JPH07186499A - リボンカセット - Google Patents
リボンカセットInfo
- Publication number
- JPH07186499A JPH07186499A JP33194493A JP33194493A JPH07186499A JP H07186499 A JPH07186499 A JP H07186499A JP 33194493 A JP33194493 A JP 33194493A JP 33194493 A JP33194493 A JP 33194493A JP H07186499 A JPH07186499 A JP H07186499A
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- Japan
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- ink ribbon
- slit
- slit member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リボン収納室内に重なり合って収納されている
インクリボンをほぐし、確実に重なりを分離して送り出
す。 【構成】エンドレスインクリボン１３をリボン収納室１
２に収納しつつ出口部１２ａから送出すリボンカセット
において、出口部１２ａに、インクリボン１３を波状に
変形させて通過させるスリット及びこのスリットにイン
クリボンを挿入するための切欠部を設け、トーションス
プリング１８にガイドされて移動自在なスリット部材１
７を備えている。
インクリボンをほぐし、確実に重なりを分離して送り出
す。 【構成】エンドレスインクリボン１３をリボン収納室１
２に収納しつつ出口部１２ａから送出すリボンカセット
において、出口部１２ａに、インクリボン１３を波状に
変形させて通過させるスリット及びこのスリットにイン
クリボンを挿入するための切欠部を設け、トーションス
プリング１８にガイドされて移動自在なスリット部材１
７を備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドレスインクリボ
ンを収納したリボンカセットに関する。
ンを収納したリボンカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のリボンカセットは、図７に示す
ように、リボンケース本体１のリボン収納室２に収納さ
れているエンドレスインクリボン３をリボン収納室２か
ら送出し、途中、インクリボン３にテンションを与える
テンションスプリング４の配置部を通して巻取機構（図
示せず）により巻き取るようになっている。巻取機構に
より巻き取られたインクリボン３は収納室２に収納され
つつ同じ長さ分収納室２から送出されるようになってい
る。
ように、リボンケース本体１のリボン収納室２に収納さ
れているエンドレスインクリボン３をリボン収納室２か
ら送出し、途中、インクリボン３にテンションを与える
テンションスプリング４の配置部を通して巻取機構（図
示せず）により巻き取るようになっている。巻取機構に
より巻き取られたインクリボン３は収納室２に収納され
つつ同じ長さ分収納室２から送出されるようになってい
る。
【０００３】リボンケース本体１は上方が開放され、そ
の開放部に図８に示すようにケース蓋１０が被せられる
ようになっている。リボンケース本体１のリボン収納室
２の出口部には低いリブからなるバンカー５ａが設けら
れている。また、リボンケース本体１のバンカー５ａと
対向するケース蓋１０の位置にバンカー５ａと同様の低
いリブからなるバンカー５ｂが設けられている。
の開放部に図８に示すようにケース蓋１０が被せられる
ようになっている。リボンケース本体１のリボン収納室
２の出口部には低いリブからなるバンカー５ａが設けら
れている。また、リボンケース本体１のバンカー５ａと
対向するケース蓋１０の位置にバンカー５ａと同様の低
いリブからなるバンカー５ｂが設けられている。
【０００４】リボン収納室２内のインクリボン３は収納
室から送出されるときこのバンカー５ａ，５ｂを乗越え
るようになっている。そしてこのバンカー５ａ，５ｂを
乗越えることで収納室内に雑然と収納されているインク
