JPH07188958A - 連続式帯鋼酸洗設備 - Google Patents

連続式帯鋼酸洗設備

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JPH07188958A
JPH07188958A JP34896093A JP34896093A JPH07188958A JP H07188958 A JPH07188958 A JP H07188958A JP 34896093 A JP34896093 A JP 34896093A JP 34896093 A JP34896093 A JP 34896093A JP H07188958 A JPH07188958 A JP H07188958A
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pickling
acid solution
tank
tanks
acid
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Application number
JP34896093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Itano
重夫 板野
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Shoji Nagai
昭司 長井
Masaki Aihara
正樹 相原
Hikosaku Matsunaga
彦作 松永
Kazuo Maruyama
和雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱間圧延鋼板を連続的に酸洗し、脱スケール
処理を行なう連続式帯鋼酸洗設備に関するもので、酸洗
槽の酸濃度を的確に制御することを目的としている。 【構成】 走行する被処理材の帯鋼Sは進行方向に複数
列配設された酸洗槽1,2,3で酸洗処理される。新酸
液は供給管23よりカスケード用供給配管31及び分岐
した供給配管32,34,36より各酸洗槽の酸液循環
系に供給される。循環タンク11,12,13は各酸洗
槽1,2,3に対応して設けられ、給液管20,17,
14及び戻り配管21,18,15で連絡している。帯
鋼の入口側酸洗槽1の酸液系から排出される廃酸の一部
は循環ライン38により酸液の流れからみて上流側の酸
洗槽の酸液循環系に戻すよう構成する。この結果鋼板の
処理量が変動しても常時各酸洗槽内の酸液のHCl及び
FeCl2 濃度を適正な分布に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱間圧延鋼板を連続的に
酸洗することにより脱スケール処理するための酸洗設
備、特に酸洗槽の酸濃度を的確に制御するための酸洗設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術を示す図2により、従来技術に
ついて説明する。
【0003】図2は被処理材である帯鋼の周囲を固体壁
にて囲う形の箱状の酸洗槽を帯鋼の進行方向に複数個配
列した、いわゆるボックス形酸洗設備を示し、Sは被処
理材の熱間圧延帯鋼板、1〜3はそれぞれボックス形酸
洗槽、4〜7は、各酸洗槽の帯鋼板の出入口に設けられ
た液シール兼用のリンガロール、8〜10は各酸洗槽内
に貯溜する酸液、11〜13は前記ボックス形酸洗槽1
〜3に対応して設けられた酸液循環タンク、14,17
及び20は各酸液循環タンクから各ボックス形酸洗槽に
酸液を供給するための給液管、16,19及び22は酸
液圧送用循環ポンプ、15,18及び21は各ボックス
形酸洗槽から各付属の酸液循環タンクに酸液を戻す戻り
配管、23は新しい酸液の供給配管、24はそのための
新酸液供給ポンプ、25及び26は酸液循環タンク13
から酸液循環タンク12に酸液をカスケード的に供給す
る配管とポンプ、27及び28は酸液循環タンク12か
ら酸液循環タンク11に酸液をカスケード的に供給する
配管とポンプ、29及び30は酸液の流れから見て最終
の酸液循環タンク11から、廃酸回収系に廃酸を送るた
めの配管とポンプをそれぞれ示す。
【0004】このような構成の設備を用いて行われる酸
洗操業について以下に説明する。
【0005】ボックス形酸洗槽1〜3内の酸液8〜10
の酸濃度は8,9,10の順に高くなっている。このよ
うな濃度構成の酸洗槽の中を被処理材の熱間圧延帯鋼板
Sは順次通過する間に、酸洗を完了しリンガロール7を
介して酸洗槽から順次送り出される。
【0006】酸液の大きな流れとしては熱延帯鋼板Sの
移動に対して向流となっている。即ち新しい酸液は配管
23を通じて熱延帯鋼板Sの出側に相当する酸洗槽用の
