JPH07183887A - Atmアダプテーション装置およびcrc符号生成回路 - Google Patents

Atmアダプテーション装置およびcrc符号生成回路

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JPH07183887A
JPH07183887A JP32683193A JP32683193A JPH07183887A JP H07183887 A JPH07183887 A JP H07183887A JP 32683193 A JP32683193 A JP 32683193A JP 32683193 A JP32683193 A JP 32683193A JP H07183887 A JPH07183887 A JP H07183887A
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data
crc code
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code generation
cell
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JP32683193A
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Hitoshi Yajima
仁 矢嶋
Junichiro Yanagi
純一郎 柳
Toru Hamada
徹 浜田
Katsuyoshi Tanaka
克佳 田中
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ATMアダプテーション装置において、ATM
アダプテーションレイヤフレームに対する巡回冗長検査
符号の生成を容易にすることを目的とする。 【構成】巡回冗長検査符号生成回路2と、受信ATMセ
ルを一時蓄積するFIFOメモリ3と、ATMセルの宛
先ごとに用意されたフレーム組立用のバッファ4と、プ
ロセッサ1とをバスで相互接続する。FIFOメモリ3
から各セルのヘッダ部を読み出す時点で、同一宛先の前
セルまでのCRC値をCRC符号生成回路2に設定し、
FIFOメモリ3から上記セルの情報フィールド部分を
フレーム組立バッファ4へ転送するとき、同時にCRC
符号生成回路2でその時点までのCRC値が生成し、こ
れをフレーム組立バッファ4に記憶しておく。 【効果】少ないハード量で巡回冗長検査符号の生成と照
合処理を迅速に実行できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode)アダプテーション装置に関し、更に詳し
くは、ATMセルリアセンブル時のAAL(ATM Adaptat
ion Layer)レベルの巡回冗長検査(以下、CRCと略
す)符号の生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線、特にCRC符号検査対象デー
タが連続的に到着するような通信回線に接続されるシス
テムとして、例えば、日立HD64530LAPDコン
トローラユーザーズマニュアルの図1−2システム構成
例(P6)に記載されているように、物理レイヤ回線終端デ
バイスに接続されたデータリンクレイヤ終端デバイス
と、送受信データや各種制御パラメータを記憶している
外部メモリと、プロセッサとをバスで相互接続し、デー
タリンクレイヤ終端デバイスでデータリンクレベルのC
RC符号生成と照合処理を行うようにした方式のものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、ATM(Async
hronous Transfer Mode)アダプテ−ション装置において
は、ATM回線側から入力されるデータ(フレーム)
は、固定長の幾つかのATMセル(以下、単にセルとい
う)に分割され、他の宛先データのセルと互いに入れ子
状態となって到着する。そのため、上述した従来システ
ム方式と同様の方式で各入力データ毎のCRC符号を生
成しようとすると、各宛先データ毎にCRC符号生成回
路を用意する必要があり、ハード量が増大してしまう。
このようなハード量の増大を抑えるために、例えば、各
宛先毎に入力セルをAALレベルのフレームに組み立て
た後、共用のCRC符号生成回路で一括してCRC符号
生成および照合処理を行うようにした場合、プロセッサ
の負荷に偏りが生じる。
【0004】また、CRC符号の生成処理には、並列デ
ータを入力とするCRC符号生成回路が適用されるが、
この回路は、生成すべきCRC符号のビット数と並列入
力されるデータビット数の増加に伴って排他的論理和の
論理ゲート数が増加し、回路規模が大型化する。これを
避けるために、例えば、CRC符号生成回路の並列入力
データ幅を外部データバス幅よりも小さくすると、この