リボン３が連続的にしかも重なり合ったものが分離され
ながら送出されるようになっている。すなわち、各バン
カー５ａ，５ｂによりインクリボン３の上下端を押さえ
ることでリボンの他の部分がなだれ込んで送り出されな
いようにしている。
室から送出されるときこのバンカー５ａ，５ｂを乗越え
るようになっている。そしてこのバンカー５ａ，５ｂを
乗越えることで収納室内に雑然と収納されているインク
リボン３が連続的にしかも重なり合ったものが分離され
ながら送出されるようになっている。すなわち、各バン
カー５ａ，５ｂによりインクリボン３の上下端を押さえ
ることでリボンの他の部分がなだれ込んで送り出されな
いようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バンカー５
ａ，５ｂのみで雑然と収納され重なりあったインクリボ
ン３を分離して送出すものでは、リボンの収納状態によ
っては重なり合ったまま一度に沢山のリボンが送り出さ
れることがある。このため途中にほぐしリブ６ａ，６
ｂ，６ｃを設け、重なり合ったまま送り出されたインク
リボン３を段階的にほぐすようになっているが、重なり
の状態によってはほぐしリブ６ａ〜６ｃのみでは十分に
ほぐし切れず、インクリボンが重なり合ったまま巻取機
構側へ送られ、途中詰まるなどして巻き取りが不能にな
ってしまう問題があった。
ａ，５ｂのみで雑然と収納され重なりあったインクリボ
ン３を分離して送出すものでは、リボンの収納状態によ
っては重なり合ったまま一度に沢山のリボンが送り出さ
れることがある。このため途中にほぐしリブ６ａ，６
ｂ，６ｃを設け、重なり合ったまま送り出されたインク
リボン３を段階的にほぐすようになっているが、重なり
の状態によってはほぐしリブ６ａ〜６ｃのみでは十分に
ほぐし切れず、インクリボンが重なり合ったまま巻取機
構側へ送られ、途中詰まるなどして巻き取りが不能にな
ってしまう問題があった。
【０００６】そこで本発明は、リボン収納室内に重なり
合って収納されているインクリボンをスリット部材によ
りほぐし、確実に重なりを分離して連続的に送り出すこ
とができるリボンカセットを提供する。
合って収納されているインクリボンをスリット部材によ
りほぐし、確実に重なりを分離して連続的に送り出すこ
とができるリボンカセットを提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１対応の発明は、
エンドレスインクリボンをリボン収納室に収納しつつ出
口部から送出すリボンカセットにおいて、出口部に、イ
ンクリボンを波状に変形させて通過させるスリット及び
このスリットにインクリボンを挿入するための切欠部を
設け、スリットを通過するインクリボンの面方向に移動
自在なスリット部材を備えたものである。
エンドレスインクリボンをリボン収納室に収納しつつ出
口部から送出すリボンカセットにおいて、出口部に、イ
ンクリボンを波状に変形させて通過させるスリット及び
このスリットにインクリボンを挿入するための切欠部を
設け、スリットを通過するインクリボンの面方向に移動
自在なスリット部材を備えたものである。
【０００８】請求項２対応の発明は、さらにスリット部
材を弾性部材により出口部側に常時付勢するものであ
る。
材を弾性部材により出口部側に常時付勢するものであ
る。
【０００９】
【作用】このような請求項１対応の発明においては、リ
ボン収納室に収納されたインクリボンは、出口部から送
り出されるとき、スリット部材のスリットを通過する。
このスリットの通過時にインクリボンは波状に変形され
て送り出され、しかもスリット部材はインクリボンの送
り出し位置に応じて移動することになる。
ボン収納室に収納されたインクリボンは、出口部から送
り出されるとき、スリット部材のスリットを通過する。
このスリットの通過時にインクリボンは波状に変形され
て送り出され、しかもスリット部材はインクリボンの送
り出し位置に応じて移動することになる。
【００１０】このようにインクリボンは、スリットを波
状に変形して通過し、しかもインクリボンの送り出し位
置に応じて移動するので、たとえインクリボンが出口部
のどの位置から重なり合って送り出されることがあって
も、スリット部材により確実にほぐされて重なりが分離
