JPH07186034A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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Publication number
JPH07186034A
JPH07186034A JP33358593A JP33358593A JPH07186034A JP H07186034 A JPH07186034 A JP H07186034A JP 33358593 A JP33358593 A JP 33358593A JP 33358593 A JP33358593 A JP 33358593A JP H07186034 A JPH07186034 A JP H07186034A
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JP
Japan
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polishing
color filter
polished
roller
head
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Application number
JP33358593A
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English (en)
Inventor
Shigemitsu Mizutani
重光 水谷
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被研磨部材の表面の突出物等の測定が不要な
研磨装置。 【構成】 自動研磨装置10の基台14には、矢印X方
向に沿って所定量づつ移動可能な研磨台16と、矢印Y
方向に沿って一定速度で移動可能な研磨ヘッド22が設
けられている。研磨ヘッドには、それぞれに研磨テープ
28が巻掛けられた研磨ローラ78、79とガイドロー
ラ80、82が設けられている。研磨ヘッドは、ガイド
ローラをカラーフィルタ12の表面に当接させて研磨テ
ープとカラーフィルタの表面との間隔を一定に保持した
状態で、矢印Y方向の一端から他端へ走行して、カラー
フィルタの表面を研磨する。この走行研磨は、研磨台を
所定量移動させる毎に行なわれ、カラーフィルタの全域
を研磨することができるようになっている。このため、
カラーフィルタの表面の突起物や異物を測定することな
く、簡単にかつ正確にこれらを除去することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被研磨部材の表面を研
磨して突出物等を除去する研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気信号に変換された画像を表示するた
めのディスプレイ装置として、液晶ディスプレイ(Liqu
id Crystal Display、以下「LCD」と言う)が普及し
ている。LCDは、例えば液晶の表面側に偏光膜を設け
て、液晶を透過した光が偏光膜を透過するか否かによっ
て偏光膜状に明暗を形成するようになっている。
【0003】このLCDには、例えば、緑、青、赤の微
小な各色成分をモザイク状に配置したカラーフィルタを
液晶と偏光膜との間に配置し、偏光膜を透過する光に各
色の成分を持たせるようにして、カラー画像を表示する
ようにしたものがある。
【0004】ところで、カラーフィルタの表面に突起物
や異物等が付着し、偏光膜とカラーフィルタの間にこの
突出物や異物等によって隙間が生じてしまった場合、偏
光膜によて不要な光を遮ることができなくなってしま
い、明瞭な画像を表示することができなくなってしま
う。このため、カラーLCDに用いられるカラーフィル
タには、表面に微小な突出物や異物が存在しないように
しなければならない。
【0005】一般にカラーLCDに用いられるカラーフ
ィルタの表面の突出物の許容範囲は約4μm以下とされ
ており、これより大きい突出物や異物をカラーフィルタ
の表面から除去する必要がある。このとき、カラーフィ
ルタの表面が軟らかいため、不要に外力を加えないよう
に細心の注意を払う必要があり、正確かつ確実に作業を
行う必要がある。
【0006】このようなカラーフィルタの表面に付着し
た突起部や異物等を自動的に研磨する装置としては、レ
ーザ測長器等によってカラーフィルタの表面を測定し、
規定以上の突起量の突出物及びその位置を演算したり、
CCDイメージセンサによって撮影し、この撮影された
画像情報を演算処理することによって規定外突起部の検
出とその位置を求め、その演算結果に基づいて自動的に
突出物が所定の大きさ以下となるように研磨部材によっ
