JPH07189011A - 防雨機能付きヘルメット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】雨天時にも視界が遮られないような、安全性を
増すヘルメットを提供する。 【構成】ヘルメットのシールドの接合部に可動の部品を
取り付け、その部品にワイパーを取り付けて動かす。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】雨が降ったときに視界を守るため
のワイパーを取り付けたヘルメットに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のヘルメットは、フェイスカバーの
角度及び曲面やフェイスカバーの上につばをつけること
で雨天時における走行中の視界を守ろうとしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】雨天時に運転する際、
次のような欠点があった。 （イ） 原動機付き自転車及び自動二輪に乗っている
際、雨天時にはヘルメットに滴がついて視界を妨げら
れ、危険性が増していた。 （ロ） 布などで滴をぬぐい去ることも、交差点などで
停車しているときにしかできなかった。 本発明はこれらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】ヘルメットのシールドの
接合部にリング、動力を組み込み、そのリングの組み合
わせにより、動力を動かすことでリングに取り付けた棒
（または板）に単振動を起こさせるような回転をさせ、
その部品に取り外し可能なワイパーをつけて、上下に動
かす。

【０００５】

【作用】シールドの接合部にリング、モーターを組み込
み、そのリングの組み合わせにより、モーターを動かす
ことでリングに取り付けた棒（または板）に単振動を起
こさせるような回転をさせる。その単振動を起こす棒
（または板）に、ゴムワイパーを取り付けることによ
り、ワイパー部が水をはじく働きをする。雨が降らない
時には、スイッチを切り、ワイパー部をはずしておけば
通常のヘルメットの視界と何ら変わらない。

【０００６】

【実施例】以下、添付区面にしたがって説明する。ま
た、本発明は実施例にのみ限られたものではない。は
ワイパー部分であり、シールドに接するゴム部分と外
側表面を被うプラスチック部分、単振動を起こす棒
（または板）とつなげる部分からなる。はワイパ
ーを取り付けるの位置が、左右で違うことの無いよう
にするために用いる。、はシールドの接合部であ
り、ワイパーを動かす部分が組み込まれている。はシ
ールドの曲線及び長さに合わせて、伸縮するようにした
伸縮棒（または板）である。▲１０▼と接合し、内部に
プラスチック製のバネなどを組み込む。▲１０▼はに
単振動を起こさせるために用いるリングである。２つの
リングの組み合わせによってシールド側のリングが単振
動を起こす。はモーター、は薄型の電池である。▲
１１▼はこの装置のスイッチである。

【０００７】が動く空間から水が侵入しないように、
または侵入してもモーターや電池に影響を与えないよう
にの動く空間に自動車の窓ガラスのようなゴムをつけ
る、または電気関係の回路全体をコーティングして防水
する必要がある。

【０００８】本発明の実施例は上述のごとき構成である
から、雨が降らない場台にはスイッチを切り、ワイパー
部をはずせば、通常のヘルメットの視界と何ら変わら
ない。

【０００９】

【発明の効果】雨天時に視界がさほど遮られることな
く、電池の交換などで長い間使うことが可能な上に晴天
時にはワイパーをはずしておけば通常のヘルメットの視
界と何ら変わらない。

【００１０】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の全体図

【図２】の説明図

【図３】の説明図

【図４】の説明図

【符号の説明】 ゴムワイパー部 ワイパーを動かす、シールドの接合部（１） ワイパーを動かす、シールドの接合部（２） 薄いプラスチック板。ワイパーの位置が左右で食い違
わないようにするために用いる。 ゴムワイパー 接合部 モーター及び歯車 薄型電池 伸縮棒（もしくは板） ▲１０▼リング ▲１１▼スイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ヘルメットのシールドの接合部にリング、
   動力を組み込み、そのリングの組み合わせにより、動力
   を動かすことでリングに取り付けた棒（または板）に単
   振動を起こさせるような回転をさせ、その部品に取り外
   し可能なワイパーをつけて、上下に動かすことによって
   雨より視界を守ることを特徴とするヘルメット