JPH07187959A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH07187959A
JPH07187959A JP33233293A JP33233293A JPH07187959A JP H07187959 A JPH07187959 A JP H07187959A JP 33233293 A JP33233293 A JP 33233293A JP 33233293 A JP33233293 A JP 33233293A JP H07187959 A JPH07187959 A JP H07187959A
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modified silicone
hair
silicone
modified
fluorine
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JP33233293A
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Shunsuke Watabe
俊輔 渡部
Kazuyuki Yahagi
和行 矢作
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Kao Corp
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の成分(A)及び(B)を含有することを
特徴とする毛髪化粧料。 (A)含フッ素オレフィン樹脂の微粒子 (B)ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性ポリシロ
キサン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール
変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、エ
ポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シ
リコーン及びアルキル変性シリコーンからなる群より選
ばれたシリコーン類の一種又は二種以上 【効果】 汚れの付着が防止でき、毛髪セット保持力が
強く、しかも良好な感触を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、毛髪表面に撥水、撥油
特性を持たせることにより、頭皮脂やその他の油汚れ、
チリ、ホコリ等の付着を防止し、また雨や高湿度下にお
ける毛髪のスタイル保持能に優れ、かつ毛髪をサラサラ
な感触にする毛髪化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】洗髪頻度の上昇と共に過度の洗浄による
毛髪、頭皮の傷みを訴える人が増加し、ヘアリンス、コ
ンディショナー、トリートメント等で毛髪等の傷みの進
行を抑えることが一般に行われている。
【0003】しかしながら、過度の洗浄を抑えるため毛
髪への汚れの付着を防止するという検討はあまりなされ
ていないのが現状である。
【0004】毛髪への汚れの付着を防止する方法の一つ
として、毛髪表面に撥油性を持たせることが考えられ、
例えばパーフルオロポリエーテル(例えば特開平2−1
74711号公報等)やシリコーンで毛髪を処理する方
法が挙げられる。パーフルオロポリエーテルで処理した
毛髪は良好な防汚性を示すが、該パーフルオロポリエー
テルは高価であり、かつ製品への安定配合が難しい上、
感触もシリコーンに比べ劣っている。一方、シリコーン
は撥水性を示し、すでに防水スプレー等に応用されてい
るが、持続性に劣り、更にシリコーン自体分子間力が小
さく柔軟なポリマーであるため、毛髪セット保持力がな
いばかりか、他の成分による毛髪セット力を落としてし
まうという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、毛髪への汚れの付着が防止でき、毛髪セット保持力
が強く、しかも良好な感触を付与する毛髪化粧料を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み、本発
明者らは鋭意研究を行った結果、含フッ素オレフィン樹
脂の微粒子とシリコーンを含有する毛髪化粧料が、毛髪
表面に撥水、撥油性を持たせ、防汚効果を付与し、シリ
コーン含有にもかかわらず、高湿度下でもスタイル保持
能を付与し、前もってシリコーン中に含フッ素オレフィ
ン樹脂を練り込むことにより含フッ素オレフィン樹脂を
強力に担持するため水で濯いでも流れず、更にサラサラ
で艶のある毛髪に仕上げ得ることを見出し本発明を完成
した。
【0007】すなわち本発明は、次の成分(A)及び
(B)を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供す