て研磨するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
フィルタの表面の微小な突起物や突出物を測定するレー
ザ測長装置等の測定器は非常に高価である。また、この
測定器を用いてカラーフィルタの表面の微小な突起物や
突出物を一つ一つ測定する作業は非常に煩雑であり熟練
を要し、突起物や突出物の検出漏れが生じることもあ
る。
【0008】本発明は上記事実を考慮してなされたもの
であり、突起物や突出物の測定作業を不要とする研磨装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
研磨装置は、研磨台の所定の位置に載置した被研磨部材
の表面に対して研磨部材を相対移動させながら被研磨部
材の表面を研磨する研磨装置であって、外周面に前記研
磨部材が配置され回転自在に設けられた研磨ローラと、
前記研磨ローラに隣接しかつ相対回転可能に配置され、
前記研磨ローラの周面と前記被研磨部材の表面とを所定
間隔に保持可能なガイドローラと、前記研磨ローラと前
記ガイドローラを一体で前記研磨台との接離方向へ相対
的に上下動する昇降手段と、前記研磨ローラと前記ガイ
ドローラを前記被研磨物の所定方向に沿って一端から他
端へ相対移動させて研磨ローラによって被研磨部材の表
面を研磨する走行手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係る研磨装置は、請求
項1の研磨装置であって、前記研磨台を前記研磨ローラ
の移動方向と直交する方向へ所定量づつ相対移動させる
移動手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に記載の研磨装置は、ガイド
ローラによって被研磨部材の表面と研磨ローラの間を一
定の間隔で保持して研磨する。この研磨ローラは昇降手
段によって被研磨部材の表面との接離方向に移動可能と
すると共に、走行手段によって被研磨部材の表面に沿っ
て移動できる。
【0012】これにより、ガイドローラによって被研磨
部材の表面と一定の間隔を保持した状態で、研磨ローラ
を被研磨部材の表面の一端から走行手段によって被研磨
部材の表面に沿って走行させて、被研磨部材の表面から
一定以上の大きさの突起物や異物を除去することができ
る。このとき、研磨ローラは被研磨部材の表面を走行す
るため、この領域の突起物や異物を一つ一つ測定する必
要がない。
【0013】本発明の請求項2に記載の研磨装置では、
被研磨部材を載置して研磨台と研磨ローラとを研磨ロー
ラの走行方向と直交する方向へ相対移動可能としてい
る。このため、研磨ローラを一方向へ走行させて研磨す
る作業を、研磨台と共に被研磨物をこの研磨ローラの走
行方向と直交する方向に移動させる毎に行なえば、被研
磨部材の表面が研磨ローラの研磨領域より広くとも、被
研磨部材の全域を正確に研磨することができる。これに
よって、被研磨部材の表面の突起物や異物をレーザ測長
器等によって一つ一つ測定することなく、被研磨部材の
表面から簡単にかつ正確に大きな突起物や異物を除去す
ることができる。
【0014】なお、本発明の昇降手段、走行手段、移動
手段は、被研磨物に対して研磨ローラを相対的に移動さ
せるものであればよく、研磨ローラ又は被研磨物の何れ
一方を移動させるものであってもよく、また、それぞれ
を相対的に移動させるものであってもよい。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0016】図1には、本実施例に適用した自動研磨装
置10を示している。なお、以下に説明する各図におい
て、矢印X方向として装置左右方向、矢印Y方向として
装置前後方向、矢印Z方向として装置の上下方向をそれ
ぞれ示す。
【0017】自動研磨装置10は、基台14の上面に研
磨台16、操作パネル18が配設されている。また、自
動研磨装置10には、基台14が下部の複数の脚26に
よって支持されると共に、この脚26によって研磨台1
6の上面が水平となるように調節されている。
【0018】基台14上には、互いに平行な一対のレー
ル溝14Aが形成されており、前記研磨台16はこのレ
ール溝14Aに嵌合されている。ここで、図8に示され
る如く、制御装置100に接続されたモータ102の駆
動力により研磨台16はレール溝14Aに沿って移動さ
れるようになっている(図1の矢印X方向)。なお、こ
のモータ102には、パルスエンコーダ104が連結さ
れており、正確に一定量ずつ駆動して研磨台16を移動
させるようになっている。
【0019】図1に示されるように、操作パネル18が
配設された側の短辺方向両端部には、略コ字型に形成さ
れた支持スタンド106が対で配設されており、2本の
シャフト108、110が掛け渡されている。この2本
のシャフト108、110の中間部には、研磨台16の