付属循環タンク13に供給され、順次酸洗反応に供され
て消費されながら、酸液の流れから見て下流側の循環タ
ンクにカスケード的に送られて行く。
【0007】酸液としてHCl水溶液を使う場合、新し
い酸液として配管23から供給される酸液のHCl濃度
は通常18%のものが使用される。
【0008】また、最終循環タンク11から排出される
廃酸のHCl濃度としては、廃酸回収効率の点から約
1.5%を目標としてHCl濃度管理を行うように、新
しい酸液の供給量をポンプ24によって操作している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ボックス形酸洗槽から
成る酸洗設備が3つのボックス形酸洗槽で構成される場
合を例にとって説明すると、3槽から成る場合の各酸洗
槽(含:付属の循環タンク)の酸液のHCl濃度として
は酸液の流れからみて最終槽1(帯鋼板の入口側)から
酸液の流れからみて最初の槽3(帯鋼板の出口側)にか
けて、1〜2%、7〜8%及び14〜15%となるよう
な分布が望ましい。
【0010】即ち、酸液の流れからみて最終槽1(付属
循環タンク11)では、廃酸回収工程での回収効率を良
好にするために、酸液のHCl濃度は1〜2%が最適で
ある。
【0011】また、酸液の流れからみて最初の槽3(付
属循環タンク13)ではHClの蒸発逸散を抑制する必
要上、14〜15%と新酸の濃度18%に比し低レベル
に抑えるのが望ましい。
【0012】しかしながら従来の酸洗設備においては、
新しい酸としてHCl濃度が約18%と高い濃度のもの
を、酸液の流れからみて最初の槽3(付属循環タンク1
3)のみに供給しているので、例えば生産速度を下げて
操業するような場合には、酸洗槽のうち帯鋼板進行方向
に対して前半部に位置する例えば酸洗槽1及び2又は極
端な場合には酸洗槽1のみで酸洗反応が完結することと
なり帯鋼板進行方向に対し、後半部に位置する酸洗槽3
又は酸洗槽2及び3では、酸洗反応が生じないので、こ
れらの酸洗槽の中ではHClは消費されない。
【0013】従って酸洗槽3又は酸洗槽3及び2の中の
HCl濃度は、新酸の濃度の約18%に近くなり、高濃
度となるので、HClの蒸発逸散の量が増大し、不経済
となる問題がある。
【0014】また、逆に急激に生産量を増大させる場合
には、帯鋼板進行方向に対し、前半部に位置する酸洗槽
1では急激に酸洗反応を進める必要上HCl消費量が所
定比率以上に増大し、HCl濃度が急激に低下し、前半
部に位置する酸洗槽1内での酸洗反応が低下し、後半部
に位置する酸洗槽での酸洗負荷が能力以上に必要とな
り、結局、酸洗不足を来す問題がある。
【0015】即ち、従来のように、新しい酸液を酸液の
流れからみて最初の酸洗槽3に供給し、順次帯鋼板進行
方向に対し、上流側に位置する酸洗槽に向ってカスケー
ド供給する酸洗設備では、生産量変化に対する適正な対
応が困難で上記のような問題を生じていた。
【0016】本発明は前記従来の酸洗設備の問題点を解
決し、帯鋼板の処理量(生産量)が変動しても常時各酸
洗槽内の酸液のHCl及びFeCl2 濃度を適正な分布
に維持し得る新たな連続式帯鋼酸洗設備を提供すること
を目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の構成として本発明の連続式帯鋼酸洗設備は、走行する
被処理材の帯鋼の周囲を固体壁にて囲う形の箱状の酸洗
槽を帯鋼の進行方向に複数個配列するとともに、該各酸
洗槽に対応して酸液循環タンクをそれぞれ設け、これら
をそれぞれ給液管、酸液圧送用循環ポンプ及び戻り配管
により接続して前記酸洗槽に酸液を供給循環する連続式
酸洗設備において、前記各々の酸洗槽の酸液系に新しい
酸液を供給する新酸液供給ライン、及び帯鋼出側の酸洗
槽の酸液系から帯鋼入口側の酸洗槽の酸液系に向って、
順次酸液をカスケード的に供給するラインを設けたこと
を特徴としている。
【0018】また上記構成の酸洗設備に、更に帯鋼入口
側の酸洗槽の酸液系から排出される酸液の一部を酸液上
流側の各々の酸洗槽の酸液系に循環させる循環ラインを
設けることが効果的である。
【0019】また、前記構成の酸洗設備に、更に各々の
酸洗槽の酸液系に浄水を補給するラインを追加設置する
ことも好ましい。
【0020】
【作用】上記のように構成された本発明の帯鋼酸洗設備
においては、例えば、酸洗性が良好で高速で酸洗操業を
行っていた直後に低速で操業するような場合には、帯鋼
板進行方向に対し前半部に位置する酸洗槽の1〜2槽で
酸洗が完結することとなるので、このような場合には、
高濃度(約18%)の酸を含有する新酸液を酸洗反応が
進行する酸洗槽にのみ供給することができるので、酸洗
反応に供されていない後半部に位置する酸洗槽の酸濃度
