JPH07185549A - 電解アルカリイオン水生成装置 - Google Patents
電解アルカリイオン水生成装置Info
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- JPH07185549A JPH07185549A JP35071293A JP35071293A JPH07185549A JP H07185549 A JPH07185549 A JP H07185549A JP 35071293 A JP35071293 A JP 35071293A JP 35071293 A JP35071293 A JP 35071293A JP H07185549 A JPH07185549 A JP H07185549A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 導電度の変化によつて、電極の逆電洗浄を制
御する。水流の停止状態で導電度を検出して逆電洗浄の
精度をよくする。導電度の低下に応じて電解電圧等を適
正電解状態に補正し、しかも、定電圧下での初期導電度
と電解経時導電度の差により、逆電洗浄を自動制御す
る。 【構成】 初期導電度と電解経時導電度の検出回路を設
け、その検出信号で電極の極性を逆電洗浄に切り換え
る。導電度検出の際に電解槽への水の流動を停止させる
通水制御回路をもうける。導電度の低下に伴って電解電
圧又は電解電流を適正電解状態に補正するとともに、電
解回路から独立した別の給電回路に導電度検出回路を設
ける。
御する。水流の停止状態で導電度を検出して逆電洗浄の
精度をよくする。導電度の低下に応じて電解電圧等を適
正電解状態に補正し、しかも、定電圧下での初期導電度
と電解経時導電度の差により、逆電洗浄を自動制御す
る。 【構成】 初期導電度と電解経時導電度の検出回路を設
け、その検出信号で電極の極性を逆電洗浄に切り換え
る。導電度検出の際に電解槽への水の流動を停止させる
通水制御回路をもうける。導電度の低下に伴って電解電
圧又は電解電流を適正電解状態に補正するとともに、電
解回路から独立した別の給電回路に導電度検出回路を設
ける。
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は原水を電解してアルカリイ
オン水と酸性水に整水する電解アルカリイオン水生成装
置に関する。
オン水と酸性水に整水する電解アルカリイオン水生成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電解槽の陰極と陽極間に直流電圧を印加
してアルカリイオン水と酸性水に整水する有隔膜の電解
整水装置は、電解積算時間に比例して陰極にカルシウム
等のスケールが滞積し、電解効率が低下する。このた
め、電極の極性を逆転して逆電洗浄によりスケールを溶
解させることが行われている。
してアルカリイオン水と酸性水に整水する有隔膜の電解
整水装置は、電解積算時間に比例して陰極にカルシウム
等のスケールが滞積し、電解効率が低下する。このた
め、電極の極性を逆転して逆電洗浄によりスケールを溶
解させることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、所定電解精算
時間毎に強制的に極性を逆転して逆電洗浄をしていた
が、電極へのスケールの滞積は、原水の水質、ミネラル
の添加量、電解電圧の極弱によって変化し、一様ではな
い。従って、電解積算時間だけを基準にして逆電洗浄を
行おうとすると、それほどスケールが付着していないの
に逆電洗浄に切り替わったり、スケールが滞積している
のに逆電洗浄がなされないという不都合が生ずる。
時間毎に強制的に極性を逆転して逆電洗浄をしていた
が、電極へのスケールの滞積は、原水の水質、ミネラル
の添加量、電解電圧の極弱によって変化し、一様ではな
い。従って、電解積算時間だけを基準にして逆電洗浄を
行おうとすると、それほどスケールが付着していないの
に逆電洗浄に切り替わったり、スケールが滞積している
のに逆電洗浄がなされないという不都合が生ずる。
【0004】本発明の第1の目的は、スケールの付着に
よる電極の導電度変化を検出し、この検出データに基づ
いて逆電洗浄を行うことにより、量も適切な時期に適切
な逆電洗浄がなされるようにした電解アルカリイオン水
生成装置を提供することにある。
よる電極の導電度変化を検出し、この検出データに基づ