上方の所定の位置に対向された研磨ヘッド22を備えた
研磨ユニット24が取付けられている。
【0020】研磨ユニット24はケーシング24Aによ
って被覆されており、前記2本のシャフト108、11
0はこのケーシング24Aを貫通している。ここで、一
方のシャフト108には雄ネジが形成されており、研磨
ユニット24のケーシング24Aに形成された雌ネジ
(図示省略)と螺合されている(以下、この雄ネジが形
成されたシャフト108を駆動シャフト108、他方の
シャフト110をガイドシャフト110という)。
【0021】また、支持スタンド106の一方の上方に
は、駆動ユニット112が取付られている。駆動ユニッ
ト112の内部には、モータ114(図8参照)が内蔵
されている。このモータ114の回転軸は前記駆動シャ
フト108に連結されており、モータ114の駆動力で
駆動シャフト108が回転することにより、研磨ユニッ
ト24はガイドシャフト110に案内され、このガイド
シャフト110の軸線方向(図1に示す矢印Y方向)に
移動できるようになっている。
【0022】図8に示される如く、このモータ114は
制御装置100に接続されており、この制御装置110
からの信号に応じて正逆方向に回転するようになってい
る。また、モータ114には、パルスエンコーダ116
が取付けられ、制御装置100では、モータ114の駆
動に伴う研磨ユニット24の移動量(位置)をパルス値
に応じて認識できるようになっている。
【0023】図1に示される如く、研磨ユニット24に
は、研磨部材である研磨テープ28をロール状に巻き取
った2本のテープロール30が同軸に配設されており、
それぞれのテープロール30から引き出された研磨テー
プ28の中間部が後述する研磨ヘッド22の研磨ローラ
78、79に巻掛けられ、先端部がそれぞれ巻取ロール
32に巻付けられている。巻取ロール32及びテープロ
ール30の間には、テープ走行装置118(図8参照)
が設けられており、研磨テープ28をそれぞれのテープ
ロール30から一定量づつ引出しながら、巻取ロール3
2へ巻き取る構成となっている。このとき、後に説明す
るように研磨ヘッド22の走行方向と逆方向へ研磨テー
プ28が走行するようにして、研磨ヘッド22を低速で
移動させても、カラーフィルタ12の表面に対して研磨
テープ28の相対的な移動量を多くし、カラーフィルタ
12の表面を確実に研磨することができるようにしてい
る。
【0024】なお、それぞれの研磨テープ28は、肉厚
が約30μm(±約6μm)で、微細な研磨粒子が調合
されて略一定の肉厚で仕上げられている。また、図9に
示されるように、この自動研磨装置10によって研磨処
理されるカラーフィルタ12には、例えばガラス基板1
2Aの表面にフィルタ面12Bを形成したものを適用す
ることができる。
【0025】ここで、研磨ユニット24に設けた研磨ヘ
ッド22について説明する。図1に示されるように、研
磨ユニット24の前面パネルを構成するベース板34に
は、前記したテープロール30、巻取ロール32及びテ
ープロール30と巻取ロール32との間の研磨テープ2
8の中間部が巻き掛けられる複数のローラが取付けられ
ている。これらの複数のローラは、2本の研磨テープ2
8を互いに平行に巻き掛けると共に、研磨テープ28が
巻取ロール32に巻取られるときに研磨テープ28に一
定の張力を付与するように、例えば外形寸法を少しづつ
変えられているか、付勢手段等によって研磨テープ28
に張力を付与する方向へ付勢されている。なお、テープ
ロール30と巻取ロール32の間には、一体で覆う図示
しないカバーが取付けられ、空気中の塵等が研磨テープ
28に付着するのを防止すると共に、カラーフィルタ1
2のフィルタ面12Bから除去し研磨テープ28の表面
に付着した異物等が後に飛散するのを防止するようにし
ている。
【0026】図2乃至図5に示されるように、研磨ユニ
ット24のベース板34の中央部には、下部に切欠34
Aが形成されており、この切欠34Aの奥側(ケーシン
グ24A側)には、ベースプレート36がベース板34
と平行となるようにスペーサ35を介して取付けられて
いる。また、ベースプレート36に対向して、切欠34
A内に研磨ヘッド22を構成するヘッドベース38がベ
ースプレート36に対して平行に上下移動可能に配設さ
れている。
【0027】図2乃至図4に示されるように、ベースプ
レート36の中央部には、上下に一対のブラケット4
0、42が配設されている。この一対のブラケット4
0、42内にはベアリング44が配設されており、これ
らのブラケット40、42には、シャフト46が挿通さ
れている。上方のブラケット40は、シャフト46の中
間部を軸支し、下方のブラケット42はシャフト46の
下端部を軸支すると共にシャフト46の下方移動を阻止
して保持している。
【0028】このシャフト46のブラケット40から上
