JPH07184099A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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- JPH07184099A JPH07184099A JP5346494A JP34649493A JPH07184099A JP H07184099 A JPH07184099 A JP H07184099A JP 5346494 A JP5346494 A JP 5346494A JP 34649493 A JP34649493 A JP 34649493A JP H07184099 A JPH07184099 A JP H07184099A
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Abstract
の画像と通常の画像を選択的に撮像することができる撮
像装置を得ること。 【構成】 複数の画素を垂直方向と水平方向に所定の間
隔で配列した撮像素子を撮像系の像面側に複数配置し、
該撮影系による物体像を光学特性を変化させる機能を有
した光学特性変更手段を介して、該複数の撮像素子面に
形成する際、該複数の撮像素子からの出力信号より合成
画像を生成する合成画像生成手段と、該合成画像の生成
方法を切り替える切替手段とを用いて所望の解像力の画
像を得るようにしたこと。
Description
数の画素を垂直方向と水平方向に所定の間隔で配置した
撮像素子を複数個用いて所望の解像度の画像情報が容易
に得られるようにした、例えば小型ビデオカメラやスチ
ルビデオカメラ等に好適な撮像装置に関するものであ
る。
カメラ等の撮像装置に用いられている撮像素子としての
固体エリアセンサ(画素を2次元的に配列したイメージ
センサ)は、高画素化、低価格化、そして小型化が可能
となり、多くの撮像装置に用いられている。
40万画素程度であり、これはNTSC等の現行規格の
テレビ用程度の解像度を有している。しかしながら、例
えばこれで入力した画像を大画面用の画像やハードコピ
ーそしてコンピュータグラフィック等に表示した場合、
画素の粗さが目立ってきて、高精細な画像として出力す
ることは難かしい。
固体エリアセンサも開発されつつある。しかしながら、
この画素数でも超大画面表示用の入力として用いるには
解像度が十分でない。より高精細(高解像度)な解像度
の画像を得るには現状のエリアセンサの画素数は必ずし
も十分でない。
得る方法として、撮像素子の画素密度を高め、画素数を
増やすことによって高解像度の画像を得る方法がある。
小すると出力信号が小さくなりS/N比が劣化してく
る。このS/N比の低下を考慮した場合、200万の画
素数はもはや限界に近く、現状ではさらに画素数を増加
させ解像度を向上させることは大変難しい。
精細な画像を得る方法が種々と提案されている。例えば
特公昭50−13052号公報や、特公昭59−189
09号公報や、そして特公昭59−43035号公報等
では画素ズラシによる方法が提案されている。
の像面側に被写体像に基づく光束を分割する光学素子、
例えばダイクロイックプリズムやハーフミラー等を配置
し、該光学素子で分割された光束を画素の半ピッチある
いはそれ以下の量だけ位置ズラシして配置した複数の固
体エリアセンサで撮像することにより、高解像度の画像
を得ている。
像レンズの後方に1つ以上の光路分割手段を配置し、該
光路分割手段で被写体像を複数に分割し、分割した複数
の被写体像を各々結像面位置に配置した複数の固体エリ
アセンサ面上にそれぞれ結像させ、互いに他の結像位置
でのセンサで撮像できない領域を補間しあうようにして
全被写体像を撮像して、これにより高解像度の画像を得
ている。
影光学系の光路中に楔形の偏向部材を配置し、該偏向部
材の回転によって生ずる画像の移動を周期的に撮像素子
で撮像し、これにより画素数以上の画像情報を得てい
る。
は、撮影光学系で形成した被写体像を2次結像光学系で
複数の画像に分離し、該分離した複数の画像を各々複数
の撮像素子面上に結像させ、該複数の撮像素子からの撮
像信号を合成して出力することにより高解像度の画像を
得ている。
法として画素ズラシによる方法は、素子(画素)数の割
には解像度があまり上がらないという問題点があった。
されている方法は、光路の分割数を無数に増やすことに
より高解像度の画像を得ることができるが、その為には
撮影レンズのバックフォーカスを極めて長くしなければ
ならず、装置全体が大型化してしまうという問題点があ