いて逆電洗浄を行うことにより、量も適切な時期に適切
な逆電洗浄がなされるようにした電解アルカリイオン水
生成装置を提供することにある。
【0005】ところで、電極の導電度は電極間を流れる
水の流量、流圧によっても変化する。このため、電解槽
に水を通水しながら電極の導電度を検出しようとすると
通水中の流速変化の影響で電極の正確な導電度を検出し
にくいという問題がある。従って、本発明の第2の目的
は、電極の正確な導電度を検出して逆電洗浄の精度を向
上させた前記アルカリイオン水生成装置を提供すること
にある。
水の流量、流圧によっても変化する。このため、電解槽
に水を通水しながら電極の導電度を検出しようとすると
通水中の流速変化の影響で電極の正確な導電度を検出し
にくいという問題がある。従って、本発明の第2の目的
は、電極の正確な導電度を検出して逆電洗浄の精度を向
上させた前記アルカリイオン水生成装置を提供すること
にある。
【0006】他方、スケールの付着が進行し、導電度が
所定の値まで低下したときに逆電洗浄がなされるように
することでスケールを除去することができるが、逆電洗
浄に異たるまではスケールの付着が進行するにつれて電
解効率が低下してしまうことはさけられない。そこで、
導電度の低下に応じて電解電圧または電解電流を調整し
て適正電解状態に補正することが考えられる。ところ
が、電解回路に導電度検出回路を設けたものに、上記の
電圧等の補正手段を適用すること、電極間に印加される
電圧等が変化するため、同一電圧下での初期導電度と電
解経時導電度を比較できなくなり、初期導電度の基準値
と電解経時導電度を比較して極性切換えを行うことがで
きなくなる。
所定の値まで低下したときに逆電洗浄がなされるように
することでスケールを除去することができるが、逆電洗
浄に異たるまではスケールの付着が進行するにつれて電
解効率が低下してしまうことはさけられない。そこで、
導電度の低下に応じて電解電圧または電解電流を調整し
て適正電解状態に補正することが考えられる。ところ
が、電解回路に導電度検出回路を設けたものに、上記の
電圧等の補正手段を適用すること、電極間に印加される
電圧等が変化するため、同一電圧下での初期導電度と電
解経時導電度を比較できなくなり、初期導電度の基準値
と電解経時導電度を比較して極性切換えを行うことがで
きなくなる。
【0007】従って、本発明の第3の目的は、電極の導
電度低下に応じて電解電圧等を適正電解状態に補正し、
しかも、同じ電圧下での初期導電度と電解経時導電度を
比較して極性切換えがなされるようにしたアルカリイオ
ン装置を提供することにある。
電度低下に応じて電解電圧等を適正電解状態に補正し、
しかも、同じ電圧下での初期導電度と電解経時導電度を
比較して極性切換えがなされるようにしたアルカリイオ
ン装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本明細書請求項1の発明のアルカリイオン水
生成装置は、電極の極性切換回路を有する電解回路を備
えた電解整水装置と、電解整水装置の電極の導電度を検
出する導電度検出回路と、前記導電度検出回路によって
検出された電解初期導電度と、電解積算時の電極の導電
度を比較する比較判定回路と、比較判定回路の出力信号
に基づいて前記極性切換回路を所定時間逆転させる電解
制御回路を含むことを特徴とする。
るために、本明細書請求項1の発明のアルカリイオン水
生成装置は、電極の極性切換回路を有する電解回路を備
えた電解整水装置と、電解整水装置の電極の導電度を検
出する導電度検出回路と、前記導電度検出回路によって
検出された電解初期導電度と、電解積算時の電極の導電
度を比較する比較判定回路と、比較判定回路の出力信号
に基づいて前記極性切換回路を所定時間逆転させる電解
制御回路を含むことを特徴とする。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために、
本明細書の請求項2の発明は、前記アルカリイオン水生
成装置において、電解整水装置の電解槽への水の通水を
開閉制御する通水制御回路と、電解精算回路からの導電
度検出指令信号に連動して通水制御回路を所定時間通水
停止状態に制御する電気回路とをさらに具備することを
特徴とする。
本明細書の請求項2の発明は、前記アルカリイオン水生
成装置において、電解整水装置の電解槽への水の通水を
開閉制御する通水制御回路と、電解精算回路からの導電