方に突出した先端部は、ベース板34に取付けられたモ
ータボックス48の図示しない駆動軸に連結されてい
る。このモータボックス48は、内部のモータ48A
(図8参照)の回転を減速してシャフト46へ伝達し
て、シャフト46を回転駆動するようになっている。
【0029】このシャフト46のブラケット40、42
の間の外周部には、モータ48Aと共に昇降手段を構成
する雄ネジが螺刻された送りネジ部50が形成されてい
る。この送りネジ部50には、送りナット52が螺合さ
れている。この送りネジ部50の中間部は、ヘッドベー
ス38に取付けられた一対のブラケット54、56へ挿
通され、送りナット52がブラケット54、56の間に
位置するように配置されている。この送りナット52
は、下側のブラケット56との間に配設された圧縮コイ
ルばね58の付勢力によって上側のブラケット54へ当
接されている。また、送りナット52は、その外周部が
ヘッドベース38の表面に接近して配置されており、送
りネジ部50回りの回転が阻止されている(図示省
略)。
【0030】このため、モータボックス48のモータ4
8Aの駆動によりシャフト46が正逆回転して、送りナ
ット52の送りネジ部50に対する螺合位置が移動す
る。この送りナット52の移動に伴って、送りナット5
2に当接しているブラケット54と共にヘッドベース3
8が上下移動するようになっている。ここで、送りナッ
ト52が下方へ移動しているときにヘッドベース38の
下方移動が停止すると、送りナット52は圧縮コイルば
ね58の付勢力に抗してブラケット54から離間して下
方移動するようになっている。
【0031】図7に示す如く、ヘッドベース38には、
ブラケット54と送りナット52の当接部分を挟むよう
に投光部60Aと受光部60Bが対で配設されたセンサ
62が設けられている。このセンサ62は制御装置10
0に接続されており(図8参照)、例えば発光ダイオー
ド等を備えた投光部60Aから受光部60Bへ照射した
光線が受光素子によって検出可能となっている。
【0032】通常、ブラケット54と送りナット52が
当接しているために、投光部60Aから照射した光線
は、ブラケット54と送りナット52によって遮られて
いる。ここで、前記した如く、送りナット52がブラケ
ット54から離間っしブラケット54と送りナット52
との間に僅かに隙間が生じると、投光部60Aから発し
た光線がこの僅かな隙間を通過して受光部60Bへ達し
て、ヘッドベース38の下方移動が停止したことを検出
することができ、これを検出するとモータ48Aの駆動
を停止させる。
【0033】一方、図2及び図3に示す如く、シャフト
46の両側には、ガイドシャフト64がシャフト46と
平行に配設されている。これらのガイドシャフト64
は、上端部及び下端部がそれぞれブラケット66に支持
されており、中間部は、ヘッドベース38に取付けられ
たブラケット68に摺動可能に挿通されている。また、
ブラケット68と下側のブラケット68との間には、圧
縮コイルバネ70が配設され、ヘッドベース38をブラ
ケット66とブラケット68の間で圧縮コイルバネ70
を介してベースプレート36に支持するようになってい
る。
【0034】すなわち、研磨ヘッド22は、2本の圧縮
コイルバネ70を介してベースプレート36に支持さ
れ、前記した送りナット52と一対のブラケット54、
56の間には、殆ど研磨ヘッド22の荷重が作用してい
ない状態となっており、この状態で送りネジ部50の回
転駆動によって送りナット52と共に上下移動する。
【0035】図2乃至図4に示されるように、ヘッドベ
ース38の下端部には、ベアリング72(図4に示す)
を収容したベアリングケース74が取付けられており、
このベアリング72には、ベースプレート36と反対側
の面に突設したシャフト76が軸支されている。このシ
ャフト76には、研磨ローラ78、79及び研磨ローラ
78を挟んで一対のガイドローラ80、82が配設され
ている。なお、本実施例では、一例としてガイドローラ
80、82を研磨ローラ78、79と略同径としてい
る。
【0036】シャフト76は、ベアリング72に軸支さ
れたシャフト本体76Aから、ベアリング72と反対側
に向けて順に外形寸法が縮径された縮径部76B、76
C、76D、76Eが形成されており、それぞれの縮径
部76B、76C、76D、76Eには、ガイドローラ
80、研磨ローラ78、ガイドローラ82、研磨ローラ
79がベアリング80A、78A、82A、79Aを介
して回転自在に取付けられている。
【0037】図6に示されるように、シャフト76は、
シャフト本体76Aと研磨ローラ78、79が配設され
ている中間の縮径部76C、76Eが同軸的に形成さ
れ、一対のガイドローラ80、82が配設されている縮
径部76B、76Dの軸心がシャフト本体76A、縮径
部76C、76Eの軸心よりずれて形成されている。す