るものである。 (A)含フッ素オレフィン樹脂の微粒子 (B)ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性ポリシロ
キサン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール
変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、エ
ポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シ
リコーン及びアルキル変性シリコーンからなる群より選
ばれたシリコーン類の一種又は二種以上
【0008】本発明で用いる(A)成分の含フッ素オレ
フィン樹脂の微粒子の樹脂としては、例えば、ポリテト
ラフルオロエチレン(PTFE)、ポリヘキサフルオロ
プロピレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラ
フルオロエチレン−ヘキサンフルオロエチレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体(FEP)等が挙げられるが、就中、ポリテ
トラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)
が好ましい。
【0009】これらの含フッ素オレフィン樹脂の微粒子
は、平滑性、柔軟性、剤の外観、安定性等の点から、最
大粒径が30μm 以下、特に5μm 以下であるのが好ま
しく、また平均粒子径が20μm 以下、特に3μm 以下
であるのが好ましい。これらの含フッ素オレフィン樹脂
の微粒子は、1種又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、全組成中に0.01〜50重量%、特に1〜
20重量%配合すると、撥油性、平滑性、柔軟性、剤の
外観、安定性等の面で好ましい。
【0010】また、本発明に用いられる(B)成分のシ
リコーン類としては、例えば以下に示す(B−1)〜
(B−11)が挙げられる。 (B−1)下記式(1)で表わされるジメチルポリシロ
キサン
【0011】
【化1】
【0012】(式中、aは3〜20000の数を示
す。) (B−2)下記式(2−1)又は(2−2)で表わされ
るメチルフェニルポリシロキサン
【0013】
【化2】
【0014】(式中、b1 は1〜20000の数を、b
2 及びb3 はその和が1〜500となる数を示す。) (B−3)下記式(3−1)又は(3−2)で表わされ
るアミノ変性シリコーン
【0015】
【化3】
【0016】これらのうち、特に好ましいアミノ変性シ
リコーンは次の一般式で表わされるものである。
【0017】
【化4】
【0018】(式中、R3 、c1 及びc2 は前記の意味
を有する。) また、本発明におけるアミノ変性シリコーンの代表的な
ものは次の一般式で表わされ、平均分子量が約3000
〜100000のものであり、これはアモジメチコーン
(Amodimethicone)の名称でCTFA辞
典(米国,Cosmetic Ingredient
Dictionary)第3版中に記載されている。
【0019】
【化5】
【0020】(式中、c1 及びc2 は前記の意味を有す
る。) 上記のアミノ変性シリコーンは水性乳濁液として用いる
ことが好ましく、該水性乳濁液は、例えば、特公昭56
−38609号公報に記載されている方法に従って、環
状ジオルガノポリシロキサンとアミノアルキル基及びヒ
ドロキシル基、ヒドロキシアルキル基、オキシアルキレ
ン基又はポリオキシアルキレン基を有するオルガノジア
ルコキシシランとを、第4級アンモニウム塩系界面活性
剤及び水の存在下に乳化重合することにより得られる。
【0021】また、上記アミノ変性シリコーンを水性乳
濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含有されるア
ミノ変性シリコーンの量は通常20〜60重量%、好ま
しくは30〜50重量%である。
【0022】好ましいアミノ変性シリコーン水性乳濁液
の市販品としては、SM 8702C(トーレ・シリコ
ーン株式会社製)やDC 929(ダウ・コーニング株
式会社製)等が挙げられる。
【0023】(B−4)下記式(4)で表わされる脂肪
酸変性ポリシロキサン
【0024】
【化6】
【0025】〔式中、d1 、d2 及びd3 は1〜350
の数を、d4 は0〜10の数を示し、R9 はCn1
2n1+1 (n1 =9〜21)を示す。〕 (B−5)下記式(5−1)又は(5−2)で表わされ
るアルコール変性シリコーン
【0026】
【化7】
【0027】〔式中、e1 及びe2 は各々1〜500
(好ましくは1〜200)の数を示し、R10はCn2
2n2 (n2 =0〜4)を示す。〕 (B−6)下記式(6)で表わされる脂肪族アルコール