度検出指令信号に連動して通水制御回路を所定時間通水
停止状態に制御する電気回路とをさらに具備することを
特徴とする。
【0010】上記第3の目的を達成するために、請求項
4の発明は、前記アルカリイオン水生成装置において、
比較判定回路が初期導電度と電解積算経時導電度の差に
応じた信号を出力し、電解制御装置が、比較判定回路の
出力信号に応じて電解回路の電圧または電流を適正電解
状態に補正する電気回路をさらに具備するとともに、電
解槽の両電極に、前記電解回路の電圧又は電流補正に影
響されない独立の給電回路を形成し、この給電回路に導
電度検出回路を介装したことを特徴とする。
4の発明は、前記アルカリイオン水生成装置において、
比較判定回路が初期導電度と電解積算経時導電度の差に
応じた信号を出力し、電解制御装置が、比較判定回路の
出力信号に応じて電解回路の電圧または電流を適正電解
状態に補正する電気回路をさらに具備するとともに、電
解槽の両電極に、前記電解回路の電圧又は電流補正に影
響されない独立の給電回路を形成し、この給電回路に導
電度検出回路を介装したことを特徴とする。
【0011】
【作用】前記請求項1の発明は、予め記憶させている水
中の電極の初期導電度と、電解経時時点の電極の導電度
が比較され、水電解中の導電度の変化が検出される。導
電度の低下量が所定の値を超えると電極の極性が切変わ
り、所定時間、逆電洗浄が行われる。
中の電極の初期導電度と、電解経時時点の電極の導電度
が比較され、水電解中の導電度の変化が検出される。導
電度の低下量が所定の値を超えると電極の極性が切変わ
り、所定時間、逆電洗浄が行われる。
【0012】請求項2の発明では、さらに、電解経時点
で電極導電度を検出する際にこれと連動して電解槽への
水の通水が所定時間停止され、電解槽内は残水が静止し
た状態で電極の導電度が検出される。このため、電解経
時時点の導電度は、電解槽内の水の流動変化のない状態
で測定されるので、その時点での正確な導電度が検出さ
れる。
で電極導電度を検出する際にこれと連動して電解槽への
水の通水が所定時間停止され、電解槽内は残水が静止し
た状態で電極の導電度が検出される。このため、電解経
時時点の導電度は、電解槽内の水の流動変化のない状態
で測定されるので、その時点での正確な導電度が検出さ
れる。
【00013】請求項3の発明は、導電度の低下に応じ
て電解電圧または電解電流が適正電解状態に補正される
とともに、導電度検出回路が電解回路から独立した給電
回路に設けられているので、同一電圧または電流による
初期導電度と電解経時導電度を比較して逆電洗浄がなさ
れることになる。
て電解電圧または電解電流が適正電解状態に補正される
とともに、導電度検出回路が電解回路から独立した給電
回路に設けられているので、同一電圧または電流による
初期導電度と電解経時導電度を比較して逆電洗浄がなさ
れることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例を示すアルカリイ
オン水生成装置の電気回路をブロック図で示すもので、
アルカリイオン水生成装置の電解槽1は、対向配置した
陽電極2と陰極3間を電解隔膜4によって陽極室5と陰
極室6に仕切り、電解槽1の一側に原水給水管7を接続
するとともに、他側に、陽極室5に連通する酸性水排水
管8と、陰極室6に連通するアルカリイオン水排水管9
が接続されている。
に説明する。図1は本発明の一実施例を示すアルカリイ
オン水生成装置の電気回路をブロック図で示すもので、
アルカリイオン水生成装置の電解槽1は、対向配置した
陽電極2と陰極3間を電解隔膜4によって陽極室5と陰
極室6に仕切り、電解槽1の一側に原水給水管7を接続
するとともに、他側に、陽極室5に連通する酸性水排水
管8と、陰極室6に連通するアルカリイオン水排水管9
が接続されている。
【0015】電解槽1の陽極2と陰極3に、電源回路1
0からトランス11と整流器12を介して直流電解電圧
を印加する電解回路13が接続されており、両電極2、
3に電圧を印加して電解槽1内の水を電解し、陰極室6
にアルカリイオン水を、陽極室5に酸性水を生成するよ
うになっている。
0からトランス11と整流器12を介して直流電解電圧
を印加する電解回路13が接続されており、両電極2、
3に電圧を印加して電解槽1内の水を電解し、陰極室6
にアルカリイオン水を、陽極室5に酸性水を生成するよ
うになっている。
