JPH07186838A - 自動車用引出装置 - Google Patents
自動車用引出装置Info
- Publication number
- JPH07186838A JPH07186838A JP34709193A JP34709193A JPH07186838A JP H07186838 A JPH07186838 A JP H07186838A JP 34709193 A JP34709193 A JP 34709193A JP 34709193 A JP34709193 A JP 34709193A JP H07186838 A JPH07186838 A JP H07186838A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- housing
- angle
- attached
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケースをハウジングから任意の角度で引き出
すことのできる自動車用引出装置の提供。 【構成】 ハウジング1の上壁部1a内面にラックを設
け、同両側壁部1b内面に直線状の誘導部を設け、ケー
ス21の後端部側にラックと咬合するギア23aを有し
て直線状の誘導部に回転可能に支持される回転シャフト
23を取り付け、同両側下部に当該ケースの引き出し角
度を決定する摺接面32を有するガイド部材31を取り
付けて、該ガイド部材の摺接面をハウジングの開口部側
の案内面12上を摺動させる一方、ハウジングの両側壁
部にストッパー部材7を角度調整可能に取り付けて、該
ストッパー部材にケースの両側外面に設けられた突起2
6を係止させることにより、ガイド部材を交換して、そ
の摺接面の角度に応じて、ハウジング側に取り付けられ
るストッパー部材の取付角度を調整するだけで、ケース
をハウジングから任意の角度で引き出すことが可能とな
る。
すことのできる自動車用引出装置の提供。 【構成】 ハウジング1の上壁部1a内面にラックを設
け、同両側壁部1b内面に直線状の誘導部を設け、ケー
ス21の後端部側にラックと咬合するギア23aを有し
て直線状の誘導部に回転可能に支持される回転シャフト
23を取り付け、同両側下部に当該ケースの引き出し角
度を決定する摺接面32を有するガイド部材31を取り
付けて、該ガイド部材の摺接面をハウジングの開口部側
の案内面12上を摺動させる一方、ハウジングの両側壁
部にストッパー部材7を角度調整可能に取り付けて、該
ストッパー部材にケースの両側外面に設けられた突起2
6を係止させることにより、ガイド部材を交換して、そ
の摺接面の角度に応じて、ハウジング側に取り付けられ
るストッパー部材の取付角度を調整するだけで、ケース
をハウジングから任意の角度で引き出すことが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、自動車のイン
ストルメントパネル側に設けられる小物入れや灰皿・カ
ップホルダー等の引出装置の改良に関するものである。
ストルメントパネル側に設けられる小物入れや灰皿・カ
ップホルダー等の引出装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年は、インストルメントパネル自体の
形状変化等に伴い、実公平4−48987号公報に示す
如く、ハウジングをインストルメントパネル側に前上が
り状態に傾斜して固定し、当該ハウジング内に進退動可
能に配されたケースを斜め上向きに引き出していくと、
その移動過程で、ケースが徐々に下向きに回動して、最
終的には、ケースを水平状態に引き出すことができる型
式のものが提案されている。
形状変化等に伴い、実公平4−48987号公報に示す
如く、ハウジングをインストルメントパネル側に前上が
り状態に傾斜して固定し、当該ハウジング内に進退動可
能に配されたケースを斜め上向きに引き出していくと、
その移動過程で、ケースが徐々に下向きに回動して、最
終的には、ケースを水平状態に引き出すことができる型
式のものが提案されている。
【0003】この引出装置は、具体的には図示しない
が、主として、ハウジングとケースとスライダの3部品
から成り、ハウジングに関しては、独立した上壁と底壁
と左右の側壁との組み合わせで箱状体に成形して、その
左右側壁の内面に後述するピンを嵌入する誘導溝とガイ
ド溝及びソロバン玉形ローラを導くV字溝を設ける構成
となっており、誘導溝とV字溝は、その前後端間の全長
をハウジングの底壁と平行する直線状に形成し、ガイド
溝は、後端から前端に向かう途中までを上記底壁と平行
する直線状となして、その途中から前端までを上がり傾
斜する状態となるように形成している。
が、主として、ハウジングとケースとスライダの3部品
から成り、ハウジングに関しては、独立した上壁と底壁
と左右の側壁との組み合わせで箱状体に成形して、その
左右側壁の内面に後述するピンを嵌入する誘導溝とガイ
ド溝及びソロバン玉形ローラを導くV字溝を設ける構成
となっており、誘導溝とV字溝は、その前後端間の全長
をハウジングの底壁と平行する直線状に形成し、ガイド
溝は、後端から前端に向かう途中までを上記底壁と平行