されて送り出されるようになる。
状に変形して通過し、しかもインクリボンの送り出し位
置に応じて移動するので、たとえインクリボンが出口部
のどの位置から重なり合って送り出されることがあって
も、スリット部材により確実にほぐされて重なりが分離
されて送り出されるようになる。
【００１１】請求項２対応の発明においては、スリット
部材が弾性部材により出口部側に常時付勢されているの
で、インクリボンがスリット部材を通過するとき、摩擦
力が作用してスリット部材を出口部から離れる方向に動
く。
部材が弾性部材により出口部側に常時付勢されているの
で、インクリボンがスリット部材を通過するとき、摩擦
力が作用してスリット部材を出口部から離れる方向に動
く。
【００１２】このようにスリット部材がインクリボンの
送り出し方向にも動くので、重なりのほぐしがより確実
に行なわれる。
送り出し方向にも動くので、重なりのほぐしがより確実
に行なわれる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１４】図１に示すように、リボンケース本体１１
のリボン収納室１２に収納されているエンドレスインク
リボン１３をリボン収納室１２から送出し、途中、ほぐ
しリブ１６ａ，１６ｂ，１６ｃ及びインクリボン１３に
テンションを与えるテンションスプリング１４の配置部
を通して巻取機構（図示せず）により巻き取るようにな
っている。
のリボン収納室１２に収納されているエンドレスインク
リボン１３をリボン収納室１２から送出し、途中、ほぐ
しリブ１６ａ，１６ｂ，１６ｃ及びインクリボン１３に
テンションを与えるテンションスプリング１４の配置部
を通して巻取機構（図示せず）により巻き取るようにな
っている。
【００１５】巻取機構により巻き取られた前記インクリ
ボン１３は収納室１２に収納されつつ同じ長さ分その収
納室１２から送出されるようになっている。
ボン１３は収納室１２に収納されつつ同じ長さ分その収
納室１２から送出されるようになっている。
【００１６】前記リボンケース本体１１は上方が開放さ
れ、その開放部に図３に示すようにケース蓋２０が被せ
られるようになっている。
れ、その開放部に図３に示すようにケース蓋２０が被せ
られるようになっている。
【００１７】前記リボンケース本体１１のリボン収納室
１２の出口部１２ａには低いリブ状のバンカー１５ａを
円弧状に設けるとともにそのリボンケース本体１１のバ
ンカー１５ａと対向する前記ケース蓋２０の位置にバン
カー１５ａと同様の低いリブからなる円弧状のバンカー
１５ｂを設けている。そして前記各バンカー１５ａ，１
５ｂで挟まれた前記出口部１２ａの外側にスリット部材
１７を配置している。なお、スリット部材１７は前記出
口部１２ａから外側に若干離れた位置に配置してもよ
い。
１２の出口部１２ａには低いリブ状のバンカー１５ａを
円弧状に設けるとともにそのリボンケース本体１１のバ
ンカー１５ａと対向する前記ケース蓋２０の位置にバン
カー１５ａと同様の低いリブからなる円弧状のバンカー
１５ｂを設けている。そして前記各バンカー１５ａ，１
５ｂで挟まれた前記出口部１２ａの外側にスリット部材
１７を配置している。なお、スリット部材１７は前記出
口部１２ａから外側に若干離れた位置に配置してもよ
い。
【００１８】前記スリット部材１７は、図２に示すよう
に、中央に空間１７ａを設けた四角形状で、その空間１
７ａに一方の側脚１７ｂの内壁の中央から歯部材１７ｃ
を空間中心よりも他方の側脚１７ｄ側に突出させて設
け、かつその他方の側脚１７ｄの内壁両側から歯部材１
７ｅ，１７ｆを空間中心よりも前記一方の側脚１７ｂ側
に突出させて設けている。そして前記他方の側脚１７ｄ
の中央部に前記インクリボン１３を外部から空間１７ａ
内に挿入させるための切欠部１７ｇを設けている。
に、中央に空間１７ａを設けた四角形状で、その空間１
７ａに一方の側脚１７ｂの内壁の中央から歯部材１７ｃ
を空間中心よりも他方の側脚１７ｄ側に突出させて設
け、かつその他方の側脚１７ｄの内壁両側から歯部材１
７ｅ，１７ｆを空間中心よりも前記一方の側脚１７ｂ側
に突出させて設けている。そして前記他方の側脚１７ｄ
の中央部に前記インクリボン１３を外部から空間１７ａ
内に挿入させるための切欠部１７ｇを設けている。
