JPH07184303A - 電気自動車用高圧大電流分電装置 - Google Patents
電気自動車用高圧大電流分電装置Info
- Publication number
- JPH07184303A JPH07184303A JP34751193A JP34751193A JPH07184303A JP H07184303 A JPH07184303 A JP H07184303A JP 34751193 A JP34751193 A JP 34751193A JP 34751193 A JP34751193 A JP 34751193A JP H07184303 A JPH07184303 A JP H07184303A
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- JP
- Japan
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- case
- electric vehicle
- distribution device
- current distribution
- partition plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、装置の小型化を図れるようにす
ることを目的とする。 【構成】 ケース11内に配設した正側接続導体23及
び負側接続導体22により電気部品であるリレー15,
16,ヒューズ17,18,バッテリを接続し、これ
ら、両接続導体22,23の断面積を従来のケーブルの
公称断面積に等しく設定しておく。 【効果】 従って、従来のようにケースに余分なスペー
スを確保しておく必要がなく、装置の小型化を図ること
ができる。
ることを目的とする。 【構成】 ケース11内に配設した正側接続導体23及
び負側接続導体22により電気部品であるリレー15,
16,ヒューズ17,18,バッテリを接続し、これ
ら、両接続導体22,23の断面積を従来のケーブルの
公称断面積に等しく設定しておく。 【効果】 従って、従来のようにケースに余分なスペー
スを確保しておく必要がなく、装置の小型化を図ること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バッテリを駆動源と
する電気自動車に適用される電気自動車用高圧大電流分
電装置に関する。
する電気自動車に適用される電気自動車用高圧大電流分
電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の自動車の場合、各電装品の定格電
圧はDC24V以下であるため、電流も小さく、使用す
るケーブルも公称断面積の小さいものでよいが、バッテ
リを駆動源とする電気自動車用高圧大電流分電装置の場
合、動力ラインの定格電圧がDC48V〜400Vと高
くなるため、電流も格段に大きく、使用するケーブルと
して公称断面積の大きなものが必要になる。
圧はDC24V以下であるため、電流も小さく、使用す
るケーブルも公称断面積の小さいものでよいが、バッテ
リを駆動源とする電気自動車用高圧大電流分電装置の場
合、動力ラインの定格電圧がDC48V〜400Vと高
くなるため、電流も格段に大きく、使用するケーブルと
して公称断面積の大きなものが必要になる。
【0003】このようなバッテリを駆動源とする電気自
動車において、一般の自動車のジャンクションボックス
と同じように、リレー,ヒューズ等の電気部品を集中的
に配設した分電装置を設けることが考えられており、こ
の分電装置は例えば図5に示すように各電気部品が配設
されて構成されている。
動車において、一般の自動車のジャンクションボックス
と同じように、リレー,ヒューズ等の電気部品を集中的
に配設した分電装置を設けることが考えられており、こ
の分電装置は例えば図5に示すように各電気部品が配設
されて構成されている。
【0004】即ち、図5に示すように、絶縁材からなる
ケース1内に複数個のリレー2a,2b,ヒューズ3a
及びヒューズソケット4に装着された複数個のヒューズ
3bが配設され、これらの各電気部品が、ケーブル5に
よりケース1内において相互に接続されると共に、ケー
ス1を貫通して図外のバッテリやモータ,ライトなどの
各種負荷に接続されている。
ケース1内に複数個のリレー2a,2b,ヒューズ3a
及びヒューズソケット4に装着された複数個のヒューズ
