JPH07184794A - 電動調理器 - Google Patents
電動調理器Info
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- JPH07184794A JPH07184794A JP5335910A JP33591093A JPH07184794A JP H07184794 A JPH07184794 A JP H07184794A JP 5335910 A JP5335910 A JP 5335910A JP 33591093 A JP33591093 A JP 33591093A JP H07184794 A JPH07184794 A JP H07184794A
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Abstract
ができ、コンパクトに形成できて取扱いやすい装置とし
て提供する。 【構成】 調理された材料を受ける収納トレイ10の開
口面に沿って進退動自在にカッタープレート14を設
け、前記収納トレイ10の前記開口面に、前記カッター
プレート14の上方から被調理材を投入するための投入
筒40を有するカバー41を脱着自在に設け、前記カバ
ー41に前記カッタープレート14を往復動させる駆動
部22、24、28、32を装着したことを特徴とす
る。
Description
り、おろし作製等に使用する電動調理器に関する。
切りしたり、おろしたりする場合に使用するものである
が、従来の電動調理器は円板状に形成したカッタを回転
してスライス等の処理をするよう構成している。カッタ
にはスライス等の調理内容に合わせた刃が形成されてお
り、調理しようとする材料をカッタ面に押しつけるよう
にしてカット等を行う。大根等をおろす場合は、カッタ
面におろし刃を設けたカッタを使用し、カッタに大根等
の野菜を押しつけておろすようにする。
調理器は回転刃で調理しているから、たとえば大根おろ
しをつくるような場合は良いおろしができないといった
問題点があった。すなわち、従来の調理器の場合は回転
するカッタに材料を押しつけて一方向にのみ回転させる
から、おろすうちにカッタ面の刃に野菜の繊維が引っ掛
かり、おろし刃がつまってしまってうまくおろせなかっ
たり、きめが粗くなったりする。
転させて処理しているから、カッター刃の半径以上の大
きさの材料を処理することができず、従って大根のよう
なものはまるごとかけることができず、あらかじめ材料
を一定の大きさ以下にカットして使用しなければならな
かった。このように、従来の電動調理器は使い勝手が十
分とはいえないという問題点があった。本発明はこれら
問題点を解消すべくなされたものであり、おろし等の従
来の調理器では不得手であった調理を容易に行うことが
でき、かつ、使い勝手のよい電動調理器を提供すること
を目的とする。
するため次の構成を備える。すなわち、調理された材料
を受ける収納トレイの開口面に沿って進退動自在にカッ
タープレートを設け、前記収納トレイの前記開口面に、
前記カッタープレートの上方から被調理材を投入するた
めの投入筒を有するカバーを脱着自在に設け、前記カバ
ーに前記カッタープレートを往復動させる駆動部を装着
したことを特徴とする。また、前記カッタープレートと
して、その両側面にローラが取り付けられ、収納トレイ
の長手方向の両側縁に設けた段差部に前記ローラが支持
されたもの、前記カッタープレートを駆動部に係合して
取り付ける際にカッタープレートの側縁部を引っ掛けて
仮固定する引っ掛け爪をカバーに設けたものが有効であ
る。また、前記カッタープレートとして、外枠内にスラ
イス用、おろし用、千切り用等の調理内容に応じた交換
カッターを交換可能に装着したもの、前記交換カッター
にスライス刃を固定し、このスライス刃の対向位置にス
ライス厚を変えるための交換プレートと千切り刃を形成
した千切り用の交換プレートを交換可能に取り付けたも
のが有効である。また、前記駆動部としては、収納トレ
イの開口面の上方で該開口面と回転面を平行にして電動
モータにより回転駆動される駆動ギヤと、該駆動ギヤの