なわち、研磨ローラ78、79に対して一対のガイドロ
ーラ80、82が同一に偏心して取付けられている。
【0038】図2及び図3に示す如く、シャフト76に
は、回動レバー84が取付けられている。この回動レバ
ー84のシャフト76への取付けは、回動レバー84の
の一端部にシャフト本体76Aの外形寸法より僅かに大
きい内径の貫通孔84Aを穿設すると共に、回動レバー
84の一端部先端から貫通孔84Aに達する切欠84B
を形成し、シャフト本体76Aを貫通孔84A内へ挿入
して、切欠84Bをかしめる等により貫通孔84Aの内
径を狭めて、シャフト本体76Aを挟持させて連結して
いる。
【0039】このように、シャフト76は、シャフト本
体76Aの外形寸法を大きくし、縮径部76B、76
C、76D、76Eと順に縮径しているため、シャフト
76をベアリング72に取付けた状態でも、回動レバー
84、ガイドローラ80、研磨ローラ78、ガイドロー
ラ80、研磨ローラ79を順に挿入して容易に取付け可
能となっている。
【0040】この回動レバー84はヘッドベース38の
表面に沿ってシャフト76と共に回動するように配設さ
れており、このシャフト76の回転に伴ってガイドロー
ラ80、82の偏心した軸心位置が回動するようになっ
ている。
【0041】回動レバー84には、シャフト本体76A
と反対側の端部にシャフト本体76Aの軸心を中心にし
た円弧に沿って長孔86が配設されている。また、ヘッ
ドベース38には、シャフト本体76Aの軸心を中心に
した円弧状に所定間隔で複数のネジ孔88が穿設されて
いる。回動レバー84は、蝶ネジ90を長孔86に挿入
して複数のネジ孔88の何れかに螺合することによっ
て、所定範囲の任意の位置へ回動させてシャフト76を
固定することができるようになっている。なお、シャフ
ト76はベアリング74に軸支されており、回動レバー
84によって回動されても、縮径部76C、76Dの軸
心がずれることがない。
【0042】図6に示されるように、回動レバー84に
よってシャフト76を回動させることによって、研磨ロ
ーラ78、79が配置された縮径部76C、76Eの軸
心に対してガイドローラ80、82が配置された縮径部
76B、76Dの軸心が一体で相対回転するため、ガイ
ドローラ80、82が研磨ローラ78、79に対して同
時に上下移動可能となっている。これによって、ガイド
ローラ80、82の下端(図6に示す紙面下側の先端)
と研磨ローラ78、79の下端との間に所定の段差量F
を形成することができる。この段差量Fを研磨テープ2
8の肉厚(約30μm程度)とカラーフィルタ12の表
面上の突出部の許容範囲(約3〜4μm)の和に設定し
ている。
【0043】研磨ローラ78、79とガイドローラ8
0、82の間に所定の段差量Fを設けることにより、研
磨ヘッド22を下降させてガイドローラ80、82がカ
ラーフィルタ12の表面に当接させたときに、研磨ロー
ラ78、79に巻き掛けられた研磨テープ28とカラー
フィルタ12の表面の隙間を一定の許容範囲に保つこと
ができるようになっている。なお、この段差量Fは、回
動レバー84の回動中心とガイドローラ80、82の軸
心のずれによって予め設定可能であり、ベースプレート
38の複数のネジ孔88近傍に回転レバー84の位置に
対する段差量Fの目安となる目盛りを印すようにしても
よい。
【0044】この研磨ヘッド22では、研磨テープ28
の幅寸法aに対して研磨ローラ78、79に巻掛けられ
た研磨テープ28の間隔寸法bが小さくなるように研磨
ローラ78、79の間隔寸法が設定されている。
【0045】この制御装置100では、自動研磨装置1
0の研磨台16の所定の位置に載置されたカラーフィル
タ12の研磨開始位置A0 (例えば基台14に対する位
置(x0 、y0 ))及び研磨終了位置Am (同(xm
m )が入力されると、研磨領域を演算して、まず、研
磨ヘッド22が研磨開始位置A0 に対応するように、研
磨ユニット24及び研磨台16を移動させる。なお、研
磨ヘッド22を対向させる位置は、一例として研磨テー
プ28の間の中心位置として設定している。
【0046】この後、研磨ヘッド22を下降させカラー
フィルタ12の表面を矢印Ya方向に沿って他端へ向け
て走行させながら、2本の研磨テープ28によってカラ
ーフィルタ12の表面を研磨する。次に、研磨ヘッド2
2を走行を開始した位置に戻すと共に、研磨台16を矢
印Xa方向に沿って移動させて、2本の研磨テープ28
が走行した間に、研磨ローラ78に巻き掛けられた研磨
テープ28が対向するようにして、研磨ヘッド22によ
るカラーフィルタ12の表面の走行研磨を行なう。自動
現像装置10では、研磨ユニット24及び研磨台16を
移動させながら、研磨終了位置Am まで研磨ヘッド22
によるカラーフィルタ12の走行研磨を繰り返して、カ
ラーフィルタ12のフィルタ面12Bの全域を研磨し、
