JPH071842A - 熱転写システム用の多色ドナー要素の製造方法 - Google Patents

熱転写システム用の多色ドナー要素の製造方法

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JPH071842A
JPH071842A JP6086207A JP8620794A JPH071842A JP H071842 A JPH071842 A JP H071842A JP 6086207 A JP6086207 A JP 6086207A JP 8620794 A JP8620794 A JP 8620794A JP H071842 A JPH071842 A JP H071842A
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thermal
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image
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Jeffrey C Chang
ジェフリー・チン−イー・チャン
Hsin-Hsin Chou
シン−シン・チョウ
Richard S Fisch
リチャード・ソロモン・フィッシュ
Peter A Vono
ピーター・アンソニー・ボノ
David A Larshus
デイビッド・アレン・ラーシャス
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 大面積第1シート(熱転写ドナーシート及び
特にドナーリボンの大きさに比べて大きい)を熱転写組
成物で被覆する工程と、この組成物を最終ドナーシート
支持材料に移動する工程を包含している。移動工程は例
えば、組成物を第1シートから最終ドナー要素に熱転写
することによって、又は第1シートのセグメントを最終
ドナーシートに添え継ぎすることによって行っても良
い。 【効果】 容易にコストを低減させ、色濃度改良し、製
造に使用する材料の浪費を低減し、ドナーシートの品質
を検査する簡単な手段を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写シート又はリボ
ンの製造に関し、特に異なった方法でキャリアー層上に
配置され、各色間で異なった光学特性を有し、又は通常
の色と特異な色の組合せを有する複数の異なった色のド
ナー転写シートに関する。その方法は特にプルーフィン
グ、グラフィックアート(画像自身のため、他の画像用
の表面上の部分的画像(例えば、スポット画像)用)又
は動画フィルム製造での使用に適しており、大容量に対
して多色が必要であっても良い。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】グラフ
ィックアートのスポットカラー不透明画像又は動画フィ
ルムの視覚的品位は個々の絵画フレームの品位及び詳細
さの程度として容易に観察することができる。動画フィ
ルム製造において個々のフレームは、それぞれ個々のフ
レームを個々の絵画が占めた写真画像である。動画アニ
メーションの分野では、これらの個々の絵画は「セル」
と呼ばれている。「セル」はそれぞれ別々の画像領域の
複数のサブセルからなっても良い。最高品位のセルで
は、背景領域(サブセル)を通常手で描き、活動するキ
ャラクターの手描きオーバーレイをサブセルの背景領域
のうえに配置しこのコンポジットシーンを写真に撮影す
る。この活動するキャラクター図はそれぞれのセルに対
して少しずつ異なっており独立して上記方法でプリント
される。これは最高品位の画像が要求される場合には非
常に浪費的な操作である。
【0003】低予算のテレビ用にしばしば早急に製作さ
れるような、比較的低い品位の動画フィルムでは、キャ
ラクターの活動度を低下させることによって費用を低減
している。活動性のレベルが低いほど、描かれるキャラ
クターがより少なく、背景領域はより高い割合で活動す
るキャラクターを包含してその動きを表すことができ
る。例えば、背景は通常シーンの背景とキャラクターの
口以外のキャラクターのすべてを包含することができ
る。セル用オーバーレイはキャラクターの下顎の動きし
か必要とせず、これでキャラクターが話していることを
示す。
【0004】現在の動画フィルムはコンピューター駆動
画像形成システムを用いてセルを作成することができ
る。このセルは手描きしても、スキャンしても、デジタ
ルスクリーン上に描いても、コンピューター用のデジタ
ルデータに変換してもよく、データをコンピュータープ
ログラムによって強調しても良い。種々のプログラムを
利用して、コンピューターは2つのシーンの間の中間画
像データを「モルフィゼーション(morphizat
ion)」と呼ばれる処理により製作することができ、
図の最初の位置と最後の位置を与えれば、手描きする必
要なくコンピューターが中間フレームを形成する。コン
ピューターによりデータを駆動さすことができればいか
なるシステムを画像出力システムとして用いて動画セル
を製造しても良いのであるが、カラーのネガ型写真画像
形成が動画産業では最高品位の画像を提供する。これは
未だに浪費的な操作であり、セル製造において広い範囲
の融通性を妨げている。
【0005】セル画像特有の特徴もあり、これがセルの
製造に有用な画像形成システムのタイプを限定する。例
えば、オーバーレイ中のある画像は、背景がオーバーレ
イを通して見えないように不透明でなければならない。
アニメーションセル形成における従来の方法は米国特許
第2,351,634号(W.ディズニー(Disn
y))及び、英国特許第595.255号(W.ディズ
ニー(Disny))及び、531,094号(R.プ
レイス(Place))に示されている。不透明で手で
施された絵の具をセルのオーバーレイ中の顔の造作1つ
1つに使用している。