回転面に回動自在に取り付けられる駆動ローラと、該駆
動ローラが係合する係合溝が前記収納トレイの長手方向
と直交する向きで、かつ前記駆動ギヤが回転する際の前
記駆動ローラの回転軌跡の移動範囲を確保する長さに形
成された可動プレートと、前記駆動ギヤが回転する際に
前記可動プレートを前記収納トレイの長手方向と平行に
往復移動させるガイドレールと、前記可動プレートの下
面にカッタープレートに設けた係合部に係合すべく下向
きに延出して固定され、前記ガイドレールに設けられた
ガイド溝にスライド自在に係合して前記可動プレートと
ともに往復駆動される駆動レバーとを有することを特徴
とする。また、前記駆動部として、前記可動プレートの
下面にカッタープレートに設けた係合突起に係合すると
ともに前記ガイドレールに設けたガイド溝にスライド自
在に係合して前記可動プレートとともに往復駆動される
移動係合部とを有することを特徴とする。また、前記移
動係合部としては、カッタープレートの係合突起の前端
面と後端面を両側から挟む各々の位置に、前記カッター
プレートの往復動方向に直交する方向に一対のロックレ
バーを移動可能に対向して配置し、かつ互いに当接する
向きに付勢して設け、前記係合突起が前記ロックレバー
の外側面に当接した際に、ロックレバーを外側に押し開
いて前記ロックレバー内に前記係合突起を係止させるべ
く前記ロックレバーの当接端側の外側面をテーパ面に形
成したものが有効である。また、前記収納トレイの後部
側を収納するスタンド上に駆動部を支持し、前記スタン
ドに前記収納トレイを抜き差し自在として、前記駆動部
にカッタープレートを連繋可能としたことを特徴とす
る。また、前記カッタープレートの下面にカッタープレ
ートとともに収納トレイ内で往復動する小形のトレイ容
器を脱着自在としたことを特徴とする。また、前記投入
筒に蓋をセットすることによって駆動部の作動を停止す
るロック機構が解除されて調理可能にする安全機構が付
設されたことを特徴とする。
ッタープレートは投入筒の後方に配置された駆動部によ
って往復駆動され、前記投入筒から調理しようとする材
料を投入することにより、カッタープレートの往復動に
よってスライス等の調理がなされる。調理された材料は
カッタープレートの下側の収納トレイ内に収納される。
収納トレイの着脱はカバーを取り外すことによってなさ
れる。カッタープレートはスライス、おろし、千切り等
の調理内容に応じてカッターを交換して使用する。スラ
イス刃を設けたカッターについては交換プレートをかえ
ることによってスライス厚を代えたりスライスのかわり
に千切り用として使用することができる。カッタープレ
ートと駆動部との連繋は、カッタープレートに設けた係
合部に駆動部側の駆動レバーを係合させるか、カッター
プレートに設けた係合突起を駆動部側の移動係合部に係
合させることによってなされる。駆動レバーおよび移動
係合部は電動モータによって回転駆動される駆動ギヤに
連繋する可動プレートにより、ガイドレールによって収
納トレイの長手方向にガイド移動され往復駆動される。
づいて詳細に説明する。図1および図2は本発明に係る
電動調理器の一実施例について、側面および正面から見
た各部の構成を示す説明図である。実施例の電動調理器
は回転刃に代えてカッタープレートを往復動させてスラ
イス等の調理を行うようにしたことを特徴とし、カット
等した材料を収納する収納トレイ10の上に本体12を
脱着自在に取り付け、カッター刃を装着したカッタープ
レート14を収納トレイ10の上端縁で往復動自在に支
持し、本体12内に設置した駆動部によってカッタープ
レート14を往復動させるよう構成したことを特徴とす
る。
方形の箱形に形成され、前記カッタープレート14はこ
の収納トレイ10の長手方向の上縁部の内側でガイド支
持される。図2に示すように収納トレイ10の長手方向
に沿う上端縁には段差部16が形成され、カッタープレ
ート14にはその両端にローラ18が回動自在に取り付
けられ、ローラ18が段差部16上を転動することによ
りカッタープレート14が収納トレイ10に支持されて
往復動する。
ート14の平面図、図6は側面図である。カッタープレ