する直線状となして、その途中から前端までを上がり傾
斜する状態となるように形成している。
【0004】又、ケースに関しては、その後端部側に一
対の延長腕を延設して、該各延長腕の基部とスライダと
を先端が側外方に突出する第一ピンで回動可能に連結す
ると共に、各延長腕の後端部に同じく先端が側外方に突
出する第二ピンを設ける構成となし、スライダに関して
は、全体を矩形状に成形して、ケースに開放方向への付
勢力を付与する定圧ばねと、ハウジングの底壁側に設け
られたラックと咬合する回転式ダンパと、ハウジングの
底壁の立上り部に設けられた浮き出しラッチと係脱する
ロック片と、上記V字溝内を滑動するソロバン玉形ロー
ラ等を付設する構成となっている。
対の延長腕を延設して、該各延長腕の基部とスライダと
を先端が側外方に突出する第一ピンで回動可能に連結す
ると共に、各延長腕の後端部に同じく先端が側外方に突
出する第二ピンを設ける構成となし、スライダに関して
は、全体を矩形状に成形して、ケースに開放方向への付
勢力を付与する定圧ばねと、ハウジングの底壁側に設け
られたラックと咬合する回転式ダンパと、ハウジングの
底壁の立上り部に設けられた浮き出しラッチと係脱する
ロック片と、上記V字溝内を滑動するソロバン玉形ロー
ラ等を付設する構成となっている。
【0005】依って、実際の使用に際しては、ハウジン
グをインストルメントパネル側に前上がり状態に傾斜し
て固定し、該ハウジング内にスライダとケースを一緒に
押し込むと、スライダ側のロック片が上記浮き出しラッ
チに係合して、ケースが定圧ばねのばね圧に抗してハウ
ジング内の閉塞位置にロックされる。又、斯る状態のま
ま、ケースを若干ハウジング内に押し込むと、浮き出し
ラッチに対するロック片の係合が解除されるので、今度
は、ケースがスライダを伴って定圧ばねのばね圧で開放
方向に前進することとなるが、斯る移動過程において
は、第一ピンは、ハウジングの両側壁に設けられた誘導
溝内を真っ直に移動することとなるが、第二ピンは、ガ
イド溝内をその途中までは真っ直に移動して、その後、
ガイド溝の上向き傾斜部分に進入するので、これによ
り、ケースは第一ピンを支点として下向きに徐々に回動
して、最終的には、水平状態のまま外方に引き出される
こととなる。
グをインストルメントパネル側に前上がり状態に傾斜し
て固定し、該ハウジング内にスライダとケースを一緒に
押し込むと、スライダ側のロック片が上記浮き出しラッ
チに係合して、ケースが定圧ばねのばね圧に抗してハウ
ジング内の閉塞位置にロックされる。又、斯る状態のま
ま、ケースを若干ハウジング内に押し込むと、浮き出し
ラッチに対するロック片の係合が解除されるので、今度
は、ケースがスライダを伴って定圧ばねのばね圧で開放
方向に前進することとなるが、斯る移動過程において
は、第一ピンは、ハウジングの両側壁に設けられた誘導
溝内を真っ直に移動することとなるが、第二ピンは、ガ
イド溝内をその途中までは真っ直に移動して、その後、
ガイド溝の上向き傾斜部分に進入するので、これによ
り、ケースは第一ピンを支点として下向きに徐々に回動
して、最終的には、水平状態のまま外方に引き出される
こととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の引出装
置にあっては、例え、ハウジングがインストルメントパ
ネルに対して傾斜する状態に固定されていても、ケース
の開放時には、ケースを水平状態に引き出せるので、収
納物がケース内で一方向に片寄る心配を解消して、使用
上の至便さを提供できる利点を有することとなるが、反
面、この為には、通常用いられるハウジングとケースの
他に、定圧ばねやダンパ等の部品を付設してケースと一
緒に進退動するスライダが別に必要となると共に、ハウ
ジングを独立した上壁と底壁と左右の側壁で成形しなけ
ればならないので、自ずと、部品点数が増加して、装置
自体が複雑化・大型化したり、コスト高となってしまう
嫌いがあった。
置にあっては、例え、ハウジングがインストルメントパ
ネルに対して傾斜する状態に固定されていても、ケース
の開放時には、ケースを水平状態に引き出せるので、収
納物がケース内で一方向に片寄る心配を解消して、使用
上の至便さを提供できる利点を有することとなるが、反
面、この為には、通常用いられるハウジングとケースの
他に、定圧ばねやダンパ等の部品を付設してケースと一
緒に進退動するスライダが別に必要となると共に、ハウ
ジングを独立した上壁と底壁と左右の側壁で成形しなけ
ればならないので、自ずと、部品点数が増加して、装置
自体が複雑化・大型化したり、コスト高となってしまう
嫌いがあった。
【0007】その上、従来の引出装置の下では、ケース
のハウジングに対する引き出し角度が、ハウジングの側
壁内面に設けられているガイド溝の上向き傾斜部分によ
って予め決定されてしまうので、インストルメントパネ
ルの形状等に応じて、ケースの引き出し角度を変更しな
ければならないような場合には、同一規格の引出装置を
兼用することが事実上できないばかりか、その構造上、
通常の水平引き出し型の装置に利用することも絶対に不
可能であった。この為、従来にあっては、ケースの引き
出し角度が異なる車種毎に、専用の引出装置を個々に用