フィルタ面12B上の約3〜4μm以上の突出物や異物
を除去する。
【0047】以下に、本実施例の作用、すなわち、自動
研磨装置10によるカラーフィルタ12の研磨作業を、
図10に示すフローチャートにしたがって説明する。な
お、以下に説明するフローチャートは、自動研磨装置1
0による研磨処理の一例として示すものであり、本発明
の研磨装置の作動を限定するものではない。
【0048】自動研磨装置10では、カラーフィルタ1
2の研磨作業に先立って、研磨ユニット24に2本の研
磨テープ28を装着する。このとき、研磨テープ28の
肉厚とカラーフィルタ124の仕上がりを考慮して、回
動レバー84により、研磨ローラ78、79とガイドロ
ーラ80、82の間の段差量Fを調節する。研磨テープ
28は同一のロールでは、肉厚が略一定となっている
が、新たな研磨テープ28のロールを研磨ユニット24
に装着するときには、研磨テープ28の肉厚に合わせて
研磨ローラ78、79とガイドローラ80、82の間の
段差量Fを調整する必要がある。このとき、研磨ローラ
78の回転軸(縮径部76C、76E)に対して偏心し
て配置したガイドローラ80、82の回転軸(縮径部7
6B、76D)を回転させることによって、容易にかつ
正確に段差量Fを調節することができる。
【0049】このようにして、研磨テープ28を研磨ヘ
ッド22に装着すると共に、カラーフィルタ12を研磨
台16の所定の位置に載置する。なお、このとき、カラ
ーフィルタ12が作業中にずれないように、研磨台16
の表面にカラーフィルタ12を吸着保持するための、吸
引用の溝等を設けておくようにしてもよい。
【0050】上記作業が終了した後、最初のステップ2
00、202では、操作パネル18によって操作され、
研磨ヘッド22をカラーフィルタ12の研磨開始位置A
0 及び研磨終了位置Am へ移動されるか、キー操作によ
ってこれらの位置が入力されると、研磨領域を読み込ん
で記憶すると共に、研磨開始位置を設定する(xn =x
0 、yn =y0 )(ステップ204)。
【0051】この後、操作パネル18上の図示しないス
タートスイッチを操作される(ステップ206)ことに
より、自動研磨装置10でのカラーフィルタ12の研磨
作業を開始する。
【0052】ステップ208では、研磨回数nを1にセ
ットして、モータ102を駆動して研磨台16を移動し
(x=xn )(ステップ210)、研磨ヘッド22によ
る研磨作業を開始する(ステップ212)。
【0053】図11には、研磨ヘッド22を移動させて
カラーフィルタ12の表面(フィルタ面12B)の研磨
処理の一例を示している。このフローチャートの最初の
ステップ230では、駆動ユニット112のモータ11
4を駆動して研磨ヘッド22が研磨開始位置となるよう
に研磨ユニット24を移動する。研磨ヘッド22が所定
の位置(y=yn )となると、次のステップ232で
は、モータ48Aを駆動して、研磨ヘッド22を下降さ
せる。この研磨ヘッド22の移動によって、ガイドロー
ラ80、82が、カラーフィルタ12の表面に当接する
と、センサ62が作動(ステップ234)して検出す
る。
【0054】制御装置100では、センサ62が作動す
るとガイドローラ80、82がカラーフィルタ12の表
面に当接し、研磨ローラ78、79に巻き掛けられた研
磨テープ28とカラーフィルタ12の表面とが一定の間
隔となったと判断して、モータ48Aの駆動を停止し
て、研磨ヘッド22の下降を停止すると共に、テープ走
行手段118及びモータ114を駆動して、研磨ヘッド
22を矢印Ya方向へ移動させながら、研磨テープ28
を走行させて、カラーフィルタ12の表面の研磨を開始
する(ステップ236)。このときの研磨ヘッド22の
移動量、即ち、モータ114の駆動量は、パルスエンコ
ーダ116によって正確にカウントされる。
【0055】また、ガイドローラ80、82がカラーフ
ィルタ12の表面に当接している位置では、研磨ヘッド
22は、ガイドシャフト64に設けた圧縮コイルバネ7
0の付勢力によって支持されており、ガイドローラ8
0、82がカラーフィルタ12の表面に作用させる荷重
は、極めて小さく(本実施例では、約100g以下に設
定している)、研磨ヘッド22の荷重によってカラーフ
ィルタ12の表面を傷めてしまうのを防止している。
【0056】また、ガイドローラ80、82がカラーフ
ィルタ12の表面に当接し、研磨ローラ78との間に形
成した段差量Fによって、研磨ローラ78、79に巻き
掛けられている研磨テープ28の表面とカラーフィルタ
12の表面との間に一定の間隔が保持される(本実施例
では約3〜4μm程度)。このため、この間隔以上にカ
ラーフィルタ12の表面から突出している突出物や異物
が存在したときには、研磨テープ28がこれらの大きな
突出物や異物をカラーフィルタ12の表面から均一に擦
