JPH07190262A - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH07190262A
JPH07190262A JP34687493A JP34687493A JPH07190262A JP H07190262 A JPH07190262 A JP H07190262A JP 34687493 A JP34687493 A JP 34687493A JP 34687493 A JP34687493 A JP 34687493A JP H07190262 A JPH07190262 A JP H07190262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular body
annular groove
side tubular
pipe joint
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34687493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Ozaki
義人 尾崎
Katsuhiro Onishi
勝弘 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Asahi Yukizai Corp
Original Assignee
Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd, Nohmi Bosai Ltd filed Critical Asahi Organic Chemicals Industry Co Ltd
Priority to JP34687493A priority Critical patent/JPH07190262A/ja
Publication of JPH07190262A publication Critical patent/JPH07190262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 主としてビル建築内等に設置されているスプ
リンクラー用の巻下げ管に好適に利用され低コストで施
工性もよく、抜けにくい急速に接続できる管継手を得
る。 【構成】 雄側筒状体2の外周面に設けられた環状溝
(B)9に割リング10を押えて密接させ、雄側筒状体
2を雌側筒状体1の受口3の奥まで挿入する。すると、
割リング10は雌側筒状体1の内周面に設けられた環状
溝4に弾性回復して嵌合され、ついで雄側筒状体2を外
方へ引き出すと、割リング10は環状溝4と段差部8と
の間に挟持されシールリング6によりシールされた急速
接続の管継手構造が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雌側筒状体と雄側筒状
体を急速に接続する管継手に関するもので、さらに詳し
くは、主としてビル建築内等に設置されているスプリン
クラー用の巻下げ管の接続に好適な相対回転可能にした
管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル建築内等に設置されているス
プリンクラー用の巻下げ管は種々上市され、その管の接
続部の管継手構造も種々採用されているが、その中の好
適なものの一例が実開平5−12886号公報に開示さ
れている。
【0003】該公報に開示されている管継手構造は、一
方向の曲管部の端部が他方側の曲管部の端部に相対回転
可能に挿入され、挿入される一方向の曲管部の端部に環
状凹部を設けて、この環状凹溝に環状の弾性抜け止め部
材を係合させて配置すると共に他方側の曲管部の端部と
の間に環状の弾性パッキンを液蜜に介装されてなるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の管継手構造は以下のような問題点がある。すなわ
ち、他方側の曲管部の端部に環状の弾性パッキンを介装
するための拡径加工が必要となりコスト高となる。又、
挿入される一方側の曲管を強力に引張ると抜ける可能性
がある。さらに、こういう管継手構造はプラスチック製
では強度的に問題があり、通常は金属製であることか
ら、配管施工時、重くて作業しにくい。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑み成されたもので、その目的は、構造が簡単でコスト
が安く、施工性もよく、さらに管継手部が抜けないとい
う特徴を有した急速に接続できる管継手を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成をその実施例を示す図1〜図3を参照し
て説明する。すなわち、本発明の構成は雌側筒状体1内
に雄側筒状体2を挿入し、両者を急速に接続する管継手
において、雌側筒状体1の内周面には環状溝4が設けら
れ、一方、雄側筒状体2の端部外周面にはシールリング
6が装着された環状溝(A)5、該環状溝(A)5より
浅く切欠いてなる段差部8及び該段差部8に隣接しそれ
より深い環状溝(B)9が設けられており、かつ、該環
状溝(B)9には、前記雌側筒状体1に設けられた環状
溝4の内径と略同じ大きさの外径を有する割リング10
が遊嵌されていることを特徴としている。
【0007】本発明における各々の筒状体は、直管、曲
管あるいは分岐管のいずれでもよい。又、その材質も金
属及びプラスチックのいずれでもよいが好適には、C−
PVC、PVC、PVDF、PP等の熱可塑性プラスチ
ックが良い。
【0008】
【作用】雄側筒状体2の外周面に設けられた環状溝
(B)9に割リング10を密接させて雄側筒状体2を雌
側筒状体1の受口3の奥まで挿入する。すると、割リン
グ10は雌側筒状体1の内周面(受口内周面)に設けら
れた環状溝4に弾性回復して嵌合される(図2の状
態)。ついで、雄側筒状体2を外方へ引き出すと、割リ
ング10は該環状溝4と雄側筒状体2の外周面に設けら