3bが配設され、これらの各電気部品が、ケーブル5に
よりケース1内において相互に接続されると共に、ケー
ス1を貫通して図外のバッテリやモータ,ライトなどの
各種負荷に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
にケーブル5は公称断面積が大きく、例えば150Aの
電流が流れる場合には公称断面積が38mm2 のものを
使用しなければならず、柔軟性に欠けるため、ケース1
内にケーブル5のスペースを確保しなければならず、装
置全体の大型化を招くという問題がある。
にケーブル5は公称断面積が大きく、例えば150Aの
電流が流れる場合には公称断面積が38mm2 のものを
使用しなければならず、柔軟性に欠けるため、ケース1
内にケーブル5のスペースを確保しなければならず、装
置全体の大型化を招くという問題がある。
【0006】そこでこの発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、装置の小型化を図れるよ
うにすることを目的とする。
消するためになされたもので、装置の小型化を図れるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
バッテリを駆動源とする電気自動車に搭載される電気自
動車用高圧大電流分電装置であって、ケースと、前記ケ
ース内に配設されたリレー,ヒューズ等の複数の電気部
品と、前記ケース内に配設され前記バッテリ或いは各種
負荷に接続され前記各部品の端子が接続された1次側接
続導体と、前記ケース内に配設され前記バッテリ或いは
各種負荷に接続され前記各部品の端子が接続された2次
側接続導体とを備えたことを特徴としている。
バッテリを駆動源とする電気自動車に搭載される電気自
動車用高圧大電流分電装置であって、ケースと、前記ケ
ース内に配設されたリレー,ヒューズ等の複数の電気部
品と、前記ケース内に配設され前記バッテリ或いは各種
負荷に接続され前記各部品の端子が接続された1次側接
続導体と、前記ケース内に配設され前記バッテリ或いは
各種負荷に接続され前記各部品の端子が接続された2次
側接続導体とを備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載のように、前記ケース
のほぼ中央に絶縁性の仕切板が配設され、前記ケース内
の前記仕切板の両側に前記各電気部品が配設され、前記
両接続導体それぞれが前記仕切板の両側でかつ前記仕切
板の近傍に配設されていてもよい。
のほぼ中央に絶縁性の仕切板が配設され、前記ケース内
の前記仕切板の両側に前記各電気部品が配設され、前記
両接続導体それぞれが前記仕切板の両側でかつ前記仕切
板の近傍に配設されていてもよい。
【0009】さらに、前記ケースの外側面或いは内側面
を透磁率の高い金属によりコーティングすることも効果
的である。
を透磁率の高い金属によりコーティングすることも効果
的である。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、1次側接続導
体及び2次側接続導体により各電気部品とバッテリ等が
接続されるため、両接続導体の断面積を従来のケーブル
の公称断面積に等しく設定しておけばよく、従来のよう
にケースに余分なスペースを確保しておく必要がなく、
装置の小型化を図ることができる。
体及び2次側接続導体により各電気部品とバッテリ等が
接続されるため、両接続導体の断面積を従来のケーブル
の公称断面積に等しく設定しておけばよく、従来のよう
にケースに余分なスペースを確保しておく必要がなく、
装置の小型化を図ることができる。
【0011】また、請求項2記載の発明においては、仕
切板によりケース内部を仕切り、仕切板の両側に1次側
及び2次側接続導体を配設したため、仕切板の両側に各
電気部品を配設する場合に両接続導体それぞれに接続し
易い方を選択して各電気部品を配設し、各電気部品の位
置に合わせて両接続導体の形状を設定することによっ
て、ケース内のスペースの有効利用が図れ、装置の小型
化を図る上で効果的である。
切板によりケース内部を仕切り、仕切板の両側に1次側
及び2次側接続導体を配設したため、仕切板の両側に各
電気部品を配設する場合に両接続導体それぞれに接続し
易い方を選択して各電気部品を配設し、各電気部品の位
置に合わせて両接続導体の形状を設定することによっ
て、ケース内のスペースの有効利用が図れ、装置の小型