【００１９】また、前記スリット部材１７は、背面の上
下に弾性部材であるトーションスプリング１８を嵌込む
ための溝１９ａ，１９ｂを設けている。
下に弾性部材であるトーションスプリング１８を嵌込む
ための溝１９ａ，１９ｂを設けている。
【００２０】前記トーションスプリング１８は、コ字状
で、その開放端１８ａ側に捩れ部１８ｂ，１８ｃを形成
し、その各捩れ部１８ｂ，１８ｃを前記リボン収納部１
２の出口部の外側の一側部に位置する前記リボンケース
本体１１の底部に立設されたトーションスプリング軸２
１に嵌合すると共に開放端１８ａを同じく前記リボン収
納部１２の出口部の外側の一側部に位置する前記リボン
ケース本体１１の側壁に形成したＬ字状のトーションス
プリング固定リブ２２に係止している。
で、その開放端１８ａ側に捩れ部１８ｂ，１８ｃを形成
し、その各捩れ部１８ｂ，１８ｃを前記リボン収納部１
２の出口部の外側の一側部に位置する前記リボンケース
本体１１の底部に立設されたトーションスプリング軸２
１に嵌合すると共に開放端１８ａを同じく前記リボン収
納部１２の出口部の外側の一側部に位置する前記リボン
ケース本体１１の側壁に形成したＬ字状のトーションス
プリング固定リブ２２に係止している。
【００２１】前記トーションスプリング１８は、前記ス
リット部材１７の各溝１９ａ，１９ｂに嵌め込まれるこ
とにより前記スリット部材１７をバネ力により出口部
側、すなわち図３に示すように、前記各バンカー１５
ａ，１５ｂの外周部に押圧するようになっている。
リット部材１７の各溝１９ａ，１９ｂに嵌め込まれるこ
とにより前記スリット部材１７をバネ力により出口部
側、すなわち図３に示すように、前記各バンカー１５
ａ，１５ｂの外周部に押圧するようになっている。
【００２２】前記スリット部材１７は前記トーションス
プリング１８に沿って移動自在、すなわちインクリボン
１３の面方向に移動自在になっている。
プリング１８に沿って移動自在、すなわちインクリボン
１３の面方向に移動自在になっている。
【００２３】このような構成の実施例においては、リボ
ン収納室１２からのインクリボン１３はスリット部材１
７の空間１７ａを通して送り出される。このときインク
リボン１３は、図４に示すように、スリット部材１７の
歯部材１７ｃ，１７ｅ，１７ｆにより波状に変形され、
さらに空間１７ａの上下により両端側が折り曲げられて
送り出される。
ン収納室１２からのインクリボン１３はスリット部材１
７の空間１７ａを通して送り出される。このときインク
リボン１３は、図４に示すように、スリット部材１７の
歯部材１７ｃ，１７ｅ，１７ｆにより波状に変形され、
さらに空間１７ａの上下により両端側が折り曲げられて
送り出される。
【００２４】従って、リボン収納室１２に重なり合って
収納されていたインクリボン１３がそのまま送り出され
ようとした場合に、スリット部材１７の歯部材１７ｃ，
１７ｅ，１７ｆによりほぐされて分離され、連続した１
本のリボンとして確実に送り出されるようになる。
収納されていたインクリボン１３がそのまま送り出され
ようとした場合に、スリット部材１７の歯部材１７ｃ，
１７ｅ，１７ｆによりほぐされて分離され、連続した１
本のリボンとして確実に送り出されるようになる。
【００２５】また、このときリボン収納室１２に収納さ
れているインクリボン１３の位置によってスリット部材
１７とインクリボン１３との摩擦力が異なるが、摩擦力
が大きくなるとスリット部材１７はトーションスプリン
グ１８をガイドとして各バンカー１５ａ，１５ｂの外周
に沿ってインクリボンにより引っ張られる方向に移動す
るので、摩擦力が低下し、インクリボン１３はスリット
部材１７を通してスムーズに送り出される。
れているインクリボン１３の位置によってスリット部材
１７とインクリボン１３との摩擦力が異なるが、摩擦力
が大きくなるとスリット部材１７はトーションスプリン
グ１８をガイドとして各バンカー１５ａ，１５ｂの外周
に沿ってインクリボンにより引っ張られる方向に移動す
るので、摩擦力が低下し、インクリボン１３はスリット
部材１７を通してスムーズに送り出される。
【００２６】また、スリット部材１７はトーションスプ
リング１８により弾力性を持って各バンカー１５ａ，１
５ｂに押圧されているので、インクリボン１３の重なり
