JPH0718671U - 食卓用ナプキン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 着衣に対する掛止めが十分安定的に行われ、
脱落の懸念なく食事を楽しめる食卓用ナプキンを提供す
る。 【構成】 ナプキン１の隅部１ａまたは辺部１ｂの適宜
箇所に１個または複数個のボタン孔２を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、食事時に胸元に当て掛けて飲食物による着衣の汚損を防止する食卓 用ナプキンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の食卓用ナプキンは長方形や正方形に裁断された布片で構成されており、 一隅部を着衣の胸元の重ね合わせ部に差し込むことによって着衣に掛止めしてい る。

【０００３】 しかしながら、このような掛止め方式では、ナプキンと着衣との連結状態が不 安定であり、食事中にナプキンが脱落し易いため、ナプキンに気を取られて食事 の楽しみが半減してしまうことは、日常的にしばしば経験するところである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

したがって、本考案の目的は、着衣に対する掛止めが十分安定的に行われるた め、脱落の懸念なく食事を楽しむことができる食卓用ナプキンを提供することで ある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

以下、添付図面中の参照符号を用いて説明すると、本考案の食卓用ナプキン１ では、隅部１ａまたは変部１ｂの適宜箇所に１個または複数個のボタン孔２を設 ける。

【０００６】

【作用】

使用者３はボタン孔２のある部分が上に来るようにナプキン１を持ち、着衣４ の胸元上部にボタン５をボタン孔２に嵌める。このようにして着衣４に掛止めさ れたナプキン１は広げられ、その大きさに対応して着衣４の胸元下部から膝部を 覆う。

【０００７】

【実施例】

図１と図２に示した実施例では、食卓用ナプキン１は長方形状の布片で構成さ れ、四つの隅部１ａの一つにボタン孔２が対角線方向に設けられている。そのた め、ナプキン１が胸元に吊り下げられたとき、ボタン５の縫い付け糸６はボタン 孔２の上端部に係合することになり、ナプキン１は更に安定良く保持される。

【０００８】 図３に示したようにボタン孔２は布片の辺部１ｂに設けたり、図４に示したよ うに四つの隅部１ａの全てに設けたり、図５に示したように四つの辺部１ｂの全 てに設けたり、また、隅部１ａと辺部１ｂの双方にボタン孔２を設けることもで き、ボタン孔２の設置位置と個数は使い勝手を考慮して適宜選択される。

【０００９】

【考案の効果】

以上のように本考案の食卓用ナプキン１では、隅部１ａや辺部１ｂの適宜箇所 に設けたボタン孔２に着衣４の胸元のボタン５を嵌めることによって、ナプキン １が着衣４に的確に掛止め保持されるので、食事中にナプキン１が脱落する恐れ が皆無となる。そのため、使用者はナプキン１の脱落を気にすることなく、食事 を楽しむことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例に係る食卓用ナプキンの正面
図である。

【図２】該ナプキンの使用状態を示す一部縦断側面図で
ある。

【図３】本考案の別の実施例に係る食卓用ナプキンの正
面図である。

【図４】本考案の更に別の実施例に係る食卓用ナプキン
の正面図である。

【図５】本考案の更に他の実施例に係る食卓用ナプキン
の正面図である。

【符号の説明】

１ 食卓用ナプキン １ａ ナプキンの隅部 １ｂ ナプキンの辺部 ２ ボタン孔 ３ 使用者 ４ 着衣 ５ ボタン ６ ボタン縫い付け糸

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 隅部または辺部の適宜箇所に１個または
   複数個のボタン孔を設けた食卓用ナプキン。