意しなければならないので、経済性・合理性に欠ける大
きな問題点を有している訳である。
のハウジングに対する引き出し角度が、ハウジングの側
壁内面に設けられているガイド溝の上向き傾斜部分によ
って予め決定されてしまうので、インストルメントパネ
ルの形状等に応じて、ケースの引き出し角度を変更しな
ければならないような場合には、同一規格の引出装置を
兼用することが事実上できないばかりか、その構造上、
通常の水平引き出し型の装置に利用することも絶対に不
可能であった。この為、従来にあっては、ケースの引き
出し角度が異なる車種毎に、専用の引出装置を個々に用
意しなければならないので、経済性・合理性に欠ける大
きな問題点を有している訳である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯る従来の引
出装置の課題を有効に解決するために開発されたもの
で、開口部を有するハウジングと、該ハウジング内に進
退動可能に配されるケースを備え、上記ハウジングの上
壁部内面にラックを設け、ハウジングの両側壁部内面に
直線状の誘導部を設け、ケースの後端部側に上記ラック
と咬合するギアを一体に有して直線状の誘導部に回転可
能に支持される回転シャフトを取り付け、且つ、ケース
の両側下部に当該ケースの引き出し角度を決定する摺接
面を有するガイド部材を交換可能に取り付けて、該各ガ
イド部材の摺接面をハウジングの開口部側に設けられた
案内面上を摺動させる構成となす一方、ハウジングの両
側壁部にストッパー部材を角度調整可能に取り付けて、
該ストッパー部材にケースの両側外面に設けられた突起
をその引き出し角度に応じて係止させる構成を採用し
た。
出装置の課題を有効に解決するために開発されたもの
で、開口部を有するハウジングと、該ハウジング内に進
退動可能に配されるケースを備え、上記ハウジングの上
壁部内面にラックを設け、ハウジングの両側壁部内面に
直線状の誘導部を設け、ケースの後端部側に上記ラック
と咬合するギアを一体に有して直線状の誘導部に回転可
能に支持される回転シャフトを取り付け、且つ、ケース
の両側下部に当該ケースの引き出し角度を決定する摺接
面を有するガイド部材を交換可能に取り付けて、該各ガ
イド部材の摺接面をハウジングの開口部側に設けられた
案内面上を摺動させる構成となす一方、ハウジングの両
側壁部にストッパー部材を角度調整可能に取り付けて、
該ストッパー部材にケースの両側外面に設けられた突起
をその引き出し角度に応じて係止させる構成を採用し
た。
【0009】
【作用】依って、本発明の引出装置の下でも、今仮に、
前上がり状態に固定されたハウジング内からケースを引
き出すと、ラックに対するギアの咬合を得て、回転シャ
フトが回転しながら誘導部上を移動するので、初期の段
階では、ケースが真っ直に引き出されることとなるが、
その移動過程で、ガイド部材の摺接面がハウジング側の
案内面上を摺動すると、今度は、ケース側の突起がハウ
ジング側のストッパー部材に係止するまで、当該摺接面
に付与された角度に応じて、ケースが回転シャフトを支
点として徐々に下向きに回動して、最終的には、ケース
をハウジング内から水平状態に引き出すことが可能とな
る。しかし、本発明の引出装置にあっては、このケース
の引き出し角度を決定するガイド部材をケース側に交換
可能に取り付ける構成を採用した関係で、ガイド部材を
適宜交換して、該ガイド部材の摺接面の角度に応じて、
ハウジング側に取り付けられるストッパー部材の取付角
度を調整するだけで、後は、全て同一規格の下で、ケー
スをハウジングから任意の角度で引き出すことが可能と
なる。
前上がり状態に固定されたハウジング内からケースを引
き出すと、ラックに対するギアの咬合を得て、回転シャ
フトが回転しながら誘導部上を移動するので、初期の段
階では、ケースが真っ直に引き出されることとなるが、
その移動過程で、ガイド部材の摺接面がハウジング側の
案内面上を摺動すると、今度は、ケース側の突起がハウ
ジング側のストッパー部材に係止するまで、当該摺接面
に付与された角度に応じて、ケースが回転シャフトを支
点として徐々に下向きに回動して、最終的には、ケース
をハウジング内から水平状態に引き出すことが可能とな
る。しかし、本発明の引出装置にあっては、このケース
の引き出し角度を決定するガイド部材をケース側に交換
可能に取り付ける構成を採用した関係で、ガイド部材を
適宜交換して、該ガイド部材の摺接面の角度に応じて、
ハウジング側に取り付けられるストッパー部材の取付角
度を調整するだけで、後は、全て同一規格の下で、ケー
スをハウジングから任意の角度で引き出すことが可能と
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する一実施例に基づいて
詳述すれば、該実施例に係る引出装置は、基本的には、
図1に示す如く、インストルメントパネル側に前上がり
状態に傾斜して固定されるハウジング1と、該ハウジン
グ1内に進退動可能に配されるケース21とを備えるこ
とを前提とするものであるが、特徴とするところは、以
下の構成を採用した点にある。
詳述すれば、該実施例に係る引出装置は、基本的には、
図1に示す如く、インストルメントパネル側に前上がり
