (ja) * | 2018-04-23 | 2021-02-12 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
GB2588714A (en) * | 2018-04-23 | 2021-05-05 | Mitsubishi Electric Corp | Refrigeration cycle device |
GB2588714B (en) * | 2018-04-23 | 2022-10-19 | Mitsubishi Electric Corp | Refrigeration cycle apparatus |
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