JPH07187255A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

Info

Publication number
JPH07187255A
JPH07187255A JP5330824A JP33082493A JPH07187255A JP H07187255 A JPH07187255 A JP H07187255A JP 5330824 A JP5330824 A JP 5330824A JP 33082493 A JP33082493 A JP 33082493A JP H07187255 A JPH07187255 A JP H07187255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging container
packaging
oxygen
container
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5330824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3786140B2 (ja
Inventor
Motochika Obinata
基近 小日向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON TETRAPACK KK
Original Assignee
NIPPON TETRAPACK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON TETRAPACK KK filed Critical NIPPON TETRAPACK KK
Priority to JP33082493A priority Critical patent/JP3786140B2/ja
Publication of JPH07187255A publication Critical patent/JPH07187255A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3786140B2 publication Critical patent/JP3786140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】包装容器の内部に存在する酸素を吸収するとと
もに、外部から包装容器内に酸素が進入するのを防止す
ることができる包装容器を提供する。 【構成】積層構造から成る包材22によって形成され、
該包材22の包装容器における最も内側の層は脱酸素機
能組成物を含む。したがって、該脱酸素機能組成物によ
って、包装容器の内部における食品が収容されない空間
や食品内などに存在する酸素を吸収することができる。
また、重ねられた包材22間をシールするシール部分に
脱酸素機能組成物を配設することもできる。さらに、重
ねられた包材22間をシールするシール部分に内貼(う
ちばり)テープ27を貼付(ちょうふ)し、該内貼テー
プ27が脱酸素機能組成物を含むようにすることもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、缶、びん等の包装容器内に食品を
収容して密封する場合、包装容器内の上部に食品が収容
されない空間が形成されることがある。該空間に空気が
残存していると、空気中の酸素によって食品が酸化され
劣化してしまうだけでなく、カビ、酵母、細菌等が増殖
することがある。そこで、包装容器内の上部に食品が収
容されない空間が形成されることがないように食品を充
填(じゅうてん)することも行われている。
【0003】ところが、包装容器内の上部に食品が収容
されない空間が形成されることがないように食品を充填
しても、食品内に溶存した酸素をも除去することは困難
であり、収容された食品内に溶存した酸素によって徐々
に食品が酸化され劣化してしまう。このように、包装容
器の内部には食品が収容されない空間や食品内などに酸
素が存在しており、該酸素によって食品が酸化され劣化
してしまい、その結果、香り、味、色等が損なわれてし
まう。
【0004】そこで、包装容器の内部に存在する酸素に
よって食品が酸化され劣化してしまうことがないよう
に、例えば、蓋体(ふたたい)の内側に酸素吸収剤を配
設し、該酸素吸収剤によって食品内に溶存した酸素を吸
収するようにしている。図2は従来の包装容器に取り付
けられる蓋体の一部断面図である。図において、11は
図示しないびんの上部開口を閉鎖する蓋体、13は該蓋
体11のセンタパネル部、14は前記蓋体11のスカー
ト部である。前記蓋体11はびんの上部開口に螺合(ら
ごう)され、びんを密封する。また、15は前記センタ
パネル部13の内側に被覆されたガスケットであり、水
溶性又は非水溶性の酸素吸収剤の粒子をプラスチゾルの
連続相中に分散させて形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の包装容器においては、包装容器が紙容器である場
合、外部から包装容器内に酸素が進入してしまう。その
場合、包装容器内に前記酸素吸収剤が配設されていても
外部から進入した酸素を十分に吸収することができず、
食品が酸化され劣化してしまう。
【0006】すなわち、紙容器から成る包装容器におい
ては、例えば積層構造の包材を使用しているが、該包材
は、紙などの支持基材、該支持基材の包装容器としたと
きの内側の表面(以下「容器内側表面」という。)に形
成されたラミネーション層、該ラミネーション層の更に
容器内側表面に形成されたアルミ箔(はく)層、該アル