状態に傾斜して固定されるハウジング1と、該ハウジン
グ1内に進退動可能に配されるケース21とを備えるこ
とを前提とするものであるが、特徴とするところは、以
下の構成を採用した点にある。
【0011】まず、ハウジング1に関しては、合成樹脂
で前面側が開口する箱状体に一体成形して、図2にも示
す如く、その上壁部1aの内面両側に後述するギア23
aを咬合する一対のラック2を一体に設け、両側壁部1
bの対向する内面に誘導部となる直線状の誘導レール3
を底壁部1cと平行する状態に設ける一方、同両側壁部
1bの開口部寄りに下記のストッパー部材7を角度調整
可能に取り付ける2個の取付窓4a・4bを開設すると
共に、同各取付窓4a・4b近傍に円弧状の受け歯部5
を一体に設け、且つ、後壁部1d側に浮き出しラッチ6
を付設する構成となっている。尚、上記した2個の取付
窓4a・4bは、一方4aが細溝状の半円形を呈し、他
方4bが太溝状の四半円形状を呈している。
で前面側が開口する箱状体に一体成形して、図2にも示
す如く、その上壁部1aの内面両側に後述するギア23
aを咬合する一対のラック2を一体に設け、両側壁部1
bの対向する内面に誘導部となる直線状の誘導レール3
を底壁部1cと平行する状態に設ける一方、同両側壁部
1bの開口部寄りに下記のストッパー部材7を角度調整
可能に取り付ける2個の取付窓4a・4bを開設すると
共に、同各取付窓4a・4b近傍に円弧状の受け歯部5
を一体に設け、且つ、後壁部1d側に浮き出しラッチ6
を付設する構成となっている。尚、上記した2個の取付
窓4a・4bは、一方4aが細溝状の半円形を呈し、他
方4bが太溝状の四半円形状を呈している。
【0012】ストッパー部材7は、合成樹脂で左右対称
の同一形態に成形されて、各自の側面に上記一方の取付
窓4a内に係入される固定爪8a及びガイド受け片9
と、他方の取付窓4b内に係入される固定爪8bを個々
に形成すると共に、略中央部に後述する三角状の突起2
6を係止する相似形の係止凹溝部10を突設し、且つ、
下端部側に上記受け歯部5と咬合する位置決め歯部11
を形成する構成となっている。従って、斯る左右一対の
ストッパー部材7は、上記ガイド受け片9の取付窓4a
内での案内作用を得て、所定方向に回動させながら、自
身の位置決め歯部11をハウジング1側の受け歯部5と
所定位置で咬合させて、各固定爪8a・8bを対応する
取付窓4a・4bの孔縁に係止すれば、上記係止凹溝部
10が取付窓4bからハウジング1内に任意の角度をも
って突出することとなる。
の同一形態に成形されて、各自の側面に上記一方の取付
窓4a内に係入される固定爪8a及びガイド受け片9
と、他方の取付窓4b内に係入される固定爪8bを個々
に形成すると共に、略中央部に後述する三角状の突起2
6を係止する相似形の係止凹溝部10を突設し、且つ、
下端部側に上記受け歯部5と咬合する位置決め歯部11
を形成する構成となっている。従って、斯る左右一対の
ストッパー部材7は、上記ガイド受け片9の取付窓4a
内での案内作用を得て、所定方向に回動させながら、自
身の位置決め歯部11をハウジング1側の受け歯部5と
所定位置で咬合させて、各固定爪8a・8bを対応する
取付窓4a・4bの孔縁に係止すれば、上記係止凹溝部
10が取付窓4bからハウジング1内に任意の角度をも
って突出することとなる。
【0013】又、ケース21に関しては、これも合成樹
脂で一体に成形して、図3にも示す如く、その後端部側
に一対の軸受部22を形成して、該各軸受部22に一対
のギア23aを一体に有する回転シャフト23を回転可
能に取り付けると共に、特に、後部側下面を所望の角度
をもって傾斜させて、該傾斜域を含む両側下部に後述す
るガイド部材31を交換可能に取り付ける凹段部24と
複数の係止部25を形成し、且つ、両側部の後端側に上
記係止凹溝部10内に係止する三角状の突起26を一体
に設け、後端部中央に上記浮き出しラッチ6に係脱する
ロック片27を設ける構成となっている。尚、図中、2
8は上記回転シャフト23に装着されてケース21を常
時開放方向に付勢する捩じりコイルばねで、該捩じりコ
イルばね28は、その一端部を回転シャフト23側に固
定し、他端部をケース21の後端側に設けられた係止部
29に係止することにより、ケース21をハウジング1
の開口部近傍に設けられた案内面12側に弾性的に押し
付ける作用をも併せて果たすものであり、又、30はケ
ース21の開放方向への移動に制動力を与える回転式ダ
ンパで、該回転式ダンパ30は、ケース21の側部に一
方のギア23aと咬合する状態をもって固定されるもの
である。
脂で一体に成形して、図3にも示す如く、その後端部側
に一対の軸受部22を形成して、該各軸受部22に一対
のギア23aを一体に有する回転シャフト23を回転可
能に取り付けると共に、特に、後部側下面を所望の角度
をもって傾斜させて、該傾斜域を含む両側下部に後述す
るガイド部材31を交換可能に取り付ける凹段部24と
複数の係止部25を形成し、且つ、両側部の後端側に上
記係止凹溝部10内に係止する三角状の突起26を一体
に設け、後端部中央に上記浮き出しラッチ6に係脱する
ロック片27を設ける構成となっている。尚、図中、2
8は上記回転シャフト23に装着されてケース21を常
時開放方向に付勢する捩じりコイルばねで、該捩じりコ
イルばね28は、その一端部を回転シャフト23側に固
定し、他端部をケース21の後端側に設けられた係止部
29に係止することにより、ケース21をハウジング1
の開口部近傍に設けられた案内面12側に弾性的に押し
付ける作用をも併せて果たすものであり、又、30はケ
ース21の開放方向への移動に制動力を与える回転式ダ
ンパで、該回転式ダンパ30は、ケース21の側部に一
方のギア23aと咬合する状態をもって固定されるもの
である。
【0014】上記ガイド部材31は、これも合成樹脂で
左右対称の同一形態に成形されて、その下端縁にケース
21の引き出し角度を決定する所望の傾斜角度が付与さ
れた摺接面32を形成すると共に、側方に上記ケース2
1の各係止部25に係止する複数の係止爪33を形成す
る構成となっている。従って、斯る係止爪33を介し
て、左右一対のガイド部材31をケース21の凹段部2
4側に取り付けて、ケース21をハウジング1内から引
き出すと、該各ガイド部材31の摺接面32がハウジン
グ1の開口部近傍の案内面12上を摺動して、摺接面3
2の傾斜角度に応じたケース21の引き出し角度が決定
されることとなるので、当該摺接面32の傾斜角度が異
なるガイド部材31を個々に用意するだけで、同一のケ
ース21の引き出し角度を自在に変更できることとな
る。
左右対称の同一形態に成形されて、その下端縁にケース
21の引き出し角度を決定する所望の傾斜角度が付与さ
れた摺接面32を形成すると共に、側方に上記ケース2
1の各係止部25に係止する複数の係止爪33を形成す
る構成となっている。従って、斯る係止爪33を介し
て、左右一対のガイド部材31をケース21の凹段部2
4側に取り付けて、ケース21をハウジング1内から引
き出すと、該各ガイド部材31の摺接面32がハウジン
グ1の開口部近傍の案内面12上を摺動して、摺接面3
2の傾斜角度に応じたケース21の引き出し角度が決定
されることとなるので、当該摺接面32の傾斜角度が異
なるガイド部材31を個々に用意するだけで、同一のケ
ース21の引き出し角度を自在に変更できることとな
る。
【0015】依って、斯るケース21をハウジング1に
組み付ける場合には、まず、上記回転シャフト23をケ
ース21の軸受部22に取り付けると共に、係止部25
に対する係止爪33の係止状態を得て、同ケース21の
両側下部に形成された凹段部24に左右一対のガイド部
材31を取り付けて、ケース21をハウジング1内に押
し込むと、図4・図5に示す如く、上記回転シャフト2
3の両端部が直線状の誘導レール3上に移動可能に支持
されることとなるので、後は、ガイド部材31の摺接面
32の傾斜角度に対応した角度の下で、ハウジング1の
両側壁部1bに左右一対のストッパー部材7を取り付け
て、ハウジング1をインストルメントパネル(図示せ
ず)に前上がり状態に固定すれば良い。
組み付ける場合には、まず、上記回転シャフト23をケ
ース21の軸受部22に取り付けると共に、係止部25
に対する係止爪33の係止状態を得て、同ケース21の
両側下部に形成された凹段部24に左右一対のガイド部
材31を取り付けて、ケース21をハウジング1内に押
し込むと、図4・図5に示す如く、上記回転シャフト2
3の両端部が直線状の誘導レール3上に移動可能に支持
されることとなるので、後は、ガイド部材31の摺接面
32の傾斜角度に対応した角度の下で、ハウジング1の
両側壁部1bに左右一対のストッパー部材7を取り付け
て、ハウジング1をインストルメントパネル(図示せ
ず)に前上がり状態に固定すれば良い。
【0016】そして、実際の使用に際して、ハウジング
1内にケース21を押し込むと、該ケース21の押し込
みと連動して、回転シャフト23が、自身のギア23a
を上記捩じりコイルばね28のばね圧に抗して対応する
ラック2に咬合させながら誘導レール3上を同方向に回
転移動して、最後に、ロック片27が浮き出しラッチ6
に係止すると、図4又は図6に示す如く、ケース21が
捩じりコイルばね28の付勢ばね圧に抗してハウジング
1内の閉塞位置に確実にロックされる。尚、この状態に
おいては、各ガイド部材31の摺接面32の前端側は案
内面12に接触しているが、その他の摺接面32はハウ
ジング1側には全く接触していない。
1内にケース21を押し込むと、該ケース21の押し込
みと連動して、回転シャフト23が、自身のギア23a
を上記捩じりコイルばね28のばね圧に抗して対応する
ラック2に咬合させながら誘導レール3上を同方向に回
転移動して、最後に、ロック片27が浮き出しラッチ6
に係止すると、図4又は図6に示す如く、ケース21が
捩じりコイルばね28の付勢ばね圧に抗してハウジング
1内の閉塞位置に確実にロックされる。尚、この状態に
おいては、各ガイド部材31の摺接面32の前端側は案
内面12に接触しているが、その他の摺接面32はハウ
ジング1側には全く接触していない。
【0017】そこで、この閉塞ロック状態のまま、ケー
ス21を若干ハウジング1内に押し込むと、ロック片2
7が浮き出しラッチ6から外れるので、今度は、ケース
21が捩じりコイルばね28のばね圧で開放方向に前進