変性ポリシロキサン
【0028】
【化8】
【0029】〔式中、R11はメチル基又はフェニル基を
示し、f1 は1〜3000の整数を示し、f2 及びf3
はf2+f3=1〜500となる整数を示し、R12は炭素
数1〜28(好ましくは炭素数12〜22)のアルキル
基を示し、f4 は0〜6の整数を示す。〕
【0030】(B−7)下記式(7−1)、(7−
2)、(7−3)又は(7−4)で表わされるポリエー
テル変性シリコーン
【0031】
【化9】
【0032】(B−8)下記式(8)で表わされるエポ
キシ変性シリコーン
【0033】
【化10】
【0034】〔式中、h1 は1〜500(好ましくは1
〜250)の数、h2 は1〜50(好ましくは1〜3
0)の数を示し、R14は炭素数1〜3のアルキレン基を
示す。〕
【0035】(B−9)下記式(9)で表わされるフッ
素変性シリコーン
【0036】
【化11】
【0037】〔式中、iは1〜400(好ましくは1〜
250)の数を示す。〕 (B−10)下記式(10)で表わされる環状シリコー
【0038】
【化12】
【0039】(式中、jは3〜8の数を示し、R15は炭
素数1〜3のアルキル基を示す。)
【0040】(B−11)下記式(11−1)又は(1
1−2)で表わされるアルキル変性シリコーン
【0041】
【化13】
【0042】〔式中、k1 及びk2 は各々1〜500
(好ましくは1〜200)の数を示し、R16は炭素数2
〜18のアルキル基、R17はCn32n3 (n3 =0〜
4)を示し、R18は炭素数10〜22のアルキル基を示
す。〕
【0043】これらのシリコーン類において、リンス、
コンディショナー等のすすぎながすタイプの毛髪化粧料
の場合には、上記(B−1)〔尚、式(1)中、aは仕
上がり感の目的に応じて、3〜20000まで選択でき
るが、軽い仕上がりのタイプとしては100〜1000
程度が好ましい〕、(B−3)、(B−6)、(B−
7)及び(B−10)のものが好ましい。また、ヘアー
クリーム、スタイリングローション、スタイリングムー
ス等のすすがないタイプの毛髪化粧料の場合には、上記
(B−1)〔尚、油性感の低減という目的のためには、
式(1)中、aが2000〜8000のものが好まし
い〕、(B−2)、(B−3)、(B−7)及び(B−
10)のものが好ましい。
【0044】(B)成分のシリコーン類の配合量は合計
で本発明毛髪化粧料中0.01〜30重量%、特に0.
1〜20重量%であるのが、平滑性、柔軟性、剤の外
観、安定性等の面で好ましい。(B)成分のシリコーン
は、そのまま用いても良いし、界面活性剤で乳化したエ
マルションタイプのものないしは乳化重合したものを用
いてもよい。
【0045】本発明の毛髪化粧料には、上記以外の成分
として、水、エタノール等の溶剤、通常毛髪化粧料に適
用される界面活性剤、油分、多価アルコール、各種薬効
剤、防腐剤、香料等ほとんどの成分が、それぞれの目
的、用途、剤型等に応じて適宜選択され配合される。例
えば界面活性剤としては、直鎖又は分岐アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、エチレンオキサイド及び/又はプロピ
レンオキサイドを付加したアルキル又はアルケニルエー
テル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホ
ン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、エチレンオキサイド
及び/又はプロピレンオキサイドを付加したアルキル又
はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α−スルホ脂肪酸
塩エステル、アミノ酸型界面活性剤、リン酸エステル系
界面活性剤、スルホコハク酸型界面活性剤、スルホン酸
型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、アルキ
ルアミンオキサイド、直鎖及び/若しくは分岐鎖アルキ
ル又はアルケニル四級アンモニウム塩などのカチオン界
面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニ
ルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又はアルキレン
オキサイド付加物、多価アルコールと脂肪酸のエステ
ル、ソルビトールと脂肪酸のエステル、ショ糖と脂肪酸
のエステル、高級アルコールと糖のエーテル等が用いら
れる。本発明の毛髪セット剤への界面活性剤の配合量は
0〜10%が好ましく、特に0〜5%が好ましい。油分
としては、ステアリン酸等の高級脂肪酸、セタノール等
の高級アルコール、コレステロール、ワセリン、コレス
テリルイソステアレート、スフィンゴ脂質等の固体脂、
スクワレン、ホホバ油、その他のシリコーン誘導体等の