ミ箔層の更に容器内側表面に形成されたシーラント層、
及び前記支持基材の包装容器としたときの外側の表面
(以下「容器外側表面」という。)に形成されたシーラ
ント層から成る。
【0007】前記アルミ箔層は光バリヤ性及びガスバリ
ヤ性を有しているため、包材を透過して包装容器内に進
入しようとする酸素を遮断することはできる。ところ
が、包材同士を重ね、前記シーラント層間をシールして
包装容器が形成されるため、シール部分を通って包装容
器内に酸素が進入してしまうだけでなく、包材が積層構
造になっているため、包装容器の外側の包材の端面から
シーラント層内に進入した酸素が包装容器の内側の包材
の端面から包装容器内に進入してしまう。
【0008】そこで、シール部分のガスバリヤ性を向上
させるために包装容器の内側のシール部分に帯状の内貼
(うちばり)テープを貼付(ちょうふ)するようにして
いるが、包材と内貼テープの間又は内貼テープ内を通っ
て包装容器内に酸素が進入してしまう。本発明は、前記
従来の包装容器の問題点を解決して、包装容器の内部に
存在する酸素を吸収するとともに、外部から包装容器内
に酸素が進入するのを防止することができる包装容器を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の包
装容器においては、積層構造から成る包材によって形成
され、該包材の包装容器における最も内側の層は脱酸素
機能組成物を含む。本発明の他の包装容器においては、
包材によって形成され、重ねられた包材間をシールする
シール部分に脱酸素機能組成物が配設される。
【0010】本発明の更に他の包装容器においては、包
材によって形成され、重ねられた包材間をシールするシ
ール部分に内貼テープが貼付され、該内貼テープは脱酸
素機能組成物を含む。
【0011】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
包装容器においては、積層構造から成る包材によって形
成され、該包材の包装容器における最も内側の層は脱酸
素機能組成物を含む。したがって、該脱酸素機能組成物
によって、包装容器の内部における食品が収容されない
空間や食品内などに存在する酸素を吸収することができ
る。
【0012】本発明の他の包装容器においては、包材に
よって形成され、重ねられた包材間をシールするシール
部分に脱酸素機能組成物が配設される。したがって、該
シール部分を通って包装容器内に進入しようとする酸素
は前記脱酸素機能組成物によって吸収される。その結
果、外部から包装容器内に酸素が進入するのを防止する
ことができる。
【0013】本発明の更に他の包装容器においては、包
材によって形成され、重ねられた包材間をシールするシ
ール部分に内貼テープが貼付され、該内貼テープは脱酸
素機能組成物を含む。したがって、該脱酸素機能組成物
によって、前記シール部分を通って包装容器内に進入し
ようとする酸素が吸収される。その結果、外部から包装
容器内に酸素が進入するのを防止することができる。
【0014】また、前記脱酸素機能組成物によって、包
装容器の内部における食品が収容されない空間や食品内
などに存在する酸素を吸収することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本発明の実施例における
包装容器の斜視図である。図において、21は食品、例
えば液体食品を収容する包装容器、22は該包装容器2
1を形成するための包材、23は前記包装容器21の側
面に形成された縦シール部分、24は前記包装容器21
の天頂面及び底面に形成された横シール部分である。ま
た、前記包装容器21の天頂面には注出口25が形成さ
れていて、該注出口25から液体食品を注出することが
できる。そして、前記注出口25はプルタブ26によっ
て密封される。
【0016】この種の包装容器21は次のような方法に
よってブリック状に加工される。すなわち、まず、図示
しない充填機にウェブ状の包材22を供給し、該包材2
2を縦方向にシールしてチューブ状にし、該チューブ状
の包材22を連続的に下方に搬送する。その間、液体食
品は上方からチューブ状の包材22の中に供給されて充
填される。続いて、前記チューブ状の包材22は両側か
ら図示しない密封・切断ユニットに挟持され、所定の間
隔ごとに横方向にシールされる。
【0017】このようにして、前記縦シール部分23及
び横シール部分24が形成される。その後、横シール部
分24において切断すると、一定量の液体食品を収容す
る複数のブリック状の包装容器21が形成される。ま
た、前記包装容器21の内側の縦シール部分23におい
て、ガスバリヤ性を向上させるために帯状の内貼テープ
27が貼付されている。
【0018】次に、前記縦シール部分23の詳細につい
て説明する。図1は本発明の第1の実施例における包装
容器の要部断面図である。図において、22は包装容器
21(図3)を形成するための包材であり、縦シール部
分23において重ねられてシールされる。前記包材22
は積層構造を有し、紙などの支持基材28、該支持基材
28の容器内側表面に形成されたラミネーション層2
9、該ラミネーション層29の更に容器内側表面に形成
されたアルミ箔層30、該アルミ箔層30の更に容器内
側表面に形成され、ポリオレフィン系のポリエチレン樹
脂などから成るシーラント層31、及び前記支持基材2
8の容器外側表面に形成され、ポリオレフィン系のポリ
エチレン樹脂などから成るシーラント層32から成る。
【0019】前記アルミ箔層30は光バリヤ性及びガス
バリヤ性を有しているため、包材22を透過して包装容
器21内に進入しようとする酸素を遮断する。また、前
記縦シール部分23を通って包装容器21内に酸素が進
入するのを防止するため、かつ、包装容器21の外側の
包材22の端面からシーラント層31,32内に進入し
た酸素が包装容器21の内側の包材22の端面から包装
容器21内に進入するのを防止するため、包装容器21
の内側の縦シール部分23に帯状の内貼テープ27が貼
付され、包材22間をシールする。
【0020】そして、該内貼テープ27と前記縦シール
部分23の間に形成された間隙(かんげき)35に、縦
シール部分23に沿って、脱酸素機能を有する組成物
(以下「脱酸素機能組成物」という。)から成る線状体
36が配設される。なお、線状体36のほか、テープ状
のものも使用することができる。前記縦シール部分23
を通って間隙35に進入した酸素、又は包装容器21の
外側の包材22の端面からシーラント層31,32内を
通って間隙35に進入した酸素は、前記線状体36によ
って吸収される。前記脱酸素機能組成物は樹脂に脱酸素
剤を配合して形成され、脱酸素剤として例えば鉄粉を使
用し、鉄粉に塩化ナトリウムを加えて使用すると、水分
を吸収した時に脱酸素機能を高くすることができる。
【0021】このように、前記縦シール部分23を通っ
て包装容器21内に進入しようとする酸素は前記脱酸素
機能組成物によって吸収される。その結果、外部から包
装容器21内に酸素が進入するのを防止することができ
る。なお、本実施例においては、縦シール部分23に対
応させて線状体36を配設するようにしているが、横シ
ール部分24に対応させて線状体36を配設することも
できる。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は本発明の第2の実施例における包装容器の
要部断面図である。図において、22は包装容器21
(図3)を形成するための包材であり、縦シール部分2
3において重ねられてシールされる。前記包材22は積
層構造を有し、紙などの支持基材28、該支持基材28
の容器内側表面に形成されたラミネーション層29、該
ラミネーション層29の更に容器内側表面に形成された
アルミ箔層30、該アルミ箔層30の更に容器内側表面
に形成され、ポリオレフィン系のポリエチレン樹脂など
から成るシーラント層31、及び前記支持基材28の容
器外側表面に形成され、ポリオレフィン系のポリエチレ
ン樹脂などから成るシーラント層32から成る。
【0023】前記アルミ箔層30は光バリヤ性及びガス
バリヤ性を有しているため、包材22を透過して包装容
器21内に進入しようとする酸素を遮断する。また、前
記縦シール部分23を通って包装容器21内に酸素が進
入するのを防止するため、かつ、包装容器21の外側の
包材22の端面からシーラント層31,32内に進入し
た酸素が包装容器21の内側の包材22の端面から包装
容器21内に進入するのを防止するため、また、包装容
器21の内部における液体食品が収容されない空間や液
体食品内などに存在する酸素を吸収するため、包装容器
21の内側の縦シール部分23に帯状の内貼テープ41
が貼付され、包材22間をシールする。
【0024】そして、該内貼テープ41は、ポリオレフ
ィン系のポリエチレン樹脂などから成るシーラント層4
2、該シーラント層42の容器内側表面に形成されたバ
リヤ性樹脂層43、及び該バリヤ性樹脂層43の更に容
器内側表面に脱酸素層として形成された脱酸素機能組成
物層44を有する。前記バリヤ性樹脂層43には、例え
ば、ポリエステル系樹脂、ポリビニリデンクロライド
(PVDC)、エチレン・ビニルアルコール共重合体
(EVOH)、ポリ塩化ビニル系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリレート系樹脂、ポ
リアクリロニトリル系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等
を使用することができる。
【0025】また、前記脱酸素機能組成物層44は脱酸
素機能組成物から成り、該脱酸素機能組成物は、例え
ば、ポリオレフィン系のポリエチレン樹脂などの中に鉄
粉及び塩化ナトリウムを配合して形成される。この場
合、鉄粉などの脱酸素剤は包装容器21内に収容された
液体食品に直接接触することはない。前記縦シール部分
23を通って間隙35に進入した酸素、又は包装容器2
1の外側の包材22の端面からシーラント層31,32
内を通って間隙35に進入した酸素は、更に包装容器2
1内に進入しようとするが、前記バリヤ性樹脂層43に
よって阻止される。そして、前記シーラント層42内を
通って包装容器21内に進入した酸素は、前記脱酸素機
能組成物層44によって吸収される。例えば、脱酸素機
能組成物としてポリエチレン樹脂に鉄粉及び塩化ナトリ
ウムを配合したものを使用すると、包装容器21内に進
入した酸素はポリエチレン樹脂を透過して鉄粉などの脱
酸素剤に吸収される。
【0026】このように、前記縦シール部分23を通っ
て包装容器21内に進入しようとする酸素は前記脱酸素
機能組成物によって吸収される。その結果、外部から包
装容器21内に酸素が進入するのを防止することができ
る。また、前記脱酸素機能組成物によって、包装容器2
1の内部における液体食品が収容されない空間や液体食
品内などに存在する酸素を吸収することもできる。
【0027】なお、本実施例においては、縦シール部分
23に対応させて内貼テープ41を配設するようにして
いるが、横シール部分24に対応させて内貼テープ41
を配設することもできる。次に、本発明の第3の実施例
について説明する。図5は本発明の第3の実施例におけ
る包装容器の要部断面図である。
【0028】図において、22は包装容器21(図3)
を形成するための包材であり、縦シール部分23におい
て重ねられてシールされる。前記包材22は積層構造を
有し、紙などの支持基材28、該支持基材28の容器内
側表面に形成されたラミネーション層29、該ラミネー
ション層29の更に容器内側表面に形成されたアルミ箔
層30、該アルミ箔層30の更に容器内側表面に形成さ
れた脱酸素機能組成物層51、及び前記支持基材28の
容器外側表面に形成され、ポリオレフィン系のポリエチ
レン樹脂などから成るシーラント層32から成る。
【0029】前記アルミ箔層30は光バリヤ性及びガス
バリヤ性を有しているため、包材22を透過して包装容
器21内に進入しようとする酸素を遮断する。また、前
記縦シール部分23を通って包装容器21内に酸素が進
入するのを防止するため、かつ、包装容器21の外側の
包材22の端面からシーラント層32及び脱酸素機能組
成物層51内に進入した酸素が包装容器21の内側の包
材22の端面から包装容器21内に進入するのを防止す
るため、包装容器21の内側の縦シール部分23に帯状
の内貼テープ53が貼付され、包材22間をシールす
る。
【0030】そして、該内貼テープ53は三層構造を有
しており、ポリオレフィン系のポリエチレン樹脂などか
ら成るシーラント層54、該シーラント層54の容器内
側表面に形成されたバリヤ性樹脂層55、及び該バリヤ
性樹脂層55の更に容器内側表面に形成されたポリオレ
フィン系のポリエチレン樹脂などから成る樹脂層56か
ら成る。前記バリヤ性樹脂層55には、例えば、ポリエ
ステル系樹脂、ポリビニリデンクロライド、エチレン・
ビニルアルコール共重合体、ポリ塩化ビニル系樹脂、エ
ポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリレート
系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリカーボネイ
ト系樹脂等を使用することができる。
【0031】また、前記脱酸素機能組成物層51は脱酸
素機能組成物から成り、該脱酸素機能組成物はポリオレ
フィン系のポリエチレン樹脂などの中に鉄粉及び塩化ナ
トリウムを配合して形成される。したがって、前記脱酸
素機能組成物層51はシーラント層としても機能する。
この場合、鉄粉などの脱酸素剤は包装容器21内に収容
された液体食品に直接接触することはない。
【0032】前記包装容器21の内部における液体食品
が収容されない空間や液体食品内などに存在する酸素、
縦シール部分23を通って間隙35に進入した酸素、又
は包装容器21の外側の包材22の端面からシーラント
層32及び脱酸素機能組成物層51内を通って間隙35
に進入しようとする酸素は、前記脱酸素機能組成物層5
1によって吸収される。例えば、脱酸素機能組成物とし
てポリエチレン樹脂に鉄粉及び塩化ナトリウムを配合し
た組成物を使用すると、包装容器21内に進入した酸素
はポリエチレン樹脂を透過して鉄粉などの脱酸素剤に吸
収される。
【0033】このように、脱酸素機能組成物によって、
包装容器21の内部における液体食品が収容されない空
間や液体食品内などに存在する酸素を吸収することがで
きる。本実施例においては、縦シール部分23に対応さ
せて内貼テープ53を配設するようにしているが、横シ
ール部分24に対応させて内貼テープ53を配設するこ
ともできる。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。例えば、第1〜第3の実施例の脱酸素機能
組成物を、二つ以上併せ有するようにすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における包装容器の要部
断面図である。
【図2】従来の包装容器に取り付けられる蓋体の一部断
面図である。
【図3】本発明の実施例における包装容器の斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例における包装容器の要部
断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例における包装容器の要部
断面図である。
【符号の説明】
21 包装容器 22 包材 23 縦シール部分 24 横シール部分 27,41,53 内貼テープ 36 線状体 44,51 脱酸素機能組成物層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)積層構造から成る包材によって形
    成され、(b)該包材の包装容器における最も内側の層
    は脱酸素機能組成物を含むことを特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 (a)包材によって形成され、(b)重
    ねられた包材間をシールするシール部分に脱酸素機能組
    成物が配設されたことを特徴とする包装容器。
  3. 【請求項3】 (a)包材によって形成され、(b)重
    ねられた包材間をシールするシール部分に内貼テープが
    貼付され、(c)該内貼テープは脱酸素機能組成物を含
    むことを特徴とする包装容器。
JP33082493A 1993-12-27 1993-12-27 包装容器 Expired - Fee Related JP3786140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33082493A JP3786140B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33082493A JP3786140B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07187255A true JPH07187255A (ja) 1995-07-25
JP3786140B2 JP3786140B2 (ja) 2006-06-14

Family

ID=18236958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33082493A Expired - Fee Related JP3786140B2 (ja) 1993-12-27 1993-12-27 包装容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3786140B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63152538A (ja) * 1986-12-16 1988-06-25 エービー テトラパック 食品包装容器用ストリツプテ−プ
JPH0435574U (ja) * 1990-07-19 1992-03-25
JPH04121277U (ja) * 1991-01-26 1992-10-29 丸善ポリマー株式会社 封入用フイルム
JPH0568880U (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 凸版印刷株式会社 酸素吸収性液体紙容器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63152538A (ja) * 1986-12-16 1988-06-25 エービー テトラパック 食品包装容器用ストリツプテ−プ
JPH0435574U (ja) * 1990-07-19 1992-03-25
JPH04121277U (ja) * 1991-01-26 1992-10-29 丸善ポリマー株式会社 封入用フイルム
JPH0568880U (ja) * 1992-02-26 1993-09-17 凸版印刷株式会社 酸素吸収性液体紙容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3786140B2 (ja) 2006-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0226921B1 (de) Leicht aufreissbare, sterilisierbare Packungen
CN100572207C (zh) 枕形包装袋、枕式包装体、用于枕式包装机的热密封棒以及枕式包装机
EP0138146B1 (en) Packaging laminate and use thereof
FI97344C (fi) Sulkukalvo tyhjökutistekalvopakkauksia varten, kalvon valmistusmenetelmä sekä kalvolla varustettu pakkaus
EP0423511B1 (en) A packaging material of laminate type
JPH06219473A (ja) 改良された間仕切片が備わつている多区分室パツケージ
CA2048949A1 (en) Pouch containers and films therefor
JP2005206247A (ja) 乾燥剤層を備えた容器覆い蓋
US5176251A (en) Controlling moisture loss or gain in plastic packages
JP2009154906A (ja) 紙容器用複合シート材料と該複合シート材料を用いて成形した紙容器
JPH07187255A (ja) 包装容器
JP2007112489A (ja) 再封機能付き自立性包装袋
JP3882860B2 (ja) 注ぎ口付き脱酸素性容器及び液状又は半液状物質の充填方法
CA2011115A1 (en) Packaging materials
US20070160785A1 (en) Flexible bag construction for liquid packaging and bag in box container utilizing same
JP2000168834A (ja) バッグインボックス内容器
JP2782223B2 (ja) 脱酸素剤封入袋を収容してある密封容器の製造方法
JP3393809B2 (ja) 密封容器
AU672776B2 (en) Hermetic seal for trayed product
JPH0411788Y2 (ja)
JPH07304143A (ja) 包装材料
GB2544339A (en) Improvements in or relating to pouches
JPH0740982A (ja) 液体用紙容器窓貼フィルムの保護方法
JPS6013785Y2 (ja) 粉,粒状体が内填されている密閉袋
JPH0350049Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 3

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100331

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110331

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees