JPH07184852A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH07184852A
JPH07184852A JP5338407A JP33840793A JPH07184852A JP H07184852 A JPH07184852 A JP H07184852A JP 5338407 A JP5338407 A JP 5338407A JP 33840793 A JP33840793 A JP 33840793A JP H07184852 A JPH07184852 A JP H07184852A
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endoscope
noise
metal
light source
shield
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JP5338407A
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English (en)
Inventor
Koji Takamura
幸治 高村
Hisao Yabe
久雄 矢部
Sachihiro Okada
祥宏 岡田
Keiji Handa
啓二 半田
Seiji Iwasaki
誠二 岩▲崎▼
Akira Murata
晃 村田
Akihiro Miyashita
章裕 宮下
Akinobu Uchikubo
明伸 内久保
Haruhiko Kaiya
晴彦 海谷
Yuuki Terakubo
優輝 寺窪
Shinji Yamashita
真司 山下
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡の金属部材の電位の安定化を図り、効
果的に不要輻射ノイズの低減が実現できる内視鏡装置を
提供する。 【構成】 内視鏡装置10は電子内視鏡11と光源装置
やCCU等の制御装置12と他の周辺機器とから構成さ
れ、上記電子内視鏡11の各部には各金属部材18a〜
18dが設けられている。そして、これら各金属部材1
8a〜18dは接続導線19により電気的に接続される
とともに、一括して、上記制御装置12の患者回路16
の内部で、この患者回路16の電位レベル(グランドレ
ベル)とは異なる安定した電位レベル(グランドレベ
ル)VG1に統合されている。このため、ノイズが帰還さ
れ易く、これら各金属部材18a〜18dが、アンテナ
としてノイズを放射することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡からの不要輻射
ノイズの放射および内視鏡への不要輻射ノイズの混入を
低減する内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、病院内等で用いられる電気機器装
置に対し、EMC(電磁妨害を与える問題(EMI)と
電磁妨害を受ける問題(EMS)とを総称する)対策が
充分施されていることが益々望まれる情況にあり、内視
鏡装置についてもEMC対策の向上が重要な技術的事項
の一つとなっている。
【0003】例えば、図24に示すように、医療用の電
子内視鏡装置1は、撮像素子2aを内蔵した電子内視鏡
2と、この電子内視鏡2の先端部に照明光を供給する光
源装置や、この電子内視鏡2の上記撮像素子2aの信号
を信号ケーブル2bを介して処理する信号処理手段を有
するビデオプロセッサー等の制御装置3とを備えてお
り、この制御装置3の金属製筐体3a内で、商用電源4
から、1次回路5および絶縁トランス6を介し、患者の
体内に挿入される回路部(患者回路)7とモニタ等の周
辺機器に接続される回路部(2次回路)8に電源が供給
されるようになっている。また、上記電子内視鏡2に
は、外装金属等や構造体として金属部材9a〜9dが、
各々電気的に独立して設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
る従来の電子内視鏡装置1では、上記患者回路7から延
出される上記信号ケーブル2bは、上記撮像素子2aに
接続されており、この撮像素子2aを駆動するための信
号や映像信号を、数MHzの高周波で伝送するため、この
信号ケーブル2b自身からノイズを輻射しやすく、この
放出された不要輻射ノイズは、電子内視鏡2の金属部材
9a〜9dに伝搬され、この電子内視鏡2自身がアンテ
ナとなり、電子内視鏡2の外部へと放出され、不要輻射
ノイズとして他の周辺機器に影響を与える可能性があ
る。
【0005】また、ノイズの伝搬経路としては、上記信
号ケーブル2bからの輻射ノイズばかりではなく、上記
光源装置やビデオプロセッサー等の制御装置3から、直
接、上記電子内視鏡2の金属部材9a〜9dへの放射ノ
イズも考え得る。
【0006】すなわち、上記電子内視鏡2の金属部材9
a〜9dは、各々直流的に電位が独立しているために、
ノイズが帰還されることなくアンテナとしてノイズを放
射し易いといった問題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、内視鏡の金属部材の電位の安定化を図り、効果的に
不要輻射ノイズの低減が実現できる内視鏡装置を提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による内視鏡装置は、内視鏡と、その周辺機器と
からなる内視鏡装置において、上記内視鏡の金属部材を
電気的に接続し所定の電位に統括したものである。
【0009】
【作 用】上記構成において、内視鏡の金属部材を電気
的に接続し所定の電位に統括して電位レベルを安定さ
せ、この内視鏡自身が、この内視鏡内部あるいは内視鏡
装置の周辺機器からのノイズの伝搬経路となることを防
止して、不要輻射ノイズを低減する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の第一実施例による内視鏡装置を示
す概略説明図である。
【0011】この図1に示すように、本実施例の内視鏡
装置は電子内視鏡装置10であって、この電子内視鏡装
置10は、固体撮像素子としてのCCD11aを内蔵し
た電子内視鏡11と、この電子内視鏡11の先端部に照
明光を供給する光源装置や、この電子内視鏡11の上記
CCD11aの信号を信号ケーブル11bを介して処理
する信号処理手段を有するビデオプロセッサーまたはカ
メラコントロールユニット(以下CCUと略称)等の制
御装置12と、この制御装置12により信号処理された
映像信号を表示するTVモニタと、上記制御装置12に
