JPH07183865A - メディア識別によるデータ圧縮伝送方式 - Google Patents

メディア識別によるデータ圧縮伝送方式

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JPH07183865A
JPH07183865A JP32438493A JP32438493A JPH07183865A JP H07183865 A JPH07183865 A JP H07183865A JP 32438493 A JP32438493 A JP 32438493A JP 32438493 A JP32438493 A JP 32438493A JP H07183865 A JPH07183865 A JP H07183865A
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JP
Japan
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interface
media
tdm
pbx
data
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Application number
JP32438493A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Shimokasa
清 下笠
Kenichi Narita
健一 成田
Keiichi Edahiro
圭一 枝広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 端末のメディアに応じた圧縮方法を選択し、
メディア対応して高速ディジタル専用線への多重化フォ
ーマット処理を行うことで、伝送効率のよいマルチメデ
ィア多重化装置を提供することを目的とする。 【構成】 高速ディジタル専用線に接続されるマルチメ
ディア多重化装置において、多重化するデータの内容に
応じて最も効率の良い圧縮方法を選択することによっ
て、多重化効率を上げるために、ISDNインタフェー
ス回路とそのDチャネルプロトコルを解釈する回路又は
TTC2Mインタフェース又はアナログ4Wインタフェ
ース回路とその選択信号を解釈する回路、及び回線の多
重化(帯域割当て)を自由に変更できる機能と、音声を
圧縮する回路を複数の方式を備えることによって通話状
態に合わせて高速ディジタル専用線を効率良く使用す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マルチメディア多重
化装置の通話路設定時におけるメディア識別によるデー
タ圧縮伝送方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来方式によるマルチメディア
多重化装置を用いたネットワークの構成例を示した図で
ある。図において1a、1bはマルチメディア多重化装
置(以下TDMと称す)、2はマルチメディア多重化装
置を接続する高速ディジタル専用線であり、3a、3b
は各々PBX(Private Branch Exc
hanger)を表わす。また4a、4bはFAX装置
を、5a、5bは電話器を、6a、6bはデータ端末を
示し、7a、7bはデータ端末と、PBXを接続する構
内モデムを表わす。さらに、9a、9bはPBX−TD
Mインタフェース線を、10a、10bは各々PBX3
a、3bとのインタフェース制御回路を、11a、11
bは高速ディジタル専用線2への多重インタフェース回
路を、また12a、12bはメディア対応に複数存在す
るデータ圧縮伸張回路である。尚、13はPBXとTD
Mの間のインタフェースフォーマット例、14は高速デ
ィジタル専用線2上での多重化フォーマット例を示した
ものである。
【0003】次に動作について、図4に基づいて説明す
る。PBX3aが、これに接続された端末(FAX装置
4a、電話器5a、データ端末6a)からの発呼を受付
け、TDM1a、TDM1bを経由してPBX3bに通
話路設定を行う場合を想定する。まず、PBX3aとT
DM1aの間のインタフェース線9aのチャネル数をメ
ディア種類毎にあらかじめ設定しておく。更にTDMの
設定値として、TDM1aとTDM1b間におけるチャ
ネルに対応した通話路も予め設定しておく。すなわち、
PBXとTDM間で使用するチャネル、及びTDM1a
とTDM1b間のチャネルをいずれも予め固定的に設定
しておく。その結果、利用者からはPBX3aとPBX
3b間において、予めメディア種類毎に必要な通話路
(チャネル数)が設定され、あたかもPBX3aと3b
が直接接続されているかのようにみえる。ここで、音声
1チャネルに必要な通話路(帯域)は64kbpsであ
るため、TDM1aとTDM1b間の専用線上に設定さ
れる通話路は64kbps×チャネル数となる。専用線
