JPH07187047A - 車両用液圧マスタシリンダ装置 - Google Patents
車両用液圧マスタシリンダ装置Info
- Publication number
- JPH07187047A JPH07187047A JP33111593A JP33111593A JPH07187047A JP H07187047 A JPH07187047 A JP H07187047A JP 33111593 A JP33111593 A JP 33111593A JP 33111593 A JP33111593 A JP 33111593A JP H07187047 A JPH07187047 A JP H07187047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push rod
- hole
- collar
- cylinder
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
る構造を持ちながら、操作レバーの交換を短時間で簡便
に行なえるようにする。 【構成】操作レバー7を、シリンダ中心軸L1からプッ
シュロッド24の下方に長さP1分オフセットする。操
作レバー7に上下方向へ貫通する差込み孔7d,7eを
形成し、一方の差込み孔7dにカラー23を回動可能に
収容する。カラー23の上半分を操作レバー7から突出
させ、この突出部のシリンダ中心軸L1上にめねじ孔2
3aを貫通形成する。シリンダ孔10の開口部にロッド
支持部材18を装着し、ロッド支持部材18の中央部に
係止孔20を穿設する。係止孔20の球面状凹部20a
にプッシュロッド24の球状頭部24aを係着して、プ
ッシュロッド24をロッド支持部材18に揺動可能に保
持する。プッシュロッド24の外周におねじ24bを形
成し、該おねじ24bをカラー23のめねじ孔23aに
螺合して、プッシュロッド24をシリンダ中心軸L1と
同一水平面上に配置する。プッシュロッド24とカラー
23とのねじ螺合状態を、固定手段25にて保持する。
Description
ンドル車両のクラッチやブレーキを液圧作動する液圧マ
スタシリンダ装置に係り、特に液圧マスタシリンダと操
作レバーとの間にプッシュロッドを備えた構造の液圧マ
スタシリンダ装置に関する。
タシリンダ装置として、例えば実公平4−34157号
公報に示されるものがある。この技術は、液圧マスタシ
リンダのシリンダボディに穿設されたシリンダ孔にピス
トンを内挿し、該シリンダボディに操作レバーをピボッ
トにて枢支し、該操作レバーと前記ピストンとの間にプ
ッシュロッドを介装しており、ピストンとシリンダ孔の
底部との間に画成される液圧室にはリターンスプリング
が縮設され、ピストンとプッシュロッドと操作レバー
は、このリターンスプリングによって非作動方向へ付勢
されている。
ては、操作レバーに交換の必要を生じた場合に、ピボッ
トを引抜いて操作レバーを取外すと、プッシュロッドが
脱落するほか、シリンダ孔の内部に収容されるピストン
やリターンスプリングの構成部材が、リターンスプリン
グの弾発力で飛出して紛失や損傷の虞があり、また新規
の操作レバーを組付けする場合には、上述の構成部材を
リターンスプリングの弾発力に抗して組付けしなければ
ならない煩わしいものであった。更に、ピストンがシリ
ンダ孔から抜き差しされると、ピストンに嵌着したカッ
プシールをシリンダ孔の開口部等に引掛けて損傷し、カ
ップシールの寿命を早めたり交換を余儀なくされること
がある。
となる操作レバーのグリップ部とバーハンドルのグリッ
プとの間隔や、操作レバーからピストンへの押圧力とな
るレバー比を変更することができなかった。
や操作レバーのレバー比を変更できるようにしつつ、操
作レバーの交換を短時間で簡便に行なうことのできる液
圧マスタシリンダ装置を提供することを目的としてい
る。
め、第1発明では、液圧マスタシリンダのシリンダボデ
ィに穿設されたシリンダ孔の開口部側にピストンを内挿
し、該ピストンと、前記シリンダボディにピボットにて
枢支される操作レバーとの間にプッシュロッドを介装し
た車両用液圧マスタシリンダ装置において、前記プッシ
ュロッドをシリンダ中心軸と同一水平面上に配置し、前
記操作レバーをこのプッシュロッドの上方または下方位
置にオフセットすると共に、該操作レバーに上下方向へ
貫通する差込み孔を形成して、該差込み孔にカラーを回
動可能に収容し、該カラーの一部を操作レバーから突出
させて、該突出部のシリンダ中心軸上にめねじ孔を貫通
形成し、前記シリンダ孔の開口部にロッド支持部材を装
着して、該ロッド支持部材の中央部に係止孔を穿設し、
該係止孔に前記プッシュロッドの先端を係着して、該プ