合った部分がスリット部材１７の空間１７ａを通過しよ
うとした場合にその重なり合った部分が各歯部材１７
ｃ，１７ｅ，１７ｆに係止されてスリット部材１７に一
時的に大きな力が加わってもそのときにはスリット部材
１７は各バンカー１５ａ，１５ｂから離れる方向に動
く。この動きと各歯部材１７ｃ，１７ｅ，１７ｆによる
作用でインクリボン１３の重なり合った部分が確実にほ
ぐされる。
リング１８により弾力性を持って各バンカー１５ａ，１
５ｂに押圧されているので、インクリボン１３の重なり
合った部分がスリット部材１７の空間１７ａを通過しよ
うとした場合にその重なり合った部分が各歯部材１７
ｃ，１７ｅ，１７ｆに係止されてスリット部材１７に一
時的に大きな力が加わってもそのときにはスリット部材
１７は各バンカー１５ａ，１５ｂから離れる方向に動
く。この動きと各歯部材１７ｃ，１７ｅ，１７ｆによる
作用でインクリボン１３の重なり合った部分が確実にほ
ぐされる。
【００２７】こうしてスリット部材１７からはインクリ
ボン１３が連続的に重なり合った部分が確実にほぐされ
て送り出されることになる。
ボン１３が連続的に重なり合った部分が確実にほぐされ
て送り出されることになる。
【００２８】そしてスリット部材１７を通過したインク
リボン１３は、ほぐしリブ１６ａ〜１６ｃを通過し、さ
らにテンションスプリング１４の配置部を通して巻取機
構（図示せず）により巻き取られ、再びリボン収納部１
２に収納されるようになる。
リボン１３は、ほぐしリブ１６ａ〜１６ｃを通過し、さ
らにテンションスプリング１４の配置部を通して巻取機
構（図示せず）により巻き取られ、再びリボン収納部１
２に収納されるようになる。
【００２９】スリット部材１７は他方の側脚１７ｄの中
央部に切欠部１７ｇを設けているので、スリット部材１
７を取り付ける時インクリボン１３を外部から空間１７
ａ内に容易に挿入させることができる。
央部に切欠部１７ｇを設けているので、スリット部材１
７を取り付ける時インクリボン１３を外部から空間１７
ａ内に容易に挿入させることができる。
【００３０】なお、前記実施例ではスリット部材１７が
バンカー１５ａ，１５ｂの外周に沿って移動するときの
ガイドをトーションスプリング１８で行なうようにした
が必ずしもこれに限定されるものではなく、図５に示す
ように、トーションスプリングを省略し、かつバンカー
１５ａ，１５ｂの外側に所定の間隔を隔てて同様の円弧
状のバンカー２３ａ，２３ｂを設け、バンカー１５ａと
２３ａとの間及びバンカー１５ｂと２３ｂとの間にスリ
ット部材１７の上下端を挿入し、バンカー１５ａ，２３
ａ及び１５ｂ，２３ｂをスリット部材１７が移動する時
のガイドとしてもよい。
バンカー１５ａ，１５ｂの外周に沿って移動するときの
ガイドをトーションスプリング１８で行なうようにした
が必ずしもこれに限定されるものではなく、図５に示す
ように、トーションスプリングを省略し、かつバンカー
１５ａ，１５ｂの外側に所定の間隔を隔てて同様の円弧
状のバンカー２３ａ，２３ｂを設け、バンカー１５ａと
２３ａとの間及びバンカー１５ｂと２３ｂとの間にスリ
ット部材１７の上下端を挿入し、バンカー１５ａ，２３
ａ及び１５ｂ，２３ｂをスリット部材１７が移動する時
のガイドとしてもよい。
【００３１】また、前記実施例ではスリット部材とし
て、中央に空間を設けた四角形状で、その空間に一方の
側脚の内壁の中央から歯部材を突出させて設けるととも
に他方の側脚の内壁両側からそれぞれ歯部材を突出させ
て設けたものについて述べたが必ずしもこれに限定され
るものではなく、図６に示すように、中央に縦に波状の
スリット２３ａを設けたスリット部材２３を使用しても
よい。この場合も切欠部２３ｂは設ける。
て、中央に空間を設けた四角形状で、その空間に一方の
側脚の内壁の中央から歯部材を突出させて設けるととも
に他方の側脚の内壁両側からそれぞれ歯部材を突出させ
て設けたものについて述べたが必ずしもこれに限定され
るものではなく、図６に示すように、中央に縦に波状の
スリット２３ａを設けたスリット部材２３を使用しても
よい。この場合も切欠部２３ｂは設ける。
【００３２】このようなスリット部材２３を使用しても
リボン収納室から送り出されるインクリボンはスリット
２３ａを通過すると波状に変形されることになり、前述