することとなるが、斯る移動過程においては、図7に示
す如く、ラック2に対するギア23aの咬合を得て、回
転シャフト23が回転しながら誘導レール3上を同方向
に移動すると同時に、上記捩じりコイルばね28のばね
圧とケース21自体の重量の作用で、各ガイド部材31
の摺接面32がその傾斜角度に沿って案内面12上を確
実に摺動することが保障されるので、これにより、ケー
ス21は回転シャフト23を支点として徐々に下向きに
回動しながら前進して、最終的には、図8に示す如く、
ケース21がハウジング1の開口部から上記摺接面32
によって決定される角度をもって水平状態に引き出され
ることとなる。
ス21を若干ハウジング1内に押し込むと、ロック片2
7が浮き出しラッチ6から外れるので、今度は、ケース
21が捩じりコイルばね28のばね圧で開放方向に前進
することとなるが、斯る移動過程においては、図7に示
す如く、ラック2に対するギア23aの咬合を得て、回
転シャフト23が回転しながら誘導レール3上を同方向
に移動すると同時に、上記捩じりコイルばね28のばね
圧とケース21自体の重量の作用で、各ガイド部材31
の摺接面32がその傾斜角度に沿って案内面12上を確
実に摺動することが保障されるので、これにより、ケー
ス21は回転シャフト23を支点として徐々に下向きに
回動しながら前進して、最終的には、図8に示す如く、
ケース21がハウジング1の開口部から上記摺接面32
によって決定される角度をもって水平状態に引き出され
ることとなる。
【0018】尚、このケース21は、図9に示す如く、
自身の側部に設けられた突起26がストッパー部材7の
係止凹溝部10内に係止した時点で、その前進移動が規
制されることとなるが、斯る規制に際しては、既述した
如く、受け歯部5に対する位置決め歯部11の咬合によ
り、ケース21の引き出し角度に応じたストッパー部材
7の取付角度が既に決定されているので、突起26は自
動的に係止凹溝部10内に導かれると共に、これによ
り、開放状態にあるケース21の上下左右方向に対する
ガタつきをも有効に防止できることとなる。即ち、本実
施例の下では、ケース21の引き出し角度は、専ら、ガ
イド部材31の摺接面32に付与された傾斜角度によっ
て決定される訳であるから、この決定された角度と同一
角度をもって、ストッパー部材7をハウジング1側に取
り付けるだけで、ケース21と連動する突起26を上記
係止凹溝部10内に円滑に導いて、ケース21の確実な
全開状態を保障できるものであるが、この場合に、スト
ッパー部材7の回動中心が全開時の回転シャフト23の
回転中心と同心円上となるように設定した上で、受け歯
車5側にストッパー部材7の取付角度を示す数値を予め
表示しておけば、当該ストッパー部材7を所定角度で取
り付ける作業が頗る正確且つ容易に行なえることとな
る。
自身の側部に設けられた突起26がストッパー部材7の
係止凹溝部10内に係止した時点で、その前進移動が規
制されることとなるが、斯る規制に際しては、既述した
如く、受け歯部5に対する位置決め歯部11の咬合によ
り、ケース21の引き出し角度に応じたストッパー部材
7の取付角度が既に決定されているので、突起26は自
動的に係止凹溝部10内に導かれると共に、これによ
り、開放状態にあるケース21の上下左右方向に対する
ガタつきをも有効に防止できることとなる。即ち、本実
施例の下では、ケース21の引き出し角度は、専ら、ガ
イド部材31の摺接面32に付与された傾斜角度によっ
て決定される訳であるから、この決定された角度と同一
角度をもって、ストッパー部材7をハウジング1側に取
り付けるだけで、ケース21と連動する突起26を上記
係止凹溝部10内に円滑に導いて、ケース21の確実な
全開状態を保障できるものであるが、この場合に、スト
ッパー部材7の回動中心が全開時の回転シャフト23の
回転中心と同心円上となるように設定した上で、受け歯
車5側にストッパー部材7の取付角度を示す数値を予め
表示しておけば、当該ストッパー部材7を所定角度で取
り付ける作業が頗る正確且つ容易に行なえることとな
る。
【0019】従って、本実施例の下では、例え、ハウジ
ング1とケース21は同一規格のものを使用しても、ケ
ース21の両側下部に取り付けられるガイド部材31を
適宜交換して、該ガイド部材31の摺接面32の傾斜角
度に応じてストッパー部材7をハウジング1側に取り付
けるだけで、ケース21のハウジング1に対する引き出
し角度を自在に変更することが可能となるので、摺接面
32の傾斜角度が異なるガイド部材31を個々に用意す
ることにより、ハウジング1を前上がり状態に傾斜して
固定する引出装置であれば、如何なる引出装置にも兼用
できることとなる。
ング1とケース21は同一規格のものを使用しても、ケ
ース21の両側下部に取り付けられるガイド部材31を
適宜交換して、該ガイド部材31の摺接面32の傾斜角
度に応じてストッパー部材7をハウジング1側に取り付
けるだけで、ケース21のハウジング1に対する引き出
し角度を自在に変更することが可能となるので、摺接面
32の傾斜角度が異なるガイド部材31を個々に用意す
ることにより、ハウジング1を前上がり状態に傾斜して
固定する引出装置であれば、如何なる引出装置にも兼用