の利用料金は、回線速度(使用する帯域)に応じて高く
なるため、低い回線速度に、如何にして多くのデータを
多重化して転送するかという課題解決が重要となる。こ
の場合、音声1チャネル64kbpsは、使用目的に応
じて、例えば、FAX装置用データの場合は32kbp
s、電話であれば16kbpsなどの圧縮処理で対応が
可能となるため、PBX3aとTDM1a間およびPB
X3bとTDM1b間で使用するチャネルの使用目的を
予め一義的に決め、PBX−TDM間のインタフェース
フォーマット例13のように、電話用、FAX装置用、
データ通信用と使用目的対応に予め多重スロット位置を
設定しておき、TDM1aとTDM1b間でそれぞれの
チャネル(スロット位置)に応じた圧縮伸張方式を用い
ることによって、データ圧縮処理を行い、高速ディジタ
ル回線へ送出することによって、高速ディジタル専用線
2上で使用する帯域幅の狭小化を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
多重化装置(TDM)は、以上のように構成されていた
ので、使用端末(メディア)対応にPBX−TDM間の
チャネルが予め固定的に設定されており、しかもチャネ
ル対応でのデータ圧縮処理しか行うことができなかった
ため、回線上における帯域の狭小化には限度があった。
また、PBX−TDM−TDM−PBX間の通話路も固
定的に設定されるため、実際に通話状態になくとも常時
チャネルを確保しておく必要が有った。そのために、使
用端末、即ちメディア毎に使用する最大チャネル数分を
PBX−TDM−TDM−PBX間を通じて予め設定し
ておかなければならず、複数の端末が混在して用いら
れ、特にその使用状態に偏りがある場合においては高速
ディジタル専用線の伝送効率に無駄が生じるという問題
点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、TDMにおいて端末の通話路
を設定する際に、端末の使用目的毎にTDMでメディア
識別を行ない、メディアに応じた最適の圧縮伸張方法を
選択し、さらに、高速ディジタル専用線への多重化フォ
ーマット処理をメディア対応に自由に変更可能とするこ
とにより、高速ディジタル専用線における伝送効率の良
いマルチメディア多重化装置を得ることを目的としたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメディア
識別によるデータ圧縮伝送方式は、TDMにおいてPB
XとのインタフェースとしてISDNインタフェースを
有しISDNチャネルプロトコルを備えることにより、
端末(PBX)からの通話路設定要求(発呼)を解釈し
その使用目的を判別するメディア識別手段と、複数の圧
縮伸張方式から成るデータ圧縮伸張手段と、高速ディジ
タル専用線への多重化インタフェース手段を設けるよう
にしたものである。また、この発明に係るメディア識別
によるデータ圧縮伝送方式は、TDMにおいてPBXと
のインタフェースとして、TTC2Mインタフェース回
路及び該インタフェースに基づく選択信号(ダイヤルパ
ルス方式、PB方式)解釈手段を備え、PBXでの番号
体系はメディアに応じた番号体系とし、さらに複数の圧
縮伸張方式から成るデータ圧縮伸張手段と、高速ディジ
タル専用線への多重化インタフェース手段を設けるよう
にしたものである。さらに、この発明に係るメディア識
別によるデータ圧縮伝送方式は、TDMにおいてPBX
とのインタフェースとして、アナログ4Wインタフェー
ス回路及び該インタフェースに基づいて選択信号(ダイ
ヤルパルス方式、PB方式)解釈手段を備え、PBXで
の番号体系をメディアに応じた番号体系とし、さらに複
数の圧縮伸張方式から成るデータ圧縮伸張手段と、高速
ディジタル専用線への多重化インタフェース手段を設け
るようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明におけるメディア識別によるデータ圧
縮伝送方式は、TDMとPBXの間のインタフェースを
ISDNとし、端末(PBX)からの通話路設定要求
(発呼)時にISDNのDチャネルプロトコル手順に従
って、使用目的(メディア)に応じたメディア識別情報
を付加するようにしたので、発呼メッセージを受けたT
DM側でメディア種別を容易に識別することができる。
また、TDMにデータを圧縮伸張する複数の方式の処理
回路を備え、ISDNのチャネルプロトコルによって得
られた端末のメディア種別に最適な圧縮伸張方式を選択
するようにし、且つ高速ディジタル専用線への多重化フ
ォーマットを自由に変更できるようにしたので、通話
(メディアの使用)状態に依存することなく伝送効率の
良い回線設定、即ち高速ディジタル専用線での多重化処
理が可能になる。
【0008】また、この発明においては、TDMとPB