れた段差部8との間に挟持され管継手が構成される(図
1の状態)。
【0009】上記構造においては、雄側筒状体2と雌側
筒状体1は相対回転可能であり、両者間の流体シールは
雄側筒状体2の環状溝(A)5に装着されているシール
リング6により確保されている。又、雄側筒状体2を雌
側筒状体1に挿入して管継手を構成したら、雄側筒状体
2は割リング10に鍔部7が係合するため、雌側筒状体
1から抜くことができないようになっている。
【0010】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図1〜3にも
とづいてさらに詳細に説明するが、本発明がこれらの実
施例に限定されないことは言うまでもない。
【0011】図1は、塩素化塩化ビニル樹脂製の管継手
を示す縦断面図である。又、図3は、その分解斜視図で
ある。図において、1は拡径された受口3を内部に有す
る雌側筒状体である。該雌側筒状体1の内周面(受口内
周面)の外方端部には環状溝4が形成されている。
【0012】2は、雄側筒状体であり、その端部外周面
には環状溝(A)5が設けられ、シールリング6が嵌合
されている。該環状溝(A)5に連続して同外周面に鍔
部7、環状溝(A)5より浅く切欠いて設けられた段差
部8及び該段差部8より深い環状溝(B)9が設けられ
ている。10は管継手を構成する前は、該環状溝(B)
9のまわりに遊嵌されている弾性回復力を有する割リン
グである。
【0013】該環状溝(B)9は少なくともその幅及び
深さを割リング10の幅と高さに寸法を合わせておく必
要がある。又、割リング10は、前記雌側筒状体1に設
けられた環状溝4の底部内径と略同じ大きさの外径を有
し、又、雄側筒状体2の段差部8の外径と略同じ大きさ
の内径を有するように形成され、かつ、環状溝(B)9
に、全周にわたって密接させることができる周方向寸法
になるように切欠いておく必要がある(図3参照)。
【0014】尚、本実施例では雄側筒状体2のシールリ
ング6及びそれが嵌合されている環状溝(A)5が段差
部8、環状溝(B)9および雌側筒状体1の環状溝4の
前方に位置しているがこの位置関係は逆になってもかま
わない(図4参照)。
【0015】以下に本実施例の作用について説明する。
雄側筒状体2の環状溝(B)9に割リング10を手等で
おさえて密接させて、雄側筒状体2を雌側筒状体1の受
口3の奥まで挿入する。すると割リング10は雌側筒状
体1の受口内周面に設けられた環状溝4に弾性回復して
嵌合される。この段階では雄側筒状体2は環状溝(B)
9まで雌側筒状体1に挿入される(図2の状態)。
【0016】ついで、雄側筒状体2を外方へ引き出す
と、割リング10は環状溝4と雄側筒状体2の段差部8
との間に挟持され管継手が構成される(図1の状態)。
以上のような作用を得るためには、雌側筒状体1の内面
受口3の軸方向の深さは、少なくとも雄側筒状体2の端
面から環状溝(B)9を含むまでの長さよりさらに環状
溝(B)9の幅分だけ長くなるように設定する必要があ
る。
【0017】上記構造においては、雌側筒状体1と雄側
筒状体2間の流体シールはシールリング6により確保さ
れ、又、雄側筒状体2は割リング10に鍔部7が係合す
るため雌側筒状体1から抜くことができないようになっ
ている。図5は、本実施例の管継手を利用したスプリン
クラー用の巻下げ管の縦断面図である。雌側筒状体と雄
側筒状体が相対回転可能となっているため、巻下げ管を
あらゆる方向に延長することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した本発明における管継手を使
用すると以下のような効果が得られる。 1.構造が簡単で急速接続できる管継手であるため、コ
ストが安く作業性及び施工性に優れている。特にプラス
チック製にすると一体成形が可能のため、重量も小さく
なり作業性及び施工性がさらに向上する。 2.雌側筒状体と雄側筒状体が相対回転可能となってい
るため、ビル建築等に設置されている消火設備用スプリ
ンクラーの巻下げ管に利用するとあらゆる方向に、か
つ、どこまでも延長できるという優れたメリットが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管継手の実施例を示す縦断面図で
ある。
【図2】図1の状態に至る直前の状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】図1に示された管継手の分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図5】図1の管継手を利用したスプリンクラー用の巻
下げ管の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1・・・雌側筒状体 2・・・雄側筒状体 3・・・受口 4・・・環状溝 5・・・環状溝(A) 6・・・シールリング 7・・・鍔部 8・・・段差部 9・・・環状溝(B) 10・・・割リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌側筒状体内に雄側筒状体を挿入し、両
    者を急速に接続する管継手において、雌側筒状体の内周
    面には環状溝が設けられ、一方、雄側筒状体の端部外周
    面には、シールリングが装着された環状溝(A)、該環
    状溝(A)より浅く切欠いてなる段差部及び該段差部に
    隣接しそれより深い環状溝(B)が設けられており、か
    つ、該環状溝(B)には、前記雌側筒状体に設けられた
    環状溝の内径と略同じ大きさの外径を有する割リングが
    遊嵌されていることを特徴とする管継手。
JP34687493A 1993-12-27 1993-12-27 管継手 Pending JPH07190262A (ja)

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