り取る。
【0057】次のステップ238では、研磨ヘッド22
がカラーフィルタ12の研磨領域の端部に達したか否か
を判断している。ここで、研磨ヘッド22が研磨領域の
矢印Y方向の端部に達したと判断すると、ステップ24
0へ移行してモータ114、テープ走行手段118を停
止させると共に、モータ48Aを駆動して、研磨ヘッド
22を所定の位置まで上昇させて、1サイクルの走行研
磨作業を終了する。
【0058】研磨ヘッド22の1サイクルの走行研磨が
終了すると、図10のフローチャートのステップ214
へ移行して、研磨ヘッド22の位置が研磨終了位置Am
に足したか否かを確認している。ここで、研磨終了位置
m (xm 、ym )に達していたときには研磨作業を終
了するが、到達していないときには、ステップ216へ
移行する。
【0059】ステップ216〜220では、研磨回数n
から次のサイクルの研磨位置を演算している。
【0060】ここで、研磨回数nが奇数であったときに
はステップ218へ移行し、また、研磨回数nが偶数で
あったときには、ステップ220へ移行して、それぞれ
で次の研磨開始位置のxn を設定する。また、ステップ
222では、研磨回数をインクリメントしてステップ2
10へ移行し、次の走行研磨サイクルを開始する。
【0061】このとき、研磨ヘッド22による走行研磨
回数nが奇数回であったときには、研磨ローラ78の研
磨テープ28と研磨ローラ79の研磨テープ28による
研磨幅の間に研磨していない隙間が生じているため、こ
の研磨していない隙間を埋めるために研磨台16を矢印
Xa方向に移動量c(研磨間隔b<c<研磨幅a)だけ
移動させる。また、研磨回数nが偶数回であったときに
は、研磨ローラ79の研磨テープ28によって研磨した
領域と次に研磨ローラ78の研磨テープ28で研磨する
領域の間に隙間が出来ないように矢印Xa方向へ移動量
dだけ研磨台16を移動させる((a+b)<d<(2
×a+b))ようにしている。なお、研磨回数nはステ
ップ222でカウントされる。
【0062】このようにして、研磨台16を順次移動さ
せながら研磨ヘッド22による走行研磨を繰り返し、カ
ラーフィルタ12の研磨開始位置A0 から研磨終了位置
mまでの全域の走行研磨が終了したことをステップ2
14で確認すると、研磨作業を終了する。
【0063】このように、カラーフィルタ12のフィル
タ面12Bの全域にわたって正確に研磨作業を行なうよ
うにすれば、カラーフィルタ12の表面の大きな突起物
や異物等をレーザ測長器等の高価な測定器を用いて一つ
一つ検出することなく、カラーフィルタ12の表面から
異物や突出物を簡単に除去することができる。
【0064】また、本実施例に適用した自動研磨装置1
0は、研磨テープ28の肉厚が異なっても調整が容易で
あり、また、同様に研磨量も簡単に調整することができ
る。自動研磨装置10の研磨精度に大きく影響する研磨
ローラ78、79、ガイドローラ80、82及びシャフ
ト76はそれぞれ、高い精度の加工品を容易に得ること
ができると共に、それぞれをベアリング80A、78
A、82A、79A及びベアリング72によって連結し
ているため、極めて高い回転精度を容易に得ることがで
き、研磨精度の高い自動研磨装置10を提供することが
できる。
【0065】なお、本実施例に適用した自動研磨装置1
0の構成は、本発明を限定するものではなく、本発明
は、被研磨部材であるカラーフィルタ12の表面を位置
方向へ走査しながらの研磨を繰り返して、カラーフィル
タ12の全域を研磨する構成であればよい。
【0066】例えば、本実施例では、研磨ヘッド22に
2本の研磨テープ28を装着してカラーフィルタ12の
研磨作業を行なうようにしたが、この研磨ヘッド22に
装着する研磨テープ28の本数は、1本でもよく2本以
上であってもよいことは勿論である。
【0067】また、図12に示すように、ガイドローラ
80、82の構成をかえてもよい。このガイドローラ8
0、82には、外周部に所定の範囲で溝状に切欠92が
形成している。また、これらの切欠92に対向して、切
欠92に嵌め込まれる爪部94Aを備えたストッパー9
4をヘッドベース38の中央上部に取付け、ガイドロー
ラ80、82の回動範囲(例えば10〜15mm)を規制
している。また、ガイドローラ80、82のそれぞれに
は、内部に重り96を設けており、研磨ヘッド22を上
昇させてガイドローラ80、82がカラーフィルタ12
の表面から離間したときに、重り96によってガイドロ
ーラ80、82を戻し回転させるようにしている。これ
によって、ガイドローラ80、82の外周部の一定位置
がカラーフィルタ12の表面に対向するようにしてい
る。なお、この重り96はガイドローラ80、82のカ
ラーフィルタ12に接触しての回転を妨げることのない
適度な回転モーメントをガイドローラ80、82に付与