Xの間のインタフェースをTTC2Mインタフェースと
し、端末(PBX)からの通話路設定要求(発呼)時の
着信番号(相手電話番号)情報を選択信号により得るこ
とができるようにした。さらに、PBXでの番号体系を
メディアに応じた番号体系とすることにより、選択信号
から得られた着信番号に基づいてメディア識別を行なう
様にし、メディアに最適なデータ圧縮伸張回路を選択す
る構成とし、且つ高速ディジタル専用線での多重化フォ
ーマットを自由に変更できる様にしたので、通話(メデ
ィアの使用)状態に依存することなく高速ディジタル専
用線を効率良く使用できる。
【0009】また、この発明においては、TDMとPB
Xの間のインタフェースをアナログ4Wインタフェース
とし、端末(BPX)からの通話路設定要求(発呼)時
の着信番号(相手電話番号)情報を選択信号により得る
ことができるようにした。さらに、PBXでの番号体系
をメディアに応じた番号体系とすることにより、選択信
号によって得られた着信番号からメディアを識別し、メ
ディアに最適なデータ圧縮伸張回路を選択する構成と
し、また高速ディジタル専用線への多重化を自由に変更
できる様にしたので、高速ディジタル専用線を通話(メ
ディアの使用)状態に依存することなく効率良く使用で
きる。
【0010】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1について説
明する。図において1a、1bはマルチメディア多重化
装置(以下TDMと称す)、21a、21bはPBX−
TDMインタフェースとしてのISDNインタフェース
線、22a、22bはPBX3a、3bとのインタフェ
ースであるISDNインタフェースおよびそのDチャネ
ルプロトコル制御回路、23a、23bは高速ディジタ
ル専用線上で多重化されるフォーマットを自由に変更す
るための多重化インタフェース回路、12a、12bは
メディア対応に存在するデータ圧縮伸張回路である。ま
た、24はPBXとTDMの間のインタフェースフォー
マット例、25はTDM1aとTDM1bを結ぶ高速デ
ィジタル専用線2上での多重化インタフェースフォーマ
ット例である。尚、上記従来方式と同一番号を付与した
ものは相当箇所、または相当機能に対応することを示
す。
【0011】次に動作について説明する。PBX3aが
これに接続された、FAX装置4a、電話器5a、デー
タ端末6a等の端末からの発呼を受付け、TDM1a、
1bを経由してPBX3bに通話路設定を行う場合につ
いて考える。PBX3aとTDX1aの間のインタフェ
ース21aがISDNインタフェースの場合において
は、Dチャネルプロトコル手順における発呼動作とし
て、インタフェースフォーマット24を使ってメッセー
ジの受け渡しを行うよう決められている。ここで、IS
DNのチャネルプロトコルとは、CCITT(THE
INTERNATIONAL TELEGRAPH A
ND TELEPHONE CONSULTATIVE
COMMITTEE)サービス総合ディジタル網(I
SDN)のIシリーズとして規格化されており、国内で
はTTC標準のISDNユーザ・網インタフェースとし
て規格化されたものである。
【0012】まず、発呼起動元であるPBX3aは、P
BX−TDMのインタフェースフォーマット24を構成
するスロットに発呼メッセージを送出する。この発呼メ
ッセージには、インタフェースフォーマット24におい
てB1からB23として図示されている使用スロット位
置と接続すべき相手の番号(着信番号)及び使用目的、
即ち通話データの種類を示すメディア種別がセットされ
る。ここで使用スロットの位置は、PBX3aによって
現在未使用である空きスロット位置情報に基づいて選択
指定される。また、発呼メッセージ中の着信番号として
は、PBX3aに接続されたFAX装置4a、電話器5
a、データ端末6a等の端末から発信された相手先ダイ
ヤル番号情報がPBX3aによってセットされ、さら
に、発呼メッセージ中の使用目的、即ち通話メディア種
別として、PBX3aに接続された端末の識別情報がセ
ットされる。従来の方式では、TDMにおいてDチャネ
ルプロトコルを用いて転送されるメッセージ中の通話メ
ディア識別情報を解析することなく、複数の固定スロッ
ト対応に予め構成されているチャネル毎に圧縮伸張方式
を一義的に決めていたので、チャネルを構成するスロッ
ト対応にメディア種別を識別することができず、従って
メディアに応じたきめの細かい圧縮伸張処理をすること
ができなかった。本実施例においては、PBX3aから
の発呼メッセージを、TDM1aのISDNインタフェ
ース回路22aでPBX−TDMインタフェースフォー
マット24中のスロットにあるDチャネルから抽出す
る。TDM1aは、抽出した発呼メッセージ中の使用ス
ロットとメディア種別から、そのスロット内に格納され
ているデータ(64kbps)を取り出し、音声、3.