を適正な濃度(第2槽では7〜8%、最初の槽では14
〜15%)に常時維持することができるので、酸濃度の
高レベル化が生じないのでHClの蒸発逸散も低く抑え
ることができる。
【0021】また、仮りに、最終の酸洗槽から排出され
る廃酸のHCl濃度が基準の1〜22%よりも高くなる
か、FeCl2 濃度が低くなり過ぎて廃酸回収工程での
回収効率が低くなる場合には、酸液の流れ方向から見て
上流側に位置する酸洗槽系に、この廃酸の一部を戻し
て、HClを有効利用することができ、かつ廃酸回収も
効率よく行うことができる。
【0022】つまり廃酸回収の観点からみると、回収反
応は次式(1)により行われる。
【0023】従って廃酸中のFeCl2 濃度が高い方が
よいのである。(換言すればHClによる酸洗が充分に
進み酸液中の残存HCl量が1〜2%が望ましいことに
なる。)
【0024】また、各酸洗槽ともに、高温操業に伴い、
水分も蒸発しており、HCl,FeCl2 が濃縮される
傾向にあり、前述のように、特に生産量が低い場合には
帯鋼板進行方向からみて後半部に位置する酸洗槽のHC
l濃度が高くなり過ぎる恐れがあり、この対策として浄
水を補給することによって、後半部の酸洗に供されてい
ない酸洗槽の酸液のHCl濃度を適正に維持でき、HC
lの蒸発逸散を抑制することができる。
【0025】また、FeCl2 濃度についても、HCl
濃度が高い場合にはFeCl2 の溶解度が低くなり、つ
いにはFeCl2 析出により酸洗反応が停止することに
もなるので、各酸洗槽のFeCl2 濃度を浄水補給する
ことにより、適正レベルに維持することがでいる。
【0026】
【実施例】以下本発明の1実施例を図1により以下に説
明する。なお図1において記号S及び1〜30はさきに
図2に示した従来の酸洗設備を説明した際のものと同一
のものを示すので、詳細な説明を省略する。
【0027】図1において、走行搬送される被処理材の
帯鋼Sは、周囲を固体壁で囲う形の箱状に形成され進行
方向に複数個配列された酸洗槽1,2,3に送り込まれ
酸洗処理される。
【0028】各酸洗槽1,2,3に対応して酸液循環タ
ンク11,12,13が配設され、酸液圧送用循環ポン
プ22,19,16により各循環タンク11,12,1
3より給液管20,17,14を介して酸液8,9,1
0が酸洗槽1,2,3に給送され、戻り配管21,1
8,15により循環される。また25,26は循環タン
ク13から循環タンク12に酸液をカスケード的に供給
する配管とポンプである。また27,28及び29,3
0も同様である。
【0029】これら各部の構成は図2に示す従来装置の
ものと同様であるので重複説明を省略する。
【0030】本発明においては、新しい酸液の供給配管
23を、従来のカスケード用供給配管31と新たに設け
る新酸液供給配管32とに分岐する。即ち、31,3
2,34及び36は新酸液を各酸洗槽の酸液循環系に供
給する新酸液用配管である。そして新酸液は供給ポンプ
24により給送される。
【0031】33,35及び37は流量調整弁、38は
熱延帯鋼板の入口側の酸洗槽の酸液系から排出される廃
酸の一部を酸液の流れ方向からみて上流側の酸洗槽の酸
液循環系に戻す廃酸液循環ライン、39及び40は廃酸
液の流量調整弁、41及び42はそれぞれ浄水供給用の
ポンプ及び配管、43〜45は、浄水の流量調整弁をそ
れぞれ示す。
【0032】このような構成の連続式酸洗設備におい
て、基本的な操業形態は、図2に示した従来の設備での
場合と同様である。
【0033】しかし、酸液中のHCl及びFeCl2
濃度を適正分布に維持できる点で本発明は、従来設備の
ものと大いに異なる。以下、この点について述べる。
【0034】操業形態によっては、高生産性操業から急
激に低生産性操業に切替える必要のあることが度々あ
る。このような場合には、熱延帯鋼板の移動方向からみ
て前半部に位置する酸洗槽のみで酸洗反応が完結するの
で、後半部に位置する酸洗槽内では酸洗反応が生じない
のでHClを消費しない。
【0035】従って直ちに新酸液の供給は酸液循環タン
ク11のみ又は11及び12に行なえばよい。即ち、弁
33は閉とし、弁37又は弁37及び弁35のみを所定
流量流すように調整する。
【0036】また、この場合、酸液循環タンク11から
排出される廃酸中のHCl濃度が所定の1〜2%よりも
高過ぎ、またFeCl2 濃度が低く過ぎて先の(1)式
で示した廃酸回収反応での回収効率が一時的に低下する
恐れもあるので、このバックアップとして廃酸循環ライ
ン38により廃酸の一部を酸液の流れ方向からみて上流
側の酸液循環タンク12及び13に戻し、HClの消費
効率の向上及び廃酸中のFeCl2 濃度上昇による廃酸
回収効率の向上を図れるようにしておくと尚更望まし
い。
