JPH071841B2 - 自動同調共振装置 - Google Patents

自動同調共振装置

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JPH071841B2
JPH071841B2 JP26168587A JP26168587A JPH071841B2 JP H071841 B2 JPH071841 B2 JP H071841B2 JP 26168587 A JP26168587 A JP 26168587A JP 26168587 A JP26168587 A JP 26168587A JP H071841 B2 JPH071841 B2 JP H071841B2
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JP
Japan
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resonator
resonance frequency
adjusting element
input
drive mechanism
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JP26168587A
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佳雄 恵比根
雅和 中平
一 山本
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SPC Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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SPC Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、共振周波数がずれたとき共振器に挿入された
共振周波数調整素子の挿入長を自動的に可変して自動同
調をとる自動同調共振装置に関するものである。
[従来技術] 従来のこの種の共振器としては、第6図乃至第8図に示
す構造のものがあった。
第6図は半同軸共振器の例であり、半同軸形の共振器本
体1内の電界の強い位置にビスよりなる共振周波数調整
素子2を該共振器本体1に対してネジ結合で挿入し、該
共振周波数調整素子2を固定ナット3で固定する構造で
あった。なお、4はバイメタルよりなる温度・周波数補
償器、5は入力結合素子、6は出力結合素子である。
このような半同軸共振器を指定された周波数に共振させ
操作は、次のようにして行っていた。即ち、出力結合素
子6に電力計を取付け、入力結合素子5より指定周波数
の電力を入力して通過電力が最大となる点を、共振周波
数調整素子2の挿入長を変えることにより探し、通過電
力が最大になったことが確認されたら調整をやめ、共振
周波数調整素子2を固定ナット3で固定する。
第7図は空胴共振器の例であり、第6図と対応部分には
同一符号を付けて示している。
第8図は誘電体共振器の例であり、同様に第6図と対応
部分には同一符号を付けて示している。なお、7は誘電
体、8は該誘電体7を支持している支持体である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の共振器では、共振周波数を設定す
るに際し、測定系を接続して手動で行わなければなら
ず、設定に手間と時間がかかる問題点があった。また、
従来の構造では、温度・周波数補償器4の組込み誤差等
で、温度により共振周波数が指定周波数より若干ずれる
などの問題点があった。
本発明の目的は、周波数調整を自動的に行うことができ
る自動同調共振装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例に
対向する第1図乃至第5図を参照して説明すると、本発
明は共振周波数調整素子2を備えて該共振周波数調整素
子2を操作することにより同調が取られる構造の共振器
12と、前記共振器12の前記共振周波数調整素子2を駆動
する駆動機構18と、前記共振器12に特定周波数の入力波
を与えると共に該共振器12からの反射電力を取り出す反
射電力結合端子16を有するアイソレータ9と、前記反射
電力結合端子16からの出力を入力として前記駆動機構18
に制御出力を与えると共に前記反射電力結合端子16から
の出力が最小となる時点を検出してその時に前記駆動機
構18の駆動を止める制御をする制御回路17とからなるも
のである。
[作用] このような自動同調共振装置は、共振器12にアイソレー
タ9を介して入力波を与え、該共振器12からの反射電力
を該アイソレータ9から取出して制御回路17に与え、該
制御回路17の出力で駆動機構18を駆動して共振器12の共
振周波数調整素子2を駆動するので、自動的に共振器12
の同調が行える。
[実施例] 以下、本発明に係る自動同調共振装置の実施例を第1図
乃至第5図を参照して説明する。図において、9はアイ
ソレータ、10はアイソレータの入力端子、11はアイソレ
ータ9の出力端子、12は共振周波数の調整を受ける共振
器、5はアイソレータ9の出力端子11に接続されている
該共振器12の入力結合端子、6は該共振器12の出力結合
端子である。該共振器12は、共振器本体1内に容量性又
は誘導性の共振周波数調整素子2が該共振器本体1の貫
通孔13から挿入されてその挿入長を調整することにより
共振周波数の調整が行われる構造になっている。14は貫
通孔13に沿って共振器本体1内に突設されていて、共振
周波数調整素子2の先端を把持して共振器本体1との導
通をとっている接触子、15はアイソレータ9に入力され
る入力波をループ結合部15A及び検波部15Bを介して取出
す通過電力結合端子、16は共振器12からアイソレータ9
に反射される反射波がダミー抵抗16Aで消費される前に
ループ結合部16B及び検波部16Cを介して取出す反射電力
結合端子である。17は両結合端子15,16からの出力信号
を入力信号として周波数調整の制御信号を出力する制御
回路であって、アナログの信号をディジタルの信号に変
換すると共に得られたディジタルの信号をもとに後述す
る駆動機構を駆動するディジタルの制御信号を形成する
アナログ・ディジタル変換部(以下、A/D変換部とい
う。)17Aと、入力レベル判定部17Bと、電圧レベル判定
部17Cとで構成されている。18は制御回路17のA/D変換部
17Aからディジタルの制御信号が入力端子19を経て入力
されて前述した共振周波数調整素子2を駆動する駆動機
構である。
次に、駆動機構18の具体例を第4図を参照して説明す
る。図において、21は制御回路17から制御信号が入力さ
れるステッピングモータ、22はステッピングモータ21の
出力軸21Aに固定されているプーリ、23は共振周波数調
整素子2の軸部2Aの基端外周に設けられているネジ部、
24はネジ部23を螺通させてネジ結合されているプーリ、
25はプーリ22,24間に掛け渡されているタイミングベル
ト、26はガイド部材27を介してプーリ24を両側から挟持
しているスラストベアリング、28はスラストベアリング
26を加圧してプーリ24のガタツキを防止している加圧バ
ネ、29は加圧バネ28のバネ受けである。該バネ受け29は
駆動機構18のフレーム30に設けれたネジ穴31に螺合され
ている。32は押え棒33を介して共振周波数調整素子2を
押圧してそのネジの噛み合い部分によるバックラシュを
防止しているバックラッシュ防止バネ、34はバックラッ
シュ防止バネ32のバネ受けである。該バネ受け34は前述
したバネ受け29に設けられたバネ穴35に螺合されてい
る。38は共振周波数調整素子2の軸部2Aがブレないよう
にして回転及び摺動自在に支持しているリニアベアリン
グ、39,40は共振周波数調整素子2を回り止めするため
に軸部2Aに設けられているキー溝及び該キー溝に嵌め込
まれているボールよりなるキー、41はフレーム30のネジ
穴42に螺合されていてキー40を押えているキー押えであ
る。
次に、このような自動同調共振装置の動作について説明
する。アイソレータ9の入力端子10へ周波数f0の電波を
入力すると、その入力波は共振器12に与えられる前にル
ープ結合部15Aで結合され、検波部15Bで検波されて通過
電力結合端子15に電圧が発生する。この電圧は制御回路
17に印加されて、A/D変換部17Aでディジタル信号に変換
された後、入力レベル判定部17Bに印加され、入力レベ
ルが基準レベルにあるか否かを判定し、基準レベルにな
いときは入力端子10に与えている入力波のパワー調整
を、図示しない送信機側でその出力調整を手動でなすこ
とにより行い、基準レベルになるようにする。このよう
にパワー調整をしないで後述する自動同調を行うと、共
振周波数が狂うことになり、好ましくない。
アイソレータ9を経た入力波は共振器12に与えられる。
反射電力結合端子16には、共振器12が周波数f0に同調し
ていない場合の反射波がダミー16Aで消費される前にル
ープ結合部16Bで結合され、検波部16Cで検波されて電圧
が発生する。この電圧は制御回路17のA/D変換部17Aでデ
ィジタル信号に変換され、電圧レベル判定部17Cに与え
られ、電圧レベルの判定が行われる。共振器12が周波数
foに同調すると、反射電力結合端子16に発生する電圧が
第3図に示すように最小となる。このとき電圧レベル判
定部17CはA/D変換部17Aにストップ信号を出し、駆動機
構18に与えられている信号を止める。これにより共振器
12は同調状態に保持される。
何らかの原因で共振器12の同調が外れると、電圧レベル
判定部17CからA/D変換部17Aに与えられているストップ
信号がなくなるので、A/D変換部17Aから再び駆動機構18
に信号が与えられ同調調整が再開される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、入力される周波数
に自動的に同調をとれるので、入手を使わずに短時間に
周波数調整が行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動同調共振装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図におけるアイソレータ部
の構成を示すブロック図、第3図は反射電力の一例を示
す波形図、第4図は駆動機構の一例を示す縦断面図、第
5図は制御回路の内部構成の一例を示すブロック図、第
6図〜第8図は従来の共振器の3種の例を示す縦断面図
である。 1……共振器本体、2……共振周波数調整素子、9……
アイソレータ、12……共振器、15……通過電力結合端
子、16……反射電力結合端子、17……制御回路、18……
駆動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共振周波数調整素子を備えて該共振周波数
    調整素子を操作することにより同調が取られる構造の共
    振器と、前記共振器の前記共振周波数調整素子を駆動す
    る駆動機構と、前記共振器に特定周波数の入力波を与え
    ると共に該共振器からの反射電力を取り出す反射電力結
    合端子を有するアイソレータと、前記反射電力結合端子
    からの出力を入力として前記駆動機構に制御出力を与え
    ると共に前記反射電力結合端子からの出力が最小となる
    時点を検出してその時に前記駆動機構の駆動を止める制
    御をする制御回路とからなる自動同調共振装置。
JP26168587A 1987-10-19 1987-10-19 自動同調共振装置 Expired - Lifetime JPH071841B2 (ja)

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JPH01105601A JPH01105601A (ja) 1989-04-24
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EP0495514B1 (en) * 1991-01-18 1996-10-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Auto-tuned apparatus for band-pass filter
GB2276051A (en) * 1993-03-09 1994-09-14 Filtronics Components Automatic tuned filters
DE602006021442D1 (de) * 2006-12-13 2011-06-01 Panasonic Corp Analoge Hochfrequenzvorrichtung für drahtlose Telekommunikation

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