【0016】電解回路13には電解制御回路14からの
信号により印加電圧の極性を転換する極性切換回路15
が設けられており、水電解整水時の電圧の極性を逆転し
て陰極に付着したカルシウム等のスケールを溶解させて
洗浄するようになされている。
信号により印加電圧の極性を転換する極性切換回路15
が設けられており、水電解整水時の電圧の極性を逆転し
て陰極に付着したカルシウム等のスケールを溶解させて
洗浄するようになされている。
【0017】他方、電解槽1の両電極2、3に接続され
た電気回路に、電解制御回路14からの指令信号に基づ
いて両電極2、3の導電度を検出する導電度検出回路1
6が接続されているとともに、この導電度検出回路16
の検出出力が比較判定回路17に入力されるようにして
ある。
た電気回路に、電解制御回路14からの指令信号に基づ
いて両電極2、3の導電度を検出する導電度検出回路1
6が接続されているとともに、この導電度検出回路16
の検出出力が比較判定回路17に入力されるようにして
ある。
【0018】比較判定回路17は、導電度検出回路16
によって検出された電極2、3の初期電導度の基準値を
記憶するとともに、電解制御回路14から電解積算回路
18を介して指示された所定電解経時時点の導電度検出
回路16の検出値が入力され、前記初期電導度の基準値
と電解経時導電度の値を比較してその導電度の低下量の
情報を電解制御回路14に信号として与える。
によって検出された電極2、3の初期電導度の基準値を
記憶するとともに、電解制御回路14から電解積算回路
18を介して指示された所定電解経時時点の導電度検出
回路16の検出値が入力され、前記初期電導度の基準値
と電解経時導電度の値を比較してその導電度の低下量の
情報を電解制御回路14に信号として与える。
【0019】電解制御回路14は、比較判定回路17か
らの信号に基づき、導電度の低下量が所定の値を超えて
低下すると極性切換回路15に電極2、3の逆電洗浄の
ための極性逆転信号を与えるようになっている。
らの信号に基づき、導電度の低下量が所定の値を超えて
低下すると極性切換回路15に電極2、3の逆電洗浄の
ための極性逆転信号を与えるようになっている。
【0020】より好ましくは、電解制御回路14は電解
経時導電度の低下量、すなわち、電極へのカルシウム等
のスケール付着の場合に応じて逆電洗浄時間が調整され
るようにする。さらには、導電度の低下量に応じて、警
告ランプ、警告ブザーなどの表示回路22に信号が与え
られるようにしてもよい。
経時導電度の低下量、すなわち、電極へのカルシウム等
のスケール付着の場合に応じて逆電洗浄時間が調整され
るようにする。さらには、導電度の低下量に応じて、警
告ランプ、警告ブザーなどの表示回路22に信号が与え
られるようにしてもよい。
【0021】図2は本発明の別の実施例によるアルカリ
イオン水生成装置のブロック図を示すもので、この実施
例では、電解槽1の給水管7または排水管8、9に、電
解槽1内の水の流れを停止させる電動開閉弁19を設け
るとともに、この電動開閉弁19を開閉制御する通水制
御回路20を設け、電解経時時点の導電度検出回路16
への検出指示信号と連動して、前記通水制御回路20に
前記電動開閉弁19を所定時間(数秒〜数十秒程度)閉
状態に保持する信号が与えられるようになっている。
尚、図では電動開閉弁19を一対の排水管8、9に設け
ているが、これに換えて、給水管7に設けてもよい。
イオン水生成装置のブロック図を示すもので、この実施
例では、電解槽1の給水管7または排水管8、9に、電
解槽1内の水の流れを停止させる電動開閉弁19を設け
るとともに、この電動開閉弁19を開閉制御する通水制
御回路20を設け、電解経時時点の導電度検出回路16
への検出指示信号と連動して、前記通水制御回路20に
前記電動開閉弁19を所定時間(数秒〜数十秒程度)閉
状態に保持する信号が与えられるようになっている。
尚、図では電動開閉弁19を一対の排水管8、9に設け
ているが、これに換えて、給水管7に設けてもよい。
【0022】図2の実施例は、電解経時導電度を検出す
る際に、電解槽の水が静止状態になるので、水の流動に
よる検出値の不安定さがなくなり、正確な導電度が検出
される。
る際に、電解槽の水が静止状態になるので、水の流動に
よる検出値の不安定さがなくなり、正確な導電度が検出
される。
【0023】図1、図2の実施例は導電度検出回路16
を前記電解回路12とは別の独立した導電度検出用の給
電回路22に設けてあるが、これに限定されるものでは
なく、電解回路13に設けてもよい。
を前記電解回路12とは別の独立した導電度検出用の給
電回路22に設けてあるが、これに限定されるものでは
なく、電解回路13に設けてもよい。
【0024】図3の実施例は、請求項3の発明によるア
ルカリイオン水生成装置のブロック図を示すもので、こ
の実施例では電解制御回路14がさらに、比較判定回路
17からの信号に基づき、導電度の低下量に応じて電解
電圧または電流を適正電解状態に補正する信号を電解回
路13に与えて、電圧または電流を制御するようになっ
ている。このように導電度の低下量に応じて電解電圧、
電流が適正電解状態に補正されるようにした場合は、常
に均一な内室のアルカリイオン水が生成されると同時
に、極性逆転時に逆電洗浄を実行あらしめるに充分な電
圧または電流が印加され、逆電洗浄効率が著しく向上す
るという利点がある。
ルカリイオン水生成装置のブロック図を示すもので、こ
の実施例では電解制御回路14がさらに、比較判定回路
17からの信号に基づき、導電度の低下量に応じて電解
電圧または電流を適正電解状態に補正する信号を電解回
路13に与えて、電圧または電流を制御するようになっ
ている。このように導電度の低下量に応じて電解電圧、
電流が適正電解状態に補正されるようにした場合は、常
に均一な内室のアルカリイオン水が生成されると同時
に、極性逆転時に逆電洗浄を実行あらしめるに充分な電
圧または電流が印加され、逆電洗浄効率が著しく向上す
るという利点がある。
【0025】ところが、導電度の低下に応じて、電解電
圧が適正電解状態を保持するように補正されるものにあ
っては、電解回路の電圧、電流が変ってしまうため、電
解回路に介装した導電度検出回路では初期導電度と電解
経時導電度との差に基づいて極性を切換えることが不可
能になる。このため、図3の実施例では電解槽1の陽電
極2と陰電極3に、前記電解回路13とは別の導電度検
出用給電回路21を設け、この給電回路21に導電度検
出回路16をトランス11、整流器12を介して設けて
ある。この構成では、電解回路の電圧、電流が補正によ
り変化しても、給電回路21の電圧または電流は影響を
うけないから、実質的に同じ電圧または電流の条件下で
初期導電度と電解経時導電度が比較され、導電度が所定
の値を超えて低下したときに、極性切換回路が逆電洗浄
に切り換わる。
圧が適正電解状態を保持するように補正されるものにあ
っては、電解回路の電圧、電流が変ってしまうため、電
解回路に介装した導電度検出回路では初期導電度と電解
経時導電度との差に基づいて極性を切換えることが不可
能になる。このため、図3の実施例では電解槽1の陽電
極2と陰電極3に、前記電解回路13とは別の導電度検
出用給電回路21を設け、この給電回路21に導電度検
出回路16をトランス11、整流器12を介して設けて
ある。この構成では、電解回路の電圧、電流が補正によ
り変化しても、給電回路21の電圧または電流は影響を
うけないから、実質的に同じ電圧または電流の条件下で
初期導電度と電解経時導電度が比較され、導電度が所定
の値を超えて低下したときに、極性切換回路が逆電洗浄
に切り換わる。
【0026】
【効果】本発明は電極間の初期導電度と電解経時導電度
を比較して、導電度の低下量に基づいて極性が逆転され
るので、適切な時期に適切な逆電洗浄が行われる。
を比較して、導電度の低下量に基づいて極性が逆転され
るので、適切な時期に適切な逆電洗浄が行われる。
【0027】電解槽の水の流れを停止させ、静止状態の
水の導電度を検出することにより、正確な導電度の低下
量を検出して精度を向上させることができる。
水の導電度を検出することにより、正確な導電度の低下
量を検出して精度を向上させることができる。
【0028】導電度検出回路を電解回路から独立した給
電回路に設けることにより、導電度の低下に応じて電解
電圧または電解電流を適正電解状態に補正しながら、し
かも初期導電度と電解経導電度に基づいて電極の極性を
逆電洗浄に切換えることができる。
電回路に設けることにより、導電度の低下に応じて電解
電圧または電解電流を適正電解状態に補正しながら、し
かも初期導電度と電解経導電度に基づいて電極の極性を
逆電洗浄に切換えることができる。
【図1】 本発明の実施例によるアルカリイオン水生成
装置のブロック図
装置のブロック図
【図2】 本発明の他の実施例によるアルカリイオン水