できることとなる。
【0020】更に、これを発展させて、図10に示す如
く、ガイド部材31の摺接面32の傾斜角度をゼロ、即
ち、水平レベルとなせば、同一規格の下で、今度は、図
示する如く、通常の水平引き出し型の引出装置としても
兼用することが十分に可能となるので、その利用範囲は
頗る広大となる。又、この場合には、図11に示す如
く、水平状態に前進するケース21の突起26がスムー
ズにその係止凹溝部10内に導かれるように、やはり、
受け歯部5に対する位置決め歯部11の咬合位置を変更
して、左右一対のストッパー部材7をハウジング1側に
取り付けることは言うまでもない。尚、上記の実施例に
おいては、所謂プッシュオープン型の引出装置を対象と
したものであるが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、手動式の引出装置に実施応用できることも言うま
でもないし、且つ、引出装置自体も図示する小物入れに
限定されるものでも決してない。
く、ガイド部材31の摺接面32の傾斜角度をゼロ、即
ち、水平レベルとなせば、同一規格の下で、今度は、図
示する如く、通常の水平引き出し型の引出装置としても
兼用することが十分に可能となるので、その利用範囲は
頗る広大となる。又、この場合には、図11に示す如
く、水平状態に前進するケース21の突起26がスムー
ズにその係止凹溝部10内に導かれるように、やはり、
受け歯部5に対する位置決め歯部11の咬合位置を変更
して、左右一対のストッパー部材7をハウジング1側に
取り付けることは言うまでもない。尚、上記の実施例に
おいては、所謂プッシュオープン型の引出装置を対象と
したものであるが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、手動式の引出装置に実施応用できることも言うま
でもないし、且つ、引出装置自体も図示する小物入れに
限定されるものでも決してない。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、ケースの引き出し角度を決定する摺接面を有す
るガイド部材を適宜交換して、該ガイド部材の摺接面の
角度に応じて、ハウジング側に取り付けられるストッパ
ー部材の取付角度を調整するだけで、後は、全て同一規
格の下で、ケースをハウジングから任意の角度で引き出
すことが可能となるので、構造自体の大巾な簡素化を図
りつつ、極めて経済的且つ合理的な引出装置を初めて提
供できることとなった。その上、ケースの引き出し角度
に応じて、ケース側の突起をストッパー部材に係止させ
ることは、如何なる角度の下でも、開放状態にあるケー
スの上下・左右方向に対するガタつきを効果的に防止で
きる利点をも併せて提供できることとなる。又、ガイド
部材の摺接面とハウジングの案内面の形状を適宜選択す
れば、上記利点の他に、ケースの進退動作をも自由に変
化させることが可能となる。
により、ケースの引き出し角度を決定する摺接面を有す
るガイド部材を適宜交換して、該ガイド部材の摺接面の
角度に応じて、ハウジング側に取り付けられるストッパ
ー部材の取付角度を調整するだけで、後は、全て同一規
格の下で、ケースをハウジングから任意の角度で引き出
すことが可能となるので、構造自体の大巾な簡素化を図
りつつ、極めて経済的且つ合理的な引出装置を初めて提
供できることとなった。その上、ケースの引き出し角度
に応じて、ケース側の突起をストッパー部材に係止させ
ることは、如何なる角度の下でも、開放状態にあるケー
スの上下・左右方向に対するガタつきを効果的に防止で
きる利点をも併せて提供できることとなる。又、ガイド
部材の摺接面とハウジングの案内面の形状を適宜選択す
れば、上記利点の他に、ケースの進退動作をも自由に変
化させることが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る引出装置を分解して示す
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図2】(A)は図1のA−A線断面図、(B)は図1
のB−B線断面図である。
のB−B線断面図である。
【図3】(A)は図1のC−C線断面図、(B)はケー
スの底面図である。
スの底面図である。
【図4】ケースをハウジングに組み付けた状態を半断面
して示す平面図である。
して示す平面図である。
【図5】ケースをハウジングに組み付けた状態を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図6】ケースの閉塞ロック状態を示す断面図である。
【図7】ケースが開放方向に前進した状態を示す断面図
である。
である。
【図8】ケースが水平状態に引き出された状態を示す断
面図である。
面図である。
【図9】ケース側の突起がストッパー部材の係止凹溝部
に係止する状態を説明する要部断面図である。
に係止する状態を説明する要部断面図である。
【図10】本発明の他例を示す断面図である。
【図11】同他例において、ケース側の突起がストッパー
部材の係止凹溝部に係止する状態を説明する要部断面図
である。
部材の係止凹溝部に係止する状態を説明する要部断面図
