JPH0718504A - 作業手袋 - Google Patents
作業手袋Info
- Publication number
- JPH0718504A JPH0718504A JP18353793A JP18353793A JPH0718504A JP H0718504 A JPH0718504 A JP H0718504A JP 18353793 A JP18353793 A JP 18353793A JP 18353793 A JP18353793 A JP 18353793A JP H0718504 A JPH0718504 A JP H0718504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove
- air
- blower
- finger
- finger bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gloves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、耐水性の作業手袋であって、手のむ
れを除去して、使用後に容易に取り外すことができる手
袋を提供することを目的とする。 【構成】手袋1の主部を通って指袋4に通じる空気の送
風通路が設けられ、この送風通路は、手袋の主部よりも
基部2寄りの位置に設けられた単一の送風口8から、途
中で分岐して指袋4まで通じており、前記送風通路から
手袋の内部に通じる排気孔10が少なくとも指袋4には
設けられている。
れを除去して、使用後に容易に取り外すことができる手
袋を提供することを目的とする。 【構成】手袋1の主部を通って指袋4に通じる空気の送
風通路が設けられ、この送風通路は、手袋の主部よりも
基部2寄りの位置に設けられた単一の送風口8から、途
中で分岐して指袋4まで通じており、前記送風通路から
手袋の内部に通じる排気孔10が少なくとも指袋4には
設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業手袋に関し、例えば
食品加工業者が使用するもののほか、医療用あるいは炊
事や洗濯のための家庭用の耐水性作業手袋に関する。
食品加工業者が使用するもののほか、医療用あるいは炊
事や洗濯のための家庭用の耐水性作業手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の耐水性作業手袋は薄い合成樹脂や
ゴムなどで形成され、その基部に手の挿入口が設けら
れ、その先に5個の指袋が設けられており、使用時には
挿入口から手を差し込んで各指をそれぞれの指袋に挿入
し、使用後は指袋の先端を摘みながらそれを引っ張って
手袋を外していた。
ゴムなどで形成され、その基部に手の挿入口が設けら
れ、その先に5個の指袋が設けられており、使用時には
挿入口から手を差し込んで各指をそれぞれの指袋に挿入
し、使用後は指袋の先端を摘みながらそれを引っ張って
手袋を外していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の耐水性手袋は上
述のごとき構成であり、使用中に汗によって手袋の内部
がむれ、使用後に手袋を手から外そうとしても、手袋の
内面と手とが密着して容易に外すことができなかった。
また、手術などで長時間使用するときは、手袋の内部が
汗で充満し、使用者に不快感を与えていた。本発明は、
従来品のこのような欠点を除去し、使用後に容易に手か
ら外すことができ、しかも使用が長時間によって手袋の
内部がむれたときは、手袋を手につけたままそのむれを
排除することができる耐水性手袋を提供することを目的
とする。
述のごとき構成であり、使用中に汗によって手袋の内部
がむれ、使用後に手袋を手から外そうとしても、手袋の
内面と手とが密着して容易に外すことができなかった。
また、手術などで長時間使用するときは、手袋の内部が
汗で充満し、使用者に不快感を与えていた。本発明は、
従来品のこのような欠点を除去し、使用後に容易に手か
ら外すことができ、しかも使用が長時間によって手袋の
内部がむれたときは、手袋を手につけたままそのむれを
排除することができる耐水性手袋を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、手袋の
主部を通って指袋に通じる空気の送風通路が設けられ、
この送風通路は、手袋の主部よりも基部寄りの位置に設
けられた単一の送風口から、途中で分岐して指袋まで通
じており、前記送風通路から手袋の内部に通じる排気孔
が少なくとも指袋には設けられていることを特徴とす
る。ここで、手袋の主部とは、指袋の付け根と手首の間
に介在する広い部分をさしている。
主部を通って指袋に通じる空気の送風通路が設けられ、
この送風通路は、手袋の主部よりも基部寄りの位置に設
けられた単一の送風口から、途中で分岐して指袋まで通
じており、前記送風通路から手袋の内部に通じる排気孔
が少なくとも指袋には設けられていることを特徴とす
る。ここで、手袋の主部とは、指袋の付け根と手首の間
に介在する広い部分をさしている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。手袋1は薄い合成樹脂やゴムなどの耐水性のある材
料で形成されている。手袋1は、それを手に着けたとき
にその基部2が手首に当たる程度の短いものに限られ
ず、基部2が肘まで延びているか、あるいは腕の全長に
わたる長いものも含まれる。手袋1の基部2に、手を手
袋に差し入れるための挿入口3が設けられ、手袋1の先
方は5個の指袋4に分岐している。手袋1の甲側には、
空気の送風通路を形成するために、送風シ−ト5が接合
され、送風通路は手袋の甲側に設けられている。なお、
本発明の送風通路はこの実施例に限定されることはな
く、手袋の甲側と手の平側の両面に設けてもよく、手の
平側のみに設けてもよい。
る。手袋1は薄い合成樹脂やゴムなどの耐水性のある材
料で形成されている。手袋1は、それを手に着けたとき
にその基部2が手首に当たる程度の短いものに限られ
ず、基部2が肘まで延びているか、あるいは腕の全長に
わたる長いものも含まれる。手袋1の基部2に、手を手
袋に差し入れるための挿入口3が設けられ、手袋1の先
方は5個の指袋4に分岐している。手袋1の甲側には、
空気の送風通路を形成するために、送風シ−ト5が接合
され、送風通路は手袋の甲側に設けられている。なお、
本発明の送風通路はこの実施例に限定されることはな
く、手袋の甲側と手の平側の両面に設けてもよく、手の
平側のみに設けてもよい。
【0006】送風シ−ト5は、基本形状が手袋1の形状
にやや似て、指袋に該当する部分を細くし、基部付近の
部分を同様に細くした形状をなしており、手袋の甲側に
当てられている。その送風シ−ト5の縁部は送風シ−ト
基端部6を残して全周にわたり手袋1の甲側面と接合さ
れている。したがって、手袋1の甲側面と送風シ−ト5
との間には空部が形成され、これが空気の送風通路7と
なっている。また、送風シ−ト基端部6からは送風通路
7と通じる管が突出し、これが送風口8となっている。
手袋がこの実施例よりも長く肘まで延びているときは、
送風口8は基部2に設けてもよく、あるいは手首の位置
に設けてもよい。手袋が腕の全長にわたるほど長いとき
は、送風口8は手首の位置に設けることが好ましい。な
お、送風シ−ト5の材料は手袋1と同じものが使用され
るが、これに限定されるものではなく、他の排水性のあ
る柔軟な薄い材料で、手袋と接合可能であればどの材料
でも差し支えない。
にやや似て、指袋に該当する部分を細くし、基部付近の
部分を同様に細くした形状をなしており、手袋の甲側に
当てられている。その送風シ−ト5の縁部は送風シ−ト
基端部6を残して全周にわたり手袋1の甲側面と接合さ
れている。したがって、手袋1の甲側面と送風シ−ト5
との間には空部が形成され、これが空気の送風通路7と
なっている。また、送風シ−ト基端部6からは送風通路
7と通じる管が突出し、これが送風口8となっている。
手袋がこの実施例よりも長く肘まで延びているときは、
送風口8は基部2に設けてもよく、あるいは手首の位置
に設けてもよい。手袋が腕の全長にわたるほど長いとき
は、送風口8は手首の位置に設けることが好ましい。な
お、送風シ−ト5の材料は手袋1と同じものが使用され
るが、これに限定されるものではなく、他の排水性のあ
る柔軟な薄い材料で、手袋と接合可能であればどの材料
でも差し支えない。
【0007】送風シ−ト5の指先部分9は、手袋の指袋
4の先端付近まで届いており、その指先部分9に該当す
る各指袋4の先方部分にはそれぞれ三個ずつの排気孔1
0が設けられている。したがって、送風口8から送風通
路7を通って送風シ−トの指先部分9まで送られてきた
空気は、この排気孔10から指袋4内に排出される。送
風口8から空気を送る方法は、その送風口8を口でくわ
えて息を吹き出す。あるいは、送風口8を送風機に接続
することによって空気を送り出してもよく、作業中に継
続して送風する必要があるときには、この機械的方法に
よって送風すると便利である。
4の先端付近まで届いており、その指先部分9に該当す
る各指袋4の先方部分にはそれぞれ三個ずつの排気孔1
0が設けられている。したがって、送風口8から送風通
路7を通って送風シ−トの指先部分9まで送られてきた
空気は、この排気孔10から指袋4内に排出される。送
風口8から空気を送る方法は、その送風口8を口でくわ
えて息を吹き出す。あるいは、送風口8を送風機に接続
することによって空気を送り出してもよく、作業中に継
続して送風する必要があるときには、この機械的方法に
よって送風すると便利である。
【0008】図4乃至図6は本発明の他の実施例を示す
ものであって、送風シ−ト5が手袋と同じ形状をなして
いる。すなわち、手袋の形状をした薄い合成樹脂のシ−
トを三枚重ねて、その周囲を接合したものである。ただ
し、それらの基部は接合されていない。手を挿入するた
めの挿入口及び送風口を形成するためである。上述の実
施例と異なり、排気孔5は手袋の指袋のみならず、手袋
の主部にも多数設けられている。また、排気孔5の形状
は円形でもよく、細長い形状であってもよく、あるいは
これらの組み合わせであってもよい。送風口は、手袋の
基部の断面のままの幅の広いものであってもよく、この
場合の送風方法は送風機による機械的方法が好ましい。
また、送風口の中央に管を取付けてその両側の開放部分
をふさぎ、管を送風口として口で息を送り込む方法がと
られるものであってもよい。
ものであって、送風シ−ト5が手袋と同じ形状をなして
いる。すなわち、手袋の形状をした薄い合成樹脂のシ−
トを三枚重ねて、その周囲を接合したものである。ただ
し、それらの基部は接合されていない。手を挿入するた
めの挿入口及び送風口を形成するためである。上述の実
施例と異なり、排気孔5は手袋の指袋のみならず、手袋
の主部にも多数設けられている。また、排気孔5の形状
は円形でもよく、細長い形状であってもよく、あるいは
これらの組み合わせであってもよい。送風口は、手袋の
基部の断面のままの幅の広いものであってもよく、この
場合の送風方法は送風機による機械的方法が好ましい。
また、送風口の中央に管を取付けてその両側の開放部分
をふさぎ、管を送風口として口で息を送り込む方法がと
られるものであってもよい。
【発明の効果】本発明は以上ような構成であって、手袋
の主部甲側を通って指袋の甲側部に通じる空気の送風通
路が設けられ、この送風通路は、手袋の主部甲側よりも
基部寄りの位置に設けられた単一の送風口から、途中で
分岐して指袋まで通じており、前記送風通路から手袋の
内部に通じる排気孔が少なくとも指袋には設けられてい
る。したがって、送風口8から空気を送ると、送風通路
7及び排気孔10を通って空気が手袋内に排出され、汗
によって密着していた手と手袋にすき間をつくるから、
手袋を容易に手から外すことができる。また、使用中に
空気を送れば、手袋内がむれることを防止できる。特
に、機械的に送風すれば比較的乾燥した空気を送るの
で、手袋内を効果的に乾燥させることができる。
の主部甲側を通って指袋の甲側部に通じる空気の送風通
路が設けられ、この送風通路は、手袋の主部甲側よりも
基部寄りの位置に設けられた単一の送風口から、途中で
分岐して指袋まで通じており、前記送風通路から手袋の
内部に通じる排気孔が少なくとも指袋には設けられてい
る。したがって、送風口8から空気を送ると、送風通路
7及び排気孔10を通って空気が手袋内に排出され、汗
によって密着していた手と手袋にすき間をつくるから、
手袋を容易に手から外すことができる。また、使用中に
空気を送れば、手袋内がむれることを防止できる。特
に、機械的に送風すれば比較的乾燥した空気を送るの
で、手袋内を効果的に乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の正面図
【図2】 図1のA−A断面図
【図3】 図1のB−B断面図
【図4】 本発明の他の実施例の正面図
【図5】 図4のC−C断面図
【図6】 図4のD−D断面図
1 手袋 2 基部 3 挿入口 4 指袋
5 送風シ−ト 6 シ−ト基端部 7 送風通路 8 送風口
9 シ−トの指先部分 10 排気孔
5 送風シ−ト 6 シ−ト基端部 7 送風通路 8 送風口
9 シ−トの指先部分 10 排気孔
Claims (1)
- 【請求項1】 各指ごとの指袋を有する耐水性手袋であ
って、手袋の主部を通って指袋に通じる空気の送風通路
が設けられ、この送風通路は、手袋の主部よりも基部寄
りの位置に設けられた単一の送風口から、途中で分岐し
て指袋まで通じており、前記送風通路から手袋の内部に
通じる排気孔が少なくとも指袋には設けられていること
を特徴とする作業手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18353793A JPH0718504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 作業手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18353793A JPH0718504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 作業手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718504A true JPH0718504A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16137565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18353793A Pending JPH0718504A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 作業手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718504A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1332687A1 (en) * | 2002-02-05 | 2003-08-06 | Gray Matter Holdings LLC | Hand covering |
KR102143059B1 (ko) * | 2019-02-12 | 2020-08-10 | 홍순옥 | 고무 장갑 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18353793A patent/JPH0718504A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1332687A1 (en) * | 2002-02-05 | 2003-08-06 | Gray Matter Holdings LLC | Hand covering |
US7103919B2 (en) | 2002-02-05 | 2006-09-12 | 180S, Inc. | Hand covering |
KR102143059B1 (ko) * | 2019-02-12 | 2020-08-10 | 홍순옥 | 고무 장갑 |
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