接続され上記TVモニタの内視鏡画像に関する情報やコ
メント等を入力するキーボード(共に図示せず)等から
主に構成されている。
【0012】上記電子内視鏡11は、可撓性を有する細
長の挿入部11cの先端側に上記CCD11aが内蔵さ
れ、上記挿入部11cの後端(基端)には操作部11d
が形成されている。この操作部11dの側方からは、ユ
ニバーサルコード11eが延出され、このユニバーサル
コード11eの末端には上記制御装置12に着脱自在に
挿着できるコネクタ11fが設けられている。
【0013】また、上記制御装置12の光源装置は、こ
の光源装置に上記コネクタ11fが装着されることによ
り、この光源装置内のランプから出射し絞り装置および
レンズ(いずれも図示せず)を通過し集光した照明光
を、上記電子内視鏡11内に設けられている図示しない
ライトガイドの端面に照射するようになっている。
【0014】さらに、上記ライトガイドの端面に照射さ
れた照明光は、上記電子内視鏡11の上記ユニバーサル
コード11e内および上記挿入部11c内に配設されて
いる、このライトガイドによって伝送され、観察部を照
明し、この照明光により照明された観察部の被写体像を
上記挿入部11cの先端部に設けられている図示しない
対物レンズにより、その焦点面に配設された上記CCD
11aの撮像面に結像するようになっている。
【0015】そして、上記CCD11aには、このCC
D11aを駆動する駆動信号伝送線、および、このCC
D11aで光電変換した映像信号を伝送するCCD出力
信号伝送線等の前記信号ケーブル11bが接続されてお
り、この信号ケーブル11bは、この電子内視鏡11の
上記挿入部11c内および上記ユニバーサルコード11
e内を挿通されて上記コネクタ11fに延出され、上記
制御装置12内の回路と脱着自在に接続されて、後述す
る患者回路16を形成している。
【0016】上記制御装置12の回路は、金属製の筐体
12a内に、商用電源13と接続された1次回路14
と、この1次回路14と絶縁トランス15を介し結合さ
れている、患者の体内に挿入される回路部(患者回路)
16と、上記モニタ等の周辺機器に接続される回路部
(2次回路)17とから主に構成されている。また、上
記1次回路14は、上記筐体12aを通じてアースされ
ている。
【0017】一方、上記電子内視鏡11は、上記挿入部
11cには弯曲駒やフレキシブルコイル等の金属部材1
8aが、上記操作部11dにはマウンティングボード等
の金属部材18bが、上記ユニバーサルコード11eに
はフレキシブルコイル等の金属部材18cが、そして、
上記コネクタ11fには、このコネクタ11fを形成す
る金属部材18dが、それぞれ構成部材として設けられ
ており、これら金属部材18a〜18dは、接続導線1
9により電気的に接続されるとともに、一括して、上記
患者回路16の内部でこの患者回路16の電位レベル
(グランドレベル)とは異なる安定した電位レベル(グ
ランドレベル)VG1に統合されている。
【0018】次に、上記構成による作用について説明す
る。まず、電子内視鏡11により観察を行う際、制御装
置12の患者回路16は、この電子内視鏡11の挿入部
11cの先端側に内蔵されているCCD11aに延出さ
れる信号ケーブル11bに対し、上記CCD11aを駆
動するための信号や映像信号を数MHzの高周波で伝送す
る。
【0019】このとき、ノイズが輻射され、この放出さ
れた不要輻射ノイズが、上記電子内視鏡11の各金属部
材18a〜18dに伝搬されても、これら各金属部材1
8a〜18dは、接続導線19により電気的に接続され
るとともに、一括して、上記患者回路16の内部で、こ
の患者回路16の電位レベル(グランドレベル)とは異
なる電位レベル(グランドレベル)VG1に統合されて、
安定した電位レベルになっており、ノイズが帰還され易
くなっているため、これら各金属部材18a〜18d
が、アンテナとしてノイズを放射することが防止され
る。
【0020】また、光源装置やビデオプロセッサー等の
制御装置12から、直接、上記電子内視鏡11の金属部
材18a〜18dへ放射ノイズが生じた場合も同様に、
これら電子内視鏡11の金属部材18a〜18dは電位
レベル(グランドレベル)VG1に統合されて、安定した
電位レベルになっており、ノイズが帰還され易くなって
いるため、これら各金属部材18a〜18dが、アンテ
ナとしてノイズを放射することが防止される。
【0021】次に、図2は本発明の第二実施例による内
視鏡装置を示す概略説明図である。尚、この第二実施例
は、電気的に接続された電子内視鏡の金属部材の電位レ
ベルの統合部分のみが上記第一実施例とは異なり、他の
同一部分には同一符号を記し説明は省略する。
【0022】すなわち、図2に示すように、電子内視鏡
装置20を構成する電子内視鏡11の金属部材18a〜
18dは、一括して、患者回路16の内部で、この患者
回路16の電位レベル(グランドレベル)とは異なる安
定した電位レベル(グランドレベル)VG2に統合される
とともに、コンデンサ21を介して、上記患者回路16
の電位レベル(グランドレベル)に接続されている。ま
た、上記患者回路16の電位レベル(グランドレベル)
は、コンデンサ22を介して、制御装置12の筐体12
aに接続され安定化されている。このため、前記第一実
施例に比べ、より安定した不要輻射ノイズの低減をする
ことができるようになっている。
【0023】以上のように、内視鏡の金属部材を電気的
に接続し所定の電位に統括して電位レベルを安定させる
ことにより、この内視鏡自身が、この内視鏡内部あるい
は内視鏡装置の周辺機器からのノイズの伝搬経路となる
ことを有効に防止して、不要輻射ノイズを効果的に低減
することが可能となる。
【0024】尚、上記第一実施例および上記第二実施例
では、内視鏡の金属部材を各々接続導線により電気的に
接続し所定の電位に統括するようにしたが、各金属部材
にそれぞれ接続導線を設け、これら接続導線を所定の電
位レベルにそれぞれ接続するようにして、所定の電位に
統括するようにしても良い。
【0025】次に、図3および図4は本発明の第三実施
例を示し、図3は内視鏡装置を示す概略説明図、図4は
CCDケーブルの構造説明図である。尚、この第三実施
例は内視鏡内に内蔵されるケーブルからのノイズを低減
して、より効果的に不要輻射ノイズの低減を図るもので
ある。
【0026】すなわち、図3に示すように、本実施例の
電子内視鏡装置30は、固体撮像素子としてのCCD3
1を内蔵した電子内視鏡32と、この電子内視鏡32の
先端部に照明光を供給する光源装置33と、この電子内