ッシュロッドを前記ロッド支持部材に揺動可能に保持す
ると共に、プッシュロッドの外周におねじを形成して該
おねじを前記カラーのめねじ孔に螺合し、該プッシュロ
ッドとカラーとのねじ螺合状態を固定手段にて保持す
る。
シリンダボディに穿設されたシリンダ孔の開口部側にピ
ストンを内挿し、該ピストンと、前記シリンダボディに
ピボットにて枢支される操作レバーとの間にプッシュロ
ッドを介装した車両用液圧マスタシリンダ装置におい
て、前記プッシュロッドをシリンダ中心軸と同一水平面
上に配置し、前記操作レバーをこのプッシュロッドの上
方または下方位置にオフセットすると共に、該操作レバ
ーに前記シリンダ孔の開口側を切欠いた差込み孔を形成
して、該差込み孔にカラーを回動可能に収容し、該カラ
ーの一部を操作レバーから突出させて、該突出部のシリ
ンダ中心軸上にめねじ孔を貫通形成し、前記シリンダ孔
の開口部にロッド支持部材を係着して、該ロッド支持部
材の中央部に係止孔を穿設し、該係止孔に前記プッシュ
ロッドの先端を係着して、該プッシュロッドをロッド支
持部材に揺動可能に保持すると共に、プッシュロッドの
外周におねじを形成して該おねじを前記カラーのめねじ
孔に螺合し、該プッシュロッドとカラーとのねじ螺合状
態を固定手段にて保持し、前記操作レバーと前記シリン
ダボディとの間に戻しばねを張設して、操作レバーを作
動方向へ付勢する。
を複数個形成し、これら差込み孔と操作レバーの回動支
点となる前記ピボットとの距離を、それぞれ異なるもの
とする。
操作レバーをその上下方向においてシリンダボディのレ
バー支持腕と係合しない位置へカラーを支点に回動し、
操作レバーをプッシュロッドと反対方向へ移動させるこ
とによって、操作レバーが取外される。第2発明の構成
では、ピボットを引抜くと共に戻しばねを取外し、操作
レバーをシリンダ孔と反対方向へ移動させることによっ
て、操作レバーが取外される。また上記両発明では、プ
ッシュロッドとカラーとがねじ螺合状態で、ロッド支持
部材に残される。
から1つを選択してカラーを収容することにより、回動
支点となるピボットから力点となる操作レバーのグリッ
プ部までの距離に対して、同じくピボットからピストン
への作用点となるカラーまでの距離、即ちレバー比が変
更される。
ブレーキ用に適用した一実施例を図1乃至図3に基づい
て説明する。液圧マスタシリンダ装置1は、バーハンド
ル2の右端に配設されたアクセルグリップ3に近接して
取付けられる液圧マスタシリンダ4と、該液圧マスタシ
リンダ4のシリンダボディ5にピボット6にて枢支され
る操作レバー7と、該操作レバー7と液圧マスタシリン
ダ4との間に介装されるアジャスト機構8とからなって
いる。
てバーハンドル2に固定される上述のシリンダボディ5
を、バーハンドル2から車体前方へ突出配置した縦置き
型で、シリンダボデイ5に前端へ開口して設けられたシ
リンダ孔10には、ピストン11が液密且つ移動可能に
内挿され、該ピストン11とシリンダ孔10の底部との
間に液圧室12が画成される。
ス13の端部に固着された連結プラグ14が抑え板15
にて固定されており、シリンダ孔10は、この連結ホー
ス13と上壁5aに穿設されたリリーフポート16a及
びサプライポート16bとを通して、別途に配設された
図示しないリザーバと連通している。またシリンダ孔1
0の上壁5aには、アウトレットポート17が液圧室1
2に連通して設けられており、液圧室12で昇圧した作
動液を、このアウトレットポート17から、ブレーキホ
ースを介してフロントブレーキ(いずれも図示せず)へ
供給するようになっている。
1の後退限規制を兼ねたロッド支持部材18が止め輪1
9にて装着されており、ロッド支持部材18の中央部に
は、シリンダ孔10の内側に拡がる球面状凹部20a
と、シリンダ孔10の外側に拡径するテーパ孔20bと
を連ねた係止孔20が設けられている。
ル21a,21bが嵌着され、該ピストン11の前面に
スプリング収容凹部11aが形成されると共に、後面に
球面座11bが凹設されている。シリンダ孔10の底壁
5bとピストン11のスプリング収容凹部11aとの間
には、リターンスプリング22が縮設されており、ピス
トン11は、リターンスプリング22の弾発力にてシリ
ンダ孔10の開口部方向へ付勢され、その後退限をロッ
ド支持部材18との当接にて規制される。
一対のレバー支持腕5c,5cが、シリンダボディ5の
やや下寄りから前方へ向けて突設されており、前記操作
レバー7は、基端7aをレバー支持腕5c,5cの間に
挟み込み、先端側のグリップ部7bをアクセルグリップ
3の前方に対向させながら、両支持腕5c,5cのボル
ト挿通孔5d,5dにねじ止めされるピボット6を、基
端7aの軸孔7cに挿通して回動可能に枢支される。レ