回路へのデータ書き込み動作回数が増え、CRC符号生
成処理に時間がかかるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、ATMセルから組み立て
られたデータのCRC符号生成処理をハードウエア量の
増加を抑えて実現できるATMアダプテーション装置、
およびCRC符号生成回路を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、ATMセルから組み
立てられたデータフレームについてのCRC符号生成と
照合の所要時間を短縮できるATMアダプテーション装
置、およびCRC符号生成回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、CRC符号生成回路と制御用のプロセ
ッサとバッファメモリとをバス(プロセッサバス)で相
互接続し、上記プロセッサからCRC符号生成回路にC
RC符号演算のための初期値(既生成CRC符号を含
む)を任意に設定できるようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明では、上記バッファメモリに
ATMセルの宛先毎に設けられたデータフレーム組立て
用バッファエリア、またはこれに対応するバッファエリ
アに、現在組立て途中にあるデータフレームについての
既に生成済のCRC符号を記憶しておき、新たに受信さ
れたATMセルを該当するデータフレーム組立て用バッ
ファエリアに蓄積する時、既生成済のCRC符号を初期
値として、CRC符号生成回路が上記受信ATMセルに
ついてCRC符号演算を実行し、演算結果を上記バッフ
ァメモリ記憶しておくことを特徴とする。
【0009】本発明によるATMアダプテーション装置
における制御手順は、例えば、受信セルが一時的に蓄積
されるFIFOからATMセルのヘッダ部を取り出した
時点で、そのヘッダ部に含まれている宛先情報と対応す
る生成済のCRC符号をバッファメモリから読み出し、
CRC符号生成回路に初期値として設定する。ただし、
取り出されたセルがAALで組み立てられるデータフレ
ームの先頭セルの場合は、CRC符号生成回路を初期化
する。次に、FIFOから上記ATMセルの情報フィー
ルドを取り出してフレーム組立用のバッファエリアに転
送する時、情報フィールドをCRC符号生成回路に供給
し、CRC符号を生成する。CRC符号の生成値は宛先
と対応するバッファへ格納しておく。
【0010】本発明のCRC符号生成回路は、外部デー
タバス(プロセッサバス)から並列入力されたCRC演
算対象データをセレクタによってデータ幅の小さい並列
データに分割し、内部演算回路が、外部データバス幅よ
りも大きいデータ幅をもつ既生成済のCRC符号と、上
記セレクタから順次に供給されるデータ幅の小さいCR
C演算対象データとによってCRC符号を演算するよう
にしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、プロセッサからCRC符号生
成回路にCRC演算のための初期値を任意に設定できる
ため、宛先の異なる複数のデータフレームに対して1つ
のCRC符号生成回路でCRC符号を生成でき、ハード
ウエアを簡単にすることができる。また、FIFOメモ
リから受信セルをFIFOメモリから組立てバッファに
転送する時、このセルについてのCRC符号の生成処理
を同時に行うことができるため、組立てバッファでデー
タフレームの組立が完了してから1フレーム分のCRC
演算を一括して実行する場合に比較して、CRC符号生
成のための所要時間を短縮し、データの転送遅延を軽減
できる。
【0012】また、本発明のCRC符号生成回路は、演
算部への並列入力データ幅を外部データバス幅よりも小
さくしているため、演算部の回路を小規模化できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図2は、ATMセルのフォーマットを示
す。ATMセル7は、53バイトの固定長パケットであ
り、5バイトのヘッダ71と、48バイトの情報フィー
ルド72とから成る。
【0015】図3は、AALタイプ5のCPCS−PD
U(Common Part ConvergenceSublayer - Protocol Data
Unit)のデータフォーマットを示す。CPCS−PDU
8は、可変長の情報フィールド81と、フレーム全体が
48バイトの倍数となるように挿入されるパッド82
と、32ビットのCRCを含む8バイトのトレイラ83
とから成り、図2に示したATMセルの複数セル分の情
報フィールド72が組み立てられて上記可変長の情報フ
ィールド81を構成する。
【0016】図1は、本発明によるATMアダプテーシ
ョン装置の基本的な構成を示す。1はデータ転送を制御
するためのプロセッサ、2はCRC符号計算を行うため
のCRC符号生成回路、3はATM回線に接続されたA
TMインターフェース、4はATM回線から受信された