視鏡32の上記CCD31の信号を信号ケーブル(CC
Dケーブル)34を介して処理する信号処理手段を有す
るビデオプロセッサーまたはカメラコントロールユニッ
ト(以下CCUと略称)35と、このCCU35により
信号処理された映像信号を表示するTVモニタと、上記
CCU35に接続され上記TVモニタの内視鏡画像に関
する情報やコメント等を入力するキーボード(共に図示
せず)等から主に構成されている。
【0027】上記電子内視鏡32内には、上記CCD3
1を駆動し、かつ、電気信号を取り出すための複数の同
軸ケーブル36を包含するシールド線から成る上記CC
Dケーブル34や、この電子内視鏡32の手元操作部3
7から各操作スイッチ40を操作し、上記光源装置33
および上記CCU35を含む各種周辺装置をリモートコ
ントロールするためのリモコンケーブル38や、上記C
CD31からの出力信号より光源の光量を自動制御する
ための自動調光ケーブル39等のケーブルが設けられて
いる。
【0028】上記各ケーブル34,38,39はシール
ド線からなり、外部導体は上記光源装置33および上記
CCU35の内部に設けられた患者回路41,42の大
地とは異なる電位レベル(グランドレベル)VG3,VG4
に一括して接続されている。そして、上記電位レベル
(グランドレベル)VG3は、上記光源装置33の筐体3
3aに8コンデンサ43を介して接続され、また、上記
電位レベル(グランドレベル)VG4は、上記CCU35
の筐体35aにコンデンサ44を介して接続され、上記
各筐体33a,35aの大地グランドレベルに接続され
ている。
【0029】また、図4(a)に示すように、上記CC
Dケーブル34は、複数の上記同軸ケーブル36を撚り
束ね、その外側に、未焼成PTFE(4フッ化エチレ
ン)の薄肉テープから成る押え巻き樹脂テープ45が巻
かれている。さらに、その外側に導体を編組状にして巻
いた第1の編組シールド46と第2の編組シールド47
とが設けられ、また、この外側にFEP(4−6フッ化
樹脂)やPFA(パーフロロアルコキシ樹脂)からなる
絶縁性シース48が被せられている。
【0030】さらに、上記同軸ケーブル36は、内部導
体36aの外側に絶縁体36bを介し外部導体36cが
設けられ外側は絶縁性ジャケット36dで覆われてい
る。
【0031】また、図4(b)に示すように、上記CC
Dケーブル34は、上記第1の編組シールド46と第2
の編組シールド47に替えて、導体を横巻にした第1の
横巻シールド49と第2の横巻シールド50を設けて構
成したものでも良く、この場合、第1の横巻シールド4
9と第2の横巻シールド50の巻方向は逆方向となって
いる。
【0032】さらに、図4(c)に示すように、上記C
CDケーブル34は、上記第1の編組シールド46と第
2の編組シールド47に替えて、導通性テープ51を施
した構造としても良い。尚、他のケーブル38,39に
ついても、上述の構造と同様に形成しても良い。
【0033】尚、図3中、符号29は、上記各ケーブル
34,38,39の信号ラインを示す。
【0034】このような構成であるため、CCU35や
光源装置33より発生されるノイズは、各ケーブル3
4,38,39の信号ライン29を伝播し、電子内視鏡
32内に導かれるが、各々の信号ライン29はシールド
線で構成されているので、電子内視鏡32から放出され
る不要輻射ノイズを低減することができる。
【0035】また、上記各ケーブル34,38,39の
外部導体は上記光源装置33および上記CCU35の内
部に設けられた患者回路41,42の大地とは異なる電
位レベル(グランドレベル)VG3,VG4に一括して接続
されているので、上記信号ライン29の伝播途中に漏れ
たノイズは、それぞれの電位レベル(グランドレベル)
VG3,VG4に帰還されるので、さらに、電子内視鏡32
から発生するノイズを低減させることができる。
【0036】さらに、上記電位レベル(グランドレベ
ル)VG3,VG4は、コンデンサ43,44を介して、接
地された筐体33a,35aに接続されているので、ノ
イズの帰還効率が良く、上記電子内視鏡32から発生す
る不要輻射ノイズを低減させることができる。
【0037】次に、図5および図6は本発明の第四実施
例を示し、図5は内視鏡装置を示す概略説明図、図6は
内視鏡の構造説明図である。尚、この第四実施例は、上
記第三実施例で説明した対策を1次シールドとし、これ
に加え、内視鏡の外装金属により2次シールドを形成し
て不要輻射ノイズを低減させるものである。従って、内
視鏡装置の上記第三実施例と共通する部分には同一符号
を記し、説明は省略する。
【0038】図5に示すように、内視鏡装置60を構成
する内視鏡61は、外装金属62により略全外側表面が
覆われており、さらに、この外装金属62の外側は、絶
縁カバー63で覆われている。
【0039】また、上記外装金属62は、光源装置33
の患者回路41、および、CCU35の患者回路42
と、コンデンサ64,65を介して接続され、また、こ
れら患者回路41,42は、それぞれコンデンサ43,
44を介して各々の筐体33a,35aと接続され、大
地に接地された構造となっている。
【0040】また、上記内視鏡61内の各ケーブル3
4,38,39は、前記第三実施例で説明したように、
シールド線となっており、これら各ケーブル34,3
8,39のシールド部34a,38a,39aは、上記
各患者回路41,42と接続され、それぞれコンデンサ
43,44を介して各々の筐体33a,35aと接続さ
れ、大地に接地された構造となっている。
【0041】さらに、図6で上記内視鏡61について説
明すると、この内視鏡61は、先端にCCD31等が内
蔵された先端構成部66および弯曲部67を有する可撓
性で細長の挿入部71と、この挿入部71の後端(基
端)に形成された操作部37と、この操作部37の側方
から延出されたユニバーサルコード68と、このユニバ
ーサルコード68の末端に設けられ、光源装置33に着
脱自在のコネクタ69あるいはCCU35に着脱自在の
コネクタ70等から構成されている。
【0042】上記先端構成部66は金属製で、上記弯曲
部67を形成する金属製の弯曲駒72と接続されてい
る。また、この弯曲駒72の他端側は、上記挿入部71
の金属製のフレキシブルコイル73と接続され、このフ
レキシブルコイル73は、上記操作部37の絶縁性を有
する操作部カバー77の内側に形成されたアルミ蒸着層
等の導体層74と接続されている。さらに、上記弯曲駒
72および上記フレキシブルコイル73の外側には、そ
れぞれ金属製の編組管75,76が設けられている。ま
