JPH07185870A - レーザ加工機における光路長一定保持方法及び装置 - Google Patents
レーザ加工機における光路長一定保持方法及び装置Info
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- JPH07185870A JPH07185870A JP5330681A JP33068193A JPH07185870A JP H07185870 A JPH07185870 A JP H07185870A JP 5330681 A JP5330681 A JP 5330681A JP 33068193 A JP33068193 A JP 33068193A JP H07185870 A JPH07185870 A JP H07185870A
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Abstract
いてレーザ発振器から加工ヘッド1の集光レンズ15に
至る光路長を常に一定に保持する方法及び装置を提供し
ようとするものである。 【構成】 加工ヘッド1に、加工ヘッド1の移動方向に
対して直交する方向へ移動自在の反転器ユニット5を設
け、レーザ発振器側から加工ヘッド1へ入射されたレー
ザ光LBを前記反転器ユニット5側へ屈曲し、反転器ユ
ニット5から加工ヘッド1の集光レンズ15側へ再度屈
曲する構成となし、かつ加工ヘッド1の移動距離Yと反
転器ユニット5の移動距離Zとの関係がZ/Y≒0.5
の関係を常に保持する構成としてなるものである。
Description
らに詳細には、加工ヘッドが移動するレーザ加工機にお
いてレーザ発振器から加工ヘッドに至るレーザ光の光路
長を常に一定に保持する方法及び装置に関する。
完全なる平行光線ではなく、光路長が異るとビーム径が
異なり、加工精度に影響するものである。したがって、
加工ヘッドが移動した場合であっても光路長を常に一定
に保持することが望ましいものである。
レーザ光の光路長を一定に保持する構成は、加工ヘッド
の移動方向と同方向へ移動する反射器ユニットを設け、
レーザ発振器側からのレーザ光を反射器ユニットに入射
した後、反射器ユニット側から加工ヘッド側へ反射する
構成であり、かつ加工ヘッドの移動量に対して反射器ユ
ニットの移動量が半分になるように移動する構成があ
る。
ては、加工ヘッドの移動方向と反射器ユニットの移動方
向が同一であるので、加工ヘッドの水平方向の移動領域
に比較して全体の占有面積が大きくなるという問題があ
った。
に鑑みて、本発明の方法は、レーザ発振器から発振され
たレーザ光を移動自在な加工ヘッドを介してワークへ照
射してレーザ加工を行うレーザ加工機において前記レー
ザ発振器から前記ワークに至るレーザ光の光路長を常に
ほぼ一定に保持する方法にして、レーザ加工ヘッドがレ
ーザ光と平行な方向に移動するとき、レーザ加工ヘッド
の移動方向に対して直交する方向へ移動自在に設けられ
た反転器ユニットを、レーザ加工ヘッドの移動距離Yと
反転器ユニットの移動距離Zとの関係がZ/Y≒0.5
の関係を常に保持するように移動し、かつ前記レーザ加
工ヘッド側から反転器ユニット側へ反射されたレーザ光
を再びレーザ加工ヘッド側へ反射することによりレーザ
光の光路長を常にほぼ一定に保持する光路長一定保持方
法である。
ザ光と平行な方向へ移動自在な加工ヘッドに、加工ヘッ
ドの移動方向に対して直交する方向へ移動自在の反転器
ユニットを設け、前記レーザ光を加工ヘッド側から前記
反転器ユニット側へ反射するベンドミラーを加工ヘッド
に設け、かつ加工ヘッド側からのレーザ光を加工ヘッド
の集光レンズ側へ再び反射するベンドミラーを前記反転
器ユニットに設け、かつ前記加工ヘッドの移動に連動し
て反転器ユニットを加工ヘッドに対して接近離反する方
向へ案内するガイド部材を、レーザ発振器側から加工ヘ
ッドに至るレーザ光に対して適宜に傾斜してなるもので
ある。
平行な方向へ移動自在な加工ヘッドに、加工ヘッドの移
動方向に対して直交する方向へ移動自在の反転器ユニッ
トを設け、前記加工ヘッド側から反転器ユニット側へ及
び反転器側から加工ヘッド側へレーザ光を反射するベン
ドミラーを加工ヘッド及び反転器ユニットにそれぞれに
設け、前記加工ヘッドの移動に連動して回転する回転部
材を設けると共に回転部材と反転器ユニットとを連動連
結して設け、前記加工ヘッドの移動距離に対して回転部
材を介して反転器ユニットが加工ヘッドの移動距離の約
1/2だけ移動する構成としてなるものである。
ザ光と平行な方向へ加工ヘッドを移動すると、加工ヘッ
ドの移動に連動して、反転器ユニットが加工ヘッドに対
して接近離反する方向へ移動する。この際、加工ヘッド
がレーザ発振器に接近する方向へ移動すると、反転器ユ
ニットは加工ヘッドから離反する方向へ移動するもので
ある。
光が加工ヘッドへ入射されて反転器ユニット側へ反射さ