ート14は調理内容に応じてカッターを交換できるよう
外枠14a内にカッターを交換して取り付けられるよう
にしている。20は外枠14の端部に設けた係合部であ
る。この係合部20は前記本体12内に設置した駆動部
の駆動レバー22が係合する部分である。前記ローラ1
8は外枠14aの外側面に各々3つ設置する。
され、カッタープレート14を往復動させる。24は本
体12内に設置した電動モータで、電動モータ24の回
転駆動力を往復駆動力に変換することによって前記駆動
レバー22を往復駆動する。26は電動モータ24の駆
動軸に固定したギヤに歯合する第1ギヤ、27は第1ギ
ヤ26に歯合する第2ギヤ、28は第2ギヤ27と歯合
する駆動ギヤである。これら第1ギヤ26、第2ギヤ2
7、駆動ギヤ28は所定のギヤ比を設定して駆動ギヤ2
8の所定の回転速度を得るとともに、駆動ギヤ28の回
転面をカッタープレート14の移動面と平行に配置する
目的で設けている。
囲を規定するギヤであり、駆動レバー22を介してカッ
タープレート14の往復ストロークをとるため大径に形
成する。駆動ギヤ28を円滑に回転させるため実施例で
は駆動ギヤ28の上端面に当接して転動するサポートロ
ーラ30を設けた。第2ギヤ27は駆動ギヤ28の内面
と歯合して駆動ギヤ28を回転させる。
変換する機構として、実施例では駆動ギヤ28の面上に
回転自在に駆動ローラ32を取り付け、この駆動ローラ
32に可動プレート34を係合させ、可動プレート34
を直線的に往復動させるガイドレール36を設けた。前
記駆動レバー22はその上端部をU字状に分岐させて形
成し、各々の分岐部を前記可動プレート34の下面に固
定するとともに、分岐部をガイドレール36のガイド溝
内にスライド自在に係合させて取り付けた。
ル36を平面方向から見た状態、および駆動ギヤ28、
駆動ローラ32の平面配置を示す。ガイドレール36は
前記駆動レバー22の分岐部が摺入されてスライドする
溝幅のガイド溝36aを長手方向に設けた部材であり、
ガイド溝36aを収納トレイ10の長手方向と平行にし
て本体12に固定する。可動プレート34は平面形状が
ひし形の部材で、前記駆動ローラ32が係合する係合溝
34aをガイドレール32のガイド溝32aと直交する
向きに配置する。駆動ローラ32は駆動ギヤ28の回転
に伴い円形の軌跡を描いて移動するから係合溝34aは
駆動ローラ32の軌跡直径長に設定し、ガイド溝36a
は軌跡直径長に駆動レバー22の分岐部のピッチ長を加
えた長さに設定する。
溝36aに沿って直線的に進退動し、駆動ギヤ28が回
転することによって駆動ローラ32が係合溝34a内で
往復動し可動プレート34を往復動させる。駆動レバー
22は可動プレート34に固定されているから可動プレ
ート34の往復動とともに移動する。図3に示すように
駆動レバー22の往復ストロークは駆動ローラ32が回
転移動する際の直径長によって規定される。
上に投入するための投入筒である。投入筒40は収納ト
レイ10の上面に装着するカバー41と一体に形成され
ている。投入筒40の形状やサイズは適宜設定できる
が、実施例では円筒状とし、大根等のかなり大きな材料
であってもまるごと投入できるように径サイズを80m
mに設定した。42は投入筒40内に装着する押込み棒
である。押込み棒42はカッタープレート14に材料を
押しつけるためのもので、その下端に投入筒40の内径
サイズに合わせて円形状に形成したフランジ42aを設
ける。
め押込み棒42の押さえ部42bを筒状に形成し、この
押さえ部42bの内側に小形の押込み棒44をスライド
可能に装着した。押込み棒44は押さえ部42b内に押
し込んだ状態でフランジ42aと同一高さに底部が位置
するようにした。46は投入筒40の上部の開口面を覆
うための蓋である。この蓋46は材料を投入筒40内に
投入して調理する際に材料が外に散らばったりしないよ
うにするために使用するが、安全機構として蓋46をセ
ットしないと調理器が作動しないようにする目的もあ
る。
蓋46は投入筒40の円筒形状にあわせて形成した円板
部と円板部の外縁部から延設した突片部46aから成