た、上記先端構成部66の外側には絶縁性を有する先端
カバー78が、上記編組管75の外側には同じく絶縁性
を有する弯曲ゴム79が、上記編組管75の外側には絶
縁性を有する軟性部カバー80が、それぞれ設けられて
いる。
【0043】また、上記ユニバーサルコード68も同様
に、金属製のフレキシブルコイル81と、この外側に設
けられた金属製の編組管82、および、絶縁性を有する
ケーブルカバー83とからなり、上記フレキシブルコイ
ル81の一端は、上記操作部カバー77の導体層74と
接続され、他端は、上記光源装置33に着脱自在のコネ
クタ69の絶縁性を有する光源コネクタカバー84の内
側に形成されたアルミ蒸着層等の導体層85と接続され
ている。
【0044】また、上記光源装置33に着脱自在のコネ
クタ69と上記CCU35に着脱自在のコネクタ70と
を接続するケーブル86も、金属製のフレキシブルコイ
ル87と、この外側に設けられた金属製の編組管88、
および、絶縁性を有するケーブルカバー89とからな
り、上記フレキシブルコイル87の一端は、上記光源コ
ネクタカバー84の導体層85と接続され、他端は、上
記CCU35に着脱自在のコネクタ70の絶縁性を有す
るCCUコネクタカバー90の内側に形成されたアルミ
蒸着層等の導体層91と接続されている。尚、図中、符
号92および符号93は、金属製の接点ピンを、符号9
4は金属製のライトガイド口金を示す。
【0045】このように、本実施例では、内視鏡の外装
金属で内視鏡の外側の略全表面を覆い、かつ、その外側
を絶縁性の部材でカバーするようにして2次シールドを
形成し、内視鏡内に配置されるケーブル自身に設けた1
次シールドとにより2重シールド構造としたので、大幅
なノイズ低減を実現することができる。
【0046】また、上記1次シールドと上記2次シール
ドは共に大地に接地されているので、効果的にノイズ低
減を図ることができる。
【0047】尚、内視鏡の操作部に配設されるスイッチ
等の部品も、金属製の部材と、これを覆う絶縁性の部材
で形成し、金属製の部材の部分を内視鏡の外装金属と接
続して形成すれば、より一層のノイズ低減を図ることが
できる。
【0048】次に図7は本発明の第五実施例による内視
鏡の蛇管の構造を示す説明図である。尚、本第五実施例
では、フェライトを用いて内視鏡の蛇管を形成し、ノイ
ズ対策を施したものである。
【0049】すなわち、図7(a)に示すように、内視
鏡の蛇管95は、フレキシブルコイル96の外側に編組
管97が設けられ、さらに、この編組管97の外側には
ゴム等の外皮98設けられて構成されている。
【0050】このため、図7(b)に示すように、編組
管97をフェライトを混入した繊維97aを編み込んだ
構造としたもの、図7(c)に示すように、編組管97
にフェライトの粉末97bを混ぜた(擦り込んだ)構造
としたもの、図7(d)に示すように、フレキシブルコ
イル96をフェライトを焼き付けて(コートして)から
巻き付け形成したもの、あるいは、図7(e)に示すよ
うに、原材を練る際に、フェライトの粉末98aを混ぜ
て成形して外皮98を形成して、内視鏡の蛇管を形成す
るのである。尚、上記図7(b)〜上記図7(e)に示
す対策は、単独で採用、あるいは、複数組み合わせて採
用してもよい。
【0051】以上のように、内視鏡の蛇管の一部にフェ
ライトをコートあるいはフェライトの粉末を混入させた
構造とすることにより、不要な電磁波のエネルギがフェ
ライトによって熱に変換されるので、不要輻射ノイズを
低減することができる。
【0052】次に、図8は本発明の第六実施例による内
視鏡の電気的な配線を簡単に示す概略説明図である。
尚、この第六実施例では、内視鏡の金属部材の導通を先
端から専用導線を用いて確実に取るようにしたものであ
る。
【0053】すなわち、図8において、符号100は筐
体内壁にシールド機構を備えた内視鏡であって、この内
視鏡100の挿入部101のシールド体101aは、こ
の挿入部101の先端まで延出されている導電体102
と先端側101bで電気的に接続されており、上記導電
体102の他端側は、制御装置等のグランドレベルにコ
ンデンサ等を介して接続されている。
【0054】このように、内視鏡の金属部材の導通を先
端から専用導線を用いて確実に取るようにして、ノイズ
の低減を確実に図るのである。
【0055】次に、図9は本発明の第七実施例による内
視鏡の電気的な配線を簡単に示す概略説明図である。
尚、本第七実施例は、内視鏡の外装部材を非金属絶縁部
材で構成して、ノイズの低減を図るものである。
【0056】すなわち、図9において、符号105は内
視鏡装置を示し、この内視鏡装置105は、内視鏡10
6,光源装置107およびCCU108等から主に構成
されている。上記内視鏡106には、CCD109,1
次シールド110aを施されたCCDケーブル110,
1次シールド111aを施されたリモコンケーブル11
1,1次シールド112aを施された調光信号ケーブル
112等の金属部材が内蔵され、他の構成部材113は
非金属絶縁部材で形成され絶縁カバーになっている。
【0057】また、上記各ケーブル110,111,1
12が延出されている上記光源装置107およびCCU
108の回路113,114は、それぞれGND線11
5,116を介して筐体107a,108aと接続され
アースされている。
【0058】このため、上記光源装置107およびCC
U108の回路113,114は、2次回路となり、内
視鏡装置105からの輻射ノイズを大幅に低減すること
ができる。
【0059】次に、図10〜図12は本発明の第八実施
例を示し、図10はノイズ低減の原理の説明図、図11
は内視鏡内の配線を簡単に示す概略説明図、図12は図
11とは異なる内視鏡内の配線を簡単に示す概略説明図
である。尚、この第八実施例では内視鏡内の配線に対
し、ノイズ対策を施したものである。
【0060】すなわち、図10(a)に示すように、内
視鏡内には数本のケーブル(例えば、CCDケーブル)
120a,120bが設けられている。これらケーブル
120a,120bは、図10(b)に示すように、電
流の方向が異なると、磁界は図中の矢印のように発生す
るが、図10(c)に示すように、電流の方向が同じ場
合、磁界は相殺される。
【0061】このため、内視鏡内の数本のケーブル12
0a,120bを編むように、撚り合わせて配設するこ
とにより、ノイズの発生を低減させることができる。
【0062】例えば、図11に示すように、内視鏡12
5では、ケーブル共通化(抵抗統一、特にCCDケーブ
ル)のため、短い長さの内視鏡125内では、ケーブル