液体脂等が挙げられる。多価アルコールとしては、グリ
セリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリグリセリン、ソルビトール等が挙げられる。
水、エタノール以外の溶剤としては、ベンジルアルコー
ル、2−ベンジロキシエタノール、N−アルキルピロリ
ドン、ジエチレングリコールモノエチルエーテル等が挙
げられる。その他の成分としては、パール化剤、香料、
色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、トリクロサン、トリ
クロロカルバン等の殺菌剤、グリチルリチン酸カリウ
ム、酢酸トコフェロール等の抗炎症剤、ジンクピリチオ
ン、オクトピロックス等の抗フケ剤、メチルパラベン、
ブチルパラベン等の防腐剤、乳酸、クエン酸等のpH調整
剤等を本発明の効果を損なわない範囲において任意に添
加することが可能である。
【0046】本発明の毛髪化粧料は、常法に従い、各種
剤型、すなわち、スプレー、ミスト、ゲル、ローショ
ン、トニック、ブロー剤、クリーム、後発泡性ゲル等に
調製することができる。また、エアロゾルとするときに
は、ブタン、イソブタン、ペンタン、イソペンタン等の
揮発性炭化水素、ジクロロフルオロメタン、ジクロロテ
トラフルオロメタン等のハロゲン化炭化水素、ジメチル
エーテル、二酸化炭素、窒素、空気などの噴射ガスを含
有させることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の毛髪化粧料は、毛髪表面に撥
水、撥油特性を持たせることにより頭皮脂やその他の油
汚れ、チリ、ホコリ等の付着を防止し、また雨や高湿度
下における毛髪のスタイル保持能に優れ、かつ毛髪をサ
ラサラな感触にする。
【0048】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、毛髪化粧料の評価は次の如くして行った。また以下
「%」は「重量%」を示す。
【0049】1.撥油性 本発明により処理した毛髪の、n−ヘキサデカンによる
濡れ力をウィルヘルミー法により評価した。由来が等し
く真円率70%以上のパーマ・ヘアダイ等の化学処理を
受けていない健常毛髪を本剤で処理し、その撥油性をn
−ヘキサデカンによる濡れ力より求めた接触角により判
定した。
【0050】
【表1】接触角:60°以上 ◎ 60°未満〜50° ○ 50°未満〜40° △ 40°未満 ×
【0051】2.平滑性 同上の毛髪を用いて、ナイロンプーリー法により動摩擦
係数を求めて評価した。
【0052】
【表2】動摩擦係数:0.1未満 ◎ 0.1〜0.15未満 ○ 0.15〜0.20未満 △ 0.20以上 ×
【0053】3.官能評価 専門パネラー10名により本剤と各比較品により処理
し、1日後のサラサラ感、柔軟性、べとつき感、スタイ
ルの持ちについて官能評価を行った。
【0054】
【表3】
【0055】実施例1 下記表4に示すヘアリンス組成物を下記製造方法により
製造し、評価した。この結果も表4に示す。
【0056】
【表4】
【0057】(製造方法)70℃に加熱した(8)に同
温加熱した(1)、(2)、(5)、(6)の混合物を
加え乳化させた後、攪拌しながら45℃まで冷却し、
(7)及びあらかじめ(3)と(4)をよく混合してお
いたものを加えて、攪拌しながら更に室温まで冷却しヘ
アリンス組成物を得た。
【0058】実施例2 ヘアトリートメント組成物
【0059】
【表5】 (1)2−ドデシルヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロリド 1.5(%) (2)ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド 2.0 (3)セトステアリルアルコール 3.0 (4)ジメチルシリコーン(100万cs) 2.0 (5)テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン 共重合体微粒子(粒子径0.01〜1μm 、 平均粒径0.7μm ) 2.0 (6)流動パラフィン 3.0 (7)ヒドロキシエチルセルロース (1%水溶液粘度8000cp) 0.5 (8)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(EO=5) 0.5 (9)メチルパラベン 0.2 (10)香料 0.4(11)水 バランス 計 100.0
【0060】本発明のヘアトリートメントで処理した毛
髪は、撥油性、平滑性、柔軟性に優れ、皮脂等によるべ
とつきを抑えサラサラな状態を保ち、かつスタイルの持
ちも良好である。 実施例3 シャンプー組成物
【0061】