った。その為実際には2板式、又は3Pプリズム等を用
いても3板式程度が限度であった。
されている方法は、1フレームの画像を複数回の撮像に
よって合成するため、動画には適さず、又静止画像であ
っても出力画像を得る為には時間がかかりすぎるという
問題点があった。
案されている方法は、光束分割手段としての光束分離鏡
を1次結像面から微小にズラして配置することにより画
像の境界部分の画素欠落を防止しているが、実際には該
光束分離鏡の厚みや軸外光束の瞳等の問題があって構成
上大変難しいという問題点があった。又画素数の増加も
高々2倍ないし3倍程度であって高解像度の画像を得る
には難しかった。
向に所定の間隔で配置した撮像素子を複数個用いて各撮
像素子に被写体像を形成する際の撮影系を構成する各光
学要素を適切に設定することにより、高精細な画像情報
が容易に得られるようにした撮像装置の提供を目的とす
る。
数の画素を垂直方向と水平方向に所定の間隔で配列した
撮像素子を撮像系の像面側に複数配置し、該撮影系によ
る物体像を光学特性を変化させる機能を有した光学特性
変更手段を介して、該複数の撮像素子面に形成する際、
該複数の撮像素子からの出力信号より合成画像を生成す
る合成画像生成手段と、該合成画像の生成方法を切り替
える切替手段とを用いて所望の解像力の画像を得るよう
にしたことを特徴としている。
撮像素子を垂直方向又は/及び水平方向に画素のピッチ
よりも小さなピッチだけずらして配置しており、該複数
の撮像素子から得られる出力信号を合成して所望の解像
力の画像を得ていることや、前記物体は照明手段からの
光束で照明されており、前記切替手段が前記複数の撮像
素子のうちの一部の撮像素子からの出力信号を選択する
際には該照明手段からの光束の分光特性を変化させてい
ること等を特徴としている。
る。同図において1は第1の光学系としての撮影系であ
り、被写体像を1次結像面21上に結像している。
1による撮像素子面上に形成される物体像の光学特性を
種々と変化させている。光学特性変更手段102は例え
ばローパスフィルターや所定の分光特性を有した色フィ
ルター等の光学部材、被写体100を特定の分光特性の
光束で照明する照明部、そして画素ずらしの為の光学部
材等から成っている。
有している。撮像素子は垂直方向と水平方向に所定の間
隔で配置した複数の画素より成っている。104は制御
手段であり、光学特性変更手段102の動作を制御し
て、撮像手段103からの画像が所望の光学特性を有す
るように選択的に画像信号に変換し、出力部106に送
出している。
出力信号より合成画像を生成する合成画像生成手段と合
成画像の生成方法を切り替える切替手段等を有してい
る。105はモード設定手段であり、所望の解像特性を
有する画像が得られるようにスイッチ等で選択してい
る。
を撮影カメラ111の背面部に設けたときの一実施例の
要部概略図である。
選択動作のフローチャートである。図3のフローチャー
トではまずモード切り替えスイッチのどれが選択されて
いるか判別する。
ずに通常の撮影モードに移行するようにしている。スイ
ッチSW2のときは画素ずらしを行うモードに設定し、
撮影時に画素ずらしした複数の画像から合成画像を生成
して高精細な画像を得るようにしている。スイッチSW
3のときは画素ずらしを行い、かつ照明手段からの光束
の分光特性をフィルター等を用いて制御して所定の分光
特性の光束で被写体を照明し、これにより高精細な画像
を得るようにしている。
例えば被写体の状況に応じて複数画像から合成画像を生
成し、高精細画像を得る撮影モードと、画像の合成を行
わずに精細度は低いが短時間露光が可能な撮影モードと
を切り替えている。
る方法として画素ずらしで高精細化を行うモードを選択
した場合には、画素ずらしの回数を切り替え可能とし、
被写体の状況や条件に応じて露光時間、精細度を選択可
能としている。
ノクロ画像撮影のモードを選択した場合の概略図であ
る。
える切替手段に連動して照明手段124が作動する構成
とし、専用の照明を行うことで精細度を向上させてい
る。
限られた水銀灯等を光源とする照明手段124を発光さ
せている。撮影光学系125の解像力は球面収差、コマ
収差、非点収差、像面弯曲の補正状態によるが色収差の
影響も大きい。
が複雑化大型化し、解像の限界を決めてしまう。従って
単色に近い図5に示す分光特性の光束で照明を行うこと
により色収差の発生を除去して高精細を達成している。
て、前記合成画像の生成方法を切り替える手段に連動し
て撮像面に到達する光束の分光特性が可変となる、例え
ばフィルターを用いた構成としても良い。この構成では
照明光源は任意でよい。
ターを透過させて撮影するモードの説明図である。図6
では撮影系137の光路中に特定波長の光束のみを通過
する色フィルターを選択的に配置することにより例えば
被写体としてモノクロ文字の場合に色収差がない状態で
撮像し、これにより高解像度の画像を得るようにしてい
る。
複数の撮像素子を用いて高精細な画像を得る一方法につ
いて図7〜図10を用いて説明する。
要部斜視図である。
2は特に用いないので省略している。
系(フィールドレンズ)2、第3の光学系(レンズ系)
3、第1の撮像部(撮像素子)31、第4の光学系(複
数のレンズ系4A,4B,4C,4D)4、そして第2
の撮像部(複数の撮像素子41A,41B,41C,4
1D)41等を有している。
(予定結像面)21上に結像させている。第2の光学系
2はフィールドレンズより成り、第1の光学系1の光軸
上であって、1次結像面21近傍に配置しており、1次
結像面21に形成した被写体像からの光束を集光して後
続するレンズ系に導光している。
であって、第2の光学系2の後方(像面側)に配置して
いる。即ち、第3の光学系3の光軸と第1の光学系1の
光軸と第2の光学系2の光軸とは互いに一致している。
の光学系3の後方の結像面に配置しており、例えば固体
エリアセンサより成っている。
形成した被写体像の全領域を第2の光学系2と第3の光
学系3により第1の撮像手段31面上に再結像させてい
る。
42レンズ系4B、第43レンズ系4C、そして第44
レンズ系4Dの4つのレンズ系を有している。
第1の光学系1の光軸外に光軸を有し、第2の光学系2
の後方に配置している。
えば固体エリアセンサから成る4つの撮像素子41A,
41B,41C,41Dを有し、各々4つのレンズ系4
A,4B,4C,4Dの結像面に配置している。
B,4C,4D)は第1の光学系1が形成した1次結像
面21上の被写体像を複数の領域に分割し、各領域の被
写体像を各々対応する各撮像素子41A,41B,41
C,41D面上に再結像させている。
線の光路32で示すように第1の光学系1の瞳1aと第
3の光学系3の瞳3aとが互いに略共役となるようにし
ている。又図中破線の光路42で示すように第4の光学
系4を構成する複数のレンズ系4A,4B,4C,4D
の瞳4A1,4B1,4C1,4D1が各々第1の光学
系1の分割した瞳領域近傍にそれぞれ結像するようにし
ている。
第4の光学系4との瞳位置を適切に設定し、第1の光学
系の瞳1aと第3の光学系の瞳3aとが共役になるよう
に設定し、更に第4の光学系4の複数のレンズ系4A,
4B,4C,4Dの瞳4A1,4B1,4C1,4D1
が第1の光学系1の分割した瞳領域近傍に結像するよう
にしている。
の光学系1により被写体像を1次結像面21上に結像さ
せ、該被写体像を第2の光学系2を通して第3の光学系
3により第1の撮像手段31面上に該被写体像の全領域
を結像させている。又第4の光学系4の4つのレンズ系
4A,4B,4C,4Dにより1次結像面21に形成し
た被写体像を4つの領域に分割して各分割した一領域の
被写体像を第2の撮像手段41を構成する4つの撮像素
子41A,41B,41C,41D面上に各々結像させ
ている。
する場合には切替手段を介して4つのレンズ系4A,4
B,4C,4Dより成る第4の光学系4により被写体像
をそれぞれ対応する各撮像素子41A,41B,41
C,41D面上に分割して結像させ、該4つの撮像素子
41A,41B,41C,41Dからの画像情報を用い
て合成画像生成手段により、このとき必要に応じて第3
の光学系3で形成した第1の撮像手段31で合成して高
解像度の被写体像を得ている。
場合は第3の光学系3により全被写体像を第1の撮像手
段31面上に結像させ撮像し、該第1の撮像手段31か
らの画像情報を用いている。
画像を必要とするときと、必要としない通常の場合と
で、第3の光学系3で得られた画像と第4の光学系4で
得られた合成画像とを切替手段により任意に選択して出
力できるように構成している。
光学系4との光軸を一致させずにそれぞれ配置して、1
次結像面21に形成された被写体像を所望の重複度、倍
率でそれぞれ対応する撮像素子面上に再結像させてい
る。
る複数の分割像の和は第1の光学系1が形成する被写体
像の全領域が含まれるように構成している。即ち隣接す
る分割画像が互いに境界部分の画素を重複して持たせる
ように構成することによって、画像の境界部分に不都合
が生じないようにしている。
撮像素子41A,41B,41C,41D面上に結像さ
れる分割画像を合成する際の境界部分の重複を示す説明
図である。
像素子41Bの画素の境界部41Eは各々の撮像素子4
1A、41Bに含まれ、信号処理系で合成する際に対応
する画素を抽出することによって、境界部分の画像がと
ぎれないように連続して出力できるようにしている。
いて説明する。図10は本実施例の撮像装置の信号処理
系の要部ブロック図である。
を得る場合には同図(A)に示す各撮像素子41A,4
1B,41C,41Dからの電気信号を各サンプルホー
ルド回路(S/H回路)51A,51B,51C,51
Dでサンプルホールドし、各アナログ−デジタル変換回
路(A/D変換回路)52A,52B,52C,52D
でアナログ信号をデジタル信号に変換し、各メモリ(記
憶回路)53A,53B,53C,53Dに記憶してい
る。そして全画面を構成できる順序で各メモリ53A,
53B,53C,53Dから情報を読み出し画像合成処
理回路で合成し、高解像度の画像を得ている。
の画像をサンプルホールド回路55でサンプルホールド
し、A/D変換回路56でデジタル信号に変換し、メモ
リ57に記憶した画像を利用するようにしている。
を得る場合には同図(B)に示す撮像素子31からの電
気信号をサンプルホールド回路(S/H回路)55でサ
ンプルホールドし、アナログ−デジタル変換回路(A/
D変換回路)56でアナログ信号をデジタル信号に変換
し、メモリ(記憶回路)57に記憶している。そして該
メモリ57からの情報を読み出し画像処理回路で処理
し、通常の画像を得ている。
素を垂直方向と水平方向に所定の間隔で配置した撮像素
子を複数個用いて各撮像素子に被写体像を形成する際の
撮影系を構成する各光学要素を適切に設定することによ
り、高精細な画像情報が容易に得られるようにした撮像
装置を達成することができる。
動作のフローチャート
ルター変換の説明図
図
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の画素を垂直方向と水平方向に所定
の間隔で配列した撮像素子を撮像系の像面側に複数配置
し、該撮影系による物体像を光学特性を変化させる機能
を有した光学特性変更手段を介して、該複数の撮像素子
面に形成する際、該複数の撮像素子からの出力信号より
合成画像を生成する合成画像生成手段と、該合成画像の
生成方法を切り替える切替手段とを用いて所望の解像力
の画像を得るようにしたことを特徴とする撮像装置。 - 【請求項2】 前記合成画像生成手段は前記複数の撮像
素子を垂直方向又は/及び水平方向に画素のピッチより
も小さなピッチだけずらして配置しており、該複数の撮
像素子から得られる出力信号を合成して所望の解像力の
画像を得ていることを特徴とする請求項1の撮像装置。 - 【請求項3】 前記物体は照明手段からの光束で照明さ
れており、前記切替手段が前記複数の撮像素子のうちの
一部の撮像素子からの出力信号を選択する際には該照明
手段からの光束の分光特性を変化させていることを特徴
とする請求項1の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34649493A JP3391874B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34649493A JP3391874B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07184099A true JPH07184099A (ja) | 1995-07-21 |
JP3391874B2 JP3391874B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=18383811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34649493A Expired - Fee Related JP3391874B2 (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3391874B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP34649493A patent/JP3391874B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3391874B2 (ja) | 2003-03-31 |
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