1kオーディオ、非制限ディジタルデータ等のメディア
種別に応じて32KADPCM、16KLDCELPな
どの複数の方式より成るデータ圧縮伸張回路12aを使
って圧縮処理を行なう。このメディア対応に異なった圧
縮処理方式で圧縮されたデータは、高速ディジタル専用
線多重インタフェース回路23aに渡される。高速ディ
ジタル専用線多重インタフェース回路23aは、未使用
のスロットすなわち通話中でないスロットを見つけ出し
適切な速度でデータを設定する。これによって例えば、
電話の音声は16kに圧縮、FAXデータは32kに圧
縮する場合、最大の使用チャネル数を電話10チャネ
ル、FAX装置10チャネルとするシステムでは、従来
高速ディジタル専用線の容量として、480kbps
(16k×10+32k×10)必要であったが、通話
状態に応じてメディアを識別し、回線設定を行うので、
高速ディジタル専用線の容量が320kbpsであって
も、ある場合には、電話10チャネルとFAX5チャネ
ルが同時に使用でき、またある場合には電話6チャネル
とFAX7チャネルが同時に使用でき、またある時は、
FAXばかり10チャネルが使用できるようになる。
【0013】一方、着側のTDM1bでは、高速ディジ
タル専用線多重化インタフェース回路23bによってT
DM−TDMインタフェースフォーマット25中のスロ
ットに格納されているデータを抽出し、メディア識別情
報に基づいてTDM1aと同じ圧縮伸張方式を具備した
圧縮伸張回路12bに渡す。圧縮伸張回路12bは圧縮
されたデータを伸張処理によって圧縮前のオリジナルデ
ータの持つデータ密度(64kbps)に復元する。さ
らに、TDM1bは、この64kbpsのデータをIS
DNインタフェース制御回路22bに渡し、ISDNイ
ンタフェース制御回路22bは、PBX−TDMインタ
フェースフォーマット24上に空きスロットを割り当て
Dチャネルの発呼メッセージを送出する。
【0014】実施例2.実施例1では、PBXとTDM
の間のインタフェースをISDNインタフェースとして
実現したが、ISDNインタフェースの代わりに、TT
C2Mインタフェースを用いてもよく、次にその実施例
を示す。
【0015】図2において、1a、1bはマルチメディ
ア多重化装置(以下TDMと称す)、9a、9bはPB
X−TDMインタフェースとしてのTTC2Mインタフ
ェース線、26a、26bはPBX3a、3bとのイン
タフェースであるTTC2Mインタフェースおよび選択
信号(ダイヤルパルス方式、PB方式)の解釈機能を備
えたTTC2Mインタフェース回路、23a、23bは
高速ディジタル専用線上で多重化されるフォーマットを
自由に変更するための多重化インタフェース回路、12
a、12bはメディア対応に存在するデータ圧縮伸張回
路である。 また13はPBXとTDMとの間のインタ
フェースフォーマット例である。尚、上記従来方式と同
一番号を付与したものは、相当箇所、又は相当機能に対
応することを示す。
【0016】次に動作について説明する。PBX3a
が、これに接続されたFAX装置4a、電話器5a、デ
ータ端末6a等の端末からの発呼を受付け、TDM1
a、1bを経由してPBX3bに通話設定を行う場合に
ついて考える。PBX3aとTDM1aの間のインタフ
ェース線9aがTTC2Mインタフェースの場合におい
ては、TTC規格に従って、PBX3aが発呼の際に使
用するスロットを決定し、そのスロットに対応する選択
信号を変化させ、さらに接続すべき相手の番号(着信番
号)を選択信号を使ってTDM1aに向けて送出する。
TDM1a上に構成されたTTC2Mインタフェース回
路26aは、上記選択信号を認識する。TTC規格では
このTTC2Mインタフェースとして、タイムスロット
0を選択信号とし、タイムスロット1〜15を音声チャ
ネル1〜15、タイムスロット17〜31を音声チャネ
ル16〜30と定義しており、さらに、タイムスロット
0のなかの各ビットが各音声チャネルの選択信号となっ
ている。この選択信号を変化させることが発呼動作に対
応し、さらに着信番号の数だけ選択信号を変化させるこ
とによって、PBXからTDMに発呼及び着信番号を伝
えることができる。このような選択信号の認識は、従来
からPBXなどで実現されており同様の回路構成はTD
Mでも容易に実現できる。ここで、PBX3aと3bの
番号体系をメディアに応じた番号体系、例えば、FAX
ならば14−***、電話は17−***というように
着信番号が異なるように体系付けることにより、この番
号体系に基づいた番号とメディア種別の対応表を、TT
C2Mインタフェース回路26aに保持する(メモリ上