126が余っており、この余った部分126aを2つ折
りにして、この部分をよじって格納することによりノイ
ズの発生を防止するのである。
【0063】また、図12に示すように、内視鏡125
内に、巻部材127を設けておき、ケーブル126の余
った部分126aを折ってよじり、上記巻部材127に
巻き付けておくようにしても良い。
【0064】次に、図13は本発明の第九実施例による
内視鏡内の配線を簡単に示す概略説明図である。尚、本
第九実施例は特に細径が望まれる内視鏡に対しるノイズ
低減対策を記したものである。
【0065】すなわち、図13において、符号130は
気管内等を観察する細径の内視鏡を示し、従来、このよ
うな内視鏡130では、内部のケーブル131にシール
ドを設けることが、径の制限から難しかった。
【0066】そこで、図13に示すように、上記ケーブ
ル131を太くできる可能な部位、例えば上記内視鏡1
30の略操作部132の部位にまでシールド131aを
形成して、ノイズ発生を低減させるのである。
【0067】次に、図14は本発明の第十実施例による
光源装置と内視鏡の接続部分を示す概略説明図である。
尚、本第十実施例は光源装置からのノイズが内視鏡内に
伝播するのを有効に防止してノイズの低減を行うもので
ある。
【0068】すなわち、図14において、符号141は
光源装置を示し、この光源装置141には、着脱自在な
コネクタ142を介して内視鏡140が接続されてい
る。
【0069】上記光源装置141の金属製筐体141a
内には、上記内視鏡140内に設けられているライトガ
イドファイバ143の端面に、光源144から絞り14
5とレンズ146を介して光を集光して照射すべく、上
記光源144のランプ点灯回路147と上記絞り145
の絞り制御回路148等が設けられている。
【0070】また、上記コネクタ142は、内視鏡の外
装金属149と金属製の口金150とが絶縁部151に
よって電気的に絶縁されて接続されている。また、上記
口金150は、上記光源装置141と物理的に接続され
た際、上記光源装置141の金属製筐体141aと電気
的に導通されるようになっている。さらに、上記金属製
筐体141aはアースされている。
【0071】尚、図中、符号152はCCUに接続され
る映像信号コネクタ、符号153は映像信号接点であ
る。
【0072】このように、内視鏡の外装金属は、金属製
の口金と電気的に浮いているので、高周波メス装置と併
用した際にも安全であり、かつ、金属製の口金はアース
されているので光源装置からの不要輻射ノイズが内視鏡
側に侵入することがない。
【0073】次に、図15はノイズ低減をする内視鏡コ
ネクタのコネクタ受けの構造を示す斜視図である。
【0074】図15に示すように、内視鏡コネクタのコ
ネクタ受け155に固定されているカムピン156は、
従来、コネクタ受け155にねじ止めされていたが、肉
厚のが薄いため、充分な数のねじ山が確保できず、ねじ
部に接着剤を流し込んで固定していた。この接着剤を使
用することから両者の導通が不良となり、ノイズが不安
定になる可能性がある。このため、接着剤として導電性
接着剤を用いることにより導通不良を確実に防止して、
電位レベルを安定させノイズの低減を安定させるように
するのである。
【0075】次に、図16は内視鏡の外装金属部の接続
部分を示す概略説明図である。
【0076】すなわち、図16に示すように、内視鏡の
外装金属部160a,160bの接続部分には水密性を
保つためOリング161が設けられている。
【0077】すなわち、このOリング161を、フェラ
イト粒を混入したゴム材等からなるもので形成し、使用
することにより、内視鏡の水密性の確保とノイズ低減を
図るのである。
【0078】次に、図17および図18はノイズ対策を
向上させる医療機器システムについての実施例で、図1
7は医療機器システムの構成を示す概略説明図、図18
は医療機器の端子の拡大説明図である。尚、本実施例
は、医療機器の使用しない入出力端子にノイズ低減対策
を施し、システムのノイズ低減を図るものである。
【0079】すなわち、近年、内視鏡装置等の医療機器
システムは、益々、システム化される傾向にあり、医療
機器システムを構成する各機器には、予め入出力端子が
多数設けられ、これらの端子を信号ケーブルで接続し
て、システムとして使用するようになっている。これら
の信号ケーブルは、一般にシールド線を使い、更に、フ
ェライトを外装するなどして、これら信号ケーブルから
電波が出入りしないように工夫されている。
【0080】ところで、各機器には、各病院あるいは各
症例に応じて、必要最小限の機器が接続されて使用され
るので、入出力端子のなかには、信号ケーブルが接続さ
れないものが発生する。従来はこれらの信号ケーブルが
接続されない入出力端子は、裸のまま放置されており、
これらの入出力端子から電波が放射され、あるいは、こ
れらの入出力端子が他からの電波のセンサとなってしま
う可能性があった。
【0081】このため、医療機器の使用しない入出力端
子にノイズ低減対策を施し、システムのノイズ低減を図
る必要がある。
【0082】図17において、符号171は第1の機器
(電気装置)、符号172は第2の機器(電気装置)を
示し、上記第1の電気装置171の筐体175内には電
気回路179が配設され、上記第2の電気装置172の
筐体176内には電気回路180が配設されている。
【0083】また、上記電気回路179には、電源線1
81と、この電源線181の端部に設けられているコン
セント182を介して、壁面173に設けられたコンセ
ント174から電源が供給されるようになっている。
【0084】同様に、上記電気回路180には、電源線
183と、この電源線183の端部に設けられているコ
ンセント184を介して、壁面173に設けられたコン
セント174から電源が供給されるようになっている。
【0085】また、上記第1の電気装置171の筐体1
75には、上記電気回路179から、接続線186を介
して第1の入出力端子185と、接続線188を介して
第2の入出力端子187が設けられている。
【0086】さらに、上記第2の電気装置172の筐体
176には、上記電気回路180から、接続線190を
介して第3の入出力端子189が設けられている。
【0087】また、上記第1の入出力端子185には、
この第1の入出力端子185を、カバー可能で、上記第
1の電気装置171の筐体175と接続線193で電気
的に接続されたシールドキャップ192が設けられてい
る。
【0088】そして、上記第2の入出力端子187と上
記第3の入出力端子189とは、信号ケーブル191で