化を図る上で効果的である。
【0012】さらに、ケースを絶縁材により形成してそ
の外側面或いは内側面の少なくとも一方を透磁率の高い
金属でコーティングし、又はケースを透磁率の高い金属
により形成してその外側面或いは内側面の少なくとも一
方を絶縁材によりコーティングすることにより、ケース
内部を電磁的にシールドすることができ、外部からの電
磁ノイズの影響を遮断できる。
の外側面或いは内側面の少なくとも一方を透磁率の高い
金属でコーティングし、又はケースを透磁率の高い金属
により形成してその外側面或いは内側面の少なくとも一
方を絶縁材によりコーティングすることにより、ケース
内部を電磁的にシールドすることができ、外部からの電
磁ノイズの影響を遮断できる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の平面図、図2は
一部の斜視図、図3及び図4はそれぞれ更に異なる一部
の斜視図である。
一部の斜視図、図3及び図4はそれぞれ更に異なる一部
の斜視図である。
【0014】これらの図に示すように、絶縁材からなる
ケース11が設けられ、このケース11の上部は開閉自
在の図外の蓋体により構成され、このケース11内の仕
切板12の左,右の両側に後述する接続導体を設置する
ために所定距離を隔てて左,右絶縁板13,14が立設
され、ケース11内の左絶縁板13の左方にリレー15
が配設されると共に、ケース11内の右絶縁板14の右
方に複数個のリレー16が配設され、ケース11内の左
絶縁板13の左方でリレー15の上方に2個の限流ヒュ
ーズ17が配設されると共に、ケース11内の右絶縁板
14の右方でリレー16の上方に複数個の限流ヒューズ
18が配設され、これら各限流ヒューズ18間は絶縁板
19により仕切られている(図3参照)。
ケース11が設けられ、このケース11の上部は開閉自
在の図外の蓋体により構成され、このケース11内の仕
切板12の左,右の両側に後述する接続導体を設置する
ために所定距離を隔てて左,右絶縁板13,14が立設
され、ケース11内の左絶縁板13の左方にリレー15
が配設されると共に、ケース11内の右絶縁板14の右
方に複数個のリレー16が配設され、ケース11内の左
絶縁板13の左方でリレー15の上方に2個の限流ヒュ
ーズ17が配設されると共に、ケース11内の右絶縁板
14の右方でリレー16の上方に複数個の限流ヒューズ
18が配設され、これら各限流ヒューズ18間は絶縁板
19により仕切られている(図3参照)。
【0015】このとき、各リレー15,16には水素ガ
ス密閉型の高電流リレーを用いるのが好ましく、これに
より上下方向におけるアーク放電距離を確保する必要が
なくなる。
ス密閉型の高電流リレーを用いるのが好ましく、これに
より上下方向におけるアーク放電距離を確保する必要が
なくなる。
【0016】また、ケース11内の左絶縁板13の左側
でリレー15の上方及びケース11内の右絶縁板14の
右側で上方には、図3に示すようにそれぞれケース11
内を上下に仕切ると同時に各ヒューズ17,18の固定
用の絶縁板20,21が設置されている。
でリレー15の上方及びケース11内の右絶縁板14の
右側で上方には、図3に示すようにそれぞれケース11
内を上下に仕切ると同時に各ヒューズ17,18の固定
用の絶縁板20,21が設置されている。
【0017】そして、銅,黄銅,アルミニウム,ベリリ
ウム銅からなる2次側接続導体としての2個の負側接続
導体22及び1次側接続導体としての正側接続導体23
が仕切板12の左,右の両側に設けられ、両負側接続導
体22それぞれの前後方向の基部22aが仕切板12と
左絶縁板13との間に上下に配置され、正側接続導体2
3の前後に長尺の基部23aが仕切板12と右絶縁板1
4との間に配設され、図2に示すように、両負側接続導
体22それぞれの基部22aの後端には上方への延出片
22bがそれぞれ一体に形成され、これらの延出片22
bの上端に一体に左方に延出して接続片22cがそれぞ
れ形成され、これらの接続片22cに両ヒューズ17の
負端子が接続されるようになっており、基部22a,延
出片22b,接続片22cそれぞれにより両負側接続導
体22が構成されている。
ウム銅からなる2次側接続導体としての2個の負側接続
導体22及び1次側接続導体としての正側接続導体23
が仕切板12の左,右の両側に設けられ、両負側接続導
体22それぞれの前後方向の基部22aが仕切板12と
左絶縁板13との間に上下に配置され、正側接続導体2
3の前後に長尺の基部23aが仕切板12と右絶縁板1
4との間に配設され、図2に示すように、両負側接続導
体22それぞれの基部22aの後端には上方への延出片
22bがそれぞれ一体に形成され、これらの延出片22
bの上端に一体に左方に延出して接続片22cがそれぞ
れ形成され、これらの接続片22cに両ヒューズ17の
負端子が接続されるようになっており、基部22a,延
出片22b,接続片22cそれぞれにより両負側接続導
体22が構成されている。
【0018】また、正側接続導体23の基部23aにも
複数個の上方への延出片23bが一体に形成され、最前
の延出片23bの上端に右方に延び出し更にその先が後
方に屈曲したL字片23cが一体に形成され、残りの延
出片23bの上端に一体に左方に延出して接続片23d
がそれぞれ形成され、L字片23cに各ヒューズ18の
正端子が接続されると共に、接続片23dにヒューズ1
7の正端子が接続され、基部23a,延出片23b,L
字片23c,接続片23dにより正側接続導体23が構
成されている。
複数個の上方への延出片23bが一体に形成され、最前
の延出片23bの上端に右方に延び出し更にその先が後
方に屈曲したL字片23cが一体に形成され、残りの延
出片23bの上端に一体に左方に延出して接続片23d
がそれぞれ形成され、L字片23cに各ヒューズ18の
正端子が接続されると共に、接続片23dにヒューズ1
7の正端子が接続され、基部23a,延出片23b,L
字片23c,接続片23dにより正側接続導体23が構
成されている。
【0019】このとき、各接続片22c,23dやL字
片23cの各ヒューズ17,18との接続位置には、図
2に示すように透孔24が透設されると共に、図4に示
すように、両絶縁板20,21の各透孔24の下方にも
透孔25が透設され、両絶縁板20,21の各透孔25
に金属ナット或いはヘリサートと呼ばれるコイル体が埋
設され、ねじ26がばねワッシャ27及び平ワッシャ2
8を介しこれら金属ナット或いはヘリサートに螺合され
て各ヒューズ17,18と各接続導体22,23とが電
気的に接続されると同時に、各ヒューズ17,18が固
定されている。
片23cの各ヒューズ17,18との接続位置には、図
2に示すように透孔24が透設されると共に、図4に示
すように、両絶縁板20,21の各透孔24の下方にも
透孔25が透設され、両絶縁板20,21の各透孔25
に金属ナット或いはヘリサートと呼ばれるコイル体が埋
設され、ねじ26がばねワッシャ27及び平ワッシャ2
8を介しこれら金属ナット或いはヘリサートに螺合され
て各ヒューズ17,18と各接続導体22,23とが電
気的に接続されると同時に、各ヒューズ17,18が固
定されている。
【0020】ところで、各接続導体22,23の基部2
2a,23aの前端はケース11を貫通してその前方に
導出され、導出された基部22a,23aの前端それぞ
れがケーブルによってバッテリの出力端子或いはモータ
やライト等の各種負荷に接続されるようになっている。
2a,23aの前端はケース11を貫通してその前方に
導出され、導出された基部22a,23aの前端それぞ
れがケーブルによってバッテリの出力端子或いはモータ
やライト等の各種負荷に接続されるようになっている。
【0021】また、図4に示すように、各接続導体2
2,23のヒューズ17,18と電気的に接続する部分
以外にはエポキシ,ポリエチレン,塩化ビニルなどの熱
硬化性樹脂のコーティング層30が形成され、絶縁され
ている。
2,23のヒューズ17,18と電気的に接続する部分
以外にはエポキシ,ポリエチレン,塩化ビニルなどの熱
硬化性樹脂のコーティング層30が形成され、絶縁され
ている。
【0022】従って、各接続導体22,23の断面積
を、従来使用しているケーブル5(図5参照)の公称断
面積に等しく設定しておくことによって、従来のような
ケーブル用の余分なスペースをケース11内に確保する
必要がなく、装置を小型にすることができる。
を、従来使用しているケーブル5(図5参照)の公称断
面積に等しく設定しておくことによって、従来のような
ケーブル用の余分なスペースをケース11内に確保する
必要がなく、装置を小型にすることができる。
【0023】また、リレー15,16に水素ガス密閉型
の高電流リレーを用いることによって、上下方向におけ
るアーク放電距離を確保する必要がなく、上下方向の寸
法の縮小を図ることができる。
の高電流リレーを用いることによって、上下方向におけ
るアーク放電距離を確保する必要がなく、上下方向の寸
法の縮小を図ることができる。
【0024】さらに、仕切板12の両側に負側,正側接
続導体22,23を配設することによって、仕切板12
の両側に各電気部品を配設する場合に各接続導体22,
23それぞれに接続し易い方を選択して各部品を配設
し、各部品の位置に合わせて各接続導体22,23の形
状を設定することによって、ケース11内のスペースの
有効利用を図って効果的に装置を小型化できる。
続導体22,23を配設することによって、仕切板12
の両側に各電気部品を配設する場合に各接続導体22,
23それぞれに接続し易い方を選択して各部品を配設
し、各部品の位置に合わせて各接続導体22,23の形
状を設定することによって、ケース11内のスペースの
有効利用を図って効果的に装置を小型化できる。
【0025】なお、ケースを絶縁材により形成してその
外側面或いは内側面の少なくとも一方を透磁率の高いア
ルミニウム,鉄などの金属でコーティングし、又はケー
スをアルミニウム等の透磁率の高い金属により形成して
その外側面或いは内側面の少なくとも一方を絶縁材によ
りコーティングすることにより、ケースの内部を電磁的
にシールドすることができ、外部からの電磁ノイズの影
響を遮断でき、信頼性の向上を図ることができる。
外側面或いは内側面の少なくとも一方を透磁率の高いア
ルミニウム,鉄などの金属でコーティングし、又はケー
スをアルミニウム等の透磁率の高い金属により形成して
その外側面或いは内側面の少なくとも一方を絶縁材によ
りコーティングすることにより、ケースの内部を電磁的
にシールドすることができ、外部からの電磁ノイズの影
響を遮断でき、信頼性の向上を図ることができる。
【0026】また、1次側,2次側接続導体はそれぞれ
負側,正側接続導体22,23であってもよく、更に各
接続導体22,23は上記実施例の形状に限定されるも
のでないのは勿論である。
負側,正側接続導体22,23であってもよく、更に各
接続導体22,23は上記実施例の形状に限定されるも
のでないのは勿論である。
【0027】さらに、ケース11内に収容する電気部品
も上記したリレーやヒューズに限らないのは言うまでも
ない。
も上記したリレーやヒューズに限らないのは言うまでも
ない。
【0028】また、ケース11内においてリレー15,
16,ヒューズ17,18の絶縁対策が十分施されてい
れば、ケース11は金属製であってもよい。
16,ヒューズ17,18の絶縁対策が十分施されてい
れば、ケース11は金属製であってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1次側接
続導体及び2次側接続導体により各電気部品とバッテリ
等を接続するため、従来のようにケースに余分なスペー
スを確保しておく必要がなく、装置の小型化を図ること
ができ、電気自動車に好適である。
続導体及び2次側接続導体により各電気部品とバッテリ
等を接続するため、従来のようにケースに余分なスペー
スを確保しておく必要がなく、装置の小型化を図ること
ができ、電気自動車に好適である。
【0030】また、請求項2記載の発明においては、仕
切板によりケース内部を仕切り、仕切板の両側に1次側
及び2次側接続導体を配設したため、ケース内のスペー
スの有効利用が図れ、装置の小型化を図る上で効果的で
ある。
切板によりケース内部を仕切り、仕切板の両側に1次側
及び2次側接続導体を配設したため、ケース内のスペー
スの有効利用が図れ、装置の小型化を図る上で効果的で
ある。
【0031】さらに、ケースを絶縁材により形成してそ
の外側面或いは内側面を透磁率の高い金属でコーティン
グし、又はケースを透磁率の高い金属により形成してそ
の外側面或いは内側面の少なくとも一方を絶縁材により
コーティングすることにより、ケース内部を電磁的にシ
ールドして、外部からの電磁ノイズの影響を遮断でき、
信頼性の向上を図ることができる。
の外側面或いは内側面を透磁率の高い金属でコーティン
グし、又はケースを透磁率の高い金属により形成してそ
の外側面或いは内側面の少なくとも一方を絶縁材により
コーティングすることにより、ケース内部を電磁的にシ
ールドして、外部からの電磁ノイズの影響を遮断でき、
信頼性の向上を図ることができる。
【図1】この発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1の一部の分解斜視図である。
【図3】図1の他の一部の斜視図である。
【図4】図1の更に他の一部の斜視図である。
【図5】従来例の平面図である。
11 ケース 12 仕切板 15,16 リレー 17,18 ヒューズ 22 負側接続導体 23 正側接続導体
Claims (5)
- 【請求項1】 バッテリを駆動源とする電気自動車に搭
載される電気自動車用高圧大電流分電装置であって、 ケースと、前記ケース内に配設されたリレー,ヒューズ
等の複数の電気部品と、前記ケース内に配設され前記バ
ッテリ或いは各種負荷に接続され前記各部品の端子が接
続された1次側接続導体と、前記ケース内に配設され前
記バッテリ或いは各種負荷に接続され前記各部品の端子
が接続された2次側接続導体とを備えたことを特徴とす
る電気自動車用高圧大電流分電装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気自動車用高圧大電流
分電装置において、 前記ケース内に絶縁性の仕切板が配設され、前記ケース
内の前記仕切板の両側に前記各電気部品が配設され、前
記両接続導体それぞれが前記仕切板の両側でかつ前記仕
切板の近傍に配設されていることを特徴とする電気自動
車用高圧大電流分電装置。 - 【請求項3】 前記ケースが絶縁材からなることを特徴
とする請求項1又は2記載の電気自動車用高圧大電流分
電装置。 - 【請求項4】 前記ケースが絶縁材からなり、その外側
面或いは内側面の少なくとも一方が透磁率の高い金属に
よりコーティングされていることを特徴とする請求項1
又は2記載の電気自動車用高圧大電流分電装置。 - 【請求項5】 前記ケースが透磁率の高い金属からな
り、その外側面或いは内側面の少なくとも一方が絶縁材
によりコーティングされていることを特徴とする請求項
1又は2記載の電気自動車用高圧大電流分電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34751193A JPH07184303A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電気自動車用高圧大電流分電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34751193A JPH07184303A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電気自動車用高圧大電流分電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184303A true JPH07184303A (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=18390723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34751193A Pending JPH07184303A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 電気自動車用高圧大電流分電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07184303A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105539181A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-05-04 | 临沂市海纳电子有限公司 | 一种电动汽车高压分配器 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34751193A patent/JPH07184303A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105539181A (zh) * | 2015-12-29 | 2016-05-04 | 临沂市海纳电子有限公司 | 一种电动汽车高压分配器 |
CN105539181B (zh) * | 2015-12-29 | 2017-12-01 | 临沂市海纳电子有限公司 | 一种电动汽车高压分配器 |
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