【0037】また、低生産率操業が、さらに長時間続く
ような場合には、帯鋼進行方向後半部に位置する酸洗槽
3若しくは酸洗槽3及び2系への新酸液の供給は行われ
ていないが、高温操業(80〜90℃)のために、水分
も多く蒸発するので、これら酸洗槽の酸液系のHCl濃
度が新酸液を供給していないにもかかわらず上昇してき
て結局HClの蒸発逸散も増してくる恐れもある。
【0038】従って、このような事態にも対処すること
ができるように、浄水供給ライン42によって、各循環
タンクに必要量に応じて浄水を補給し、酸洗反応が生じ
ていない酸洗槽でのHCl濃化に伴うHCl蒸発逸散を
抑えるようにしておくとさらに望ましい。
【0039】以上本発明の1実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本
発明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の連続式帯鋼
酸洗設備によれば、熱延帯鋼板の処理(生産)量が変動
しても、常時各酸洗槽内の酸液のHCl及びFeCl2
濃度を適正な分布、即ち、熱延帯鋼板の入口側に位置す
る酸洗槽系から排出される廃酸のHCl及びFeCl2
濃度を廃酸回収効率上適正なレベルに維持できる。
【0041】又、熱延帯鋼板の進行方向からみて後半部
に位置する酸洗槽系の酸液中のHCl濃度を高めること
なく適正な14〜15%(特に、帯鋼板出側の酸洗槽)
に維持でき、HClの蒸発逸散量を低く抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る連続式帯鋼酸洗設備の
概念を示す説明図である。
【図2】従来の連続式帯鋼酸洗設備の説明図である。
【符号の説明】
S 熱延帯鋼板 1,2,3 箱状酸洗槽 4,5,6,7 液シール兼用リンガロール 8,9,10 酸液 11,12,13 酸液循環タンク 14,17,20 給液管 15,18,21 戻り配管 23 新酸液供給配管 24 新酸液供給ポンプ 25,27 循環タンク間カスケード供給配管 24,26,28 ポンプ 29 廃酸液配管 30 廃酸液用ポンプ 31,32,34,36 新酸液供給配管 33,35,37 新酸液供給量調整弁 38 廃酸液循環ライン 39,40 廃酸液循環流量調整弁 41 浄水供給ポンプ 42 浄水供給ライン 43,44,45 浄水流量調整弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 信行 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 長井 昭司 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 相原 正樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 松永 彦作 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 丸山 和雄 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する被処理材の帯鋼の周囲を固体壁
    にて囲う形の箱状の酸洗槽を帯鋼の進行方向に複数個配
    列するとともに、該各酸洗槽に対応して酸液循環タンク
    をそれぞれ設け、これらをそれぞれ給液管、酸液圧送用
    循環ポンプ及び戻り配管により接続して前記酸洗槽に酸
    液を供給循環する連続式酸洗設備において、前記各々の
    酸洗槽の酸液系に新しい酸液を供給する新酸液供給ライ
    ン、及び帯鋼出側の酸洗槽の酸液系から帯鋼入口側の酸
    洗槽の酸液系に向って、順次酸液をカスケード的に供給
    するラインを設けたことを特徴とする連続式帯鋼酸洗設
    備。
  2. 【請求項2】 帯鋼入口側の酸洗槽の酸液系から排出さ
    れる酸液の一部を酸液上流側の各々の酸洗槽の酸液系に
    循環させる循環ラインを設けた請求項1記載の連続式帯
    鋼酸洗設備。
  3. 【請求項3】 各酸洗槽の酸液系に浄水を補給するライ
    ンを設けた請求項2記載の連続式帯項酸洗設備。
JP34896093A 1993-12-28 1993-12-28 連続式帯鋼酸洗設備 Pending JPH07188958A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102277586A (zh) * 2011-08-15 2011-12-14 贵州钢绳股份有限公司 一种采用盐酸清洗高碳钢线材的工艺方法
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