するものであることが好ましく、また、図12には、一
本の研磨ローラ78を用いたものを示している。
【0068】このようにすることにより、ガイドローラ
80、82の一定範囲のみがカラーフィルタ12と接触
し、カラーフィルタ12と研磨テープ28との隙間を保
持することができる。このためガイドローラ80、82
の軸心と回転の軸心である縮径部76B、86Dにずれ
が生じていても、段差量Fの変化を少なくすることがで
き、より正確な研磨作業が可能となる。このとき、研磨
ヘッド22を一定量(例えばガイドローラ80、82の
回動許容範囲以下)走行させる毎に、上昇させてガイド
ローラ80、82を戻し回転させながら、カラーフィル
タ12の表面を走行させながら研磨させればよい。
【0069】なお、本実施例では、研磨ローラ78を挟
むようにガイドローラ80、82を配置したが1個のガ
イドローラを用いたものでもよく、また、ガイドローラ
の取付け位置は研磨テープ28とカラーフィルタ12の
表面の間隔を一定に保持することができればよく、本実
施例はガイドローラの取付け位置及び数を限定するもの
ではない。
【0070】さらに、本発明の研磨装置として、カラー
フィルタ12を被研磨部材とする自動研磨装置10を用
いて説明したが、これに限らず、平面の加工精度を必要
とする電子回路や高周波回路の基板等を被研磨部材とす
る研磨装置に適用することが可能である。
【0071】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の研磨装置
は、突起物や異物の有無に拘らず、被研磨部材の全域又
は所定の領域を研磨ローラを走行させて研磨することが
できるため、被研磨部材の表面の突起物や異物を一つ一
つ検査する作業を行なうことなく、簡単にかつ正確に被
研磨部材の表面から突起物や異物を除去することができ
る優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動研磨装置を示す斜視図で
ある。
【図2】研磨ヘッドの概略構成を示す斜視図である。
【図3】研磨ヘッドの概略側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った研磨ヘッドの要部断面
図である
【図5】図3の5−5線に沿った研磨ヘッドの要部断面
図である。
【図6】装置前面側から見た研磨ヘッドの要部拡大図で
ある。
【図7】研磨ヘッドのヘッドベースをベースプレート側
から見た要部側面図である。
【図8】自動研磨装置の制御ブロック図である。
【図9】研磨ヘッドによる研磨幅を示すカラーフィルタ
の概略平面図である。
【図10】自動研磨装置による研磨処理の一例を示すフ
ローチャートである。
【図11】研磨ヘッドの走行研磨処理を示すフローチャ
ートである。
【図12】研磨ヘッドの他の構成の一例を示す要部斜視
図である。
【符号の説明】
10 自動研磨装置 12 カラーフィルタ(被研磨部材) 16 研磨台 22 研磨ヘッド 28 研磨テープ(研磨部材) 48A モータ(昇降手段) 78、79 研磨ローラ 80、82 ガイドローラ 100 制御装置 102 モータ(移動手段) 114 モータ(走行手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨台の所定の位置に載置した被研磨部
    材の表面に対して研磨部材を相対移動させながら被研磨
    部材の表面を研磨する研磨装置であって、 外周面に前記研磨部材が配置され回転自在に設けられた
    研磨ローラと、 前記研磨ローラに隣接しかつ相対回転可能に配置され、
    前記研磨ローラの周面と前記被研磨部材の表面とを所定
    間隔に保持可能なガイドローラと、 前記研磨ローラと前記ガイドローラを一体で前記研磨台
    との接離方向へ相対的に上下動する昇降手段と、 前記研磨ローラと前記ガイドローラを前記被研磨物の所
    定方向に沿って一端から他端へ相対移動させて研磨ロー
    ラによって被研磨部材の表面を研磨する走行手段と、 を備えたことを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記研磨台を前記研磨ローラの移動方向
    と直交する方向へ所定量づつ相対移動させる移動手段を
    備えたことを特徴とする請求項1の研磨装置。
JP33358593A 1993-12-27 1993-12-27 研磨装置 Pending JPH07186034A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200459847Y1 (ko) * 2009-12-01 2012-04-25 주식회사포텍 냉장고 도어용 강판의 제조 장치
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