したスリット部材１７と同様の作用効果が得られるもの
である。
リボン収納室から送り出されるインクリボンはスリット
２３ａを通過すると波状に変形されることになり、前述
したスリット部材１７と同様の作用効果が得られるもの
である。
【００３３】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、リ
ボン収納室内に重なり合って収納されているインクリボ
ンをスリット部材によりほぐし、確実に重なりを分離し
て連続的に送り出すことができるリボンカセットを提供
できるものである。
ボン収納室内に重なり合って収納されているインクリボ
ンをスリット部材によりほぐし、確実に重なりを分離し
て連続的に送り出すことができるリボンカセットを提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すリボンケース本体の部
分平面図。
分平面図。
【図２】同実施例のスリット部材の取付け構成を示す部
分斜視図。
分斜視図。
【図３】同実施例のリボン収納室の出口部の部分断面
図。
図。
【図４】同実施例のスリット部材の作用を説明するため
の斜視図。
の斜視図。
【図５】本発明の他の実施例を示すリボン収納室の出口
部の部分断面図。
部の部分断面図。
【図６】本発明の他の実施例を示すスリット部材の斜視
図。
図。
【図７】従来例を示すリボンケース本体の部分平面図。
【図８】同従来例のリボン収納室の出口部の部分断面
図。
図。
１１…リボンケース本体 １２…リボン収納室 １３…インクリボン １７…スリット部材 １８…トーションスプリング ２０…ケース蓋
Claims (2)
- 【請求項１】 エンドレスインクリボンをリボン収納室
に収納しつつ出口部から送出すリボンカセットにおい
て、前記出口部に、前記インクリボンを波状に変形させ
て通過させるスリット及びこのスリットに前記インクリ
ボンを挿入するための切欠部を設け、前記スリットを通
過するインクリボンの面方向に移動自在なスリット部材
を備えたことを特徴とするリボンカセット。 - 【請求項２】 エンドレスインクリボンをリボン収納室
に収納しつつ出口部から送出すリボンカセットにおい
て、前記出口部に、前記インクリボンを波状に変形させ
て通過させるスリット及びこのスリットに前記インクリ
ボンを挿入するための切欠部を設け、前記スリットを通
過するインクリボンの面方向に移動自在なスリット部材
を備え、前記スリット部材を弾性部材により前記出口部
側に常時付勢することを特徴とするリボンカセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33194493A JPH07186499A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | リボンカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33194493A JPH07186499A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | リボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186499A true JPH07186499A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18249396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33194493A Pending JPH07186499A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | リボンカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07186499A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33194493A patent/JPH07186499A/ja active Pending
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