にセットするなど)ことにより、選択信号によって得ら
れた着信番号からメディアを識別することができる。
【0017】次に、使用スロット内のデータを、音声、
3.1kオーディオ、非制限ディジタルデータ等のメデ
ィア種別に対応して異なった圧縮伸張方式(32KAD
PCM、16KLDCELPなど)を有する圧縮伸張回
路12aを使って、圧縮処理を行なう。この圧縮された
データは、高速ディジタル専用線への多重化インタフェ
ース回路23aに渡され、ここで未使用のスロット、す
なわち通話中でない空スロットを見つけ出し適切な速度
でデータを設定する。これによって、実施例1と同様
に、TDM1aとTDM1b間の通話路を固定的に設定
することなく、発呼の度に選択信号の変化によってメデ
ィア種別が認識され、そのメディアに応じた圧縮伸張回
路12aが選択され、圧縮されたデータで高速ディジタ
ル専用線2上に多重化することができる。
【0018】実施例.なお、上記実施例では、PBXと
TDMの間のインタフェースをTTC2Mインタフェー
スとで実現したが、アナログ4Wインタフェースとして
もよく、次にその実施例を示す。
【0019】図3において、1a、1bはマルチメディ
ア多重化装置(以下TDMと称す)、27a、27bは
PBX−TDMインタフェースとしてのアナログ4Wイ
ンタフェース線、28a、28bはPBX3a、PBX
3bとのインタフェースであるアナログ4Wインタフェ
ースおよび選択信号(ダイヤルパルス方式、PB方式)
の解釈機能を備えたアナログ4Wインタフェース回路、
23a、23bは高速ディジタル専用線上で多重化され
るフォーマットを自由に変更するための多重化インタフ
ェース回路、12a、12bはメディア対応に存在する
複数のデータ圧縮伸張回路、また29はPBXとTDM
の間のインタフェースの詳細例である。尚、上記従来方
式と同一番号を付与したものは、相当箇所、又は相当機
能に対応することを示す。
【0020】次に動作について説明する。PBX3a
が、これに接続されたFAX装置4a、電話器5a、デ
ータ端末6a等の端末からの発呼を受付け、TDM1
a、1bを経由してPBX3bに通話路設定を行う場合
について考える。PBX3aからTDM1aの間のイン
タフェース27aがアナログ4Wインタフェースの場合
においては、TTC規格に従って、PBX3aが、発呼
の際にその選択信号を変化させ、さらに接続すべき相手
の番号(着信番号)を選択信号を使って送出する。この
選択信号をTDM1a上に構成されたアナログ4Wイン
タフェース回路28aが認識する。TTC規格では、こ
のアナログ4Wインタフェースとして、送信用音声信号
線、受信用音声信号線、送信用選択信号線、受信用選択
信号線が1つのチャネルに1セット定義されている。通
常は、PBX−TDM間に複数の音声チャネルを設ける
ので、チャネル数だけアナログ4Wインタフェースを持
つことになる。PBX3aは、各アナログに対応する選
択信号を変化させることによって、発呼とし、さらに着
信番号の数だけ選択信号を変化させることによって、P
BXからTDMに発呼と着信番号を伝えることができ
る。このような選択信号の認識は、従来からPBXなど
で実現されており同様の回路構成によりTDMでも容易
に実現できる。ここで、PBX3aとBPX3bの番号
体系をメディアに応じた番号体系、例えば、FAXなら
ば14−***、電話は17−***というように着信
番号が異なるように体系付けることにより、この番号体
系に基づいた番号とメディア種別の対応表を、アナログ
4Wインタフェース回路28aに保持する(メモリ上に
セットするなど)ことにより、選択信号によって得られ
た着信番号からメディアを識別することができる。
【0021】次に、受信データを着信番号体系に基づい
て識別された音声、3.1kオーディオ、非制限ディジ
タルデータ等のメディア識別情報に従って、各々異なっ
た圧縮伸張処理方式(32KADPCM、16KLDC
ELPなど)を有する圧縮伸張回路12aへ転送し圧縮
処理を行う。ここで圧縮処理されたデータは、高速ディ
ジタル専用線の多重化インタフェース回路23aに送ら
れ、ここで未使用のスロット、すなわち通話中でない空
スロットを見つけ出し適切な速度でデータを設定する。
これによって、実施例1と同様に、TDM1aとTDM
1b間の通話路を固定的に設定することなく、発呼の度
に選択信号の変化によってメディア種別が認識され、そ
のメディアに応じた圧縮伸張回路12aが選択され、圧
縮されたデータで高速ディジタル専用線2上に多重化す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、マル