【0006】画像と背景セルをオーバーレイしたのち、
これらをカラーネガ型写真フィルムへと写真撮影する。
写真フィルムの1フレームは最終的なフィルムに必要な
最終的なフレーム画像用にそれぞれ露光され、これは完
全版アニメーション映画では数十万フレームとうい多さ
になるかもしれない。
【0007】動画フィルム形成工程において労力の集中
する工程を減らすために使用される他の方法としては、
電子印刷がある。この方法では、画像アセンブリーを不
可欠な不透明化(integral opaquin
g)と組み合わせる(これは電子画像形成の不可欠部分
である不透明化工程である)。
【0008】セル形成に使用するそれぞれの色は更に費
用を追加する。アニメーションに使用する色の数は製造
コストにおける大きな要因であり、アニメーターの描画
を余分に細かく、特に余分数の色について分析するため
にカラー・モデル・アドバイザーを個々に割り当てるこ
とも動画フィルム形成工程の一部である。この工程の例
としては、ジムニー・クリケット(Jiminy Cr
icket)はディズニー動画フィルムのピノキオにお
いて27色程度の色を有したと言われている。ウォール
ト・ディズニー・ミッキー・マウス・クラブのフィルム
で同じキャラクターを使用した場合には使用した色の数
は僅か9であった。これは非常に顕著なコスト抑制であ
る。最も単純なキャラクターでも少なくても約9色を有
し、キャラクター画像の芸術性を顕著に向上させるとよ
り多くの色を必要として製造コストがより大きくなる。
【0009】スクリーン上に幾つかの色の背景又はキャ
ラクターを配置する場合には更に出費を招く。まず、画
像に使用する色はそれぞれそれ自身浪費を示している。
芸術家はそれぞれ、その特別なインク瓶に接近できねば
ならないがその場合、製品の色品位制御を確保するため
に製品を完成するのに必要であると予測される量の少な
くとも2倍の量を必要とする。セル製造に含まれる実際
の工程としては絵の具の混合(混合した絵の具の色調
整)、パッケージング及び(種々のそれぞれの着色者
へ)分配、正確な「セル」領域の着色及び乾燥の時間が
ある。これらすべての時間はそれぞれの色に対して加算
される。瓶詰のカラーインクの使用が在庫を越える場合
には、瓶詰カラーインクの在庫制御と再混合が色の変更
を招き、時間を浪費する。時間はコンピューター管理さ
れたドライカラー画像形成及び不透明化手段により幾分
低減さすことができる。
【0010】結果的には、個々の色又はコンポジット
「セル」は16億色以上を生成できるカラー写真媒体に
写真撮影しなければならない。手作業のカラーインク混
合及び「セル」のインクつけにより得られる限界色領域
が製品の最終的な品位を制限している。特殊効果アート
及びデザイン技術は人の作業以上である。コンピュータ
ーの到来は機械的で単調で骨のおれる仕事のいくらかを
排除する傾向にあるが、未だセル製造は人の作業による
手段を使用していた。
【0011】もう一つの人の作業(しかし従来のアニメ
ーション操作である)は「セルフインク線」である。画
像の輪郭内に色を保持するためには、それぞれ別々の色
はその周囲にある領域と次の領域との境界を規定する輪
郭を有さねばならない。ある図では、帽子はある色、髪
の毛は別の色という具合である。これらの輪郭は黒色イ
ンクを用いて行われ、いくつかのキャラクターに対して
は強く粗野な外観が鮮明になるが、より繊細なキャラク
ターに対しては適当でない。着色インクは試験され、改
良されたが、良質の外観と慎重な陰影つけが必要な場合
には、これらの輪郭はまだ強すぎる。最近では、線をセ
ルの背面にインク付けしてもよい。使用する絵の具を希
釈しこれを軟化させる。拡散効果と希釈インクを組み合
わせることによって、やっと良好な着色画像輪郭をスク
リーン上に示すことができる。この技術は柔らかい色の
変化、繊細な陰影、及び柔らかな質感を与える。
【0012】更に、完全に描かれた「セル」はそれ自身
が問題を有しており、製造時間と費用の問題を複雑化す
る。白雪姫のコンポジット「セル」を見て、ディズニー
の制作者らは黒髪が不自然でざらざら見えるように感じ
た。彼等は明るい灰色の中に僅かにドライブラシがけを
加えて彼女の髪のエッジを柔らかくした。彼等が絵画を
通じて全てのセル毎にこれを加える続けるには莫大な援
助を要した。これはセルの表面上に行わねばならず、効
果を挙げる唯一の方法は、セルロイドシート全体(即ち
絵の具の重厚さ)をフリップする(flipping)
作業を次々に行うことだけであった。この仕事は効果的
であったが骨がおれ、絵の具をひび割れさせるという欠
点があった。この欠点は未だ重要な製品で生じている。
【0013】単一のフレーム及び完全な動画における製
造及びこれに続くそれぞれのセルの再生手段は米国特許
第2,281,033号(W.ディズニーに譲渡された
ガリティ(Garity))とともにディズニー・アニ
メーション、ザ・イリュージョン・オブ・ライフ(F.
トーマス(Thomas)とO.ジョンストン(Jon
ston)による、アベビル・プレス(Abbevil
le Press)、ニューヨーク、1981年、47
〜71頁)、「アニメーション原理」;及び「スクリー
ン上にそれを得る方法」(243〜285頁)に詳説さ
れている。このような技術は、部屋一杯にメインフレー
ムコンピューターを用いるデスクトップ画像形成システ
ムである今日の技術と同程度の効果がある。
【0014】熱転写システムの使用は著しくコスト低減
を助けるであろうが、通常の製造とは異なった使用され
ていない多くの色の必要性が望んでいる以上に高いコス
トレベルをもたらす傾向にある。従って、既存の熱転写
ドナー材料用の製造技術により行うよりも低いコスト
の、種々の好適な色の熱転写ドナーを容易に製造する方
法を提供することが重要である。その一方の表面上を加
熱して転写着色剤(染料、顔料、バインダー中の顔料)
を受容表面に転写するドナーシート、フィルム、リボン