バー支持腕5c,5cは、上述のようにシリンダボディ
5の下寄りにずれているため、操作レバー7は、シリン
ダ中心軸L1から下方位置に、長さP1分オフセットし
て取付けられる。
作レバー7の基端7a近傍には、上下方向に貫通する2
つの差込み孔7d,7eが、ピボット6から異なる距離
で設けられており、これら差込み孔7d,7eには、前
記アジャスト機構8のカラー23が選択的に収容され
る。
び差込み孔7d,7eと、カラー23にねじ螺合するプ
ッシュロッド24と、カラー23及びプッシュロッド2
4のねじ螺合状態を保持する固定手段25とで構成され
る。また固定手段25は、鋼球等の球体26と弾発用の
コイルばね27とを組合わせしたボールプランジャ28
と、該ボールプランジャ28を抜け止めする止め栓29
と、プッシュロッド24に形成される4条の係合溝24
cとからなっている。
孔7d,7eと同径の円柱体で形成されており、円柱体
の略中央部には半径方向のめねじ孔23aが貫通形成さ
れ、また上半部の中心軸上には、上記めねじ孔23aに
連通する小径の装着孔23bと、円柱体の上面に開口す
る大径のめねじ孔23cとが連設されている。プッシュ
ロッド24には、先端に大径の球状頭部24aが一体形
成され、基端側外周におねじ24bと上述の係合溝24
cとが設けられている。係合溝24cは断面V字状に形
成され、プッシュロッド24の外周に90度間隔で、お
ねじ24bと略同一長さに設けられている。
ー7の一方の差込み孔7dに収容し、円柱体中央のめね
じ孔23aと円柱体の上半部とを、操作レバー7の上方
へ突出させて配設される。またプッシュロッド24は、
基端をロッド支持部材18の係止孔20に球面状凹部2
0a側から差込み、先端の球状頭部24aを球面状凹部
20aに係止すると共に、該球状頭部24aの前部をピ
ストン11の球面座11bに収容して、ロッド支持部材
18に揺動可能に保持される。
ラー23のめねじ孔23aに螺着され、該カラー23か
ら突出するプッシュロッド24の先端に、回転用のつま
み30が螺着される。カラー23とプッシュロッド24
は、おねじ24bとめねじ孔23aとのねじ螺合によっ
て取付け状態を相互に補完し合い、またプッシュロッド
24は、ロッド支持部材18の球面状凹部20aに係合
する球状頭部24aと、カラー23のめねじ孔23aに
螺合するおねじ24bとによって、シリンダ中心軸L1
と同一水平面上に保持される。
カラー23の装着孔23bに収容され、該カラー23の
めねじ孔23cに止め栓29が螺着される。ボールプラ
ンジャ28の球体26は、コイルばね27にてめねじ孔
23a方向へ弾発され、プッシュロッド24の上部に回
動したいずれかの係合溝24cに嵌合してプッシュロッ
ド24を回り止めし、プッシュロッド24とカラー23
とのねじ螺合状態を保持する。
の回転操作によって、ボールプランジャ28の球体26
と係合溝24cとを係脱しながら回転し、該プッシュロ
ッド24の回転により、カラー23と操作レバー7とが
ピボット6を支点に一体に回動して、操作レバー7のグ
リップ部7bとアクセルグリップ3との間隔である握り
代が拡縮される。またカラー23を、ピボット6寄りの
差込み孔7dからその外側の差込み孔7eへ差し替える
ことにより、操作レバー7の回動支点となるピボット6
から力点となるグリップ部7bまでの距離に対して、同
じくピボット6からピストン11への作用点となるカラ
ー23までの距離、即ちレバー比が小さく変更される。
操作レバー7を図2に示す非作動状態から握り操作する
と、操作レバー7がピボット6を支点に回動し、プッシ
ュロッド24が、カラー23を差込み孔7d内で旋回さ
せながら、操作レバー7の回動に合わせてピストン11
に対する向きを変えつつ、ピストン11をシリンダ孔1
0の底部方向へ押動して行く。ピストン11は、液圧室
12のリターンスプリング22を圧縮しながらシリンダ
孔10を前進し、前部側のカップシール21aがリリー
フポート16aを通過すると、液圧室12に収容される
作動液が徐々に昇圧されて行く。液圧室12で昇圧され
た作動液は、前述の如くアウトレットポート17からフ
ロントブレーキへ送られて、前輪の制動作用を行なう。
と、リターンスプリング22がその復元力によってピス
トン11とプッシュロッド24とを非作動方向へ押し戻
し、更にプッシュロッド24が操作レバー7を握り操作
と反対方向に回動させ、該ロッド24の球状頭部24a
がロッド支持部材18の球面状凹部20aに係合して、
図2に示す非作動位置へ復帰する。
バー比の変更を行なうには、まずピボット6を引抜き、
操作レバー7の基端7aが、その上下方向においてレバ
ー支持腕5c,5cと係合しない位置までカラー23を
支点に操作レバー7を回動し、該カラー23から操作レ