接続されている。
【0089】また、上記第1の電気装置171と上記第
2の電気装置172とは、それぞれ接地線177、17
8により、アースされている。
【0090】すなわち、上記第1の入出力端子185
は、システム構成上、使用しない端子となっている。
【0091】さらに、上記第1の入出力端子185の部
分について、図18で詳しく説明すると、上記第1の入
出力端子185は、電気接点185aが絶縁性を有する
インシュレータ185bで覆われシェル185cに格納
され、絶縁性を有するスリーブ185dを介して、筐体
175の外枠175aに取り付けられている。
【0092】また、上記電気接点185aと上記電気回
路179とは接続線186aを介して、さらに、上記シ
ェル185cと上記電気回路179とは接続線186b
を介して、それぞれ接続されている。
【0093】また、上記外枠175aの上記第1の入出
力端子185の周りには、キャップ接続口金175bが
突設され、このキャップ接続口金175bは、上記シー
ルドキャップ192のキャップ本体192a内側に形成
されている接続ねじ部192bと螺合自在になってい
る。
【0094】また、上記キャップ本体192aには、こ
のキャップ本体192aを外枠175aに取り付けた際
に水密性を確保するためのパッキン192cが設けられ
ている。
【0095】さらに、上記シールドキャップ192と上
記筐体175とを電気的かつ物理的に接続する接続線1
93は、線部193aと、この線部193aの両端に設
けられた端子部193bとからなり、これら端子部19
3bが、上記筐体175の上記外枠175aと、そし
て、上記シールドキャップ192の上記キャップ本体1
92aとねじ193cで、それぞれ電気的かつ物理的に
接続されている。
【0096】すなわち、上記筐体175の外枠175
a,キャップ接続口金175b、上記接続線193の線
部193a,端子部193b、および、上記シールドキ
ャップ192のキャップ本体192a,接続ねじ部19
2bは金属製(導電性)で、各々導通し、かつ、上記接
地線177で接地された構造となっている。
【0097】このため、上記筐体175のキャップ接続
口金175bに、上記シールドキャップ192の接続ね
じ部192bを接続すると、上記キャップ接続口金17
5bと上記接続ねじ部192bとは、この部分でも導通
し、且つ、上記キャップ本体192aと上記外枠175
aとは、上記パッキン192cで、確実に水密性が保た
れ上記第1の入出力端子185を覆うことになる。
【0098】また、上記シールドキャップ192をキャ
ップ接続口金175bから取り外しても、上記接続線1
93によって上記シールドキャップ192は接地されて
おり、ノイズの悪影響を及ぼすことはない。
【0099】さらに、上記第1の入出力端子185の電
気接点185aから発せられる電波は、上記シールドキ
ャップ192のキャップ本体192aに吸収されて外部
にもれることがない。
【0100】尚、本実施例では、上記シールドキャップ
192の接続ねじ部192bを、上記筐体175のキャ
ップ接続口金175bに接続するようにしたが、上記第
1の入出力端子185のシェル185cに接続できるよ
うにしても良い。この場合、上記シールドキャップ19
2は、上記第1の電気装置171の電気回路179の基
準電位に接続されることになる。
【0101】また、本実施例では、2つの機器からなる
医療機器システムについて説明したが、他の構成、すな
わち、単体で機器を使用する場合や、3つ以上の機器か
らなる医療機器システムについても、未使用の入出力端
子に、上述のようなシールドキャップでカバーできるよ
うにすれば、確実にノイズを低減させることが可能とな
る。
【0102】次に、図19〜図22は医療機器システム
のカートにノイズ対策を施したもので、図19はノイズ
対策を施したカートを示す概略説明図、図20は他のノ
イズ対策を施したカートを示す概略説明図、図21はさ
らに他のノイズ対策を施したカートを示す概略背面図、
図22は図21のA−A矢視による概略説明図である。
【0103】まず、図19において、符号200は内視
鏡装置を示し、この内視鏡装置200では、各種制御装
置201が、インシュレータ201aを介してカート2
02に搭載されている。上記制御装置201には、電源
コード201aから電源が供給されるとともに、このコ
ード201aにより接地されている。また、上記カート
202はキャスタ202aを介して地上に設けられてい
る。
【0104】ここで、上記制御装置201のインシュレ
ータ201a、および、上記カート202のキャスタ2
02aは、例えばゴム原料にカーボン等を混入して形成
した導電性ゴムで形成されている。
【0105】このため、上記カート202は、導電性の
上記インシュレータ201aを介して金属部分が接地さ
れた上記制御装置201のシャーシに導通され、また、
導電性のキャスタ202aを介して接地される。
【0106】この結果、上記カート202にノイズが伝
播されても帰還され、カート202がノイズを発生する
ことが有効に防止される。
【0107】また、図20に示すノイズ低減対策では、
内視鏡装置210は、図20(a)に示すように、内視
鏡211,光源装置やCCU等の制御装置212,モニ
タ装置213等がカート214に搭載されるようになっ
ており、このカート214には、扉215が設けられ、
上記制御装置212を覆うように形成されている。
【0108】上記扉215には、上記制御装置212を
操作する際に必要最小限の窓部215aが設けられてい
る。
【0109】また、上記カート214は、図20(b)
に示すように、例えば鉄等の金属からなる導体層217
bの両側に塗装等により絶縁体層217aを設けた筐体
217の構造、あるいは、図20(c)に示すように、
内装側を金属等のブレードあるいは導電塗料からなる導
体層218bとし、外装側をFRP等の絶縁体層218
aとした筐体218の構造に形成されている。
【0110】さらに、上記カート214の各パーツの導
通は、ねじ、または、板ばね等により確実にとられ、電
源ケーブル216のグランドに電気的に接続されてい
る。
【0111】このため、カート214は高いシールド効
果を有し、内視鏡装置からのノイズ発生の低減が実現さ
れる。
【0112】また、図21,図22において、符号22
0はカートを示し、このカート220は、3室225
a,225b,225cに区画形成されている。
【0113】上記各室225a,225b,225cの
底板227には、フェライト板228が敷きつめられる
とともに、裏扉、天板、側面にはフェライト板またはウ