要素を熱画像形成工程に使用する。ドナーシートは典型
的にドナーシート基材にそれぞれすべての着色剤を適用
するシングルタイプの工程で形成される。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の実施では、容易
にコストを低減させ、色濃度改良し、製造に使用する材
料の浪費を低減し、ドナーシートの品質を検査する簡単
な手段を提供する方法により熱転写画像形成ドナーシー
トを製造することができることを見いだした。
【0016】本発明の方法は熱転写組成物で大面積第1
シート(熱転写ドナーシート及び特にドナーリボンの大
きさに比べて大きい)を熱転写組成物で被覆する工程
と、この組成物を最終ドナーシート支持材料に移動する
程を包含している。移動工程は例えば、組成物を第1シ
ートから最終ドナー要素に熱転写することによって、又
は第1シートのセグメントを最終ドナーシートに添え継
ぎすることによって行っても良い。最初に組成物を大面
積シート上に被覆形成することによって、被膜のひびを
目視により容易に検出することができ、その領域を切り
取る、又はこの領域を使用しないことによって取り除い
て、熱転写材料をドナーシート支持層に転写することが
できる。組成物は大きいバッチで形成されるので色濃度
はロッド全体にわたって非常に高い。熱転写組成物を大
面積第1シートに常套の被覆形成方法(例えば、スロッ
ト塗布、ナイフエッジ塗布、カーテン塗布、スピン塗
布、グラビア塗布、シルクスクリーン印刷、気相蒸着、
スパッタリング、インクジェット塗布、押し出し塗布
等)で適用することができる。所望の光学濃度の色を提
供できればいかなる公知の熱転写組成物を本発明の実施
に使用しても良い。更に、ドナーシートを異なった処理
で形成された熱ドナー材料のパッチ又は領域で構成する
ことができ、同装置で異なった処理で転写することがで
きる。例えば、熱染料転写セグメントを熱マス転写セグ
メントと組み合わせても良く、同じ装置で連続的に画像
形成して、画像中に染料とマス転写部分のコンポジット
を有する単一画像を形成しても良い。熱印刷装置の簡素
な外部からの制御又はコンピューター駆動制御だけが、
単一画像内に異なった処理を用いるために、バーンプロ
フィール(burn profile)又はバーンイン
テンシティ(burn intensity)を制御す
るために使用されるべきである。
【0017】本発明の熱転写ドナーシステムを用いてア
ニメーションフィルム製造に使用する個々のセルを提供
することができる。本発明のドナーシステムも反射視認
グラフィック画像用に使用しても良くここで色の再生は
透明であるよりもむしろ部分領域が不透明であることが
求められる。熱転写法は背景と選択的に不透明なオーバ
ーレイの両方を提供することができる。大量で多種の色
を有する熱転写ドナーを提供することができ、この方法
は種々の色を提供することができる。
【0018】セルにおける色は不透明剤を含有する着色
剤を用いて形成されるのではなく、反射性の不透明な色
で飽和することによって提供されるので、この技術の使
用によりより大きな飽和(又は色充満度)を達成する。
【0019】本発明の方法は、熱転写被覆組成物を提供
し、この被覆組成物を第1の表面領域を有する一時支持
基材に塗布し(好ましくは、前記一時基材上の被覆組成
物を少なくとも部分的に乾燥し)、次いで乾燥した被覆
組成物又は一時基材上の乾燥した被膜のセグメントを第
1の表面領域の1/2以下の第2の表面領域を有する最
終ドナー支持体シートに熱転写することによる、熱転写
及び熱マス転写ドナーシート及びリボンの製造方法を包
含する。ドナー支持シートへの転写は通常の像形成法と
考えられる方法で行われない。転写は、最終シート又は
リボンの連続したパッチ又は完全なパネル領域を組成物
で覆うように、又は被覆された一時基材のセグメントに
よって完成するように行われる。第1の表面の全領域を
熱転写工程時、または別のドナー支持シートへの最終シ
ート製造転写方法時に加熱せず、かつ一時支持体と熱転
写が望まれるパッチまたは領域の言わば「画像」におい
て加熱するが、この工程はドナーシート上の熱転写組成
物の表面から表面への均一な塗布よりも詳細さを必要と
する画像形成転写ではない。
【0020】カラーパネルの最終ドナーシート又はリボ
ンへの物理的付加は多くの物理的結合方法のいずれで行
っても良い。例えば、多くの異なった第1シートのセグ
メントを、転写材料から離れたシート側端(即ち、加熱
されたシートの側端はそのうえにテープを有している)
上のテープで一緒にテープ止めしてもよい。第1シート
のセグメントを、添え継ぎ磁気テープ及び動画フィルム
に通常使用される誘電溶接等によりつないでも良い。第
1シートの被覆又は未被覆リーダー長さは共に粘着的に
確保して最終シート又はリボンを形成しても良い。急速
な硬化の使用は(例えば紫外線硬化性粘着剤)このタイ
プの方法では特に望ましい。いずれの公知のアクリロイ
ル又はメタクリロイル感光性硬化粘着剤もこのタイプの
方法に対しては特に有用である。s−トリアジン類、ジ
アリールヨードニウム開始剤、トリアリールスルホニウ
ム開始剤、ビイミダゾール類のような増感剤は特に好ま
しい。
【0021】本発明の実施において被覆組成物(溶媒
中、単独及びバインダーなし、液体分散状態)として使
用しても良い典型的な熱転写組成物としてはこの分野及
び熱転写画像形成の文献に記載されているすべてのもの
がある。セグメントを熱転写により転写しても良いので
これら種々材料の効力は容易に理解することができる。
被膜は明らかに異なった基材に適用することができるの
で、異なった色に着色したセグメント有する最終シート
及びリボンの効力は容易に理解することができる。
【0022】例えば、ある最終熱ドナーシートは蒸着金
属顔料、蛍光顔料、不透明熱マス転写着色剤、及び半透
明熱染料転写材料のパッチを含有することができる。こ
