JPH0718499A - 電解メッキ装置 - Google Patents
電解メッキ装置Info
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- JPH0718499A JPH0718499A JP5166622A JP16662293A JPH0718499A JP H0718499 A JPH0718499 A JP H0718499A JP 5166622 A JP5166622 A JP 5166622A JP 16662293 A JP16662293 A JP 16662293A JP H0718499 A JPH0718499 A JP H0718499A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被メッキ物の面内及び被メッキ物ごとに均一
なメッキ厚を得る。 【構成】 被メッキ物1との接触面積が大きい形状の電
極2を備える。また、被メッキ物の面内だけでなく被メ
ッキ物1間のメッキの均一性を得るために、電極2に圧
力により変形する物質5,6および8を有する電極ホル
ダ7を設ける。さらに、被メッキ物1面内の電気抵抗を
下げるために、被メッキ物1に金属薄膜からなる第1の
導電層9を形成し、さらに金属膜からなる網目状の第2
の導電層10を形成する。 【効果】 被メッキ物の、電極の近傍と電極の遠方との
メッキ厚が均一になる。
なメッキ厚を得る。 【構成】 被メッキ物1との接触面積が大きい形状の電
極2を備える。また、被メッキ物の面内だけでなく被メ
ッキ物1間のメッキの均一性を得るために、電極2に圧
力により変形する物質5,6および8を有する電極ホル
ダ7を設ける。さらに、被メッキ物1面内の電気抵抗を
下げるために、被メッキ物1に金属薄膜からなる第1の
導電層9を形成し、さらに金属膜からなる網目状の第2
の導電層10を形成する。 【効果】 被メッキ物の、電極の近傍と電極の遠方との
メッキ厚が均一になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造に
用いられる電解メッキ装置に関するものである。
用いられる電解メッキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の電界メッキ装置におけ
る被メッキ物に電流を流す電極部分を示す図であり、図
11は従来の電界メッキ装置の動作を示す図である。図
において、1は全面にAu等からなる厚さ2000オン
グストローム程度の導電層(給電層)を設けた、直径3
インチ,厚さ600μmの被メッキ物(ウエハ)、2は
ウエハ1に電流を供給する、テフロンで被覆された3本
の電極(陰極電極)、3は電極2とウエハ1との接触を
容易にするために、ウエハ1に選択メッキを行なうため
にパターニングしたレジストに設けた、大きさ9mm2
の非被覆部、4はウエハ1に電流を供給する電源、12
は被覆でおおわれた電極2の被覆を取り除いた先端部、
16は電解槽、17は硫酸銅等のメッキ液、18は陽極
電極である。
る被メッキ物に電流を流す電極部分を示す図であり、図
11は従来の電界メッキ装置の動作を示す図である。図
において、1は全面にAu等からなる厚さ2000オン
グストローム程度の導電層(給電層)を設けた、直径3
インチ,厚さ600μmの被メッキ物(ウエハ)、2は
ウエハ1に電流を供給する、テフロンで被覆された3本
の電極(陰極電極)、3は電極2とウエハ1との接触を
容易にするために、ウエハ1に選択メッキを行なうため
にパターニングしたレジストに設けた、大きさ9mm2
の非被覆部、4はウエハ1に電流を供給する電源、12
は被覆でおおわれた電極2の被覆を取り除いた先端部、
16は電解槽、17は硫酸銅等のメッキ液、18は陽極
電極である。
【0003】次に動作について説明する。まず、ウエハ
1上にAu等の金属を蒸着あるいはスパッタすることに
より厚さ2000オングストローム程度の薄い導電層を
形成する。次にその上に選択メッキを行うために写真製
版に必要なレジストを塗布し、写真製版により選択的な
メッキパターンを形成する。次に上記電極2とウエハ1
との接触を容易にするためにレジスト非被覆部3をウエ
ハ1の外縁部に沿って設ける。こののち電極2をレジス
ト非被覆部3上に載置し、図11に示すように、電極2
を載置したウエハ1を電解槽16内のメッキ液17に浸
し、電源4からウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
所望のメッキを成長させる。
1上にAu等の金属を蒸着あるいはスパッタすることに
より厚さ2000オングストローム程度の薄い導電層を
形成する。次にその上に選択メッキを行うために写真製
版に必要なレジストを塗布し、写真製版により選択的な
メッキパターンを形成する。次に上記電極2とウエハ1
との接触を容易にするためにレジスト非被覆部3をウエ
ハ1の外縁部に沿って設ける。こののち電極2をレジス
ト非被覆部3上に載置し、図11に示すように、電極2
を載置したウエハ1を電解槽16内のメッキ液17に浸
し、電源4からウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
所望のメッキを成長させる。
【0004】ここで、メッキ面積はウエハ1の被メッキ
部の面積の合計で算出するものであり、これには電極の
先端部12の表面積は含まれないので、メッキ時に電極
先端部12が直接メッキ液に触れると電極先端部12に
もメッキが成長し、電極先端部12の表面積がメッキ面
積に加算されて初期のメッキ面積とは異なることとな
り、ウエハ上に一定のメッキ面積が得られなくなり、さ
らに電極先端部12に成長するメッキの量は作業回数毎
に異なるために、ウエハ毎のメッキ厚の制御が困難にな
るという問題が生じる。
部の面積の合計で算出するものであり、これには電極の
先端部12の表面積は含まれないので、メッキ時に電極
先端部12が直接メッキ液に触れると電極先端部12に
もメッキが成長し、電極先端部12の表面積がメッキ面
積に加算されて初期のメッキ面積とは異なることとな
り、ウエハ上に一定のメッキ面積が得られなくなり、さ
らに電極先端部12に成長するメッキの量は作業回数毎
に異なるために、ウエハ毎のメッキ厚の制御が困難にな
るという問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッキ装置は以
上のように構成されており、ウエハ表面の全面に設けた
導電層は、被メッキ部以外の領域では除去されるために
厚さ2000オングストローム程度の薄膜で形成してい
るのでその電気的抵抗が大きく、これを用いてウエハ1
上にメッキを行ったとき、ウエハ1上の電極2近傍とこ
れより離れた地点とではメッキ時に流れる電流の電圧降
下の割合が異なるために形成されるメッキは電極2近傍
では厚く電極2から離れた点では薄くなり、ウエハ面内
のメッキの均一性が劣ることとなるので、ウエハ1全体
に所望の均一なメッキ厚を得るためにはメッキ時間を延
長しなければならず、ウエハのメッキ処理枚数が低下す
るという問題点があった。
上のように構成されており、ウエハ表面の全面に設けた
導電層は、被メッキ部以外の領域では除去されるために
厚さ2000オングストローム程度の薄膜で形成してい
るのでその電気的抵抗が大きく、これを用いてウエハ1
上にメッキを行ったとき、ウエハ1上の電極2近傍とこ
れより離れた地点とではメッキ時に流れる電流の電圧降
下の割合が異なるために形成されるメッキは電極2近傍
では厚く電極2から離れた点では薄くなり、ウエハ面内
のメッキの均一性が劣ることとなるので、ウエハ1全体
に所望の均一なメッキ厚を得るためにはメッキ時間を延
長しなければならず、ウエハのメッキ処理枚数が低下す
るという問題点があった。
【0006】また、メッキ時に電極先端部12が直接メ
ッキ液17に触れると電極先端部12にもメッキが成長
し、ウエハ上に所望のメッキ面積が得られなくなり、さ
らにウエハ毎に再現性よく均一なメッキ厚を得ることが
困難になるという問題点があった。
ッキ液17に触れると電極先端部12にもメッキが成長
し、ウエハ上に所望のメッキ面積が得られなくなり、さ
らにウエハ毎に再現性よく均一なメッキ厚を得ることが
困難になるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被メッキ物面内に均一な厚さの
メッキを再現性よく形成することのできる電解メッキ装
置を提供することを目的とする。
ためになされたもので、被メッキ物面内に均一な厚さの
メッキを再現性よく形成することのできる電解メッキ装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる電解メ
ッキ装置は、その先端部が被メッキ物の表面のレジスト
非被覆部に接触し、該先端部と該被メッキ物との接触面
積が大きい電極を備えたものである。
ッキ装置は、その先端部が被メッキ物の表面のレジスト
非被覆部に接触し、該先端部と該被メッキ物との接触面
積が大きい電極を備えたものである。
【0009】またこの発明は、上記電極を、ほぼ円形形
状である被メッキ物の外縁部より内側の環状の位置に対
応するよう、環状に形成された環状電極部を有するもの
としたものである。
状である被メッキ物の外縁部より内側の環状の位置に対
応するよう、環状に形成された環状電極部を有するもの
としたものである。
【0010】またこの発明は、上記電極として、その先
端部が上記被メッキ物の表面のレジスト非被覆部に接触
する少なくとも4本以上の棒状の電極を備えたものであ
る。
端部が上記被メッキ物の表面のレジスト非被覆部に接触
する少なくとも4本以上の棒状の電極を備えたものであ
る。
【0011】またこの発明は、上記電極を、該電極が載
置される上記被メッキ物の直径の長さをそれぞれ有する
2本の直線状の電極部からなる十字形の電極としたもの
である。
置される上記被メッキ物の直径の長さをそれぞれ有する
2本の直線状の電極部からなる十字形の電極としたもの
である。
【0012】またこの発明は、上記電極に、上記環状の
電極部を両側から挟むようにかつ環状電極部の先端部を
その下面より突出させるように保持する環状の電極ホル
ダを備え、その電極ホルダの下面に、電極ホルダに上方
から圧力を加えて電極先端部を円形の被メッキ物の表面
に接触させるとき、メッキ時に該突出した電極先端部に
メッキ液が接触しないように、変形して被メッキ物の表
面と密着する圧力変形物質を、電極先端部あるいはその
周囲に環状に設けているものである。
電極部を両側から挟むようにかつ環状電極部の先端部を
その下面より突出させるように保持する環状の電極ホル
ダを備え、その電極ホルダの下面に、電極ホルダに上方
から圧力を加えて電極先端部を円形の被メッキ物の表面
に接触させるとき、メッキ時に該突出した電極先端部に
メッキ液が接触しないように、変形して被メッキ物の表
面と密着する圧力変形物質を、電極先端部あるいはその
周囲に環状に設けているものである。
【0013】またこの発明は、上記電極に、該電極を両
側から挟むようにかつ該電極の先端部をその下面より突
出させるように保持する電極ホルダを備え、その電極ホ
ルダの下面に、該電極ホルダに上方から圧力を加えて該
電極先端部を該円形の被メッキ物の表面に接触させると
き、メッキ時に該突出した電極先端部にメッキ液が接触
しないように、変形して被メッキ物の表面と密着する圧
力変形物質を、電極先端部を囲んで、あるいは電極先端
部に設けているものである。
側から挟むようにかつ該電極の先端部をその下面より突
出させるように保持する電極ホルダを備え、その電極ホ
ルダの下面に、該電極ホルダに上方から圧力を加えて該
電極先端部を該円形の被メッキ物の表面に接触させると
き、メッキ時に該突出した電極先端部にメッキ液が接触
しないように、変形して被メッキ物の表面と密着する圧
力変形物質を、電極先端部を囲んで、あるいは電極先端
部に設けているものである。
【0014】またこの発明は、上記被メッキ物に、金属
薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜から
なる網目状の第2の導電層を形成して、メッキを行うも
のである。
薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜から
なる網目状の第2の導電層を形成して、メッキを行うも
のである。
【0015】
【作用】この発明においては、電極を、その被メッキ物
との接触面積が大きい形状のものとしたから、被メッキ
物面内に電流が均一に流れることとなり、被メッキ物上
に均一性の高いメッキを形成することができる。
との接触面積が大きい形状のものとしたから、被メッキ
物面内に電流が均一に流れることとなり、被メッキ物上
に均一性の高いメッキを形成することができる。
【0016】また、この発明においては、電極を保持す
る電極ホルダを備え、電極ホルダの下面の電極の先端部
の周囲あるいは電極の先端部に圧力により変形する物質
を設けたから、その圧力変形物質が被メッキ物の表面と
密着し、メッキ液が電極先端部に接触することを防止す
ることとなり、これにより被メッキ物毎に再現性よく安
定したメッキを行うことができる。
る電極ホルダを備え、電極ホルダの下面の電極の先端部
の周囲あるいは電極の先端部に圧力により変形する物質
を設けたから、その圧力変形物質が被メッキ物の表面と
密着し、メッキ液が電極先端部に接触することを防止す
ることとなり、これにより被メッキ物毎に再現性よく安
定したメッキを行うことができる。
【0017】また、この発明においては、被メッキ物
に、金属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金
属膜からなる網目状の第2の導電層を形成して、メッキ
を行うから、被メッキ物の電気抵抗の面内分布が緩和さ
れて面内に電流が均一に流れることとなり、被メッキ物
の上に均一なメッキ厚を得ることができる。
に、金属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金
属膜からなる網目状の第2の導電層を形成して、メッキ
を行うから、被メッキ物の電気抵抗の面内分布が緩和さ
れて面内に電流が均一に流れることとなり、被メッキ物
の上に均一なメッキ厚を得ることができる。
【0018】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例による電解メッキ装
置の電極構造を示す図であり、図1(a) はその斜視図、
図1(b) は、その電極構造を被メッキ物側からみた図、
図1(c) は図1(b) のIc−Ic断面における断面図で
ある。図において、1は直径3インチの円形の被メッキ
物(ここではウエハを示す)であり、ウエハ1上には、
選択的にメッキを行うために写真製版に必要なレジスト
が塗布され、写真製版により選択的なメッキパターンが
形成されている。2aはPt等からなり、その表面をテ
フロンでコーティングされた、直径70mm、高さ5m
m、厚さ0.5〜1mmの環状電極部、12は環状電極
部2aの先端を高さ0.5mm程度まで被覆を取り除い
た電極の先端部、2bはPt,Cu等からなる環状電極
部2aの引き出し部、3は電極2とウエハ1との接触を
容易にするためにウエハ1の外形に沿って設けられた、
幅2mm以下のレジスト非被覆部、4は電極2を通して
ウエハ1に電流を供給する電源である。
する。図1は、この発明の一実施例による電解メッキ装
置の電極構造を示す図であり、図1(a) はその斜視図、
図1(b) は、その電極構造を被メッキ物側からみた図、
図1(c) は図1(b) のIc−Ic断面における断面図で
ある。図において、1は直径3インチの円形の被メッキ
物(ここではウエハを示す)であり、ウエハ1上には、
選択的にメッキを行うために写真製版に必要なレジスト
が塗布され、写真製版により選択的なメッキパターンが
形成されている。2aはPt等からなり、その表面をテ
フロンでコーティングされた、直径70mm、高さ5m
m、厚さ0.5〜1mmの環状電極部、12は環状電極
部2aの先端を高さ0.5mm程度まで被覆を取り除い
た電極の先端部、2bはPt,Cu等からなる環状電極
部2aの引き出し部、3は電極2とウエハ1との接触を
容易にするためにウエハ1の外形に沿って設けられた、
幅2mm以下のレジスト非被覆部、4は電極2を通して
ウエハ1に電流を供給する電源である。
【0019】本実施例1の電解メッキ装置は、その電極
構造、即ち電極2の構成を、円形のウエハ1の外縁部よ
り内側の環状の位置に対応するよう、環状に形成された
環状電極部2aと、該環状電極部2aの上端位置の4箇
所にて、これに固定接続された4本の棒状電極引き出し
部2bとを有する構成としたものであり、これにより電
極とウエハとの接触面積を大きくしたものとなってい
る。
構造、即ち電極2の構成を、円形のウエハ1の外縁部よ
り内側の環状の位置に対応するよう、環状に形成された
環状電極部2aと、該環状電極部2aの上端位置の4箇
所にて、これに固定接続された4本の棒状電極引き出し
部2bとを有する構成としたものであり、これにより電
極とウエハとの接触面積を大きくしたものとなってい
る。
【0020】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、まずウエハ1に写真製版に必要なレジ
ストを塗布し、写真製版により選択的なメッキパターン
を形成し、さらにメッキ電極2とウエハ1との接触を容
易にするためにウエハ1の外形に沿って環状にレジスト
非11部3を設ける。こののち、環状電極部2aをウエ
ハ1のレジスト非被覆部3上に載置し、図11の従来例
と同様に、電極2を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッ
キ液17に浸し、電源4から電極2およびレジスト非被
覆部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
メッキを成長させる。
ッキを行う場合、まずウエハ1に写真製版に必要なレジ
ストを塗布し、写真製版により選択的なメッキパターン
を形成し、さらにメッキ電極2とウエハ1との接触を容
易にするためにウエハ1の外形に沿って環状にレジスト
非11部3を設ける。こののち、環状電極部2aをウエ
ハ1のレジスト非被覆部3上に載置し、図11の従来例
と同様に、電極2を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッ
キ液17に浸し、電源4から電極2およびレジスト非被
覆部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
メッキを成長させる。
【0021】このように本実施例1による電解メッキ装
置では、ウエハ1の環状のレジスト非被覆部3に沿って
環状電極部2aを設けて電極とウエハとの接触面積を大
きくしたので、ウエハ面内に均一に電流を供給すること
ができ、これによりウエハ1上に均一性の高い厚さのメ
ッキを成長させることができる。
置では、ウエハ1の環状のレジスト非被覆部3に沿って
環状電極部2aを設けて電極とウエハとの接触面積を大
きくしたので、ウエハ面内に均一に電流を供給すること
ができ、これによりウエハ1上に均一性の高い厚さのメ
ッキを成長させることができる。
【0022】また本実施例1においては、ウエハ1の外
縁部にそって環状の電極部2aを備えたので、ウエハ1
上の外縁部で厚く中心部で薄い、同心円状の厚さ分布で
メッキを形成することができる。
縁部にそって環状の電極部2aを備えたので、ウエハ1
上の外縁部で厚く中心部で薄い、同心円状の厚さ分布で
メッキを形成することができる。
【0023】実施例2.図2は、この発明の第2の実施
例によるメッキ装置の電極構造を示す斜視図である。図
2において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
し、14はPt等からなり、その表面をテフロンでコー
ティングした、直径1mmの棒状の電極である。本実施
例2では、レジスト非被覆部3を、ウエハ1上の外周の
8箇所の位置の、棒状の電極14を当接させようとする
箇所に、各々9mm2 以下の面積にて形成している。
例によるメッキ装置の電極構造を示す斜視図である。図
2において、図1と同一符号は同一または相当部分を示
し、14はPt等からなり、その表面をテフロンでコー
ティングした、直径1mmの棒状の電極である。本実施
例2では、レジスト非被覆部3を、ウエハ1上の外周の
8箇所の位置の、棒状の電極14を当接させようとする
箇所に、各々9mm2 以下の面積にて形成している。
【0024】上記実施例1の電解メッキ装置の電極構造
の構成では、ウエハ1の外縁部に沿った形状の電極2を
備え、これにより、電極と、ウエハとの接触面積を大き
くするようにしたものであるが、本実施例2の電解メッ
キ装置の電極構造の構成では、図2に示すように、電極
として8本の棒状の電極14を設け、これにより、図1
0の従来の電解メッキ装置より、電極と、ウエハとの接
触面積を大きくしたものである。
の構成では、ウエハ1の外縁部に沿った形状の電極2を
備え、これにより、電極と、ウエハとの接触面積を大き
くするようにしたものであるが、本実施例2の電解メッ
キ装置の電極構造の構成では、図2に示すように、電極
として8本の棒状の電極14を設け、これにより、図1
0の従来の電解メッキ装置より、電極と、ウエハとの接
触面積を大きくしたものである。
【0025】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、上記実施例1と同様にウエハ1に選択
的なメッキパターンを形成し、さらに上記棒状の電極1
4とウエハ1との接触を容易にするためにレジスト非被
覆部3をウエハ1の外縁部に沿って設ける。こののち、
8本の棒状の電極14をウエハ1のレジスト非被覆部3
上に載置し、図11の従来例と同様に、棒状の電極14
を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸し、
電源4から棒状の電極14およびレジスト非被覆部3を
介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上にメッキを
成長させる。
ッキを行う場合、上記実施例1と同様にウエハ1に選択
的なメッキパターンを形成し、さらに上記棒状の電極1
4とウエハ1との接触を容易にするためにレジスト非被
覆部3をウエハ1の外縁部に沿って設ける。こののち、
8本の棒状の電極14をウエハ1のレジスト非被覆部3
上に載置し、図11の従来例と同様に、棒状の電極14
を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸し、
電源4から棒状の電極14およびレジスト非被覆部3を
介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上にメッキを
成長させる。
【0026】このように本実施例2による電解メッキ装
置では、電極としてウエハ1の外周に沿って8本の棒状
の電極14を設けて、電極とウエハとの接触面積を大き
くしたので、上記実施例1と同様に、ウエハ1上に均一
性の高い厚さのメッキを成長させることができる効果が
得られる。
置では、電極としてウエハ1の外周に沿って8本の棒状
の電極14を設けて、電極とウエハとの接触面積を大き
くしたので、上記実施例1と同様に、ウエハ1上に均一
性の高い厚さのメッキを成長させることができる効果が
得られる。
【0027】また、従来のメッキ装置では形成されるメ
ッキは電極部を中心に厚くなるのに対して、本実施例2
を用いた場合、棒状の電極14の数を増やすにしたが
い、ウエハ1上の外縁部で厚く中心部で薄い、同心円状
の厚さ分布でメッキを形成することができる。
ッキは電極部を中心に厚くなるのに対して、本実施例2
を用いた場合、棒状の電極14の数を増やすにしたが
い、ウエハ1上の外縁部で厚く中心部で薄い、同心円状
の厚さ分布でメッキを形成することができる。
【0028】なお、本実施例2においてはウエハ1のレ
ジスト非被覆部3および棒状の電極14をウエハ1の外
周に沿って配置したが、このレジスト非被覆部3および
棒状の電極14を設ける位置とその数はメッキしようと
する被メッキ物の面積により適宜設定すればよく、特に
広い面積のメッキを行う場合に本実施例2の電解メッキ
装置を有効に用いることができる。
ジスト非被覆部3および棒状の電極14をウエハ1の外
周に沿って配置したが、このレジスト非被覆部3および
棒状の電極14を設ける位置とその数はメッキしようと
する被メッキ物の面積により適宜設定すればよく、特に
広い面積のメッキを行う場合に本実施例2の電解メッキ
装置を有効に用いることができる。
【0029】実施例3.図3はこの発明の第3の実施例
による電解メッキ装置の電極構造を示す斜視図である。
図3において、図1と同一符号は同一または相当部分を
示し、15はPt等からなり、その表面をテフロンでコ
ーティングした、高さ5mm、厚さ0.5〜1mmの、
ウエハ1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部か
らなる十字形の電極である。本実施例3ではレジスト非
被覆部3を幅2mm以下で、ウエハ1上の十字形の電極
15に対応する領域に設けている。
による電解メッキ装置の電極構造を示す斜視図である。
図3において、図1と同一符号は同一または相当部分を
示し、15はPt等からなり、その表面をテフロンでコ
ーティングした、高さ5mm、厚さ0.5〜1mmの、
ウエハ1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部か
らなる十字形の電極である。本実施例3ではレジスト非
被覆部3を幅2mm以下で、ウエハ1上の十字形の電極
15に対応する領域に設けている。
【0030】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、上記実施例1および2と同様に、ウエ
ハ1にメッキパターンを形成し、のちに載置される十字
形の電極15にあわせてレジスト非被覆部3を形成す
る。こののち、十字形の電極15をウエハ1のレジスト
非被覆部3上に載置し、図11の従来例と同様に、電極
15を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸
し、電源4から十字形の電極15およびレジスト非被覆
部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上にメ
ッキを成長させる。
ッキを行う場合、上記実施例1および2と同様に、ウエ
ハ1にメッキパターンを形成し、のちに載置される十字
形の電極15にあわせてレジスト非被覆部3を形成す
る。こののち、十字形の電極15をウエハ1のレジスト
非被覆部3上に載置し、図11の従来例と同様に、電極
15を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸
し、電源4から十字形の電極15およびレジスト非被覆
部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上にメ
ッキを成長させる。
【0031】このように本実施例3においては、ウエハ
1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部からなる
十字形の電極を備えたので、ウエハ1への電気供給をそ
の外縁部のみならず中心部においても均一にすることが
でき、これによりウエハの中心部においても均一性の高
い厚さのメッキを成長させることができる。
1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部からなる
十字形の電極を備えたので、ウエハ1への電気供給をそ
の外縁部のみならず中心部においても均一にすることが
でき、これによりウエハの中心部においても均一性の高
い厚さのメッキを成長させることができる。
【0032】実施例4.図4は、この発明の第4の実施
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
4(a) はその斜視図、図4(b) は、その電極構造をウエ
ハ1側からみた図、図4(c) は図4(b) のIVc−IVc断
面における断面図である。図において、図1と同一符号
は同一または相当部分を示し、5は直径68mmのシリ
コンゴム等のOリングからなる内側圧力変形物質、6は
直径72mmのシリコンゴム等のOリングからなる外側
圧力変形物質、7はテフロン,塩化ビニール等からな
る、幅10mm程度の環状の電極ホルダである。
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
4(a) はその斜視図、図4(b) は、その電極構造をウエ
ハ1側からみた図、図4(c) は図4(b) のIVc−IVc断
面における断面図である。図において、図1と同一符号
は同一または相当部分を示し、5は直径68mmのシリ
コンゴム等のOリングからなる内側圧力変形物質、6は
直径72mmのシリコンゴム等のOリングからなる外側
圧力変形物質、7はテフロン,塩化ビニール等からな
る、幅10mm程度の環状の電極ホルダである。
【0033】本実施例4の電解メッキ装置の電極構造の
構成では、上記実施例1の図1に示す構成に加えて、環
状の電極部2aを両側から挟むようにかつ電極の先端部
分12をその下面より突出させるように保持する、環状
の電極ホルダ7を備え、その電極ホルダ7の下面に、図
4(c) に示すように、電極ホルダ7に上方から圧力を加
えて電極先端部12をウエハ1の表面に圧着させると
き、変形してウエハ1の表面と密着する圧力変形物質
5,6を、電極先端部12の内側および外側に環状に設
け、これにより、電極先端部12にメッキ液17が触れ
ないようにしたものである。
構成では、上記実施例1の図1に示す構成に加えて、環
状の電極部2aを両側から挟むようにかつ電極の先端部
分12をその下面より突出させるように保持する、環状
の電極ホルダ7を備え、その電極ホルダ7の下面に、図
4(c) に示すように、電極ホルダ7に上方から圧力を加
えて電極先端部12をウエハ1の表面に圧着させると
き、変形してウエハ1の表面と密着する圧力変形物質
5,6を、電極先端部12の内側および外側に環状に設
け、これにより、電極先端部12にメッキ液17が触れ
ないようにしたものである。
【0034】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、上記実施例1と同様にウエハ1上にメ
ッキパターンを形成し、のちに載置される環状の電極部
2aにあわせてレジスト非被覆部3をウエハ1の外形に
沿って環状に設ける。こののち、図4(a) に示すよう
に、電極先端部12を含む電極ホルダ7をレジスト非被
覆部3上に載置し、この電極ホルダ7に上方から圧力を
加えて電極先端部12をウエハ1の表面に接触させると
ともに、電極先端部12の内側および外側に環状に設け
られた圧力変形物質5,6をレジスト非被覆部3の表面
と密着させる。この状態で図11に示す従来例と同様
に、ウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸すが、電極
ホルダ7の下面から突出してウエハ1と接触している電
極先端部12には、その内側および外側に設けられた圧
力変形物質5,6がウエハ1表面に密着しているため
に、メッキ液17が触れることがない。このあと電源4
から電極2およびレジスト非被覆部3を介してウエハ1
に電流を供給してウエハ1上にメッキを成長させる。
ッキを行う場合、上記実施例1と同様にウエハ1上にメ
ッキパターンを形成し、のちに載置される環状の電極部
2aにあわせてレジスト非被覆部3をウエハ1の外形に
沿って環状に設ける。こののち、図4(a) に示すよう
に、電極先端部12を含む電極ホルダ7をレジスト非被
覆部3上に載置し、この電極ホルダ7に上方から圧力を
加えて電極先端部12をウエハ1の表面に接触させると
ともに、電極先端部12の内側および外側に環状に設け
られた圧力変形物質5,6をレジスト非被覆部3の表面
と密着させる。この状態で図11に示す従来例と同様
に、ウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸すが、電極
ホルダ7の下面から突出してウエハ1と接触している電
極先端部12には、その内側および外側に設けられた圧
力変形物質5,6がウエハ1表面に密着しているため
に、メッキ液17が触れることがない。このあと電源4
から電極2およびレジスト非被覆部3を介してウエハ1
に電流を供給してウエハ1上にメッキを成長させる。
【0035】このように本実施例4においては、環状の
電極部2aに環状の電極ホルダ7を備え、その電極ホル
ダ7の下面に圧力変形物質5,6を電極先端部12の内
側および外側に環状に設けたから、ウエハ1をメッキ液
17に浸したとき圧力変形物質5,6がウエハ1表面に
密着して、従来のように電極先端部12にはメッキ液1
7が触れてメッキが成長するということがなく、このた
めウエハ毎に安定したメッキ厚を得ることができる。
電極部2aに環状の電極ホルダ7を備え、その電極ホル
ダ7の下面に圧力変形物質5,6を電極先端部12の内
側および外側に環状に設けたから、ウエハ1をメッキ液
17に浸したとき圧力変形物質5,6がウエハ1表面に
密着して、従来のように電極先端部12にはメッキ液1
7が触れてメッキが成長するということがなく、このた
めウエハ毎に安定したメッキ厚を得ることができる。
【0036】実施例5.図5は、この発明の第5の実施
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
5(a) はその電極構造をウエハ1側からみた図、図5
(b) は図5(a) のVc−Vc断面における断面図であ
る。図において、図4と同一符号は同一または相当部分
を示し、8は直径70mmのシリコンゴム等のOリング
からなる圧力変形物質である。
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
5(a) はその電極構造をウエハ1側からみた図、図5
(b) は図5(a) のVc−Vc断面における断面図であ
る。図において、図4と同一符号は同一または相当部分
を示し、8は直径70mmのシリコンゴム等のOリング
からなる圧力変形物質である。
【0037】上記実施例4の電解メッキ装置の電極構造
の構成では、環状の電極ホルダ7の下面の電極先端部1
2の内側および外側に、内側圧力変形物質5,外側変形
物質6と、2つの圧力変形物質を設け、これにより、電
極先端部12にメッキ液17が触れないようにしたもの
であるが、本実施例5の電解メッキ装置の電極構造の構
成では、図5(a) および図5(b) に示すように、環状の
電極ホルダ7の下面の電極先端部12に圧力変形物質8
を設け、これにより、電極先端部12にメッキ液17が
触れないようにしたものである。
の構成では、環状の電極ホルダ7の下面の電極先端部1
2の内側および外側に、内側圧力変形物質5,外側変形
物質6と、2つの圧力変形物質を設け、これにより、電
極先端部12にメッキ液17が触れないようにしたもの
であるが、本実施例5の電解メッキ装置の電極構造の構
成では、図5(a) および図5(b) に示すように、環状の
電極ホルダ7の下面の電極先端部12に圧力変形物質8
を設け、これにより、電極先端部12にメッキ液17が
触れないようにしたものである。
【0038】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、上記実施例4と同様に形成したウエハ
のレジスト非被覆部3上に環状の電極ホルダ7を載置
し、この電極ホルダ7に上方から圧力を加えて電極先端
部12をレジスト非被覆部3の表面に接触させるととも
に、電極先端部12に設けられた圧力変形物質8をレジ
スト非被覆部3の表面と密着させる。この状態で図11
に示す従来例と同様に、ウエハ1をメッキ液17に浸す
が、電極ホルダ7の下面から突出してウエハ1と接触し
ている電極先端部12には、このとき圧力変形物質8が
ウエハ1表面に密着していることにより、メッキ液17
が触れることがない。このあと上記実施例4と同様にウ
エハ1に電流を供給してウエハ1上にメッキを形成す
る。
ッキを行う場合、上記実施例4と同様に形成したウエハ
のレジスト非被覆部3上に環状の電極ホルダ7を載置
し、この電極ホルダ7に上方から圧力を加えて電極先端
部12をレジスト非被覆部3の表面に接触させるととも
に、電極先端部12に設けられた圧力変形物質8をレジ
スト非被覆部3の表面と密着させる。この状態で図11
に示す従来例と同様に、ウエハ1をメッキ液17に浸す
が、電極ホルダ7の下面から突出してウエハ1と接触し
ている電極先端部12には、このとき圧力変形物質8が
ウエハ1表面に密着していることにより、メッキ液17
が触れることがない。このあと上記実施例4と同様にウ
エハ1に電流を供給してウエハ1上にメッキを形成す
る。
【0039】このように本実施例5においては、上記実
施例4と同様、環状の電極部2aに環状の電極ホルダ7
を備え、その電極ホルダ7下面の電極先端部12に圧力
変形物質8を設けたから、上記実施例4と同様に、ウエ
ハ1をメッキ液17に浸したとき電極先端部12にはメ
ッキ液17が触れてメッキが成長するということがな
く、このためウエハ毎に安定したメッキ厚を得ることが
できる。また、本実施例5では圧力変形物質8を電極先
端部分12に設けるようにしたから、電極ホルダ7の幅
を小さくすることができる。
施例4と同様、環状の電極部2aに環状の電極ホルダ7
を備え、その電極ホルダ7下面の電極先端部12に圧力
変形物質8を設けたから、上記実施例4と同様に、ウエ
ハ1をメッキ液17に浸したとき電極先端部12にはメ
ッキ液17が触れてメッキが成長するということがな
く、このためウエハ毎に安定したメッキ厚を得ることが
できる。また、本実施例5では圧力変形物質8を電極先
端部分12に設けるようにしたから、電極ホルダ7の幅
を小さくすることができる。
【0040】実施例6.図6は、この発明の第6の実施
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
6(a) はその斜視図、図6(b) は、その電極構造を下面
からみた図である。図において、7はテフロン,塩化ビ
ニール等からなる円筒形の電極ホルダ、8は電極ホルダ
7の下面に設けられたシリコンゴム等のOリングからな
る圧力変形物質である。
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
6(a) はその斜視図、図6(b) は、その電極構造を下面
からみた図である。図において、7はテフロン,塩化ビ
ニール等からなる円筒形の電極ホルダ、8は電極ホルダ
7の下面に設けられたシリコンゴム等のOリングからな
る圧力変形物質である。
【0041】本実施例6の電解メッキ装置の電極構造の
構成では、上記実施例2の図2に示す棒状の電極14の
各々を周囲から囲むように、かつ電極の先端部12をそ
の下面より突出させるように保持する円筒形の電極ホル
ダ7を設け、該電極ホルダ7の下面に、図6(b) に示す
ように、電極ホルダ7に上方から圧力を加えて電極先端
部12をウエハ1の表面に圧着させるとき、変形してウ
エハ1の表面と密着する圧力変形物質8を電極先端部1
2を囲んで設けたものであり、これにより、電極先端部
12にメッキ液17が触れないようにしたものである。
このような本実施例6においても、上記実施例4と同様
に、電極先端部12にはメッキ液17が触れてメッキが
成長するということがなく、このためウエハ毎に安定し
たメッキ厚を得ることができる。
構成では、上記実施例2の図2に示す棒状の電極14の
各々を周囲から囲むように、かつ電極の先端部12をそ
の下面より突出させるように保持する円筒形の電極ホル
ダ7を設け、該電極ホルダ7の下面に、図6(b) に示す
ように、電極ホルダ7に上方から圧力を加えて電極先端
部12をウエハ1の表面に圧着させるとき、変形してウ
エハ1の表面と密着する圧力変形物質8を電極先端部1
2を囲んで設けたものであり、これにより、電極先端部
12にメッキ液17が触れないようにしたものである。
このような本実施例6においても、上記実施例4と同様
に、電極先端部12にはメッキ液17が触れてメッキが
成長するということがなく、このためウエハ毎に安定し
たメッキ厚を得ることができる。
【0042】実施例7.図7は、この発明の第7の実施
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
7(a) はその斜視図、図7(b) は、その電極構造を下面
からみた図である。 本実施例7の電解メッキ装置の電
極構造の構成では、上記実施例6において、図7(b) に
示すように、圧力変形物質8を電極ホルダ7の電極先端
部12に設け、これにより、電極先端部12にメッキ液
17が触れないようにしたものである。このような本実
施例7においても、上記実施例6と同様の効果が得られ
る。
例による電解メッキ装置の電極構造を示す図であり、図
7(a) はその斜視図、図7(b) は、その電極構造を下面
からみた図である。 本実施例7の電解メッキ装置の電
極構造の構成では、上記実施例6において、図7(b) に
示すように、圧力変形物質8を電極ホルダ7の電極先端
部12に設け、これにより、電極先端部12にメッキ液
17が触れないようにしたものである。このような本実
施例7においても、上記実施例6と同様の効果が得られ
る。
【0043】実施例8.上記実施例6および実施例7に
おいては、上記実施例2の棒状の電極を保持する電極ホ
ルダ7を備えた電解メッキ装置の電極構造について述べ
たが、上記実施例3の十字形の電極15を保持する電極
ホルダ7を設けてもよく、この構成においても上記実施
例6および実施例7と同様の効果が得られる。
おいては、上記実施例2の棒状の電極を保持する電極ホ
ルダ7を備えた電解メッキ装置の電極構造について述べ
たが、上記実施例3の十字形の電極15を保持する電極
ホルダ7を設けてもよく、この構成においても上記実施
例6および実施例7と同様の効果が得られる。
【0044】実施例9.図8は、この発明の第9の実施
例による電解メッキ装置における、網目状の第2の導電
層を形成した被メッキ物(ウエハ)を示す平面図であ
る。図9は図8の部分断面図である。図において、9は
金属薄膜からなる第1の導電層、10は金属膜からなる
網目状の第2の導電層、11は選択メッキを行うために
ウエハ1上に形成されたレジストである。
例による電解メッキ装置における、網目状の第2の導電
層を形成した被メッキ物(ウエハ)を示す平面図であ
る。図9は図8の部分断面図である。図において、9は
金属薄膜からなる第1の導電層、10は金属膜からなる
網目状の第2の導電層、11は選択メッキを行うために
ウエハ1上に形成されたレジストである。
【0045】上記実施例では、電解メッキ装置の電極と
して、ウエハ1と可能なかぎり広い面積で接触する電極
を設けることが特徴であるが、本実施例9による電解メ
ッキ装置におけるウエハは、図8,9に示すように、金
属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜か
らなる網目状の第2の導電層10を形成して、メッキを
行うことを特徴とする。
して、ウエハ1と可能なかぎり広い面積で接触する電極
を設けることが特徴であるが、本実施例9による電解メ
ッキ装置におけるウエハは、図8,9に示すように、金
属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜か
らなる網目状の第2の導電層10を形成して、メッキを
行うことを特徴とする。
【0046】次に、本実施例9の電解メッキ装置におけ
るウエハの製造方法について説明する。まず、直径3イ
ンチのウエハ上に、Au等の金属を蒸着あるいはスパッ
タすることにより厚さ約2000オングストロームの第
1の導電層9を形成する。次に第1の導電層9上にレジ
ストを塗布し、第2の導電層10の網目状のパターンを
形成する。次にAu等の金属の蒸着を厚さ5000〜1
0000オングストロームまで行い、リフト法により第
2の導電層10を形成する。次に選択メッキを行うため
にレジスト11を塗布し、写真製版により選択的なパタ
ーンニングを行う。最後にメッキ電極とウエハ1との接
触を容易にするためにウエハ1上にレジスト非被覆部3
を形成し、このウエハを完成する。
るウエハの製造方法について説明する。まず、直径3イ
ンチのウエハ上に、Au等の金属を蒸着あるいはスパッ
タすることにより厚さ約2000オングストロームの第
1の導電層9を形成する。次に第1の導電層9上にレジ
ストを塗布し、第2の導電層10の網目状のパターンを
形成する。次にAu等の金属の蒸着を厚さ5000〜1
0000オングストロームまで行い、リフト法により第
2の導電層10を形成する。次に選択メッキを行うため
にレジスト11を塗布し、写真製版により選択的なパタ
ーンニングを行う。最後にメッキ電極とウエハ1との接
触を容易にするためにウエハ1上にレジスト非被覆部3
を形成し、このウエハを完成する。
【0047】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、まずウエハのレジスト非被覆部3上に
上記実施例の電極を載置する。次に図11の従来例と同
様にウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸し、電源4
からウエハ1に電流を供給する。このとき第1の導電層
9は薄膜からなるためその電気抵抗が電極の近傍では低
く電極の遠方では高い分布となっているが、網目状の第
2の導電層10によりこの電気抵抗のウエハ1の面内分
布が緩和され、電流がウエハ面内に均一に流れて、ウエ
ハ上に均一な厚さのメッキが成長する。
ッキを行う場合、まずウエハのレジスト非被覆部3上に
上記実施例の電極を載置する。次に図11の従来例と同
様にウエハ1を硫酸銅等のメッキ液17に浸し、電源4
からウエハ1に電流を供給する。このとき第1の導電層
9は薄膜からなるためその電気抵抗が電極の近傍では低
く電極の遠方では高い分布となっているが、網目状の第
2の導電層10によりこの電気抵抗のウエハ1の面内分
布が緩和され、電流がウエハ面内に均一に流れて、ウエ
ハ上に均一な厚さのメッキが成長する。
【0048】このように本実施例9においては、ウエハ
に金属薄膜からなる第1の導電層9を形成し、さらに金
属膜からなる網目状の第2の導電層10を形成して、メ
ッキを行うから、ウエハ1に電流を流したときの面内の
電気抵抗の分布が緩和され、均一に電流が供給されてウ
エハ1上に均一性の高いメッキを成長させることができ
る。
に金属薄膜からなる第1の導電層9を形成し、さらに金
属膜からなる網目状の第2の導電層10を形成して、メ
ッキを行うから、ウエハ1に電流を流したときの面内の
電気抵抗の分布が緩和され、均一に電流が供給されてウ
エハ1上に均一性の高いメッキを成長させることができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る電解メッキ
装置によれば、その先端部が被メッキ物の表面のレジス
ト非被覆部に接触し、該先端部と該被メッキ物との接触
面積が大きい電極を備えたので、被メッキ物面内に電流
を均一に供給することができ、被メッキ物上に均一性の
高い厚さのメッキを成長させることができる効果があ
る。
装置によれば、その先端部が被メッキ物の表面のレジス
ト非被覆部に接触し、該先端部と該被メッキ物との接触
面積が大きい電極を備えたので、被メッキ物面内に電流
を均一に供給することができ、被メッキ物上に均一性の
高い厚さのメッキを成長させることができる効果があ
る。
【0050】また、この発明によれば、上記の電極を保
持する電極ホルダを備え、電極ホルダ下面の電極先端部
の周囲あるいは電極の先端部に圧力により変形して被メ
ッキ物表面に密着する物質を設けたので、電極ホルダに
上方から圧力を加えて電極先端部を被メッキ物の表面に
接触させて被メッキ物をメッキ液に浸したとき、電極先
端部にはメッキ液が接触してメッキが成長するというこ
とがなく、このため被メッキ物毎に再現性よく安定した
メッキ厚を得ることができる効果がある。
持する電極ホルダを備え、電極ホルダ下面の電極先端部
の周囲あるいは電極の先端部に圧力により変形して被メ
ッキ物表面に密着する物質を設けたので、電極ホルダに
上方から圧力を加えて電極先端部を被メッキ物の表面に
接触させて被メッキ物をメッキ液に浸したとき、電極先
端部にはメッキ液が接触してメッキが成長するというこ
とがなく、このため被メッキ物毎に再現性よく安定した
メッキ厚を得ることができる効果がある。
【0051】さらに、この発明によれば、被メッキ物に
金属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜
からなる網目状の第2の導電層を形成して、メッキを行
うので、被メッキ物の電気抵抗の面内分布を緩和して被
メッキ物全面に電流を均一に供給することができ、被メ
ッキ物上に均一性の高い厚さのメッキを成長させること
ができる効果がある。
金属薄膜からなる第1の導電層を形成し、さらに金属膜
からなる網目状の第2の導電層を形成して、メッキを行
うので、被メッキ物の電気抵抗の面内分布を緩和して被
メッキ物全面に電流を均一に供給することができ、被メ
ッキ物上に均一性の高い厚さのメッキを成長させること
ができる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による電解メッキ装置の電
極構造を示す図である。
極構造を示す図である。
【図2】この発明の第2の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す斜視図である。
の電極構造を示す斜視図である。
【図3】この発明の第3の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す図である。
の電極構造を示す図である。
【図4】この発明の第4の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す図である。
の電極構造を示す図である。
【図5】この発明の第5の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す図である。
の電極構造を示す図である。
【図6】この発明の第6の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す図である。
の電極構造を示す図である。
【図7】この発明の第7の実施例による電解メッキ装置
の電極構造を示す図である。
の電極構造を示す図である。
【図8】この発明の第9の実施例による電解メッキ装置
における、網目状の導電層を形成した被メッキ物を示す
平面図である。
における、網目状の導電層を形成した被メッキ物を示す
平面図である。
【図9】この発明の第9の実施例による電解メッキ装置
における、網目状の導電層を形成した被メッキ物の部分
断面図である。
における、網目状の導電層を形成した被メッキ物の部分
断面図である。
【図10】従来のメッキ装置の電極部分を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】従来のメッキ装置の動作を説明するための図
である。
である。
1 被メッキ物 2 電極 2a 環状電極部 2b 電極の引き出し部 3 レジスト非被覆部 4 電源 5 内側圧力変形物質 6 外側圧力変形物質 7 電極ホルダ 8 圧力変形物質 9 第1の導電層 10 第2の導電層 11 レジスト 12 電極先端部 14 棒状の電極 15 十字形の電極 16 電解槽 17 メッキ液 18 陽極電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次に動作について説明する。ウエハ1にメ
ッキを行う場合、まずウエハ1に写真製版に必要なレジ
ストを塗布し、写真製版により選択的なメッキパターン
を形成し、さらにメッキ電極2とウエハ1との接触を容
易にするためにウエハ1の外形に沿って環状にレジスト
非被覆部3を設ける。こののち、環状電極部2aをウエ
ハ1のレジスト非被覆部3上に載置し、図11の従来例
と同様に、電極2を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッ
キ液17に浸し、電源4から電極2およびレジスト非被
覆部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
メッキを成長させる。
ッキを行う場合、まずウエハ1に写真製版に必要なレジ
ストを塗布し、写真製版により選択的なメッキパターン
を形成し、さらにメッキ電極2とウエハ1との接触を容
易にするためにウエハ1の外形に沿って環状にレジスト
非被覆部3を設ける。こののち、環状電極部2aをウエ
ハ1のレジスト非被覆部3上に載置し、図11の従来例
と同様に、電極2を載置したウエハ1を硫酸銅等のメッ
キ液17に浸し、電源4から電極2およびレジスト非被
覆部3を介してウエハ1に電流を供給してウエハ1上に
メッキを成長させる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】このように本実施例1による電解メッキ装
置では、ウエハ1の環状のレジスト非被覆部3に沿って
環状電極部2aを設けて電極とウエハとの接触面積を大
きくしたので、ウエハ面内に均一に電流を供給すること
ができ、これによりウエハ1上に厚さ均一性の高いメッ
キを成長させることができる。
置では、ウエハ1の環状のレジスト非被覆部3に沿って
環状電極部2aを設けて電極とウエハとの接触面積を大
きくしたので、ウエハ面内に均一に電流を供給すること
ができ、これによりウエハ1上に厚さ均一性の高いメッ
キを成長させることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】このように本実施例2による電解メッキ装
置では、電極としてウエハ1の外周に沿って8本の棒状
の電極14を設けて、電極とウエハとの接触面積を大き
くしたので、上記実施例1と同様に、ウエハ1上に厚さ
均一性の高いメッキを成長させることができる効果が得
られる。
置では、電極としてウエハ1の外周に沿って8本の棒状
の電極14を設けて、電極とウエハとの接触面積を大き
くしたので、上記実施例1と同様に、ウエハ1上に厚さ
均一性の高いメッキを成長させることができる効果が得
られる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】このように本実施例3においては、ウエハ
1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部からなる
十字形の電極を備えたので、ウエハ1への電気供給をそ
の外縁部のみならず中心部においても均一にすることが
でき、これによりウエハの中心部においても厚さ均一性
の高いメッキを成長させることができる。
1の直径の長さを有する2本の直線状の電極部からなる
十字形の電極を備えたので、ウエハ1への電気供給をそ
の外縁部のみならず中心部においても均一にすることが
でき、これによりウエハの中心部においても厚さ均一性
の高いメッキを成長させることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (8)
- 【請求項1】 電解メッキ装置において、 その先端部が被メッキ物の表面のレジスト非被覆部に接
触し、該先端部と該被メッキ物との接触面積が大きい電
極を備えたことを特徴とする電解メッキ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電解メッキ装置におい
て、 上記電極は、ほぼ円形形状である被メッキ物の外縁部よ
り内側の環状の位置に対応するよう、環状に形成された
環状電極部を有するものであることを特徴とする電解メ
ッキ装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電解メッキ装置におい
て、 上記電極として、その先端部が上記被メッキ物の表面の
レジスト非被覆部に接触する少なくとも4本以上の棒状
の電極を備えたことを特徴とする電解メッキ装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電解メッキ装置におい
て、 上記電極は、該電極が載置される上記被メッキ物の直径
の長さをそれぞれ有する2本の直線状の電極部からなる
十字形の電極であることを特徴とする電解メッキ装置。 - 【請求項5】 請求項2記載の電解メッキ装置において
上記電極は、上記環状電極部を両側から挟むようにかつ
該環状電極部の先端部をその下面より突出させるように
保持する、環状の電極ホルダにより保持され、 該電極ホルダの下面には、該電極ホルダに上方から圧力
を加えて該電極先端部を該円形の被メッキ物の表面に接
触させるとき、メッキ時に該突出した電極先端部にメッ
キ液が接触しないように、変形して該被メッキ物の表面
と密着する圧力変形物質が、該電極先端部を囲んで環状
に設けられていることを特徴とする電解メッキ装置。 - 【請求項6】 請求項2記載の電解メッキ装置において
上記電極は、上記環状電極部を両側から挟むようにかつ
該環状電極部の先端部をその下面より突出させるように
保持する、環状の電極ホルダにより保持され、 該電極ホルダの下面には、該電極ホルダに上方から圧力
を加えて該電極先端部を該円形の被メッキ物の表面に接
触させるとき、メッキ時に該突出した電極先端部にメッ
キ液が接触しないように、変形して該被メッキ物の表面
と密着する圧力変形物質が、該電極先端部に設けられて
いることを特徴とする電解メッキ装置。 - 【請求項7】 請求項3又は4記載の電解メッキ装置に
おいて、 上記電極は、該電極を両側から挟むようにかつ該電極の
先端部をその下面より突出させるように保持する、電極
ホルダにより保持され、 該電極ホルダの下面には、該電極ホルダに上方から圧力
を加えて該電極先端部を該円形の被メッキ物の表面に接
触させるとき、メッキ時に該突出した電極先端部にメッ
キ液が接触しないように、変形して該被メッキ物の表面
と密着する圧力変形物質が、該電極先端部を囲んで、あ
るいは該電極先端部に設けられていることを特徴とする
電解メッキ装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の電
解メッキ装置において、 上記被メッキ物は、金属薄膜からなる第1の導電層を形
成し、さらに金属膜からなる網目状の第2の導電層を形
成して、メッキを行うことを特徴とする電解メッキ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5166622A JPH0718499A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 電解メッキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5166622A JPH0718499A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 電解メッキ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0718499A true JPH0718499A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15834711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5166622A Pending JPH0718499A (ja) | 1993-07-06 | 1993-07-06 | 電解メッキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718499A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023087B1 (en) | 1998-08-05 | 2006-04-04 | Agere Systems Inc. | Integrated circuit carrier and method of manufacturing and integrated circuit |
JP2012119438A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Renesas Electronics Corp | メッキ金属膜基板とその製造方法、及び半導体装置 |
KR102419332B1 (ko) * | 2022-04-29 | 2022-07-12 | 주식회사 이피코리아 | 전기도금장치 |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP5166622A patent/JPH0718499A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7023087B1 (en) | 1998-08-05 | 2006-04-04 | Agere Systems Inc. | Integrated circuit carrier and method of manufacturing and integrated circuit |
JP2012119438A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Renesas Electronics Corp | メッキ金属膜基板とその製造方法、及び半導体装置 |
KR102419332B1 (ko) * | 2022-04-29 | 2022-07-12 | 주식회사 이피코리아 | 전기도금장치 |
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