チメディア多重化装置において通話路設定時に通話路設
定を要求した端末のメディア種別を認識し、メディアに
応じて圧縮方法を選択するようにした。更に、圧縮した
データ速度で高速ディジタル専用線上において多重化す
るように構成したので、各使用端末によって異なるメデ
ィア対応に必要な最大チャネル数をPBX−TDM−T
DM−PBX間に予め設定しておく必要がなくなり、メ
ディアの異なる端末を混在して使用する場合において、
高速ディジタル専用線での多重化伝送による帯域の狭小
化、すなわち回線の伝送効率を向上させることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるマルチメディア
多重化装置の構成図である。
【図2】この発明の第2の実施例によるマルチメディア
多重化装置の構成図である。
【図3】この発明の第3の実施例によるマルチメディア
多重化装置の構成図である。
【図4】従来のマルチメディア多重化装置を示す構成図
である。
【符号の説明】
1a、1b マルチメディア多重化装置 2 高速ディジタル専用線 3a、3b PBX 9a、9b PBX−TDM間のTTC2Mインタフェ
ース線 12a、12b データ圧縮伸張回路 13 PBXとTDMの間のTTC2Mインタフェース
フォーマット例 21a、21b PBX−TDM間のISDNインタフ
ェース線 22a、22b ISDNインタフェースおよびそのD
chプロトコル制御回路 23a、23b 多重化インタフェース回路 24 PBXとTDMの間のインタフェースフォーマッ
ト例 25 高速ディジタル専用線上での多重化インタフェー
スフォーマット例 26a、26b TTC2Mインタフェース回路 27a、27b アナログ4Wインタフェース線 28a、28b アナログ4Wインタフェース回路 29 PBXとTDMの間のインタフェースの詳細例
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 8843−5K 11/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速回線接続されたマルチメディア多重
    化装置において、 前記マルチメディア多重化装置は、ISDNインタフェ
    ースを構成するプロトコルメッセージ解釈手段を含んで
    なるISDNインタフェース制御手段と、 前記メッセージ解釈手段の結果得られたメディア情報に
    基づいて、データを圧縮、または伸張するためのデータ
    圧縮伸張手段と、 高速回線上でのインタフェースフォーマットをメディア
    種類に応じて多重化処理する手段を備えたことを特徴と
    するメディア識別によるデータ圧縮伝送方式。
  2. 【請求項2】 高速回線接続されたマルチメディア多重
    化装置において、 前記マルチメディア多重化装置は、交換機インタフェー
    スとしてのTTC2Mインタフェース信号解釈手段を含
    んでなるTTC2Mインタフェース制御手段と、 前記インタフェース信号解釈の結果得られたメディア情
    報に基づいてデータを圧縮、または伸張するためのデー
    タ圧縮伸張手段と、 高速回線上でのインタフェースフォーマットをメディア
    種類に応じて多重化処理する手段を備えたことを特徴と
    するメディア識別によるデータ圧縮伝送方式。
  3. 【請求項3】 高速回線接続されたマルチメディア多重
    化装置において、 前記マルチメディア多重化装置は、交換機インタフェー
    スとしてのアナログ4Wインタフェース信号解釈手段を
    含んでなるアナログ4Wインタフェース制御手段と、 前記インタフェース信号解釈の結果得られたメディア情
    報に基づいて、データを圧縮または伸張するためのデー
    タ圧縮伸張手段と、 高速回線上でのインタフェースフォーマットをメディア
    種類に応じて多重化処理する手段を備えたことを特徴と
    するメディア識別によるデータ圧縮伝送方式。
  4. 【請求項4】 交換機インタフェースとして、番号体系
    をメディアに応じた番号体系としたことを特徴とする請
    求項第2項記載のメディア識別によるデータ圧縮伝送方
    式。
  5. 【請求項5】 交換機インタフェースとして、番号体系
    をメディアに応じた番号体系としたことを特徴とする請
    求項第3項記載のメディア識別によるデータ圧縮伝送方
    式。
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