れらの材料を共に第1の熱転写源から切り取る又は添え
継ぐことによって、無限種類の多色ドナーシートを提供
することができ、それぞれのシートは個々の色を選択す
ることによってある画像又は一連の画像の製造に適合さ
せる。常套の色(例えば、赤、黄色、青、緑、シアン、
マゼンダ、及び黒)を使用しても良く、そうでない色
(蛍光色、白、灰色、茶色、メタリック、光沢のあるメ
タリック、不透明の白、不透明色等)を使用しても良
い。特に有益な物は不透明、部分的に不透明の白色熱マ
ス転写可能な組成物である。これはマス転写と驚くべき
ことに不透明(好ましくは不透明の白色)の転写画像の
表面上への染料の転写の両方を用いて、他の色の不透明
でないオーバーコートを有する不透明カラー画像を形成
するのを援助することができる。不透明とは、配置した
画像が少なくとも1.0、又は少なくとも2.0(反射
光に対して)、より好ましくは少なくとも2.5、最も
好ましくは少なくとも3.0の光学濃度を有することを
意味する。
【0023】驚くべきことに、発明の実施において、セ
グメント間の添え継ぎの厚さが殆ど重要でない。市販入
手可能な事務用粘着テープ、例えばスコッチブランドの
マジック透明テープは本発明の実施に良好に機能する。
それぞれ異なったカラーパネル又はセグメント用の基材
も幅広く変更しても良い。使用上の唯一の注意点は画像
形成装置(サーマルプリンター)がサーマルヘッド又は
レーザーに対するバーンプロフィールを必要に応じて変
更しても良いように変更する厚さを(コンピューター制
御とプログラムにより)認識していることである。
【0024】本発明の方法はまた、熱転写による像形成
法におけるドナー支持シートから永久受容体への組成物
の熱転写、又は像形成法における中間受容体への転写を
も包含している。
【0025】米国特許出願第07/752770号に記
載されているデザインのデスクトップコンピューターに
より補助された事務用サイズのプルーバー又はプルーフ
ァーをアニメーション作りに適用する場合には、アニメ
ーション動画の製造に必要な時間と人力を減少させるこ
とができる。このような手段の使用は別々のインク瓶や
使用する色の制限の必要性を排除することができる。テ
ーマ又は物語の概念、アート及びデザインの初期の段階
では、ドライの画像形成材料、例えば染料昇華画像形成
又はパネルからなるトナーリボンの使用、それぞれに熱
転写技術を混合したものの使用に基づくプルーファー
は、白黒コピーに代えて現存する電子ファイルの完全な
又は部分的試写のハードコピー画像を可能にする。この
ような個別に形成されたハードコピーカラープルーフ
(それぞれ小さい画像それ自身は累積的に変化する)を
順に組み立て、使用者はこれを把握し、フリップして、
原本の手製映画により提供され前述の本(ディズニー・
アニメーション、ザ・イリュージョン・オブ・ライフの
31〜32頁)に記載の映画と非常に酷似した印象を与
えることができる。
【0026】このような装置は開示の技術によりひとと
おりの工業的標準色を昇華させて形成できる高飽和色画
像を出力させることができるが、このような熱システム
により提供される常套の透明な色は動作する対象と背景
との間を差別化できるほど不透明ではなく、画像領域の
一部を選択的に不透明化し他の部分をを透明に残す手段
を提供しないので、芸術家、アートディレクター又は顧
客の創作力の要求のすべてには合わない。
【0027】例えば、背景上で動作するキャラクターの
場合には、キャラクターの状態の大部分が動く背景に対
して(キャラクター自身が動いているという錯覚を与え
るためには)、可視可能であることが必要不可欠であ
る。このような場合、キャラクター又はキャラクターの
一部を染料昇華法と米国特許出願第07/946871
号に記載されている熱マス転写材料を用いて、又は米国
特許出願第07/932087号及び米国特許出願第0
7/862346号に記載されている技術を用いて製造
しても良い。動作するキャラクターの一部分のみが不透
明で背景が完全に不透明である場合には、米国特許出願
第07/946871号の材料及び方法によって、特定
の受容シートを用いてこの技術を安価に達成することが
できる。3又は4色の透明染料パネルと、更に熱転写可
能な白色反射層とリボン内へのアセンブリー手段を含有
する染料昇華リボンはこの出願の発明者により開示され
ている。この出願の熱転写リボンとシートの製造手段を
教示する記載をここに挿入する。
【0028】このような不透明画像はアニメーション
「セル」及び背景画像表面上に単一又は複数のカラ画像
のオーバーレイを必要とするグラフィックアートデザイ
ンの用途に有用なオーバーレイ画像アセンブリーの一部
分を提供する。このような画像オーバーレイ部分は少な
くともその下の画像又は色を隠す必要があるときに特徴
を発揮する。
【0029】更に、このようなアニメーション「セル」
は単一シートコンポジット「セル」を用いて形成するこ
とができ、ここでは透明な支持体に背景画像を用いて第
1の画像形成をし、次いで第2の画像の輪郭に一致する
不透明層をその上に印刷して第1の画像の一部分上に重
ねて印刷する。このコンポジット上に大きさ合わせ不透
明画像と見当合わせした透明カラー画像を適用する。第
3の更なる画像は、まず不透明画像を所望の位置に形成
し、次いでこの最新の不透明画像上に更に透明カラー画
像を見当合わせすることによってオーバーレイすること
ができる。このような方法では、いくつかの画像を互い
に重ねて、単一のシートコンポジットを即ちいくつかの
別々のオーバーレイ「セル」に相当さすことができる。
複数層「セル」についてのこの技術の利点は、動画中間
体又は剥離ストック上を露光したときのそれぞれ異なっ
た「セル」表面間での光散乱を減少し、壊れ易いオーバ
ーレイ画像領域の取り扱いを減らし、及び個々のセルシ
ートのすでに分厚いパッケージに「セル」を追加するこ
となくよりキャラクターの独立した画像を導入できるこ
とである。
【0030】本発明のプルーファー又はプリンターは1
〜5以上の異なったオーバーレイ画像を生成できねばな
らない。これらのオーバーレイ画像の少なくとも1つは
他の画像とは別に見える必要がある。別のサーマルプリ
ンターを使用しても良いが、米国特許出願第07/75
2770号(フィッシュ(Fisch)、ラーシュ(L
arshus)、ジョンゲワード(Jougewaar
d)により発明)に記載されているプルーファーは本発
明の実施に好ましい。
【0031】画像形成材料(ここではドナーシート又は
材料と呼ばれる)はシート又はロール状、好ましくはロ
ールストックで入手可能であるべきである。更に、カラ
ーパネルとしてのロールストックでは、前記パネルのそ
れぞれは、少なくとも3色、通常は4又は5色、及び1
0色程度からなる。それぞれのパネルはアニメーション
システムに有用な順序で配置された必要とされる色の連
続からなる。それぞれのパネルは黒を含む常套の透明な
色セグメントに加えて、少なくとも1つの不透明なセグ
メント(これは好ましくは白色セグメントでよいが、他
の不透明な色又は色調、例えば黒、青、赤、メタリック
等でも良い)を含む。任意に黒色の不透明色も望まし
い。(不透明色における従来の報告としては米国特許出
願第07/946871号を参照、前記米国特許出願は
この出願と同時に出願され、グラフィックアート不透明
画像の熱プルーフィングに関する。)1つの不透明黒色
又は2つの黒色パネルと任意のパネルの連続をドナーロ
ール中に備えている場合には、色は少なくとも順不同に
黒(好ましくは不透明)、黄色、マゼンダ、及びシア
ン、続いて透明な黒、次いで不透明な白色層であっても
よい。
【0032】結果としてカラーパネルは種々の手段(例
えばグラビア)で被覆形成して、それぞれのパネルが異
なった色を有しても良い。このようなストックの色の連
続は順番に被覆形成してもよく、又は種々の技術のいず
れかで組み立てても良い。「セル」の熱画像の色と、動
画に使用する中間動画ストック又は最終印刷ストックの
露光及び色原性(chromogenic)現像によっ
て形成された色との適合性は、米国特許出願第07/7
84469号、07/932087号、及び07/86
2346号に開示されている技術の使用を通して達成さ
れる。「セル」と背景を同時に画像形成するための照射
工程による最小層間反射は反射防止被膜、例えばゾルゲ
ル被膜によって減少する。このゾルゲル被膜は連続的な
無機物の酸化物(及び金属酸化物)のコロイド状粒子の
ゲルネットワークを形成する。
【0033】
【実施例】
(実施例1)白色の熱転写可能な材料の不透明パネル
を、4色の染料昇華ドナーリボンロールの市販入手可能
なYMCK順に並んだ黒色パネルの後の位置に、白色不
透明熱マス転写セグメントをリボンに物理的に添え継ぎ
することによって、即ち白色のこのセグメントをリボン
に誘電溶接することによって挿入した。この市販のカラ
ーリボンロールは3Mレインボープルーフィングリボン
#PE−433として市販入手できる。
【0034】(白色不透明パネルの構造)このパネルは
厚さ2〜3μmの白色不透明材料をポリエチレンテレ上
に単一被覆してなる。 被膜混合物は:5部の酸化チタン、デュポン(Dupo
nt)R902(平均粒子径100nm) 3部のAl(OH)3、アルコア・スペース・ライト
(Alcoa Space Rite S−11)、ア
ルミナ・アルコア・ボーキサイト(Alumina A
lcoa Bauxite)AR 2部のイソプロパノールに分散されたXG−11カルボ
セット・ポリマー(Carboset Polyme
r)(オハイオ州、クレーブランドのグッドリッチ(G
oodrich)からのスチレン−アクリロニトリル樹
脂) からなる。
【0035】前記パネルの透過光強度はマクベス(Ma
cbeth)TR527デンシトメーターの可視感度を
用いて約3.0であった。TR527は透過光と散乱光
の両方を測定するので良好な被覆力表示器ではない。約
3.0の光強度は背景画像を十分に被覆することができ
る。
【0036】アップル・マッキントッシュTMのクアドラ
(Quadra)モデル950コンピューターとコンピ
ューター描写プログラムを用いて顔の画像を形成した。
アルダス(Aldus)「フリーハンド(Freeha
nd)TM」を用いてこの画像の部分を目は青、鼻は赤、
顔全体は不透明の白となるように着色した。
【0037】EPSセパレーションファイルをこの画像
から形成し顔を記述するデジタル情報を印刷ヘッドに伝
達して、3Mレインボー透明レセプターとして供給入手
可能な透明フィルム上に3Mブランドのレインボー(R
ainbow)TM染料昇華プルーファーを用いた印刷手
段により前記ヘッドの4色プラス不透明白色ハードコピ
ー画像を形成することができた。透明ベース上にこの画
像を印刷した後、基材上に反射性4色画像をオーバーレ
イした。顔画像が背景画像の表面上に前記背景の細部が
顔に現れることなく見られた。
【0038】白色不透明画像のない同様の画像を再度前
記プリンターで透明支持体上に印刷した。この完全に透
明な画像と基材を同じ基材上の反射性4色画像上にオー
バーレイした。顔画像は背景画像の部分表面上に前記背
景の細部が顔に現れて見えた。
【0039】(実施例2)ドナルドダック(ウォールト
・ディズニー・スタジオの登録商標)の顔の白黒輪郭画
像をデスクトップ反射型スキャナーを用いてスキャン
し、これを表現するデータファイルをアップル・クアド
ラ・モデル950コンピューターに送った。アップルに
属するアルダスTMから入手できるコンピューター用プロ
グラムフリーハンドを用いて前記顔を形成、輪郭書きし
た。この輪郭画像をオーバーレイ1、黒色不透明として
保存した。同じ画像ファイルを用いてそれぞれの領域を
着色した着色領域(顔、くちばし、眼球孔、目等)のス
クリーン表示を提供し、個々のファイルとして保存し
た。このファイルをオーバーレイ2、黄色、オーバーレ
イ3、マゼンダ、オーバーレイ4、シアン、オーバーレ
イ5、黒として保存した。同じファイル画像を用いて設
計上不透明色効果が要求される画像と領域のスクリーン
表示を提供し、オーバーレイ7、w.不透明として保存
した。不透明黒、黄色、マゼンダ、シアン、黒、白色不
透明の順に組み立てられたカラーパネルからなる染料昇
華ドナーリボンを含有したFN46799USA9A、
米国特許出願第07/752770号に記載のプリンタ
ーを用い、それぞれのオーバーレイ画像ファイルをプリ
ンターに送り、それぞれの熱カラー画像を3Mの透明レ
インボーレセプター材料の個々のシート上に形成した。
前記プリンターを用いソリッド色の赤を形成し反射性の
3M反射型レインボーレセプターに転写した。オーバー
レイ画像を印刷した各々を次にお互いに見当合わせして
組み立て赤色レセプター上に配置した。黒で輪郭書きさ
れたドナルドダック(ウォールト・ディズニー・スタジ
オの登録商標)のフルカラー画像が赤色背景上に見られ
た。背景画像からの色効果はダックの着色部分を通して
見られなかった。
【0040】(実施例3)見当合わせしたドナルドダッ
TMのカラーオーバーレイを裏から光照射するビューイ
ングボックス上に置き、スライドフィルムに写真撮影し
た。現像時、フルカラー画像が前記スライドフィルムに
見られた。
【0041】(実施例4)FN47792USA2A、
米国特許出願第07/946871号の記載では使用し
なかった転写層を3M透明レインボーレセプター材料の
背面に適用し、実施例1及び3記載のプリンター内に配
置した。染料受容層を提供する一方で、転写層にうねい
防止層を提供した。実施例1及び2で使用したのと同じ
ドナーシートをこの実施例で使用した。実施例2のデー
タファイルをこの実施例で使用した。ファイルの鏡像を
形成するようプリンターを操作した後オーバーレイファ
イル1をプリンターに送ってこの画像を印刷した。ダッ
クの黒色不透明輪郭が3M透明レインボーレセプターの
背面に見られた。
【0042】この画像形成された受容体を3M透明レイ
ンボーレセプターの画像形成されていない側を同じプリ
ンターのサーマルプリントヘッドに対面させてプリンタ
ー内に配置し、プリンターを操作して3M透明レインボ
ーレセプター上に完全な4色プラス不透明画像を形成し
た。画像形成後、完全な4色プラス不透明画像が一方の
側に見られ、画像の黒色輪郭は他方側に現れた。スライ
ドフィルム上に再度写真撮影した時、フルカラー表示が
僅かな黒色輪郭画像とともに見られた。
【0043】(実施例5)400gのナルコ(Nalc
o)2326シリカ分散体に2600gの蒸留水と18
0mlの界面活性剤ナトリウム塩の4重量%アルキルアリ
ールポリエーテルスルホネート溶液(ローム・アンド・
ハース(Rohm and Haas)社、トリトン
(Triton)X−200)を添加した。この分散体
を3M透明レインボーレセプター材料シートの背面側に
被覆形成し、実施例1及び3記載のプリンター内に染料
受容側を上にして配置した。実施例1及び2で使用した
のと同じドナーシートを使用した。実施例2のデータフ
ァイルをこの実施例でも使用した。実施例2と同様に、
画像を3M透明レインボーレセプター材料シート上に個
々に記録した。前記プリンターを用いて、ソリッド色の
赤を形成し、反射性3M反射型レインボーレセプターに
転写した。それぞれ印刷したオーバーレイ画像を次にお
互い見当合わせして組み立て、赤色レセプター上に配置
した。黒で輪郭書きされたドナルドダック(TM)のフ
ルカラー画像が赤色背景上に見られた。背景画像からの
色効果はダックの着色部分を通して見られなかった。
【0044】実施例2の試料とこの実施例の試料を比較
した場合、実施例2のそれぞれのフィルム層に光の内部
反射が現れ、この実施例の物品に比べて、画像は問題な
く容易に見たり記録したりできなかった。
【0045】(実施例6)ディズニーキャラクターの
「人魚姫」((ウォールト・ディズニー・スタジオの登
録商標)絵画を有するデジタル画像ファイルを動画に使
用した。この実施例ではこれは背景、人魚姫の体、人魚
姫の顔、及び人魚姫の目からなる。
【0046】前述の3Mプリンターを用い、黄色、マゼ
ンダ、シアン、黒層と不透明白からなるここで記載した
タイプの一連のカラードナーパネルを用いて3Mブラン
ドの透明レインボーレセプター上に背景として設計され
た画像ファイルを用いて背景の染料昇華画像を形成し、
このファイル上、即ち前述の4色画像上に人魚姫ファイ
ルを呼び出してこれに対応する不透明白色画像を転写し
た。この不透明画像上に人魚姫の体の4色ファイル呼び
出してこれを今ある不透明層に見当合わせして熱的に染
料昇華させた。次に人魚姫の体のファイルを呼び出して
人魚姫の頭に対応する第2の不透明輪郭を今ある背景と
人魚姫の体のコンポジット画像上の背景と体の完全な画
像に対して正しい位置に適用した。人魚姫の頭のフルカ
ラー画像を熱的手段により第3の不透明画像に適用し
た。第4の不透明画像を前述の単一シートコンポジット
の人魚姫の頭の中の目部分に相当する部分に適用した。
人魚姫の目に相当するファイルからの4色画像を次に前
記第4の不透明画像の表面上に染料昇華し、背景上に目
をもった人魚姫のコンポジットカラー画像を形成した。
透過して見た場合にこのコンポジット単一シート「セ
ル」は画像のそれぞれの部分の下側が見えるような画像
結果を示さなかった。
【0047】(実施例7)デジタルファイルは動画に使
用したディズニーキャラクターの「人魚姫」((ウォー
ルト・ディズニー・スタジオの登録商標)から形成し
た。これは実施例6で使用したように、背景、人魚姫の
体、人魚姫の顔、及び人魚姫の目からなる。
【0048】アルダスTMによるプログラム「フリーハン
TM」を用いて、背景ファイルをモニター上に呼び出し
オーバーレイファイルモードでこの上に人魚姫ファイル
を置いた。切り抜き作業を人魚姫の体に必要な部分に相
当する背景画面について行い、改良した背景を保存し
た。更にオーバーレイファイルを人魚姫の頭及び人魚姫
の目から形成し同じ背景切り抜き作業を行ってこのファ
イルを保存した。
【0049】前述の3Mプリンターを用い、黄色、マゼ
ンダ、シアン、黒と不透明白パネルからなるここで記載
したタイプの一連のカラードナーパネルを用いて、3M
ブランドの透明レインボーレセプター上に背景マイナス
切り抜き部として設計された画像ファイルを使用して、
他の画像領域に相当する切り抜き部を含有する4色背景
染料昇華画像を形成し、前記背景領域に適用した。
【0050】この画像上、実際には画像切り抜き領域上
に人魚姫プラス新しい切り抜き部ファイルを呼び出しこ
れに相当する不透明白色画像を転写した。背景プラス人
魚姫の体の画像上の切り抜き画像上への4色画像につい
て述べる。この不透明画像上に人魚姫の体プラス新しい
切り抜き領域の4色ファイルを呼び出しこれを、今ある
不透明層に見当合わせして熱的に染料昇華させた。次に
人魚姫の目のファイルを呼び出して人魚姫の頭に対応す
る第2の不透明輪郭を今ある背景の切り抜き部分上に適
用した。人魚姫の体のコンポジットは背景と体の完全な
画像を正確に位置合わせして画像形成し、この体はこの
画像の不透明領域に相当する。切り抜き部に相当する不
透明画像をその領域に適用し、次いで人魚姫の頭のフル
カラー画像を第3の不透明画像に適用した。熱的手段に
より第4の不透明画像を前述の単一シートコンポジット
の人魚姫の頭の中の目の切り抜き部分に相当する部分に
適用した。人魚姫の目に相当するファイルからの4色画
像を次に前記第4の不透明画像の表面上に染料昇華し、
背景上に目をもった人魚姫のコンポジットカラー画像を
形成した。透過して見た場合にこのコンポジット単一シ
ート「セル」は画像のそれぞれの部分の下側が見えるよ
うな画像結果を示さなかった。
【0051】(実施例8)ドナルドダック(ウォールト
・ディズニー)の顔の白黒輪郭画像をデスクトップ反射
型スキャナーを用いてスキャンした。ダックの画像を表
現するデータファイルをアップル・クアドラTMコンピュ
ーターに送った。アップルに属するアルダスTMから入手
できるコンピューター用プログラム「フリーハンド」TM
を用いてそれぞれの顔領域の画像を形成、輪郭書きし
た。次いでこの顔領域を保存し、保存した顔領域の輪郭
を用いてこの領域に相当する不透明画像を提供した。例
えば、ダックのくちばし画像は全体で「くちばし画像」
として保存され、その不透明輪郭は「くちばしopq」
として保存した。
【0052】黒、、不透明、黄色、白不透明、マゼン
ダ、白不透明、シアン、白不透明及び黒、白色不透明の
順に配置されたカラーパネルを有する本願と同日出願で
依頼番号4932 USSA9Aを付与した米国特許出
願第08/000,000と同様に組み立てられたカラ
ーパネルからなる染料昇華ドナーリボンを含有したFN
46799USA9A、米国特許出願第07/7527
70号に記載のプリンターを用いた。本実施例に使用し
たハードコピー受容材料は3MブランドのレインボーTM
レセプターであった。複写FN(レイランダー・アンド
・ベル・ネルシン・アンド・フィッシュ・アンド・ラー
サス(Rylander and VerMerlen
and Fisch and Larshus)での
着色剤調節法及び処理を用いた。このような手段を用い
てドナーの色とアニメーション画像製造のための写真処
理に使用する最終画像の色との色適合性を与えた。
【0053】画像ファイルを以下の順にプリンターに送
った。受容体上に印刷された第1の画像は顔自身に相当
する不透明領域であった。先の画像と見当合わせした受
容体を剥離せずに、顔の色を受容体上に熱的に画像形成
した。プルーファーから受容体を除去せずに先の画像と
見当合わせしてプリンターから受容体を取り除いた。ダ
ックのくちばしに相当する不透明領域を、すでに存在す
る顔プラスドナーリボンの不透明パネルを用いた顔画像
の不透明部分との画像の上に印刷した。プリンターから
受容体を取り除かずに、次の画像をファイルから転写し
た。そのくちばしの色はプルーファーから受容体を除去
せずに先の画像と見当合わせして受容体上に画像形成し
た。同じ作業を不透明領域とカラー画像が反射ストック
上に次々に形成されてダックの完全な画像となるまで繰
り返した。画像形成が完了したとき、ダックのフルカラ
ーのハードコピー画像が現れた。不透明領域を同じ形状
で同じ大きさの画像領域と共に使用しない場合には画像
領域の背景の色が観察された。
【0054】従って、形成された反射画像はアップルコ
ンピューター上の同じ画像と一致していなかった。これ
はモニターと反射性コピーは同じ色混合技術をを使用し
ていない、例えばモニターは加法印刷を使用し、ハード
コピーは減法印刷を使用しているためと考えられる。モ
ニターは、減法技術を用いて順次印刷した製品に対して
測定する場合には、画像の有用な事前情報を提供しな
い。この現象は認められており、繰り返し報告されてき
た。このような最近の報告としてはACM(コンピュー
ティング・マシーナリー協会(Association
for Computing Machinery)
のストーン、カウワン及びベッティ(Stone,Co
wwan and Beatty)による、カラー領域
マッピングと印刷法の「グラフィクスにおける転写作
業」(10/88 Vol.7,NO.3、249〜2
93頁)及び、TAGA(グラフィックアート技術協会
(Technical association of
the Graphic Arts))1992年報
告Vol.2の「異なった媒体に存在するカラー画像の
比較、これは互いの又は別の画像に似せることを意図し
ている」、特に「異なった媒体に画像を再生する技術:
現在の方法の利点と欠点」(T.ジョンソン(John
son)による、TAGA報告、1992年、VOl.
2、739〜755頁)がある。
【0055】コンピューター貯蔵画像とこれと同じ画像
の不透明状態のファイル、同様のプリンター及びドナー
リボンを用いたがしかしながらこのとき透明な受容体を
反射性受容体の変わりに使用した。使用した透明な受容
体は3Mブランドの透明なレセプターであった。
【0056】それぞれの画像のコンピューター貯蔵ファ
イルとこれらに相当する不透明領域をプリンターに送っ
たが、すべてのファイル画像を互いのうえに再生して単
一シート最終画像を提供する代わりにそれぞれの画像セ
ットを別々の透明受容体上に形成した。例えば、ダック
の顔の不透明部分とそれに相当する見当合わせしたフル
カラー画像を異なった透明支持体上に、最終画像に対応
する一連の別々の透明画像(アニメーション「セル」)
を形成するまで、再生した。
【0057】アニメーション製造に使用する中間媒体カ
ラーネガ写真画像形成フィルムの色修正のために光照射
ビューイングボックスを用いて、オーバーレイ材料をア
メリカ合衆国ニューヨークローチェスターのイーストマ
ン・コダック(Eastman Kodak)製のイー
ストマン・コダック(EKC)のコダックカラーネガフ
ィルム上にその説明書H−1−5245に記載の通りに
画像形成し、次にアメリカ合衆国ニューヨークローチェ
スターのイーストマン・コダック(Eastman K
odak)製の(EKC)コダックカラーポジ剥離フィ
ルム上に接触画像形成した。
【0058】EKCカラーポジ剥離ストック上の最終的
な色の再生は「セル」における色、EKCカラーネガフ
ィルムの色スペクトル感応性、カラーネガストックを製
造するマスクカラー画像、EKCカラーポジ剥離フィル
ムのスペクトル感応性、及びポジ剥離フィルムの画像の
色の作用による。これらの相互作用が合わさって製品の
色再生が先の対象で得られた色再現性にくらべて大きく
変化するので、同じ画像をカラーモニターで見ることに
より、又はセル自身により動画スクリーン上のアニメー
ションの色を予測するのは困難である。
【0059】カラーハードコピーはモニターよりもカラ
ーポジ剥離フィルム上の最終的な画像の色と非常に一致
していた。従って最終画像の色を予測するプルーフを提
供することができる。
フロントページの続き (72)発明者 シン−シン・チョウ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 リチャード・ソロモン・フィッシュ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 ピーター・アンソニー・ボノ アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし) (72)発明者 デイビッド・アレン・ラーシャス アメリカ合衆国55144−1000ミネソタ州セ ント・ポール、スリーエム・センター(番 地の表示なし)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの熱染料転写組成物領域
    と少なくとも1つの熱マス転写組成物領域との少なくと
    も2つの熱転写可能な着色剤領域を有する熱転写ドナー
    要素の製造方法であって、一時的基材上に着色剤を含有
    する第1の熱染料又はマス転写可能な測定可能な表面積
    を有する層を被覆形成して第1の熱転写要素を形成する
    工程と、1)前記層の全領域以下を、第2のそれぞれ熱
    マス又は熱染料転写可能な着色剤の非像形成配置領域を
    そのうえに有する第2の一時基材上に熱転写して異なっ
    た熱転写可能な材料を少なくとも2領域有する熱転写ド
    ナー要素を形成する工程、又2)は第1の熱染料又はマ
    ス転写要素の一方のみの一部分を、非像形成配置した第
    2のそれぞれ熱マス又は熱染料転写可能な着色剤をその
    うえに有するもう一方の熱転写要素に添え継ぎして少な
    くとも1つの熱染料転写ドナー材料領域と少なくとも1
    つの熱マス転写ドナー材料領域を前記要素上に有する複
    数色熱転写ドナー要素を形成する工程のいずれかとを包
    含する熱転写ドナー要素の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の要素上の前記着色剤を第2の
    一時的ドナー基材に熱転写手段を用いて転写する請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】 熱転写手段を用いた前記第2の一時的ド
    ナー基材への前記転写方法を、異なった着色剤を有する
    前記第2の一時的基材の異なった領域に対して繰り返
    し、熱転写処理中に1以上の色を提供することができる
    ドナー要素を形成する請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも4つの異なった色の少なくと
    も4つの別々の領域を前記第2の一時的基材上に配置す
    る請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記最終熱転写ドナー要素上の少なくと
    も1色を前記最終熱転写要素に添え継ぎする請求項1記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1回の添え継ぎを2つのセグ
    メントの粘着取り付け材により行う請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 少なくとも2つの異なった色セグメント
    が最終の熱転写シート上に存在し、前記2つの異なった
    色セグメントをグラビア印刷、押し出し塗布、スロット
    塗布、蒸着、スパッタリング、スクリーン印刷、スピン
    塗布、インクジェット塗布、及びナイフエッジ塗布から
    なる群から選択される異なった被覆形成法により形成す
    る請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも2つの異なった熱転写可
    能な材料の領域の1領域及び1領域のみが本質的に熱染
    料転写着色剤からなり、前記少なくとも2領域の少なく
    とも1つは熱マス転写着色剤からなる請求項1記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記少なくとも2つの異なった熱転写可
    能な材料領域の1領域及び1領域のみが本質的に熱染料
    転写着色剤からなる請求項4及び7記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1の方法により形成された複数
    色熱転写ドナー要素の表面を受容シートに、少なくとも
    1つの着色剤が前記受容シートの表面に接触するように
    接触させる工程と、次いでバーンプロフィールを有する
    加熱要素を備えた前記少なくとも2つの異なった熱転写
    可能な材料領域を像加熱して、これらの材料を像状態で
    前記受容体に転写する工程を包含する熱転写画像形成方
    法。
  11. 【請求項11】 異なったバーンプロフィールを前記少
    なくとも2つの熱転写可能な材料領域に使用する請求項
    4及び10記載の方法。
  12. 【請求項12】 受容体に熱転写してもよい少なくとも
    2つの異なった色領域、少なくとも1つの第1の色の熱
    マス転写組成物を含有する領域、及び少なくとも1つの
    前記第1の色以外の色の熱染料転写組成物を含有する領
    域を有する熱転写ドナー要素。
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