である。
1 ハウジング 1a 同上壁部 1b 同側壁部 2 ラック 3 誘導レール(誘導部) 5 受け歯部 7 ストッパー部材 10 係止凹溝部 11 位置決め歯部 12 案内面 21 ケース 23 回転シャフト 23a 同ギア 26 突起 31 ガイド部材 32 摺接面 33 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 亨 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を有するハウジングと、該ハウジ
ング内に進退動可能に配されるケースを備え、上記ハウ
ジングの上壁部内面にラックを設け、ハウジングの両側
壁部内面に直線状の誘導部を設け、ケースの後端部側に
上記ラックと咬合するギアを一体に有して直線状の誘導
部に回転可能に支持される回転シャフトを取り付け、且
つ、ケースの両側下部に当該ケースの引き出し角度を決
定する摺接面を有するガイド部材を交換可能に取り付け
て、該各ガイド部材の摺接面をハウジングの開口部側に
設けられた案内面上を摺動させる構成となす一方、ハウ
ジングの両側壁部にストッパー部材を角度調整可能に取
り付けて、該ストッパー部材にケースの両側外面に設け
られた突起をその引き出し角度に応じて係止させるよう
に構成したことを特徴とする自動車用引出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34709193A JP3331440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車用引出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34709193A JP3331440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車用引出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07186838A true JPH07186838A (ja) | 1995-07-25 |
JP3331440B2 JP3331440B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18387852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34709193A Expired - Fee Related JP3331440B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 自動車用引出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3331440B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101275562B1 (ko) * | 2006-09-07 | 2013-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 레일어셈블리 및 이를 포함하는 냉장고 |
CN110376434A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-25 | 武汉鑫诚欣科技有限公司 | 一种测量准确、性能可靠的电压电流频率测试仪 |
CN111891042A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-11-06 | 上海赋懂新能源科技有限公司 | 一种适用于新能源汽车的物品放置装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP34709193A patent/JP3331440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101275562B1 (ko) * | 2006-09-07 | 2013-06-17 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고용 레일어셈블리 및 이를 포함하는 냉장고 |
CN110376434A (zh) * | 2019-07-16 | 2019-10-25 | 武汉鑫诚欣科技有限公司 | 一种测量准确、性能可靠的电压电流频率测试仪 |
CN111891042A (zh) * | 2020-08-10 | 2020-11-06 | 上海赋懂新能源科技有限公司 | 一种适用于新能源汽车的物品放置装置 |
CN111891042B (zh) * | 2020-08-10 | 2021-09-17 | 义乌市一平汽车贸易有限公司 | 一种适用于新能源汽车的物品放置装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3331440B2 (ja) | 2002-10-07 |
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