バー7を下方へ引抜くことによって取外される。プッシ
ュロッド24は、カラー23や固定手段25を現状のま
ま装着した状態でロッド支持部材18に残され、液圧マ
スタシリンダ装置1から分解される部材は、交換部品で
ある操作レバー7とピボット6の二物品のみとなる。
の手順で取付けられ、またレバー比の変更では、カラー
23を外側の差込み孔7eに移し替えて嵌合し、同じく
取外しと逆の手順で操作レバー7を再組付けする。
交換やレバー比を変更するために、液圧マスタシリンダ
装置1から分解される部材は、交換部品である操作レバ
ー7と該レバー7を枢支するピボット6の二物品のみ
で、プッシュロッド24とカラー23と固定手段25と
が、現状のままロッド支持部材18側に残されるため、
操作レバー7を交換するたびにシリンダ孔10内の構成
部材を着脱しなければならなかった従来に較べると、こ
れらの作業を頗る短時間で簡便に行なうことができ、し
かも部品を紛失する虞も殆どなくなる。特に、シリンダ
孔10のピストン11を着脱しなくて済むので、ピスト
ン11のカップシール21a,21bを、シリンダ孔1
0の開口部等に引掛けて損傷することがなくなり、カッ
プシール21a,21bの耐久性をよく保つことができ
る。
本実施例ではカラー23を収容する差込み孔7f,7g
の形状と位置を変更し、また操作レバー7の基端7aと
レバー支持腕5cとの間にコイル状の戻しばね31を追
加した点で、上述の実施例と異なっている。
体側面のシリンダ孔10の開口部と対向する部分を、ピ
ボット6から異なる距離で切欠いたもので、それぞれ内
部はカラー23と同一径で形成され、カラー23は、円
柱体中央のめねじ孔23aと円柱体の上半部とを、操作
レバー7の上方へ突出させながら、円柱体の下半部を差
込み孔7fに収容して配設される。
ピボット6に外挿し、一端31bを上側のレバー支持腕
5cに係止し、他端31cを操作レバー7の基端7aに
係止して図4の如く取付けられる。戻しばね31のセッ
ト荷重は、液圧室12のリターンスプリング22よりも
低く設定されており、また一端31bと他端31cは、
取付け前の自由状態において図4に示す取付け状態より
も内向き近づいている。
端31cのいずれか一方を先に係止しておき、他方をコ
イル部31aが拡径するように外側へ開きながら係止さ
れる。このため、操作レバー7には、戻しばね31から
作動方向の付勢力が、ピストン11をシリンダ孔10内
へ押込まない範囲で作用し、プッシュロッド24とねじ
螺合するカラー23が差込み孔7fの内部と常に隙間な
く当接するので、プッシュロッド24とカラー23とを
安定して保持することができる。
バー比の変更を行なうには、ピボット6と戻しばね31
とを取外し、操作レバー7をシリンダ孔10とは反対側
の車体前方へ移動させることによって、操作レバー7が
取外される。戻しばね31は、一端31bと他端31c
のいずれか一方を、レバー支持腕5cか操作レバー7へ
係着することによって、液圧マスタシリンダ装置1から
の取外しは操作レバー7のみとなり、レバー交換やレバ
ー比の変更作業で構成部品を紛失したり損傷する虞が解
消される。
操作レバーの交換やレバー比を変更する際には、プッシ
ュロッドとカラーとがロッド支持部材側に残されるた
め、操作レバーを交換するたびにシリンダ孔内の構成部
材を着脱しなければならなかった従来に較べると、これ
らの作業を短時間で頗る簡便に行なうことができ、しか
もこれらの作業のために取外される部品点数が少なくな
るので、紛失や損傷の虞も減少する。特に、シリンダ孔
のピストンを着脱しなくて済むので、ピストンのカップ
シールを、シリンダ孔の開口部等に引掛けて損傷するこ
とがなくなり、カップシールの耐久性をよく保つことが
できる。また、プッシュロッドとカラーとを分解したり
ねじ螺合をいじる必要がないので、操作レバーを交換し
たのちには、交換前の握り代を自動的に設定することが
でき、再調整をする必要がない。
置をバーハンドルへ取付けた一部断面平面図
装置をバーハンドルへ取付けた一部断面平面図
孔 8…アジャスト機構 10…シリンダボディ5に形成されたシリンダ孔 11…シリンダ孔10に収容されるピストン 11b…プッシュロッド24の球状頭部24aの前部を
収容する球面座 12…液圧室 16a…リリーフポート 16b…サプライポート 17…アウトレットポート 18…ロッド支持部材 20…球面状凹部20aとテーパ孔20bとからなる係
止孔 20a…球面状凹部 20b…テーパ孔 21a,21b…カップシール 22…リターンスプリング 23…カラー 23a…プッシュロッド24のおねじ24bが螺合する
めねじ孔 23b…装着孔 23c…めねじ孔 24…操作レバー7とピストン11との間に介装される