ATMセルを一時的に蓄積するためのFIFOメモリ、
5はプロセッサバス、6はCPCS−PDU(データフ
レーム)組立用のメモリであり、ATMセルの宛先毎に
用意された複数のバッファエリアからなる。メモリ6に
おいて、6a〜6nは宛先毎の組立バッファエリアであ
り、各組立バッファエリアは、組立中のCPCS−PD
U61と、組立中のCPCS−PDU61に対して生成
済のCRC符号62とを蓄積している。
【0017】上記ATMアダプテーション装置におい
て、ATMインターフェース3を介してFIFOメモリ
4へ取り込まれた入力ATMセルは、AALタイプ5の
CPCS−PDUを組み立てるために、プロセッサ1に
よって順次に読み出され、セルヘッダに含まれる宛先と
対応したバッファエリア6iへ転送される。
【0018】本発明では、上記バッファエリア6iへ転
送時点に、ATMセルの情報フィールド72をCRC符
号生成回路2に送り込み、CRC符号生成処理を行う。
このCRC符号生成処理に先だって、FIFOメモリ4
からATMセルのヘッダ71を読み出した時、プロセッ
サ1は、入力セルがデータフレームの先頭のものか否か
を判定し、もし入力ATMセルがデータフレームの先頭
セルの場合は初期値、そうでない場合はバッファエリア
6iから取り出した既生成済のCRC符号62をCRC
符号生成回路2に設定する。CRC符号生成回路2が生
成したCRC符号は、既生成済のCRC符号62として
該当するバッファエリア6iに記憶される。
【0019】図4に上記動作を実現するためにプロセッ
サ1が実行する処理のフローチャートを示す。まず、F
IFOメモリ4からATMセルのヘッダ部71を読み出
し(ステップF1)、バッファ内に上記セルの宛先と対
応するバッファエリアが既に用意されているか否かをチ
ェックし、これがデータフレームの先頭セルか2番目以
降のセルかを判定する(ステップF2)。
【0020】先頭セルであれば、CRC符号生成回路を
初期化し(ステップF3)、先頭セルでなければ、宛先
と対応するバッファエリア6iに記憶されているすで既
生成済CRC符号を読み出してCRC符号生成回路2へ
設定する(ステップF4)。次に、FIFOメモリ4か
ら上記セルの情報フィールド部分72を読み出し、バッ
ファエリア6iに転送する(ステップF5)。この時、
上記セルの情報フィールド部分72をCRC符号生成回
路2にも入力することによって、CRC符号の生成処理
を実行させる。
【0021】1セル分のデータ転送を終了すると、CR
C符号生成回路2が生成したCRC符号を読み出し、こ
れをバッファエリア6iに格納しておく(ステップF
6)。ただし、入力セルがデータフレームの最終セルの
場合は、セルの最後尾に含まれているCPCS−PDU
のCRC部分をFIFOメモリ4から読み出す前に、C
RC生成回路2が生成したCRC符号を読み取ってお
き、入力セルを最後まで転送した時にバッファエリア6
iに蓄積されるCPCS−PDU内のCRC符号と比較
することにより、組み立てられたCPCS−PDUにビ
ットエラーのないことを確認する。
【0022】上記本発明の方式によれば、宛先の異なる
データフレームのCRC符号生成と照合処理を1つのC
RC符号生成回路で行うことができるため、ATMアダ
プテーション装置のハード量の増大を抑えることができ
る。また、CRC符号生成処理をセルの受信の都度行え
るため、プロセッサの負荷を分散できる。
【0023】図1に示した例では、組立中のCPCS−
PDU61に対応する生成済みCRC符号62を、組立
中のCPCS−PDU61と同一のバッファエリア内に
格納しているが、CRC符号62をCPCS−PDU6
1とは別のバッファ領域に保持するようにしてもよい。
【0024】図5は、CRC符号生成回路2の構成の1
例を示すブロック図である。ここでは、生成するCRC
符号が4nビットで、外部データバス(プロセッサバス
5)のビット幅が2nビットとする。
【0025】外部データバスから並列入力されたデータ
がCRC符号演算の初期値(既生成済のCRC符号の場
合を含む)の場合、4nビットの初期値の上位2nビッ
トが、1回目の書き込み動作でラッチ21に保持され、
下位2nビットが2回目の書き込み動作でラッチ21に
入力される。この時、ラッチ21に保持されていた上位
2nビットと新たに入力された下位2nビットとを合わ
せた4nビットの初期値が、セレクタ24を介してラッ
チ25に転送される。
【0026】一方、外部データバスからの並列入力デー
タがCRC符号の演算対象となるデータの場合、1回の
書き込み動作の前半で、2nビット並列入力の上位nビ
ットのデータがセレクタ22によってセレクトされ、同
様に、上記書き込み動作の後半で下位nビットのデータ
がセレクタ22によってセレクトされる。セレクタ22
からの出力データ101は、それぞれラッチ25からの
帰還データ100と共に演算部23へ入力される。
【0027】演算部23で計算された4nビットの出力
データ102は、初期入力値か演算部出力値かをセレク
トするためのセレクタ24を介して、ラッチ25に転送
される。ラッチ25から出力される4nビットのCRC
符号は、セレクタ26で上位または下位2nビットが順
次にセレクトされ、出力制御回路27を介して外部デー
タバスに出力される。
【0028】なお、ラッチ21および25のクロック1
05、セレクタ22のセレクト信号104、セレクタ2
4のセレクト信号106、セレクタ26のセレクト信号
107、出力制御回路27の出力許可信号108、プロ
セッサへのデータアクノリッジ信号109は、プロセッ
サから制御信号(アドレス信号を含む)103を受ける
内部制御信号生成回路28において生成される。
【0029】図6と図7は、上記演算部23の論理構成
の一例を示す。23A(図6)は出力データ102の上
位データ102aに対する論理、23B(図7)は下位
データ102bに対する論理を示し、この例では、8ビ
ットの並列データ入力に対して32ビットのCRC符号
を生成する場合の論理となっている。入力データ100
および101と、出力データ102の最上位ビットをそ
れぞれC31、D7、EX31とし、最下位ビットをC
0、D0、EX0としている。この例では、排他的論理
和ゲートを延べ220個必要とするが、16ビット並列
データ入力とした場合は、延べ414個の排他的論理和
ゲートが必要である。セレクタ22において16ビット
の並列入力データを8ビットの並列データに変換するこ
とにより、演算部の論理ゲート数を略半減できる。
【0030】図8は、内部制御信号生成回路28の構成
を示す。この例では、プロセッサ1から入力される制御
信号103として、上位データの有効を示す信号103
a、下位データの有効を示す信号103b、6本のアド
レス信号103c、アドレスの有効を示す信号103
d、リセット信号103e、メインクロック信号103
fの合計11の信号を使用している。
【0031】アドレスデコーダ281は、アドレス信号
103cから、CRC符号演算用初期値書き込み動作を
示す信号200と、CRC符号演算用データ書き込み動
作を示す信号201と、生成されたCRC符号の上位デ
ータの読み出し動作を示す信号202と、生成されたC
RC符号の下位データの読み出し動作を示す信号203
と、セル読み出し動作を示す信号204とを生成する。
【0032】生成されたCRC符号を外部データバス出
力するために出力制御回路27に与える出力許可信号1
08は、CRC符号の読み出し動作を示す信号206
と、データあるいはアドレスの有効を示す信号205と
の論理積をとったものとして生成される。
【0033】演算部23への入力データを切り替えるた
めにセレクタ22へ与えるセレクト信号104は、ラッ
チ25の出力値が保持された後に切り替える必要がある
ため、後述するラッチ用クロック信号105をクロック
入力としたラッチの出力信号として生成される。CRC
符号生成回路への1回のデータ書き込み動作期間の途中
で、上記セレクト信号104を切り替えることによっ
て、この期間中に8ビット並列入力のCRC符号演算を
2回実行し、データ書き込み動作を2回行う場合に比較
してCRC符号の生成処理時間を短縮化している。
【0034】ラッチ25への入力データとして、CRC
符号演算用初期値と演算部23の出力値との何れか選択
するためにセレクタ24に与えられるセレクト信号10
6は、CRC符号演算用初期値書き込み動作を示す信号
200から生成される。
【0035】CRC符号の出力データの上位と下位とを
切り替えるためにセレクタ26に与えられるセレクト信
号107は、CRC符号の上位データの読み出し動作を
示す信号202から生成される。
【0036】ラッチ21およびラッチ25のクロック信
号105は、ラッチ用クロック信号生成部282におい
て、アドレスデコーダ281からの出力信号と、アドレ
スの有効を示す信号103dを各種遅延させた信号20
7〜210とから生成される。上記ラッチ用クロック信
号生成部282の回路構成の1例を図9に示す。
【0037】プロセッサへのデータアクノリッジ信号1
09は、データアクノリッジ信号生成部283におい
て、アドレスデコーダ281からの出力信号と、アドレ
スの有効を示す信号103dを遅延させた信号211な
どから生成される。上記データアクノリッジ信号生成部
283の回路構成の1例を図10に示す。
【0038】図11〜図14は、内部制御信号生成回路
28から出力される主要信号のタイミング図を示す。
【0039】図11は、CRC符号生成用の初期値デー
タを設定する際のタイミング図であり、11は書き込み
の1サイクルを示す。入力された初期値データは、セレ
クト信号106によってセレクトされ、ラッチ信号10
5の立ち上がりでラッチ部25に保持される。
【0040】図12はフレーム組立用のバッファへFI
FOからセルの情報フィールドを転送する際のタイミン
グ図であり、12はセルデータを同時にCRC符号生成
回路にも取り込む動作の1サイクルを示す。セレクト信
号104によって、1サイクル中に演算部23への入力
データが切り替えられ、演算部23からの出力データ
は、ラッチ信号105の立ち上がりでそれぞれ保持され
る。
【0041】なお、ここに示したCRC符号生成回路
は、CPCS−PDUの組立が完了した時点でCRC符
号を一括して生成する場合にも適用できる構成となって
いる。図13は、CRC符号生成回路へCRC符号生成
対象データを書き込む際のタイミング図であり、13は
その書き込みの1サイクルを示す。動作は図12に示し
たセル読み込み時と同様である。
【0042】図14は、生成されたCRC符号を読み出
す際のタイミング図であり、14はCRC符号の上位ビ
ット読み出しの1サイクル、15はCRC符号の下位ビ
ット読み出しの1サイクルを示す。生成されたCRC値
の上位ビットまたは下位ビットの何れかがセレクト信号
107によってセレクトされ、出力許可信号108によ
ってそれぞれの値が外部データバスに出力される。
【0043】図15〜図17は、図1に示した本発明に
よるATMアダプテーション装置と上位装置との接続態
様を示す。
【0044】図15と図16は、ATMアダプテーショ
ン装置が、ATM回線と他の通信回線とを接続するため
の回線接続装置に適用された例であり、ATM回線から
受信されたセルが、ATMアダプテーション装置によっ
てデータフレームに組み立てられ、フレームインターフ
ェース9を介して他の通信回線側へ転送されるようにな
っている。図15は、フレームインターフェース9をバ
ッファ6に直接接続することによって、プロセッサバス
5上でのインターフェイス9とプロセッサ1との競合を
軽減した構成、図16はフレームインターフェース9を
プロセッサバス5に接続し、ハードウエアを小型化した
構成を示す。
【0045】ATMアダプテーション装置からフレーム
インターフェース9へのデータフレームの受渡しには、
例えば、プロセッサ1が組立て済みのバッファエリア6
iにフラグをたて、これを処理したフレームインターフ
ェース9がフラグを消し、プロセッサ1がフラグの消さ
れたバッファエリアを再利用するセマフォア方式を採用
すればよい。
【0046】図17は、ATMアダプテーション装置が
端末装置とATM回線との間の接続装置に適用された例
を示す。バッファ6をプロセッサバス5と端末装置側の
CPUバス10との間に接続し、組み立てられたフレー
ムをCPUでデータ処理する構成になっている。この構
成により、端末装置をATM回線に接続することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、宛先の異なる複数のデータフレームを1つの
CRC符号生成回路で処理し、各フレームのCRC符号
の生成と照合処理を行うことができる。また、組立バッ
ファへのセルデータ読み込み時に、これと並行してCR
C符号生成処理を実行することができ、データの伝送遅
延を軽減した高速の受信処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるATMアダプテーション装置の基
本構成を示す図。
【図2】ATMセルのフォーマットを示す図。
【図3】AALタイプ5のCPCS−PDUのフォーマ
ットを示す図。
【図4】プ本発明におけるCRC符号生成のための制御
手順を示すフローチャート。
【図5】CRC符号生成回路2の構成の一例を示すブロ
ック図。
【図6】CRC符号生成回路2の演算部23の論理(上
位ビット)の一例を示す図。
【図7】CRC符号生成回路2の演算部23の論理(下
位ビット)の一例を示す図。
【図8】CRC符号生成回路2の内部制御信号生成回路
28の構成の一例を示す図。
【図9】内部制御信号生成回路28のラッチ用クロック
信号生成部282の回路構成の一例を示す図。
【図10】内部制御信号生成回路28のデータアクノリ
ッジ信号生成部283の回路構成の一例を示す図。
【図11】CRC符号生成回路2へ初期値データを設定
する時の信号タイミング図。
【図12】CRC符号生成回路2へセルデータを読み込
む時の信号タイミング図。
【図13】CRC符号生成回路2へCRC符号生成対象
データを書き込む時の信号タイミング図。
【図14】CRC符号生成回路2からCRC値を読み出
す時の信号タイミング図。
【図15】ATMアダプテーション装置のネットワーク
間接続装置への適用例を示す図。
【図16】ATMアダプテーション装置のネットワーク
間接続装置への適用例を示す図。
【図17】ATMアダプテーション装置の端末装置への
適用例を示す図。
【符号の説明】
1…プロセッサ、2…巡回冗長検査符号生成回路、3…
ATMインターフェース、4…FIFOメモリ、5…プ
ロセッサバス、6…バッファメモリ、6a〜6n…宛先
毎のバッファエリア、61…組立中のCPCS−PD
U、62…組立中のCPCS−PDUのCRC符号、7
…ATMセル、71…ATMセルのヘッダ、72…AT
Mセルの情報フィールド、8…CPCS−PDU、81
…CPCS−PDUの情報フィールド、82…CPCS
−PDUのパッド、83…CPCS−PDUのトレイ
ラ、21…ラッチ、22…セレクタ、23…演算部、2
4…セレクタ、25…ラッチ、26…セレクタ、27…
出力制御回路、28…内部制御信号生成回路、F1…セ
ルヘッダ読み出し、F2…先頭セル判別、F3…CRC
符号生成回路初期化、F4…初期値書き込み、F5…デ
ータ読み出し、F6…生成CRC値読み出し。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳 純一郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 浜田 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 田中 克佳 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ATM網から受信したATMセルを一時蓄
    積するためのFIFOメモリと、上記FIFOメモリか
    ら取り出されたATMセルをフレームに組み立てるため
    のバッファメモリと、上記バッファメモリで組み立てら
    れたフレームのビット誤りを検査するための巡回冗長検
    査符号を生成するCRC符号生成回路と、ATMセルの
    転送を制御するためのプロセッサとをバスで相互接続
    し、上記プロセッサの制御動作によって、上記FIFO
    メモリから上記バッファメモリへのATMセルの読み出
    しの都度、上記CRC符号生成回路への初期値設定と、
    上記CRC符号生成回路へのセルデータの供給とを行う
    ことを特徴とするATMアダプテーション装置。
  2. 【請求項2】前記バッファメモリに組立て中のフレーム
    に対応して既生成済のCRC符号を記憶しておき、前記
    プロセッサが、前記FIFOメモリから取り出されたA
    TMがフレームの先頭セルの場合は初期化データ、先頭
    セル以外の場合は該セルの宛先と対応する既生成済のC
    RC符号を前記CRC符号生成回路に前記初期値として
    設定することを特徴とする請求項1に記載のATMアダ
    プテーション装置。
  3. 【請求項3】前記プロセッサが、前記FIFOメモリか
    ら前記バッファメモリにATMセルのヘッダ部を転送し
    た後に、前記CRC符号生成回路に前記初期値を設定
    し、上記バッファメモリに上記一ATMセルの情報フィ
    ールド部を転送する時、上記CRC符号生成回路に上記
    ATMセルの情報フィールド部を供給し、次のATMセ
    ルの取り出しに先だって、上記CRC符号生成回路生成
    されたCRC符号中間値を前記バッファメモリに記憶す
    ることを特徴とする請求項2に記載のATMアダプテー
    ション装置。
  4. 【請求項4】外部データバスを介してプロセッサからデ
    ータの供給を受けるCRC符号生成回路において、上記
    外部データバスから並列入力されたCRC演算対象デー
    タをデータ幅の小さい並列データに分割するためのセレ
    クタ手段と、CRC符号を生成するための内部演算回路
    と、既生成済のCRC符号を保持するためのラッチ手段
    と有し、上記内部演算回路が、上記ラッチ手段から供給
    される外部データのバス幅よりも大きいデータ幅をもつ
    既生成済のCRC符号と、上記セレクタ手段から順次に
    供給されるデータ幅の小さいCRC演算対象データとに
    よってCRC符号を演算することを特徴とするCRC符
    号生成回路。
  5. 【請求項5】初期値として入力されたデータを保持する
    第1のラッチ部と、入力データを上位データと下位デー
    タとに切り替える第1のセレクタ部と、第1のセレクタ
    部からのデータと第2のラッチ部からの帰還データとを
    入力とする演算部と、初期値として入力されたデータと
    演算部からの出力データとを切り替える第2のセレクタ
    部と、第2のセレクタ部からの出力データを保持する第
    2のラッチ部と、第2のラッチ部からの出力データを上
    位のデータと下位のデータとに切り替える第3のセレク
    タ部と、第3のセレクタ部の出力データの回路外部への
    出力を制御する出力制御回路部と、回路内部で使用され
    るラッチ用クロック信号とセレクト信号を生成する内部
    制御信号生成回路部とを備えたことを特徴とするCRC
    符号生成回路。
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