れ、かつ反転器ユニット側から加工ヘッド側へ再びレー
ザ光が反射される光路長が変化し、全体としての光路長
は常にほぼ一定に保持されるものである。
発振器(図示省略)側からのレーザ光LBと平行な方向
へ移動自在に設けられている。上記加工ヘッドの移動
は、通常のレーザ加工機と同様に、サーボモータによっ
て回転されるボールネジ機構等によって行われるもので
あるから、加工ヘッドを移動するための構成についての
詳細な説明は省略する。
動方向に対して直交する方向、本実施例においては垂直
方向の第1のガイド部材3が取付けてあり、この第1の
ガイド部材3には反転器ユニット5がガイド部7を介し
て移動自在に案内されている。
ザ光LBに対して適宜に傾斜した第2のガイド部材9に
ガイド部11を介して移動自在に案内されている。本実
施例においては、加工ヘッド1の移動距離Yと反転器ユ
ニット5の移動距離Zとの関係がZ/Y≒0.5の関係
を常に保持するよううに、前記第2のガイド部材9の傾
斜角を約26°34’に設定してある。
らのレーザLBを前記反転器ユニット5側へ反射するベ
ンドミラー13を備えていると共に、レーザ光を集光す
る集光レンズ15を備えている。
の前記ベンドミラー13によって反射されたレーザ光を
前記集光レンズ15側へ反射する適数のベンドミラーを
内装している。
側から加工ヘッド1に至ったレーザ光LBは、加工ヘッ
ド1のベンドミラー13によって反転器ユニット5側へ
反射され、かつ反転器ユニット5側から加工ヘッド1の
集光レンズ15側へ再び反射され、上記集光レンズ15
によって集光されてレーザ加工に供されることとなる。
1に至るレーザ光LBと平行な方向へ加工ヘッド1を移
動すると、反転器ユニット5は、第1,第2のガイド部
材3,9に案内されて、加工ヘッド1に対して接近離反
する方向に移動する。
ヘッド1がレーザ発振器に近接する方向(図1において
右方向)に移動するときには加工ヘッド1から離反する
方向(図1において上方向)に移動し、逆に加工ヘッド
1がレーザ発振器から遠去る方向に移動するときには、
反転器ユニット5は加工ヘッド1に接近する方向に移動
するものである。
と反転器ユニット5の移動距離Zとの関係がZ/Y≒
0.5の関係を常に保持するものであるから、レーザ発
振器から加工ヘッド1の集光レンズ15に至る光路長は
常にほぼ一定に保持されるものである。
第2実施例において、加工ヘッド1の移動方向に対して
直交する方向に設けた回転部材としてのネジ17を、加
工ヘッド1に設けたブラケット19に回転自在に支承
し、かつ加工ヘッド1の移動方向と平行に設けたラック
21に、前記ネジ17に備えたピニオン23を噛合した
構成である。そして、上記ネジ17のリード角は前記第
2のガイド部材9の傾斜角と等しく約26°34’に設
定してあり、このネジ17には反転器ユニット5に備え
たナット部材25が移動自在に螺合してある。
加工ヘッド1が移動すると、ラック21とピニオン23
との螺合関係によりネジ17が回転される。このネジ1
7の回転により、ナット部材25を介して反転器ユニッ
ト5が上下動し、第1実施例と同様に光路長を常にほぼ
一定に保持するものである。
例においては、加工ヘッド1に立設したブラケット27
に設けたピニオン29を、加工ヘッド1の移動方向と平
行に設けたラック31に螺合し、上記ピニオン29と同
軸同径のギヤ33を、ブラケット27に回転自在に支承
された従動ギヤ35に噛合してある。そして、上記従動
ギヤ35と同軸のプーリ37と下部に設けたプーリ39
とに掛回したベルト41を前記反転器ユニット5の1部
と連結した構成である。前記ギヤ33の径は従動ギヤ3
5の径の1/2である。
と、ピニオン29とラック31との噛み合う関係により
ピニオン29が回転し、ピニオン29の回転はギヤ3
3,35を介してベルト41に伝達される。従って、ベ
ルト41に連結された反転器ユニット5は加工ヘッドの
移動に連動して上下動されるものである。
の実施例と同様の効果を奏するものである。
るように、本発明によれば、加工ヘッドの移動に連動し
て反転器ユニットが加工ヘッドに対して接近離反する方
向へ移動することにより、レーザ光の光路長を常にほぼ
一定に保持するものであるから、全体的構成をコンパク
ト化することができ、前述した従来の問題を解決するこ
とができる。
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
実施例の説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 レーザ発振器から発振されたレーザ光を
移動自在な加工ヘッドを介してワークへ照射してレーザ
加工を行うレーザ加工機において前記レーザ発振器から
前記ワークに至るレーザ光の光路長を常にほぼ一定に保
持する方法にして、レーザ加工ヘッドがレーザ光と平行
な方向に移動するとき、レーザ加工ヘッドの移動方向に