レタン基材にカーボンを含ませたピラミッド型の電磁吸
収体226が貼り付けられている。
【0114】さらに、上記カート220内の電気製品の
電源を供給するコンセント221には、各製品からの電
源ラインを通過して発生するノイズを減衰させるノイズ
フィルタ223とノイズカットを兼ねた絶縁トランス2
22とが設けられている。
【0115】このような構成とすることにより、製品の
全面からのノイズ以外は、ほとんどがカート220によ
り吸収され、ノイズが外部にでることが防止される。特
に、インターフェースのケーブルが多く、ノイズのアン
テナとなり易い裏面からのノイズは、壁面の電磁吸収体
226で吸収され、反射等により外部に輻射されること
が防止できる。尚、図中、符号224はキャスタを示
す。
【0116】次に、図23はカバー式内視鏡装置にノイ
ズ低減対策を施したもので、この図23はカバー式内視
鏡装置の概略説明図である。
【0117】すなわち、図23(a)において、符号2
30はカバー式内視鏡装置を示し、このカバー式内視鏡
装置230は、内視鏡231,光源装置およびCCU等
の制御装置232およびモニタ装置233とから主に構
成されている。また、符号235は上記カバー式内視鏡
装置230の上記各装置を搭載するカートである。
【0118】さらに、上記内視鏡231には、洗浄、殺
菌された、いわゆる使い捨ての内視鏡用着脱カバー23
4が設けられている。
【0119】上記内視鏡用着脱カバー234は、図23
(b)に示すように、銅箔または銀泊層234bにビニ
ール等でコーティング層234aを形成したもの、ある
いは、図23(c)に示すように、ブレード層234c
にビニール等でコーティング層234aを形成して構成
されたものである。
【0120】また、上記内視鏡用着脱カバー234のシ
ールド(上記銅箔または銀泊層234b、あるいは、ブ
レード層234c)部分には導線等の導体236により
上記光源装置等の制御装置232の端子に接続可能にな
っており、この制御装置232を介してアースされるよ
うになっている。尚、このアースは、上記制御装置23
2を介して行わず、直接、確保して行っても良い。
【0121】このように構成することにより、内視鏡用
着脱カバーは、内視鏡の清潔性を向上させるばかりでな
く、ノイズ防止の効果も有するのである。
【0122】このように、本発明の各実施例に示すよう
に、内視鏡装置の内視鏡のみならず、その周辺機器、お
よび、その各部分に対してノイズ低減対策を施すことに
より、内視鏡装置の大幅なノイズ低減を実現することが
可能となる。
【0123】尚、上述の各実施例においては、医療用に
用いる電子内視鏡装置を例に説明したが、これに限るこ
となく、例えば他の工業用に用いる内視鏡装置等におい
ても、本発明はノイズ低減対策の有効な解決手段とな
る。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡と、その周辺機器とからなる内視鏡装置において、
上記内視鏡の金属部材を電気的に接続し所定の電位に統
括したので、内視鏡の金属部材の電位が安定化し、効果
的に不要輻射ノイズの低減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による内視鏡装置を示す概
略説明図
【図2】本発明の第二実施例による内視鏡装置を示す概
略説明図
【図3】本発明の第三実施例による内視鏡装置を示す概
略説明図
【図4】本発明の第三実施例によるCCDケーブルの構
造説明図
【図5】本発明の第四実施例による内視鏡装置を示す概
略説明図
【図6】本発明の第四実施例による内視鏡の構造説明図
【図7】本発明の第五実施例による内視鏡の蛇管の構造
を示す説明図
【図8】本発明の第六実施例による内視鏡の電気的な配
線を簡単に示す概略説明図
【図9】本発明の第七実施例による内視鏡の電気的な配
線を簡単に示す概略説明図
【図10】本発明の第八実施例によるノイズ低減の原理
の説明図
【図11】本発明の第八実施例による内視鏡内の配線を
簡単に示す概略説明図
【図12】本発明の第八実施例による図11とは異なる
内視鏡内の配線を簡単に示す概略説明図
【図13】本発明の第九実施例による内視鏡内の配線を
簡単に示す概略説明図
【図14】本発明の第十実施例による光源装置と内視鏡
の接続部分を示す概略説明図
【図15】ノイズ低減をする内視鏡コネクタのコネクタ
受けの構造を示す斜視図
【図16】内視鏡の外装金属部の接続部分を示す概略説
明図
【図17】ノイズ対策を向上させる医療機器システムの
構成を示す概略説明図
【図18】ノイズ対策を向上させる医療機器システムの
医療機器の端子の拡大説明図
【図19】ノイズ対策を施したカートを示す概略説明図
【図20】他のノイズ対策を施したカートを示す概略説
明図
【図21】さらに他のノイズ対策を施したカートを示す
概略背面図
【図22】図21のA−A矢視による概略説明図
【図23】ノイズ低減対策を施したカバー式内視鏡装置
の概略説明図
【図24】従来の一般的な医療用電子内視鏡装置の概略
説明図
【符号の説明】
10 電子内視鏡装置(内視鏡装置) 11 電子内視鏡(内視鏡) 12 制御装置(周辺機器) 18a 金属部材 18b 金属部材 18c 金属部材 18d 金属部材 19 接続導線 VG1 グランドレベル(所定の電位)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、ノイズの伝搬経路としては、上記信
号ケーブル2bからの輻射ノイズばかりではなく、上記
光源装置やビデオプロセッサー等の制御装置3から、直
接、上記電子内視鏡2の金属部材9a〜9dへの電導
イズも考え得る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この図1に示すように、本実施例の内視鏡
装置は電子内視鏡装置10であって、この電子内視鏡装
置10は、固体撮像素子としてのCCD11aを内蔵し
た電子内視鏡11と、この電子内視鏡11の先端部に照
明光を供給する光源装置や、この電子内視鏡11の上記
CCD11aの信号を信号ケーブル11bを介して処理
する信号処理手段を有するビデオプロセッサーまたはカ
メラコントロールユニット(以下CCUと略称)や、光
源装置等の制御装置12と、この制御装置12により信
号処理された映像信号を表示するTVモニタと、上記制
御装置12に接続され上記TVモニタの内視鏡画像に関
する情報やコメント等を入力するキーボード(共に図示
せず)等から主に構成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、上記制御装置12の1つである光源