プッシュロッド 24a…先端の球状頭部 24b…おねじ 24c…係合溝 25…カラー23とプッシュロッド24のねじ螺合状態
を保持する固定手段 26…球体 27…コイルばね 28…球体26とコイルばね27とからなるボールプラ
ンジャ 29…止め栓 30…プッシュロッド24を回転操作するためのつまみ 31…戻しばね 31a…戻しばね31のコイル部 31b…戻しばね31の一端 31c…戻しばね31の他端 L1…シリンダ中心軸 P1…シリンダ中心軸L1からの操作レバー7のオフセ
ット長さ
Claims (3)
- 【請求項1】 液圧マスタシリンダのシリンダボディに
穿設されたシリンダ孔の開口部側にピストンを内挿し、
該ピストンと、前記シリンダボディにピボットにて枢支
される操作レバーとの間にプッシュロッドを介装した車
両用液圧マスタシリンダ装置において、前記プッシュロ
ッドをシリンダ中心軸と同一水平面上に配置し、前記操
作レバーをこのプッシュロッドの上方または下方位置に
オフセットすると共に、該操作レバーに上下方向へ貫通
する差込み孔を形成して、該差込み孔にカラーを回動可
能に収容し、該カラーの一部を操作レバーから突出させ
て、該突出部のシリンダ中心軸上にめねじ孔を貫通形成
し、前記シリンダ孔の開口部にロッド支持部材を装着し
て、該ロッド支持部材の中央部に係止孔を穿設し、該係
止孔に前記プッシュロッドの先端を係着して、該プッシ
ュロッドを前記ロッド支持部材に揺動可能に保持すると
共に、プッシュロッドの外周におねじを形成して該おね
じを前記カラーのめねじ孔に螺合し、該プッシュロッド
とカラーとのねじ螺合状態を固定手段にて保持せしめた
ことを特徴とする車両用液圧マスタシリンダ装置。 - 【請求項2】 液圧マスタシリンダのシリンダボディに
穿設されたシリンダ孔の開口部側にピストンを内挿し、
該ピストンと、前記シリンダボディにピボットにて枢支
される操作レバーとの間にプッシュロッドを介装した車
両用液圧マスタシリンダ装置において、前記プッシュロ
ッドをシリンダ中心軸と同一水平面上に配置し、前記操
作レバーをこのプッシュロッドの上方または下方位置に
オフセットすると共に、該操作レバーに前記シリンダ孔
の開口側を切欠いた差込み孔を形成して、該差込み孔に
カラーを回動可能に収容し、該カラーの一部を操作レバ
ーから突出させて、該突出部のシリンダ中心軸上にめね
じ孔を貫通形成し、前記シリンダ孔の開口部にロッド支
持部材を係着して、該ロッド支持部材の中央部に係止孔
を穿設し、該係止孔に前記プッシュロッドの先端を係着
して、該プッシュロッドをロッド支持部材に揺動可能に
保持すると共に、プッシュロッドの外周におねじを形成
して該おねじを前記カラーのめねじ孔に螺合し、該プッ
シュロッドとカラーとのねじ螺合状態を固定手段にて保
持し、前記操作レバーと前記シリンダボディとの間に戻
しばねを張設して、操作レバーを作動方向へ付勢したこ
とを特徴とする車両用液圧マスタシリンダ装置。 - 【請求項3】 前記操作レバーの差込み孔を複数個形成
し、これら差込み孔と操作レバーの回動支点となる前記
ピボットとの距離をそれぞれ異ならしめたことを特徴と
する請求項1または2に記載の車両用液圧マスタシリン
ダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33111593A JP3393311B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用液圧マスタシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33111593A JP3393311B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用液圧マスタシリンダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07187047A true JPH07187047A (ja) | 1995-07-25 |
JP3393311B2 JP3393311B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=18240033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33111593A Expired - Fee Related JP3393311B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 車両用液圧マスタシリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3393311B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1439116A2 (en) * | 2002-12-27 | 2004-07-21 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Hydraulic master cylinder apparatus for vehicle with bar handle |