対して直交する方向へ移動自在に設けられた反転器ユニ
ットを、レーザ加工ヘッドの移動距離Yと反転器ユニッ
トの移動距離Zとの関係がZ/Y≒0.5の関係を常に
保持するように移動し、かつ前記レーザ加工ヘッド側か
ら反転器ユニット側へ反射されたレーザ光を再びレーザ
加工ヘッド側へ反射することによりレーザ光の光路長を
常にほぼ一定に保持することを特徴とするレーザ加工機
における光路長一定保持方法。 - 【請求項2】 レーザ発振器側からのレーザ光と平行な
方向へ移動自在な加工ヘッドに、加工ヘッドの移動方向
に対して直交する方向へ移動自在の反転器ユニットを設
け、前記レーザ光を加工ヘッド側から前記反転器ユニッ
ト側へ反射するベンドミラーを加工ヘッドに設け、かつ
加工ヘッド側からのレーザ光を加工ヘッドの集光レンズ
側へ再び反射するベンドミラーを前記反転器ユニットに
設け、かつ前記加工ヘッドの移動に連動して反転器ユニ
ットを加工ヘッドに対して接近離反する方向へ案内する
ガイド部材を、レーザ発振器側から加工ヘッドに至るレ
ーザ光に対して適宜に傾斜してなることを特徴とするレ
ーザ加工機における光路長一定保持装置。 - 【請求項3】 レーザ発振器側からのレーザ光と平行な
方向へ移動自在な加工ヘッドに、加工ヘッドの移動方向
に対して直交する方向へ移動自在の反転器ユニットを設
け、前記加工ヘッド側から反転器ユニット側へ及び反転
器側から加工ヘッド側へレーザ光を反射するベンドミラ
ーを加工ヘッド及び反転器ユニットにそれぞれに設け、
前記加工ヘッドの移動に連動して回転する回転部材を設
けると共に回転部材と反転器ユニットとを連動連結して
設け、前記加工ヘッドの移動距離に対して回転部材を介
して反転器ユニットが加工ヘッドの移動距離の約1/2
だけ移動する構成としてなることを特徴とするレーザ加
工機における光路長一定保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33068193A JP3383045B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機における光路長一定保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33068193A JP3383045B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機における光路長一定保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185870A true JPH07185870A (ja) | 1995-07-25 |
JP3383045B2 JP3383045B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=18235394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33068193A Expired - Fee Related JP3383045B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | レーザ加工機における光路長一定保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3383045B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178185A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-25 | Amada Eng Center Co Ltd | 光軸移動型レーザ加工機の加工ヘッド軸送り機構 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33068193A patent/JP3383045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178185A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-25 | Amada Eng Center Co Ltd | 光軸移動型レーザ加工機の加工ヘッド軸送り機構 |
JP4489938B2 (ja) * | 2000-12-13 | 2010-06-23 | 株式会社アマダエンジニアリングセンター | 光軸移動型レーザ加工機の加工ヘッド軸送り機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3383045B2 (ja) | 2003-03-04 |
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