り、突片部46aには本体12に設けたスイッチボタン
50が入る孔46bが設けられる。スイッチボタン50
は図1に示すように投入筒40の上端と同じ高さで本体
12の上面に設置し、投入筒40に蓋46をかぶせた際
に孔46bにスイッチボタン50がちょうど入る位置関
係にある。実施例のスイッチボタン50は頂部を半円形
に形成しているから孔46bもスイッチボタン50が入
るように半円形に形成している。
電動モータ24の駆動をON-OFFさせるが、蓋46をかぶ
せない状態ではスイッチボタン50が作動しないようス
イッチボタン50の脇の本体12内にロックボタン52
を設け、蓋46を装着することでロックボタン52のロ
ックが解除できるようにした。蓋46にはその下面に解
除突起48を下向きに設け、蓋46を投入筒40にかぶ
せた際に解除突起48がロックボタン52を押してロッ
クを解除する。こうして、蓋46をセットしないと装置
が作動しないようにして調理器が安全に取り扱えるよう
にしている。
ては、まず、収納トレイ10を本体12およびカバー4
1と別々にした状態から本体12にカバー41を装着
し、本体12にカッタープレート14を装着する。カッ
タープレート14は本体12の底部から延出している駆
動レバー22の端部をカッタープレート14の係合部2
0の孔に挿入して装着する。なお、収納トレイ10にカ
バー14および本体12を取り付ける際にカッタープレ
ート14が落ちないように駆動レバー22にカッタープ
レート14を係合させる際にカバー41にカッタープレ
ート14を仮固定する。
の仮固定はカバー41の底面に設けた引っ掛け爪60に
カッタープレート14の外枠14aの側面を引っかける
ことによってなされる。カッタープレート14を仮固定
して本体12とカバー41を収納トレイ10に取り付け
ると、図2に示すように収納トレイ10の段差部16に
ローラ18が乗って、引っ掛け爪60よりも外枠14a
が浮いた状態になり、カッタープレート14が段差部1
6上で往復動自在となる。
前進位置にある状態ともっとも後退位置にある状態を示
すが、これらの可動範囲内でカッタープレート14は常
時投入筒40の下方位置にあってスライス等の調理をし
ようとする材料を支持する位置にある。投入筒40から
調理しようとする材料をカッタープレート14上に投入
し、蓋46をセットしてスイッチボタン50を押すと装
置が作動し、カッタープレート14が駆動レバー22に
よって往復駆動され、押込み棒42で材料を押さえつけ
ることによってスライス等の調理がなされる。
下方に落ちて収納トレイ10内にたまるから、調理後
は、収納トレイ10を本体12、カバー41から外して
調理物を取り出せばよい。51は収納トレイ10をカバ
ー41、本体12から外す際に使用する解除レバーであ
る。解除レバー51の下側を押すことによって収納トレ
イ10の係合が解除される。実施例の装置によれば、カ
ッタープレート14が収納トレイ10の開口面の全範囲
にわたって往復動するからカッタープレート14の移動
ストロークを効率的に広くとることができ、大根等の大
きな材料であってもまるごと調理できること、収納トレ
イ10を本体12、カバー41から分離できて水洗い等
が簡単にできること、本体12を収納トレイ10の上側
に配置したことによって収納トレイ10の長さ内で装置
を構成できコンパクトに形成できるといった特徴があ
る。
し刃を取り付けた場合であるが、本実施例の電動調理器
はカッタープレート14を往復動させて調理するから、
大根等のおろしをつくる操作が人手によっておろしをつ
くる場合と同様に往復動操作によってなされるから、従
来のような回転刃によっておろしをつくる場合にくらべ
てはるかに品質の良いおろしをつくることが可能になる
という利点がある。なお、おろし刃は上面と下面で刃の
粗さを変え、材料に応じて上面と下面を交換してセット
することで粗さを選んで調理することができる。
ス用で使用する場合の交換カッター65の例を示す。前
述したように交換カッター65はカッタープレート14
の外枠14aを共通にして適宜交換セットして使用す
る。図示例の交換カッター65はプレートの中央部にス
ライス刃66を取り付けたものである。スライス厚は図
8に示すようにスライス刃66とプレート面との間隔に
よって決められる。スライス厚を変える場合は図9に示
すような平プレート状に形成した交換プレート67を交
換カッター65のプレート側縁に設けた係合溝68a、
68bに係合して挿入セットすることによって行う。
使用する場合は、図10に示すように千切り刃70を起
立させて形成した千切り用の交換プレート71を交換カ
ッター65に取り付けて使用する。交換プレート71は
交換プレート67と同様に交換カッタ−65の係合溝6
8a、68bに係合させて挿入して装着する。千切り刃
70とスライス刃66との組み合わせによって千切りさ
れる。
スした材料はそのまま収納トレイ10内に落下するが、
調理物があまり多くない場合には収納トレイ10の容積
が大き過ぎて取扱いにくい場合がある。そのような場合
には、図1に示すようにカッタープレート14の下側に
小形のトレイ容器72を取り付け、調理する際にカッタ
ープレート14と小形のトレイ容器72がともに往復動
するようにして、調理物がトレイ容器72 内に収容さ
れるようにする。トレイ容器72はカッタープート14
の外枠14aに脱着自在にセットされ、適宜取り付け、
取り外しして使用する。
施例を示す。前述した実施例の装置では収納トレイ10
をセットする場合、まず本体12およびカバー41にカ
ッタープレート14を取り付け、本体12側を手に持っ
て収納トレイ10にセットしなければならない。したが
って、セットの際に重量のある本体12側を手で持って
操作するという取扱い上の煩わしさがある。本実施例は
セット時に本体12側を手に持たずにセットできるよう
にしたものである。
向から見た状態を示す。本実施例では電動モータ24等
の駆動部を内蔵した本体12をスタンド80上に支持
し、スタンド80に対して横方向から本体12の下側に
収納トレイ10を差し込むように構成したことを特徴と
する。スタンド80は収納トレイ10を差し込む一端側
を開口した箱状に形成する。収納トレイ10をセットす
るため本体12はスタンド80に対して若干上下にスラ
イド移動可能に支持される。
の構成は前述した実施例と同様であり、駆動ギヤ28に
駆動ローラ32を取り付け、駆動ローラ32を可動プレ
ート34に係合させ、可動プレート34をガイドレール
36によって往復動すべくガイドしている。なお、本実
施例では本体12の駆動部にカッタープレート14をあ
らかじめ係合してセットするかわりに、収納トレイ10
にカッタープレート14をのせてセットすることで自動
的に本体12の駆動部と係合するようにしている。
使用するカッタープレート14もその側面にローラ18
を設け、収納トレイ10の段差部16に支持するが、そ
の端部に上向きに係合突起15を設け、この係合突起1
5が本体12内の可動プレート34の下側に設けた移動
係合部82に係合するよう構成する。移動係合部82は
可動プレート34の下面に固定しガイドレール36のガ
イド溝にガイドされてスライドするスライド部とスライ
ド部内にセットしたロックレバー84によって構成す
る。
す。ロックレバー84はカッタープレート14の往復動
方向すなわち係合突起15の移動方向と直交方向にスラ
イド移動可能に向かい合わせに配置し、対向するロック
レバー84が互いに当接する向きにスプリング86によ
って付勢する。これらロックレバー84は係合突起15
の前端面と後端面を各々規制するためのもので、各々の
一対を係合突起15の前後端面間隔をあけて配置する。
また、ロックレバー84の外側面を図のように向かい合
わせ端側が幅狭となるテーパ面に形成し、ロックレバー
84の外側面に係合突起15が当接した際にロックレバ
ー84が横に開いて移動係合部82内に係合突起15が
入り込みやすくする。なお、係合突起15についてもそ
の外側面のコーナー部をテーパ面にして係合しやすくす
る。
動作について説明すると、まず、収納トレイ10にカッ
タープレート14をのせ、収納トレイ10にカバー41
をセットして、スタンド80内に収納トレイ10を差し
入れる。カッタープレート14は自動的に駆動部に係合
するから、どの位置にあってもよい。収納トレイ10を
スタンド80に差し入れる際には、本体12をやや上に
スライドさせておき、収納トレイ10を差し入れてから
押し下げ、スタンド80にロックさせる。これはガイド
レール36等の下側にカッタープレート14の係合突起
15がはいるようにするためである。収納トレイ10を
セットすることによって調理可能状態になる。
0がONになることによって本体12の駆動部と連繋して
往復動するが、これは、収納トレイ10をセットするこ
とによって、カッタープレート14の係合突起15が上
記の移動係合部82の進退経路上に位置し、移動係合部
82がガイドレール36によってガイドされて前進ある
いは後退した際に係合突起15が移動係合部82内には
いり込み、ロックレバー84によってロックされること
によってなされる。当初においては係合突起15は移動
係合部82の外側にあってカッタープレート14は移動
係合部82によって押動されるが、カッタープレート1
4が前進あるいは後退する限界位置まで移動した後はカ
ッタープレート14の移動が規制され、移動係合部82
内に係止突起15が嵌合することになる。カッタープレ
ート14が前進位置あるいは後退位置で収納トレイ10
に当接する衝撃をやわらげるためダンパー88を設けて
おく。
施例と同様である。なお、本実施例では押込み棒42の
内側に2段階で押込み棒を設け、投入筒40から材料を
投入する際の孔径を3段階で選ぶことができるようにな
っている。材料を投入筒40から投入し、蓋46をセッ
トしてスイッチボタン50を押すとカッタープレート1
4が往復駆動されるから、押込み棒42で材料を押しつ
けてスライス等の調理がなされる。調理が終了したら、
本体12をスタンド80から若干持ち上げ、収納トレイ
10をスタンド80から引き出して調理物を取り出す。
12を手で持ち上げたりすることなく、収納トレイ10
をスタンド80に差し入れ、引き出しする操作のみで調
理することが可能になる。また、本実施例の場合はカッ
タープレート14が本体12の駆動部と自動的に連繋す
るからカッタープレート14の取り付け操作が簡単にな
るという利点もある。なお、本実施例でのカッタープレ
ート14と本体12内の駆動部との連繋方法は前述した
実施例の場合にも適用することができる。すなわち、前
述した実施例の場合もカッタープレート14との連繋を
駆動レバー22によらず本実施例の移動係合部82によ
る構成にすることによって収納トレイ10にカッタープ
レート14をセットして自動的に駆動部と連繋するよう
構成することができる。
の開口面に沿ってカッタープレートを進退動自在に支持
し、収納トレイの全面をカッタープレートの移動範囲と
することでカッタープレートの移動範囲を広げることが
でき大きな材料であってもまるごと調理することが可能
になり調理器の取扱い性を向上させることができる。ま
た、収納トレイはカバーおよび駆動部から取り外して扱
うことができ、カッタープレートの取り外しも容易にで
き、これら各部を洗浄したりすることが簡単にできる。
また、交換カッターを変えることによって種々の調理を
行うことができる。また、カッタープレートは往復動し
て調理するから、とくにおろしは手でつくる場合と同様
な良品が得られる。また、移動係合部にカッタープレー
トを係合させて駆動部とカッタープレートとを連繋させ
る場合はカッタープレートが自動的に連繋するから操作
がさらに簡単になる。また、本発明に係る電動調理器は
収納トレイの上方位置に駆動部を配置するから装置全体
をコンパクトに形成することができる等の著効を奏す
る。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
の平面図である。
方向から見た説明図である。
方向から見た説明図である。
説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 調理された材料を受ける収納トレイの開
口面に沿って進退動自在にカッタープレートを設け、 前記収納トレイの前記開口面に、前記カッタープレート
の上方から被調理材を投入するための投入筒を有するカ
バーを脱着自在に設け、 前記カバーに前記カッタープレートを往復動させる駆動
部を装着したことを特徴とする電動調理器。 - 【請求項2】 カッタープレートは、その両側面にロー
ラが取り付けられ、収納トレイの長手方向の両側縁に設
けた段差部に前記ローラが支持されたことを特徴とする
請求項1記載の電動調理器。 - 【請求項3】 カッタープレートを駆動部に係合して取
り付ける際にカッタープレートの側縁部を引っ掛けて仮
固定する引っ掛け爪をカバーに設けたことを特徴とする
請求項1記載の電動調理器。 - 【請求項4】 カッタープレートは、外枠内にスライス
用、おろし用、千切り用等の調理内容に応じた交換カッ
ターを交換可能に装着したものであることを特徴とする
請求項1記載の電動調理器。 - 【請求項5】 交換カッターにスライス刃を固定し、こ
のスライス刃の対向位置にスライス厚を変えるための交
換プレートと千切り刃を形成した千切り用の交換プレー
トを交換可能に取り付けたことを特徴とする請求項4記
載の電動調理器。 - 【請求項6】 駆動部は、収納トレイの開口面の上方で
該開口面と回転面を平行にして電動モータにより回転駆
動される駆動ギヤと、 該駆動ギヤの回転面に回動自在に取り付けられる駆動ロ
ーラと、 該駆動ローラが係合する係合溝が前記収納トレイの長手
方向と直交する向きで、かつ前記駆動ギヤが回転する際
の前記駆動ローラの回転軌跡の移動範囲を確保する長さ
に形成された可動プレートと、 前記駆動ギヤが回転する際に前記可動プレートを前記収
納トレイの長手方向と平行に往復移動させるガイドレー
ルと、 前記可動プレートの下面にカッタープレートに設けた係
合部に係合すべく下向きに延出して固定され、前記ガイ
ドレールに設けられたガイド溝にスライド自在に係合し
て前記可動プレートとともに往復駆動される駆動レバー
とを有することを特徴とする請求項1記載の電動調理
器。 - 【請求項7】 駆動部は、収納トレイの開口面の上方で
該開口面と回転面を平行にして電動モータにより回転駆
動される駆動ギヤと、 該駆動ギヤの回転面に回動自在に取り付けられる駆動ロ
ーラと、 該駆動ローラが係合する係合溝が前記収納トレイの長手
方向と直交する向きで、かつ前記駆動ギヤが回転する際
の前記駆動ローラの回転軌跡の移動範囲を確保する長さ
に形成された可動プレートと、 前記駆動ギヤが回転する際に前記可動プレートを前記収
納トレイの長手方向と平行に往復移動させるガイドレー
ルと、 前記可動プレートの下面にカッタープレートに設けた係
合突起に係合するとともに前記ガイドレールに設けたガ
イド溝にスライド自在に係合して前記可動プレートとと
もに往復駆動される移動係合部とを有することを特徴と
する請求項1記載の電動調理器。 - 【請求項8】 移動係合部が、カッタープレートの係合
突起の前端面と後端面を両側から挟む各々の位置に、前
記カッタープレートの往復動方向に直交する方向に一対
のロックレバーを移動可能に対向して配置し、かつ互い
に当接する向きに付勢して設け、 前記係合突起が前記ロックレバーの外側面に当接した際
に、ロックレバーを外側に押し開いて前記ロックレバー
内に前記係合突起を係止させるべく前記ロックレバーの
当接端側の外側面をテーパ面に形成したものであること
を特徴とする請求項7記載の電動調理器。 - 【請求項9】 収納トレイの後部側を収納するスタンド
上に駆動部を支持し、前記スタンドに前記収納トレイを
抜き差し自在として、前記駆動部にカッタープレートを
連繋可能としたことを特徴とする請求項8記載の電動調
理器。 - 【請求項10】 カッタープレートの下面にカッタープ
レートとともに収納トレイ内で往復動する小形のトレイ
容器を脱着自在としたことを特徴とする請求項1、2、
3、4、5、6、7、8または9記載の電動調理器。 - 【請求項11】 投入筒に蓋をセットすることによって
駆動部の作動を停止するロック機構が解除されて調理可
能にする安全機構が付設されたことを特徴とする請求項
1記載の電動調理器。
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