JP2007050811A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |
WO2008056379A1 (en) * | 2006-11-06 | 2008-05-15 | Freni Brembo S.P.A. | A lever device for operating a hydraulic actuator, particularly for motorcycles |
US7377367B2 (en) | 2005-02-18 | 2008-05-27 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
US7389642B2 (en) | 2005-02-18 | 2008-06-24 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
JP2009208767A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Sunstar Engineering Pte Ltd | 制動装置 |
JP2016030476A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 日信工業株式会社 | バーハンドル車両用ブレーキ装置 |
JP2019077401A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 日信工業株式会社 | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33111593A patent/JP3393311B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1439116A2 (en) * | 2002-12-27 | 2004-07-21 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Hydraulic master cylinder apparatus for vehicle with bar handle |
EP1439116A3 (en) * | 2002-12-27 | 2005-05-18 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Hydraulic master cylinder apparatus for vehicle with bar handle |
US7377367B2 (en) | 2005-02-18 | 2008-05-27 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
US7389642B2 (en) | 2005-02-18 | 2008-06-24 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
US7654366B2 (en) | 2005-02-18 | 2010-02-02 | Shimano Inc. | Hydraulic disc brake lever assembly |
JP2007050811A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Nissin Kogyo Co Ltd | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |
JP4551841B2 (ja) * | 2005-08-19 | 2010-09-29 | 日信工業株式会社 | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |
WO2008056379A1 (en) * | 2006-11-06 | 2008-05-15 | Freni Brembo S.P.A. | A lever device for operating a hydraulic actuator, particularly for motorcycles |