装置は、この光源装置に上記コネクタ11fが装着され
ることにより、この光源装置内のランプから出射し絞り
装置およびレンズ(いずれも図示せず)を通過し集光し
た照明光を、上記電子内視鏡11内に設けられている図
示しないライトガイドの端面に照射するようになってい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】一方、上記電子内視鏡11は、上記挿入部
11cには弯曲駒やフレキシブルコイル等の金属部材1
8aが、上記操作部11dにはマウンティングボード等
の金属部材18bが、上記ユニバーサルコード11eに
はフレキシブルコイル等の金属部材18cが、そして、
上記コネクタ11fには、このコネクタ11fを形成す
る金属部材18dが、それぞれ構成部材として設けられ
ており、これら金属部材18a〜18dは、接続導線1
9により電気的に接続されるとともに、一括して、上記
患者回路16の内部でこの患者回路16の電位レベル
(グランドレベル)とは異なる安定した電位レベル(グ
ランドレベル)VG1に統合されている。ここでは接続導
線19により各構成部材を接続しているが、できればイ
ンピーダンスの生じない面接触による接続が好ましい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、光源装置やビデオプロセッサー等の
制御装置12から、直接、上記電子内視鏡11の金属部
材18a〜18dへ放射ノイズが生じた場合も同様に、
これら電子内視鏡11の金属部材18a〜18dは電位
レベル(グランドレベル)VG1に統合されて、安定した
電位レベルになっており、ノイズが帰還され易くなって
いるため、これら各金属部材18a〜18dが、アンテ
ナとしてノイズを放射することが防止される。また各構
成部材18a〜18dとの接続を面接触による接続にし
たので、電位が一層安定して、放射ノイズが発生しにく
くなっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】上記各ケーブル34,38,39はシール
ド線からなり、外部導体は上記光源装置33および上記
CCU35の内部に設けられた患者回路41,42の大
地とは異なる電位レベル(グランドレベル)VG3,VG4
に一括して接続されている。そして、上記電位レベル
(グランドレベル)VG3は、上記光源装置33の筐体3
3aにコンデンサ43を介して接続され、また、上記電
位レベル(グランドレベル)VG4は、上記CCU35の
筐体35aにコンデンサ44を介して接続され、上記各
筐体33a,35aの大地グランドレベルに接続されて
いる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】上記先端構成部66は金属製で、上記弯曲
部67を形成する金属製の弯曲駒72と接続されてい
る。また、この弯曲駒72の他端側は、上記挿入部71
の金属製のフレキシブルコイル73と接続され、このフ
レキシブルコイル73は、上記操作部37の絶縁性を有
する操作部カバー77の内側に形成されたアルミ蒸着層
等の導体層74と接続されている。さらに、上記弯曲駒
72および上記フレキシブルコイル73の外側には、そ
れぞれ金属製の編組管75,76が設けられている。ま
た、上記先端構成部66の外側には絶縁性を有する先端
カバー78が、上記編組管75の外側には同じく絶縁性
を有する弯曲ゴム79が、上記編組管76の外側には絶
縁性を有する軟性部カバー80が、それぞれ設けられて
いる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】すなわち、図9において、符号105は内
視鏡装置を示し、この内視鏡装置105は、内視鏡10
6,光源装置107およびCCU108等から主に構成
されている。上記内視鏡106には、CCD109,1
次シールド110aを施されたCCDケーブル110,
1次シールド111aを施されたリモコンケーブル11
1,1次シールド112aを施された調光信号ケーブル
112等の金属部材が内蔵され、他の構成部材117
非金属絶縁部材で形成され絶縁カバーになっている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】すなわち、図13において、符号130は
気管内等を観察する細径の内視鏡を示し、従来、この
ような内視鏡130では、内部のケーブル131にシー
ルドを設けることが、径の制限から難しかった。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正内容】
【0103】まず、図19において、符号200は内視
鏡装置を示し、この内視鏡装置200では、各種制御装
置201が、インシュレータ201aを介してカート2
02に搭載されている。上記制御装置201には、電源
コード201bから電源が供給されるとともに、このコ
ード201bにより接地されている。また、上記カート
202はキャスタ202aを介して地上に設けられてい
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半田 啓二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岩▲崎▼ 誠二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 村田 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮下 章裕 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内久保 明伸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 海谷 晴彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 寺窪 優輝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡と、その周辺機器とからなる内視
    鏡装置において、 上記内視鏡の金属部材を電気的に接続し所定の電位に統
    括したことを特徴とする内視鏡装置。
JP5338407A 1993-12-28 1993-12-28 内視鏡装置 Pending JPH07184852A (ja)

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