【表6】 (1)N−ラウロイル−N′−カルボキシメチル−N′−(2− ヒドロキシエチル)エチレンジアミンTEA塩 10.0(%) (2)ポリオキシエチレン(5)ラウリルスルホコハク酸 ジナトリウム 3.0 (3)ジメチルシリコーン(1000cs) 5.0 (4)ポリテトラフルオロエチレン微粒子 (粒子径0.1〜5μm 、平均粒径3μm ) 10.0 (5)アミノ変性シリコーン(SM8702C,東レ・ダウ コーニング・シリコーン(株)製) 0.5 (6)ラウリン酸ジエタノールアミド 2.0 (7)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 2.0 (8)ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド 0.3 (9)カチオン化セルロース (ポリマーJR400,UCC社製) 0.15 (10)香料 0.5 (11)色素 適量(12)水 バランス 計 100.0
【0062】本発明のシャンプーで処理した毛髪は、撥
油性、平滑性、柔軟性に優れ、皮脂等によるべとつきを
抑えサラサラな状態を保ち、かつスタイルの持ちも良好
である。 実施例4 セットローション組成
【0063】
【表7】 (1)2−ドデシルヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロリド 0.5(%) (2)シリコーン樹脂(軟化温度約66℃) (特開平2−42008号公報第1表記載の 固型シリコーン樹脂P−1) 2.0 (3) 環状シリコーン(4量体) 2.0 (4)ポリテトラフルオロエチレン微粒子 (実施例1のもの) 2.0 (5)流動パラフィン 0.5 (6)メタクリル酸エステル重合体 (ユカフォーマーAM−75、三菱油化(株)製) 1.0 (7)ポリエチレングリコール 1.0 (8)エタノール 20.0 (9)香料 0.3(10)水 バランス 計 100.0
【0064】本発明のセットローションで処理した毛髪
は、高湿度下におけるセット保持力に優れ、かつ皮脂等
によるべとつきが抑えられる。 実施例5 スタイリングムース組成
【0065】
【表8】 (1)2−ドデシルヘキサデシルトリメチル アンモニウムクロリド 0.5(%) (2)メチルフェニルシリコーン ((2−1)式中、b1 =50)) 1.0 (3)ポリエーテル変性シリコーン ((7−1)式中、g1 =60、g2 =5、 g3 =3、g4 =15、g5 =30、B=CH3 ) 1.5 (4)ポリフルオロテトラエチレン微粒子 (粒子径10μm 〜20μm , 平均粒径16μm ) 2.0 (5)アクリル酸エステル・メタクリル酸エステル共重合体 8.0 (プラスサイズL53P(互応科学社製)) (6)ポリオキシエチレン(10)ヘキサデシルエーテル 0.5 (7)エタノール 5.0 (8)香料 0.2 (9)色素 0.01 (10)水 バランス(11)LPG(4.0kg/cm2G,20℃) 10.0 計 100.0
【0066】本発明のスタイリングムースで処理した毛
髪は、高湿度下におけるセット保持力に優れ、かつ皮脂
等によるべとつきが抑えられる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B)を含有するこ
    とを特徴とする毛髪化粧料。 (A)含フッ素オレフィン樹脂の微粒子 (B)ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
    ロキサン、アミノ変性シリコーン、脂肪酸変性ポリシロ
    キサン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール
    変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、エ
    ポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シ
    リコーン及びアルキル変性シリコーンからなる群より選
    ばれたシリコーン類の一種又は二種以上
  2. 【請求項2】 (A)成分の含フッ素オレフィン樹脂
    が、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)及び/又
    はテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン
    共重合体(FEP)である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 【請求項3】 (A)成分の含フッ素オレフィン樹脂の
    微粒子の最大径が30μm 以下で、かつ平均粒径が20
    μm 以下である請求項1記載の毛髪化粧料。
  4. 【請求項4】 (A)成分の含フッ素オレフィン樹脂の
    微粒子の含有量が0.01〜50重量%である請求項1
    記載の毛髪化粧料。
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