US8336308B2 (en) | 2006-11-06 | 2012-12-25 | Freni Brembo S.P.A. | Lever device for operating a hydraulic actuator, particularly for motorcycles |
JP2009208767A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Sunstar Engineering Pte Ltd | 制動装置 |
JP2016030476A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 日信工業株式会社 | バーハンドル車両用ブレーキ装置 |
JP2019077401A (ja) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 日信工業株式会社 | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3393311B2 (ja) | 2003-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7178646B2 (en) | Master cylinder lever for a hydraulic disc brake having a backpack reservoir | |
US6804961B2 (en) | Master cylinder lever for a hydraulic disk brake having on the fly dead-band adjustment | |
US6457378B2 (en) | Control lever equipment for bar handle vehicle | |
JPH03671U (ja) | ||
US20080203681A1 (en) | Quick-release jaws with single-piece bearing chuck | |
TWI520873B (zh) | 液壓式輪緣剎車 | |
JPH07187047A (ja) | 車両用液圧マスタシリンダ装置 | |
US5887486A (en) | Locking device for a bicycle brake system | |
US20050061587A1 (en) | Brake device having adjustable spring member | |
JP2004131065A (ja) | ブースターの制御棒連結配置構造 | |
JP2002540365A (ja) | ピストンロッドロック手段を備えた圧力媒体作動型ピストンシリンダ装置 | |
JPH08114244A (ja) | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 | |
JP2000344174A (ja) | バーハンドル車両用液圧式ハンドブレーキ装置 | |
JPS62227848A (ja) | ばねブレ−キシリンダ | |
JPH09263281A (ja) | バーハンドル車両用操作レバー | |
JP2001018876A (ja) | バーハンドル車両用操作レバーの握り代調整機構 | |
US6926034B1 (en) | Hydraulic spool lock and method of use | |
JP4262163B2 (ja) | バーハンドル車両における操作レバーの取付構造 | |
JPH10250666A (ja) | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置 | |
JPH0437036Y2 (ja) | ||
JPH0939868A (ja) | バーハンドル車両用液圧マスタシリンダ装置の操作レバー | |
JPH08177848A (ja) | 回動レバーの支持構造 | |
JPH08177847A (ja) | 回動レバーの支持構造 | |
JP2695147B2 (ja) | エアーブラシ | |
KR200218408Y1 (ko) | 손잡이부출몰형문용잠금장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 5 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080131 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110131 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |