JPH0718535U

JPH0718535U - プランターの載置台

Info

Publication number: JPH0718535U
Application number: JP5060793U
Authority: JP
Inventors: 明平田
Original assignee: 有限会社丸萬化学
Priority date: 1993-09-17
Filing date: 1993-09-17
Publication date: 1995-04-04

Abstract

(57)【要約】【目的】プランターを載せても床面が蒸れることを防
止できるプランターの載置台を提供すること。【構成】プランターの載置台１には、受皿状のプラン
ター載置部２があり、このプランター載置部２の下面に
は、２ヵ所の脚部材３Ａ，３Ｂが設けられている。プラ
ンター４をプランター載置部２に載せて使用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、基本形状が長方形の植木鉢であるプランターや丸い植木鉢を載せて、プランター底面からの水分が床面に漏れることを防止するためのプランターの載置台に関する。

【０００２】

【従来の技術】

図９に示した従来のプランターの載置台Ａは、プランターＣの底面からの水分が床面Ｂに漏れることを防止するために、単なる受皿状の形状であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

図９のような、従来の受皿状のプランターの載置台Ａによれば、確かに、プランターＣから水が漏れても、床面Ｂを濡らすことは防止できるが、載置台Ａの下面が床面Ｂに直接接触しているので、載置台Ａの下になった床面Ｂが蒸れてしまうという問題がある。

【０００４】そこで、本考案においては、床面が蒸れることを防止できるプランターの載置台を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案にかかるプランターの載置台においては、略長方形で受皿状のプランター載置部の下面に、前記プランター載置部を床面から離間して支持する脚部材を凸設するという手段を講じた。

【０００６】

【作用】

上記手段を講じたので、略長方形で受皿状のプランター載置部の下面は脚部材によって床面から離間して支持される。よって、プランター載置部と床面との間には空間が形成されるので、プランター載置部の下面と床面との間の空間には湿気はこもらない。

【０００７】

【実施例】

以下に、本考案にかかるプランターの載置台を、その実施例を示した図面に基づいて詳細に説明する。図１は本実施例のプランターの載置台の斜視図、図２はその使用状態の斜視図である。

【０００８】斜視図での説明図１において、１はプランターの載置台であり、受皿状のプランター載置部２の下面には、下側に突出して一体成形された２ヵ所の脚部材３Ａ，３Ｂが凸設されている。使用状態においては、図２に示したように、前記プランター載置部２に、チューリップ等の花卉類を植えたプランター４を載置する。

【０００９】側面図での説明図３に示したように、プランター４はプランターの載置台１のプランター載置部２に載せられ、このプランター載置部２は脚部材３Ａ，３Ｂによって床面５から浮いた状態で支持され、床面５との間に空間が形成されている。よって、プランターの載置台１のプランター載置部２の下面に水滴等が付着しても、床面を湿らすことはない。また、プランター載置部２の下面は自然に換気されるので、床面５が蒸れることはない。

【００１０】また、床面５から若干高い位置にプランター４が位置するので、高級感が得られるという効果を奏する。

【００１１】６面図での説明プランターの載置台１の正面図を表した図４に示されているように、プランターの載置台１のプランター載置部２の下面には、二つの脚部材３Ａ，３Ｂが下方に凸設されている。プランターの載置台１の平面図を表した図５に示されているように、プランターの載置台１のプランター載置部２には、二つの脚部材３Ａ，３Ｂが下方に凸設されているので、二つの凹部３Ｃ，３Ｄが形成されている。

【００１２】プランターの載置台１の底面図を表した図６に示されているように、プランターの載置台１のプランター載置部２の下面には、二つの脚部材３Ａ，３Ｂが凸設されるとともに、プランター載置部２のたわみ等の変形を防ぐために補強リブ構造２１，２２，２３が形成されている。プランターの載置台１の側面図を表した図７に示されているように、プランターの載置台１のプランター載置部２の下面には、二つの脚部材３Ａ，３Ｂが下方に凸設されている。

【００１３】プランターの載置台１の正面断面図を表した図８に示されているように、プランターの載置台１のプランター載置部２には、二つの凹部３Ｃ，３Ｄが形成されているので、プランターの底面の水抜き孔から滲みでた水は、凹部３Ｃ，３Ｄに溜まる。

【００１４】作用効果図３，図８に示したように、プランターの底面の水抜き孔から滲みでた水はプランターの載置台１の内側の凹部３Ｃ，３Ｄに溜まり、床面を湿らすことはない。また、床面５とプランターの載置台１の底面との間に、空間が形成されるので、床面は常に換気されて蒸れることはないという効果が得られる。

【００１５】また、図２，図３，図８に示したように、プランターの載置台１は床面より脚部材の高さの分だけ高くなるので、高級感に優れた美観を呈するという効果も得られる。

【００１６】ああでもこうでもなお、脚部材は、２ヵ所に限らず、３ヵ所以上でもよい。また、プランター４に代えて、丸い植木鉢を数個載せてもよい。

【００１７】

【考案の効果】

以上のように、本考案のプランターの載置台によれば、プランター載置部と床面との間に空間が形成されることにより、プランター載置部の下面と床面との間の空間には湿気はこもらないので、床面が蒸れることを防止するという効果が得られる。

【００１８】加えて、プランターは床面から少し離れた状態になるので、床面からある程度の高さが与えられ、優れた美観を呈するという効果も得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかるプランターの載置台の斜視図で
ある。

【図２】前記プランターの載置台の使用状態の斜視図で
ある。

【図３】前記プランターの載置台の使用状態の正面図で
ある。

【図４】前記プランターの載置台の正面図である。

【図５】前記プランターの載置台の平面図である。

【図６】前記プランターの載置台の底面図である。

【図７】前記プランターの載置台の側面図である。

【図８】前記プランターの載置台の正面断面図である。

【図９】従来のプランターの載置台の使用状態の正面図
である。

【符号の説明】

１プランターの載置台２プランター載置部３Ａ脚部材３Ｂ脚部材４プランター５床面

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】略長方形で受皿状のプランター載置部の下
面に、前記プランター載置部を床面から離間して支持す
る脚部材を凸設したことを特徴とするプランターの載置
台。