生成装置のブロック図
生成装置のブロック図
【図3】 本発明の他の実施例によるアルカリイオン水
生成装置のブロック図
生成装置のブロック図
1…電解槽、 2…陽極、 3…陰極、 4…電解隔
膜、5…陽極室、 6…陰極室、 7…給水管、 8…
酸性水排水管、 9…アルカリイオン水排水管、 10
…電源回路、 11…トランス、 12…整流器、13
…電解回路、 14…電解制御回路、 15…極性切換
回路、 16…導電度検出回路、 17…比較判定回
路、 18…電解積算回路、 19…電動開閉弁、 2
0…通水制御回路、 21…導電度検出用給電回路、
22…表示回路、
膜、5…陽極室、 6…陰極室、 7…給水管、 8…
酸性水排水管、 9…アルカリイオン水排水管、 10
…電源回路、 11…トランス、 12…整流器、13
…電解回路、 14…電解制御回路、 15…極性切換
回路、 16…導電度検出回路、 17…比較判定回
路、 18…電解積算回路、 19…電動開閉弁、 2
0…通水制御回路、 21…導電度検出用給電回路、
22…表示回路、
Claims (4)
- 【請求項1】 電極の極性切換回路を有する電解回路を
備えた電解整水装置と;電解整水装置の電極の導電度を
検出する導電度検出回路と;前記導電度検出回路によっ
て検出された電解初期導電度と、電解積算時の電極の導
電度を比較する比較判定回路と;比較判回路の出力信号
に基づいて前記極性切換回路を所定時間逆転させる電解
制御回路を含むことを特徴とする電解アルカリイオン水
生成装置 - 【請求項2】 電解整水装置の電解槽への水の通水を開
閉制御する通水制御回路と;電解精算回路からの導電度
検出指令信号に連動して前記通水制御回路を所定時間通
水停止状態に制御する電気回路と;をさらに具備するこ
とを特徴とする請求項1記載の電解アルカリイオン水生
成装置 - 【請求項3】 比較判定回路が初期導電度と電解積算経
時導電度の差に応じた信号を出力し、電解制御装置が、
比較判定回路の出力信号に応じて極性切換回路の逆転洗
浄時間を制御するようになされている請求項1または2
記載の電解アルカリイオン水生成装置 - 【請求項4】 比較判定回路が初期導電度と電解積算経
時導電度の差に応じた信号を出力し、電解制御装置が、
比較判定回路の出力信号に応じて電解回路の電圧または
電流を適正電解状態に補正する電気回路をさらに具備す
るとともに、電解槽の両電極に、前記電解回路の電圧又
は電流補正に影響されない独立の給電回路を形成し、こ
の給電回路に導電度検出回路を介装したことを特徴とす
る請求項1、2または3記載の電解アルカリイオン水生
成装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35071293A JPH07185549A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電解アルカリイオン水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35071293A JPH07185549A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電解アルカリイオン水生成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185549A true JPH07185549A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18412344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35071293A Pending JPH07185549A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 電解アルカリイオン水生成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07185549A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP35071293A patent/JPH07185549A/ja active Pending
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